JP2021115703A - 液体噴射ヘッド、液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】液体噴射ヘッドの噴射性能のばらつきを低減する。【解決手段】液体を噴射するノズル開口21に連通する流路16が設けられ、流路を構成する複数のシリコン基板10,15が接着剤を介さず接合し、複数のシリコン基板の接合面及び接合面から流路の内壁表面まで連続する、シリコン基板より液体に溶解しにくい第1保護膜200が設蹴られている。【選択図】図3
Description
本発明は、液体噴射ヘッド、液体噴射装置に関する。
従来、液体噴射ヘッドとしてのインクジェット式記録ヘッドにおいて、複数の基板を積層することによって、液体としてのインクの流路を構成したものが知られている。このようなインクジェット式記録ヘッドでは、特許文献1に示すように、基板同士を接着剤で接合してから、流路の内面と基板同士間の接着剤とにわたって連続する保護膜を形成した構成が知られている。これにより、基板同士間の接着剤をインクから保護することができる。
しかしながら、接着剤による接合を減らしたいという要望がある。このような要望の理由の1つとして、例えば、基板と接着剤との線膨張率の差異に起因して信頼性を向上させることが困難であることが挙げられる。
液体噴射ヘッドは、液体を噴射するノズル開口に連通する流路が設けられ、前記流路を構成する複数のシリコン基板が接着剤を介さず接合し、前記複数のシリコン基板の接合面及び前記接合面から前記流路の内壁表面まで連続する、前記シリコン基板より前記液体に溶解しにくい第1保護膜が設けられていることを特徴とする。
液体噴射装置は、上記の液体噴射ヘッドを備えることを特徴とする。
1.実施形態1
インクジェット式の記録ヘッドIを例に実施形態について説明する。なお、記録ヘッドIは、液体噴射ヘッドの一例である。記録ヘッドIは、液体の一例であるインクを噴射可能である。
インクジェット式の記録ヘッドIを例に実施形態について説明する。なお、記録ヘッドIは、液体噴射ヘッドの一例である。記録ヘッドIは、液体の一例であるインクを噴射可能である。
図1は、実施形態1に係る記録ヘッドの分解斜視図であり、図2は記録ヘッドをA−A線で切断したときの断面図であり、図3は、記録ヘッドの要部を拡大した断面図である。なお、図2では、記録ヘッドIをY軸に沿ったA−A線で切断したときの断面を示す。図3では、図2の要部を拡大した断面を示す。
図示するように、本実施形態の記録ヘッドIは、ヘッド本体11、ケース部材40等の複数の部材を備え、これら複数の部材が接合されている。本実施形態では、ヘッド本体11は、流路形成基板10と、連通板15と、ノズルプレート20と、保護基板30と、コンプライアンス基板45と、を備える。本実施形態では、流路形成基板10、連通板15、ノズルプレート20及び保護基板30をシリコン単結晶基板などのシリコン基板で形成した。すなわち、本実施形態では、ノズル開口21に連通する流路220が形成されて、接着剤を介さず接合された複数のシリコン基板とは、流路形成基板10、連通板15、ノズルプレート20及び保護基板30のことである。
ヘッド本体11を構成する流路形成基板10は、本実施形態では、シリコン単結晶基板などのシリコン基板からなる。この流路形成基板10には、複数の圧力発生室12が同じ色のインクを吐出する複数のノズル開口21が並設される方向に沿って並設されている。以降、この方向を圧力発生室12の並設方向、又は第1の方向Xと称する。また、流路形成基板10には、圧力発生室12が第1の方向Xに並設された列が複数列、本実施形態では、2列設けられている。この圧力発生室12が第1の方向Xに沿って形成された圧力発生室12の列が複数列設された列設方向を、以降、第2の方向Yと称する。
また、流路形成基板10の一方面側には、連通板15が接着剤を介さずに接合されている。流路形成基板10の一方面側とは後述する振動板50が設けられた面とは反対側のことである。つまり、流路形成基板10と連通板15とは、樹脂を介さずに接合されている。また、流路形成基板10及び連通板15には、それぞれ第1保護膜200が設けられている。流路形成基板10と連通板15とは、接着剤を介さずに第1保護膜200同士が接合されている。第1保護膜200は、流路形成基板10と連通板15とが接合された状態で、これら複数のシリコン基板の接合面210及び接合面210から流路220の内壁表面まで連続する。なお、流路220は、導入路44、マニホールド100、インク供給路19、圧力発生室12、ノズル連通路16、及びノズル開口21によって構成される一連した空間である。なお、第1保護膜200は、シリコン基板よりもインクに溶解しにくい材料で構成される。
連通板15には、各圧力発生室12に連通する複数のノズル開口21が穿設されたノズルプレート20が接着剤を介さずに接合されている。つまり、連通板15とノズルプレート20とは、樹脂を介さずに接合されている。また、ノズルプレート20にも、連通板15と同様に第1保護膜200が設けられている。連通板15とノズルプレート20とは、接着剤を介さずに第1保護膜200同士が接合されている。第1保護膜200は、連通板15とノズルプレート20とが接合された状態で、これら複数のシリコン基板の接合面211及び接合面211から流路220の内壁表面まで連続する。
連通板15には、圧力発生室12とノズル開口21とを繋ぐノズル連通路16が設けられている。連通板15は、流路形成基板10よりも大きな面積を有し、ノズルプレート20は流路形成基板10よりも小さい面積を有する。このようにノズルプレート20の面積を比較的小さくすることでコストの削減を図ることができる。なお、本実施形態では、ノズルプレート20のノズル開口21が開口して、インク滴が吐出される面を液体噴射面20aと称する。
また、連通板15には、マニホールド100の一部を構成する第1マニホールド部17と、第2マニホールド部18とが設けられている。
第1マニホールド部17は、連通板15を厚さ方向に貫通して設けられている。連通板15の厚さ方向とは連通板15と流路形成基板10の積層方向のことである。
また、第2マニホールド部18は、連通板15を厚さ方向に貫通することなく、連通板15の液体噴射面20a側に開口して設けられている。
さらに、連通板15には、圧力発生室12の第2の方向Yの一端部に連通するインク供給路19が、各圧力発生室12毎に独立して設けられている。このインク供給路19は、第2マニホールド部18と圧力発生室12とを連通する。
このような連通板15としては、流路形成基板10と線膨張係数が同等の材料が好ましい。つまり、連通板15として流路形成基板10と線膨張係数が大きく異なる材料を用いた場合、加熱や冷却されることで、流路形成基板10と連通板15との線膨張係数の違いにより反りが生じてしまう。本実施形態では、連通板15として流路形成基板10と同じ材料、すなわち、シリコン単結晶基板などのシリコン基板を用いることで、熱による反りを抑制することができる。
また、ノズルプレート20は、シリコン単結晶基板などのシリコン基板で形成されている。これにより、ノズルプレート20と連通板15との線膨張係数を同等として、加熱や冷却されることによる反りの発生を抑制することができる。
ノズルプレート20には、ノズル開口21が第1の方向Xに並設された列が、第2の方向Yに複数列、本実施形態では、2列形成されている。各ノズル開口21は、ドライエッチングによって形成され、内径が異なる連続する2つの円筒状の空部から構成されている。内径が異なる連続する2つの円筒状の空部は、ノズルプレート20の液体噴射面20aから連通板15に向かう方向に第1円筒部22と第2円筒部23とで構成される。ノズル開口21は、ノズルプレート20の液体噴射面20a側に位置する第1円筒部22と、第1円筒部22の連通板15側に位置する第2円筒部23とで構成される。第2円筒部23の内径は、第1円筒部22の内径よりも大きい。ノズル開口21の構成は、例示したものには限られず、例えば、内径が一定な円筒部であるストレート部の空部だけで構成されたり、ストレート部と液体噴射面20a側から圧力発生室12側に向けて内径が次第に拡大するテーパー形状の空部を持つテーパー部とから構成されたり、テーパー部のみの空部から構成されたりしていてもよい。ストレート部の形状は円筒形状だけでなく、楕円柱、多角柱、星形多角柱などストレートの柱状形状を持つものでもよい。
また、ノズルプレート20の液体噴射面20aには、撥液性を有する撥液膜24が設けられている。
撥液膜24は、インクに対して撥水性を有するものであれば特に限定されず、例えば、フッ素系高分子を含む金属膜や、撥液性を有する金属アルコキシドの分子膜などを用いることができる。
なお、フッ素系高分子を含む金属膜からなる撥液膜24は、例えば、ノズルプレート20の液体噴射面20aに直接、共析メッキを施すことにより形成することができる。
また、撥液膜24として金属アルコキシドの分子膜を用いる場合には、例えば、ノズルプレート20側にプラズマ重合膜であるPPSi(Plasma Polymerization Silicone)膜からなる下地膜を設けることで、分子膜からなる撥液膜とノズルプレート20との密着性を向上することができる。プラズマ重合膜からなる下地膜は、例えば、シリコーンをアルゴンプラズマガスにより重合させて形成することができる。また、分子膜からなる撥液膜24は、例えば、撥液性を有する金属アルコキシドの分子膜を成膜し、その後、乾燥処理、アニール処理等を行うことで、撥液膜でありSCA(silane coupling agent)膜とすることができる。ちなみに、撥液膜24として、金属アルコキシドの分子膜を用いた場合には、下地層を設けたとしても、共析メッキにより形成したフッ素系高分子を含む金属膜からなる撥液膜よりも薄く形成できると共に、液体噴射面20aをクリーニングする際にワイピングによって液体噴射面20aが拭かれることによっても撥液性が劣化しない「耐擦性」、及び撥液性を向上できるという利点を有する。勿論、「耐擦性」、「撥液性」は劣るが、フッ素系高分子を含む金属膜からなる撥液膜24を用いることもできる。
一方、流路形成基板10の他方面側である流路形成基板10の連通板15とは反対面側には、振動板50が形成されている。本実施形態に係る振動板50は、流路形成基板10上に形成された弾性膜51と、弾性膜51上に形成された絶縁体膜52とで構成されている。なお、圧力発生室12は、流路形成基板10を一方面から異方性エッチングすることにより形成されており、圧力発生室12の他方面は、振動板50の弾性膜51で構成されている。
振動板50上には、本実施形態の圧力発生手段として、第1電極60と圧電体層70と第2電極80とからなる圧電アクチュエーター300が設けられている。ここで、圧電アクチュエーター300は、第1電極60、圧電体層70及び第2電極80を含む部分をいう。一般的には、圧電アクチュエーター300の何れか一方の電極を共通電極とし、他方の電極及び圧電体層70を各圧力発生室12毎にパターニングして構成する。そして、ここではパターニングされた何れか一方の電極及び圧電体層70から構成され、両電極への電圧の印加により圧電歪みが生じる部分を圧電体能動部という。本実施形態では、第1電極60を圧電アクチュエーター300の共通電極とし、第2電極80を圧電アクチュエーター300の個別電極としているが、駆動回路120や配線の都合でこれを逆にしても支障はない。なお、上述した例では、振動板50が弾性膜51及び絶縁体膜52で構成されたものを例示したが、勿論これに限定されるものではなく、例えば、振動板50として弾性膜51及び絶縁体膜52の何れか一方を設けたものであってもよく、また、振動板50として弾性膜51及び絶縁体膜52を設けずに、第1電極60のみが振動板として作用するようにしてもよい。また、圧電アクチュエーター300自体が実質的に振動板を兼ねるようにしてもよい。ただし、流路形成基板10上に直接第1電極60を設ける場合には、第1電極60とインクとが導通しないように第1電極60を絶縁性の膜で保護する必要がある。
圧電体層70は、第1電極60上に形成される分極構造を有する酸化物の圧電材料からなり、例えば、一般式ABO3で示されるペロブスカイト型酸化物からなることができ、チタン酸ジルコン酸鉛(Pb(Zr,Ti)O3:PZT)の場合は、Aサイトは鉛を含み、Bサイトは、ジルコニウムおよびチタンを含む。ニオブ酸チタン酸ジルコン酸鉛(Pb(Zr,Ti,Nb)O3:PZTNの場合は、Bサイトはさらに、ニオブを含む。具体的には、圧電体層70としては、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(Pb(Zr,Ti)O3:PZT)、ニオブ酸チタン酸ジルコン酸鉛(Pb(Zr,Ti,Nb)O3:PZTN)、ケイ素を含むニオブ酸チタン酸ジルコン酸鉛(Pb(Zr,Ti,Nb)O3:PZTNSなどを用いることができる。
また、圧電体層70は、鉛を含まない非鉛系圧電材料、例えば、鉄酸ビスマスや鉄酸マンガン酸ビスマスと、チタン酸バリウムやチタン酸ビスマスカリウムとを含むペロブスカイト構造を有する複合酸化物などとしてもよい。
また、第2電極80には、リード電極90の一端がそれぞれ接続されている。リード電極90の他端には、駆動回路120が設けられた配線基板121、例えば、COF等が接続されている。
流路形成基板10の圧電アクチュエーター300側の面には、流路形成基板10と略同じ大きさを有する保護基板30が接着剤212を介して接着されている。保護基板30は、圧電アクチュエーター300を保護するための空間である保持部31を有する。また、保護基板30には貫通孔32が設けられている。リード電極90の他端側は、この貫通孔32内に露出するように延設され、リード電極90と配線基板121とが貫通孔32内で電気的に接続されている。
また、このような構成のヘッド本体11には、複数の圧力発生室12に連通するマニホールド100をヘッド本体11と共に画成するケース部材40が接着剤213を介して接着されている。ケース部材40は、平面視において上述した連通板15と略同一形状を有し、保護基板30に接着剤213によって固定されると共に、上述した連通板15にも接着剤213によって固定されている。具体的には、ケース部材40は、保護基板30側に流路形成基板10及び保護基板30が収容される深さの凹部41を有する。この凹部41は、保護基板30の流路形成基板10に接合された面よりも広い開口面積を有する。そして、凹部41に流路形成基板10等が収容された状態で凹部41のノズルプレート20側の開口面が連通板15によって封止されている。これにより、流路形成基板10の外周部には、ケース部材40とヘッド本体11とによって第3マニホールド部42が画成されている。そして、連通板15に設けられた第1マニホールド部17及び第2マニホールド部18と、ケース部材40と流路形成基板10とによって画成された第3マニホールド部42とによって本実施形態のマニホールド100が構成されている。
なお、ケース部材40の材料としては、例えば、樹脂や金属等を用いることができる。また、保護基板30の材料は、保護基板30が接着される流路形成基板10と線膨張係数が同等の材料が好ましく、本実施形態では、シリコン単結晶基板を用いた。
また、連通板15の第1マニホールド部17及び第2マニホールド部18が開口する液体噴射面20a側の面には、コンプライアンス基板45が設けられている。このコンプライアンス基板45が、第1マニホールド部17と第2マニホールド部18の液体噴射面20a側の開口を封止している。
このようなコンプライアンス基板45は、本実施形態では、封止膜46と、固定基板47と、を備える。封止膜46は、可撓性を有する薄膜であり、例えば、ポリフェニレンサルファイド(PPS)やステンレス鋼(SUS)等により形成された厚さが20μm以下の薄膜からなり、固定基板47は、ステンレス鋼(SUS)等の金属等の硬質の材料で形成される。この固定基板47のマニホールド100に対向する領域は、厚さ方向に完全に除去された開口部48となっているため、マニホールド100の一方面には可撓性を有する封止膜46のみで封止された可撓部であるコンプライアンス部が設けられる。
なお、ケース部材40には、マニホールド100に連通して各マニホールド100にインクを供給するための導入路44が設けられている。また、ケース部材40には、保護基板30の貫通孔32に連通して配線基板121が挿通される接続口43が設けられている。
このような構成の記録ヘッドIでは、インクを噴射する際に、カートリッジ等のインク貯留手段から導入路44を介して流路220にインクを取り込み、マニホールド100からノズル開口21に至るまで流路220の内部をインクで満たす。その後、駆動回路120からの信号に従い、圧力発生室12に対応する各圧電アクチュエーター300に電圧を印加することにより、圧電アクチュエーター300と共に弾性膜51及び絶縁体膜52をたわみ変形させる。これにより、圧力発生室12内の圧力が高まり所定のノズル開口21からインク滴が噴射される。
ここで、本実施形態の記録ヘッドIを構成するシリコン単結晶基板などのシリコン基板で形成されて積層された基板、すなわち、流路形成基板10、連通板15、ノズルプレート20及び保護基板30には、原子層堆積によって形成された酸化タンタル(TaOX)又は酸化ハフニウム(HfOX)を主成分とする第1保護膜200が設けられている。第1保護膜200は、単一材料又は複合材料を単一の層に形成したものでもよく、複数の材料を積層した積層膜であってもよい。なお、原子層堆積によって形成されているとは、原子層堆積法(ALD)によって成膜されていることを言う。
具体的には、第1保護膜200は、流路形成基板10と振動板50と保護基板30とを接着剤212で接着してから、原子層堆積法によって形成される。よって、保護基板30と振動板50との間、及び、振動板50と流路形成基板10との間には、第1保護膜200が介在しない。また、連通板15及びノズルプレート20には、それぞれ他の基板と接合する前に、原子層堆積法によって第1保護膜200が形成される。このため、流路形成基板10と連通板15との間には第1保護膜200が介在する。同様に、連通板15とノズルプレート20との間にも第1保護膜200が介在する。
第1保護膜200は、酸化タンタル又は酸化ハフニウムの材料を用いることで、シリコン単結晶基板からなる流路形成基板10、連通板15、ノズルプレート20及び保護基板30などの基板や、振動板50がインクにより侵食されるのを抑制することができる。なお、ここで言う耐液性とは、アルカリ性や酸性の液体や有機溶剤などの液体のインクに対する耐エッチング性のことである。特に、アルカリ性のインクに対しては、第1保護膜200を酸化タンタル又は酸化ハフニウムで構成することがシリコン基板の耐液性の観点から好ましい。
なお、流路形成基板10、連通板15、及びノズルプレート20のそれぞれのシリコン基板に直接に第1保護膜200を形成する例に限定されない。流路形成基板10、連通板15、及びノズルプレート20のそれぞれのシリコン基板に第2保護膜を形成してから、第2保護膜の外側に原子層堆積法(ALD)によって第1保護膜200を形成する方法も採用され得る。第2保護膜は、シリコン基板よりもインクに溶解しにくい材料で構成される。これにより、シリコン基板と第1保護膜200との間に第2保護膜が介在するので、耐液性を一層高めることができる。さらに、第2保護膜の例として、シリコン基板に熱酸化処理を施すことによってシリコン基板に二酸化ケイ素などの酸化ケイ素の第2保護膜を形成する例が挙げられる。この方法によれば、酸化ハフニウムまたは酸化タンタルとシリコン基板との密着性を高めやすくすることができる。
また、第1保護膜200を原子層堆積法(ALD)によって形成することで、当該第1保護膜200を高い膜密度で緻密な状態で形成することができる。そして、このように、第1保護膜200を高い膜密度で形成することで、第1保護膜200の耐液性を向上することができる。すなわち、第1保護膜200は、酸化タンタル(TaOX)又は酸化ハフニウム(HfOX)で形成することで、耐液性を有するものであるが、原子層堆積法(ALD)によって形成することで、第1保護膜200の耐液性をさらに向上することができる。したがって、第1保護膜200の耐液性を向上して、振動板50である弾性膜51、流路形成基板10、連通板15、ノズルプレート20及び保護基板30、並びに接着剤212,213がインクによって溶解されるのを抑制することができる。また、原子層堆積法によって耐液性が高い膜密度の高い緻密な第1保護膜200を形成することができるため、第1保護膜200をCVD法等によって形成する場合に比べて薄い膜厚で形成しても、十分な耐液性を確保することができる。したがって、第1保護膜200を比較的薄い膜厚で形成して、第1保護膜200が振動板50の変位を阻害するのを抑制して、振動板50の変位量が低下するのを抑制することができる。また、振動板50がインクによって侵食されるのを抑制することができるため、振動板50の変位特性にばらつきが生じるのを抑制して、振動板50を安定した変位特性で変形させることができる。
また、第1保護膜200を原子層堆積法によって形成することによって、圧力発生室12やノズル連通路16及びインク供給路19等の複雑な形状を有する流路220の内面に略均一な膜厚でカバレッジ良く第1保護膜200を形成することができる。特に、ノズル開口21、ノズル連通路16及びインク供給路19は、開口面積が小さく、内面に第1保護膜200を形成するのが困難であるが、第1保護膜200を原子層堆積法によって形成することで、開口面積が小さなノズル開口21、ノズル連通路16及びインク供給路19等の内面に略均一な膜厚で第1保護膜200を形成することができる。また、ノズル開口21、ノズル連通路16及びインク供給路19等の角部などのカバレッジ不良が発生し易い領域にも確実に膜密度の高い第1保護膜200を形成することができ、各基板の耐液性が著しく向上する。
ここで、本実施形態の記録ヘッドIの製造方法について、図4〜図12を参照して説明する。なお、図4〜図12は、実施形態1に係る記録ヘッドIの製造方法を示す要部を拡大した断面図である。
図4に示すように、シリコンウェハーであり複数の流路形成基板10となる流路形成基板用ウェハー110の一方面に振動板50を形成する。本実施形態では、流路形成基板用ウェハー110を熱酸化することによって形成した二酸化ケイ素の弾性膜51と、スパッタリング法で成膜後、熱酸化することによって形成した酸化ジルコニウムの絶縁体膜52との積層からなる振動板50を形成した。
振動板50の材料は、二酸化ケイ素、酸化ジルコニウムに限定されず、窒化ケイ素(Si3N4)、酸化チタン(TiO2)、酸化アルミニウム(Al2O3)、酸化ハフニウム(HfO2)、酸化マグネシウム(MgO)、アルミン酸ランタン(LaAlO3)等を用いるようにしてもよい。また、弾性膜51の形成方法は熱酸化に限定されず、スパッタリング法、CVD法、蒸着法、スピンコート法等又はこれらの組み合わせによって形成してもよい。
次に、図5に示すように、振動板50上に、圧電アクチュエーター300とリード電極90とを形成する。これら圧電アクチュエーター300の各層及びリード電極90は成膜及びリソグラフィー法により圧力発生室12毎に形成することができる。また、圧電体層70は、例えば、ゾル−ゲル法、MOD法、スパッタリング法又はレーザーアブレーション法等のPVD法等を用いて形成することができる。
次に、図6に示すように、流路形成基板用ウェハー110の圧電アクチュエーター300側に、シリコンウェハーであり複数の保護基板30となる保護基板用ウェハー130を接着剤212を介して接合する。この流路形成基板用ウェハー110に接合する保護基板用ウェハー130には、予め保持部31及び貫通孔32等が形成されたものであり、この保護基板用ウェハー130と流路形成基板用ウェハー110とを接着剤212を介して接着する。なお、保護基板用ウェハー130に保持部31及び貫通孔32を形成する方法は特に限定されず、例えば、KOH等のアルカリ溶液を用いた異方性エッチングによって高精度に形成することができる。
次に、図7に示すように、流路形成基板用ウェハー110を所定の厚みに薄くした後、流路形成基板用ウェハー110を保護基板用ウェハー130とは反対面側から図示しないマスクを介して異方性エッチングすることにより、圧電アクチュエーター300に対応する圧力発生室12を形成する。
次に、流路形成基板用ウェハー110と保護基板用ウェハー130との不要部分を除去すると共に、流路形成基板用ウェハー110と保護基板用ウェハー130とを図1に示すような一つのチップサイズの流路形成基板10及び保護基板30に分割する。
次に、図8に示すように、流路形成基板10、振動板50、及び保護基板30が接合された接合体に原子層堆積法によって酸化タンタル(TaOX)又は酸化ハフニウム(HfOX)を主成分とする第1保護膜200を形成する。なお、第1保護膜200を形成する前に流路形成基板10に熱酸化処理を施して、流路形成基板10に第2保護膜を形成してもよい。
次に、図9に示すように、第1保護膜200が成膜された連通板15を準備する。連通板15には、原子層堆積法によって酸化タンタル(TaOX)又は酸化ハフニウム(HfOX)を主成分とする第1保護膜200が形成される。ここで、連通板15には、第1保護膜200を形成する前にノズル連通路16、第1マニホールド部17、第2マニホールド部18、インク供給路19が形成される。なお、第1保護膜200を形成する前に連通板15に熱酸化処理を施して、連通板15に第2保護膜を形成してから第1保護膜200を形成してもよい。また、流路形成基板10に形成する第1保護膜200の材料と連通板15に形成する第1保護膜200の材料とは、酸化タンタルまたは酸化ハフニウムのいずれかに統一することが好ましい。
次に、図10に示すように、分割した流路形成基板10に連通板15を接合する。このとき、流路形成基板10と連通板15とは、表面活性化接合により接着剤を介さずに第1保護膜200同士で接合される。表面活性化接合の手法としては、常温高真空中で中性アルゴン原子ビームなどにより基板表面を活性化して接合する常温活性化接合や、基板表面をプラズマ照射により親水化して、ヒドロキシ基による水素結合で接合するプラズマ活性化接合があげられる。
次に、図11に示すように、第1保護膜200が成膜されたノズルプレート20を準備する。ノズルプレート20には、原子層堆積法によって酸化タンタル(TaOX)又は酸化ハフニウム(HfOX)を主成分とする第1保護膜200が形成される。ここで、ノズルプレート20には、第1保護膜200を形成する前にノズル開口21が形成され、かつ液体噴射面20aに撥液膜24が形成される。なお、第1保護膜200を形成する前にノズルプレート20に熱酸化処理を施して、ノズルプレート20に第2保護膜を形成してから第1保護膜200を形成してもよい。また、ノズルプレート20に形成する第1保護膜200の材料と連通板15に形成する第1保護膜200の材料とは、酸化タンタルまたは酸化ハフニウムのいずれかに統一することが好ましい。
次に、図12に示すように、連通板15にノズルプレート20を接合する。このとき、連通板15とノズルプレート20とは、上述した表面活性化接合により接着剤を介さずに第1保護膜200同士で接合される。
その後は、連通板15にコンプライアンス基板45を接合すると共に、ケース部材40を接合することで、図2に示す本実施形態の記録ヘッドIとすることができる。
実施形態1によれば、記録ヘッドIの流路220を構成する流路形成基板10、連通板15、及びノズルプレート20が接着剤を介さず接合され、これら複数のシリコン基板の接合面210及び接合面211、並びに接合面210及び接合面211から流路220の内壁表面まで連続する第1保護膜200が設けられている。第1保護膜200は、シリコン基板よりも液体に溶解しにくい。このため、接合界面に接着剤に由来する樹脂が存在しないので、樹脂の膨潤や溶解による剥がれの発生、流路構造内の樹脂の這い上がりの発生、及び記録ヘッドI内の応力むら発生による噴射性能のばらつきを抑制することができる。
(他の実施形態)
以上、実施形態1の基本的な構成について説明したが、基本的な構成は上述したものに限定されるものではない。
以上、実施形態1の基本的な構成について説明したが、基本的な構成は上述したものに限定されるものではない。
例えば、上述した実施形態1では、流路形成基板10とノズルプレート20とを連通板15を介して接合するようにしたが、特にこれに限定されず、例えば、流路形成基板10とノズルプレート20とを直接接合するようにしてもよい。また、ノズルプレート20と流路形成基板10との間には連通板15以外の他の基板を介在させてもよい。
また、上述した実施形態1では、ケース部材40を樹脂又は金属で形成するようにしたが、ケース部材40がインクによって侵食される材料で形成されている場合には、ケース部材40の流路220の内面及び接合面に原子層堆積法によって形成された第1保護膜200を設けるようにすればよい。
また、上述した実施形態1では、ノズル開口21からインク滴を吐出する圧力発生手段として、薄膜型の圧電アクチュエーター300を用いて説明したが、特にこれに限定されるものではなく、例えば、グリーンシートを貼付する等の方法により形成される厚膜型の圧電アクチュエーターや、圧電材料と電極形成材料とを交互に積層させて軸方向に伸縮させる縦振動型の圧電アクチュエーターなどを使用することができる。また、圧力発生手段として、圧力発生室内に発熱素子を配置して、発熱素子の発熱で発生するバブルによってノズル開口から液滴を吐出するものや、振動板と電極との間に静電気を発生させて、静電気力によって振動板を変形させてノズル開口から液滴を吐出させるいわゆる静電式アクチュエーターなどを使用することができる。
また、これら各実施形態の記録ヘッドは、カートリッジ等と連通するインク流路を備える記録ヘッドユニットの一部を構成して、インクジェット式記録装置に搭載される。図13は、そのインクジェット式記録装置の一例を示す概略図である。インクジェット式記録装置IIは、液体噴射装置の一例である。
図13に示すインクジェット式記録装置IIにおいて、複数の記録ヘッドIを有する記録ヘッドユニット1A,1Bは、インク供給手段を構成するカートリッジ2A,2Bが着脱可能に設けられ、この記録ヘッドユニット1A,1Bを搭載したキャリッジ3は、装置本体4に取り付けられたキャリッジ軸5に軸方向移動自在に設けられている。この記録ヘッドユニット1A,1Bは、例えば、それぞれブラックインク組成物及びカラーインク組成物を吐出するものとしている。
そして、駆動モーター6の駆動力が図示しない複数の歯車およびタイミングベルト7を介してキャリッジ3に伝達されることで、記録ヘッドユニット1A,1Bを搭載したキャリッジ3はキャリッジ軸5に沿って移動される。一方、装置本体4にはキャリッジ軸5に沿ってプラテン8が設けられており、図示しない給紙ローラーなどにより給紙された紙等の記録媒体である記録シートSがプラテン8に巻き掛けられて搬送されるようになっている。
なお、上述したインクジェット式記録装置IIでは、記録ヘッドIがキャリッジ3に搭載されて主走査方向に移動するものを例示したが、特にこれに限定されず、例えば、記録ヘッドIが固定されて、紙等の記録シートSを副走査方向に移動させるだけで印刷を行う、所謂ライン式記録装置にも適用することができる。
また、上述した例では、インクジェット式記録装置IIは、液体貯留手段であるカートリッジ2A,2Bがキャリッジ3に搭載された構成であるが、特にこれに限定されず、例えば、インクタンク等の液体貯留手段を装置本体4に固定して、貯留手段と記録ヘッドIとをチューブ等の供給管を介して接続してもよい。また、液体貯留手段がインクジェット式記録装置IIに搭載されていなくてもよい。
なお、上記実施の形態においては、液体噴射ヘッドの一例として記録ヘッドを、また液体噴射装置の一例としてインクジェット式記録装置を挙げて説明したが、インク以外の液体を噴射する液体噴射ヘッドや液体噴射装置にも適用することができる。その他の液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンター等の画像記録装置に用いられる各種の記録ヘッド、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイ、FED(電界放出ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等が挙げられ、かかる液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置にも適用できる。
I…記録ヘッド、II…インクジェット式記録装置、1A…記録ヘッドユニット、1B…記録ヘッドユニット、2A…カートリッジ、2B…カートリッジ、3…キャリッジ、4…装置本体、5…キャリッジ軸、6…駆動モーター、7…タイミングベルト、8…プラテン、12…圧力発生室、20…ノズルプレート、20a…液体噴射面、21…ノズル開口、30…保護基板、40…ケース部材、45…コンプライアンス基板、100…マニホールド、200…第1保護膜、210…接合面、211…接合面、220…流路、300…圧電アクチュエーター。
Claims (5)
- 液体を噴射するノズル開口に連通する流路が設けられ、前記流路を構成する複数のシリコン基板が接着剤を介さず接合し、前記複数のシリコン基板の接合面及び前記接合面から前記流路の内壁表面まで連続する、前記シリコン基板より前記液体に溶解しにくい第1保護膜が設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
- 前記液体がアルカリ性であり、前記第1保護膜が酸化ハフニウム又は酸化タンタルを含むことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
- 前記第1保護膜と各前記シリコン基板との間に、前記シリコン基板より前記液体に溶解しにくい第2保護膜が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の液体噴射ヘッド。
- 前記第2保護膜が二酸化ケイ素からなることを特徴とする請求項3に記載の液体噴射ヘッド。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載の液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置。
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