JP2021111769A - インダクタ - Google Patents

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【課題】製造工程の簡略化が可能なインダクタを提供する。【解決手段】インダクタは、巻回部および引き出し部を有するコイルと、コイルを内包し、磁性粉を含む磁性部からなり、底面および底面と隣接し互いに対向する端面を有する素体と、素体の少なくとも底面に配置され、引き出し部と接続された外部電極とを備える。コイルは巻軸方向を底面に対して交差させて配置される。導体は断面が厚みおよび幅で規定される略矩形状であり、延伸方向および厚み方向で規定される一対の第1面と、延伸方向および幅方向で規定される一対の第2面とを有する。巻回部は、一方の第2面を外周側、他方の第2面を内周側にして渦巻状に巻回され、最内周部で繋った2段に巻回され、導体の両端が巻回部のそれぞれの段の最外周部に位置してなる。引き出し部は、第2面を巻軸方向に対して略平行にして底面方向に引き出され、その先端部の第1面の一方が底面で外部電極と接続される。【選択図】図1

Description

本発明は、インダクタに関する。
特許文献1には、断面が矩形状の導線を樹脂と磁性粉からなるTコアに巻回して形成されたコイルの両端を、Tコアの端部で折り返して底面側に引き出し、底面に設けられる外部電極と接続してなる電子部品が記載されている。
米国特許出願公開第2016/0012962号明細書
特許文献1に記載の電子部品の製造においては、コイルの両端を底面側に折り返して引き出すために、断面が矩形状の導線を途中で略90°捻った上で、Tコアの端部で折り返す必要がある。そのため導線を捻る製造工程が必要となり、生産性の向上に課題があった。またTコアがある程度の厚みを有するため、より一層の低背化が困難であるという課題があった。本発明の一態様は、製造工程の簡略化が可能なインダクタを提供することを目的とする。
第1の態様は、導体が巻回されてなる巻回部および巻回部から引き出される一対の引き出し部を有するコイルと、コイルを内包し、磁性粉および樹脂を含む磁性部からなり、底面および底面と隣接し互いに対向する端面を有する素体と、素体の少なくとも底面に配置され、一対の引き出し部とそれぞれ電気的に接続された一対の外部電極と、を備えるインダクタである。コイルは、巻回部の巻軸方向を素体の底面に対して交差させて配置される。導体は、延伸方向に直交する断面が厚みおよび幅で規定される略矩形状であり、延伸方向および厚み方向で規定される一対の第1面と、延伸方向および幅方向で規定される一対の第2面とを有する。巻回部は、導体が一方の第2面を外周側、他方の第2面を内周側にして渦巻状に巻回されるとともに、最内周部で繋った2段に巻回され、導体の両端が巻回部のそれぞれの段の最外周部に位置してなる。引き出し部は、第2面を巻軸方向に対して略平行にして底面方向に引き出され、引き出し部の先端部の一方の第1面が、素体の底面で外部電極と接続される。
本発明の一態様によれば、製造工程の簡略化が可能なインダクタを提供することができる。
実施例1のインダクタを上面側から見た部分透過斜視図である。 実施例1のインダクタを上面側から見た部分透過平面図である。 実施例1のインダクタを端面側から見た部分透過平面図である。 実施例2のインダクタを上面側から見た部分透過斜視図である。 実施例3のインダクタを上面側から見た部分透過斜視図である。
インダクタは、導体が巻回されてなる巻回部および巻回部から引き出される一対の引き出し部を有するコイルと、コイルを内包し、磁性粉および樹脂を含む磁性部からなり、底面および底面と隣接し互いに対向する端面を有する素体と、素体の少なくとも底面に配置され、一対の引き出し部とそれぞれ電気的に接続された一対の外部電極と、を備える。コイルは、巻回部の巻軸方向を素体の底面に対して交差させて配置される。導体は、延伸方向に直交する断面が厚みおよび幅で規定される略矩形状であり、延伸方向および厚み方向で規定される一対の第1面と、延伸方向および幅方向で規定される一対の第2面とを有する。コイルの巻回部は、導体が一方の第2面を外周側、他方の第2面を内周側にして渦巻状に巻回されるとともに、最内周部で繋り、一方の第1面と他方の第1面とを互いに対向させた2段に巻回され、導体の両端が巻回部のそれぞれの段の最外周部に位置してなる。導体の引き出し部は、導体の第2面を巻回部の巻軸方向に対して略平行にして底面方向に引き出され、引き出し部の先端部の導体の第1面が、素体の底面で外部電極と接続される。
コイルの引き出し部が、導体の第2面をコイルの巻軸方向に対して略平行に底面方向に引き出されて、第1面の一方が底面と略同一平面に配置されることで、導体を捻ることなく、導体の先端部の一部と外部電極とを接続できる。また、導体を折り返す必要がないため、インダクタのさらなる低背化が容易になる。
前記インダクタでは、引き出し部の先端部の一方の第2面が、素体の端面で外部電極と接続され、外部電極が素体の底面から端面に亘って配置されていてよい。導体の第1面の一方が素体の底面と略同一平面に配置され、また導体の外周側である第2面の一方が素体の端面と略同一平面に配置され、素体の底面から端面に亘って配置される外部電極と接続することで、導体と外部電極との接続面積が広くなりインダクタの直流抵抗が低減されるとともに、実装時の基板への固着強度が向上する。
コイルは、引き出し部の先端部における導体の厚みが、巻回部における導体の厚みよりも大きく、引き出し部の先端部における導体の幅が、巻回部における導体の幅よりも小さい領域を有していてよい。引き出し部の先端部に、導体の第1面が広くなっている領域が存在し、その領域が素体の底面と略同一面に配置されることで、導体と外部電極との接続面積が広くなりインダクタの直流抵抗が低減される。
本明細書において「工程」との語は、独立した工程だけではなく、他の工程と明確に区別できない場合であってもその工程の所期の目的が達成されれば、本用語に含まれる。以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための、インダクタを例示するものであって、本発明は、以下に示すインダクタに限定されない。なお特許請求の範囲に示される部材を、実施形態の部材に限定するものでは決してない。特に実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図中には同一箇所に同一符号を付している。要点の説明または理解の容易性を考慮して、便宜上実施形態を分けて示すが、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせが可能である。実施例2以降では実施例1と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。特に、同様の構成による同様の作用効果については実施形態毎には逐次言及しない。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
実施例1のインダクタを、図1から図3を参照して説明する。図1はインダクタ100を上面側から見た部分透過斜視図である。図2はインダクタ100を上面側から見た部分透過平面図である。図3はインダクタ100を端面側から見た部分透過平面図である。
図1に示されるようにインダクタ100は、導体が巻軸Nの周りに巻回されてなる巻回部32および巻回部32から引き出される一対の引き出し部34を有するコイル30と、コイル30を内包し、磁性粉と樹脂を含む磁性部からなる素体10と、素体10の底面12および端面14に亘って配置され、底面12においてコイルの引き出し部の先端部36とそれぞれ電気的に接続する一対の外部電極40とを備える。素体10は、実装面側の底面12と、底面12に対して高さ方向(T方向)で対向する上面16と、底面12に隣接して略直交し、互いに長さ方向(L方向)で対向する2つの端面14と、底面12および端面14に隣接して略直交し、互いに幅方向(W方向)で対向する2つの側面18とを有する。
コイル30を形成する導体は、表面に被覆層を有し、導体の延伸方向(長さ方向)に直交する断面の形状が、厚みtおよび幅wで規定される略矩形状であり、略正方形であってもよい。また導体は、導体の延伸方向および厚みt方向で規定され、互いに対向する一対の第1面22と、導体の延伸方向および幅方向wで規定され、互いに対向する一対の第2面24とを有する。導体の厚みtは例えば0.2mm以上1mm以下であってよい。導体の幅wは例えば0.2mm以上1mm以下であってよい。導体断面のアスペクト比(t/w)は例えば1/1.3以上であってよく、好ましくは略1/1であってよい。また、導線の被覆層は、厚みが、例えば2μm以上10μm以下のポリイミド、ポリアミドイミド等の絶縁性樹脂で形成される。巻回部の巻き解けを防止するため、被覆層の表面には、熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂等の自己融着成分を含む融着層が更に設けられていてもよく、その厚みが1μm以上3μm以下に形成されていてもよい。
コイル30の巻回部32は、導体の両端が最外周部に位置し、導体が一方の第2面24が外周側になり、他方の第2面24が内周側になるように渦巻状に巻回されるとともに、最内周部で繋り、一方の第1面22と他方の第1面を互いに対向させた2段に巻回されてなる(いわゆるα巻き)。コイル30は、巻回部32の巻軸Nを素体10の底面12および上面16に交差させて素体10に内包される。
図2および図3に示すように、巻回部32の上面16側の上段の最外周部からは、引き出し部34aがその先端部36aを素体の一方の側面18に向けて引き出される。巻回部32の底面12側の下段の最外周部からは、引き出し部34bがその先端部36bを素体の一方の側面18に向けて引き出される。先端部36aおよび36bは同一の側面方向に、外周側である導体の一方の第2面24を、素体の端面14から離隔して引き出される。引き出し部34aおよび34bは導体の第2面24を巻回部32の巻軸と略平行にして素体の底面方向に引き出され、先端部36aおよび36bにおいてそれぞれ導体の第1面22の一方が底面12と略同一平面に配置され、素体の底面12から露出して外部電極40と接続する。すなわち、導体は延伸方向を軸として捻られることなく、底面方向に引き出される。先端部36aおよび36bにおいて素体の底面12から露出する導体の一方の第1面22は、外部電極40とそれぞれ電気的に接続される。
導体断面のアスペクト比(t/w)は1/1より大きくてもよい。この場合、巻回部はいわゆるエッジワイズ巻きされたα巻きのコイルとなる。このような導線を用いると、より容易に導体を捻じることなく底面に引き出すことができる。
素体10は、略直方体形状を有していてよい。素体10の大きさは、長さLが例えば1mm以上3.4mm以下、好ましくは1mm以上3mm以下であり、幅Wが例えば0.5mm以上2.7mm以下、好ましくは0.5mm以上2.5mm以下であり、高さTが例えば0.5mm以上2mm以下、好ましくは0.5mm以上1.5mm以下である。素体の大きさとして具体的には、L×W×Tが例えば、1mm×0.5mm×0.5mm、1.6mm×0.8mm×0.8mm、2mm×1.2mm×1mm、2.5mm×2mm×1.2mmであってよい。
素体10を構成する磁性部は、磁性粉と樹脂等の結着剤を含有する複合材料から形成される。磁性粉としては、Fe、Fe−Si、Fe−Ni、Fe−Si−Cr、Fe−Si−Al、Fe−Ni−Al、Fe−Ni−Mo、Fe−Cr−Al、等の鉄系の金属磁性粉、他の組成系の金属磁性粉、アモルファス等の金属磁性粉、表面がガラス等の絶縁体で被覆された金属磁性粉、表面を改質した金属磁性粉、ナノレベルの微小な金属磁性粉末が用いられる。また、結着剤の一例である樹脂としては、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリアミド樹脂、液晶ポリマー等の熱可塑性樹脂が用いられる。複合材料における磁性粉の充填率は、例えば50質量%以上85質量%以下、好ましくは60質量%以上85質量%以下または70質量%以上85質量%以下である。
素体10の表面には、保護層(図示せず)が配置されていてよい。保護層は外部電極が配置される領域以外の素体の表面に配置されてよい。保護層は例えば、樹脂を含んで構成される。保護層を構成する樹脂としては、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂、アクリル系樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリアミド樹脂等の熱可塑性樹脂が用いられる。保護層はフィラーを含んでいてもよい。フィラーとしては酸化ケイ素、酸化チタン等の非導電性フィラーが用いられる。保護層は例えば、樹脂とフィラーを含む樹脂組成物を、素体の表面に塗布、ディップ等の手段により付与し、必要に応じて、付与された樹脂を硬化することにより形成される。
素体10にはマーカー(図示せず)が付与されていてもよい。マーカーは例えば、素体の上面16の、巻回部32の下段から引き出し部34bが引き出される側に付与され、インダクタの極性を示してよい。マーカーは例えば、印刷、レーザー刻印等で付与される。
インダクタ100では、外部電極40が、素体の底面12および端面14に亘って配置されている。外部電極40は引き出し部の先端部36において、導体の第1面22と電気的に接続して配置される。外部電極40は、例えば、めっきにより形成されてよい。めっきによって形成される外部電極40は、銅から形成される第1層と、第1層上に形成され、ニッケルから形成される第2層と、第2層上に形成され、スズから形成される第3層とを備えていてよい。また、外部電極40は、導電性ペーストの付与により導電性層を形成して形成されてもよい。導電性ペーストは、銀粒子、銅粒子等の導電性粒子と結着樹脂とを含んでいてよい。さらに、外部電極40は、導電性層上に形成されるめっき層を含んでいてもよい。
インダクタ100は、例えば、所望の形状に導体を成形してコイルを形成するコイル形成工程と、形成されたコイルを、引き出し部の先端部の第1面の一方を露出させて、磁性粉と樹脂を含む複合材料に埋設し、金型等で加圧することで素体を成形する素体形成工程と、第1面が露出した底面に外部電極を形成する外部電極形成工程とを含む製造方法で製造することができる。
(実施例2)
実施例2のインダクタを、図4を参照して説明する。図4はインダクタ200を上面側から見た部分透過斜視図である。実施例2のインダクタ200では、引き出し部の先端部36が、導体の外周側の一方の第2面24を素体の端面14と略同一平面に配置され、素体の端面14から露出して配置されること以外は、実施例1のインダクタ100と同様に構成される。
インダクタ200では、引き出し部の先端部36において、コイルを形成する導体の第1面22の一方が素体の底面12と略同一平面に配置されて素体の底面12から露出する。また、導体の第2面24の一方が素体の端面14と略同一平面に配置されて素体の端面14から露出する。導体の素体から露出した面上には外部電極40が配置され、電気的に接続される。
インダクタ200では導体の2つの面が外部電極40と電気的に接続されることで導体と外部電極との接続面積が広くなり、インダクタとしての直流抵抗が低減される。また、外部電極40が素体の底面12と端面14とに亘って形成され、側面方向(W方向)から見てL字状をなしている。これにより、実装する際の基板への固着強度を向上させることができる。
(実施例3)
実施例2のインダクタを、図5を参照して説明する。図5はインダクタ300を上面側から見た部分透過斜視図である。実施例3のインダクタ300では、引き出し部の先端部36が、導体の厚みが巻回部における導体の厚みよりも大きく、導体の幅が巻回部における導体の幅よりも小さい領域を有すること、および外部電極40が素体の底面12のみに配置されること以外は、実施例1のインダクタ100と同様に構成される。
インダクタ300では、引き出し部の先端部36において、導体が幅方向に圧縮されて厚み方向に広がっている。これにより先端部36における導体の厚みは、巻回部における導体の厚みよりも大きくなっている。一方、先端部における導体の幅は、巻回部における導体の幅よりも小さくなっている。図5では、幅方向に圧縮された領域は、導体の端部から引き出し部34に向かって形成されている。厚み方向に広がった第1面22aの一方は、素体の底面12と略同一平面に配置されて素体の底面12から露出している。素体の底面12から露出した第1面22aには、素体の底面12に配置された外部電極40が電気的に接続される。一方、圧縮されて幅が小さくなった一方の第2面24aは、素体の端面14から離隔して配置される。
インダクタ300では、外部電極40と導体の先端部36との接続面積を広くすることができ、インダクタとしての直流抵抗を低減できる。
上述したインダクタでは、外部電極は、素体の底面および端面に亘って配置されている場合を説明したが、素体の上面および側面の少なくとも一方にも形成されてもよい。導体の延伸方向の端面は素体の側面と略同一平面に配置されて素体の側面から露出していてもよい。導体の延伸方向に直交する断面は矩形状としたが、矩形状にかぎらず、角部が面取りされていてもよく、辺が半円、半楕円等の曲線で構成されてもよい。コイルの巻回部を巻軸方向から見た形状は、長円形以外の形状、例えば、円形状、楕円形状、面取りされた多角形状等であってもよい。保護層は、フィラーと樹脂を含む樹脂組成物に代えて、水ガラス等の無機材料から形成されてもよい。素体の底面の外部電極が配置されていない領域には凹部(スタンドオフ)が形成されていてよい。素体底面に設けられる凹部は、幅W方向から見て高さT方向の形状が、半円形状であってもよい。
100、200、300 インダクタ
10 素体
30 コイル
40 外部電極

Claims (3)

  1. 導体が巻回されてなる巻回部および前記巻回部から引き出される一対の引き出し部を有するコイルと、
    前記コイルを内包し、磁性粉および樹脂を含む磁性部からなり、底面および前記底面と隣接し互いに対向する端面を有する素体と、
    前記素体の少なくとも底面に配置され、前記一対の引き出し部とそれぞれ電気的に接続された一対の外部電極と、を備え、
    前記コイルは、前記巻回部の巻軸方向を前記素体の底面に対して交差させて配置され、
    前記導体は、延伸方向に直交する断面が厚みおよび幅で規定される略矩形状であり、延伸方向および厚み方向で規定される一対の第1面と、延伸方向および幅方向で規定される一対の第2面とを有し、
    前記巻回部は、前記導体が前記一方の第2面を外周側、前記他方の第2面を内周側にして渦巻状に巻回されるとともに、最内周部で繋った2段に巻回され、前記導体の両端が巻回部のそれぞれの段の最外周部に位置してなり、
    前記引き出し部は、前記第2面を前記巻軸方向に対して略平行にして前記底面方向に引き出され、
    前記引き出し部の先端部の前記一方の第1面が、前記素体の底面で外部電極と接続されるインダクタ。
  2. 前記引き出し部の先端部の前記一方の第2面が、前記素体の端面で外部電極と接続され、
    前記外部電極が、前記底面から前記端面に亘って配置される請求項1に記載のインダクタ。
  3. 前記コイルは、前記引き出し部の先端部における前記導体の厚みが、前記巻回部における導体の厚みよりも大きく、前記引き出し部の先端部における前記導体の幅が、前記巻回部における導体の幅よりも小さい領域を有する請求項1または2に記載のインダクタ。
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