JP2021105309A - 建物 - Google Patents
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Abstract
Description
また、外部フレームの内側に第1フロア上のスペースと第2フロア上のスペースとを繋ぐ吹き抜け空間を設けた場合、第1フロア上のスペースに配置される上階側の第2フロアを支持するための複数の柱は、上記吹き抜け空間に対する視認性やアクセスの容易性を阻害する要因となる。よって、上記吹き抜け空間を介した上下階の利用者間のコミュニケーションの促進を十分に図ることができない場合があった。
前記外部フレームの梁が存在する第1フロアどうしの間の第2フロアが前記内部フレームの内部柱から外方に張り出す状態で設けられており、
前記第2フロアを上階側の前記第1フロアから吊り支持する吊り支持部が設けられている点にある。
また、外部フレームの内側に第1フロア上のスペースと第2フロア上のスペースとを繋ぐ吹き抜け空間を設けた場合には、第1フロア上において、その上階側の第2フロアを支持するための柱を省略又は簡素化することができるので、吹き抜け空間に対する視認性やアクセスの容易性を確保することができる。
従って、本発明により、外周部は複数層で1架構の外部フレームで構成され、内部は1層で1架構の内部フレームで構成された建物において、外部フレームの梁が存在する第1フロア上に柱が略存在しない大きな室内空間を実現可能とすると共に、建物内部に吹き抜け空間を設けた場合にその吹き抜け空間を介した上下階の利用者間のコミュニケーションを促進することができる技術を提供することができる。
上下一対の前記第1フロア間において前記第2フロアの外側縁部と前記外部フレームとの間に形成された外側吹き抜け空間と、を備え、
前記吊り支持部が前記第2フロアの外側縁部を吊り支持するように配置されている点にある。
一方、第2フロアの外側縁部が吊り支持部により上階側の第1フロアから吊り支持されているので、当該第2フロアの外側縁部を、外部フレームに対して分離して内側に離間した箇所に位置させる形態で、上下一対の前記第1フロア間において第2フロアの外側縁部と外部フレームとの間に外側吹き抜け空間を形成することができる。そして、下階側の第1フロア上のスペースでは、その上階側の第2フロアを支持するための柱を省略又は簡素化して外側吹き抜け空間に対する視認性やアクセスの容易性を確保することができるので、当該外側吹き抜け空間を介した第1フロア上のスペースと第2フロア上のスペースとの間における利用者のコミュニケーション等を促進することができる。
前記枠体の両側面に防火シャッタのレール部が設けられている点にある。
本実施形態の建物(以下「本建物」と呼ぶ。)は、外周部はRC(鉄筋コンクリート)造の外部フレーム1(図1参照)で構成することで地震力の過半を負担し、内部はS(鉄骨)造の内部フレーム2(図2参照)で構成することで耐震要素を最小化した建物として構成されている。
即ち、外部フレーム1は、内部フレーム2の外周部に沿って配置された複数の鉄筋コンクリート柱1Bに対して2階層分のピッチで鉄筋コンクリート梁1Aが設けられた形態の構造物として構築されている。
一方、内部フレーム2は、平面視での略中央部に配置された複数の内部鉄骨柱2B(内部柱の一例)から、各階層のフロア11,12を支持する鉄骨梁11a,12aが外方にも張り出された形態の構造物として構築されている。
一方、上記特定第2フロア12A以外の第2フロア12については、外側端部が外部フレーム1における上下の鉄筋コンクリート梁1A間に設けられた接続用鉄骨梁1Cまで延出して接続されている。
尚、本実施形態では、特定第2フロア12Aを吊り支持部30のみで吊り支持することにより、その下階側の第1フロア11上において、当該特定第2フロア12Aを支持するための柱を一切設けない構成を採用しているが、第1フロア11上に若干の柱を設けて、当該柱と上記吊り支持部30の両方で特定第2フロア12Aを支持するように構成しても構わない。このような場合であっても、上記第1フロア11上において特定第2フロア12A支持用の柱を簡素化することができる。
このように第1フロア11のフロア内空間11bに設置した空調機器50により、その第1フロア11の上下の室内空間11S,12Sの空調を行うので、第2フロア12の内部には空調機器50の設置が不要となる。このことので、第2フロア12の厚みが極力抑えられて、その上下の室内空間11S,12Sの高さが稼がれている。
本発明の他の実施形態について説明する。尚、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用することに限らず、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
2 内部フレーム
2B 内部鉄骨柱(内部柱)
11 第1フロア
11S 室内空間
11a 鉄骨梁
11b フロア内空間
12 第2フロア
12A 特定第2フロア
12S 室内空間
12a 鉄骨梁
12b 外側縁部
21 外側吹き抜け空間
22 内側吹き抜け空間
30 吊り支持部
31 枠体
35 防火シャッタ
36 レール部
50 空調機器
Claims (5)
- 外周部は複数層で1架構の外部フレームで構成され、内部は1層で1架構の内部フレームで構成された建物であって、
前記外部フレームの梁が存在する第1フロアどうしの間の第2フロアが前記内部フレームの内部柱から外方に張り出す状態で設けられており、
前記第2フロアを上階側の前記第1フロアから吊り支持する吊り支持部が設けられている建物。 - 複数層の前記第1フロアを上下に貫通する内側吹き抜け空間と、
上下一対の前記第1フロア間において前記第2フロアの外側縁部と前記外部フレームとの間に形成された外側吹き抜け空間と、を備え、
前記吊り支持部が前記第2フロアの外側縁部を吊り支持するように配置されている請求項1に記載の建物。 - 前記第2フロアの梁成が前記第1フロアの梁成よりも小さく設定されている請求項1又は2に記載の建物。
- 前記吊り支持部を囲う枠体が平面視で前記第2フロアの外側縁部に沿って扁平な矩形形状に形成されており、
前記枠体の両側面に防火シャッタのレール部が設けられている請求項1〜3の何れか1項に記載の建物。 - 前記第2フロアの上下スペース用の空調機器が上下の第1フロアの床内部に設置されている請求項1〜4の何れか1項に記載の建物。
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