JP2021095240A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パンチ紙およびインデックス紙などの使用枚数を普通紙と区別してカウントすることによってユーザーの利便性を向上させる。【解決手段】画像形成装置は、印刷で使用される用紙を読み取る読取部と、読取部が読み取った用紙の種類を示す用紙情報を生成する制御部と、用紙情報と用紙の履歴情報とを対応付けて記憶する記憶部と、を備え、制御部は、新たに生成した用紙情報で示される用紙と種類が同じ用紙を示す対象用紙情報が記憶されている場合には、対象用紙情報に対応する履歴情報を更新し、対象用紙情報が記憶されていない場合には、新たに生成した用紙情報を記憶させ、制御部は、検索操作で入力された用紙の種類を示す用紙情報を検索し、見つかった用紙情報に対応する履歴情報を操作パネルに表示させる。【選択図】図10

Description

本発明は、用紙に印刷を行う画像形成装置に関する。
用紙に印刷を行う画像形成装置には、印刷に用いる用紙を収容するための用紙カセットが装着される。たとえば、用紙カセットの装着数は複数である。複数の用紙カセットが装着された画像形成装置が特許文献1に開示されている。
特許文献1では、複数の用紙カセットに互いに異なる種類(サイズ)の用紙を収容することができる。印刷でB4普通紙を用いる場合、ユーザーはB4普通紙が収容された用紙カセットを給紙元として選択する。印刷で厚紙を用いる場合、ユーザーは厚紙が収容された用紙カセットを給紙元として選択する。
ここで、特許文献1では、用紙のサイズごとおよび用紙の種類ごとに用紙の使用枚数を集計する。たとえば、印刷の実行に際し、B4普通紙を収容する用紙カセットが給紙元として選択され、当該印刷において3枚の用紙が使用された場合には、B4普通紙の集計データに「3」が加算される。
特開2005−148496号公報
ユーザーによっては、パンチ穴が形成されたパンチ紙を印刷で使用する場合がある。また、パンチ穴の無い普通紙が収容された用紙カセットにパンチ紙を収容する場合がある。ここでは、便宜上、普通紙とパンチ紙とが混在して収容された用紙カセットを混在カセットと称する。
ここで、特許文献1の構成において、ユーザーが給紙元として混在カセットを選択すると、印刷でパンチ紙が使用されたにもかかわらず、普通紙が使用されたものとしてカウントされるという不都合が生じる。すなわち、特許文献1の構成では、パンチ紙およびインデックス紙(タブを有する用紙)などの使用枚数を普通紙の使用枚数と区別することができない。
このように、特許文献1では、パンチ紙およびインデックス紙などの用紙を使用したにもかかわらず、パンチ紙およびインデックス紙などの使用枚数が普通紙の使用枚数としてカウントされる。ユーザーからすると、パンチ紙およびインデックス紙などの用紙の使用枚数を確認することができないので、利便性が悪い。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、パンチ紙およびインデックス紙などの使用枚数を普通紙と区別してカウントすることによってユーザーの利便性を向上させることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、操作パネルと、用紙に印刷を行う印刷部と、印刷で使用される用紙を読み取る読取部と、読取部が用紙を読み取ると、読取部による用紙の読み取りで得られた読取データに基づき、読取部が読み取った用紙の種類を判別し、読取部が読み取った用紙の種類を示す用紙情報を生成する制御部と、用紙情報と用紙情報で示される用紙の使用履歴を示す履歴情報とを対応付けて記憶する記憶部と、を備える。制御部は、新たに生成した用紙情報で示される用紙と種類が同じ用紙を示す用紙情報である対象用紙情報が記憶部に記憶されているか否かの判断を行い、対象用紙情報が記憶されている場合には、対象用紙情報に対応する履歴情報を更新し、対象用紙情報が記憶されていない場合には、新たに生成した用紙情報と新たに生成した用紙情報で示される用紙の使用履歴を示す新たな履歴情報とを対応付けて記憶部に記憶させる。操作パネルは、用紙の種類を入力する検索操作をユーザーから受け付ける。制御部は、検索操作で入力された用紙の種類を示す用紙情報を記憶部から検索する検索処理を行い、検索処理で見つかった用紙情報に対応する履歴情報を操作パネルに表示させる。
本発明の構成では、パンチ紙およびインデックス紙などの使用枚数を普通紙と区別してカウントすることができるので、ユーザーの利便性を向上させることができる。
本実施形態の画像形成装置の構成を示す概略図である。 本実施形態の画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態の画像形成装置で使用される用紙(インデックス紙)を示す図である。 本実施形態の画像形成装置で使用される用紙(パンチ紙)を示す図である。 本実施形態の画像形成装置の制御部が行う種類判別処理について説明するための図である。 本実施形態の画像形成装置の制御部が行う種類判別処理について説明するための図である。 本実施形態の画像形成装置の制御部が行う履歴管理処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態の画像形成装置の操作パネルが表示する選択画面を示す図である。 本実施形態の画像形成装置の操作パネルが表示する詳細検索画面を示す図である。 本実施形態の画像形成装置の操作パネルが表示する検索結果画面を示す図である。
<画像形成装置の構成>
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置100は、用紙搬送路1を備える。用紙搬送路1は、用紙カセットCAから印刷領域を経由して排出トレイ(図示せず)に至る。画像形成装置100は、用紙搬送路1に沿って用紙Pを搬送し、搬送中の用紙Pに画像を印刷する印刷ジョブを実行する。図1では、用紙搬送路1に沿って搬送される用紙Pの搬送経路を破線矢印で示す。
画像形成装置100は、搬送部2を備える。搬送部2は、用紙搬送路1に沿って用紙Pを搬送する。
搬送部2は、給紙ローラー対21および給紙側搬送ローラー対22を備える。給紙ローラー対21は、用紙カセットCAから用紙Pを引き出し、用紙搬送路1に給紙する。給紙側搬送ローラー対22は、用紙搬送路1に給紙された用紙Pを搬送する。給紙側搬送ローラー対22の設置数は特に限定されない。
搬送部2は、レジストローラー対23を備える。レジストローラー対23は、印刷領域の用紙搬送方向上流側に設置される。レジストローラー対23は、印刷領域に向けて用紙Pを搬送する。
レジストローラー対23に用紙Pが到達した時点では、レジストローラー対23は回転を停止している。これにより、用紙Pの搬送が一旦停止される。このとき、用紙Pの斜行が矯正される。レジストローラー対23は、用紙Pの搬送を予め定められた斜行矯正時間が経過するまで停止させてから、用紙Pの搬送を開始する。
搬送部2は、搬送ベルト24を備える。搬送ベルト24は、印刷領域において用紙Pを搬送する。搬送ベルト24は、無端ベルトである。搬送ベルト24は、駆動ローラー241および従動ローラー242によって張架される。駆動ローラー241が回転することにより、搬送ベルト24が周回する。
レジストローラー対23から送られてくる用紙Pは搬送ベルト24上に至る。搬送ベルト24上に用紙Pが到達したとき、搬送ベルト24は周回している。これにより、搬送ベルト24上の用紙Pが搬送される。図示しないが、搬送ベルト24には、搬送ベルト24の厚み方向に貫通する吸引孔が形成される。また、搬送ベルト24の内側には吸引ユニットが設置される。吸引ユニットは、負圧を発生させることにより、搬送ベルト24上の用紙Pを吸引する。
搬送部2は、排出側搬送ローラー対25を備える。排出側搬送ローラー対25は、搬送ベルト24から送られてくる用紙Pを排出トレイに向けて搬送する。排出側ローラー対25の設置数は特に限定されない。
また、画像形成装置100は、印刷部3を備える。印刷部3は、搬送ベルト24の上方において搬送ベルト24の外周面と所定間隔を隔てて配置される。印刷部3は、搬送ベルト24が用紙Pを搬送しているとき(印刷領域に用紙Pが有るとき)、搬送ベルト24に向けてインクを吐出する。印刷部3から吐出されたインクは、搬送ベルト24上の用紙Pに着弾する。これにより、用紙Pに画像が印刷される。
印刷部3は、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックにそれぞれ対応する4つのインクヘッド30を備える。4つのインクヘッド30には、それぞれ、対応する色のインクが収容される。4つのインクヘッド30は、それぞれ、ノズル31(図2参照)を複数ずつ有する。言い換えると、4つのインクヘッド30は、それぞれ、複数のノズル31が設けられたノズル面を有する。4つのインクヘッド30の各ノズル31には、圧電素子(図示せず)が設けられる。4つのインクヘッド30は、それぞれ、対応する色のインクをノズル31から吐出する。
4つのインクヘッド30の各ノズル面は、下方に向けられる。4つのインクヘッド30は、それぞれ、ノズル面が搬送ベルト24の外周面と所定間隔を隔てて対向するよう配置される。また、4つのインクヘッド30は、搬送方向に互いに間隔を隔てて並ぶ。
また、画像形成装置100は、読取部4を備える。読取部4は、CIS(Contact Image Sensor)方式で読取対象を読み取る。読取部4は、イメージセンサー40(図2参照)を含む。イメージセンサー40の複数の受光素子は、用紙搬送方向と直交する方向に配列される。すなわち、読取部4による読み取りの主走査方向は、印刷部3による印刷の主走査方向と同方向である。
読取部4は、用紙搬送路1のうち、印刷領域よりも用紙搬送方向上流側の予め定められた位置RPを読取位置とする。読取部4は、読取位置RPにおいて、搬送中の用紙Pを用紙搬送方向と直交するラインごとに読み取る。
また、図2に示すように、画像形成装置100は、制御部5を備える。制御部5は、画像形成装置100の全体制御を行う。また、制御部5は、用紙Pに印刷すべき画像の画像データに対して種々の画像処理を行う。
制御部5は、CPU51およびメモリー52を備える、CPU51は、制御プログラムおよび制御データに基づき動作する。メモリー52は、ROMおよびRAMを含む。制御プログラムおよび制御データは、ROMに記憶され、RAMに展開される。
制御部5は、搬送部2の各種ローラーを回転させる搬送モーター20に接続される。制御部5は、搬送モーター20を制御する。図2では、搬送モーター20を1つのみ図示しているが、搬送モーター20の設置数は特に限定されない。
制御部5は、印刷部3のドライバー32に接続される。ドライバー32は、各インクヘッド30に設けられる。制御部5は、各インクベッド30のドライバー32を制御する(各インクヘッド30の印刷動作を制御する)。
具体的には、制御部5は、各インクヘッド30について、インクを吐出させるノズル31(ここでは、吐出ノズル31と称する)を示す制御信号を生成する。そして、制御部5は、各インクヘッド30のドライバー32に対して制御信号を送信する。各インクヘッド30のドライバー32は、制御信号に基づきインク吐出処理を行う。制御部5は、インク吐出処理が1回行われるごとに用紙Pが1ライン(1ドット)の幅分だけ進むように用紙Pの搬送を制御する。
各インクヘッド30のドライバー32は、インク吐出処理として、制御信号で示される吐出ノズル31に設けられた圧電素子に駆動電圧を印加する処理を行う。これにより、駆動電圧が印加された圧電素子に対応するノズル31が駆動する(当該ノズル31からインクが吐出される)。
制御部5は、読取部4に接続される。制御部5は、読取部4の読取動作を制御する。制御部5は、印刷の開始から完了までの間、読取部4に読み取りを行わせる。制御部5は、読取部4による読み取りで得られた用紙Pの読取データを取得する。すなわち、制御部5は、印刷部3による印刷で使用される用紙P(印刷部3による印刷が行われる直前の用紙P)の読取データを取得する。
制御部5は、読取部4から出力されるアナログ信号を増幅し、デジタルの読取データに変換する。制御部5は、シェーディング補正処理などの画像処理を読取データに対して行って、読取データを2値化し、2値化した読取データに対して膨張収縮処理を行う。制御部5は、2値化した読取データに基づき、印刷に用いる用紙Pの種類を判別する。詳細は後述する。
また、画像形成装置100は、操作パネル6を備える。操作パネル6は、印刷に関する設定および指示をユーザーから受け付ける。操作パネル6は、タッチスクリーンを含む。タッチスクリーンは、印刷に関する設定および指示を受け付けるための画面を表示する。
操作パネル6は、制御部5に接続される。制御部5は、操作パネル6の表示動作を制御する。また、制御部5は、操作パネル6に対して行われた操作を検知する。
また、画像形成装置100は、記憶部7を備える。記憶部7は、不揮発性の記憶デバイスである。たとえば、記憶部7は、HDDである。
<種類判別処理>
制御部5は、印刷部3による印刷の実行中、印刷で使用される用紙Pの種類を判別する種類判別処理を行う。制御部5は、印刷領域に向けて搬送される全用紙Pの種類を1枚ずつ判別する。印刷ジョブの印刷枚数が複数枚である場合には、複数枚の用紙Pのそれぞれについて種類の判別が行われる。
制御部5は、読取部4による用紙Pの読み取りで得られた読取データに基づき、印刷に用いる用紙Pの種類を判別する。たとえば、制御部5は、読取部4が用紙Pを読み取っているとき(用紙Pが読取位置RPを通過しているとき)、読取部4から用紙Pの読取データを取得する。そして、制御部5は、読取部4による用紙Pの読み取りと並行して、読取部4が読み取っている用紙Pを対象に種類判別処理を行う。
制御部5は、種類判別処理として、判別対象の用紙P(以下、対象用紙Pと称する)が普通紙であるか否かを判別する処理を行う。制御部5は、タブおよびパンチ穴が形成されていない用紙Pを普通紙と判別する。
また、制御部5は、種類判別処理として、対象用紙Pがインデックス紙であるか否かを判別する処理を行う。制御部5は、図3に示すような用紙P(タブTbを有する用紙P)をインデックス紙と判別する。なお、図3には、3枚のインデックス紙を含むインデックス紙セットのうちの1枚を示す。破線で示すタブTbは、他の2枚のインデックス紙に形成されたものでる。図3に示すインデックス紙を含むインデックス紙セットのタブ数(タブTBの数)は3つである。
また、制御部5は、種類判別処理として、対象用紙Pがパンチ紙(パンチ穴があけられた用紙P)であるか否かを判別する処理を行う。制御部5は、図4に示すような用紙P(パンチ穴Phを有する用紙P)をパンチ紙と判別する。図4には、パンチ穴Phが2つ形成されたパンチ紙を示す。パンチ穴Phの形成数が1つだけの用紙Pもパンチ紙として判別されてもよい。また、用紙Pの一方端側の領域および当該領域とは反対の他方端側の領域にそれぞれパンチ穴Phが形成された用紙Pもパンチ紙として判別されてもよい。
なお、場合によっては、タブTbおよびパンチ穴Phを両方有する用紙Pが印刷に用いられる。この場合、制御部5は、当該用紙Pをタブ付きパンチ紙と判別する。
また、制御部5は、種類判別処理として、対象用紙Pのサイズ(主走査方向の幅および副走査方向の幅)を判別する処理を行う。
以下に、種類判別処理について具体的に説明する。
制御部5は、種類判別処理を行うため、対象用紙Pの読取データを読取部4から取得する。読取データの一例を図5および図6に示す。図5には、対象用紙Pがインデックス紙である場合の読取データを示す。図6には、対象用紙Pがパンチ紙である場合の読取データを示す。
以下の説明では、主走査方向(用紙搬送方向と直交する方向)の左側を一方側と称し、主走査方向の右側を他方側と称する。また、副走査方向(用紙搬送方向)の用紙搬送方向下流側を一方側と称し、副走査方向の用紙搬送方向上流側を他方側と称する。
まず、制御部5は、対象用紙Pの読取データを白黒に2値化する。これにより、読取データのうち、用紙Pに対応する用紙領域と用紙Pから外れた用紙外領域とが明確に区別される。図5および図6では、用紙領域を白で示し、用紙外領域をハッチングで示す。
読取データの2値化後、制御部5は、対象用紙Pの読取データから、用紙領域内の画素であって対象用紙Pのエッジに対応する画素であるエッジ画素を検出する。すなわち、制御部5は、対象用紙Pの読取データから、対象用紙Pの輪郭を成す画素を検出する。制御部5は、読取データから検出した複数のエッジ画素に基づき、対象用紙Pのサイズを認識する。なお、対象用紙Pにパンチ穴Phが形成されている場合、制御部5は、パンチ穴Phの輪郭を成す画素もエッジ画素として検出する。
制御部5は、読取データ内の主走査方向に延びる複数の主走査画素ラインのそれぞれについて、主走査方向の最も一方側に位置するエッジ画素である主走査一方側画素を認識するとともに、主走査方向の最も他方側に位置するエッジ画素である主走査他方側画素を認識する。また、制御部5は、読取データ内の副走査方向に延びる複数の副走査画素ラインのそれぞれについて、副走査方向の最も一方側に位置するエッジ画素である副走査一方側画素を認識するとともに、副走査方向の最も他方側に位置するエッジ画素である副走査他方側画素を認識する。
図5に示す例において、主走査画素ラインXnに着目すると、主走査画素ラインXnと副走査画素ラインYsとの交点に位置するエッジ画素が主走査一方側画素と認識され、主走査画素ラインXnと副走査画素ラインYeとの交点に位置するエッジ画素が主走査他方側画素と認識される。主走査画素ラインXtに着目すると、主走査画素ラインXtと副走査画素ラインYsとの交点に位置するエッジ画素が主走査一方側画素と認識され、主走査画素ラインXtと副走査画素ラインYtとの交点に位置するエッジ画素が主走査他方側画素と認識される。
また、図5に示す例において、副走査画素ラインYnに着目すると、副走査画素ラインYnと主走査画素ラインXsとの交点に位置するエッジ画素が副走査一方側画素と認識され、副走査画素ラインYnと主走査画素ラインXeとの交点に位置するエッジ画素が副走査他方側画素と認識される。副走査画素ラインYtに着目すると、副走査画素ラインYtと主走査画素ラインXt1との交点に位置するエッジ画素が副走査一方側画素と認識され、副走査画素ラインYtと主走査画素ラインXt2との交点に位置するエッジ画素が副走査他方側画素と認識される。
図6に示す例において、主走査画素ラインXpに着目すると、主走査画素ラインXpと副走査画素ラインYsとの交点に位置するエッジ画素が主走査一方側画素と認識され、主走査画素ラインXpと副走査画素ラインYeとの交点に位置するエッジ画素が主走査他方側画素と認識される。なお、主走査画素ラインXpは、パンチ穴Phの輪郭を成すエッジ画素を含むが、当該エッジ画素は主走査一方側画素および主走査他方側画素と認識されない。なぜなら、主走査方向の最も一方側に位置するエッジ画素が主走査一方側画素と認識され、主走査方向の最も他方側に位置するエッジ画素が主走査他方側画素と認識されるためでる。
図6に示す例において、副走査画素ラインYpに着目すると、副走査画素ラインYpと主走査画素ラインXsとの交点に位置するエッジ画素が副走査一方側画素と認識され、副走査画素ラインYpと主走査画素ラインXeとの交点に位置するエッジ画素が副走査他方側画素と認識される。なお、副走査画素ラインYpは、パンチ穴Phの輪郭を成すエッジ画素を含むが、当該エッジ画素は副走査一方側画素および副走査他方側画素と認識されない。なぜなら、副走査方向の最も一方側に位置するエッジ画素が副走査一方側画素と認識され、副走査方向の最も他方側に位置するエッジ画素が副走査他方側画素と認識されるためでる。
ここで、種類判別処理には、第1処理と第2処理とがある。第1処理は、対象用紙Pがインデックス紙であるか否かを判別する処理である。第2処理は、対象用紙Pがパンチ紙であるか否かを判断する処理である。第1処理は、インデックス紙セットのタブ数を判別する処理を含む、第2処理は、パンチ紙のパンチ穴数およびパンチ穴位置を判別する処理を含む。以下に具体的に説明する。
1.第1処理
制御部5は、読取データ内の複数の主走査画素ラインのそれぞれについて、主走査一方側画素から主走査他方側画素までの画素数である第1主走査画素数を認識する。また、制御部5は、読取データ内の複数の副走査画素ラインのそれぞれについて、副走査一方側画素から副走査他方側画素までの画素数である第1副走査画素数を認識する。
たとえば、図5に示す主走査画素ラインXtにおいて、主走査方向の最も一方側に位置する画素(読取データの主走査方向の一方側の端に位置する画素)から、主走査一方側画素に対して主走査方向の一方側に隣接する画素までの画素数をNx1とする。また、主走査方向の最も一方側に位置する画素(読取データの主走査方向の一方側の端に位置する画素)から、主走査他方側画素までの画素数をNx2とする。この場合、図5に示す主走査画素ラインXtの第1主走査画素数は、Nx2からNx1を減算した画素数となる。図5に示す主走査画素ラインXnの第1主走査画素数は、図5に示す主走査画素ラインXtの第1主走査画素数(=Nx2−Nx1)よりも少なくなる。
また、図5に示す副走査画素ラインYtにおいて、副走査方向の最も一方側に位置する画素(読取データの副走査方向の一方側の端に位置する画素)から、副走査一方側画素に対して副走査方向の一方側に隣接する画素までの画素数をNy1とする。また、副走査方向の最も一方側に位置する画素(読取データの副走査方向の一方側の端に位置する画素)から、副走査他方側画素までの画素数をNy2とする。この場合、図5に示す副走査画素ラインYtの第1副走査画素数は、Ny2からNy1を減算した画素数となる。図5に示す副走査画素ラインYnの第1副走査画素数は、図5に示す副走査画素ラインYtの画素数(=Ny2−Ny1)よりも多くなる。
図6に示す主走査画素ラインXpにおいて、主走査方向の最も一方側に位置する画素(読取データの主走査方向の一方側の端に位置する画素)から、主走査一方側画素に対して主走査方向の一方側に隣接する画素までの画素数をNx3とする。また、主走査方向の最も一方側に位置する画素(読取データの主走査方向の一方側の端に位置する画素)から、主走査他方側画素までの画素数をNx4とする。この場合、図6に示す主走査画素ラインXpの第1主走査画素数は、Nx4からNx3を減算した画素数となる。理想的には、図6に示す読取データ内の複数の主走査画素ラインのそれぞれの第1主走査画素数は同じとなる。
図6に示す副走査画素ラインYpにおいて、副走査方向の最も一方側に位置する画素(読取データの副走査方向の一方側の端に位置する画素)から、副走査一方側画素に対して副走査方向の一方側に隣接する画素までの画素数をNy3とする。また、副走査方向の最も一方側に位置する画素(読取データの副走査方向の一方側の端に位置する画素)から、副走査他方側画素までの画素数をNy4とする。この場合、図6に示す副走査画素ラインYpの第1副走査画素数は、Ny4からNy3を減算した画素数となる。理想的には、図6に示す読取データ内の複数の副走査画素ラインのそれぞれの第1副走査画素数は同じとなる。
第1主走査画素数を認識した後、制御部5は、第1主走査画素数が多い順に所定数(たとえば、所定数は16である)の主走査画素ラインを選択し、選択した所定数の主走査画素ラインの第1主走査画素数を平均した主走査多数側平均値を求める。さらに、制御部5は、第1主走査画素数が少ない順に所定数(たとえば、所定数は16である)の主走査画素ラインを選択し、選択した所定数の主走査画素ラインの第1主走査画素数を平均した主走査少数側平均値を求める。
また、第1副走査画素数を認識した後、制御部5は、第1副走査画素数が多い順に所定数(たとえば、所定数は16である)の副走査画素ラインを選択し、選択した所定数の副走査画素ラインの第1副走査画素数を平均した副走査多数側平均値を求める。さらに、制御部5は、第1副走査画素数が少ない順に所定数(たとえば、所定数は16である)の副走査画素ラインを選択し、選択した所定数の副走査画素ラインの第1副走査画素数を平均した副走査少数側平均値を求める。
図5に示す例では、第1主走査画素数が多い主走査画素ラインとして、読取データ内のタブTbに対応するタブ領域TAを通過する主走査画素ライン(主走査画素ラインXtなど)が選択される。第1主走査画素数が少ない主走査画素ラインとしては、タブ領域TAを通過しない主走査画素ライン(たとえば、主走査画素ラインXn)が選択される。
また、図5に示す例では、第1副走査画素数が少ない副走査画素ラインとして、タブ領域TAを通過する副走査画素ライン(副走査画素ラインYtなど)が選択される。第1副走査画素数が多い副走査画素ラインとしては、タブ領域TAを通過しない副走査画素ライン(たとえば、副走査画素ラインYn)が選択される。
各平均値を求めた後、制御部5は、主走査多数側平均値から主走査少数側平均値を減算した値(ここでは、主走査減算値と称する)を求める。また、制御部5は、副走査多数側平均値から副走査少数側平均値を減算した値(ここでは、副走査減算値と称する)を求める。
ここで、対象用紙Pがインデックス紙(図3参照)である場合に図5に示すような読取データが得られる。すなわち、読取データ内にタブ領域TAが出現する。読取データ内にタブ領域TAが存在する場合には存在しない場合に比べて、主走査多数側平均値と主走査少数側平均値との差が大きくなる。また、副走査多数側平均値と副走査少数側平均値との差が大きくなる。なお、読取データ内にタブ領域TAが存在しない場合には、主走査多数側平均値と主走査少数側平均値との差が小さくなる(差がほとんどない)。また、副走査多数側平均値と副走査少数側平均値との差が小さくなる(差がほとんどない)。
そこで、制御部5は、主走査減算値および副走査減算値がそれぞれ予め定められた閾値よりも大きい場合、対象用紙Pの種類がインデックス紙であると判断する。主走査減算値および副走査減算値の少なくとも一方が閾値以下である場合、制御部5は、対象用紙Pの種類がインデックス紙であると判断しない。
対象用紙Pがインデックス紙であると判断した場合、制御部5は、対象用紙P(インデックス紙)を含むインデックス紙セットのタブ数を判別する。具体的には、制御部5は、主走査多数側平均値を主走査少数側平均値で除算した値(ここでは、主走査除算値と称する)を求める。また、制御部5は、副走査多数側平均値を副走査少数側平均値で除算した値(ここでは、副走査除算値と称する)を求める。
ここで、図3に示されるように、タブ数N(図3に示す例では、N=3)のインデックス紙セットはN枚のインデックス紙を含む。N枚のインデックス紙を重ねると、各インデックス紙のタブTbが一方向(タブ配列方向)に並ぶ。言い換えると、各インデックス紙のタブ位置がタブ配列方向に互いにずらされる。このようなインデックス紙セットでは、或るインデックス紙のタブ配列方向の幅を当該インデックス紙のタブTbのタブ配列方向の幅で除算した値に基づき、当該インデックス紙を含むインデックス紙セットのタブ数を判別することができる。
そこで、制御部5は、主走査除算値および副走査除算値のうち、より大きい方の除算値を選択する。そして、制御部5は、選択した除算値に基づき、対象用紙Pとしてのインデックス紙を含むインデックス紙セットのタブ数を判別する。
図5に示す例では、副走査除算値が選択される。副走査除算値は、約3である(除算値を小数点第一位で四捨五入してもよい)。その結果、制御部5は、タブ数が3つであると判断する。
2.第2処理
制御部5は、読取データ内の複数の主走査画素ラインのそれぞれについて、主走査一方側画素と主走査他方側画素との間に位置する画素を対象に、主走査方向の一方側から他方側に向かって、白画素から黒画素に変わる回数(または、黒画素から白画素に変わる回数)を主走査エッジ数としてカウントする主走査カウント処理を行う。なお、制御部5は、主走査一方側画素および主走査他方側画素は主走査カウント処理の対象としない。
たとえば、制御部5は、複数の主走査画素ラインを1つずつ主走査カウント処理のカウント対象に設定する。そして、制御部5は、カウント対象の主走査画素ラインの主走査方向の一方側から他方側に向かって1つずつ画素を確認し、白画素から黒画素に変化したとき、カウント対象の主走査画素ラインの主走査エッジ数のカウント値を1カウントアップする。
また、制御部5は、読取データ内の複数の副走査画素ラインのそれぞれについて、副走査一方側画素と副走査他方側画素との間に位置する画素を対象に、主走査方向の一方側から他方側に向かって、白画素から黒画素に変わる回数(または、黒画素から白画素に変わる回数)を副走査エッジ数としてカウントする副走査カウント処理を行う。なお、制御部5は、副走査一方側画素および副走査他方側画素は副走査カウント処理の対象としない。
たとえば、制御部5は、複数の副走査画素ラインを1つずつ副走査カウント処理のカウント対象に設定する。そして、制御部5は、カウント対象の副走査画素ラインの副走査方向の一方側から他方側に向かって1つずつ画素を確認し、白画素から黒画素に変化したとき、カウント対象の副走査画素ラインの副走査エッジ数のカウント値を1カウントアップする。
主走査カウント処理後、制御部5は、主走査エッジ数が多い順に所定数(たとえば、所定数は16である)の主走査画素ラインを選択し、選択した所定数の主走査画素ラインの主走査エッジ数を平均した主走査エッジ平均値を求める。また、副走査カウント処理後、制御部5は、副走査エッジ数が多い順に所定数(たとえば、所定数は16である)の副走査画素ラインを選択し、選択した所定数の副走査画素ラインの副走査エッジ数を平均した副走査エッジ平均値を求める。
図6に示す例において、主走査画素ラインXpは、1つのパンチ穴領域PA(読取データ内のパンチ穴Phに対応する領域)を通過する。このため、主走査画素ラインXpの主走査エッジ数は1となる。パンチ穴領域PAを通過しない主走査画素ラインの主走査エッジ数は0となる。
図6に示す例では、パンチ穴領域PAは主走査方向に配列されていない。したがって、図6に示す例では、主走査エッジ数が多い主走査画素ラインとして、1つのパンチ穴領域PAを通過する主走査画素ライン(主走査画素ラインXpなど)が選択される。これにより、主走査エッジ平均値は約1となる。
また、図6に示す例において、副走査画素ラインYpは、2つのパンチ穴領域PAを通過する。このため、副走査画素ラインYpの副走査エッジ数は2となる。パンチ穴領域PAを通過しない副走査画素ラインの副走査エッジ数は0となる。
図6に示す例では、2つのパンチ穴領域PAが副走査方向に配列されている。したがって、図6に示す例では、副走査エッジ数が多い副走査画素ラインとして、2つのパンチ穴領域PAを通過する副走査画素ライン(副走査画素ラインYpなど)が選択される。これにより、副走査エッジ平均値は約2となる。
ここで、パンチ紙の読み取りが行われた場合には、読取対象のパンチ紙に形成されたパンチ穴Phと同数のパンチ穴領域PAが読取データに出現する。したがって、主走査エッジ平均値および副走査エッジ平均値はそれぞれ1以上となる。
そこで、制御部5は、主走査エッジ平均値および副走査エッジ平均値がそれぞれ1以上である場合、対象用紙Pの種類がパンチ紙であると判断する。主走査エッジ平均値および副走査エッジ平均値の少なくとも一方が1未満である場合、制御部5は、対象用紙Pの種類がパンチ紙であると判断しない。
対象用紙Pがパンチ紙であると判断した場合、制御部5は、対象用紙P(パンチ紙)に形成されたパンチ穴数を判別する。具体的には、制御部5は、主走査エッジ平均値と副走査エッジ平均値との乗算値を求める。
ここで、図4に示すようなパンチ紙(パンチ穴Phが2つ形成されたパンチ紙)の読み取りが行われた場合に図6に示す読取データが得られる。図6に示す読取データを対象にした種類判別処理(主走査エッジ平均値および副走査エッジ平均値を求める処理)では、主走査エッジ平均値が約1となり、副走査エッジ平均値が約2となる。なぜなら、読取対象のパンチ紙には、2つのパンチ穴Phを含む穴列が1列形成されているためのである。仮に、図示しないが、2つのパンチ穴Phを含む穴列が2列形成されたパンチ紙(パンチ穴数が合計4つのパンチ紙)の読み取りが行われた場合には、主走査エッジ平均値が約2となり、副走査エッジ平均値が約2となる。
そこで、制御部5は、主走査エッジ平均値と副走査エッジ平均値との乗算値(乗算値を小数点第一位で四捨五入してもよい)に基づき、パンチ穴数を判別する。2つのパンチ穴Phを含む穴列が1列形成されたパンチ紙の読み取りが行われた場合(図6に示す読取データが得られた場合)には、パンチ穴数が2(=1×2)と判別される。2つのパンチ穴Phを含む穴列が2列形成されたパンチ紙の読み取りが行われた場合には、パンチ穴数が4(=2×2)と判別される。
また、対象用紙Pがパンチ紙であると判断した場合、制御部5は、対象用紙P(パンチ紙)のうち主走査方向の最も一方側に位置し副走査方向の最も一方側に位置するパンチ穴Phである端側パンチ穴Phの形成位置(パンチ穴位置)を示す情報を取得する。以下に具体的に説明する。
制御部5は、読取データ内の複数の主走査画素ラインのそれぞれについて、対象用紙Pに形成されたパンチ穴Phのエッジに対応するエッジ画素を含むか否かを判断する。そして、制御部5は、パンチ穴Phのエッジに対応するエッジ画素を含む主走査画素ラインごとに、主走査一方側画素(エッジ画素)から、主走査方向の一方側から他方側に向かって主走査一方側画素の次に出現するエッジ画素までの画素数である第2主走査画素数を認識する。
また、制御部5は、読取データ内の複数の副走査画素ラインのそれぞれについて、対象用紙Pに形成されたパンチ穴Phのエッジに対応するエッジ画素を含むか否かを判断する。そして、制御部5は、パンチ穴Phのエッジに対応するエッジ画素を含む副走査画素ラインごとに、副走査一方側画素(エッジ画素)から、副走査方向の一方側から他方側に向かって副走査一方側画素の次に出現するエッジ画素までの画素数である第2副走査画素数を認識する。
図6に示す例において、主走査画素ラインXpに着目すると、主走査方向の一方側から他方側に向かって主走査一方側画素の次に出現するエッジ画素として認識されるのは、主走査画素ラインXpと副走査画素ラインYedとの交点に位置する画素である。
ここで、図6に示す主走査画素ラインXpにおいて、主走査方向の最も一方側に位置する画素(読取データの主走査方向の一方側の端に位置する画素)から、主走査一方側画素に対して主走査方向の一方側に隣接する画素までの画素数をNx3とする。また、主走査方向の最も一方側に位置する画素(読取データの主走査方向の一方側の端に位置する画素)から、主走査画素ラインXpと副走査画素ラインYedとの交点に位置する画素までの画素数をNx5とする。この場合、図6に示す主走査画素ラインXpの第2主走査画素数は、Nx5からNx3を減算した画素数となる。
なお、図6に示す例において、パンチ穴領域PAを通過しない主走査画素ラインには、対象用紙Pに形成されたパンチ穴Phのエッジに対応するエッジ画素が含まれない。すなわち、パンチ穴領域PAを通過しない主走査画素ラインについては第2主走査画素数を求める処理は行われない。
図6に示す例において、副走査画素ラインYpに着目すると、副走査方向の一方側から他方側に向かって副走査一方側画素の次に出現するエッジ画素として認識されるのは、副走査画素ラインYpと主走査画素ラインXedとの交点に位置する画素である。
ここで、図6に示す副走査画素ラインYpにおいて、副走査方向の最も一方側に位置する画素(読取データの副走査方向の一方側の端に位置する画素)から、副走査一方側画素に対して副走査方向の一方側に隣接する画素までの画素数をNy3とする。また、副走査方向の最も一方側に位置する画素(読取データの副走査方向の一方側の端に位置する画素)から、副走査画素ラインYpと主走査画素ラインXedとの交点に位置する画素までの画素数をNy5とする。この場合、図6に示す副走査画素ラインYpの第2副走査画素数は、Ny5からNy3を減算した画素数となる。
なお、図6に示す例において、パンチ穴領域PAを通過しない副走査画素ラインには、対象用紙Pに形成されたパンチ穴Phのエッジに対応するエッジ画素が含まれない。すなわち、パンチ穴領域PAを通過しない副走査画素ラインについては第2副走査画素数を求める処理は行われない。
第2主走査画素数を認識した後、制御部5は、第2主走査画素数が多い順に所定数(たとえば、所定数は16である)の主走査画素ラインを選択し、選択した所定数の主走査画素ラインの第2主走査画素数の平均値を求める。また、第2副走査画素数を認識した後、制御部5は、第2副走査画素数が多い順に所定数(たとえば、所定数は16である)の副走査画素ラインを選択し、選択した所定数の副走査画素ラインの第2副走査画素数の平均値を求める。制御部5は、対象用紙Pの主走査方向の一方側の端から、主走査方向の一方側から他方側に向かって、第2主走査画素数の平均値に相当する幅分だけ進んだ位置を端側パンチ穴Phの主走査方向の形成位置と認識する。また、制御部5は、対象用紙Pの副走査方向の一方側の端から、副走査方向の一方側から他方側に向かって、第2副走査画素数の平均値に相当する幅分だけ進んだ位置を端側パンチ穴Phの副走査方向の形成位置と認識する。
<履歴情報(用紙情報)の更新>
記憶部7は、印刷部3による印刷で使用された用紙Pの使用履歴を示す履歴情報を用紙Pの種類ごとに記憶する。履歴情報は、対応する用紙Pの累積使用枚数(印刷で使用された枚数)を示す情報を含む。また、履歴情報は、対応する用紙Pの読取データを含む。また、履歴情報は、対応する用紙Pを用いた印刷の最終印刷日(最終更新日)を示す情報を含む。
また、履歴情報には、対応する用紙Pの種類を示す用紙情報が対応付けられる。履歴情報は、対応する用紙情報と共に記憶部7に不揮発的に記憶される。過去の印刷で使用された用紙Pの種類が複数存在する場合には、複数種の用紙Pにそれぞれ対応する複数の履歴情報が記憶部7に記憶される。
制御部5は、履歴情報を管理する履歴管理処理を行う。履歴管理処理は、既存の履歴情報を更新する処理と新たに履歴情報を追加する処理とを含む。制御部5は、印刷ジョブが1回行われるごとに、履歴管理処理を行う。
以下に、図7に示すフローチャートを参照し、制御部5が行う履歴管理処理の流れについて説明する。図7に示すフローは、印刷ジョブが開始されて以降、読取部4が1枚目の用紙Pを読み取り、それによって得られた読取データを制御部5が取得したときにスタートする。
ステップS1において、制御部5は、1枚目の用紙Pを対象に設定する。そして、制御部5は、対象用紙P(1枚目の用紙P)の読取データに基づき種類判別処理を行うことにより、対象用紙Pの種類を判別する。制御部5は、普通紙、インデックス紙、パンチ紙およびタブ付きパンチ紙の4種類のうち、対象用紙Pの種類がいずれであるかを判別する。
種類判別処理で判別した種類がインデックス紙である場合、制御部5は、対象用紙P(インデックス紙)を含むインデックス紙セットのタブ数を判別する。
種類判別処理で判別した種類がパンチ紙である場合、制御部5は、対象用紙P(パンチ紙)に形成されたパンチ穴数を判別する。また、制御部5は、対象用紙Pに形成されたパンチ穴位置を判別する。制御部5は、対象用紙Pのパンチ穴位置として、端側パンチ穴Phの形成位置を判別する。
なお、制御部5による種類判別処理において、対象用紙Pの種類がインデックス紙であると判断すべき条件および対象用紙Pがパンチ紙であると判断すべき条件の両方が満たされる場合がある。このとき、制御部5は、対象用紙Pがタブ付きパンチ紙であると判断する。対象用紙Pがタブ付きパンチ紙である場合、制御部5は、対象用紙P(タブ付きパンチ紙)を含むインデックス紙セットのタブ数、対象用紙Pのパンチ穴数、および、対象用紙Pのパンチ穴位置を判別する。
また、制御部5は、対象用紙Pのサイズ(主走査方向の幅および副走査方向の幅)を判別する。制御部5は、普通紙、インデックス紙、パンチ紙およびタブ付きパンチ紙のいずれであるかにかかわらず、対象用紙Pのサイズを判別する。
ステップS2において、制御部5は、対象用紙P(1枚目の用紙P)の種類を示す用紙情報を生成する。対象用紙Pが普通紙である場合、制御部5は、対象用紙Pの種類が普通紙であることを示す用紙情報を生成する。対象用紙Pがインデックス紙である場合、制御部5は、対象用紙Pの種類がインデックス紙であることを示す用紙情報を生成する。対象用紙Pがパンチ紙である場合、制御部5は、対象用紙Pの種類がパンチ紙であることを示す用紙情報を生成する。対象用紙Pがタブ付きパンチ紙である場合、制御部5は、対象用紙Pの種類がタブ付きパンチ紙であることを示す用紙情報を生成する。
また、対象用紙Pがインデックス紙である場合、制御部5は、対象用紙Pを含むインデックス紙セットのタブ数を示す情報を用紙情報に含める。対象用紙Pがパンチ紙である場合、制御部5は、対象用紙Pのパンチ穴数を示す情報および対象用紙Pのパンチ穴位置を示す情報を用紙情報に含める。対象用紙Pがタブ付きパンチ紙である場合、制御部5は、対象用紙Pを含むインデックス紙セットのタブ数を示す情報、対象用紙Pのパンチ穴数を示す情報および対象用紙Pのパンチ穴位置を示す情報を用紙情報に含める。
ここで、制御部5は、種類判別処理をメモリー52(RAM)上で行う。そして、制御部5は、種類判別処理の判別結果に基づき生成した用紙情報をメモリー52に保持する。
ステップ3において、制御部5は、次に画像を印刷すべき用紙P(次用紙P)の有無を判断する。次用紙Pが有ると制御部5が判断した場合、ステップS4に移行する。
ステップS4に移行すると、制御部5は、次用紙Pを新たな対象に設定して種類判別処理を行う。また、ステップS5において、制御部5は、次用紙Pを対象にした種類判別処理の判別結果に基づき、次用紙Pの用紙情報を生成する。
ステップS6において、制御部5は、比較処理を行う。このとき、制御部5は、メモリー52上の既存の用紙情報と今回生成した新たな用紙情報とを比較する。その後、ステップS3に移行する。
ここで、比較処理について説明する。新たな用紙情報で示される用紙Pと種類が同じ用紙Pを示す用紙情報がメモリー52に既に保持されている場合、制御部5は、新たな用紙情報で示される用紙Pと種類が同じ用紙Pを示す用紙情報に対応付けられた今回印刷枚数を1カウントアップする。この場合、制御部5は、新たな用紙情報をメモリー52に保持しない。一方で、新たな用紙情報で示される用紙Pと種類が同じ用紙Pを示す用紙情報がメモリー52に保持されていない場合、制御部5は、新たな用紙情報に今回印刷枚数を対応付けてメモリー52に保持する。なお、今回印刷枚数は、対応する用紙情報で示される用紙Pの今回の印刷ジョブでの使用枚数である。
1枚目の用紙Pの用紙情報は必ずメモリー52に保持される。1枚目の用紙Pの用紙情報に対応する今回印刷枚数の初期値は1である。
そして、1枚目の用紙Pと2枚目の用紙P(次用紙P)とが同一種類であった場合、1枚目の用紙Pの用紙情報に対応する今回印刷枚数が1カウントアップされる(今回印刷枚数の値が2となる)。この場合、2枚目の用紙Pの用紙情報は保持されない。
1枚目の用紙Pと2枚目の用紙P(次用紙P)とが異なる種類であった場合、2枚目の用紙Pの用紙情報が保持される。2枚目の用紙Pの用紙情報には今回印刷枚数が対応付けられる。2枚目の用紙Pの用紙情報に対応する今回印刷枚数の初期値は1である。この場合には、1枚目の用紙Pの用紙情報に対応する今回印刷枚数はカウントアップされない。
印刷ジョブの印刷枚数が3枚以上である場合、3枚目以降の用紙Pの用紙情報についても、既存の用紙情報との比較が行われる。そして、既存の用紙情報に対応する今回印刷枚数がカウントアップされる。または、3枚目以降の用紙Pの用紙情報がメモリー52に保持される。
ステップS3において、次用紙Pが無いと制御部5が判断した場合には、ステップS7に移行する。次用紙Pが無ければ、現在搬送中の用紙Pが排出されると今回の印刷ジョブが完了する。
ステップS7に移行すると、制御部5は、メモリー52に現在保持されている新たな用紙情報と記憶部7に記憶された履歴情報に対応する既存の用紙情報とを比較し、新たな用紙情報で示される用紙Pと同じ種類の用紙Pの使用履歴があるか否か(当該用紙Pが過去の印刷ジョブで使用されたことがあるか否か)を判断する履歴判断処理を行う。言い換えると、制御部5は、新たな用紙情報で示される用紙Pと種類が同じ用紙Pを示す用紙情報である対象用紙情報が記憶部7に既に記憶されているか否かを判断する処理を行う。メモリー52に現在保持されている新たな用紙情報が複数存在する場合、制御部5は、複数の新たな用紙情報のそれぞれについて履歴判断処理を行う。
たとえば、新たな用紙情報で示される用紙Pがインデックス紙であり、タブ数が3つであるとする。この場合、制御部5は、タブ数が3つのインデックス紙に対応する用紙情報を記憶部7から検索する。そして、当該用紙情報が記憶部7に記憶されていれば、制御部5は、当該用紙情報を対象用紙情報(更新対象の用紙情報)と認識する。この例において、仮に、インデックス紙に対応する用紙情報が記憶部7に記憶されていても、当該用紙情報で示されるタブ数が2つまたは4つ以上であれば、当該用紙情報は対象用紙情報と認識されない。
また、たとえば、新たな用紙情報で示される用紙Pがパンチ紙であり、パンチ穴数が2つであるとする。この場合、制御部5は、パンチ穴数が2つのパンチ紙に対応し、かつ、新たな用紙情報で示されるパンチ穴位置とのずれ量が所定量未満のパンチ穴位置を示す情報を含む用紙情報を記憶部7から検索する。そして、当該用紙情報が記憶部7に記憶されていれば、制御部5は、当該用紙情報を対象用紙情報と認識する。この例において、仮に、パンチ紙に対応する用紙情報が記憶部7に記憶されていても、当該用紙情報で示されるパンチ穴数が2つ未満3つ以上である場合、および、新たな用紙情報で示されるパンチ穴位置とのずれ量が所定量以上のパンチ穴位置を示す情報が当該用紙情報に含まれている場合には、当該用紙情報は対象用紙情報と認識されない。
ステップS8において、制御部5は、対象用紙情報が記憶部7に記憶されているか否かを判断する。対象用紙情報が記憶部7に記憶されていると制御部5が判断した場合には、ステップS9に移行する。
ステップS9に移行すると、制御部5は、対象用紙情報に対応する既存の履歴情報に含まれる各情報を更新する。すなわち、制御部5は、累積使用枚数を示す情報および最終印刷日(最終更新日)を示す情報を更新する。履歴情報に含まれる読取データについては更新されない。
たとえば、対象用紙情報に対応する履歴情報の累積使用枚数が450枚であり、新たな用紙情報の今回印刷枚数が50枚であったとする。この場合、制御部5は、対象用紙情報に対応する履歴情報の累積使用枚数を500(=450+50)枚に更新する。
また、対象用紙情報に対応する履歴情報の最終印刷日が2019年5月5日であり、今回の印刷ジョブの実行日が2019年6月10日であったとする。この場合、制御部5は、対象用紙情報に対応する履歴情報の最終印刷日を2019年6月10日に更新する。
ステップS8において、対象用紙情報が記憶部7に記憶されていないと制御部5が判断した場合には、ステップS10に移行する。ステップS10に移行すると、制御部5は、新たな用紙情報と新たな用紙情報で示される用紙Pの使用履歴を示す新たな履歴情報とを対応付けて記憶部7に記憶させる。
新たな履歴情報には、対応する新たな用紙情報で示される用紙Pの累積使用枚数を示す情報が含められる。すなわち、新たな用紙情報に対応付けられた今回印刷枚数が新たな履歴情報の累積使用枚数とされる。また、新たな履歴情報には、新たな用紙情報で示される用紙Pの読取データが含められる。また、新たな履歴情報には、今回の印刷ジョブの実行日を示す情報が最終印刷日(最終更新日)を示す情報として含められる。
<検索操作の受付>
操作パネル6は、用紙Pの種類を入力する検索操作をユーザーから受け付ける。検索操作を受け付けるとき、操作パネル6は、最初に、図8に示すような選択画面6Aを表示する。
選択画面6Aには、4つの選択ボタンSB(SB1、SB2、SB3およびSB4)が配される。選択ボタンSB1は、普通紙に対応する。選択ボタンSB2は、インデックス紙に対応する。選択ボタンSB3は、パンチ紙に対応する。選択ボタンSB4は、タブ付きパンチ紙に対応する。
操作パネル6は、選択画面6Aの表示中、いずれかの選択ボタンSBに対するタッチ操作を検索操作の一操作として受け付ける。制御部6は、選択画面6Aに対する検索操作を検知すると、詳細検索画面6Bを操作パネル6に表示させる。詳細検索画面6Bの一例を図9に示す。図9に示す詳細検索画面6Bは、パンチ紙に対応する。以下、パンチ紙に対応する詳細検索画面6Bに符号6Bpを付す。
パンチ紙に対応する詳細検索画面6Bpは、パンチ紙に対応する選択ボタンSB3をタッチした場合に表示される。図示しないが、普通紙に対応する選択ボタンSB1をタッチした場合には、普通紙に対応する詳細検索画面6Bが表示される。インデックス紙に対応する選択ボタンSB2をタッチした場合には、インデックス紙に対応する詳細検索画面6Bが表示される。タブ付きパンチ紙に対応する選択ボタンSB4をタッチした場合には、タブ付きパンチ紙に対応する詳細検索画面6Bが表示される。
パンチ紙の詳細検索画面6Bpには、パンチ穴数を入力するための穴数入力欄IFが配される。操作パネル6は、穴数入力欄IFへのパンチ穴数の入力操作を検索操作の一操作として受け付ける。なお、図示しないが、用紙サイズを入力するためのサイズ入力欄がパンチ紙の詳細設定画面6Bpに配されてもよい。この場合、操作パネル6は、サイズ入力欄への用紙サイズの入力操作も検索操作の一操作として受け付ける。
図示しないが、インデックス紙の詳細検索画面6Bには、タブ数を入力するためのタブ数入力欄が配される。そして、操作パネル6は、タブ数入力欄へのタブ数の入力操作を検索操作の一操作として受け付ける。パンチ紙の詳細検索画面6Bpと同様、インデックス紙の詳細設定画面6Bにサイズ入力欄が配されてもよい。
また、図示しないが、タブ付きパンチ紙の詳細検索画面6Bには、パンチ穴数を入力するための穴数入力欄およびタブ数を入力するためのタブ数入力欄が配される。そして、操作パネル6は、穴数入力欄へのパンチ穴数の入力操作およびタブ数入力欄へのタブ数の入力操作をそれぞれ検索操作の一操作として受け付ける。パンチ紙の詳細検索画面6Bpと同様、タブ付きパンチ紙の詳細設定画面6Bにサイズ入力欄が配されてもよい。
また、図示しないが、普通紙の詳細検索画面6Bには、用紙サイズを入力するためのサイズ入力欄が配される。操作パネル6は、サイズ入力欄への用紙サイズの入力操作を検索操作の一操作として受け付ける。
制御部5は、詳細検索画面6Bに対する検索操作を検知すると、検索操作で入力された用紙Pの種類を示す用紙情報を記憶部7から検索する検索処理を行う。たとえば、パンチ紙の詳細設定画面6Bpの穴数入力欄IFに「2」が入力された場合、制御部5は、パンチ穴数が2つのパンチ紙に対応する用紙情報を記憶部7から検索する。
また、たとえば、インデックス紙の詳細設定画面6Bのタブ数入力欄に「3」が入力された場合、制御部5は、タブ数が3つのインデックス紙セットのインデックス紙に対応する用紙情報を記憶部7から検索する。
また、詳細設定画面6Bのサイズ入力欄に用紙サイズが入力された場合、制御部5は、入力されたサイズの用紙Pに対応する用紙情報だけを検索対象とする。すなわち、パンチ紙の詳細設定画面6Bpの穴数入力欄IFに「2」が入力され、サイズ入力欄に「A4」が入力された場合、制御部5は、用紙サイズがA4でパンチ穴数が2つのパンチ紙に対応する用紙情報を記憶部7から検索する。
検索操作で入力され用紙Pの種類を示す用紙情報が見つかった場合、制御部5は、検索処理で見つかった用紙情報に対応する履歴情報を操作パネル6に表示させる。このとき、操作パネル6は、図10に示すような検索結果画面6Cを表示する。図10に示す検索結果画面6Cは一例であり、画面レイアウトなどは任意に変更可能である。以下の説明では、検索処理で見つかった用紙情報に対応する履歴情報を対象履歴情報と称する。
操作パネル6は、対象履歴情報に対応する用紙情報で示される用紙Pの累積使用枚数を検索結果画面6Cに表示する。図10では、破線で囲んだ領域C1に表示された情報が累積使用枚数に相当する。
また、操作パネル6は、対象履歴情報に対応する用紙情報で示される用紙Pを用いた印刷の最終印刷日を検索結果画面6Cに表示する。図10では、破線で囲んだ領域C2に表示された情報が最終印刷日に相当する。
また、制御部5は、対象履歴情報に対応する用紙情報で示される用紙Pの読取データに基づき表示用の画像データを生成する。そして、制御部5は、表示用の画像データに基づく表示を操作パネル6に行わせる。すなわち、操作パネル6は、対象履歴情報に対応する用紙情報で示される用紙Pの読取データに基づく用紙画像PGを検索結果画面6Cに表示する。
ここで、検索処理で複数の用紙情報が見つかった場合(対象履歴情報が複数存在する場合)、制御部5は、複数の対象履歴情報のうち、対応する用紙情報で示される用紙Pの累積使用枚数が多い対象履歴情報から順に操作パネル6に表示させる。図10には、対応する用紙情報で示される用紙Pの累積使用枚数が多い対象履歴情報から順に表示された検索結果画面6Cを示す。
たとえば、制御部5は、図10に示す状態から、予め定められたスクロール操作が操作パネル6に対して行われると、現在表示中の対象履歴情報よりも対応する用紙情報で示される用紙Pの累積使用枚数が少ない対象履歴情報を操作パネル6に表示させる。この場合にも、対応する用紙情報で示される用紙Pの累積使用枚数が多い対象履歴情報から順に表示される。
また、操作パネル6は、期間を入力する操作を検索操作として受け付ける。期間を入力する操作を操作パネル6が受け付けた場合、制御部6は、検索操作で入力された期間を検索対象期間に設定する。そして、制御部5は、対応する用紙情報で示される用紙Pを用いた印刷の最終印刷日が検索対象期間に入っている対象履歴情報を操作パネル6に表示させる。この場合にも、対応する用紙情報で示される用紙Pの累積使用枚数が多い対象履歴情報から順に表示される。
本実施形態の構成では、上記のように、制御部5は、読取部4による用紙Pの読み取りで得られた読取データに基づき、印刷に用いる用紙Pの種類を判別する。読取部4がインデックス紙を読み取った場合には、読取データにタブ領域TA(普通紙の読取データには出現しない領域)が出現する。読取部4がパンチ紙を読み取った場合には、読取データにパンチ穴領域PA(普通紙の読取データには出現しない領域)が出現する。
これにより、読取データに基づき用紙Pの種類を判別する構成では、普通紙、インデックス紙、パンチ紙およびタブ付きパンチ紙、のいずれが印刷で使用されたかを容易に判別することができる。すなわち、パンチ紙およびインデックス紙などの使用枚数を普通紙と区別してカウントすることができる。たとえば、用紙カセットCAに普通紙とパンチ紙とが混在していても、普通紙が給紙された場合には、普通紙の使用枚数がカウントアップされる。パンチ紙が給紙された場合には、パンチ紙の使用枚数がカウントアップされ、普通紙の使用枚数はカウントアップされない。
また、本実施形態の構成では、検索操作の受け付けが行われる。検索操作でインデックス紙の検索を指示すると、インデックス紙の使用枚数が表示される。検索操作でパンチ紙の検索を指示すると、パンチ紙の使用枚数が表示される。ユーザーからすると、普通紙、インデックス紙、パンチ紙およびタブ付きパンチ紙の各使用枚数を区別して把握することができるので、利便性が良い。なお、本実施形態では、検索によって見つかった用紙Pを用いた印刷の最終印刷日も表示される。これにより、最終印刷日を知りたいユーザーの利便性が向上する。
ここで、制御部5は、用紙Pの種類を判別する種類判別処理として、第1処理および第2処理を行う。第1処理は、用紙Pに形成されたタブTbを検出する処理である。第2処理は、用紙Pに形成されたパンチ穴Phを検出する処理である。このような種類判別処理が行われることにより、普通紙、インデックス紙、パンチ紙およびタブ付きパンチ紙のうち、いずれの用紙Pを読取部4が読み取ったか(いずれの用紙Pが印刷で使用されたか)を容易に判別することができる。
さらに、読取部4が読み取った用紙Pがインデックス紙である場合には、タブ数を判別することができる。読取部4が読み取った用紙Pがパンチ紙である場合には、パンチ穴数を判別することができる。すなわち、インデックス紙の種類を詳細に判別することができるとともに、パンチ紙の種類を詳細に判別することができる。
そこで、操作パネル6は、検索操作として、タブ数を入力する操作を受け付ける。タブ数を入力すると、過去に使用されたインデックス紙のうち、入力したタブ数に対応するインデックス紙の使用枚数を把握することができる。これにより、ユーザーの利便性がより向上する。
また、操作パネル6は、検索操作として、パンチ穴数を入力する操作を受け付ける、パンチ穴数を入力すると、過去に使用されたパンチ紙のうち、入力したパンチ穴数に対応するパンチ紙の使用枚数を把握することができる。これにより、ユーザーの利便性がより向上する。
ここで、読取データに基づき用紙Pの種類を判別する構成では、搬送中の用紙Pが斜行していたり、搬送中の用紙Pに折れがあったりすると、当該用紙Pの種類が他の用紙Pの種類とは異なると判別される。すなわち、斜行用紙Pや折れ用紙Pに対応する履歴情報が別途生成され記憶される。ユーザーからすると、斜行用紙Pや折れ用紙Pの履歴情報は必要ではない。
そこで、制御部5は、検索処理で複数の用紙情報が見つかった場合、検索処理で見つかった複数の用紙情報にそれぞれ対応する複数の履歴情報のうち、対応する用紙情報で示される用紙Pの累積使用枚数が多い履歴情報から順に操作パネル6に表示させる。これにより、使用頻度の高い種類の用紙Pの履歴情報が優先的に表示される。すなわち、斜行用紙Pや折れ用紙Pの履歴情報が先に表示されることはない。
なお、変形例として、最終印刷日に基づき表示順が決められてもよい。変形例では、制御部5は、検索処理で複数の用紙情報が見つかった場合、検索処理で見つかった複数の用紙情報にそれぞれ対応する複数の履歴情報のうち、対応する用紙情報で示される用紙Pを用いた印刷の最終印刷日が新しい履歴情報から順に操作パネル6に表示させる。
また、本実施形態では、操作パネル6は、検索操作として、用紙サイズを入力する操作を受け付ける。さらに、操作パネル6は、検索操作として、期間を入力する操作を受け付ける。この構成では、検索条件を詳細に絞り込むことができるので、ユーザーの利便性がより向上する。
また、制御部5は、操作パネル6に履歴情報を表示させるとき、対応する用紙Pの読取データに基づく用紙画像PGをさらに表示させる。この構成では、検索で見つかった用紙Pの形状をイメージし易くなるので、ユーザーにとっては利便性が良い。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
3 印刷部
4 読取部
5 制御部
6 操作パネル
7 記憶部
100 画像形成装置
P 用紙

Claims (15)

  1. 操作パネルと、
    用紙に印刷を行う印刷部と、
    印刷で使用される用紙を読み取る読取部と、
    前記読取部が用紙を読み取ると、前記読取部による用紙の読み取りで得られた読取データに基づき、前記読取部が読み取った用紙の種類を判別し、前記読取部が読み取った用紙の種類を示す用紙情報を生成する制御部と、
    前記用紙情報と前記用紙情報で示される用紙の使用履歴を示す履歴情報とを対応付けて記憶する記憶部と、を備え、
    前記制御部は、新たに生成した前記用紙情報で示される用紙と種類が同じ用紙を示す前記用紙情報である対象用紙情報が前記記憶部に記憶されているか否かの判断を行い、前記対象用紙情報が記憶されている場合には、前記対象用紙情報に対応する前記履歴情報を更新し、前記対象用紙情報が記憶されていない場合には、新たに生成した前記用紙情報と新たに生成した前記用紙情報で示される用紙の使用履歴を示す新たな前記履歴情報とを対応付けて前記記憶部に記憶させ、
    前記操作パネルは、用紙の種類を入力する検索操作をユーザーから受け付け、
    前記制御部は、前記検索操作で入力された用紙の種類を示す前記用紙情報を前記記憶部から検索する検索処理を行い、前記検索処理で見つかった前記用紙情報に対応する前記履歴情報を前記操作パネルに表示させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記用紙情報を生成するとき、前記制御部は、
    前記読取データを2値化し、
    前記読取データから、用紙のエッジに対応する画素であるエッジ画素を検出し、
    前記読取データ内の主走査方向に延びる複数の主走査画素ラインのそれぞれについて、前記主走査方向の最も一方側に位置する前記エッジ画素である主走査一方側画素および前記主走査方向の最も他方側に位置する前記エッジ画素である主走査他方側画素を認識するとともに、前記主走査一方側画素から前記主走査他方側画素までの画素数である第1主走査画素数を認識し、
    前記読取データ内の副走査方向に延びる複数の副走査画素ラインのそれぞれについて、前記副走査方向の最も一方側に位置する前記エッジ画素である副走査一方側画素および前記副走査方向の最も他方側に位置する前記エッジ画素である副走査他方側画素を認識するとともに、前記副走査一方側画素から前記副走査他方側画素までの画素数である第1副走査画素数を認識し、
    前記第1主走査画素数が多い順に所定数の前記主走査画素ラインの前記第1主走査画素数を平均した主走査多数側平均値を求めるとともに、前記第1主走査画素数が少ない順に前記所定数の前記主走査画素ラインの前記主走査画素数を平均した主走査少数側平均値を求め、
    前記第1副走査画素数が多い順に前記所定数の前記副走査画素ラインの前記副走査画素数を平均した副走査多数側平均値を求めるとともに、前記第1副走査画素数が少ない順に前記所定数の前記副走査画素ラインの前記副走査画素数を平均した副走査少数側平均値を求め、
    前記主走査多数側平均値から前記主走査少数側平均値を減算した値および前記副走査多数側平均値から前記副走査少数側平均値を減算した値がそれぞれ予め定められた閾値よりも大きい場合、前記読取部が読み取った用紙がインデックス紙であると判断し、
    前記用紙情報として、前記読取部が読み取った用紙がインデックス紙であることを示す情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記読取部が読み取った用紙がインデックス紙であると判断した場合、前記制御部は、
    前記主走査多数側平均値を前記主走査少数側平均値で除算した値および前記副走査多数側平均値を前記副走査少数側平均値で除算した値のうち、より大きい方の値に基づき、前記読取部が読み取ったインデックス紙を含むインデックス紙セットのタブ数を判別し、
    判別したタブ数を示す情報を前記用紙情報に含めることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記操作パネルは、タブ数を入力する操作を前記検索操作として受け付け、
    前記制御部は、前記検索操作でタブ数が入力された場合、前記検索操作で入力されたタブ数を示す情報を含む前記用紙情報に対応する前記履歴情報を前記操作パネルに表示させることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記用紙情報を生成するとき、前記制御部は、
    前記読取データを2値化し、
    前記読取データから、用紙のエッジに対応する画素であるエッジ画素を検出し、
    前記読取データ内の主走査方向に延びる複数の主走査画素ラインのそれぞれについて、前記主走査方向の最も一方側に位置する前記エッジ画素と前記主走査方向の最も他方側に位置する前記エッジ画素との間に位置する画素を対象に、前記主走査方向の一方側から他方側に向かって、白画素から黒画素に変わる回数、または、黒画素から白画素に変わる回数、を主走査エッジ数としてカウントする処理を行い、
    前記読取データ内の副走査方向に延びる複数の副走査画素ラインのそれぞれについて、前記副走査方向の最も一方側に位置する前記エッジ画素と前記副走査方向の最も他方側に位置する前記エッジ画素との間に位置する画素を対象に、前記主走査方向の一方側から他方側に向かって、白画素から黒画素に変わる回数、または、黒画素から白画素に変わる回数、を副走査エッジ数としてカウントする処理を行い、
    前記主走査エッジ数が多い順に所定数の前記主走査画素ラインの前記主走査エッジ数を平均した主走査エッジ平均値を求めるとともに、前記副走査エッジ数が多い順に前記所定数の前記副走査画素ラインの前記副走査エッジ数を平均した副走査エッジ平均値を求め、
    前記主走査エッジ平均値および前記副走査エッジ平均値がそれぞれ1以上である場合、前記読取部が読み取った用紙がパンチ紙であると判断し、
    前記用紙情報として、前記読取部が読み取った用紙がパンチ紙であることを示す情報を生成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記読取部が読み取った用紙がパンチ紙であると判断した場合、前記制御部は、
    複数の前記主走査画素ラインのそれぞれについて、用紙に形成されたパンチ穴のエッジに対応する前記エッジ画素を含むか否かを判断するとともに、複数の前記副走査画素ラインのそれぞれについて、用紙に形成されたパンチ穴のエッジに対応する前記エッジ画素を含むか否かを判断し、
    用紙に形成されたパンチ穴のエッジに対応する前記エッジ画素を含む前記主走査画素ラインごとに、前記主走査方向の最も一方側に位置する前記エッジ画素である主走査一方側画素から、前記主走査方向の一方側から他方側に向かって前記主走査一方側画素の次に出現する前記エッジ画素までの画素数である第2主走査画素数を認識し、
    用紙に形成されたパンチ穴のエッジに対応する前記エッジ画素を含む前記副走査画素ラインごとに、前記副走査方向の最も一方側に位置する前記エッジ画素である副走査一方側画素から、前記副走査方向の一方側から他方側に向かって前記副走査一方側画素の次に出現する前記エッジ画素までの画素数である第2副走査画素数を認識し、
    前記第2主走査画素数が多い順に所定数の前記主走査画素ラインの前記第2主走査画素数の平均値を求めるとともに、前記第2副走査画素数が多い順に前記所定数の前記副走査画素ラインの前記第2副走査画素数の平均値を求め、
    前記第2主走査画素数の平均値および前記第2副走査画素数の平均値を前記読取部が読み取ったパンチ紙のパンチ穴位置を示す情報として前記用紙情報に含めることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記読取部が読み取った用紙がパンチ紙であると判断した場合、前記制御部は、
    前記主走査エッジ平均値と前記副走査エッジ平均値との乗算値に基づき、前記読取部が読み取ったパンチ紙のパンチ穴数を判別し、
    判別したパンチ穴数を示す情報を前記用紙情報に含めることを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 前記操作パネルは、パンチ穴数を入力する操作を前記検索操作として受け付け、
    前記制御部は、前記検索操作でパンチ穴数が入力された場合、前記検索操作で入力されたパンチ穴数を示す情報を含む前記用紙情報に対応する前記履歴情報を前記操作パネルに表示させることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記履歴情報は、対応する前記用紙情報で示される用紙の累積使用枚数を含み、
    前記制御部は、いずれかの前記履歴情報を前記操作パネルに表示させるとき、表示させる前記履歴情報に対応する前記用紙情報で示される用紙の累積使用枚数を表示させることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記検索処理で複数の前記用紙情報が見つかった場合、前記検索処理で見つかった複数の前記用紙情報にそれぞれ対応する複数の前記履歴情報のうち、対応する前記用紙情報で示される用紙の累積使用枚数が多い前記履歴情報から順に前記操作パネルに表示させることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記履歴情報は、対応する前記用紙情報で示される用紙を用いた印刷の最終印刷日を示す情報を含み、
    前記制御部は、いずれかの前記履歴情報を前記操作パネルに表示させるとき、表示させる前記履歴情報に対応する前記用紙情報で示される用紙を用いた印刷の最終印刷日を表示させることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御部は、前記検索処理で複数の前記用紙情報が見つかった場合、前記検索処理で見つかった複数の前記用紙情報にそれぞれ対応する複数の前記履歴情報のうち、対応する前記用紙情報で示される用紙を用いた印刷の最終印刷日が新しい前記履歴情報から順に前記操作パネルに表示させることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記制御部は、前記読取部が読み取った用紙サイズを前記読取データに基づき判別し、判別した用紙サイズを示す情報を前記用紙情報に含め、
    前記操作パネルは、用紙サイズを入力する操作を前記検索操作として受け付け、
    前記制御部は、前記検索操作で用紙サイズが入力された場合、前記検索操作で入力された用紙サイズを示す情報を含む前記用紙情報に対応する前記履歴情報を前記操作パネルに表示させることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記操作パネルは、期間を入力する操作を前記検索操作として受け付け、
    前記制御部は、前記検索操作で入力された期間を検索対象期間に設定し、対応する前記用紙情報で示される用紙を用いた印刷の最終印刷日が前記検索対象期間に入っている前記履歴情報を前記操作パネルに表示させることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 前記履歴情報は、対応する前記用紙情報で示される用紙の読み取りで得られた前記読取データを含み、
    前記制御部は、いずれかの前記履歴情報を前記操作パネルに表示させるとき、表示させる前記履歴情報に対応する前記用紙情報で示される用紙の前記読取データに基づく用紙画像を表示させることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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