JP2021088402A - 紙容器 - Google Patents

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Takaya Nakamura
孝也 中村
田中 淳
Atsushi Tanaka
淳 田中
増田 順一
Junichi Masuda
順一 増田
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Abstract

【課題】 開封を容易に行うことができ、且つ、紙容器の形成の際に形状に歪みの発生のおそれのない紙容器を得る。【解決手段】 胴部パネル7の両側の胴部縦折線3,4上に胴部縦折線3,4の端部と頂部横折線25の端部との交点39から3mm以上離反した基準点40を設定し、基準点40同士を、または基準点40の近傍であって胴部縦折線3,4上あるいは胴部縦折線3,4から離れた位置で且つ高さ方向基準点40以下の位置同士を繋ぐように端部41,42が配された下向き曲線状の第1補助折線43を形成し、基準点40の近傍であって胴部縦折線3,4上あるいは胴部縦折線3,4から離れた位置で且つ高さ方向前記基準点40以下の位置同士を繋ぐ第1補助折線43の端部41,42を、交点39から3mm以上、且つ、頂部横折線25の長さの20%以下の長さの範囲内で離反させ、曲線の最下点46を胴部パネル7の左右方向中央に位置させ、且つ左右対称とした。【選択図】図1

Description

本発明は、液状内容物を収容する紙容器に関する。
従来、牛乳やジュースなどの液状内容物を収容する紙容器として、表裏面に熱可塑性樹脂を積層した板紙素材からなり、4つの胴部パネルを備え、縦方向シールパネルによって縁部が接合されて四角の筒状胴部が形成され、胴部パネルの上端に、上部に外側トップシールパネルを有し互いに対向する一対の切妻屋根形成パネルと、上部に内側トップシールパネルを有し互いに対向して何れか一方が注出口となり開封される一対の妻壁形成パネルが連設され、一対の切妻屋根形成パネルの間に一対の妻壁形成パネルが折り込まれて、外側トップシールパネルおよび内側トップシールパネルが所定の位置で加熱されシールされて密封されることによって頂部が形成される切妻屋根型の紙容器が広く用いられている。
このような切妻屋根型の紙容器の開封は、一対の切妻屋根形成パネル、胴部パネルおよび妻壁形成パネルとの間で開口する空間に指を入れて、妻壁形成パネルに指をかけてから左右に広げることにより、開封側の外側トップシールパネルおよび内側トップシールパネルの加熱シールされている対向面同士を剥がし、そして、一対の切妻屋根形成パネルの間に折り込まれている前記妻壁形成パネルを引き出し、頂部横折線を介して連設している胴部パネルとの境界の頂部横折線から外側へ折り返して注出口を開口させるようにして行われる。しかし、使用者の手が大きい場合、紙容器が小型の場合、または省スペースを目的として切妻屋根型の頂部の高さを低くした場合などには、胴部パネルおよび妻壁形成パネルとの間に形成される空間が狭いため、妻壁形成パネルに指をかけることが難しく、開封作業が容易に行えないといった問題があった。
このような問題を解決する紙容器として、近年、紙容器の開封時に引き出される妻壁形成パネルと妻壁形成パネルと連接する胴部パネルにおいて、妻壁形成パネルとの境界に位置する頂部横折線の近傍に、その頂部横折線の一方の端部からもう一方の端部に向けて胴部パネルの中央に向かうに従い下がる補助折線が設けられている切妻屋根型紙容器が知られている(例えば特許文献1参照。)。
このような補助折線が設けられている切妻屋根型紙容器によれば、頂部横折線により形成された胴部の頂部角部を容器の内側に押しこむと、補助折線から山折れして頂部角部は容器の内方に湾曲し、胴部パネルの頂部横折線と開口補助罫線に挟まれた上部が容器内側に凹む。これにより、開封時に妻壁形成パネルに指をかけるときに指を入れる空間が広くなるので、紙容器の開封を容易に行うことができる。
特開2002−234524号公報
しかしながら、特許文献1に記載のような紙容器は、補助折線の端部が頂部横折線の端部と繋がっているため、紙容器の切妻屋根型頂部の形成の際、頂部横折線から山折りするための圧力をかけたときに、その力が補助折線に伝わり、補助折線からも山折りしてしまい形状の歪んだ不良品が発生してしまうおそれがあるといった問題がある。
本発明者は、上記問題点に鑑み、胴部に形成される注出口を形成する際に胴部パネルを凹ませる補助折線の位置および形状について研究を重ね、本発明を完成するに至った。
本発明の目的は、紙容器の開封に際しては胴部パネルの上端部を確実に凹ませて、紙容器の開封を容易に行えるようにするとともに、紙容器の形成の際に形状に歪みの発生のおそれのない紙容器を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、表裏面に熱可塑性樹脂を積層した板紙素材からなり、4つの胴部パネルを備え、縦方向シールパネルによって縁部が接合されて四角の筒状胴部が形成され、前記胴部パネルの上端に、上部に外側トップシールパネルを有し互いに対向する一対の切妻屋根形成パネルと、上部に内側トップシールパネルを有し互いに対向して何れか一方が注出口となり開封される一対の妻壁形成パネルが連設され、前記一対の切妻屋根形成パネルの間に前記一対の妻壁形成パネルが折り込まれて、外側トップシールパネルおよび内側トップシールパネルが所定の位置で加熱されシールされて密封されることによって頂部が形成される切妻屋根型の紙容器において、開封側の前記妻壁形成パネルに頂部横折線を介して連設する開封側の胴部パネルには、開封側の前記胴部パネルの両側の胴部縦折線上に、前記胴部縦折線の端部と前記頂部横折線の端部との交点から3mm以上離反した基準点が設定され、前記基準点同士を、または前記基準点の近傍であって前記胴部縦折線上あるいは前記胴部縦折線から離れた位置で且つ高さ方向前記基準点以下の位置同士を繋ぐように端部が配された下向き曲線状の第1補助折線が形成されており、前記基準点の近傍であって前記胴部縦折線上あるいは前記胴部縦折線から離れた位置で且つ高さ方向前記基準点以下の位置同士を繋ぐ前記第1補助折線の端部は、前記交点から3mm以上、且つ、前記頂部横折線の長さの20%以下の長さの範囲内で離反しており、前記第1補助折線は、円弧状、V字状、多角形状あるいはこれらの組み合わせからなり、曲線の最下点が開封側の前記胴部パネルの左右方向中央に位置し、且つ左右対称となっていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、開封側の前記妻壁形成パネルに頂部横折線を介して連設する開封側の胴部パネルには、開封側の前記胴部パネルの両側の胴部縦折線上に、前記胴部縦折線の端部と前記頂部横折線の端部との交点から3mm以上離反した基準点が設定され、前記基準点同士を、または前記基準点の近傍であって前記胴部縦折線上あるいは前記胴部縦折線から離れた位置で且つ高さ方向前記基準点以下の位置同士を繋ぐように端部が配された下向き曲線状の第1補助折線が形成されており、前記基準点の近傍であって前記胴部縦折線上あるいは前記胴部縦折線から離れた位置で且つ高さ方向前記基準点以下の位置同士を繋ぐ前記第1補助折線の端部は、前記交点から3mm以上、且つ、前記頂部横折線の長さの20%以下の長さの範囲内で離反しているので、紙容器の切妻屋根型頂部の形成の際、前記頂部横折線から山折りする圧力を掛けたときに、前記胴部パネルにおける前記頂部横折線と前記第1補助折線の端部側の間の曲げ荷重受部分が小さい力で座屈してしまうことを防ぐことができるとともに、一方、座屈させるのに苦労を伴うような強い力が必要となるといった事態を防ぐことができる。
これにより、紙容器の切妻屋根型頂部の形成の際には、前記頂部横折線から山折りする圧力を掛けたときに、前記胴部パネルにおける前記頂部横折線と前記第1補助折線の端部側の間の曲げ荷重受部分が小さい力で座屈してしまうことがないので、前記第1補助折線から山折れして形状の歪んだ不良品が発生してしまうといった事態を効果的に防ぐことができる。
また、紙容器の開封の際には、大きな力を要することなく前記胴部パネルにおける前記頂部横折線と前記第1補助折線の端部側の間の曲げ荷重受部分が座屈するので、前記筒状胴部の頂部角部を容易に押し込むことができ、これにより前記胴部パネルを前記第1補助折線から山折りし、前記胴部パネルにおける前記頂部横折線と前記第1補助折線の端部側の間の曲げ荷重受部分に座屈を生じさせて前記胴部パネルの上端部を凹ませることができる。そして、前記胴部パネルの上端部が凹むことにより頂部角部は容器の内方に湾曲し、開封時に妻壁形成パネルに指をかけるときに指を入れる空間が広くなり、紙容器の開封を容易に行うことができる。
また、前記胴部パネルにおける前記頂部横折線と前記第1補助折線の端部側の間の曲げ荷重受部分の座屈により、変形した部分がダンパーとなり前記胴部パネルの上端部が凹んだ状態を維持することができるので、紙容器の開封を容易にすることができる。
また、前記第1補助折線は、円弧状、V字状、多角形状あるいはこれらの組み合わせからなるので、紙容器の開封の際に、前記頂部横折線を折り曲げて形成された前記筒状胴部の頂部角部または頂部角部付近を押し込んだときに、前記胴部パネルを前記第1補助折線から容易に山折りでき、前記胴部パネルの上端部を容易に凹ませることができる。
また、曲線の最下点が開封側の前記胴部パネルの左右方向中央に位置し、且つ左右対称となっており、前記第1補助折線は、曲線の最下点が開封側の前記胴部パネルの左右方向中央に位置しているので、前記胴部パネルの上端部を凹ませることにより広がった前記一対の切妻屋根、開封側の前記胴部パネルおよび開封側の前記妻壁形成パネルとの間に形成される空間の最下点が空間の頂部と垂直に並び、空間の形状を指が入れやすい形状にすることができる。
また、前記第1補助折線は、左右対称に形成されているので、前記胴部パネルを凹ませることにより広がった前記一対の切妻屋根、開封側の前記胴部パネルおよび開封側の前記妻壁形成パネルとの間に形成される空間の形状が左右対称となり、空間の形状を指が入れやすい形状にすることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1項に記載の、開封側の前記胴部パネルおよび開封側の前記妻壁形成パネルが備える略三角面部には、前記第1補助折線の中央部最下点方向から、前記頂部横折線を跨ぎ、前記略三角面部の頂点方向に延在する第2補助折線が形成されており、前記第2補助折線は、前記第1補助折線の最下点方向側の下側端部が前記第1補助折線の前記最下点または前記最下点近傍に位置しており、前記略三角面部の頂点側の上側端部が前記略三角面部の頂点または頂点の近傍に位置していることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記第2補助折線は、前記第1補助折線の最下点方向側の下側端部が前記第1補助折線の前記最下点または前記最下点近傍に位置しており、前記略三角面部の頂点側の上側端部が前記略三角面部の頂点または頂点の近傍に位置しているので、前記筒状胴部の頂部角部を押し込んだとき、前記略三角面部は前記第2補助折線からの谷折れが一層容易となる。これにより前記筒状胴部の頂部角部の中央部が紙容器の内側に折り曲がることを一層効果的に誘導することになり、前記略三角面部および前記胴部パネルの上端部を一層容易に凹ませることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2項に記載の、注出口となり開封される側の前記妻壁形成パネルの上部に連設されている前記内側トップシールパネルの上辺は直線状となっていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、注出口となり開封される側の前記妻壁形成パネルの上部に連設されている前記内側トップシールパネルの上辺は直線状となっているので、前記内側トップシールパネルと、前記内側トップシールパネルの両側に位置する前記一対の切妻屋根形成パネルの上部に連設されている前記外側トップシールパネルとのシール面積が小さく、前記内側トップシールパネルと前記外側トップシールパネルとを容易に剥離することができ、前記紙容器の開封を容易に行うことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の、注出口となり開封される側の前記妻壁形成パネルの上部に連設されている前記内側トップシールパネルの内面に横長さ方向の両端に所定の横幅の端部シール域を残して第1易剥離領域が設けられ、その両側に位置する前記一対の切妻屋根形成パネルの上部に連設されている前記外側トップシールパネルの内面における横長さ方向のほぼ半分で前記内側トップシールパネル寄りの部分に前記内側トップシールパネル寄りに所定の横幅の端部シール域を残して前記第1易剥離領域に重なる第2易剥離領域が設けられており、前記第1易剥離領域および第2易剥離領域は、前記第1易剥離領域の両端部および第2易剥離領域における前記内側トップシールパネル寄り端部に、上方から下方に向けて前記胴部パネル側が長くなるように傾斜する延長部をそれぞれ有していることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、注出口となり開封される側の前記妻壁形成パネルの上部に連設されている前記内側トップシールパネルの内面に第1易剥離領域が設けられ、その両側に位置する前記一対の切妻屋根形成パネルの上部に連設されている前記外側トップシールパネルの内面における横長さ方向のほぼ半分で前記内側トップシールパネル寄りの部分に前記第1易剥離領域に重なる第2易剥離領域が設けられているので、前記内側トップシールパネルと前記外側トップシールパネルとを容易に剥離することができ、紙容器の開封を容易に行うことができる。
そして、前記第1易剥離領域の両端部および第2易剥離領域における前記内側トップシールパネル寄り端部に、上方から下方に向けて前記胴部パネル側が長くなるように傾斜する延長部を有するので、前記第1易剥離領域および第2易剥離領域の延長部の上辺の傾斜方向が前記妻壁形成パネルを引き出す際の前記内側トップシールパネルと前記外側トップシールパネルの存在する端部シール域の剥離方向に沿うことになり、前記内側トップシールパネルと前記外側トップシールパネルにおける前記端部シール域を容易に剥離でき、紙容器の開封を容易なものとしている。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の、前記基準点は、前記交点から上下方向に3〜4mm離反しており、前記第1補助折線の端部は、前記交点から5〜6mm離反していることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、前記基準点は、前記交点から上下方向に3〜4mm離反しており、前記第1補助折線の端部は、前記交点から5〜6mm離反しているので、前記胴部パネルにおける前記頂部横折線と前記第1補助折線の端部側の間の曲げ荷重受部分が小さい力では座屈せず、紙容器の切妻屋根型頂部の形成の際、前記頂部横折線から山折りする圧力を掛けたときに、前記第1補助折線に力が伝わり、前記第1補助折線から山折れして形状の歪んだ不良品が発生してしまうといった事態をより効果的に防ぐことができるとともに、また、紙容器の開封の際には大きい力を要することなく座屈し、紙容器の開封を容易に行うことができる。
以上のように、本発明に係る紙容器によれば、開封時には胴部パネルの上端部を確実に凹ませて、紙容器の開封を容易に行えるとともに、紙容器の形成の際に、形状に歪みの発生のおそれのない紙容器を得ることができる。
本発明に係る紙容器の実施の形態の第1例のカートンブランクスを示す平面図である。 図1に示す第1補助折線の端部配置位置の他例を示す説明図である。 図1に示す第1補助折線の形状の他例を示す説明図である。 図1に示す第1補助折線の形状の他例を示す説明図である。 図1に示すカートンブランクスから形成した紙容器を示す側面図である。 図5に示す紙容器の第1補助折線を折り曲げ胴部を凹ませた状態を示す側面拡大説明図である。 図6に示す紙容器の斜視図である。 本発明に係る紙容器の実施の形態の第2例のカートンブランクスを示す平面図である。 図8に示すカートンブランクスから形成した紙容器の第1補助折線を折り曲げた状態を示す側面拡大説明図である。 図9に示す紙容器の斜視図である。 本発明に係る紙容器の実施の形態の第3例のカートンブランクスを示す平面図である。 図11に示す第2補助折線の形状の他例を示す説明図である。 図11に示すカートンブランクスから形成した紙容器の第1補助折線および第2補助折線を折り曲げた状態を示す側面拡大説明図である。 図13に示す紙容器の斜視図である。 本発明に係る紙容器の実施の形態の第4例のカートンブランクスを示す平面図である。 図15に示す第2補助折線の形状の他例を示す説明図である。 図15に示すカートンブランクスから形成した紙容器の第1補助折線および第2補助折線を折り曲げた状態を示す側面拡大説明図である。 図15に示す紙容器の斜視図である。
以下、本発明に係る紙容器を実施するための形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図7は本発明に係る紙容器の実施の形態の第1例を示すものであり、図1は第1例の紙容器のカートンブランクスを示す平面図、図2は図1に示す第1補助折線の端部配置位置の他例を示す説明図、図3、図4は図1に示す第1補助折線の形状の他例を示す説明図、図5は図1に示すカートンブランクスから形成した紙容器を示す側面図、図6は図5に示す紙容器の第1補助折線を折り曲げ胴部を凹ませた状態を示す側面拡大説明図、図7は図6に示す紙容器の斜視図である。
第1例の紙容器は、図1に示す表裏面に熱可塑性樹脂を積層した板紙素材であるカートンブランクス1から形成される。カートンブランクス1は胴部縦折線2,3,4を介して連設されている4つの胴部パネル5,6,7,8を備えている。紙容器の形成時には、4つの胴部パネル5,6,7,8は、胴部パネル8に胴部縦折線9を介して連設されている縦方向シールパネル10と胴部パネル5の縁部11が接合されて、紙容器の四角の筒状胴部12を形成する。
胴部パネル6,8の上端には、上部に外側トップシールパネル13,14を有し互いに対向する一対の切妻屋根形成パネル15,16が頂部横折線17,18を介して連設されている。また、胴部パネル5,7の上端には、上部に内側トップシールパネル19,20を有し互いに対向して何れか一方が注出口21となり開封される一対の妻壁形成パネル22,23が頂部横折線24,25を介して連設されている。第1例では妻壁形成パネル23を開封側の妻壁形成パネルとしている。
切妻屋根形成パネル15,16には、開封側の妻壁形成パネル23側に、開封時の切妻屋根形成パネル15,16の折り曲げをガイドするガイド折線26,27が形成されている。また切妻屋根形成パネル15には、裏面側から形成されたストロー挿入口となる第1ハーフカット29と第1ハーフカット29を囲むように表面側から形成された第2ハーフカット28により構成されたストロー用注出口30が設けられている。
妻壁形成パネル22,23には妻壁形成パネル22,23を折り込むための折り込み用折線31,32,33,34が形成されている。また、折り込み用折線31,32,33,34と頂部横折線24,25に囲まれた略三角面部35,36が形成されている。
紙容器の形成時には、一対の切妻屋根形成パネル15,16の間に一対の妻壁形成パネル22,23が折り込まれて、外側トップシールパネル13,14および内側トップシールパネル19,20が所定の位置で加熱されシールされて密封されることによって、図5に示すように紙容器に切妻屋根型の頂部37が形成される。形成された切妻屋根型の頂部37には、一対の切妻屋根形成パネル15,16、開封側の胴部パネル7および開封側の妻壁形成パネル23との間で開口し、紙容器の開封時に開封側の妻壁形成パネル23に指をかけるために指を入れる空間38が形成される。妻壁形成パネル23に形成された略三角面部36は空間38の奥面に位置する。
また、カートンブランクス1には、開封側の妻壁形成パネル23に頂部横折線25を介して連設されている開封側の胴部パネル7の両側の胴部縦折線3,4上に、胴部縦折線3,4の端部と頂部横折線25の端部との交点39から3mm以上の長さL1で離反した基準点40が設定されている。
胴部パネル7には、胴部縦折線3,4上に端部41,42が配された下向き曲線状の第1補助折線43が形成されている。第1補助折線43の端部41,42は、基準点40同士を、または基準点40の近傍であって胴部縦折線3,4上における高さ方向基準点40の下方の位置同士を繋ぐように配されており、第1補助折線43の端部41,42は交点39から3mm以上、且つ、頂部横折線25の長さの20%以下の長さL2の範囲内で離反している。
長さL1が3mm未満であると、後述する紙容器の切妻屋根型の頂部37の形成の際、頂部横折線25から山折りする圧力を掛けたときに、小さい力で曲げ荷重受部分44が座屈してしまい、第1補助折線43から山折れして形状の歪んだ不良品が発生してしまう場合がある。また、長さL2が頂部横折線25の長さの20%を超えると、紙容器の開封の際、曲げ荷重受部分44が容易に座屈せず、苦労を伴うような大きい力を要する場合がある。
基準点40から交点39までの長さL1は3mm以上あればよいが、長さL1は3〜5mmが好ましい。また、第1補助折線43の端部41,42から交点39までの長さは3mm以上、且つ、頂部横折線25の長さの20%以下の長さL2であればよいが、長さL2は5〜6mmが好ましい。
このようにすると、胴部パネル7における頂部横折線25と第1補助折線43の端部41,42側の間の曲げ荷重受部分44が小さい力では容易に座屈せず、紙容器の切妻屋根型の頂部37の形成の際、頂部横折線25から山折りする圧力を掛けたときに、第1補助折線43に力が伝わり、第1補助折線43から山折れして形状の歪んだ不良品が発生してしまうといった事態をより効果的に防ぐことができるとともに、また、紙容器の開封の際には大きい力を要することなく座屈し、紙容器の開封を容易に行うことができる。
第1例では、胴部パネル7に基準点40同士を繋ぐように端部41,42が配された下向き曲線状の第1補助折線43が形成されている。したがって、第1例では、長さL1と長さL2は同じ長さとなっている。
図2は、胴部パネル7には、胴部縦折線3,4上に配された第1補助折線43の端部41,42の他例を示すものであり、基準点40の近傍であって胴部縦折線3,4上における高さ方向基準点40の下方の位置同士を繋ぐように配されている。
この第1補助折線43は、後述する紙容器の開封の際、筒状胴部12の頂部角部54を紙容器内側への押し込んだとき、胴部パネル7を第1補助折線43から山折りさせるものである。胴部パネル7を第1補助折線43から山折りさせることにより、胴部パネル7における頂部横折線25と第1補助折線43の端部41,42側の間の曲げ荷重受部分44が座屈して胴部パネル7の上端部45を凹ませ、筒状胴部12の頂部角部54を紙容器の内側に湾曲させる。
また、下向き曲線状の第1補助折線43の下向き曲線状とは、円弧状であってもよく、また角弧状であってもよい。第1例では円弧状に形成されているが、例えば、図3に示すようにV字状に折れ曲がった角弧状であってもよく、また、図4に示すように多角形からなる角弧状であってもよく、あるいは図示しないが円弧状と角弧状の組み合わせであってもよい。
また、第1例では、第1補助折線43の形状を、下向き曲線の最下点46が胴部パネル7の左右方向中央に位置するように形成しているので、筒状胴部12の頂部角部54を、その中央部から紙容器内側へ容易に押し込める。
また、第1例では、第1補助折線43を左右対称に形成している。これにより、空間38を左右対称に広げることができ、空間38の形状をより指を入れやすい形状とすることができる。
また、第1例では、胴部形成パネル5,7の下端には底面形成パネル47,48が連設され、胴部形成パネル6,8の下端には内側パネル49,50が連設されており、底面形成パネル47,48の内側に内側パネル49,50を折り込んで、その当接面同士を接着し、筒状胴部12の底部を封止して、紙容器の底部51を形成している。なお、底部51の構成は第1例の構成に限られず、筒状胴部12の底部を封止することができれば紙容器の分野における他の公知の底部の構成を採用することができる。
また、第1例では、図1に示すように、注出口21となり開封される側の妻壁形成パネル23の上部に連設されている内側トップシールパネル20の上辺は直線状となっている。
また、内側トップシールパネル20の内面に横長さ方向の両端に所定の横幅の端部シール域を残して第1易剥離領域52が設けられ、その両側に位置する一対の切妻屋根形成パネル15,16の上部に連設されている外側トップシールパネル13,14の内面における横長さ方向のほぼ半分で内側トップシールパネル20寄りの部分に、内側トップシールパネル20寄りに所定の横幅の端部シール域を残して第1易剥離領域52に重なる第2易剥離領域53が設けられている。第1易剥離領域52および第2易剥離領域53は、第1易剥離領域52の両端部および第2易剥離領域53における内側トップシールパネル20寄り端部に、上方から下方に向けて胴部パネル6,7,8側が長くなるように傾斜する延長部52a,53aをそれぞれ有している。
このような紙容器の開封は次のように行う。
先ず、頂部横折線25を折り曲げて形成された頂部角部54を紙容器の内側に向かって押し込むように押圧する。これにより頂部角部54が紙容器の内側に押し込まれるに連れてその内角が開き、胴部パネル7の上端部45は頂部角部54から下方に向かうに従い紙容器の外方向に突き出でるように変形する。そして、一定以上の力が加わると第1補助折線43が山折れし外方に突き出た突出部55となり、上端部45における曲げ荷重受部分44に第1補助折線43の端部4,42またはその近傍から交点39までを繋ぐ折線状の座屈56(図6および図7において一点鎖線により示す。)が生じる。
そして、頂部角部54は紙容器の内側に向かって湾曲し、胴部パネル7の上端部45および空間38の奥面を形成する略三角面部36が紙容器の内側に向かって凹む。これにより、空間38の開口の底辺が第1補助折線43の位置まで広がり、また、空間38の容積も上端部45および略三角面部36が凹んだ分だけ広がり、開封時に指を容易に入れられる空間38が形成される。
なお、胴部パネル7の上端部45において生じる座屈56の態様や発生箇所は一定ではなく、図6および図7に示す位置に限定されるものではない。
そして、広がった空間38に指を入れて、開封側の妻壁形成パネル23に指をかけ、妻壁形成パネル23および一対の切妻屋根形成パネル15,16を左右に拡げ、外側トップシールパネル13,14および内側トップシールパネル20の対向面同士を剥がす。それから、一対の切妻屋根形成パネル15,16の間に折り込まれている妻壁形成パネル23を引き出し、注出口21を開口させて紙容器を開封する。
以上のように構成された第1例の紙容器によれば、開封側の妻壁形成パネル23に頂部横折線25を介して連設する開封側の胴部パネル7には、胴部縦折線3,4上に、胴部縦折線3,4の端部と頂部横折線25の端部との交点39から3mm以上の長さL1で離反した基準点40が設定されており、胴部縦折線3,4上に端部41,42が配された下向き曲線状の第1補助折線43が形成され、第1補助折線43の端部41,42は、基準点40同士を、または基準点40の近傍であって胴部縦折線3,4上における高さ方向基準点40の下方の位置同士を繋ぐように配され、第1補助折線43の端部41,42は交点39から3mm以上、且つ、頂部横折線25の長さの20%以下の長さL2の範囲内で離反しているので、紙容器の切妻屋根型の頂部37の形成の際、頂部横折線25から山折りする圧力を掛けたときに、頂部横折線25と第1補助折線43の端部41,42側の間の曲げ荷重受部分44が小さい力で座屈してしまうことを防ぐことができるとともに、一方、座屈させるのに苦労を伴うような強い力が必要となるといった事態を防ぐことができる。
これにより、紙容器の切妻屋根型の頂部37の形成の際には、頂部横折線25から山折りする圧力を掛けたときに、頂部横折線25と第1補助折線43の端部41,42側の間の曲げ荷重受部分44が小さい力で座屈してしまうことがないので、第1補助折線43から山折れして形状の歪んだ不良品が発生してしまうといった事態を効果的に防ぐことができる。
また、紙容器の開封の際には、大きな力を要することなく頂部横折線25と第1補助折線43の端部41,42側の間の曲げ荷重受部分44が座屈するので、筒状胴部12の頂部角部54を容易に押し込むことができ、胴部パネル7の上端部45を凹ませることができる。そして、胴部パネル7の上端部45が凹むことにより頂部角部54は容器の内方に湾曲し、開封時に妻壁形成パネルに指をかけるときに指を入れる空間が広くなり、紙容器の開封を容易に行うことができる。
また、胴部パネル7における頂部横折線25と第1補助折線43の端部41,42側の間の曲げ荷重受部分44の座屈により、変形した部分がダンパーとなり胴部パネル7の上端部45が凹んだ状態を維持することができるので、紙容器の開封を容易にすることができる。
また、下向き曲線状の第1補助折線43は、円弧状、V字状、多角形状あるいはこれらの組み合わせであるので、紙容器の開封の際に、頂部横折線25を折り曲げて形成された筒状胴部12の頂部角部54または頂部角部54付近を押し込んだときに、胴部パネル7における上端部45を第1補助折線43から容易に山折りでき、胴部パネル7の上端部45を容易に凹ませることができる。
また、第1補助折線43は、曲線の最下点46が胴部パネル7の左右方向中央に位置しているので筒状胴部12の頂部角部54を、その中央部から紙容器内側へ容易に押し込める。
また、第1補助折線43は、左右対称に形成されているので、胴部パネル7における上端部45を凹ませることにより広がった空間38の形状が左右対称となり、空間38の形状を指が入れやすい形状にすることができる。
また、内側トップシールパネル20の上辺は直線状となっているので、内側トップシールパネル20と、内側トップシールパネル20の両側に位置する外側トップシールパネル13,14とのシール面積が小さく、内側トップシールパネル20と外側トップシールパネル13,14とを容易に剥離することができる。
また、内側トップシールパネル20の内面に第1易剥離領域52が設けられ、その両側に位置する外側トップシールパネル13,14の内面における横長さ方向のほぼ半分で内側トップシールパネル20寄りの部分に第1易剥離領域52に重なる第2易剥離領域53が設けられているので、内側トップシールパネル20と外側トップシールパネル13,14とを容易に剥離することができる。
また、切妻屋根形成パネル15には、裏面側から形成されたストロー挿入口となる第1ハーフカット29と第1ハーフカット29を囲むように表面側から形成された第2ハーフカット28により構成されたストロー用注出口30が設けられているので、注出口21の形成の他に、ストローによっても紙容器に収容されている液状内容物を取り出すことができる。
図8〜図10は本発明に係る紙容器の実施の形態の第2例を示すものであり、図8は第2例の紙容器のカートンブランクスを示す平面図、図9は図8に示すカートンブランクスから形成した紙容器の第1補助折線を折り曲げた状態を示す側面拡大説明図、図10は図9に示す紙容器の斜視図である。
第2例に係る紙容器は第1例の紙容器と基本構成において変わるところはなく、第1例と同一の構成については同一の符号を付して説明する。
第2例の紙容器の第1例との違いは、第1補助折線43の端部41,42の位置にある。図8に示すように、第2例の第1補助折線43は基準点40の近傍であって胴部縦折線3,4上から離れた位置で且つ高さ方向基準点40の下方の位置同士を繋ぐように端部41,42が配されている。
基準点40は第1例と同様に、交点39から3mm以上の長さL1で離反しており、また、第1補助折線43の端部41,42は、第1例と同様に、交点39から3mm以上、且つ、頂部横折線25の長さの20%以下の長さL2の範囲内で離反している。
長さL1が3mm未満であると、第1例と同様に、紙容器の切妻屋根型の頂部37の形成の際、頂部横折線25から山折りする圧力を掛けたときに、小さい力で曲げ荷重受部分44が座屈してしまい、第1補助折線43から山折れして形状の歪んだ不良品が発生してしまう場合がある。また、長さL2が頂部横折線25の長さの20%を超えると、紙容器の開封の際、曲げ荷重受部分44が容易に座屈せず、苦労を伴うような大きい力を要する場合がある。
基準点40から交点39までの長さL1は第1例と同様に3mm以上あればよいが、長さL1は3〜5mmが好ましい。また、第1補助折線43の端部41,42から交点39までの長さは3mm以上、且つ、頂部横折線25の長さの20%以下の長さL2であればよいが、長さL2は5〜6mmが好ましい。
このようにすると、第1例と同様に、胴部パネル7における頂部横折線25と第1補助折線43の端部41,42側の間の曲げ荷重受部分44が小さい力では容易に座屈せず、紙容器の切妻屋根型の頂部37の形成の際、頂部横折線25から山折りする圧力を掛けたときに、第1補助折線43に力が伝わり、第1補助折線43から山折れして形状の歪んだ不良品が発生してしまうといった事態をより効果的に防ぐことができるとともに、また、紙容器の開封の際には大きい力を要することなく座屈し、紙容器の開封を容易に行うことができる。
その他の構成は、第1例と同様なので第1例を援用し、その説明を省略する。
このような、第2例の紙容器の開封は第1例と同様に、先ず、頂部横折線25を折り曲げて形成された筒状胴部12の頂部角部54を紙容器の内側に向かって押し込むように押圧する。これにより頂部角部54が紙容器の内側に押し込まれるに連れてその内角が開き、胴部パネル7における上端部45は頂部角部54から下方に向かうに従い紙容器の外方向に突き出でるように変形する。そして、一定以上の力が加わると第1補助折線43が山折りし外方に突き出た突出部55となり、第1補助折線43の端部41,42またはその近傍から交点39までを繋ぐ折線状の座屈56(図9および図10において一点鎖線により示す。)が生じる。そして、頂部角部54は紙容器の内側に向かって湾曲し、胴部パネル7における上端部45および空間38の奥面を形成する略三角面部36が紙容器の内側に向かって凹む。これにより、空間38は上端部45および略三角面部36が凹んだ分だけ広がり、開封時に指を容易に入れられる空間38が形成される。
その他の開封手順は、第1例と同様なので第1例を援用し、その説明を省略する。
以上の通り構成された第2例の紙容器によれば、開封側の妻壁形成パネル23に頂部横折線25を介して連設する開封側の胴部パネル7には、胴部縦折線3,4上に、胴部縦折線3,4の端部と頂部横折線25の端部との交点39から3mm以上の長さL1で離反した基準点40が設定されており、胴部縦折線3,4上に端部41,42が配された下向き曲線状の第1補助折線43が形成され、第1補助折線43の端部41,42は、基準点40の近傍であって胴部縦折線3,4上から離れた位置で且つ高さ方向基準点40の下方の位置同士を繋ぐように端部41,42が配され、第1補助折線43の端部41,42は交点39から3mm以上、且つ、頂部横折線25の長さの20%以下の長さL2の範囲内で離反しているので、紙容器の切妻屋根型の頂部37の形成の際、頂部横折線25から山折りする圧力を掛けたときに、頂部横折線25と第1補助折線43の端部41,42側の間の曲げ荷重受部分44が小さい力で座屈してしまうことを防ぐことができるとともに、一方、座屈させるのに苦労を伴うような強い力が必要となるといった事態を防ぐことができる。
これにより、第1例と同様、紙容器の切妻屋根型の頂部37の形成の際には、頂部横折線25から山折りする圧力を掛けたときに、頂部横折線25と第1補助折線43の端部41,42側の間の曲げ荷重受部分44が小さい力で座屈してしまうことがないので、第1補助折線43から山折れして形状の歪んだ不良品が発生してしまうといった事態を効果的に防ぐことができる。
また、紙容器の開封の際には、大きな力を要することなく頂部横折線25と第1補助折線43の端部41,42側の間の曲げ荷重受部分44が座屈するので、筒状胴部12の頂部角部54を容易に押し込むことができ、胴部パネル7の上端部45を凹ませることができる。そして、胴部パネル7の上端部45が凹むことにより頂部角部54は容器の内方に湾曲し、開封時に妻壁形成パネルに指をかけるときに指を入れる空間が広くなり、紙容器の開封を容易に行うことができる。
その他の効果は、第1例と同様なので第1例を援用し、その説明を省略する。
図11〜図14は、本発明に係る紙容器の実施の形態の第3例を示すものであり、図11は第3例の紙容器のカートンブランクスを示す平面図、図12は図11に示す第2補助折線の形状の他例を示す説明図、図13は図11に示すカートンブランクスから形成した紙容器の第1補助折線および第2補助折線を折り曲げた状態を示す側面拡大説明図、図14は図13に示す紙容器の斜視図である。
第3例に係る紙容器は第1例の紙容器と基本構成において変わるところはなく、第2例と同一の構成については同一の符号を付して説明する。
第3例の紙容器の第1例との違いは、開封側の胴部パネル7および開封側の妻壁形成パネル23が備える略三角面部36に、第1補助折線43の中央部最下点46方向から、頂部横折線25を跨ぎ、略三角面部36の頂点57方向に延在する第2補助線58が形成されていることにある。
第2補助折線58の形状にあっては特に限定されないが、第2補助折線58は第1補助折線43の最下点46方向側の下側端部59が第1補助折線43の最下点46または最下点46近傍に位置しており、略三角面部36の頂点57側の上側端部60が略三角面部36の頂点57または頂点57の近傍に位置していることが好ましい。
第3例では、第2補助折線58は、下側端部59が第1補助折線43の最下点46に位置しており、上側端部60が略三角面部36の頂点57に位置している。
図12は第2補助折線58の他例を示しており、図12に示す第2補助折線58の下側端部59が第1補助折線43の最下点46近傍に位置しており、上側端部60が略三角面部36の頂点57の近傍に位置している。
また、図示しないが第2補助折線58の下側端部59が第1補助折線43の最下点46に位置し、上側端部60が略三角面部36の頂点57の近傍に位置するようにしてもよく、また、第2補助折線58の下側端部59が第1補助折線43の最下点46の近傍に位置し、上側端部60が略三角面部36の頂点57に位置するようにしてもよい。
なお、第2補助折線58が頂部横折線25を跨ぐとは、第2補助折線58が頂部横折線25との間に必ず交点が形成されることを意味するものではなく、第2補助折線58が頂部横折線25で分断され、頂部横折線25に繋がっていないものも含まれる。
また、第3例では、第2補助折線58は直線となっているが波線であってもよく、また、破線であってもよい。
その他の構成は、第1例と同様なので第1例を援用し、その説明を省略する。
第3例の紙容器の開封は、第1例と同様に、先ず、頂部横折線25を折り曲げて形成された筒状胴部12の頂部角部54を紙容器の内側に向かって押し込むように押圧する。これにより、頂部角部54が紙容器の内側に押し込まれるに連れてその内角が開き、胴部パネル7における上端部45は頂部角部54から下方に向かうに従い紙容器の外方向に突き出るように変形する。
このとき、胴部パネル7における上端部45および略三角面部36に、第1補助折線43の中央部最下点46方向から、頂部横折線25を跨ぎ、略三角面部36の頂点57方向に延在する第2補助線61が形成されているので、頂部角部54を押し込むことにより、胴部パネル7における上端部45および略三角面部36が第2補助折線58から谷折れして頂部角部54の中央部が紙容器の内側に折り曲がることを誘導する。
一定以上の力が加わると第1補助折線43が山折りし外方に突き出た突出部55となり、第1補助折線43の端部41,42またはその近傍から交点39までを繋ぐ折線状の座屈56(図13および図14において一点鎖線により示す。)が生じる。
そして、頂部角部54は紙容器の内側に向かって中央位置を中心として屈曲し、胴部パネル7における上端部45および空間38の奥面を形成する略三角面部36が紙容器の内側に向かって凹む。これにより、空間38は上端部45および略三角面部36が凹んだ分だけ広がり、開封時に指を容易に入れられる空間38が形成される。
その他の開封手順は、第1例と同様なので第1例を援用し、その説明を省略する。
このような第3例の紙容器によれば、胴部パネル7および略三角面部36に、第1補助折線43の中央部最下点46方向から、頂部横折線25を跨ぎ、略三角面部36の頂点57方向に延在する第2補助線61が形成されているので、頂部角部54を押し込むと、胴部パネル7における上端部45および略三角面部36は第2補助折線58から谷折れして頂部角部54の中央部が紙容器の内側に折り曲がることを誘導し、略三角面部36および胴部パネル7における上端部45を容易に凹ませることができる。
特に、第2補助折線58における第1補助折線43の最下点46方向側の下側端部59が第1補助折線43の最下点46または最下点46近傍に位置し、略三角面部36の頂点57側の上側端部60が略三角面部36の頂点57または頂点57の近傍に位置していると、頂部角部54を押し込んだとき、胴部パネル7における上端部45および略三角面部36は第2補助折線58からの谷折れが容易となり、これにより頂部角部54の中央部が紙容器の内側に折り曲がることを効果的に誘導することになり、略三角面部36および胴部パネル7における上端部45を一層容易に凹ませることができる。
その他の効果は、第1例と同様なので第1例を援用し、その説明を省略する。
図15〜図18は、本発明に係る紙容器の実施の形態の第4例を示すものであり、図15は第4例の紙容器のカートンブランクスを示す平面図、図16は図15に示す第2補助折線の形状の他例を示す説明図、図17は図15に示すカートンブランクスから形成した紙容器の第1補助折線および第2補助折線を折り曲げた状態を示す側面拡大説明図、図18は図17に示す紙容器の斜視図である。
第4例に係る紙容器は第2例の紙容器と基本構成において変わるところはなく、第2例と同一の構成については同一の符号を付して説明する。
第4例の紙容器の第2例との違いは、開封側の胴部パネル7および開封側の妻壁形成パネル23が備える略三角面部36に、第1補助折線43の中央部最下点46方向から、頂部横折線25を跨ぎ、略三角面部36の頂点57方向に延在する第2補助線58が形成されていることにある。
第2補助折線58の形状にあっては第3例の第2補助折線58と同様なので、第3例における第2補助折線58の説明を援用し、第4例での説明を省略する。
第4例では、第2補助折線58は、第3例と同様、下側端部59が第1補助折線43の最下点46に位置しており、上側端部60が略三角面部36の頂点57に位置している。
その他の構成は、第2例と同様なので第2例を援用し、その説明を省略する。
第4例の紙容器の開封は、第2例と同様に、先ず、頂部横折線25を折り曲げて形成された筒状胴部12の頂部角部54を紙容器の内側に向かって押し込むように押圧する。これにより、頂部角部54が紙容器の内側に押し込まれるに連れてその内角が開き、胴部パネル7における上端部45は頂部角部54から下方に向かうに従い紙容器の外方向に突き出るように変形する。
このとき、胴部パネル7における上端部45および略三角面部36に、第1補助折線43の中央部最下点46方向から、頂部横折線25を跨ぎ、略三角面部36の頂点57方向に延在する第2補助線61が形成されているので、頂部角部54を押し込むことにより、胴部パネル7における上端部45および略三角面部36が第2補助折線58から谷折れして頂部角部54の中央部が紙容器の内側に折り曲がることを誘導する。
一定以上の力が加わると第1補助折線43が山折りし外方に突き出た突出部55となり、第1補助折線43の端部41,42またはその近傍から交点39までを繋ぐ折線状の座屈56(図16および図17において一点鎖線により示す。)が生じる。
そして、頂部角部54は紙容器の内側に向かって中央位置を中心として屈曲し、胴部パネル7における上端部45および空間38の奥面を形成する略三角面部36が紙容器の内側に向かって凹む。これにより、空間38は上端部45および略三角面部36が凹んだ分だけ広がり、開封時に指を容易に入れられる空間38が形成される。
その他の開封手順は、第2例と同様なので第2例を援用し、その説明を省略する。
このような第4例の紙容器によれば、胴部パネル7および略三角面部36に、第1補助折線43の中央部最下点46方向から、頂部横折線25を跨ぎ、略三角面部36の頂点57方向に延在する第2補助線61が形成されているので、頂部角部54を押し込むと、胴部パネル7における上端部45および略三角面部36は第2補助折線58から谷折れして頂部角部54の中央部が紙容器の内側に折り曲がることを誘導し、略三角面部36および胴部パネル7における上端部45を容易に凹ませることができる。
特に、第2補助折線58における第1補助折線43の最下点46方向側の下側端部59が第1補助折線43の最下点46または最下点46近傍に位置し、略三角面部36の頂点57側の上側端部60が略三角面部36の頂点57または頂点57の近傍に位置していると、頂部角部54を押し込んだとき、胴部パネル7における上端部45および略三角面部36は第2補助折線58からの谷折れが容易となり、これにより頂部角部54の中央部が紙容器の内側に折り曲がることを効果的に誘導することになり、略三角面部36および胴部パネル7における上端部45を一層容易に凹ませることができる。
その他の効果は、第2例と同様なので第2例を援用し、その説明を省略する。
1 カートンブランクス
2,3,4 胴部縦折線
5,6,7,8 胴部パネル
9 胴部縦折線
10 縦方向シールパネル
11 縁部
12 筒状胴部
13,14 外側トップシールパネル
15,16 切妻屋根形成パネル
17,18 頂部横折線
19,20 内側トップシールパネル
21 注出口
22,23 妻壁形成パネル
24,25 頂部横折線
26,27 ガイド折線
28 第2ハーフカット
29 第1ハーフカット
30 ストロー用注出口
31,32,33,34 折り込み用折線
35,36 略三角面部
37 頂部
38 空間
39 交点
40 基準点
41,42 第1補助折線の端部
43 第1補助折線
44 曲げ荷重受部分
45 開封側胴部パネルの上端部
46 第1補助折線の最下点
47,48 底面形成パネル
49,50 内側パネル
51 底部
52 第1易剥離領域
52a 延長部
53 第2易剥離領域
53a 延長部
54 頂部角部
55 突出部
56 座屈
57 略三角面部の頂点
58 第2補助折線
59 第2補助折線の下側端部
60 第2補助折線の上側端部
L1 基準点から交点までの長さ
L2 第1補助折線の端部から交点までの長さ

Claims (5)

  1. 表裏面に熱可塑性樹脂を積層した板紙素材からなり、4つの胴部パネルを備え、縦方向シールパネルによって縁部が接合されて四角の筒状胴部が形成され、前記胴部パネルの上端に、上部に外側トップシールパネルを有し互いに対向する一対の切妻屋根形成パネルと、上部に内側トップシールパネルを有し互いに対向して何れか一方が注出口となり開封される一対の妻壁形成パネルが連設され、前記一対の切妻屋根形成パネルの間に前記一対の妻壁形成パネルが折り込まれて、外側トップシールパネルおよび内側トップシールパネルが所定の位置で加熱されシールされて密封されることによって頂部が形成される切妻屋根型の紙容器において、
    開封側の前記妻壁形成パネルに頂部横折線を介して連設する開封側の胴部パネルには、開封側の前記胴部パネルの両側の胴部縦折線上に、前記胴部縦折線の端部と前記頂部横折線の端部との交点から3mm以上離反した基準点が設定され、前記基準点同士を、または前記基準点の近傍であって前記胴部縦折線上あるいは前記胴部縦折線から離れた位置で且つ高さ方向前記基準点以下の位置同士を繋ぐように端部が配された下向き曲線状の第1補助折線が形成されており、前記基準点の近傍であって前記胴部縦折線上あるいは前記胴部縦折線から離れた位置で且つ高さ方向前記基準点以下の位置同士を繋ぐ前記第1補助折線の端部は、前記交点から3mm以上、且つ、前記頂部横折線の長さの20%以下の長さの範囲内で離反しており、前記第1補助折線は、円弧状、V字状、多角形状あるいはこれらの組み合わせからなり、曲線の最下点が開封側の前記胴部パネルの左右方向中央に位置し、且つ左右対称となっていることを特徴とする紙容器。
  2. 開封側の前記胴部パネルおよび開封側の前記妻壁形成パネルが備える略三角面部には、前記第1補助折線の中央部最下点方向から、前記頂部横折線を跨ぎ、前記略三角面部の頂点方向に延在する第2補助折線が形成されており、前記第2補助折線は、前記第1補助折線の最下点方向側の下側端部が前記第1補助折線の前記最下点または前記最下点近傍に位置しており、前記略三角面部の頂点側の上側端部が前記略三角面部の頂点または頂点の近傍に位置していることを特徴とする請求項1に記載の紙容器。
  3. 注出口となり開封される側の前記妻壁形成パネルの上部に連設されている前記内側トップシールパネルの上辺は直線状となっていることを特徴とする請求項1または2に記載の紙容器。
  4. 注出口となり開封される側の前記妻壁形成パネルの上部に連設されている前記内側トップシールパネルの内面に横長さ方向の両端に所定の横幅の端部シール域を残して第1易剥離領域が設けられ、その両側に位置する前記一対の切妻屋根形成パネルの上部に連設されている前記外側トップシールパネルの内面における横長さ方向のほぼ半分で前記内側トップシールパネル寄りの部分に前記内側トップシールパネル寄りに所定の横幅の端部シール域を残して前記第1易剥離領域に重なる第2易剥離領域が設けられており、前記第1易剥離領域および第2易剥離領域は、前記第1易剥離領域の両端部および第2易剥離領域における前記内側トップシールパネル寄り端部に、上方から下方に向けて前記胴部パネル側が長くなるように傾斜する延長部をそれぞれ有していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の紙容器。
  5. 前記基準点は、前記交点から上下方向に3〜4mm離反しており、前記第1補助折線の端部は、前記交点から5〜6mm離反していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の紙容器。
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