JP2021080782A - トイレ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体カバーに形成された収容部に水が浸入しても、収容部に収容された機材の浸水を抑制できるトイレ装置を提供すること。【解決手段】トイレ装置1は、トイレ本体2を備え、トイレ本体2は、本体カバー3を備え、本体カバー3は、トイレ本体2に接続されない機材15を収容する収容部4を有し、第1収容部4は、浸水抑制構造47,77を備える。浸水抑制構造として、収容部4には、収容部4に機材15が配置された場合に、機材15の下方に水逃がし空間47,77が形成されていてもよい。【選択図】図5

Description

本開示は、トイレ装置に関する。
従来、トイレ本体を備えるトイレ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のトイレ装置において、トイレ本体は、本体カバーにより覆われている。本体カバーは、付属機材が収容される収容部と、収容部の開口を塞ぐ蓋体と、を有する。特許文献1に記載のトイレ装置1においては、蓋体の構造等により、収容部の内部への水も浸入を防止する。
特開2007−100436号公報
しかし、特許文献1に記載の技術においては、収容部の内部への水の浸入を防止できるように構成されている。しかし、収容部の内部へ水が浸入した場合に、収容部に収容された付属機材が浸水することについては考慮されていない。そのため、本体カバーに形成された収容部に水が浸入しても、収容部に収容された機材の浸水を抑制できることが求められている。
本開示は、本体カバーに形成された収容部に水が浸入しても、収容部に収容された機材の浸水を抑制できるトイレ装置を提供することを目的とする。
本開示は、トイレ本体を備えるトイレ装置であって、前記トイレ本体は、本体カバーを備え、前記本体カバーは、前記トイレ本体に接続されない機材を収容する収容部を有し、前記収容部は、浸水抑制構造を備える、トイレ装置に関する。
第1実施形態に係るトイレ装置を示す斜視図である。 第1実施形態のトイレ装置からトップカバーを外した状態を示す斜視図である。 第1実施形態のリモコン収容部を示す斜視図である。 第1実施形態のリモコン収容部を示す平面図である。 第1実施形態のリモコン収容部に第2リモコン装置を配置した状態を示す断面図である。 第2実施形態のリモコン収容部を示す斜視図である。 第2実施形態のリモコン収容部を示す平面図である。 第2実施形態のリモコン収容部に第2リモコン装置を配置した状態を示す断面図である。 第3実施形態のリモコン収容部を示す斜視図である。 第3実施形態のリモコン収容部を示す平面図である。 第3実施形態のリモコン収容部に第2リモコン装置を配置した状態を示す断面図である。
(第1実施形態)
以下、トイレ装置1の第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下の説明において、便座11に着座した使用者から見た場合の前後の向きを前後方向とする。便座11に着座した使用者から見た場合の左右の向きを左右方向とする。便器13が設置される床面に対する鉛直方向に沿う上下の向きを上下方向とする。
図1に示すように、第1実施形態に係るトイレ装置1は、便座11と、便蓋12と、便器13と、トイレ本体2と、第1リモコン装置14と、第2リモコン装置15(機材)と、を備える。第1リモコン装置14はトイレ装置1が設けられるトイレルームの壁面Wに配置される。第2リモコン装置15はトイレ本体2のリモコン収容部4に収容される。
便器13は、上方に向けて開口して形成され、例えば陶器製である。便座11及び便蓋12は、トイレ本体2の前部に、便器13に対して回動可能に取り付けられる。便座11は、使用者が着座する部分であり、便器13の開口縁の上に配置され、環状の形状に形成される。便蓋12は、便座11及び便器13の開口を開閉可能に覆う蓋である。
トイレ本体2は、機能部21と、機能部21を覆うように配置される本体カバー3と、を備える。機能部21は、便器13の後部の上部に配置される。機能部21は、機能部品(図示せず)と、機能部品が配置されるベースプレート211(図2参照)と、を備える。機能部21は、第1リモコン装置14及び第2リモコン装置15から信号を受信する受信部を有する。
機能部品の図示は省略する。機能部品は、例えば、便座11の保温装置や、洗浄タンクを備えた便器洗浄装置や、使用者の局部を洗浄するシャワーノズルや、ホースや、電源ユニットや、制御回路基板や、便座11及び便蓋12を電動で開閉させる電動開閉ユニットや、バルブユニットや、各種配管等である。
第1リモコン装置14は、トイレ装置1の機能部21を制御するための信号を発信する。第1リモコン装置14は、略直方体形状を有する装置である。第1リモコン装置14は、機能部21に赤外線通信やBLE(登録商標)等の通信方式で情報を送信し、機能部21の各種機能を遠隔操作して制御する。上記各種機能は、例えば便器洗浄機能や局部洗浄機能等、トイレ装置1の使用者の使用頻度の高い機能である。図1に示すように、第1リモコン装置14の上面には、複数の操作ボタンが配置される。第1リモコン装置14が操作可能な機能は、例えば便器洗浄機能や局部洗浄機能等であり、トイレ装置1が備える機能のうち、使用者の使用頻度の高い機能が集約されている。これにより、第1リモコン装置14は、操作ボタンの種類が少ないために見た目が煩雑にならず、意匠性や操作性が向上する。
第2リモコン装置15は、第1リモコン装置14と同様に、トイレ装置1の機能部21を制御するための信号を発信する装置である。第2リモコン装置15で制御可能な機能部21の機能は、例えば、シャワーノズルから噴出される水の水温調整機能や、便座11の温度調整機能等、トイレ装置1の使用者の使用頻度の低い機能である。第2リモコン装置15は、第1リモコン装置14よりも小さく、例えば幅方向の長さが第1リモコン装置14の半分以下の略直方体形状を有する。
第2リモコン装置15は、図1及び図2に示すように、トイレ本体2のリモコン収容部4に収容可能である。第2リモコン装置15は、トイレ本体2に接続されない機材である。本実施形態において、「トイレ本体2に接続されない機材」とは、トイレ本体2に直接的に接触して接続されない機材を意味する。第2リモコン装置15は、通信時にトイレ装置1の機能部21に無線で接続される。しかし、第2リモコン装置15は、トイレ本体2に直接的に接触して接続されないため、トイレ本体2に接続されない機材である。
本体カバー3は、トイレ本体2の外形を覆うカバーである。本体カバー3は、図2に示すように、ベースカバー31と、トップカバー32と、を有する。
ベースカバー31は、図2に示すように、便器13の後方側において、機能部21を覆うように配置される。ベースカバー31には、後方側の上面において、リモコン収容部4(収容部、第1収容部)と、泡タンク収容部5(第2収容部)と、施工用開口61と、が形成される。リモコン収容部4、泡タンク収容部5及び施工用開口61は、図2に示すように、トイレ装置1の後方において、トイレ装置1を正面から見た場合に、右から左に向かって、この順に配置される。施工用開口61には、施工用開口61を塞ぐように施工蓋62が固定されて配置されている。
トップカバー32は、ベースカバー31の後方側の上面を覆うように配置される。トップカバー32は、ネジ止めではなく、ベースカバー31に係合固定される。トップカバー32は、ユーザーが開閉するカバーである。トップカバー32は、ベースカバー31の後方側の上面を覆うように配置され、リモコン収容部4、泡タンク収容部5、及び、施工用開口61に固定される施工蓋62を覆う。
リモコン収容部4、泡タンク収容部5及び施工用開口61は、便座11や便蓋12の後方に配置される。リモコン収容部4、泡タンク収容部5及び施工用開口61は、トイレ装置1を正面から見た場合に、便座11や便蓋12の左右方向の幅の範囲内に形成され、左右に突出しない位置に配置される。
リモコン収容部4、泡タンク収容部5及び施工用開口61は、いずれも、左右方向において、互いを避けた位置に配置される。リモコン収容部4及び泡タンク収容部5は、トイレ装置1を正面から見た場合に、左右方向において、いずれか一方側又は他方側に偏った位置に配置される。本実施形態においては、リモコン収容部4は、トイレ装置1を正面から見た場合に、右側に配置される。泡タンク収容部5は、トイレ装置1を正面から見た場合に、左側に配置される。
リモコン収容部4は、トイレ本体2の内部に形成され、第2リモコン装置15を収容可能にベースカバー31の上面から凹む凹部により構成される。リモコン収容部4は、図2に示すように、トップカバー32の内側に配置されるベースカバー31に形成され、上方に向けて開口している。リモコン収容部4は、例えば樹脂材料等からなるベースカバー31の一部により形成される。
リモコン収容部4は、図3及び図4に示すように、底面41と、側壁面42と、窪み部43と、規制片44と、一対の後側載置凸部45と、一対の前側載置凸部46と、を有する。
底面41は、第2リモコン装置15の形状に対応した略長方形の形状に形成される。底面41は、後方側から前方側に向かうに従って下り傾斜で傾斜する傾斜面により形成される。底面41には、図3及び図4に示すように、第2リモコン装置15を載置可能な一対の後側載置凸部45及び一対の前側載置凸部46が設けられる。一対の後側載置凸部45及び一対の前側載置凸部46は、底面41から突出して形成される。
一対の後側載置凸部45は、同一形状に形成され、底面41の前方側において、左右方向に離間して配置される。一対の後側載置凸部45は、側面視で、頂部を有する三角形状に突出して形成される。一対の前側載置凸部46は、同一形状に形成され、底面41の後方側において、左右方向に離間して配置される。一対の前側載置凸部46は、側面視で、頂部を有する三角形状に突出して形成される。一対の前側載置凸部46の頂部の底面41からの高さは、一対の後側載置凸部45の頂部の底面41からの高さよりも高い位置に形成される。
第2リモコン装置15が後側載置凸部45及び前側載置凸部46に載置された場合には、前方側において、後側載置凸部45の頂部及び傾斜面の少なくともいずれかと、第2リモコン装置15の前方側の側面及び底面の少なくともいずれかと、が当接し、後方側において、前側載置凸部46の頂部及び傾斜面の少なくともいずれかと、第2リモコン装置15の後方側の側面及び底面の少なくともいずれかと、が当接する。
第2リモコン装置15は、図5に示すように、底面41に対して高さの差を有して配置される後側載置凸部45及び前側載置凸部46に載置されることで、底面41に対して浮いた状態で傾斜して載置される。これにより、リモコン収容部4に第2リモコン装置15が配置された場合に、第2リモコン装置15の下方であって、第2リモコン装置15と底面41との間には、水逃がし空間47が形成される。水逃がし空間47は、リモコン収容部4に水が浸入した場合に、第2リモコン装置15の下方に水を逃がすことができるため、第2リモコン装置15が浸水することを抑制する浸水抑制構造を構成する。
側壁面42は、第2リモコン装置15がリモコン収容部4に収容された状態において、第2リモコン装置15の各側面と対向する面である。
窪み部43は、第2リモコン装置15の形状に対して外部に窪んで設けられる空間である。窪み部43は、後方側の側壁面42から後方側に窪んで形成される。窪み部43は、リモコン収容部4に第2リモコン装置15が収容された状態で、手指が差し込めるような間隙を形成する。トイレ装置1の使用者は窪み部43に手指を差し込むことで、容易に第2リモコン装置15を収容かつ取り外しできる。
規制片44は、側壁面42から突出して形成される。規制片44は、第2リモコン装置15の規制溝151(図3参照)と係合するように形成される。これにより、第2リモコン装置15がリモコン収容部4に収容される際に、第2リモコン装置15の向きが規制される。
泡タンク収容部5は、図1に示すように、トイレ本体2の内部に配置され、例えば、泡発生装置の泡タンク(図示せず)を収容する。泡発生装置は、便器13に洗浄水及び洗剤等の薬剤を用いて生成した泡を吐出し、便器13を泡で洗浄する。泡タンクは、泡を生成するための洗剤等の薬剤を貯留するタンクである。
泡タンク収容部5は、図2に示すように、上方に向けて開口しており、側壁面51と、底部52と、を有する。側壁面51は、ベースカバー31の上面から下方に延びる筒状の延出壁311により形成される。底部52は、ベースカバー31の下方に配置されるベースプレート211により形成される。ベースプレート211には、機能部21の機能部品(図示せず)の一部が配置される。泡タンク収容部5は、例えば樹脂材料等からなるベースカバー31及びベースプレート211の一部により形成される。
泡タンク収容部5は、図2に示すように、平面視で、後方側に膨出する後方膨出部511と、左右方向の内側に膨出する左右方向一方側膨出部512と、を有している。泡タンク収容部5は、第2リモコン装置15を水平状態で収容しようとしても、第2リモコン装置15が入らない大きさに形成される。泡タンク収容部5は、泡タンクを収容可能に、ベースカバー31の上面から、リモコン収容部4の底面41よりも深い位置に底面が形成されている。
これに対して、リモコン収容部4は、底面41が、第2リモコン装置15の形状に対応した略長方形の形状に形成される。よって、泡タンク収容部5の形状は、リモコン収容部4とは異なる形状で形成される。従って、泡タンク収容部5の形状とリモコン収容部4の形状が異なるため、第2リモコン装置15をリモコン収容部4に収容する場合に、泡タンク収容部5に間違えて収容することを防止できる。
以上の泡タンク収容部5及びリモコン収容部4は、互いの形状が異なることで、それぞれの収容物(泡タンク、第2リモコン装置15)が、間違った方の収容部に入らない形状に形成されている。詳細には、泡タンク収容部5に第2リモコン装置15を水平状態で収容しようとしても、泡タンク収容部5には第2リモコン装置15が入らない大きさに形成されるため、第2リモコン装置15を泡タンク収容部5に収容できない。リモコン収容部4の深さが泡タンクの高さよりも小さいため、泡タンクをリモコン収容部4に配置しても、トップカバー32が閉まらず、泡タンクをリモコン収容部4に収容できない。更に、泡タンク収容部5及びリモコン収容部4の形状を、いずれか一方のみ収容できない形状とすることもできる。詳細には、泡タンク収容部5の形状を、第2リモコン装置15のみを収容できない形状とすることもできるし、リモコン収容部4の形状を、泡タンクのみを収容できない形状とすることもできる。
以上説明した本実施形態のトイレ装置1によれば、以下のような効果を奏する。本実施形態のトイレ装置1においては、本体カバー3は、第2リモコン装置15を収容するリモコン収容部4を有し、リモコン収容部4は、水逃がし空間47を備える。これにより、リモコン収容部4に浸水した場合であっても、水逃がし空間47に水を逃がすことができるため、第2リモコン装置15の浸水を抑制できる。更に、第2リモコン装置15に配置される電池の電解液が漏出した場合においても、電解液が第2リモコン装置15の制御基板等に到達して故障することを抑制できる。
本実施形態においては、浸水抑制構造として、リモコン収容部4には、リモコン収容部4に第2リモコン装置15が配置された場合に、第2リモコン装置15の下方に水逃がし空間47が形成される。これにより、第2リモコン装置15の下方に水逃がし空間47を形成するだけで浸水抑制構造を実現できるため、浸水抑制構造を簡易な構成で実現できる。
本実施形態においては、リモコン収容部4の底面41は、傾斜面を有する。これにより、水を底面41の傾斜面に沿って移動させることで、水逃がし空間47に容易に水を逃がすことができる。底面41の傾斜面の下流側に水を集めることで、第2リモコン装置15から離れた部分に水を逃がすことができるため、第2リモコン装置15の浸水を一層抑制できる。
本実施形態においては、リモコン収容部4とは異なる形状の泡タンク収容部5を更に有する。これにより、第2リモコン装置15をリモコン収容部4に収容する場合に、泡タンク収容部5に間違えて収容することを防止できる。
次に、他の各実施形態について、図面を参照して説明する。以下の各実施形態では、主に第1実施形態との相違点について説明する。各実施形態では、第1実施形態と同一又は同等の構成については同じ符号を付して説明する。各実施形態では、第1実施形態と重複する説明を適宜に省略する。
(第2実施形態)
第2実施形態について、図6〜図8を参照して説明する。第2実施形態において、第1実施形態と比べて、リモコン収容部7の構成が、第1実施形態のリモコン収容部4の構成と主に異なる。
第2実施形態のリモコン収容部7は、第1実施形態のリモコン収容部4と同様の位置に配置されると共に、第1実施形態のリモコン収容部7と同様にベースカバー31により形成される。リモコン収容部7は、図6〜図8に示すように、底面71と、側壁面72と、一対の窪み部73と、一対の後側傾斜載置板部74と、水抜き穴75(導出部、浸水抑制構造)と、排水口76と、を有する。
底面71は、第2リモコン装置15の形状に対応した略長方形の形状に形成される。底面71は、平面状に形成され、水平方向に対して傾斜する。本実施形態においては、図7に示すように、例えば、底面71は、左右方向において、トイレ装置1を正面から見た場合における左側から右側に向かうに従って僅かに下る下り傾斜で傾斜(図7の矢印A方向において下り傾斜)する傾斜面である。底面71の左右方向における水平方向に対する傾斜角度は、例えば2°である。例えば、底面71は、前後方向において、前方側から後方側に向かうに従って僅かに下る下り傾斜で傾斜(図7の矢印B方向において下り傾斜)する傾斜面である。底面71の前後方向における水平方向に対する傾斜角度は例えば1°である。
側壁面72は、第2リモコン装置15がリモコン収容部4に収容された状態において、第2リモコン装置15の各側面と対向する面である。底面71及び側壁面42には、第2リモコン装置15を載置可能な一対の後側傾斜載置板部74が設けられる。一対の後側傾斜載置板部74は、リモコン収容部4の前方側において、底面71及び側壁面72から突出して形成される。
一対の後側傾斜載置板部74は、いずれも同一形状に形成され、底面71の前方側において、左右方向に離間して配置される。一対の後側傾斜載置板部74は、それぞれ、左右方向に対向して配置される側壁面72から左右方向の内側に突出する板状に形成され、上下方向に延びる。一対の後側傾斜載置板部74は、傾斜上面741を有する。傾斜上面741は、後側傾斜載置板部74の板厚部分により形成され、左右方向の内側に向かうに従って下り傾斜で曲線状に傾斜する。
第2リモコン装置15が後側傾斜載置板部74に載置された場合には、後方側において、後側載置凸部45の傾斜上面741と、第2リモコン装置15の前方側の側面及び底面の少なくともいずれかと、が当接し、前方側において、底面71又は側壁面42に当接する。
第2リモコン装置15は、図8に示すように、後方側が、底面71から突出する後側傾斜載置板部74に載置されることで、底面71に対して浮いた状態で傾斜して載置される。これにより、リモコン収容部7に第2リモコン装置15が配置された場合に、第2リモコン装置15の下方であって、第2リモコン装置15とリモコン収容部7の底面71との間には、前方側において、水逃がし空間77が形成される。水逃がし空間77は、リモコン収容部7に水が浸入した場合に、第2リモコン装置15の下方に水を逃がすことができるため、第2リモコン装置15が浸水することを抑制する浸水抑制構造を構成する。
水抜き穴75は、リモコン収容部7の外部に水を導出する。水抜き穴75は、図6〜図8に示すように、底面71における後端において、トイレ装置1を正面から見た場合における左右方向の右側寄りに設けられる。水抜き穴75は、リモコン収容部7を構成するベースカバー31により形成される底面71を上下方向に貫通する貫通孔により構成される。
水抜き穴75は、図8に示すように、水逃がし空間77に連通する。水抜き穴75は、下り傾斜で傾斜するリモコン収容部7の底面71の下流側の端部側に形成される。下り傾斜で傾斜する底面71の下流側の端部側は、水が集まり易いため、水逃がし空間77に逃がした水を、水抜き穴75を介して、リモコン収容部7の外部に容易に排出させることができる。
水抜き穴75の下端部には、底面板70の下面において、水抜き穴75に連通する排水口76が形成される。排水口76には、排水ホースHの一端が接続される。排水ホースHの一端から導入された水は、排水ホースHの他端から導出され、トイレ装置1のタンク(図示せず)や便器13に導出される。これにより、リモコン収容部4に水が浸入した場合に、底面71を流れる水を、水抜き穴75及び排水ホースHを介して、リモコン収容部4の外部に排出することができる。
一対の窪み部73は、第2リモコン装置15の形状に対して外部に窪んで設けられる空間である。一対の窪み部73は、それぞれ、左右方向に対向して配置される側壁面72の前後方向の中央側において、側壁面72から左右方向の外側に窪んで形成される。一対の窪み部73は、リモコン収容部7に第2リモコン装置15が収容された状態で、手指が差し込めるような間隙を形成する。トイレ装置1の使用者は窪み部73に手指を差し込むことで、容易に第2リモコン装置15を収容かつ取り外しできる。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏すると共に、更に次の効果を奏する。第2実施形態においては、底面71には、水抜き穴75が形成されている。そのため、リモコン収容部7に水が浸入した場合に、水をリモコン収容部7の外部に排出することができる。これにより、第2リモコン装置15の浸水を抑制できる。更に、水抜き穴75が水逃がし空間77に連通するため、水逃がし空間77に逃がした水を、水抜き穴75を介して、リモコン収容部7の外部に容易に排出させることができる。水抜き穴75を貫通孔で構成できるため、浸水抑制構造を簡易な構成で実現できる。
(第3実施形態)
第3実施形態について、図6〜図8を参照して説明する。第3実施形態のリモコン収容部7Aの構成は、第2実施形態のリモコン収容部7の構成と主に異なる。第3実施形態のリモコン収容部7Aは、第2実施形態と比べて、第2実施形態の水抜き穴75及び排水口76が形成されずに、水抜きスリット78が形成されている点において、第2実施形態と主に異なる。
第3実施形態のリモコン収容部7Aは、図9〜図11に示すように、底面71と、側壁面72と、一対の窪み部73と、一対の後側傾斜載置板部74と、水抜きスリット78(導出部、浸水抑制構造)と、を有する。第3実施形態において、底面71、側壁面72、一対の窪み部73及び一対の後側傾斜載置板部74については、第2実施形態と同様の構成のため、その説明を省略する。
水抜きスリット78は、リモコン収容部7の外部に水を導出する。水抜きスリット78は、図9〜図11に示すように、リモコン収容部7Aの後方側におけるトイレ装置1を正面から見た場合の右側の角部の近傍において、右側の側壁面72に形成される。水抜きスリット78は、側壁面72を切り欠いて形成された切り欠きにより構成される。水抜きスリット78は、右側の側壁面72において、後側傾斜載置板部74の後方側の面の延長線上に延びるスリット状に形成される。水抜きスリット78は、右側の側壁面72において、前後に所定幅を有して上下方向の全域に延びており、スリット状に開口している。
水抜きスリット78は、図11に示すように、水逃がし空間77に連通する。水抜きスリット78は、下り傾斜で傾斜するリモコン収容部7の底面71の下流側の端部側に形成される。下り傾斜で傾斜する底面71の下流側の端部側は、水が集まり易いため、水逃がし空間77に逃がした水を、水抜きスリット78を介して、リモコン収容部7の外部に容易に排出させることができる。これにより、リモコン収容部7に水が浸入した場合に、底面71を流れる水を、水抜きスリット78を介して、リモコン収容部4の外部に排出することができる。
第3実施形態によれば、第1実施形態及び第2実施形態と同様の効果を奏すると共に、更に次の効果を奏する。第3実施形態においては、側壁面72には、水抜きスリット78が形成されている。そのため、リモコン収容部7Aに水が浸入した場合に、水をリモコン収容部7Aの外部に排出することができる。これにより、第2リモコン装置15の浸水を抑制できる。更に、水抜きスリット78が水逃がし空間77に連通するため、水逃がし空間77に逃がした水を、水抜きスリット78を介して、リモコン収容部7の外部に容易に排出させることができる。水抜きスリット78を、側壁面72を切り欠いて形成された切り欠きにより構成できるため、浸水抑制構造を簡易な構成で実現できる。
以上、本開示の好ましい実施形態について説明したが、本開示は、上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、トイレ本体2に接続されない機材として、第2リモコン装置15を例に説明したが、これに限定されない。第2収容部は、泡タンクを収容する泡タンク収容部に限定されない。第2収容部としては、例えば、トイレ装置1の施工やメンテナンスに用いられる治具や施工具を収容する収容部や、取扱説明書を収容する収容部や、ユーザーが自由に使用できる収容BOXとしての収容部などとすることもできる。
1 トイレ装置、2 トイレ本体、3 本体カバー、4 リモコン収容部(第1収容部)、5 泡タンク収容部(第2収容部)、7、7A リモコン収容部(収容部、第1収容部)、15 第2リモコン装置(機材)、47 水逃がし空間(浸水抑制構造)、75 水抜き穴(貫通孔、導出部、浸水抑制構造)、78 水抜きスリット(切り欠き、導出部、浸水抑制構造)、77 水逃がし空間(浸水抑制構造)

Claims (7)

  1. トイレ本体を備えるトイレ装置であって、
    前記トイレ本体は、本体カバーを備え、
    前記本体カバーは、前記トイレ本体に接続されない機材を収容する収容部を有し、
    前記収容部は、浸水抑制構造を備える、トイレ装置。
  2. 前記浸水抑制構造として、前記収容部には、前記収容部に前記機材が配置された場合に、前記機材の下方に水逃がし空間が形成される、請求項1に記載のトイレ装置。
  3. 前記浸水抑制構造として、前記収容部には、前記収容部の外部に水を導出する導出部が形成される、請求項1又は2に記載のトイレ装置。
  4. 前記導出部は、前記収容部から、前記トイレ装置のタンクと前記トイレ装置の便器との何れかに水を導出する、請求項3に記載のトイレ装置。
  5. 前記導出部は、前記収容部の底面を貫通する貫通孔と、前記収容部の側壁面を切り欠いて形成された切り欠きとの少なくとも何れかにより構成される、請求項3又は4に記載のトイレ装置。
  6. 前記収容部の底面は、傾斜面を有する、請求項1〜5のいずれかに記載のトイレ装置。
  7. 前記収容部は、第1収容部であり、
    前記本体カバーは、前記第1収容部とは異なる形状の第2収容部を更に有する、請求項1〜6のいずれかに記載のトイレ装置。
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