JP7390168B2 - トイレ装置 - Google Patents

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Description

本開示は、トイレ装置に関する。
従来、トイレ本体を備えるトイレ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のトイレ本体は、本体カバーにより覆われている。本体カバーは、上面からネジによりネジ固定されている。
特開平8-105096号公報
特許文献1に記載のトイレ装置は、本体カバーが上面からネジ固定されるネジ固定構造を備えるため、本体カバーの上面側からの水により、ネジ穴を介して、浸水する可能性がある。
本開示は、本体カバーが上面からネジ固定されるネジ固定構造を備え、ネジ固定構造からの浸水を抑制できるトイレ装置を提供することを目的とする。
本開示は、トイレ本体を備えるトイレ装置であって、前記トイレ本体は、機能部を覆うカバーを有し、前記カバーは、上面からネジにより固定されるネジ固定構造により固定され、前記ネジ固定構造からの浸水を抑制する浸水抑制構造を更に備える、トイレ装置に関する。
第1実施形態に係るトイレ装置を示す斜視図である。 第1実施形態に係るトイレ装置の側面図である。 第1実施形態に係るトイレ装置の分解斜視図である。 第1実施形態のネジ固定構造を示す図であって、ベースカバーをネジ固定した状態を示す斜視図である。 第1実施形態において、ベースカバーにトップカバーを取り付けた状態を示す斜視図である。 第2実施形態のネジ固定構造を示す図であって、ベースカバーをネジ固定した状態を示す斜視図である。 第2実施形態において、ベースカバーにトップカバーを取り付けた状態を示す斜視図である。 第3実施形態のネジ固定構造及びネジキャップを示す斜視図である。 第3実施形態にネジ固定構造及びネジキャップを示す断面図である。
(第1実施形態)
以下、トイレ装置1の第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下の説明において、便座11に着座した使用者から見た場合の前後の向きを前後方向とする。便座11に着座した使用者から見た場合の左右の向きを左右方向とする。便器13が設置される床面に対する鉛直方向に沿う上下の向きを上下方向とする。
図1に示すように、第1実施形態に係るトイレ装置1は、便座11と、便蓋12と、便器13と、トイレ本体2と、を備える。
便器13は、上方に向けて開口して形成され、例えば陶器製である。便座11及び便蓋12は、トイレ本体2の前部に、便器13に対して回動可能に取り付けられる。便座11は、使用者が着座する部分であり、便器13の開口縁の上に配置され、環状の形状に形成される。便蓋12は、便座11及び便器13の開口を開閉可能に覆う蓋である。
トイレ本体2は、機能部21と、機能部21を覆うように配置される本体カバー3と、を備える。機能部21は、便器13の後部の上部に配置される。機能部21は、図2に示すように、機能部品(図示せず)と、フロントベース部材211と、リアベース部材212と、昇降装置213と、を備える。
機能部品の図示は省略する。機能部品は、例えば、便座11の保温装置や、洗浄タンクを備えた便器洗浄装置や、使用者の局部を洗浄するシャワーノズルや、ホースや、電源ユニットや、制御回路基板や、便座11及び便蓋12を電動で開閉させる電動開閉ユニットや、バルブユニットや、各種配管等である。機能部品は、各種機能や他の部材との位置関係などを考慮して、フロントベース部材211やリアベース部材212やその他の設置位置に設置される。
フロントベース部材211は、図2に示すように、便器13の前後方向の中央よりも後部寄りの上方に配置される。フロントベース部材211には、機能部21の機能部品の一部が配置される。リアベース部材212は、フロントベース部材211の後方側に配置される。リアベース部材212には、機能部21の機能部品の一部が配置される。昇降装置213は、フロントベース部材211を、リアベース部材212に対して、昇降させることが可能である。これにより、便器13とフロントベース部材211との間の隙間を広く開けて、便器13の後部側の上面などを清掃することができる。
本体カバー3は、トイレ本体2の外形を覆うカバーである。本体カバー3は、図3に示すように、ベースカバー4(カバー、第1カバー)と、トップカバー6(第2カバー)と、を有する。
ベースカバー4は、便器13の後方側において、機能部21を覆うように配置される。ベースカバー4は、図3に示すように、側面視で三角形状の左右一対の側壁41と、後部において一対の側壁41を繋ぐように左右方向に延びる背面壁42と、により、機能部21の側方及び後部が囲まれており、背面壁42の前方側において、左右方向の中央側に形成される凸状部分43と、凸状部分43の前方側の下部において左右方向の両方の外側に形成される一対のヒンジ部下側湾曲部分44と、一対のヒンジ部下側湾曲部分44の後方側に形成される一対の側方上面部45と、凸状部分43の前方側に形成される前側下側部分46と、を有する。
凸状部分43は、上方側に突出する部分が、左右方向に延びると共に、前後方向に延びる。凸状部分43の後部側は、背面壁42側に延びる。凸状部分43の後方側の上面には、リモコン収容部51と、泡タンク収容部52と、が形成される。凸状部分43の前方側における左右方向の両端部には、前後方向に離間して配置される2組の一対の軸部471,472が設けられる。前方側の軸部471には、便座11が開閉可能に接続される。後方側の軸部472には、便蓋12が開閉可能に接続される。
凸状部分43は、左右方向の両側において、図3に示すように、前後方向の途中に形成されるL字状窪み部分431を有する。L字状窪み部分431は、平面視でL字状に窪んで形成される。L字状窪み部分431は、左右方向に幅を有して上下方向に延びる前面部431aと、前後方向及び上下方向に延びる側面部431bと、を有する。前面部431aは、前方を向いて形成される。側面部431bは、左右方向の外側を向いて形成される。
ヒンジ部下側湾曲部分44は、便座11が閉位置に位置した場合に便座11のヒンジ部111の湾曲形状に沿うように、上方側に凸状に湾曲して形成されている。
一対の側方上面部45は、ヒンジ部下側湾曲部分44の後方側であって、L字状窪み部分431の外側の下部の前側に形成される。側方上面部45は、図4及び図5に示すように、側方上面部45から窪むと共に前後方向に延びる直線状凹溝部451を有する。直線状凹溝部451は、左右方向に幅を有して、前後方向に直線状に延びる溝状に形成される。
ベースカバー4は、図4に示すように、直線状凹溝部451における傾斜底面452の後方側において、上面からネジ453aにより固定されている。傾斜底面452において、上面からネジ453aによりネジ固定される構造は、ネジ固定構造453を構成する。ネジ固定構造453においては、上方から傾斜底面452に移動されるネジ453aにより、ネジ453aの軸部が傾斜底面452を貫通して配置されて、ネジ453aの頭部が、傾斜底面452に固定されると共に、ネジ453aの軸部の先端側が、フロントベース部材211(図2参照)に固定される。
直線状凹溝部451は、側方上面部45において、ベースカバー4の凸状部分43のL字状窪み部分431の前面部431aの下部から、前方側に延びる。直線状凹溝部451は、後方側から前方側に向かうに従って側方上面部45からの深さが浅くなるように傾斜する傾斜底面452を有し、前方(一部)が開放されて形成される。傾斜底面452は、後方側から前方側に向かうに従って、水平方向に対して下る下り傾斜で形成される。これにより、直線状凹溝部451に水が浸入しても、直線状凹溝部451に浸入した水は、直線状凹溝部451の傾斜底面452を通って、前方側に導かれる。以上の直線状凹溝部451は、前方が開放されることにより、前方側から水を逃がす水逃がし部を構成する。水逃がし部を構成する直線状凹溝部451は、ネジ固定構造453からの浸水を抑制する浸水抑制構造を構成する。
トップカバー6は、図3に示すように、ベースカバー4の凸状部分43の後方側の上面を覆うように配置される。トップカバー6は、ネジ止めではなく、ベースカバー4に係合固定される。トップカバー6は、ユーザーが開閉するカバーである。トップカバー6は、上面板61と、後方U字状壁部62と、一対の側方壁部63と、を有する。
上面板61は、ベースカバー4の凸状部分43の後方側の上面を覆うように配置される。上面板61は、図3に示すように、後端が略U字状に形成される後部上面板611と、後部上面板611から前方側に長方形状に突出する前方側上面板612と、を有する。
後方U字状壁部62は、後部上面板611の略U字形状の後端に沿って形成され、後部上面板611の略U字形状の後端から下方に突出する壁状に形成される。後方U字状壁部62は、ベースカバー4にトップカバー6が取り付けられた場合に、ベースカバー4の凸状部分43の背面及び側面を覆うように配置される。
一対の側方壁部63は、図5に示すように、後方U字状壁部62の左右方向の両端部の前方側に配置される。一対の側方壁部63は、前方側を向く前面63aを有する。前方側を向く前面63aは、上下方向に延びると共に、後方側に凹状に窪む湾曲面状に形成される。一対の側方壁部63は、それぞれ、直線状凹溝部451における傾斜底面452に配置されるネジ固定構造453を構成するネジ453aの少なくとも一部を覆うと共に、直線状凹溝部451の後方側の部分を覆うように配置される。本実施形態においては、ネジ固定構造453を構成するネジ453aの全部は、トップカバー6に覆われておらず、直線状凹溝部451の前方側の部分は、トップカバー6に覆われていない。しかし、これに限定されず、トップカバー6を、ネジ453aの全部を覆うように構成してもよいし、直線状凹溝部451の全部を覆うように構成してもよい。
以上説明した本実施形態のトイレ装置1によれば、以下のような効果を奏する。本実施形態のトイレ装置1においては、ベースカバー4は、上面からネジ453aにより固定されるネジ固定構造453により固定され、ネジ固定構造453からの浸水を抑制する直線状凹溝部451を備える。これにより、直線状凹溝部451により、前方に水を逃がすことができるため、ネジ固定構造453からの浸水を抑制できる。
本実施形態においては、直線状凹溝部451は、ネジ固定構造453の前方が開放されて形成される水逃がし部により構成されている。これにより、直線状凹溝部451により水を前方に逃がすことができるため、ネジ固定構造453からの浸水を容易に抑制できる。
本実施形態においては、トイレ本体2は、ベースカバー4の少なくとも一部を覆うと共にネジ固定構造453の少なくとも一部を覆うトップカバー6を更に有する。これにより、ネジ固定構造453の少なくとも一部がトップカバー6に覆われるため、ネジ固定構造453が外部から視認しにくくなり、意匠性を向上できる。
本実施形態においては、トップカバー6は、直線状凹溝部451の一部を覆う。これにより、直線状凹溝部451の一部がトップカバー6に覆われるため、直線状凹溝部451が外部から視認しにくくなり、意匠性を向上できる。
次に、他の各実施形態について、図面を参照して説明する。以下の各実施形態では、主に第1実施形態との相違点について説明する。各実施形態では、第1実施形態と同等の構成については同じ符号を付して説明する。各実施形態では、第1実施形態と重複する説明を適宜に省略する。
(第2実施形態)
第2実施形態について、図6及び図7を参照して説明する。浸水抑制構造を、第1実施形態では直線状凹溝部451により構成するのに対して、第2実施形態では、L字状凹溝部455により構成する点において、第1実施形態と主に異なる。
図6及び図7に示すように、第2実施形態においては、ベースカバー4の側方上面部45には、L字状凹溝部455が形成される。L字状凹溝部455は、ベースカバー4の凸状部分43の側方上面部45それぞれの上面よりも一段低い位置に形成される。L字状凹溝部455は、左右方向に延びる横方向溝456と、横方向溝456の左右方向の内側の端部から前方側に延びる前方側延在溝459と、を有する。横方向溝456は、ベースカバー4の凸状部分43の前面部431aの下端部において、ベースカバー4の凸状部分43の前面部431aの下端部に沿って左右方向に延びる。前方側延在溝459は、横方向溝456の左右方向の内側の端部から、ベースカバー4の凸状部分43の側面部431bの下端部に沿って、前方側に延びる。
ベースカバー4は、L字状凹溝部455の横方向溝456における底面部457の左右方向の外側において、上面からネジ458aにより固定されている。底面部457は、左右方向において水平方向に延びる水平面で構成される。底面部457を、左右方向の外側から内側に向かうに従って、水平方向に対して下る下り傾斜で構成してもよい。底面部457において、上面からネジ458aによりネジ固定される構造は、ネジ固定構造458を構成する。ネジ固定構造458は、ベースカバー4の凸状部分43の周囲の位置に形成される。つまり、ネジ固定構造458は、ベースカバー4の周縁部(近傍部)に形成される。ネジ固定構造458においては、上方から底面部457に移動されるネジ458aにより、ネジ458aの軸部が底面部457を貫通して配置されて、ネジ458aの頭部が、底面部457に固定されると共に、ネジ458aの軸部の先端側が、フロントベース部材211(図2参照)に固定される。
L字状凹溝部455においては、横方向溝456は、左右方向の内側において、側方(一部)が開放されて形成される。横方向溝456の左右方向の内側の側方に開放した部分には、前方側延在溝459が接続されている。これにより、L字状凹溝部455に水が浸入しても、L字状凹溝部455に浸入した水は、横方向溝456の底面部457を通って、側方側に導かれる。以上の横方向溝456は、側方が開放されることにより、側方から水を逃がす水逃がし部を構成する。水逃がし部を構成する横方向溝456は、ネジ固定構造458からの浸水を抑制する浸水抑制構造を構成する。
前方側延在溝459は、横方向溝456の左右方向の内側の端部から、前方側に延びる。これにより、横方向溝456により側方に導かれた水は、前方側延在溝459を通って前方側に導かれる。
トップカバー6は、第1実施形態のトップカバー6と同様の形状に形成される。トップカバー6の一対の側方壁部63は、図7に示すように、それぞれ、L字状凹溝部455における底面部457に配置されるネジ固定構造458を構成するネジ458aの全部を覆うと共に、L字状凹溝部455の横方向溝456の後方側の部分を覆うように配置される。本実施形態においては、ネジ固定構造458を構成するネジ458aの全部は、トップカバー6に覆われており、横方向溝456の前方側の一部及び前方側延在溝459は、トップカバー6に覆われていない。しかし、これに限定されず、トップカバー6を、ネジ固定構造458を構成するネジ458aの一部を覆うように構成してもよいし、横方向溝456及び前方側延在溝459の全部を覆うように構成してもよい。
第2実施形態によれば、以下のような効果を奏する。本実施形態のトイレ装置1においては、ベースカバー4は、上面からネジ458aにより固定されるネジ固定構造458により固定され、ネジ固定構造458からの浸水を抑制する横方向溝456を備える。これにより、横方向溝456により、側方に水を逃がすことができるため、ネジ固定構造458からの浸水を抑制できる。
本実施形態においては、横方向溝456は、ネジ固定構造458の側方が開放されて形成される水逃がし部により構成されている。これにより、横方向溝456により水を側方に流すことができるため、ネジ固定構造458からの浸水を容易に抑制できる。
本実施形態においては、本体カバー3は、ネジ固定構造458の全部を覆うトップカバー6を更に有する。これにより、ネジ固定構造458がトップカバー6に覆われるため、ネジ固定構造458が外部から視認しにくくなり、意匠性を向上できる。
本実施形態においては、本体カバー3は、横方向溝456の一部を覆うトップカバー6を更に有する。これにより、横方向溝456の一部がトップカバー6に覆われるため、横方向溝456が外部から視認しにくくなり、意匠性を向上できる。
(第3実施形態)
第3実施形態について、図8及び図9を参照して説明する。第3実施形態のいては、第1実施形態及び第2実施形態のトップカバー6を備えていない点と、ネジ固定構造71及び浸水抑制構造の構成と、が主に異なる。第3実施形態において示す図8は、図3に示すトイレ装置1において、便座11に着座した使用者から見た場合の左右方向の左側(図3の紙面の右側)のネジ固定構造71について示した図である。ネジ固定構造71は、左右対称の形状となるのみで、左右のいずれも、同様の構成である。
図8及び図9に示すように、第3実施形態においては、ベースカバー4の側方上面部45には、ベースカバー4の側方上面部45から円柱状に凹んだ凹部461が形成される。円柱状の凹部461は、ベースカバー4の凸状部分43の前面部431aと側方上面部45との接続部分において、下方に垂直に延び、上部に開口部463を有すると共に、下部に底面462を有する。開口部463の周縁には、後方側において、開口部463に沿って狭い幅で形成される後側載置面464が設けられ、前方側において、前方側に突出する前側載置面465が設けられている。
ベースカバー4は、図9に示すように、凹部461の底面462において、ネジ72で固定される。底面462において、上面からネジ72によりネジ固定される構造は、ネジ固定構造71を構成する。ネジ固定構造71においては、上方から底面462に移動されるネジ72により、ネジ72の軸部721が底面462を貫通して配置されて、ネジ72の頭部722が、底面462に固定されると共に、ネジ72の軸部721の先端側が、フロントベース部材211(図2参照)に固定される。
ネジ72によりベースカバー4をネジ固定構造71により固定した状態において、ベースカバー4の凹部461には、シール構造を有するネジキャップ75が配置される。ネジキャップ75は、ネジ固定構造71を隠すように、ネジ固定構造71の上方に配置される。
ネジキャップ75は、図8及び図9に示すように、天面部751と、筒状軸部752と、シール部753(シール構造)と、を有する。ネジキャップ75は、浸水抑制構造を構成する。ネジキャップ75の材質は、樹脂材料であり、例えば、エラストマーが用いられる。
天面部751の上面は、傾斜面状に形成され、ベースカバー4の凸状部分43の前面部431aと側方上面部45との接続部分の傾斜面に沿って傾斜する。天面部751は、上方側に形成される上方側円弧状突出部751aと、下方側に形成され上方側円弧状突出部751aよりも先が尖って突出して形成された下方側三角状突出部751bと、を有する。
下方側三角状突出部751bは、ネジ72を覆うようにネジキャップ75を凹部461に挿入した場合に、開口部463の周縁の後方側に形成される前側載置面465に載置される。下方側三角状突出部751bは、開口部463の周縁の前方側に形成される後側載置面464の幅が狭いため、後側載置面464には、載置できない。よって、ネジキャップ75は、ネジ72を覆うように凹部461に挿入して配置する場合に、逆に組み付けることを防止する逆組み付け防止構造を有する。
筒状軸部752は、天面部751から下方に垂直に延びて形成され、凹部461に挿入される。筒状軸部752の外周面には、シール部753が設けられる。本実施形態においては、シール部753は、図8に示すように、例えば、筒状軸部752の外周面に沿って円環状に突出する2本の円環突起753aを有する。これにより、筒状軸部752を凹部461に挿入した場合に、シール部753が凹部461の内面に密着するように変形することで、凹部461の内面と筒状軸部752との間をシールできる。
第3実施形態によれば、以下のような効果を奏する。本実施形態のトイレ装置1においては、ベースカバー4は、上面からネジ458aにより固定されるネジ固定構造71により固定され、ネジ固定構造71からの浸水を抑制するネジキャップ75を備える。これにより、ネジキャップ75により、ネジ固定構造71からの浸水を抑制できる。
本実施形態においては、浸水抑制構造は、ネジ固定構造71をシールするシール部753を備える。これにより、ネジ固定構造71からの浸水を一層抑制できる。
本実施形態においては、シール部753は、ネジ固定構造71を覆うネジキャップ75により構成される。これにより、ネジ固定構造71を覆うことができるため、ネジ固定構造71が外部から視認しにくくなり、意匠性を向上できる。
以上、本開示の好ましい実施形態について説明した。本開示は、上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、前記第1実施形態及び前記第2実施形態においては、ネジ固定構造453,458を備え、浸水抑制構造を水逃がし部(直線状凹溝部451,横方向溝456)により構成した。前記第3実施形態においては、ネジ固定構造71を備え、浸水抑制構造をネジキャップ75により構成した。しかし、これに限定されず、例えば、浸水抑制構造を、第1実施形態及び第2実施形態の水逃がし部(直線状凹溝部451,横方向溝456)と、第3実施形態のネジキャップ75との両方を備えて構成してもよい。
前記第3実施形態では、第1実施形態及び第2実施形態のトップカバー6を備えていない。これに限定されず、第3実施形態において、ネジ固定構造71を覆うトップカバーを備えていてもよい。
前記第1実施形態及び前記第2実施形態においては、第2カバーとして、最も上部(トップ)に配置されるトップカバー6を例に説明した。これに限定されない。第2カバーは、最も上部に配置されるカバーでなくてもよい。
前記第1実施形態においては、水逃がし部(直線状凹溝部451)を、ネジ固定構造453の前方が開放するように構成した。前記第2実施形態においては、水逃がし部(横方向溝456)を、側方が開放するように構成した。これに限定されない。水逃がし部を、例えば、後方に開放するように構成してもよい。
1 トイレ装置、2 トイレ本体、4 ベースカバー(カバー、第1カバー)、6 トップカバー(第2カバー)、21 機能部、71 ネジ固定構造、72 ネジ、75 ネジキャップ(浸水抑制構造)、451 直線状凹溝部(水逃がし部、浸水抑制構造)、453 ネジ固定構造、453a ネジ、456 横方向溝(水逃がし部、浸水抑制構造)、458 ネジ固定構造、458a ネジ、753 シール部(シール構造)

Claims (5)

  1. トイレ本体を備えるトイレ装置であって、
    前記トイレ本体は、機能部を覆うカバーを有し、
    前記カバーは、上面からネジにより固定されるネジ固定構造により固定され、
    前記ネジ固定構造からの浸水を抑制する浸水抑制構造を更に備え
    前記浸水抑制構造は、前記ネジ固定構造の一部が開放されて形成される水逃がし部により構成され、
    前記水逃がし部は、水平方向に対して下る下り傾斜で形成される傾斜底面を有する、トイレ装置。
  2. トイレ本体を備えるトイレ装置であって、
    前記トイレ本体は、機能部を覆うカバーを有し、
    前記カバーは、上面からネジにより固定されるネジ固定構造により固定され、
    前記ネジ固定構造からの浸水を抑制する浸水抑制構造を更に備え
    前記浸水抑制構造は、前記ネジ固定構造をシールするシール構造を備え、
    前記シール構造は、前記ネジ固定構造を覆うネジキャップにより構成され、
    前記カバーには、凹部が設けられ、
    前記ネジキャップは、天面部と、前記天面部から下方に延び前記凹部に挿入される筒状軸部と、を備え、
    前記シール構造は、前記筒状軸部の外周に設けられ前記筒状軸部を前記凹部に挿入した場合に前記凹部の内面に密着する突起を有する、トイレ装置。
  3. 前記カバーは第1カバーであり、
    前記トイレ本体は、前記第1カバーの少なくとも一部を覆う第2カバーを更に有する、請求項1又は2に記載のトイレ装置。
  4. 前記第2カバーは、前記ネジ固定構造の少なくとも一部を覆う、請求項に記載のトイレ装置。
  5. 前記第2カバーは、前記浸水抑制構造の一部又は全部を覆う、請求項3又は4に記載のトイレ装置。
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Citations (4)

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