JP2010116729A - トイレ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ボウルと、上面に形成され前記ボウルに連通する凹部と、を有する便器と、下方に向かって凹形状に形成された凹設部を有するケースプレートと、を備え、前記凹設部は、前記便器の凹部に格納され、前記ケースプレートに設置された機器からの排水を前記ボウル内に排出し、前記排水の水勢を抑制する突壁を有することを特徴とするトイレ装置が提供される。
【選択図】図3
Description
このトイレ装置によれば、ケースプレートに設置された機器からの排水は、水勢を抑制された状態でボウル内に排出されるため、ボウル表面を伝って溜水に排出される。そのため、排水の流量が多い場合であっても、排水がボウル内で水跳ねすることを抑制することができる。
このトイレ装置によれば、洗浄ノズルが、ボウル内に進出している場合と、ボウル内から後退している場合と、にかかわらず、排水は、突壁により水勢を抑制されているため、洗浄ノズルに接触して伝わるおそれは少ない。そのため、洗浄ノズルを伝った排水が、ボウル内で水跳ねすることを抑制することができる。
このトイレ装置によれば、凹設部の前端部近傍おけるボウル表面が鉛直方向に設けられた場合であっても、排水は、ボウル表面を伝って溜水に排出される。そのため、排水がボウル内で水跳ねすることを抑制することができる。
このトイレ装置によれば、突壁が凹設部の前端部近傍に設置されているため、排水の水勢を抑制した状態でボウル内に排出することができる。また、凹設部は、後端部から前端部に向かって低くなるように傾斜しているため、突壁により水勢を抑制された排水であっても、突壁近傍で滞留させることなくボウル内に排出することができる。
このトイレ装置によれば、凹設部の前端部を覆うシャッターが閉じていても、切り欠き部から排水をボウル内に排出することができる。
図1は、本発明の実施の形態にかかるトイレ装置を表した斜視模式図である。
なお、図1(a)は、洗浄ノズルがケーシング内に収納された状態を表す斜視模式図であり、図1(b)は、洗浄ノズルがケーシング内から進出した状態を表す斜視模式図である。
水道管500に接続された止水栓501と、給水バルブユニット270と、は可撓性を有するフレキホース502で接続されている。給水バルブユニット270は、上流への水の逆流を防ぐ逆止弁271と、水中の異物を捕捉するストレーナ272と、給水圧にかかわらず水の流量を一定に保つ定流量弁273と、通電により開弁して下流への通水/止水を選択的に切り替える電磁弁274と、を有する。
また、図4は、本実施形態の便器を表す斜視模式図である。
ケースプレート220は、図3に表したように、下方に向かって凹形状に形成された凹設部223を有する。凹設部223は、ケースプレート220の一部に設けられ、その後端部223aから前端部223bに向かって低くなるように傾斜している。一方、便器100は、図4に表したように、その上面105において下方に向かって凹形状に形成された凹部103を有する。凹部103は、ボウル101と連通するように形成され、ケースプレート220に設けられた凹設部223と同様に、その後端部103aから前端部103bに向かって低くなるように傾斜している。そして、ケースプレート220は、凹設部223が便器100の凹部103に格納された状態で、便器100の上面105に載置されている。
図5は、ケースプレートの凹設部の前端部近傍を表す模式図である。なお、図5(a)は、ケースプレートの凹設部の前端部近傍を側方から眺めた断面模式図であり、図3に表したA−A断面図に相当する。また、図5(b)は、ケースプレートの凹設部の前端部近傍を上方から眺めた断面模式図であり、図5(a)に表したB−B断面図に相当する。
また、図6は、本実施形態にかかるトイレ装置を側方から眺めた断面模式図である。なお、図6は、図1(a)に表したC−C断面図に相当する。
図7は、洗浄ノズルが収納された状態の凹設部の前端部近傍を表す断面模式図である。 なお、図7は、図1に表したC−C断面図に相当する。
なお、図8は、図1に表したC−C断面図に相当する。
洗浄ノズル241は、図8に表したように、ノズル洗浄室245を貫通して進出し、シャッター221を押し上げてボウル101内に進出できる。このとき、洗浄ノズル241の少なくとも一部は、ケースプレート220の凹設部223の底部に近接しているが、前端部223bには切り欠き部225が設けられているため、洗浄ノズル241と、切り欠き部225の後端部225aと、の間の距離は、排水の排出に関しては十分に確保されている。
図9は、本実施形態にかかるトイレ装置の動作の一例を表すタイミングチャートである。
チャートAは、使用者の便座への着座を着座センサ215が検知しているか否かの状態を表し、チャートBは、給水バルブユニット270の電磁弁274の開閉状態を表す。また、チャートCは、洗浄用ポンプ291の駆動状態を表し、チャートDは、洗浄ノズル241の位置を表し、チャートEは、切替弁292の吐水位置を表す。
図10は、本実施形態のシャッター近傍を表す斜視模式図である。
また、図11は、シャッターとケースプレートとの取付構造を表す斜視模式図である。 なお、図11(a)は、シャッターがケースプレートに取り付けられる前の状態を表す斜視模式図であり、図11(b)は、シャッターがケースプレートに取り付けられた後の状態を表す斜視模式図である。
また、凹設部223の前端部223bには切り欠き部225が設けられているため、ケーシング200内に設置された機器からの排水は、洗浄ノズル241を伝うことなく、ボウル内壁面101aを伝って溜水110に排出される。これによっても、本実施形態にかかるトイレ装置は、排水がボウル101内で水跳ねすることを抑制することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (5)
- ボウルと、上面に形成され前記ボウルに連通する凹部と、を有する便器と、
下方に向かって凹形状に形成された凹設部を有するケースプレートと、
を備え、
前記凹設部は、前記便器の凹部に格納され、前記ケースプレートに設置された機器からの排水を前記ボウル内に排出し、前記排水の水勢を抑制する突壁を有することを特徴とするトイレ装置。 - 前記ボウルの内外に進退する洗浄ノズルの少なくとも一部が前記凹設部に配設されたことを特徴とする請求項1記載のトイレ装置。
- 前記凹設部の前端は、前記ボウルの内壁面から突出していないことを特徴とする請求項1または2に記載のトイレ装置。
- 前記凹設部は、後端部から前端部に向かって低くなるように傾斜し、
前記突壁は、前記前端部近傍に設置されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のトイレ装置。 - 前記ケースプレートは、前記凹設部の前端部を覆うシャッターをさらに有し、
前記凹設部は、前記前端部に形成された切り欠き部をさらに有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のトイレ装置。
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-
2008
- 2008-11-13 JP JP2008290982A patent/JP5146918B2/ja active Active
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