JP2021077790A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、実施の形態1に係る絶縁基板と金属端子接合部の平面図および断面図である。図1Aが平面図であり、図1Bが断面図である。図1Bには、絶縁基板5が、セラミックなどを材料とする絶縁板4a、絶縁板4aの上面に形成された表面金属パターン4bおよび絶縁板4aの下面に形成された裏面金属4cを有することが示されている。裏面金属4cと放熱板6の間にははんだ7があり、任意のタイミングではんだ7を加熱し、裏面金属4cと放熱板6を接合する。
さらに温度を高めて加熱を続けると、第1ペーストはんだ1と第2ペーストはんだ2が溶融し始め、例えば金属端子3の側面と表面金属パターン4bとがはんだ接合される。この加熱の加熱温度は、はんだが溶融する温度に調整される。一例によれば、第1ペーストはんだ1と第2ペーストはんだ2がPbを含む場合は200℃程度であり、Pbを含まない場合は230〜240℃程度である。例えば3分程度の時間をかけてこれらの温度まで昇温する。これらの温度に到達する前にはんだが溶けフラックスと一緒に液体状態となり、金属端子3がはんだ接合される。
図4は、実施の形態2に係る溶融前の第2ペーストはんだ2の構成例を示す平面図である。加熱前の第2ペーストはんだ2は、離れて設けられた複数の部分によって第1ペーストはんだ1を囲んでいる。この例では、第2ペーストはんだ2は、4つの離れて設けられた部分によって第1ペーストはんだ1を囲んでいる。言いかえると、4つの部分が四角形の四辺となるように第2ペーストはんだ2が塗布されている。4つの部分のうち隣接する2つの間には間隙がある。
図5Aは、実施の形態3に係る金属端子3の斜視図である。この金属端子3は絶縁基板との対向部分が比較的細長く形成されたものである。図5Bは、溶融前の第1ペーストはんだ1a、1bと第2ペーストはんだ2を示す平面図である。2つの第1ペーストはんだ1a、1bが第2ペーストはんだ2によって囲まれている。
図8は、実施の形態4に係る第2ペーストはんだ2の断面図である。加熱前の第2ペーストはんだ2は、絶縁基板5の上面に接する下層はんだ2aと、下層はんだ2aの上にある上層はんだ2bとを備えている。例えば下層はんだ2aを表面金属パターン4bの上に1周塗布し、さらに重ねるように上層はんだ2bをもう1周塗布することで、2階建てにした構成とする。一例によれば、下層はんだ2aも上層はんだ2bも平面視で環状に形成される。これを4角形としたり任意の形状としたりすることができる。下層はんだ2aは平面視で切れ目なく形成されるが、上層はんだ2bは例えば実施の形態2で説明したように間隙を有する複数の部分で構成してもよい。
Claims (7)
- 第1ペーストはんだを絶縁基板の上面にのせることと、
前記第1ペーストはんだとはんだ組成は同じであるが溶剤が異なることで前記第1ペーストはんだよりも溶融時の粘度が高く、前記第1ペーストはんだを囲む形状の第2ペーストはんだを、前記絶縁基板の上面にのせることと、
金属端子を前記絶縁基板に近接させて前記第1ペーストはんだを押しつぶすことで、前記第1ペーストはんだが、前記第2ペーストはんだの内壁に押し付けられ、前記絶縁基板から離れる方向に盛り上がることと、
前記第1ペーストはんだと前記第2ペーストはんだを加熱し、前記第1ペーストはんだの濡れ広がりを前記第2ペーストはんだによって抑制しつつ、前記第1ペーストはんだと前記第2ペーストはんだで前記金属端子を前記絶縁基板に固定すること、を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 加熱前の前記第2ペーストはんだは、前記第1ペーストはんだを囲む環状の形状を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
- 加熱前の前記第2ペーストはんだは、離れて設けられた複数の部分によって前記第1ペーストはんだを囲むことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第1ペーストはんだを複数有し、加熱前の前記第2ペーストはんだは複数の前記第1ペーストはんだを囲み、前記金属端子によって押しつぶされる前記第1ペーストはんだの数は複数であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
- 加熱前の前記第2ペーストはんだは、前記絶縁基板の上面に接する下層はんだと、前記下層はんだの上にある上層はんだとを備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第1ペーストはんだと前記第2ペーストはんだを加熱したことで、前記金属端子の側面が前記第1ペーストはんだと前記第2ペーストはんだの混合体によって覆われることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第1ペーストはんだと前記第2ペーストはんだを加熱したことで、前記金属端子の側面と上面が前記第1ペーストはんだと前記第2ペーストはんだの混合体によって覆われることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023243256A1 (ja) * | 2022-06-13 | 2023-12-21 | 富士電機株式会社 | 半導体装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6395276U (ja) * | 1986-12-11 | 1988-06-20 | ||
JP2015103794A (ja) * | 2013-11-25 | 2015-06-04 | サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. | 印刷回路基板の製造方法 |
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- 2019-11-11 JP JP2019204257A patent/JP7243584B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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JP2015103794A (ja) * | 2013-11-25 | 2015-06-04 | サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. | 印刷回路基板の製造方法 |
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WO2023243256A1 (ja) * | 2022-06-13 | 2023-12-21 | 富士電機株式会社 | 半導体装置 |
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