JP2021067880A - 計測装置、リソグラフィ装置、及び物品の製造方法 - Google Patents

計測装置、リソグラフィ装置、及び物品の製造方法 Download PDF

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【課題】計測時間の点で有利な計測装置を提供する。【解決手段】マーク211を検出するための検出信号を第1の範囲で生成する第1の検出部191Aと、マークを検出するための検出信号を、第1の範囲よりも広い第2の範囲で生成する第2の検出部191Bと、第1の検出部及び第2の検出部の少なくとも一方で生成された検出信号に基づいてマークの計測処理を行う処理部130と、を有する計測装置であって、処理部は、第1の検出部からの検出信号によってマークが計測されたことに応じて、第2の検出部によるマークの計測処理を中止する。【選択図】図2

Description

本発明は、計測装置、リソグラフィ装置、及び物品の製造方法に関する。
フォトリソグラフィ技術を用いて、半導体素子、液晶表示素子、薄膜磁気ヘッドなどのデバイスを製造する際に、投影光学系によって、レチクルのパターンをウエハなどの基板に投影してパターンを転写する露光装置が使用されている。
露光装置においては、電子機器の小型化や需要の拡大に伴い、メモリやMPUに代表される半導体素子の微細化と生産性を両立させる必要がある。従って、露光装置には、解像度、オーバーレイ精度、スループットなどの基本性能を向上させることが要求されている。露光装置の解像度は、投影光学系の開口数(NA)に反比例し、露光に用いる光(露光光)の波長に比例するため、投影光学系の開口数の拡大及び露光光の短波長化が進んでいる。また、半導体素子の微細化に伴い、オーバーレイ精度の向上も必要となるため、レチクルと基板との相対的な位置を合わせるアライメントについても高精度化が必要となる。
基板のアライメントに関する技術として、基板上に設けられたアライメントマークを用いて、プリアライメント及びファインアライメントの2種類のアライメントを行うことが知られている。プリアライメントは、基板搬送系から基板ステージに送り込まれた基板の位置ずれ量を検出し、ファインアライメントが開始できるように、当該位置ずれを補正して基板を粗く位置合わせ(位置決め)することである。また、ファインアライメントは、基板ステージに保持された基板の位置を高精度に計測し、基板の位置合わせ誤差が許容範囲内になるように、基板を精密に位置合わせ(位置決め)することである。
アライメントの高速化と高精度化を両立させるための技術として、特許文献1は、プリアライメントとファインアライメントに共通して用いる共用マークを、プリアライメント用の光学系とファインアライメント用の光学系で同時に撮像することを開示している。
特開2006−71483号公報
特許文献1で開示された位置計測装置では、ファインアライメント用の光学系よりも視野の広いプリアライメント用の光学系による撮像が終了した後にファインアライメントを開始する。そのため、ファインアライメントを開始するタイミングが遅延して、アライメントの高速化が十分に実現できないおそれがある。
本発明は、計測時間の点で有利な計測装置を提供することを例示的目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての計測装置は、基板上のマークの位置を計測する計測装置であって、前記マークを検出するための検出信号を第1の範囲で生成する第1の検出部と、前記マークを検出するための検出信号を、前記第1の範囲よりも広い第2の範囲で生成する第2の検出部と、前記第1の検出部及び前記第2の検出部の少なくとも一方で生成された前記検出信号に基づいて前記マークの計測処理を行う処理部と、を有し、前記処理部は、前記第1の検出部からの検出信号によって前記マークが検出されたことに応じて、前記第2の検出部による前記マークの計測処理を中止することを特徴とする。
本発明によれば、例えば、計測時間の点で有利な計測装置を提供することができる。
本発明の一側面としての露光装置の構成を示す概略図である。 基板アライメント光学系の構成を示す概略図である。 基板上に設けられるアライメントマークを配置及び構成を示す図である。 アライメントの手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一側面としての露光装置1の構成を示す概略図である。露光装置1は、物品としての半導体素子、液晶表示素子、薄膜磁気ヘッドなどのデバイスの製造に用いられ、パターン形成を基板に行うリソグラフィ装置である。露光装置1は、ステップ・アンド・スキャン方式、或いは、ステップ・アンド・リピート方式で基板を露光する。
露光装置1は、主制御部100と、光源制御部110と、アライメント光源120と、画像処理部130と、ステージ制御部140と、干渉計150とを有する。また、露光装置1は、レチクルアライメント光学系160と、レチクルステージ171と、投影光学系180と、基板アライメント光学系190と、基板ステージ200とを有する。
レチクルステージ171は、照明光学系(不図示)によって照明されるレチクル170を保持して移動する。レチクル170には、基板210に転写すべきパターンが描画されている。投影光学系180は、レチクル170のパターンを基板210に投影する。基板ステージ200は、基板を保持して可動の保持部であって、本実施形態では、基板210を保持して移動する。
レチクルアライメント光学系160は、レチクル170のアライメントに用いられる。レチクルアライメント光学系160は、例えば、蓄積型光電変換素子で構成される撮像素子161と、レチクル170に設けられたアライメントマークからの光を撮像素子161に導く光学系162とを含む。基板アライメント光学系190は、基板210のアライメントに用いられる。基板アライメント光学系190は、本実施形態では、オフアクシス光学系であって、基板210に設けられたアライメントマーク211を検出する。
主制御部100は、CPUやメモリなどを含み、露光装置1の全体の動作を制御する。主制御部100は、露光装置1の各部を制御して、基板210を露光する露光処理及びそれに関連する処理を行う。本実施形態では、主制御部100は、レチクル170に形成されたアライメントマークの位置や基板210に形成されたアライメントマーク211の位置に基づいて、基板ステージ200の位置を制御する。換言すれば、主制御部100は、レチクル170と基板210との位置合わせ、例えば、グローバルアライメントを行う。
アライメント光源120は、ハロゲンランプなどを含み、基板210に形成されたアライメントマーク211を照明する。光源制御部110は、アライメント光源120からの光、即ち、アライメントマーク211を照明するための光の照明強度を制御する。
画像処理部130は、レチクルアライメント光学系160における撮像素子161や基板アライメント光学系190における撮像素子からの画像信号(検出信号)を画像処理してアライメントマークの位置計測を行う。本実施形態において、画像処理部130及び基板アライメント光学系190は、基板210に形成されたアライメントマーク211の位置を計測する計測装置として機能する。
干渉計150は、基板ステージ200に設けられたミラーに光を照射し、ミラーで反射された光を検出することで、基板ステージ200の位置を計測する。ステージ制御部140は、干渉計150によって計測された基板ステージ200の位置に基づいて、基板ステージ200を任意の位置に移動させる(駆動制御する)。
露光装置1において、照明光学系からの光(露光光)は、レチクルステージ171に保持されたレチクル170を通過して投影光学系180に入射する。レチクル170と基板210とは、光学的に共役な位置関係になっているため、レチクル170のパターンは、投影光学系180を介して、基板ステージ200に保持された基板210に転写される。
図2は、基板アライメント光学系190の構成を示す概略図である。基板アライメント光学系190は、基板210に形成されたアライメントマーク211を検出して検出信号、本実施形態では、画像信号を生成する検出部として機能する。基板アライメント光学系190は、撮像素子191A及び191Bと、結像光学系192A及び192Bと、ハーフミラー193と、照明光学系194と、偏光ビームスプリッタ195と、リレーレンズ196と、λ/4板197と、対物レンズ198とを含む。
アライメント光源120からの光は、光ファイバ(不図示)などを介して、基板アライメント光学系190に導かれる。基板アライメント光学系190に導かれた光は、照明光学系194を介して、偏光ビームスプリッタ195に入射する。偏光ビームスプリッタ195で反射された光は、リレーレンズ196、λ/4板197及び対物レンズ198を通過して、基板210に形成されたアライメントマーク211を照明する。
アライメントマーク211で反射された光は、対物レンズ198、λ/4板197、リレーレンズ196及び偏光ビームスプリッタ195を通過して、ハーフミラー193に入射する。ハーフミラー193において適当な比率に分割された光のそれぞれは、結像倍率が互いに異なる結像光学系192A又は192Bに導かれる。
結像光学系192A及び192Bのそれぞれは、アライメントマーク211の像を撮像素子191A及び191Bの撮像面に形成する。撮像素子191Aと結像光学系192Aは第1の検出部を構成し、撮像素子191Bと結像光学系192Bは第2の検出部を構成する。これまでに説明したように、第1の検出部における検出光の光路の一部と、第2の検出部における検出光の光路の一部は共通である。これにより、基板アライメント光学系190全体の大型化を抑制することができる。
撮像素子191A及び191Bは、アライメントマーク211を含む領域を撮像する撮像面を含み、かかる撮像面で撮像された領域に対応する画像信号を生成する。撮像素子191A及び191Bで生成された画像信号は、画像処理部130によって読み出される。画像処理部130は、画像信号に対して、本実施形態では、画像処理としてのパターンマッチング処理を行うことで、撮像素子191A及び191Bの撮像面におけるアライメントマーク211の位置を得る。但し、画像処理は、パターンマッチング処理に限定されるものではなく、アライメントマーク211の位置を得ることが可能な処理であればよい。従って、画像処理は、例えば、エッジ検出処理であってもよい。
ここで、撮像素子191Aにおける画像信号の生成範囲は、撮像素子191Bにおける画像信号の生成範囲よりも狭い。また、結像光学系192Aの倍率は、結像光学系192Bの倍率よりも高い。撮像素子191Aを用いたアライメントマーク211の位置検出精度は、撮像素子191Bを用いたアライメントマーク211の位置検出精度よりも高い。
露光装置1においては、プリアライメント及びファインアライメントの2種類のアライメントが行われる。プリアライメントは、基板搬送系から基板ステージ200に送り込まれた基板210の位置ずれ量を検出し、ファインアライメントが開始できるように、基板210を粗く位置合わせ(位置決め)することである。また、ファインアライメントは、基板ステージ200に保持された基板210の位置を高精度に計測し、基板210の位置合わせ誤差が許容範囲内になるように、基板210を精密に位置合わせ(位置決め)することである。
一般的には、プリアライメントでは、画像信号の生成範囲が広い撮像素子191Bにおける画像信号を用いてアライメントマークの位置計測が行われる。一方、ファインアライメントでは、位置検出精度が高い撮像素子191Aにおける画像信号を用いてアライメントマークの位置計測が行われる。
図3を用いて、アライメント処理に関連するアライメントマークの配置、及びアライメント処理の流れについて説明する。基板210には、図3(a)に示すように、レチクルのパターン転写領域である複数のショット領域301が格子状に配列されている。ショット領域301には、通常、同一のパターンが形成されている。図3(b)に示すように、ショット領域301のパターン領域(回路パターン領域)RPRの周辺のスクライブラインには、アライメントマークとして、プリアライメントマークPAM及びファインアライメントマークFAMが設けられている。
以下、一般的なアライメント処理について説明する。アライメント処理では、図3(a)に示すように、基板210の複数のショット領域301から、アライメントマークを検出する対象のショット領域を選択し、各ショット領域のアライメントマークを検出する。例えば、図3では、プリアライメントでアライメントマークを検出するショット領域として、サンプルショット領域302が選択されている。
プリアライメントでは、複数のショット領域301から2以上のショット領域がサンプルショット領域302として選択される。各サンプルショット領域302において、撮像素子191Bにおける画像信号を用いてプリアライメントマークPAMの位置計測が行われる。
また、ファインアライメントでアライメントマークを検出するショット領域として、サンプルショット領域303が選択されている。ファインアライメントでは、複数のショット領域301から、基板210を露光するのに必要なアライメント精度に応じて、サンプルショット領域302の数よりも多い数のサンプルショット領域303が選択される。各サンプルショット領域303において、撮像素子191Aにおける画像信号を用いてファインアライメントマークFAMの位置計測が行われる。
続いて、本実施形態におけるプリアライメントについて詳細に説明する。本実施形態におけるプリアライメントでは、アライメントマークの位置計測のための時間を短縮するために、撮像素子191A及び191Bの双方を用いて同一のプリアライメントマークPAMの位置計測を行う。
上述したように、結像光学系192Bに対応する撮像素子191Bは、基板搬送系から基板ステージ200に送り込まれた基板210の位置ずれ量を考慮して、広範な検出範囲を有している。例えば、アライメントマークのサイズ(に対応する領域)を略正方形として、当該正方形の一辺の長さが50μmから80μm程度である場合、撮像素子191Bの検出範囲は、一辺が200μmから400μm程度の略正方形の検出範囲を有する。
一方、結像光学系192Aに対応する撮像素子191Aは、検出範囲を狭くして、ファインアライメントのためにアライメントマークを高精度に検出する。撮像素子191Aは、一辺が50μmから100μm程度の略正方形の検出範囲を有する。
ここで、基板搬送系から基板ステージ200に送り込まれた基板210の位置ずれ量の標準偏差の3倍が25μm程度に安定しているものとする。そして、撮像素子191Bの撮像面の全画素の画像情報(即ち、画像信号の全ての範囲)に対してパターンマッチング処理を行うことで、アライメントマークの位置を計測する場合を想定する。
この場合、撮像素子191Bの撮像面の画素情報のうちの殆どの画素情報は、アライメントマークが存在しない画素情報となる。従って、パターンマッチング処理は、アライメントマークが存在しない領域を含む広範な検出範囲に対応する画像情報に対して行われることになる。このため、アライメントマークの位置を得るのに無駄な時間を費やすことになり、露光装置1の基板処理能力、即ち、スループットを低下させる要因となる。
そこで、本実施形態では、検出範囲の狭い撮像素子191AによってプリアライメントマークPAMの位置計測が完了したことに応じて、撮像素子191Bからの画像信号に基づくプリアライメントマークPAMの位置計測処理を中止する。撮像素子191A及び191Bによって同一のプリアライメントマークPAMの位置計測を行っているため、撮像素子191Aと191Bのいずれか一方によりプリアライメントマークPAMの位置計測が実現できれば、プリアライメントを実行可能である。図3(a)で示したプリアライメント用のサンプルショット領域302におけるプリアライメントマークPAMの位置計測が終了すると、プリアライメント処理が実行される。プリアライメント処理が終了すると、サンプルショット領域303におけるファインアライメントマークFAMの位置計測が開始される。
続いて、本実施形態に係るプリアライメント処理の手順について図4のフローチャートを用いて説明する。基板搬送系から基板ステージ200に基板が搬送されると、プリアライメントが開始される。プリアライメントが開始されると、ステップS401Aで、撮像素子191Aにおける撮像、画像信号の生成及び転送が開始される。ステップS401Aと同時に、ステップS401Bで、撮像素子191Bにおける撮像、画像信号の生成及び転送が開始される。なお、S401Aの開始タイミングとS401Bの開始タイミングは同時でなくても良い。
続いて、ステップS402で、画像処理部130は、撮像素子191Aにて生成された画像信号を読み出し、当該画像信号に対して画像処理を行うことで、像面におけるプリアライメントマークの位置計測を図る。撮像素子191Aの撮像範囲は撮像素子191Bの撮像範囲よりも狭いため、撮像素子191Aからの画像信号に対する画像処理の方が、撮像素子191Bからの画像信号に対する画像処理よりも早く終了する。
S402において、撮像素子191Aにて生成された画像信号によりプリアライメントマークの位置計測が完了した場合には、ステップS403に進み、撮像素子191Bからの画像信号に基づく位置計測を中止する。そして、ステップS405においてプリアライメント処理を実施する。一方、S402において、撮像素子191Aにて生成された画像信号によりプリアライメントマークの位置計測が実行できなかった場合には、ステップS404に進む。S404において、撮像素子191Bにて生成された画像信号によるプリアライメントマークの位置計測を実行する。
S404において、撮像素子191Bにて生成された画像信号によりプリアライメントマークの位置計測が完了した場合には、ステップS405に進み、プリアライメント処理を実施する。一方、S404において、撮像素子191Bにて生成された画像信号によりプリアライメントマークの位置計測が実行できなかった場合には、アライメント条件を変更した上で、再度プリアライメントマークの位置計測を行う。
(変形例)
図4のS402で、撮像素子191Aにて生成された画像信号によりプリアライメントマークの位置計測が実行できなかった場合には、撮像素子191Bの画像信号に対してフィルタ処理を施して、画像信号の精度向上を図ることができる。フィルタ処理は種々のフィルタを適用することが可能であり、例えば、移動平均フィルタ、ガウシアンフィルタ、メディアンフィルタ、ソーベルフィルタ等を適用することができる。
そして、図4のS404において、フィルタ処理後の画像信号を用いてプリアライメントマークの位置計測を図ることで、プリアライメントマークの位置を検出する確率を向上することができる。
このように、本実施形態の露光装置1では、アライメントマーク211の位置の計測に要する時間を短縮することができる。従って、露光装置1は、スループットの低下を十分に抑えることができ、高いスループットで経済性よく高品位なデバイス(半導体デバイス、液晶表示デバイスなど)を提供することができる。
本発明の実施形態における物品の製造方法は、例えば、半導体デバイスなどのマイクロデバイスや微細構造を有する素子などの物品を製造するのに好適である。かかる製造方法は、露光装置1を用いて、感光剤が塗布された基板を露光する工程(パターン形成を基板に行う工程)と、露光した基板を現像する工程(パターン形成を行われた基板を加工する工程)とを含む。また、上記形成工程につづけて、かかる製造方法は、他の周知の工程(酸化、成膜、蒸着、ドーピング、平坦化、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージングなど)を含みうる。本実施形態における物品の製造方法は、従来に比べて、物品の性能、品質、生産性及び生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
(物品製造方法)
次に、前述の露光装置を利用した物品(半導体IC素子、液晶表示素子、カラーフィルタ、MEMS等)の製造方法を説明する。物品は、前述の露光装置を使用して、感光剤が塗布された基板(ウエハ、ガラス基板等)を露光する工程と、その基板(感光剤)を現像する工程と、現像された基板を他の周知の加工工程で処理することにより製造される。他の周知の工程には、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージング等が含まれる。本製造方法によれば、従来よりも高品位の物品を製造することができる。
191A、192A 第1の検出部
191B、192B 第2の検出部
130 処理部
210 基板
211 マーク

Claims (13)

  1. 基板上のマークの位置を計測する計測装置であって、
    前記マークを検出するための検出信号を第1の範囲で生成する第1の検出部と、
    前記マークを検出するための検出信号を、前記第1の範囲よりも広い第2の範囲で生成する第2の検出部と、
    前記第1の検出部及び前記第2の検出部の少なくとも一方で生成された前記検出信号に基づいて前記マークの計測処理を行う処理部と、
    を有し、
    前記処理部は、前記第1の検出部からの検出信号によって前記マークが検出されたことに応じて、前記第2の検出部による前記マークの計測処理を中止することを特徴とする計測装置。
  2. 前記第1の検出部及び前記第2の検出部はそれぞれ、前記マークを撮像する撮像素子を有することを特徴とする請求項1に記載の計測装置。
  3. 前記処理部は、前記マークの計測処理のためにパターンマッチング処理又はエッジ検出処理を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の計測装置。
  4. 前記処理部は、前記第1の検出部からの検出信号によって前記マークが計測されない場合には、前記第2の検出部からの検出信号によって前記マークを計測することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の計測装置。
  5. 前記処理部は、前記第2の検出部からの検出信号に対してフィルタ処理を実施し、当該フィルタ処理が実施された前記検出信号から前記マークを計測することを特徴とする請求項4に記載の計測装置。
  6. 前記フィルタ処理は、移動平均フィルタ、ガウシアンフィルタ、メディアンフィルタ、ソーベルフィルタの少なくとも1つのフィルタを用いた処理であることを特徴とする請求項5に記載の計測装置。
  7. 前記第1の検出部は、第1の倍率の結像光学系を含み、
    前記第2の検出部は、前記第1の倍率よりも低い第2の倍率の結像光学系を含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の計測装置。
  8. 前記第1の検出部における検出光の光路の一部と、前記第2の検出部における検出光の光路の一部は共通であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の計測装置。
  9. 基板上にパターン形成を行うリソグラフィ装置であって、
    前記基板を保持する保持部と、
    前記基板上のマークを計測する請求項1乃至8のいずれか1項に記載の計測装置と、
    前記計測装置で計測された前記マークの位置に基づいて、前記保持部の位置を制御する制御部と、
    を有することを特徴とするリソグラフィ装置。
  10. 前記制御部は、前記マークの位置に基づいて、前記保持部に対する前記基板の位置ずれを補正するプリアライメントを行うことを特徴とする請求項9に記載のリソグラフィ装置。
  11. 前記制御部は、前記プリアライメントの後に、前記保持部に対する前記基板の位置ずれを、前記プリアライメントよりも高精度に補正するファインアライメントを行うことを特徴とする請求項10に記載のリソグラフィ装置。
  12. 前記第1の検出部による前記マークの検出精度は、前記第2の検出部による前記マークの検出精度よりも高く、
    前記制御部は、前記第1の検出部によって計測されたマークの位置に基づいて、前記ファインアライメントを行うことを特徴とする請求項11に記載のリソグラフィ装置。
  13. 請求項9乃至12のいずれか1項に記載のリソグラフィ装置を用いてパターン形成を基板に行う工程と、
    前記工程で前記パターン形成を行われた前記基板を加工する工程と、
    を含むことを特徴とする物品の製造方法。
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CN114812427A (zh) * 2022-04-22 2022-07-29 重庆大学 一种具有纳米级分辨率的超快成像系统

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