JP2021062525A - インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の監視方法 - Google Patents

インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の監視方法 Download PDF

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崇博 有馬
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Masahiko Ogino
雅彦 荻野
航平 會田
Kohei Aida
航平 會田
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Abstract

【課題】 本発明は、インクの固劣化を早期に検出することができるインクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の監視方法を提供する。【解決手段】 印字対象物に印字を行うための印字ヘッドと、その印字ヘッドにインクを供給する本体と、印字ヘッド及び本体を制御する制御回路とを備えたインクジェット記録装置において、粘度測定器を設ける。そして、制御回路は、一定時間毎にこの粘度測定器から粘度を入力し、その粘度が予め設定しておいた劣化検知のための劣化判断基準値を超える値である場合に前記インクの劣化を検知する。また、制御回路は、インク劣化を検知した場合、操作表示部にインク劣化状態であることを表示する。【選択図】 図7

Description

本発明は、インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の監視方法に関する。
コンティニュアス方式のインクジェット記録装置は、インク容器からポンプでインクを吸上げ、インクフィルタ、インク圧力の調整を行う調圧弁を経てノズルにインクを供給し、ノズルから噴出するインクに振動を与えてインク粒子を発生させ、そのインク粒子に帯電・偏向させることにより、記録媒体上へインク粒子を到達させて記録を行う。またノズルからのインク噴出は連続的に行い、記録に使用しないインク粒子は、ガターで受けて、回収経路からポンプの力で本体内のインク容器に戻され、再びノズルに供給する機構となっている。
ところで、インクジェット記録装置に使用するインクには、樹脂や染料を速乾性の有機溶剤に溶解した溶剤系インクや、印字後に紫外線灯を照射して硬化させる紫外線硬化インクが使用されている。印字を正常に行うには、インクを適正な粘度に維持する必要があり、粘度を適正に維持できなくなる場合、インクの劣化が進んだものとしてインクの交換を行う必要がある。
紫外線硬化インクを使用したインクジェット記録装置の技術は、例えば、特開2015−54469号公報(特許文献1)に記載されている。すなわち、特許文献1には、被印字基材(印字対象物)に印字する印字ヘッドを備えた帯電制御式インクジェット記録装置において、印字ヘッドには印字されたインクを硬化させるために紫外線照射光源を備えている構成が記載されている。そして、この紫外線照射光源は、印字ヘッドと被印字基材との間のインク液滴の飛翔経路の少なくとも一部と、被印字基材の着弾領域とに紫外線を集光させる集光部材と、発光源とを備えている。
また、溶剤系インクを用いたインクジェット記録装置において、インクの粘度を調整することは、例えば、特開2017−132166号公報(特許文献2)に開示されている。すなわち、特許文献2には、インク容器内のインクの粘度を粘度測定器で測定し、測定した粘度が所定範囲内になるように、溶剤容器内の溶剤をインク容器に供給する技術を開示している。
特開2015−54469号公報 特開2017−132166号公報
特許文献1において使用される光硬化インク(紫外線硬化インク)は、高温環境下で使用した場合などにインクの粘度が増加し、印字動作の安定性が低下する場合がある。その為、インクの固化が進行し、インク劣化が生じていることを早期に検出することが望ましい。しかし、特許文献1にはこのインク劣化を検知することに関する記載がない。また、特許文献2の技術は、インク循環経路に粘度測定器を設置した構成について開示しているが、あくまでインク粘度調整をするための制御が目的であり、インク劣化を検知することに関する記載はない。
そこで、本発明の目的は、インクの劣化を早期に検出することができるインクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の監視方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、その一例を挙げると、供給されるインクを連続するインク粒子に変換し吐出するノズル、該吐出されたインク粒子を印字内容に対応して帯電させる帯電電極、該帯電された該インク粒子を印字対象物へ飛翔させ印字させる偏向電極、および該印字に使用されない該インク粒子を回収するガターを含む印字ヘッドと、前記ノズルに前記インクを供給するインク容器、該インクを前記ノズルに供給するインク供給部、および前記ガターで回収された前記インク粒子を回収するインク回収部を含む本体と、前記本体及び前記印字ヘッドを制御する制御回路と、を有するインクジェット記録装置であって、前記インクの粘度を計測する粘度測定器を設け、前記制御回路は、前記粘度測定器により測定された前記粘度を入力し、前記粘度が予め設定しておいた劣化検知のための劣化判断基準値を超える値である場合に前記インクの劣化を検知するインクジェット記録装置である。
本発明によれば、インクの劣化を早期に検出することができるインクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の監視方法を提供することができる。
本発明の実施例1におけるインクジェット記録装置の使用状態を示す斜視図である。 実施例1における印字ヘッド周辺部品を組合せた使用状態を示す斜視図である。 実施例1のインクジェット記録装置の経路構成を示す図である。 実施例1のインクジェット記録装置の本体内部構造を示す概念図である。 実施例1における印字ヘッド外観斜視図である。 実施例1における制御回路の構成を示す図である。 実施例1における動作フロー図である。 インクジェット記録装置において、各温度でのインク粘度測定結果を示す図である。 実施例2における制御回路の構成を示す図である。 本発明の実施例2における動作フロー図である。
以下、本発明の具体的な実施例を、図面を用いて説明する。以下の実施例は、紫外線硬化インクを用いたインクジェット記録装置として説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施例に限定されるものではない。また、以下の各図において、同一機器には同一番号(符号)を付し、すでに説明した機器の説明を省略する場合がある。
≪本発明の実施例1≫
<使用状態>
最初に、本発明の実施例1におけるインクジェット記録装置600の使用状態について、図1および図2を用いて説明する。図1は、本実施例1におけるインクジェット記録装置600の使用状態を示す斜視図である。図2は、本実施例におけるインクジェット記録装置600おいて印字ヘッド2と周辺部品を組合せた状態を示す斜視図である。
まず、図1に示すように、インクジェット記録装置600は、本体1と、本体1と導管3で接続された中継部4と、中継部4と導管5で接続された印字ヘッド2と、中継部4とワイヤーハーネス7で接続された印字センサ6と、中継部4とワイヤーハーネス9で接続されたUVランプ8と、中継部4とワイヤーハーネス11で接続されたカメラ10を備える。本体1は、作業者が印字内容の設定や確認などを行うための操作表示部12と、メンテナンス作業時に本体内部にアクセスする為の保守用扉13とを備えている。
インクジェット記録装置600は、例えば、食品や飲料などが生産される工場内の生産ラインに据え付けられる。本体1は、定期的な保守作業などに必要なスペースが確保可能な場所に設置されている。印字ヘッド2は、ベルトコンベア16の近傍に設置され、ベルトコンベア16などの生産ライン上を矢印Xの方向に給送される印字対象物17A〜17Cに印字するために近接して設置されている。ベルトコンベア16には、印字対象物17Aを検出して印字ヘッド2に印字開始を指示する為の印字センサ6が、生産ライン上で印字ヘッド2の上流側に設置されている。更に、印字ヘッド2により印字対象物17Bに付着されたインクを固化させる為のUVランプ8が、生産ライン上で印字ヘッド2の下流側に設置されている。このUVランプ8は、印字インクを硬化させるために設けられている。また更に、印字対象物17Cに付着されたインクが指示通りに印字されていて、且つインクが固化されているかどうかを検査する為のカメラ10が、生産ライン上でUVランプ8の下流側に設置されている。
次に、図2を参照して、インクジェット記録装置600において、印字ヘッド2と周辺部品を組合せた状態を説明する。印字ヘッド2は、生産ラインにおける上流側で印字センサ6と組合さって固定されている。また、印字ヘッド2は、生産ラインにおける下流側で、UVランプ8及びカメラ10と組み合わさって固定されている。このように、インクジェット記録装置600は、生産ラインの設置スペースなどの条件に合わせて、印字ヘッド2、印字センサ6、UVランプ8、カメラ10を自由に組合せたり、切離したりして、設置することができる。
<経路構成>
次に、本実施例におけるインクジェット記録装置600の経路構成について、図3を用いて説明する。
まず、本実施例におけるインクジェット記録装置600のインク供給経路について説明する。図3において、本体1には、循環するインク68Aを保持するインク容器31が備えられている。インク容器31は、インク68Aに浸漬している部分で経路(供給用)801に接続されており、経路801の途中には、経路の開閉を行う電磁弁(供給用)49を設置している。
そして、経路801には、電磁弁(供給用)49の下流にインク68Aを吸引、圧送するために使用されるポンプ(供給用)34を設置されている。そして、ポンプ(供給用)34の出力側において、インク68A中に混入している異物を除去するフィルタ(供給用)39に接続されている。フィルタ(供給用)39は、ポンプ(供給用)34から圧送されたインク68Aを印字するために適正な圧力に調整する調圧弁46に接続されており、調圧弁46はノズル21に供給されるインク68Aの圧力を測定する圧力センサ47に接続されている。
圧力センサ47が配置された経路801は、導管3内と中継部4と導管5内を通過して、印字ヘッド2内に備えられ、インク68Aを吐出する吐出口21Aを備えたノズル21に接続されている。ノズル21の吐出口21Aの直進方向には、インク粒子68Bに所定の電荷量を付加するための帯電電極23、印字に使用するインク粒子68Bを偏向させるための偏向電極24、及び、印字に使用されないために帯電、偏向されずに直進的に飛翔するインク粒子68Bを捕捉するためのガター25が配置されている。
次に、本実施例におけるインクジェット記録装置600のインク回収経路について説明する。図3において、印字ヘッド2に配置されたガター25は、経路802に接続されており、経路802は、導管5内と中継部4と導管3内を通過し、本体1内に配置されているインク中に混入している異物を除去するフィルタ(回収用)40と接続されており、フィルタ(回収用)40は経路の開閉を行う電磁弁(回収用)50に接続されている。
電磁弁(回収用)50は、ガター25により捕捉されたインク粒子68Bを吸引するポンプ(回収用)35と接続されており、ポンプ(回収用)35は、インク容器31と接続されている。電磁弁50を開き、ポンプ35を駆動することにより、ガター25により捕捉されたインク粒子68Bは、インク容器31に回収される。また、インク容器31は、インク68Aに接触しない上部の空間にて、経路803と接続されていて、経路803は本体1の外部と連通した構成をとっている。
次に、本実施例におけるインクジェット記録装置600の粘度測定経路について説明する。図3において、インク容器31は、インク68Aに浸漬している部分で経路804に接続されている。経路804には、インク容器31内のインク68Aの粘度を把握するための粘度測定器45が配置されている。粘度測定器45は、経路の開閉を行う電磁弁(粘度測定用)52に接続されている。電磁弁(粘度測定用)52は、経路804に配置されたポンプ(粘度測定用)36と接続されており、ポンプ(粘度測定用)は、経路804によってインク容器31に接続された構成をとっている。これにより、インク容器31内のインク68Aを粘度測定経路で循環させて、インク68Aの粘度を測定することができる。
次に、本実施例におけるインクジェット記録装置600のエア供給経路について説明する。図3において、本体1は、エア源55をインクジェット記録装置600に接続することができる。エア源55を接続することが可能な経路805は、導管3内と中継部4と導管5内を通過して、印字ヘッド2内のノズル21とガター25が配置されている空間に接続されている。
<本体の構造>
次に、実施例1におけるインクジェット記録装置600の本体1の構成について、図4を用いて説明する。図4は、本体1の内部構造を示す概念図である。本体1内部の上部エリアには、制御回路60、電源61、等の電気系部品が配置され、本体1の前面上部には操作表示部12が配置されている。また、本体1内部の下部後方エリアには、流路ボード58が配置されており、流路ボードには、ポンプ34〜36、電磁弁49〜52、粘度測定器45が組み付けられている。
そして、本体1内部の下部前方エリアには、インク容器31が配置されており、インク容器31には、インクジェット記録装置600にインク68Aを補充するためのカートリッジボトル32が接続部31Aを介してセットできるようになっている。インク68Aは、この実施例ではUVランプで硬化させる光硬化型インクを用いている。そのため、インク68Aが太陽光や室内灯に含まれる紫外線の影響で固化しないように、消耗品であるカートリッジボトル32は紫外線を遮断する材料で形成されており、インク容器31及び接続部31Aについては、紫外線を遮断する材料で形成された遮光カバー(容器用)71で覆うようにしている。この遮光カバー(容器用)71は、カートリッジボトル32を着脱しやすいように、挿入部71Aを形成している。
また、本体1は、前面下部に保守用扉13を備えており、作業者が保守用扉取手14を用いて容易に保守用扉13を開閉することが可能である。本体1の保守用扉13を開閉することで、カートリッジボトル32を交換してインク容器31に新しいインク68Aを補充することができる。
<印字ヘッドの構造>
次に、実施例1におけるインクジェット記録装置600の印字ヘッド2の構成について、図5を用いて説明する。図5において、(A)は印字ヘッド2の外観斜視図を示し、(B)は保護カバー82を外した状態の印字ヘッド2の外観斜視図を示し、(C)は保護カバー82と(点線で示す)遮光カバー(ヘッド用)83を外した状態の印字ヘッド2の外観斜視図を示す。
図5(A)において、印字ヘッド2は、ヘッドベース81と、本体1と印字ヘッド2を接続するための導管5と、印字に使用するインク粒子68Bが通過するための印字開口部82Aを形成しており、ヘッドベース81に組み付けられた保護カバー82とを備えている。保護カバー82が組み付けられた状態であれば、ヘッドベース81と保護カバー82で囲われた空間は、メンテナンス時の衝撃等から保護される。
図5の(B),(C)において、印字ヘッド2は、ノズル21の吐出口21Aと、ガター25の吸引口25Aの間の空間を覆うように、紫外線を遮断する材料で形成された遮光カバー(ヘッド用)83が組み付けられている。遮光カバー(ヘッド用)83には、印字に使用するインク粒子68Bが通過するための印字開口部83Aを形成されている。遮光カバー(ヘッド用)83を印字ヘッド2に組み付けたことで、吐出口21Aから噴出したインク粒子68Bが、吸引口25Aから回収されるまでの間に、太陽光や室内灯に含まれる紫外線の影響で劣化(固化)が進行するリスクを低減することができる。
また、遮光カバー(ヘッド用)83に覆われた空間にエア源55からのエアを供給する為のエア供給口27を設けている。
<印字動作>
次に、本実施例におけるインクジェット記録装置600の印字動作について、図3の経路構成図を用いて説明する。図3において、印字動作が行われている運転動作中においては、電磁弁49が通電されて経路801の流路を開放し、インク容器31に貯留されたインク68Aがポンプ(供給用)34を稼動することによりノズル21に供給される。
そして、インク回収経路においては、電磁弁50が通電されて経路802を開放し、印字に使用されなかったインク粒子68Bが、ポンプ(回収用)35を稼動することによりガター25からインク容器31に回収され、インクを装置内で循環させる動作を行っている。ここで、ガター25においては、ノズル21から吐出されたインク粒子68Bと共に、インク粒子68Bの吸引エアを吸引する。経路802においては、インク粒子68Bとエアを同時に(気液混合で)吸引することで、インク粒子68Bをインク容器31に吸引しやすくしている。そして、インク粒子68Bと共にインク容器31に流入したエアは、経路803から機外に放出している。
また、ガター25の吸引口25Aが設けられた遮光カバー(ヘッド用)83に覆われた空間には、経路805を介してエア源55からエアが供給される。ガター25においては、このエア源55から供給されるエアの一部を吸引している。
そして、インク粘度測定経路においては、電磁弁52が通電されて経路804の流路を開放し、インク容器31に貯留されたインク68Aがポンプ(粘度測定用)36を稼動することにより粘度測定器45に供給されて、インク粘度測定動作を行う。インクジェット記録装置600では、定期的(10〜60分に一度)にインク粘度測定動作を実施している。
<インク劣化の検知動作>
次に、本発明の実施例1におけるインク劣化の検知動作を説明する。実施例1では、インクの粘度(μ)を計測する粘度測定器45を設け、制御回路60は、粘度測定器45により計測された粘度を入力し、粘度(μ)が予め設定しておいたインク劣化検知のための劣化判断基準値(M)を超える値である場合にインクの劣化を検知するように構成する。
まず、図6により、制御回路60の具体的な構成および操作表示部12について説明する。図6において、制御回路60は、マイクロプロセッシングユニット(MPU)63と、メモリ64、印字駆動制御部65、およびバス66で構成する。MPU63は、メモリ64に記憶された制御プログラムにより印字及びインク劣化検知を行う。メモリ64は、MPU63の動作プログラムを記憶するとともに、制御動作に必要なデータ等を記憶する。印字駆動制御部65は、MPU63により印字駆動を実行するために設けられている。操作表示部12は、印字に必要なデータや指令を制御回路60に入力するとともに、制御回路60により印字状況や、インク劣化状況を表示するために使用される。この実施例1では、制御回路60がインク劣化を検知した場合に、制御回路60が操作表示部12の画面にインク劣化の状態であること、およびインク交換が必要であることなどを表示する。この表示に際して、表示とともに、ブザーや音声等によって操作者にインク劣化状態にあることを認識させるようにしても良い。
次に、実施例1におけるインク劣化の検知動作を図7の動作フロー図により説明する。図7の動作フローは、図6に示す制御回路60の動作フローの内、インク劣化検知のための動作を示している。図7の動作は、制御回路60の内部タイマにより一定時間の計測の毎に動作が開始される。動作開始により、ステップS11では、粘度測定器45が計測する粘度(μ)を入力する。次に、メモリ64に予め記憶しておいた劣化判断基準値(M)を読み出す。
そして、ステップS13において、劣化判断基準値(M)と、粘度(μ)とを比較する。この比較の結果、粘度(μ)が、劣化判断基準値(M)を超えていない場合(NOの場合)には、動作終了となり、次の一定時間経過後にこの動作が開始される。一方、粘度(μ)が、劣化判断基準値(M)を超えている場合(YESの場合)には、インクの劣化が進んでいると判断し、次のステップS14に進む。
ステップS14では、制御回路60は、操作表示部12に、インク劣化が生じている旨の表示と、インク交換が必要であることを表示する。この表示に際して、ブザーや、音声で知らせるようにしても良いことは上述したとおりである。このようにして、インクの劣化を検知し、作業者に知らしめることができる。
<本発明の実施例1の効果>
以上のように本発明の実施例1によれば、インクの粘度を粘度測定器で測定し、粘度上昇値を監視することで、インク劣化を早期に検出して作業者にアナウンスする(知らせる)ことが可能になる。また、光硬化型インクなどを使用した場合に、インク容器を遮光カバーで覆うこと、印字ヘッド内を遮光カバーで覆うことにより、インク劣化の進行を遅らせることができインク寿命を長くすることができる。また更に、印字ヘッドとUVランプと印字センサとカメラを、分離した状態で設置するか、組合せた状態で設置するかのどちらにも対応可能としたことで、生産ラインへの設置性を向上することができる。
≪本発明の実施例2≫
次に、本発明の実施例2について説明する。実施例2におけるインクジェット記録装置は、実施例1における図1〜図5と同様の構成である。したがって、図1〜図5の説明については省略する。図8は、インクジェット記録装置において、各温度でのインク粘度測定結果を示す図である。図9は、実施例2における制御回路60および操作表示部12を示す図である。図10は、本発明の実施例2におけるインク劣化検知の動作フロー図である。
<インク劣化の検知方法>
最初に、図8により、実施例2のインク劣化検知方法を説明する。図8は、インクジェット記録装置600における各温度でのインク粘度測定結果を示す図である。
図6において、横軸はインクの使用温度[℃]、縦軸はインク粘度測定結果[mPa・s]を示す。実線Aは、インク68Aの初期状態(経時的な物性変化していない状態)の理想的な各温度でのインク粘度を示す。グラフ上の点線Bは、光硬化インクであるインク68Aが、紫外線などの影響により物性変化してしまいインク粘度が高くなってしまった場合に、インクジェット記録装置600による印字動作が不安定になる可能性のある各温度でのインク粘度を示す。インクジェット記録装置600の制御回路60は、実線Aの温度・粘度データと、点線Bの温度・粘度データを記憶しており、粘度測定器45を用いて定期的にインク粘度を測定することで、印字動作が不安定にならない状態であるかを監視している。つまり、制御回路60は、図8のインク特性の点線B示す、各温度における印字動作が不安定にならない状態の限界粘度、言いかえると、各温度に対する劣化検知の基準値(M(T))を記憶している。図8において、M(10)は温度が10℃における劣化検知の基準値、M(15)は温度が15℃における劣化検知の基準値、M(20)は温度が20℃における劣化検知の基準値、そしてM(25)は温度が25℃における劣化検知の基準値を示している。図8から分かるように、インクジェット記録装置が使用するインク温度により、劣化検知の基準値(M)が変動するので、インク温度(T)を検出し、その温度に対応する劣化検知の基準値(M)を読出せば、温度に対応したインク劣化の基準値(M(T))を求めることができる。実施例2では、劣化検知の基準値として、この温度に対応した基準値(M(T)を用いる。
<インク劣化の検知動作>
次に、実施例2におけるインク劣化の検知動作について、図9及び図10により説明する。
実施例2では、インク粘度(μ)を計測する粘度測定器45と、インク温度(T)を検出する温度検出器90を設け、制御回路60は、この粘度(μ)およびインク温度(T)を入力し、インク粘度(μ)が温度Tにおけるインク劣化検知のための劣化判断基準値(M(T))を超える値である場合にインクの劣化を検知するように構成する。
まず、図9により、制御回路60および操作表示部12の構成について説明する。
図9では、温度検出器90を設置していることを除き、すでに実施例1において説明した図6と同様の構成である。図9において、制御回路60は粘度測定器45の測定するインク粘度(μ)と、温度検出器90が検出するインク温度(T)を入力する。ここで、温度検出器90は、インクジェット記録装置600における本体1内の温度を検出してインク温度(T)を推定しても良いし、インク容器31内のインク68Aの温度を直接検出する様に温度検出器90を設けるようにしても良い。その他の構成は、図6と同様なので説明は省略する。
次に、実施例2におけるインク劣化の検知動作を図10の動作フロー図により説明する。図10の動作フローは、図9に示す制御回路60の動作フローの内、インク劣化検知のための動作を示している。図10の動作は、制御回路60の内部タイマにより一定時間の計測の毎に開始される。動作開始により、ステップS21では、粘度測定器45が計測する粘度(μ)と、温度検出器90が検出するインク温度(T)を入力する。
次に、ステップS22では、インク温度(T)により、図9のメモリ64に予め記憶しておいた図8の点線Bで示すような各温度の劣化判断基準値(群)の中から、そのインク温度(T)に対応する劣化判断基準値(M(T))を読出す。
次に、ステップS23において、劣化判断基準値(M(T))と、粘度(μ)とを比較する。この比較の結果、粘度(μ)が、劣化判断基準値(M(T))を超えていない場合(NOの場合)には、動作終了となり、次の一定時間経過後にこの動作が開始される。一方、粘度(μ)が、劣化判断基準値(M(T))を超えてるい場合(YESの場合)には、インクの劣化が進んでいると判断し、次のステップS24に進む。
そして、ステップS24では、印字動作が不安定になると判断して、作業者にインク68Aの交換を促すようなメッセージ及びアラームを表示する。すなわち、制御回路60は、操作表示部12に、インク劣化状態になっていることを表示し、インク交換が必要であることを表示する。また、この表示と共に、ブザーや、音声で知らせるようにしても良い。
操作表示部12の表示によりインク劣化を認識した作業者は、インク68Aを本体1から排出し、インク容器31から古いカートリッジボトル32を取り外し、接続部に洗浄用ボトル62(不図示)をセットして洗浄液を循環させる。これにより、インク容器31及び経路内を洗浄することができる。そして、次に、経路内の洗浄液を排出し、新しいカートリッジボトル32をインク容器31にセットして、経路内に新しいインク68Aを充填する。このインク交換により、再びインクジェット記録装置600による印字動作を再開することができる。
<本発明の実施例2の効果>
以上説明した本発明の実施例2によれば、インク68Aの粘度を粘度測定器45で測定し、経時的な粘度上昇値を監視することで、光硬化型インクなどを使用した場合に、インク68Aの物性変化を早期に検出して作業者にアナウンスすることが可能になる、インクジェット記録装置600を提供することができる。また更に、印字ヘッド2とUVランプ8と印字センサ6とカメラ10を、分離した状態で設置するか、組み合わせた状態で設置するかのどちらにも対応可能としたことで、生産ラインへの設置性を向上したインクジェット記録装置を提供することができる。
≪その他≫
以上、実施例について説明したが、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内で様々な変形が可能である。また、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
1…本体、2…印字ヘッド、3…導管、4…中継部、5…導管、6…印字センサ、7…ワイヤーハーネス、8…UVランプ、9…ワイヤーハーネス、10…カメラ、11…ワイヤーハーネス、12…操作表示部、13…保守用扉、14…保守用扉取手、16…ベルトコンベア、17A…印字対象物(印字前)、17B…印字対象物(印字後)、17C…印字対象物(硬化後)、21…ノズル、21A…吐出口、23…帯電電極、24…偏向電極、25…ガター、25A…吸引口、27…エア供給口、31…インク容器、31A…接続部、32…カートリッジボトル、34…ポンプ(供給用)、35…ポンプ(回収用)、36…ポンプ(粘度測定用)、39…フィルタ(供給用)、40…フィルタ(回収用)、45…粘度測定器、46…調圧弁、47…圧力センサ、49…電磁弁(供給用)、50…電磁弁(回収用)、52…電磁弁(粘度測定用)、55…エア源、58…流路ボード、60…制御回路、61…電源、62…洗浄用ボトル、63…マイクロプロセッシングユニット(MPU)、64…メモリ、65…印字駆動制御部、66…バス、68A…インク、68B…インク粒子、71…遮光カバー(容器用)、71A…挿入部、81…ヘッドベース、82…保護カバー、82A…印字開口部、83…遮光カバー(ヘッド用)、83A…印字開口部、90…温度検出器、600…インクジェット記録装置、801…経路(インク供給用)、802…経路(インク回収用)、803…経路(排気用)、804…経路(粘度測定用)、805…経路(エア供給用)

Claims (10)

  1. 供給されるインクを連続するインク粒子に変換し吐出するノズル、該吐出されたインク粒子を印字内容に対応して帯電させる帯電電極、該帯電された該インク粒子を印字対象物へ飛翔させ印字させる偏向電極、および該印字に使用されない該インク粒子を回収するガターを含む印字ヘッドと、前記ノズルに前記インクを供給するインク容器、該インクを前記ノズルに供給するインク供給部、および前記ガターで回収された前記インク粒子を回収するインク回収部を含む本体と、前記本体及び前記印字ヘッドを制御する制御回路と、を有するインクジェット記録装置であって、
    前記インクの粘度を計測する粘度測定器を設け、
    前記制御回路は、前記粘度測定器により測定された前記粘度を入力し、前記粘度が予め設定しておいた劣化検知のための劣化判断基準値を超える値である場合に前記インクの劣化を検知するインクジェット記録装置。
  2. 請求項1記載のインクジェット記録装置において、
    前記インク又は前記本体内の温度を検出する温度検出器を設け、前記制御回路は、温度に対応して正常印字を行うことができなくなる粘度である前記劣化検知のための前記劣化判断基準値を記憶しておき、前記粘度測定器により計測された前記粘度および前記温度検出器により検出された温度を入力し、前記温度に対応する前記劣化判断基準値を読出し、該読出された前記劣化判断基準値と前記計測された前記粘度とを比較し、前記粘度が前記劣化判断基準値を超えている場合に前記インクの劣化を検知するインクジェット記録装置。
  3. 請求項1記載のインクジェット記録装置であって、
    前記インクは、紫外線硬化性インクであることを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 請求項1記載のインクジェット記録装置において、
    前記制御回路からの情報を画面に表示するとともに、前記制御回路に対して操作指令を出力する操作表示部を設け、前記制御回路は、前記インクの劣化を検知した場合、前記操作表示部にインク劣化を検知したことを表示することを特徴とするインクジェット記録装置。
  5. 請求項1記載のインクジェット記録装置において、
    前記インク容器は、前面に光を遮へいする遮光カバーを取付けていることを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 請求項1記載のインクジェット記録装置において、
    前記印字ヘッドに収納されている前記ノズルと前記帯電電極と前記偏向電極と前記ガターを囲うように遮光カバーを取付けていることを特徴とするインクジェット記録装置。
  7. 請求項1記載のインクジェット記録装置において、
    前記印字ヘッドは、周囲の外気を直接前記ガターから吸引することを低減するために、前記ガター25の近傍に、圧縮エアを供給するためのエア供給口を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  8. インクをインク粒子に変換し、該インク粒子を帯電し、該インク粒子を偏向して印字対象物に印字する印字ヘッドと、前記印字ヘッドに前記インクを供給するとともに、前記印字ヘッドで前記印字に使用しない前記インクを回収する本体と、を有するインクジェット記録装置の監視方法であって、
    前記インクの粘度を計測し、該粘度が予め設定しておいた劣化検知のための劣化判断基準値を超える値である場合に前記インクの劣化を検知するインクジェット記録装置の監視方法。
  9. 請求項8記載のインクジェット記録装置の監視方法において、
    温度に対応して正常印字を行うことができなくなる粘度である前記劣化検知のための前記劣化判断基準値を記憶しておき、前記インク又は前記本体内の温度を検出し、前記検出した前記温度に対応する前記劣化判断基準値を読出し、該読出された前記劣化判断基準値と前記計測された前記粘度とを比較し、前記粘度が前記劣化判断基準値を超えている場合に前記インクの劣化を検知するインクジェット記録装置の監視方法。
  10. 請求項8記載のインクジェット記録装置の監視方法において、
    前記インクの劣化が検知されたことを操作表示部に表示することを特徴とするインクジェット記録装置の監視方法。
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