JP2016193498A - インクジェット記録装置およびそれに用いるインク粘度の制御方法 - Google Patents
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Abstract
インク粘度が印字可能な粘度範囲を外れた場合に、印字可能な粘度まで戻す制御を行ない印字乱れなどを防止するインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】
インクを貯留するための主インク容器と、インクをインク粒子として吐出し被印字物に印字を行うノズルと、インク容器からノズルにインクを供給するインク供給流路と、ノズルより吐出したインク粒子のうち印字に使用しないインク粒子をエアと共に回収するガターと、ガターで回収したインク粒子をインク容器に回収するインク回収流路と、インク容器に接続され溶剤ガスを主インク容器から排出する溶剤ガス排出流路と、溶剤ガス排出流路内にて温度低下による溶剤ガスの凝集液を気液分離する気液分離器とを備え、気液分離器から吸引したエアを主インク容器に供給し該主インク容器内の溶剤ガスを排出することでインクを濃縮する構成とする。
【選択図】 図11
Description
次に、インクジェット記録装置500の実際の使用状態の一例を図3に示す。インクジェット記録装置500は、例えば、食品や飲料などが生産される工場内の生産ラインに据え付けられ、本体1は使用者が操作できる位置に設置され、印字ヘッド2はベルトコンベア15などの生産ライン上を給送される印字対象物13に近接できる位置に設置される。
ノズル8吐出口の直進方向には、印字に使用されないために帯電、偏向されずに直進的に飛翔するインク粒子7Cを捕捉するためのガター14が配置されている。
次に本実施例のインクジェット記録装置500のインク回収経路について説明する。ガター14は、導管4内を通る経路211を介して本体1内に配置されているインク中に混入している異物を除去するフィルタ(回収用)30と接続されており、フィルタ(回収用)30は、経路212を介して経路の開閉を行う電磁弁22Bに接続されている。電磁弁22Bは経路213を介してガター14により捕捉されたインク粒子7Cを吸引するポンプ(回収用)25と接続されている。
このステップS805はステップS801と同じ稼動制御である。ステップS804は、「粘度値≦ηmax」であるかを判定する。例えば、インク粘度値ηmax=125(標準値の125[%])である。インク粘度値がηmax以下である場合は「Yes」と判定され、ステップS805へ進む。インク粘度値がηmaxより大きければ「No」と判定され、ステップS821へ進む。
Claims (6)
- 装置本体に収納されているインクを貯留する主インク容器と、
前記インクをインク粒子として吐出して被印字物に印字を行うノズルと、
前記インク容器から前記ノズルに前記インクを供給するインク供給流路と、
前記ノズルより吐出した前記インク粒子のうち、印字に使用しない前記インク粒子をエアと共に回収するガターと、
前記ガターで回収した前記インク粒子を前記インク容器に回収するインク回収流路と、
前記インク容器に接続され溶剤ガスを主インク容器から排出する溶剤ガス排出流路と、
前記溶剤ガス排出流路内にて温度低下による溶剤ガスの凝集液を気液分離する気液分離器とを備えたインクジェット記録装置であって、
前記気液分離器から吸引したエアを前記主インク容器に供給し該主インク容器内の溶剤ガスを排出することで前記インクを濃縮することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 請求項1に記載のインクジェット記録装置であって、
前記主インク容器は、インク液面を検出するための第一液面検出部と、前記第一液面検出部の下部の液面を検出するための第二液面検出部とを備えており、
前記インクの粘度を測定するための粘度測定器を備え、
前記粘度測定器により測定した前記インクの粘度が一定値以下の場合に、前記インク液面の位置が、前記第一液面検出部から第二液面レベルの位置になるまで濃縮することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 請求項1に記載のインクジェット記録装置であって、
前記主インク容器は、インク液面を検出するための第一液面検出部と、前記第一液面検出部の上部の液面を検出するための第三液面検出部とを備えており、
前記インクの粘度を測定するための粘度測定器を備え、
前記粘度測定器により測定した前記インクの粘度が一定値以上の場合に、前記インク液面の位置が、前記第一液面検出部から第三液面レベルの位置になるまで溶剤を補給することを特徴とするインクジェット記録装置。 - インクをインク粒子として吐出して被印字物に印字を行うインクジェット記録装置において用いられるインク粘度の制御方法であって、
インクを貯留するための主インク容器内の溶剤ガスを排出する溶剤ガス排出流路内にて、温度低下による溶剤ガスの凝集液を気液分離するための気液分離器から吸引したエアを前記主インク容器に供給することで溶剤の揮発を抑える運転条件Aと、
前記主インク容器内の溶剤ガスを排出する運転条件Bと、
前記気液分離器から吸引したエアを前記主インク容器に供給し該主インク容器内の溶剤ガスを排出する運転条件Cとを有し、
前記運転条件A、B、Cを切り替えて前記インク粘度の制御を行うことを特徴とするインク粘度の制御方法。 - 請求項4に記載のインク粘度の制御方法であって、
前記インクの粘度が一定値以下の場合に、前記運転条件Cで運転を行い溶剤の消費量を増加させ前記インクを濃縮することを特徴とするインク粘度の制御方法。 - 請求項4に記載のインク粘度の制御方法であって、
前記インクの粘度が一定値以上の場合に、前記運転条件Aで運転を行い溶剤の消費量を抑えることを特徴とするインク粘度の制御方法。
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CN107538916A (zh) * | 2017-09-23 | 2018-01-05 | 邹文峰 | 油墨品质控制器及其控制方法 |
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