JP2012066422A - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】印字対象物に印字をするためのインクが収容されるインク容器18と、インク容器18に接続され、インクが吐出される複数のノズルと、インク容器18から複数のノズルに接続される分岐経路32と、分岐経路32から複数のノズルに接続される配管上に設置された流路制御弁40a,40bと、ノズルから吐出されて印字に使用されるインクが帯電される帯電電極と、帯電電極で帯電されたインクが偏向される偏向電極と、印字に使用されないインクが回収されるガターと、を備える。
【選択図】図4
Description
図1はインクジェット記録装置100を示す斜視図である。インクジェット記録装置100には、外部には操作表示部3が備えられた本体1と印字ヘッド2が備えられており、本体1と印字ヘッド2は導管4で接続されている。
ここでインクジェット記録装置100の動作原理について説明する。図2のインクジェット記録装置の使用状態を示す斜視図に示すように、インク容器18内のインクはポンプ25に吸引、加圧されてインク柱7となってノズル8から吐出される。ノズル8には、電歪素子9が備えられており、インクに所定の周波数で振動を加えてノズル8から吐出されるインク柱7を粒子化するようになっている。これにより生成されるインク粒子10の数は,電歪素子9に印加する励振電圧の周波数により決定され、その周波数と同数となる。インク粒子10は、印字情報に対応した大きさの電圧を帯電電極11にて印加することで電荷を与えられるようになっている。帯電電極11で帯電させられたインク粒子10は、偏向電極12間の電界中を飛翔している間、帯電量に比例した力を受けて偏向し、印字対象物13へ向かって飛翔して着弾する。その際、インク粒子10は帯電量に応じて偏向方向の着弾位置は変化し、さらに偏向方向と直行する方向に生産ラインが印字対象物13を移動させることで、偏向方向と直行した方向にも粒子を着弾させることが可能となり、複数の着弾粒子によって文字を構成し印字を行う。
次に、インクジェット記録装置100の実際の使用状態の一例を図3に示す。インクジェット記録装置100は、例えば、食品や飲料などが生産される工場内の生産ラインに据え付けられ、本体1は使用者が操作できる位置に設置され、印字ヘッド2はベルトコンベア15などの生産ライン上を給送される印字対象物13に近接できる位置に設置される。
図5はインクジェット記録装置100の機能ブロック図であり、インクジェット記録装置100には上記したように例えばMPUを備える制御部200が備えられ、制御部200はバスライン201を介して、操作表示部3、ノズル8、帯電電極11、偏向電極12、エンコーダ16、印字センサ17、粘度測定器21、電磁弁22,23,24、ポンプ25,26,27、減圧弁30、圧力センサ31、液面センサ38及び記録部202等の各部を制御するようになっている。
図4は、本発明におけるインクジェット記録装置100の全体的な経路構成を示す説明図である。また、図6、図7はインクジェット記録装置の印字ヘッド2構造の一例を示している。図6は印字ヘッドカバー50が装着された状態を、図7は印字ヘッドカバー50が外された状態を示している。
本実施例のようなインクジェット記録装置100では、ノズル8a及び8bの穴径は30〜150μm程度であり、直径10μm以上のごみ等が流入するとノズル8aまたは8bから吐出されるインクビーム36aまたは36bが曲がり、ガター14aまたは14bの穴中央に入らなくなる場合がある。このような現象を「ビーム曲がり」と呼ぶ。ビーム曲がりが発生すると、正常な印字ができなくなる、または、印字ヘッド内部が汚れる、等、さまざまな異常に繋がる可能性がある。
本発明による第二の実施例のインクジェット記録装置の構成について、図8の第二の実施例におけるインクジェット記録装置の経路構成を示す図、及び、図9、図10の本発明の第二の実施例における印字ヘッド内部構造を示す図を用いて、実施例1との共通部分についての説明は省略し、本実施例の詳細部分について特に詳細に説明する。
流路開閉経路60a及び60bの流路開閉方法を、図9、図10の本発明の第二の実施例における印字ヘッド内部構造を示す図を用いて説明する。
本発明による第三の実施例のインクジェット記録装置の構成について、図11の本発明の第三の実施例におけるインクジェット記録装置の経路構成を示す図、及び、図12の本発明の第三の実施例における印字ヘッド内部構造を示す図を用いて、実施例1との共通部分についての説明は省略し、本実施例の詳細部分について特に詳細に説明する。
ベース81を基準としてインレット82は特定の方向に回転することができる。
1:本体、2:印字ヘッド、3:操作表示部、4:導管、7:インク柱、8,8a,8b:ノズル、9:電歪素子、10:インク粒子、11,11a,11b:帯電電極、12,12a,12b:偏向電極、13:印字対象物、14,14a,14b:ガター、15:ベルトコンベア、16:エンコーダ、17:印字センサ、18:主インク容器、19:補助インク容器、20:溶剤容器、21:粘度測定器、22:電磁弁、23:電磁弁、24:電磁弁、25:ポンプ(インク供給用)、26:ポンプ(インク回収用)、27:ポンプ(溶剤供給用)、28:インクフィルタ、29:回収フィルタ、30:減圧弁、31:三方弁、32:分岐経路、32a,32b:分岐後経路、33:合流経路、33a,33b:合流前経路、34:電磁弁、35:ポンプ(インク循環用)、36,36a,36b:インクビーム、40a,40b:流路制御弁、50:印字ヘッドカバー、
60a,60b:流路開閉経路、61:工具、
70:流路制御三方弁、81:ベース、82:インレット、83〜86:シール材、91:ベース内経路、92a,92b:ベース内経路、93:インレット内経路、94a,94b:インレット内経路、95:分岐経路
102〜105,107,108,110〜118,120,121:経路
Claims (7)
- 印字対象物に印字をするためのインクが収容されるインク容器と、
前記インク容器に接続され、インクが吐出される複数のノズルと、
前記インク容器から複数のノズルに接続される分岐経路と、
前記分岐経路から前記複数のノズルに接続される配管上に設置された流路制御弁と、
前記ノズルから吐出されて印字に使用されるインクが帯電される帯電電極と、
前記帯電電極で帯電されたインクが偏向される偏向電極と、
印字に使用されないインクが回収されるガターと、
を備えるインクジェット記録装置。 - 請求項1記載のインクジェット記録装置において、前記流路制御弁が電磁弁であることを特徴とするインクジェット記録装置。
- 請求項1記載のインクジェット記録装置において、前記流路制御弁がピンチバルブであることを特徴とするインクジェット記録装置。
- 請求項1記載のインクジェット記録装置において、前記流路制御弁がボールバルブであることを特徴とするインクジェット記録装置。
- 印字対象物に印字をするためのインクが収容されるインク容器と、
前記インク容器に接続され、インクが吐出される複数のノズルと、
前記インク容器から複数の前記ノズルへ接続される分岐経路と、
前記ノズルから吐出されて印字に使用されるインクが帯電される帯電電極と、
前記帯電電極で帯電されたインクが偏向される偏向電極と、
印字に使用されないインクが回収されるガターと、
を備えたインクジェット記録装置において、
前記分岐経路から前記ノズルへ接続される配管に耐溶剤性を有する弾性体チューブを用いたことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 印字対象物に印字をするためのインクが収容されるインク容器と、
前記インク容器に接続され、インクが吐出される複数のノズルと、
前記インク容器から複数の前記ノズルへ接続される流路制御三方弁と、
前記ノズルから吐出されて印字に使用されるインクが帯電される帯電電極と、
前記帯電電極で帯電されたインクが偏向される偏向電極と、
印字に使用されないインクが回収されるガターと、
を備えたインクジェット記録装置。 - 請求項6記載のインクジェット記録装置において、前記流路制御三方弁は、複数のノズルの内、少なくとも1個のノズルへのインク供給を停止できることを特徴とするインクジェット記録装置。
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