JP2012066422A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクビームの調整時、及び、インク吐出異常(インクビーム曲がり、インク詰まり等)発生時のメンテナンス作業性を向上するための流路制御機構を備えた複数ノズルを有するインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】印字対象物に印字をするためのインクが収容されるインク容器18と、インク容器18に接続され、インクが吐出される複数のノズルと、インク容器18から複数のノズルに接続される分岐経路32と、分岐経路32から複数のノズルに接続される配管上に設置された流路制御弁40a,40bと、ノズルから吐出されて印字に使用されるインクが帯電される帯電電極と、帯電電極で帯電されたインクが偏向される偏向電極と、印字に使用されないインクが回収されるガターと、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、インク粒子を連続的に噴出する複数のノズルを持つインクジェット記録装置に関する。
インクジェット記録装置では、装置内に備えられているインクを保持するインク容器内のインクを吸引し、ポンプ等の加圧手段によって加圧し、複数のノズルからインクを吐出させて粒子化し、必要に応じて粒子に帯電させて印字に使用し、印字に使用しなかったインク粒子は回収してインク容器に戻す構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、ノズルから吐出されているインクビームの位置(ノズル中心軸方向)を調整する機構を備えていることも知られており、ノズルから溶剤(または、インク)を吐出させた状態でインクビームがガターの穴の中心に入るように調整させるものが一般的である(例えば、特許文献2参照)。
特表平4−502290号公報 特開2009−202582号公報
このようなインクジェット記録装置では、ノズルが複数ある場合、インクビームの位置調整時に全てのノズルから溶剤(または、インク)が吐出されている状態で複数のインクビームの位置を同時に調整することは困難である。
さらに、インクビームの調整時に、インクビームの位置調整の不要なノズルからも溶剤を吐出させ続けた場合、ガターから回収された溶剤はインク容器に回収されるため、印字に使用するインク濃度の低下、さらには印字不良に繋がってしまう可能性がある。
また、ノズルにごみが詰まり正常にインクが吐出できない場合、ノズル穴に洗浄液を噴きかけ、ポンプ等の吸引力を利用しノズル穴から溶剤を吸引し洗浄し修復する方法(以下、逆洗浄)が知られているが、ノズルが複数ある場合にはポンプ等の吸引力が分散し、ノズルの洗浄効率が悪くなる可能性がある。
そこで、本発明の目的は、インクビームの調整時、及び、インク吐出異常(インクビーム曲がり、インク詰まり等)発生時のメンテナンス作業性を向上するための流路制御機構を備えた複数ノズルを有するインクジェット記録装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、例えば、印字対象物に印字をするためのインクが収容されるインク容器と、前記インク容器に接続され、インクが吐出される複数のノズルと、前記インク容器から複数のノズルに接続される分岐経路と、前記分岐経路から前記複数のノズルに接続される配管上に設置された流路制御弁と、前記ノズルから吐出されて印字に使用されるインクが帯電される帯電電極と、前記帯電電極で帯電されたインクが偏向される偏向電極と、印字に使用されないインクが回収されるガターと、を備えるという構成をとる。
本発明によれば、例えば、流路制御弁を用いることによりインクビームの調整時に1つのノズルからのみ溶剤(または、インク)を吐出させることができる。このためインクビームの調整を複数のノズル同時に行う必要がなくなり、メンテナンス作業性が向上する。また、複数のノズルから同時に溶剤を吐出させた場合と比べ、インクビームの調整時に使用する溶剤量を低減することができ、インクビームの調整時に使用した溶剤をインク容器に回収することにより発生するインク濃度の低下も防止することが可能となる。
また、本発明によれば、例えば、流路制御弁を用いることにより逆洗浄時にポンプ等の吸引力を1つのノズルに集中させることができ、洗浄効率を向上させることが可能である。
インクジェット記録装置本体および印字ヘッド外観を示す斜視図である。 インクジェット記録装置の原理を示す斜視図である。 インクジェット記録装置の使用状態を示す斜視図である。 本発明によるインクジェット記録装置の経路構成を示す図である。 インクジェット記録装置の機能ブロック図である。 印字ヘッド外観を示す斜視図である。 本発明による印字ヘッド内部構造を示す斜視図である。 本発明の第二の実施例におけるインクジェット記録装置の経路構成を示す図である。 本発明の第二の実施例における印字ヘッド内部構造を示す斜視図である。 本発明の第二の実施例における印字ヘッド内部構造(片側のノズルへ繋がる流路を閉じた状態)を示す斜視図である。 本発明の第三の実施例におけるインクジェット記録装置の経路構成を示す図である。 本発明の第三の実施例における印字ヘッド内部構造を示す斜視図である。 本発明の第三の実施例における流路制御三方弁の内部構成(弁全開時)の概略を示す断面図である。 本発明の第三の実施例における流路制御三方弁の内部構成(弁片側閉時)の概略を示す断面図である。
以下において、本実施例につき図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(記録装置外観の構成)
図1はインクジェット記録装置100を示す斜視図である。インクジェット記録装置100には、外部には操作表示部3が備えられた本体1と印字ヘッド2が備えられており、本体1と印字ヘッド2は導管4で接続されている。
(記録装置の動作原理)
ここでインクジェット記録装置100の動作原理について説明する。図2のインクジェット記録装置の使用状態を示す斜視図に示すように、インク容器18内のインクはポンプ25に吸引、加圧されてインク柱7となってノズル8から吐出される。ノズル8には、電歪素子9が備えられており、インクに所定の周波数で振動を加えてノズル8から吐出されるインク柱7を粒子化するようになっている。これにより生成されるインク粒子10の数は,電歪素子9に印加する励振電圧の周波数により決定され、その周波数と同数となる。インク粒子10は、印字情報に対応した大きさの電圧を帯電電極11にて印加することで電荷を与えられるようになっている。帯電電極11で帯電させられたインク粒子10は、偏向電極12間の電界中を飛翔している間、帯電量に比例した力を受けて偏向し、印字対象物13へ向かって飛翔して着弾する。その際、インク粒子10は帯電量に応じて偏向方向の着弾位置は変化し、さらに偏向方向と直行する方向に生産ラインが印字対象物13を移動させることで、偏向方向と直行した方向にも粒子を着弾させることが可能となり、複数の着弾粒子によって文字を構成し印字を行う。
印字に使用されなかったインク粒子10は偏向電極12間を直線的に飛翔して、ガター14により捕捉された後に経路を経由して、主インク容器18に回収される。
(記録装置の使用状態説明)
次に、インクジェット記録装置100の実際の使用状態の一例を図3に示す。インクジェット記録装置100は、例えば、食品や飲料などが生産される工場内の生産ラインに据え付けられ、本体1は使用者が操作できる位置に設置され、印字ヘッド2はベルトコンベア15などの生産ライン上を給送される印字対象物13に近接できる位置に設置される。
ベルトコンベア15などの生産ライン上には給送速度に係わらず同じ幅で印字するために、給送速度に応じた信号をインクジェット記録装置100に出力するエンコーダ16や、印字対象物13を検出してインクジェット記録装置100に印字を指示する信号を出力する印字センサ17が設置されていて、それぞれは本体1内の図示しない制御部に接続されている。
エンコーダ16や印字センサ17からの信号に応じて制御部がノズル8から吐出されるインク粒子10への帯電量や帯電タイミングを制御し、印字対象物13が印字ヘッド2近傍を通過する間に帯電、偏向されたインク粒子10を印字対象物13へ付着させて印字を行うようになっている。
(記録装置の制御部説明)
図5はインクジェット記録装置100の機能ブロック図であり、インクジェット記録装置100には上記したように例えばMPUを備える制御部200が備えられ、制御部200はバスライン201を介して、操作表示部3、ノズル8、帯電電極11、偏向電極12、エンコーダ16、印字センサ17、粘度測定器21、電磁弁22,23,24、ポンプ25,26,27、減圧弁30、圧力センサ31、液面センサ38及び記録部202等の各部を制御するようになっている。
記録部202には、インクジェット記録装置100を制御するためのプログラムが格納されており、制御部200はこのプログラムに基づいてインクジェット記録装置100を構成する各部位を制御するようになっている。
(本発明における記録装置の構成)
図4は、本発明におけるインクジェット記録装置100の全体的な経路構成を示す説明図である。また、図6、図7はインクジェット記録装置の印字ヘッド2構造の一例を示している。図6は印字ヘッドカバー50が装着された状態を、図7は印字ヘッドカバー50が外された状態を示している。
本体1には、循環するインクを保持する主インク容器18が備えられており、経路102を介して経路の開閉を行う電磁弁22に接続されており、電磁弁22は経路103を介してインクや溶剤の吸引、圧送に供されるポンプ(インク供給用)25に接続されている。そして、ポンプ(インク供給用)25は経路104を介してインク中に混入している異物を除去するインクフィルタ28に接続されている。
インクフィルタ28は、経路105を介してポンプ(インク供給用)25から圧送されたインクを印字するために適正な圧力に調整する減圧弁30に接続されている。
減圧弁30は、導管4内をとおる経路107を介して三方弁31に接続されており、経路108を介して分岐経路32に接続されている。
分岐経路32は、経路32a及び経路32bを介し印字ヘッド2内に備えられた流路制御弁40a及び40bに接続され、流路制御弁40a及び40bはインクを吐出する吐出口を供えたノズル8a及びノズル8bに接続されている。
ノズル8a及び8bのインク吐出方向には、ノズル8a及び8bから吐出されたインク粒子10a及び10bに印字する文字情報に応じた電荷量を粒子に帯電させる帯電電極11a及び11bが配置されている。帯電電極11a及び11bにより帯電させられたインク粒子10a及び10bの飛翔方向には、帯電されたインク粒子10a及び10bを偏向させる電界を発生させる偏向電極12a及び12bが配置されている。
偏向電極12a及び12bのインク飛翔方向側には、印字に使用されないために帯電、偏向されずに直線的に飛翔するインク粒子10a及び10bを捕捉するガター14a及び14bが配置されている。ガター14a及び14bは、経路33a及び33bを介し合流経路33に接続されている。合流経路33は、導管4内を通る経路110に接続されており、経路110は、本体1内に配置されているインク中に混入している異物を除去する回収フィルタ29と接続されており、回収フィルタ29は、経路111を介してガター14により補足されたインク粒子10a及び10bを吸引するポンプ(インク回収用)26と接続されている。そして、ポンプ(インク回収用)26は、経路112を介して吸引したインク粒子10a及び10bを主インク容器18に回収する。
また、本体1には、ノズル8a及び8bで生じるインクによる汚染の解消及びインクの濃度を調整するための溶剤を収容する溶剤容器20が備えられており、溶剤容器20は、経路113を介して溶剤の吸引、圧送を行うポンプ(溶剤供給用)27に接続されている。また、ポンプ(溶剤供給用)27は、経路114を介して経路の開閉を行う電磁弁24に接続されており、電磁弁24は、経路115を介して三方弁31に接続されている。三方弁31は、主インク容器18内のインクをノズル8a及び8bへ供給するか、または、溶剤容器20内の溶剤をノズル8a及び8bへ供給するか、を切り替えることができる。
さらに、本体1には、補充用のインクを保持する補助インク容器19が備えられており、補助インク容器19は、経路120を介して経路の開閉を行う電磁弁23に接続されている。そして、電磁弁23は経路121を介して経路103に接続されている。
ノズル8a及び8bは、分岐経路32等を介してインクを循環させるための経路116に接続されている。経路116は、経路の開閉を行う電磁弁34に接続されており、電磁弁34は、経路117を介して経路内のインクを吸引、圧送するためのポンプ(インク循環用)35に接続されている。そして、ポンプ(インク循環用)35は、経路118を介して主インク容器18に接続されている。
(本発明における記録装置の動作)
本実施例のようなインクジェット記録装置100では、ノズル8a及び8bの穴径は30〜150μm程度であり、直径10μm以上のごみ等が流入するとノズル8aまたは8bから吐出されるインクビーム36aまたは36bが曲がり、ガター14aまたは14bの穴中央に入らなくなる場合がある。このような現象を「ビーム曲がり」と呼ぶ。ビーム曲がりが発生すると、正常な印字ができなくなる、または、印字ヘッド内部が汚れる、等、さまざまな異常に繋がる可能性がある。
ビーム曲がり発生時の修復方法は、例えばノズル8aがビーム曲がりを起こした場合、流路制御弁40aと電磁弁34を開放し、流路制御弁40bを閉止し、ポンプ(インク循環用)35を動かした状態で、ノズル8aのインク吐出穴に洗浄瓶等にて洗浄液をかけて、洗浄液を吸引してノズル8a内部を洗浄しごみ等を取り除く方法がある。このようなノズル洗浄方法を「ノズル逆洗浄」と呼ぶ。
流路制御弁40a、40bを用いることによりノズル逆洗浄時にポンプ等の吸引力を1つのノズルに集中させることができ、洗浄効率を向上させることが可能である。
また、メンテナンス時にノズル8aまたは8bを取り外し、再取り付けした場合には、インクビーム36aまたは36bがガター14aまたは14bの穴中央に入らない可能性があり、そのような場合には印字ヘッド2に備えられているビーム位置調整機構を用い、インクビーム36a及び36bがガター14a及び14bの穴中央に入るように調整する必要がある。これを「インクビーム調整」と呼ぶ。インクビーム調整は、印字ヘッド2及び周辺環境をインクで汚さないようにするために、溶剤容器20内の溶剤をノズル8aまたは8bから吐出した状態で、インクビーム36aまたは36bの位置を調整する。
経路上に流路制御弁40a、40bを備えることによりインクビーム36a及び36b調整時に1つのノズル8aまたは8bからのみ溶剤(または、インク)を吐出させることができる。このためインクビーム36a及び36bの調整を複数のノズル同時に行う必要がなくなり、メンテナンス作業性が向上する。
また、複数のノズルから同時に溶剤を吐出させた場合と比べ、インクビーム調整時に使用する溶剤量を低減することができ、インクビーム調整時に使用した溶剤を主インク容器18に回収することにより発生するインク濃度の低下も防止することが可能となる。
本実施例に用いた流路制御弁40a及び40bは、電磁弁、ピンチバルブ、ボールバルブ、等を用いて実現することができる。
(実施例2における記録装置の構成)
本発明による第二の実施例のインクジェット記録装置の構成について、図8の第二の実施例におけるインクジェット記録装置の経路構成を示す図、及び、図9、図10の本発明の第二の実施例における印字ヘッド内部構造を示す図を用いて、実施例1との共通部分についての説明は省略し、本実施例の詳細部分について特に詳細に説明する。
本体1内の主インク容器18は、導管4内の経路107等を介し印字ヘッド2内の三方弁31に接続されており、経路108を介して分岐経路32に接続されている。
分岐経路32は、流路開閉経路60a及び60bに接続され、流路開閉経路60a及び経路60bはインクを吐出する吐出口を供えたノズル8a及びノズル8bに接続されている。
流路開閉経路60a及び60bには内径2mmのチューブを用いており、圧縮復元性を持つゴム、合成樹脂、その他の材料から形成することができる。インク溶媒が有機溶剤の場合は、材料に耐溶剤特性の高いEPDM(エチレンプロピレンジエン)ゴムを用いることができる。
(流路開閉方法)
流路開閉経路60a及び60bの流路開閉方法を、図9、図10の本発明の第二の実施例における印字ヘッド内部構造を示す図を用いて説明する。
まず図9は、ノズル8a及び8bからインクビーム36a及び36bが吐出している状態を示している。
そして図10のように、流路開閉経路60aを閉止したい場合は、工具61で流路開閉経路61aを挟み込み経路を塞ぐことができ、経路108からノズル8aへのインク(または溶剤)の供給を停止することができる。この流路開閉経路60a(及び60b)は圧縮復元性を持つため、工具61を取り外すと、図9のように再びノズル8aにインク(または溶剤)を供給できる。
これらの構成とすることで、実施例1と同様の効果をより簡単な構成にて実現することができる。
(実施例3における記録装置の構成)
本発明による第三の実施例のインクジェット記録装置の構成について、図11の本発明の第三の実施例におけるインクジェット記録装置の経路構成を示す図、及び、図12の本発明の第三の実施例における印字ヘッド内部構造を示す図を用いて、実施例1との共通部分についての説明は省略し、本実施例の詳細部分について特に詳細に説明する。
本体1内の主インク容器18は、導管4内の経路107等を介し印字ヘッド2内の三方弁31に接続されており、経路108を介して流路制御三方弁70に接続されている。
流路制御三方弁70は、経路90a及び90bに接続され、経路90a及び90bはインクを吐出する吐出口を供えたノズル8a及びノズル8bに接続されている。
(流路制御三方弁70の構成)。
流路制御三方弁70の構成及び動作原理を図13、及び図14を用いて説明する。
流路制御三方弁70には、経路108に接続されるベース内経路91と、経路90aに接続されるベース内経路92aと、経路90bに接続されるベース内経路92bと、を設けたベース81が備えられている。ベース81の内側には、インレット内経路93、94a及び94b、分岐経路95とを設けたインレット82が備えられている。ベース81とインレット82の間にはシール材83〜86が備えられている。
(流路制御三方弁70の動作)
ベース81を基準としてインレット82は特定の方向に回転することができる。
インク(または溶剤)をノズル8a及び8bの両方に供給したい場合、図13のように、ベース内経路91とインレット内経路93が接続されており、さらにベース内経路92aとインレット内経路94aが接続されており、さらにベース内経路92bとインレット内経路94bが接続された位置で、ベース81とインレット82は固定されている。この時、ベース81とインレット82の経路間はシール材83〜85によりシールされている。
そして例えば、ノズル8aへのインク(または溶剤)供給を停止したい場合は、図14のように、インレット82を回転させて、ベース内経路91とインレット内経路94aを接続され、さらにインレット内経路93とベース内経路92bが接続された状態で固定されている。この時、ベース81とインレット82の経路間はシール材83〜86によりシールされている。
これらの構成とすることで、実施例1と同様の効果をより簡単な構成にて実現することができる。
100:インクジェット記録装置、200:制御部、
1:本体、2:印字ヘッド、3:操作表示部、4:導管、7:インク柱、8,8a,8b:ノズル、9:電歪素子、10:インク粒子、11,11a,11b:帯電電極、12,12a,12b:偏向電極、13:印字対象物、14,14a,14b:ガター、15:ベルトコンベア、16:エンコーダ、17:印字センサ、18:主インク容器、19:補助インク容器、20:溶剤容器、21:粘度測定器、22:電磁弁、23:電磁弁、24:電磁弁、25:ポンプ(インク供給用)、26:ポンプ(インク回収用)、27:ポンプ(溶剤供給用)、28:インクフィルタ、29:回収フィルタ、30:減圧弁、31:三方弁、32:分岐経路、32a,32b:分岐後経路、33:合流経路、33a,33b:合流前経路、34:電磁弁、35:ポンプ(インク循環用)、36,36a,36b:インクビーム、40a,40b:流路制御弁、50:印字ヘッドカバー、
60a,60b:流路開閉経路、61:工具、
70:流路制御三方弁、81:ベース、82:インレット、83〜86:シール材、91:ベース内経路、92a,92b:ベース内経路、93:インレット内経路、94a,94b:インレット内経路、95:分岐経路
102〜105,107,108,110〜118,120,121:経路

Claims (7)

  1. 印字対象物に印字をするためのインクが収容されるインク容器と、
    前記インク容器に接続され、インクが吐出される複数のノズルと、
    前記インク容器から複数のノズルに接続される分岐経路と、
    前記分岐経路から前記複数のノズルに接続される配管上に設置された流路制御弁と、
    前記ノズルから吐出されて印字に使用されるインクが帯電される帯電電極と、
    前記帯電電極で帯電されたインクが偏向される偏向電極と、
    印字に使用されないインクが回収されるガターと、
    を備えるインクジェット記録装置。
  2. 請求項1記載のインクジェット記録装置において、前記流路制御弁が電磁弁であることを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 請求項1記載のインクジェット記録装置において、前記流路制御弁がピンチバルブであることを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 請求項1記載のインクジェット記録装置において、前記流路制御弁がボールバルブであることを特徴とするインクジェット記録装置。
  5. 印字対象物に印字をするためのインクが収容されるインク容器と、
    前記インク容器に接続され、インクが吐出される複数のノズルと、
    前記インク容器から複数の前記ノズルへ接続される分岐経路と、
    前記ノズルから吐出されて印字に使用されるインクが帯電される帯電電極と、
    前記帯電電極で帯電されたインクが偏向される偏向電極と、
    印字に使用されないインクが回収されるガターと、
    を備えたインクジェット記録装置において、
    前記分岐経路から前記ノズルへ接続される配管に耐溶剤性を有する弾性体チューブを用いたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 印字対象物に印字をするためのインクが収容されるインク容器と、
    前記インク容器に接続され、インクが吐出される複数のノズルと、
    前記インク容器から複数の前記ノズルへ接続される流路制御三方弁と、
    前記ノズルから吐出されて印字に使用されるインクが帯電される帯電電極と、
    前記帯電電極で帯電されたインクが偏向される偏向電極と、
    印字に使用されないインクが回収されるガターと、
    を備えたインクジェット記録装置。
  7. 請求項6記載のインクジェット記録装置において、前記流路制御三方弁は、複数のノズルの内、少なくとも1個のノズルへのインク供給を停止できることを特徴とするインクジェット記録装置。
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