JP6779015B2 - インクジェット記録装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェット記録装置およびその制御方法に関する。
コンティニュアス方式のインクジェット記録装置は、インク容器からポンプでインクを吸い上げ、インクフィルタ、インク圧力の調整を行う調圧弁を経てノズルにインクを供給し、ノズルから噴出するインクに振動を与えてインク粒子を発生させ、そのインク粒子に帯電・偏向させることにより、記録媒体上へインク粒子を到達させて記録を行う。またノズルからのインク噴出は連続的に行い、記録に使用しないインク粒子は、ガター部より回収しポンプの力でインクの入った容器に戻され、再びノズルに供給するといった循環する機構となっている。
本技術分野の背景技術として、特許文献1(特開2009−172932号公報)があり、この特許文献1には、「循環するインクを保持する主インク容器18」と「補充用のインクを保持する補助インク容器19」と「溶剤容器20」を備えるインクジェット記録装置が開示されている。この文献では、補助インク容器19は、経路120を介して経路の開閉を行う電磁弁23に接続されており、電磁弁23を介して主インク容器18と接続されている。
特開2009−172932号公報
インクジェット記録装置は連続的に大量生産される製造物にその生産ラインにおいて印字する装置である。もしインクや溶剤の補給が遅れてインク切れなどで印字が停止すれば生産ラインが止まり、大きな損失となってしまう。
特許文献1には、2つのインク容器(主インク容器と補助インク容器)を備えた構成が開示されている。主インク容器の役割は、ノズルに供給するためのインクを保持することである。そのために、主インク容器は、インクの粘度管理、インクが無くならないようにするためにインクの容量管理、などを行う必要がある。また、補助インク容器の役割は、主インク容器にインクを補給するためのインクを保持することがある。別の役割を持った2つのインク容器を持つために、部品点数が多くなり、配管系統が複雑になるという課題がある。
本願の目的は、配管系統を単純化したインクジェット記録装置およびその制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲の構成を採用する。
本発明は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、インクを収容するインク容器と、前記インク容器のインクを希釈する溶剤が収容される溶剤容器と、前記インク容器上部に開閉可能な補給弁を介して直接接続されるインクカートリッジと、前記インク容器内の複数の液面レベルをそれぞれ検知する複数の電極と、前記インク容器へのインク及び溶剤の補給を制御する制御部と、前記インク容器のインクを吐出するノズルと、前記ノズルから吐出されたインクを回収するガターと、を備え、
前記複数の電極のいずれかが基準液面レベルに対応する電極として設定されており、
前記制御部は、前記基準液面レベルとなるように、前記補給弁を開閉してインク又は溶剤の補給を制御するものであり、
前記インクの粘度が所定の条件を満たす場合には前記溶剤容器の溶剤を前記インク容器に流入させ、
前記インク容器内のインクの粘度が所定の条件を満たさない場合には前記インク容器の上部に開閉可能な補給弁を介して直接接続されるインクカートリッジのインクを前記インク容器に流入させた後に前記複数の電極のうち、設定されている基準液面レベルに対応する電極により前記インク容器内のインクの量を計測し、前記基準液面レベルに達するかどうかを判定することを含むことを特徴とするインクジェット記録装置である。
本願によれば、本願の目的は、配管系統を単純化したインクジェット記録装置およびその制御方法を提供することができる。
インクジェット記録装置の外観斜視図を示す。 インクジェット記録装置の使用状態を示す斜視図である。 インクジェット記録装置の動作原理を示す概略図である。 実施例1のインクジェット記録装置の経路構成図を示す。 実施例1のインクジェット記録装置において、インク容器18とカートリッジ51の拡大図である 実施例1のインクジェット記録装置において、カートリッジ(インク)51を設置し補給弁45を開放した状態のインク容器18の縦断面図である。 実施例1のインクジェット記録装置において、カートリッジ(インク)51を設置し補給弁45を閉じた状態のインク容器18の縦断面図である。 実施例1のインクジェット記録装置において、インク補給弁の開閉状態を示す図である。 実施例1のインクジェット記録装置において、インク、溶剤の補給動作を示す動作原理図である。 実施例1のインクジェット記録装置において、インク・溶剤の補給制御を示すフロー図である。 実施例1のインクジェット記録装置において、インクカートリッジが空になった場合の制御を示すフロー図である。 実施例1のインクジェット記録装置において、インク容器内のインクが少なくなった場合の制御を示すフロー図である。 実施例1インクジェット記録装置において、カートリッジが空になり液面レベル2で制御している状態を示す図である。 実施例1でカートリッジが空になり液面レベル3で制御している状態を示す図である。 実施例1でカートリッジが空になり液面レベル4で制御している状態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。なお、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
<装置外観の構成>
図1に、本発明のインクジェット記録装置の外観斜視図を示す。
図1において、1はインクジェット記録装置本体、2は印字ヘッド、3は操作表示部、4は導管である。インクジェット記録装置は、本体1に操作表示部3を備え、外部に印字ヘッド2を備え、本体1と印字ヘッド2は導管4にて接続されている。
<装置の使用形態>
次に、このインクジェット記録装置の使用状態について図2を用いて説明する。図2において、1はインクジェット記録装置本体、2は印字ヘッド、4は導管、13は数字や文字を印字される被印字物、15は被印字物を搬送するベルトコンベア、16はベルトコンベア15の搬送距離を計測するロータリエンコーダ、17は印字センサである。
インクジェット記録装置400は、例えば、食品や飲料などが生産される工場内の生産ラインに据え付けられ、本体1は使用者が操作できる位置に設置され、印字ヘッド2はベルトコンベア15などの生産ライン上を給送される印字対象物13に近接できる位置に設置される。ベルトコンベア15などの生産ライン上には給送速度に係わらず同じ幅で印字するために、給送速度に応じた信号をインクジェット記録装置400に出力するエンコーダ16や、印字対象物13を検出してインクジェット記録装置400に印字を指示する信号を出力する印字センサ17が設置されていて、それぞれは本体1内の図示しない制御部に接続されている。エンコーダ16や印字センサ17からの信号に応じて制御部がノズル8(図3に図示)から吐出されるインク粒子7C(図3に図示)への帯電量や帯電タイミングを制御し、印字対象物13が印字ヘッド2近傍を通過する間に帯電、偏向されたインク粒子7Cを印字対象物13へ付着させて印字を行うようになっている。
<装置の動作原理>
次に、インクジェット記録装置の動作原理について図3を用いて説明する。
図3において、18はインク容器、7Aはインク、24はインクを加圧し、送り出すポンプ、9は電圧を印加すると所定の周波数で振動する電歪素子、8はインクを吐出するノズル、7Bはインク柱である。11はインク粒子に帯電させる帯電電極、7Cはインク粒子で、12は偏向電極、13は印字される被印字物、14は印字しないインク粒子を回収するガターである。
インク容器18内のインク7Aはポンプ24に吸引、加圧されてインク柱7Bとなってノズル8から吐出される。ノズル8には、電歪素子9が備えられており、インクに所定の周波数で振動を加えてノズル8から吐出されるインク柱7Bを粒子化するようになっている。これにより生成されるインク粒子7Cの数は,電歪素子9に印加する励振電圧の周波数により決定され、その周波数と同数となる。インク粒子7Cは、印字情報に対応した大きさの電圧を帯電電極11にて印加することで電荷を与えられるようになっている。
帯電電極11で帯電させられたインク粒子7Cは、偏向電極12間の電界中を飛翔する。偏向電界は、5〜6[kV]の高電圧が印加された高圧電極と設置されたグランド電極との間に形成されており、帯電したインク粒子7Cは、その帯電量に比例した力を受けて偏向し、印字対象物13へ向かって飛翔して着弾する。その際、インク粒子7Cは帯電量に応じて偏向方向の着弾位置は変化し、さらに偏向方向と直交する方向に生産ラインが印字対象物13を移動させることで、偏向方向と直交した方向にも粒子を着弾させることが可能となり、複数の着弾粒子によって文字を構成し印字を行う。印字に使用されなかったインク粒子7Cは偏向電極12間を直線的に飛翔して、ガター14により捕捉された後に経路を経由して、インク容器18に回収される。
<装置の経路構成>
次に、実施例1のインクジェット記録装置400の経路構成について説明する。
図4は実施例1のインクジェット記録装置の経路構成図、図5は
実施例1のインクジェット記録装置において、インク容器18とカートリッジ51の拡大図である。
図4に示すインクジェット記録装置400は、本体1と印字ヘッド2と、本体1と印字ヘッド2を接続している導管4で構成されている。
まず、本実施例のインクジェット記録装置400のインク供給経路について説明する。本体1には、循環するインク7Aを保持するインク容器18が備えられており、インク容器18には、インク容器18内の液体が内部に保持されるのに適正な量である基準液面レベルに達しているか否かを検知するレベルセンサ電極70〜75が備えられている。また、インク容器18の上部には、インクを補充するためのカートリッジ(インク)51と、カートリジ(インク)51とインク容器18との補給経路の開閉を行うための補給弁45が接続されている。
インク容器18は、インク容器18内のインク7Aの粘度を把握するために、経路201を介して粘度測定器43に接続されている。粘度測定器43は経路202を介して経路の開閉を行う電磁弁(供給用)34に接続されており、電磁弁(供給用)34は経路203を介してインク7Aを吸引、圧送するために使用されるポンプ(供給用)24に接続されている。そして、ポンプ(供給用)24は経路204を介してインク7A中に混入している異物を除去するフィルタ(供給用)28に接続されている。
フィルタ(供給用)28は、経路205を介してポンプ(供給用)24から圧送されたインク7Aを印字するために適正な圧力に調整する減圧弁33に接続されており、減圧弁33は経路206を介してノズルに供給されるインク7Aの圧力を測定する圧力計31が備えられている。
圧力計31は、導管4内を通る経路207を介して、印字ヘッド2内に備えられインク7Aを吐出する吐出口を備えたノズル8に接続されている。ノズル8吐出口の直進方向には、印字に使用されないために帯電、偏向されずに直進的に飛翔するインク粒子7Cを捕捉するためのガター14が配置されている。
次に、図4において本実施例のインクジェット記録装置400のインク回収経路について説明する。ガター14は、導管4内を通る経路212を介して本体1内に配置されているインク中に混入している異物を除去するフィルタ(回収用)29と接続されており、フィルタ(回収用)29は、経路213を介して経路の開閉を行う電磁弁(回収用)35に接続されている。
電磁弁(回収用)35は経路214を介してガター14により捕捉されたインク粒子7Cを吸引するポンプ(回収用)25と接続されている。ポンプ(回収用)25は、経路215を介してインク容器18と接続されている。また、インク容器18は、排気経路217と接続されていて、排気経路217は本体1外部と連通した構成をとっている。
次に、図4のインクジェット記録装置400の溶剤補給経路について説明する。本体1には、溶剤補給用の溶剤を保持する溶剤容器20が備えられており、溶剤容器20の上部には溶剤を補充するためのカートリッジ(溶剤)52が接続されている。溶剤容器20は、経路231を介して溶剤を吸引、圧送するために使用されるポンプ(溶剤用)26に接続されている。ポンプ(溶剤用)26は、経路232を介して流路の開閉を行うために電磁弁(溶剤用)37に接続されており、電磁弁(溶剤用)37は、経路233を介して主インク容器18と接続されている。また、溶剤容器20は、経路237を介して機外と接続されているため、大気圧と同等の状態となっている。
<カートリッジの構成>
次にインクジェット記録装置400に用いるカートリッジ(インク)51の構成について、図5を用いて説明する。
カートリッジ(インク)51は、500[ml]程のインク7Fを収容可能なボトル55と、インクを供給するための供給口56とを備えている。インク供給口56には、補助インク容器18との接続部をシールするためのパッキン58と、インク7Fが外部に漏れ出ることを防止するためのカバー57と、を備えている。カバー57は、本体に設置する時に中央を突き破る必要があるため、肉薄のPP(ポリプロピレン)又は薄いアルミニウム膜などを用いている。
<実施例1のインク容器の構成及び使用形態>
続いて、本発明の実施例1におけるインク容器18の構成及び使用形態について、図5、図6、図7を用いて説明する。
図5は実施例1のインクジェット記録装置において、インク容器18とカートリッジ51の拡大図である、図6は実施例1のインクジェット記録装置において、カートリッジ(インク)51を設置し補給弁45を開放した状態のインク容器18の縦断面図、図7は実施例1のインクジェット記録装置において、カートリッジ(インク)51を設置し補給弁45を閉じた状態のインク容器18の縦断面図となっている。
図6に示すように、本実施例に係るインク容器18は、インク7Gを保持する液貯留部61と、液貯留部を密閉するための蓋の役割を担う天面部61Dと、液貯留部61の外側に伸びていてカートリッジ51と接続するための凸管部78と、凸管部78の下側に配置し液貯留部61の内側に伸びた凹管部61Bと、レベルセンサ電極等を設置した接続ブロック63を設置するためのセンサ接続部61Cとを備えている。
センサ接続部61Cは、上部にパッキン62を介して接続ブロック63を備え、接続ブロック63は固定蓋64で固定されている。接続ブロック63は、経路201と接続され先端が液貯留部61に保持されたインク7Gに浸漬している吸引パイプ66と、経路217と接続され先端が電極(オーバーフロー)75より上部にある大気開放パイプ69と、経路215に接続され標準液面82Aより上部にある回収パイプ67と、経路233に接続された溶剤補給パイプ68とを備えている。
また、接続ブロック63は、先端が液貯留部61に保持されたインク7Gに浸漬している電極(GND)70と、先端が凹管部61Bの先端(標準液面82A)と同じか少し下方に配置された電極(レベル1)71と、先端が電極(レベル1)71より下方に配置された電極(レベル2)72と、先端が電極(レベル2)72より下方に配置された電極(レベル3)73と、先端が電極(レベル3)73より下方に配置されており且つ電極(GND)70と同じか上方に配置された電極(レベル4)74と、先端が標準液面82Aの上方に設置された電極(オーバーフロー)75と、を備えている。
インク容器18の凸管部78は、カートリッジ51を設置する時にカバー57を突き破る役目がある。その後、凸管部78の外周は、カートリッジ51の供給口56との間をパッキン58でシールする。カートリッジ51内のインク7Fは、凸管部78及び凹管部61Bの内側を通り、インク容器18内の液貯留部61に保持される。インク容器18の凸管部78の流路は、流路の開閉を行う補給弁45が備えられている。液貯留部61に保持されているインク7Gの液面は、カートリッジ51内部にインク7Fが残っている状態で補給弁45を開放している状態であれば、図6に示すように標準液面82Aで安定する。この状態をレベル1とする。
図7は、カートリッジ51のインクがインク容器18に充填され、インク補給弁45を閉じた状態のインク容器18を示した図である。
この状態でインク容器18内のインクが減り液面82Bとなったことが電極(レベル1)71および電極(レベル2)72により検知されると、インク液面が標準液面82Aを下回りレベル2の状態となったと判断できる。
<実施例1の補給弁の構成>
続いて、補給弁45の構成及び動作について、図8を用いて説明する。インク容器18に設置された補給弁45は、ダイヤフラム電磁弁91と、電磁弁91への通電により動作する弁体92と、弁体92と当接することで流路開閉を実現する弁座94と、弁座94を保持し凸管部78の内側に構成された管流路93とを備えた構成となっている。図8(a)が流路を閉じた状態を示し、図8(b)が流路を開いた状態を示している。
<実施例1のインク・溶剤の補給動作>
図9は、本実施例1におけるインク、及び溶剤の補給動作について示した概念図である。図9(a)はインク容器18内のインク7Gが標準液面82Aより減少した状態を示している。インク容器18のインクの粘度が所定値を下回る場合はインクが不足していると判断し、補給弁45を開きインク7Fをインク容器18に補給する(図9(b))。また、インク容器18のインクの粘度が所定値を上回る場合は溶剤が不足していると判断し、電磁弁(溶剤用)37を開いて溶剤をインク容器18に補給する(図9(c))。
<実施例1のインク・溶剤の補給動作フロー>
次に、本実施例におけるインク、溶剤の補給制御について、図10〜12を用いて説明する。
図10は、実施例1のインクジェット記録装置において、インク・溶剤の補給制御を示すフロー図である。 まず、ステップS801では、通常運転を行う。ノズル8から粒子化されたインク7Cを噴出し、インク粒子7Cがガター14から回収される。このとき、制御部が、インク容器18内のインク液面が電極(レベル1)71の位置となるように制御する。
ステップS802では、粘度測定器43がインク容器18内のインクの粘度を測定する。ステップS802は約5分に1回の間隔で実行される。
ステップS803は、ステップS803で実行した粘度測定の結果、「粘度値≦100(%)」であるかを判定する。例えば、インク粘度値=104である場合は「No」と判定され、ステップS804へ進む。このフロー中、溶剤容器20とインク容器18とを接続する電磁弁(溶剤用)37は開放状態である。このとき、インク粘度値が100より小さければ「Yes」と判定され、ステップS805へ進む。
ステップS804では、図9(c)の動作でインク容器18に溶剤を補給してステップS801に戻り、同じ制御を繰り返す。このとき、ステップS802で測定された粘度値によって補給する溶剤の量を変更するようにしても良い。その場合は、インク容器18内のインクをより適切な粘度に調整することが可能となる。
また、ステップS805では、図9(b)の動作でインクを補給して、ステップS806に進む。このフロー中、カートリッジ(インク)51とインク容器18とを接続する補給弁45は開放状態である。ステップS804と同様に、ステップS802で測定された粘度値によって補給するインクの量を変更すると、インク容器18内のインクをより適切な粘度に調整することが可能となる。
ステップS806では、電極(レベル1)71によりインク容器18内のインク量を計測し、レベル1までインクがあるかどうかを判定する。レベル1までインクがある場合は「電極(レベル1)71を検出している」と判断する。この場合、「Yes」と判定されてステップS801に戻り、同じ制御を繰り返す。もし検出されない場合は「No」と判定され、ステップS807に進む。カートリッジ51にインクが残っていて、かつ、カートリッジ(インク)51とインク容器18とを接続する補給弁45は開放状態の場合、インクがカートリッジ51からインク容器18に移動し、インク容器18内のインク液面はレベル1になるはずであるので、ステップS805を通った後にレベル1を検出しない場合は、カートリッジ51が空になったと判断することができる。尚、ここでは、溶剤容器20には十分な残量の溶剤があることを前提としている。
ステップS807では、使用者へのメッセージとして操作表示部3に「インクカートリッジ交換可能」を表示するそして、ステップS811に進む。このとき、「カートリッジ交換可能」表示だけでなく、液面がレベル1以下の状態であることを示しても良い。また、操作表示部3には、インクカートリッジを購入する画面にうつるためのボタンが表示されていてもよい。
ステップS811では、制御部にて、液面レベルセンサを、電極(レベル1)71から電極(レベル2)72に変更する。インクカートリッジ51が交換されるまで、基準液面を電極(レベル2)72に変更して溶剤補給制御を行う。
<実施例1でインクカートリッジが空になった場合の補給動作フロー>
図11は、実施例1のインクジェット記録装置において、インクカートリッジが空になった場合の制御を示すフロー図、図12は、実施例1のインクジェット記録装置において、インク容器内のインクが少なくなった場合の制御を示すフロー図である。
図11において、S811では、液面レベル2で通常運転を行う。
S802では図10と同様に、粘度測定器43がインク容器18内のインクの粘度を測定する。
S803も図10と同様に、ステップS803で実行した粘度測定の結果、「粘度値≦100(%)」であるかを判定する。例えば、インク粘度値=104である場合は「No」と判定され、ステップS814へ進む。このフロー中、溶剤容器20とインク容器18とを接続する電磁弁(溶剤用)37は開放状態である。このとき、インク粘度値が100より小さければ「Yes」と判定され、ステップS815へ進む。
ステップS814では、図9(c)の動作でインク容器18に溶剤を補給してステップS811に戻り、同じ制御を繰り返す。但し、本ステップでは、液面基準をレベル2として溶剤を補給する。このとき、ステップS802で測定された粘度値によって補給する溶剤の量を変更するようにしても良い。その場合は、インク容器18内のインクをより適切な粘度に調整することが可能となる。
ステップS815に進んだ場合は、インクカートリッジが交換されたかどうかを確認する。交換された場合はS805に進み、されていない場合はS817に進む。
ステップS805では、図9(b)の動作でインクを補給して、ステップS816に進む。このフロー中、カートリッジ(インク)51とインク容器18とを接続する補給弁45は開放状態である。ステップS814と同様に、ステップS802で測定された粘度値によって補給するインクの量を変更すると、インク容器18内のインクをより適切な粘度に調整することが可能となる。
ステップS817では、電極(レベル2)72によりインク容器18内のインク量を計測し、レベル2までインクがあるかどうかを判定する。レベル2までインクがある場合は「電極(レベル2)72を検出している」と判断し、液面レベル2にて通常運転を行うステップにうつる(S811)。レベル2までインクがない場合は、電極(レベル3)73以降の電極によりインク容器18内のインクレベルを判定し、判定結果に応じたレベルにて通常運転を行う(S818)。
S816では、インク補給後に液面レベル1を検出するかどうかを確認する。レベル1を確認した場合は、問題なくインクが補給されたと判断し、レベル1での通常運転にうつる(S801)。レベル1を確認できなかった場合は、インクカートリッジが交換実施されたにもかかわらず正常にインクが補給されていないとして、操作表示部3に警報メッセージ「インク補給弁または液面センサ故障している可能性があるため、動作確認してください」を表示する。
図12は、実施例1のインクジェット記録装置において、インク容器内のインクが少なくなった場合の制御を示すフロー図である。
S836以外の各ステップは図10および図11とほぼ同じなので説明は省略する。
S835にてインクカートリッジの交換実施がなされていないと判断された場合は、S836に進む。この場合は、既に液面レベル4で通常運転しており、インク容器18内のインクの残りがかなり少ない状態になっているため、これ以上減ると運転を続けることができなくなる可能性がある。そこで、操作表示部3に警報メッセージ「インク残量少ないため、急ぎインクカートリッジ交換してください」を表示することで、ユーザにインクカートリッジの即時交換を促すことができ、インクジェット記録装置の運転停止を防止することができる。
図13〜図15はインクカートリッジ51が空になった場合の段階的な制御液面レベルの変化を示している。図13は、インク容器18内のインク量が電極(レベル2)72の状態、図14は、インク容器18内のインク量が電極(レベル3)73の状態、図15は、インク容器18内のインク量が電極(レベル4)74の状態、をそれぞれ示す。
<本発明の効果>
このように本実施例によれば、簡単な構成でインク容器18を1つに纏めることで部品点数を減らし配管系統を単純にすることができ、カートリッジ51内の残液が無くなった場合でも運転をすぐに停止せずに一定時間正常な印字動作が継続可能なインクジェット記録装置400およびその制御方法を提供することができる。
本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。また、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
1…本体部、2…印字ヘッド部、3…操作表示部、4…導管、
7A…インク(主インク容器18内)、7B…インク柱、7C…インク粒子、7D…微少電荷を帯びたインク粒子、7E…回収経路のインク、7F…インク(カートリッジ51内)、7G…インク(補助インク容器19内)、
8…ノズル、9…電歪素子、11…帯電電極、12…偏向電極、12A…グランド電極、12B…プラス電極、13…印字対象物、14…ガター、14B…ガター、15…ベルトコンベア、16…エンコーダ、17…印字センサ、18…インク容器、20…溶剤容器、24…ポンプ(供給用)、25…ポンプ(回収用)、26…ポンプ(溶剤用)、28…フィルタ(供給用)、29…フィルタ(回収用)、31…圧力計、33…減圧弁、34…電磁弁(供給用)、35…電磁弁(回収用)、37…電磁弁(溶剤用)、43…粘度測定器、45…補給弁、
51…カートリッジ(インク)、52…カートリッジ(溶剤)、
55…ボトル、56…供給口、57…カバー、57A…カバー(穴あり)、58…パッキン、61…液貯留部、61B…凹管部、61C…センサ接続部、61D…天面部、62…パッキン、63…接続ブロック、64…固定蓋、66…吸引パイプ、67…回収パイプ、68…溶剤補給パイプ、69…大気開放パイプ、70…電極(GND)、71…電極(レベル1)、72…電極(レベル2)、73…電極(レベル3)、74…電極(レベル4)、75…電極(オーバーフロー)、78…凸管、79…気体、
81…インク補給流れ線、82A…標準液面、82B〜82E…レベル1〜4液面、
91…ダイヤフラム電磁弁、92…弁体、93…管流路、94…弁座、
201〜207…経路(インク供給用)、212〜215…経路(インク回収用)、217…経路(排気用)、231〜233…経路(溶剤補給用)、237…経路(大気開放)、400…インクジェット記録装置

Claims (10)

  1. インクを収容するインク容器と、
    前記インク容器のインクを希釈する溶剤が収容される溶剤容器と、
    前記インク容器上部に開閉可能な補給弁を介して直接接続されるインクカートリッジと、
    前記インク容器内の複数の液面レベルをそれぞれ検知する複数の電極と、
    前記インク容器へのインク及び溶剤の補給を制御する制御部と、
    前記インク容器のインクを吐出するノズルと、
    前記ノズルから吐出されたインクを回収するガターと、を備え、
    前記複数の電極のいずれかが基準液面レベルに対応する電極として設定されており、
    前記制御部は、前記基準液面レベルとなるように、前記補給弁を開閉してインク又は溶剤の補給を制御するものであり、
    前記インクの粘度が所定の条件を満たす場合には前記溶剤容器の溶剤を前記インク容器に流入させ、
    前記インク容器内のインクの粘度が所定の条件を満たさない場合には前記インク容器の上部に開閉可能な補給弁を介して直接接続されるインクカートリッジのインクを前記インク容器に流入させた後に前記複数の電極のうち、設定されている基準液面レベルに対応する電極により前記インク容器内のインクの量を計測し、前記基準液面レベルに達するかどうかを判定することを含むことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 請求項1記載のインクジェット記録装置であって、
    前記インク容器は、前記インクカートリッジとの接続部周辺に凹管部と凸管部とを備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 請求項1または2記載のインクジェット記録装置であって、
    さらに前記インクの粘度を測定する粘度測定器を備え、
    前記制御部は、前記粘度測定器で計測したインクの粘度が所定の条件を満たす場合には前記溶剤容器の溶剤を前記インク容器に流入させ、前記インク容器内のインクの粘度が所定の条件を満たさない場合には前記補給弁を開いて前記インクカートリッジ内のインクを前記インク容器に流入させることを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 請求項3記載のインクジェット記録装置であって、
    前記制御部は、前記インクの粘度が所定の条件を満たすか否かに応じてインク又は溶剤を補給した後に、前記インク容器内のインク液面が前記基準液面レベルに達しているか否か判定することを特徴とするインクジェット記録装置。
  5. 請求項1から4いずれかに記載のインクジェット記録装置であって、
    前記インク容器内へインク又は溶剤を補給した後に前記インク容器内のインク液面が前記基準液面レベルに達しないと判定された場合に、前記制御部は前記インク容器内でのインク液面のレベルを以前の運転状態における液面レベルである第一のレベルよりも低い第二のレベルとして運転するよう設定することを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 請求項1から5いずれかに記載のインクジェット記録装置であって、
    さらに表示部を備えており、
    前記インク容器内へインク又は溶剤を補給した後に前記インク容器内のインク液面が前記基準液面レベルに達しないと判定された場合に、前記表示部にメッセージを表示することを特徴とするインクジェット記録装置。
  7. インクを収容するインク容器と、前記インク容器のインクを希釈する溶剤が収容される溶剤容器と、前記インク容器上部に開閉可能な補給弁を介して直接接続されるインクカートリッジと、前記インク容器内の複数の液面レベルをそれぞれ検知する複数の電極と、前記インク容器へのインク及び溶剤の補給を制御する制御部と、前記インク容器のインクを吐出するノズルと、前記ノズルから吐出されたインクを回収するガターと、を備えるインクジェット記録装置の制御方法であって、
    前記インクの粘度が所定の条件を満たす場合には前記インク容器のインクを希釈する溶剤が収容される溶剤容器の溶剤を前記インク容器に流入させ、インク容器内のインクの粘度が所定の条件を満たさない場合には前記インク容器の上部に開閉可能な補給弁を介して直接接続されるインクカートリッジのインクを前記インク容器に流入させる補給ステップと、前記補給ステップの後に前記インク容器内における複数の液面レベルをそれぞれ検知するために備えられた複数の電極のうち、設定されている基準液面レベルに対応する電極により前記インク容器内のインクの量を計測し、前記基準液面レベルに達するかどうかを判定する判定ステップと、
    を備えるインクジェット記録装置の制御方法。
  8. 請求項7記載のインクジェット記録装置の制御方法であって、
    前記判定ステップにて前記基準液面レベルに達しないと判定された場合に、表示部に表示する表示ステップと、
    を備えることを特徴とするインクジェット記録装置の制御方法。
  9. 請求項7記載のインクジェット記録装置の制御方法であって、
    前記判定ステップにて前記基準液面レベルに達しないと判定された場合に、前記インク容器内でのインク液面のレベルを以前の運転状態における液面レベルである第一のレベルよりも低い第二のレベルとして運転するよう設定するステップを備えることを特徴とするインクジェット記録装置の制御方法。
  10. 請求項7記載のインクジェット記録装置の制御方法であって、
    制御部にて、インクカートリッジが交換されたと判断する交換判断ステップと、
    前記交換判断ステップにて交換されたと判断した場合に前記インクカートリッジから前記インク容器にインクを流入する前記インク補給ステップと、
    前記インク補給ステップにてインクを補給した前記インク容器のインク液面が、前記インク補給ステップより前のインク液面である第二のレベルよりも高い第一のレベルと判定された場合に、前記第一のレベルに基づき運転を行う運転ステップと、を備えることを特徴とするインクジェット記録装置の制御方法。
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