JP6360503B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インク粒子を連続的に吐出し被印字物に印字するインクジェット記録装置に係り、特にインク及び溶剤を補充するカートリッジ方式のインクジェット記録装置に関する。
背景技術として特許文献1(特開平11−245431号公報)がある。特許文献1は、「交換型液体容器は、インクシステム側のアダプタに差込まれる差込型コネクタが設けられ、コネクタの周囲には凹部が形成され、凹部の面はカムフォロア面として作用する。アダプタには凸部が設けられ、凸部の先端面はカムフォロア面に係合するカム面をなす。液体容器を回転すると、カム面とカムフォロア面との協働により、容器がアダプタから離間する。」と記載されている。(要約参照)
特開平11−245431号公報
インクジェット記録装置は連続的に大量生産される製品すなわち被印字物にその生産ラインにおいて印字する装置である。もしインクジェット記録装置のインクや溶剤の補給が遅れてインク切れなどを生じて印字が停止すれば、生産ラインが止まり大きな損失となってしまう。
このようなインクジェット記録装置は、食品、飲料品、薬品、化粧品など衛生面での管理が重要な生産ラインで使用されるケースが多いため、インク補給作業においては、カートリッジ方式のインクボトルを用いることが多くなっている。
また、カートリッジ式のボトルを用いて交換作業を行う場合、カートリッジの交換のタイミングが分かり難いという課題があった。上記したように、インクや溶剤の補給が遅れた場合は生産ラインを止めてしまう可能性があるため、カートリッジ交換時期を早い段階で分かりやすく、管理者に伝える手段を有することが重要となる。
本発明の目的は、簡単な構成でカートリッジの交換タイミングを検知することができるインクジェット記録装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲の構成を採用する。本発明は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、インクあるいは溶剤を収容する液体容器を備えたインクジェット記録装置であって、前記液体容器に設けられ、インクあるいは溶剤を前記液体容器外部へ流す第一のパイプと、前記液体容器の天面を貫通するように設けられ、インクあるいは溶剤のカートリッジ液体容器が接続されて、前記カートリッジ液体容器からの液体を前記液体容器内部に流す第二のパイプと、前記液体容器内部において、前記第一のパイプの下端部と、前記第二のパイプの下端部との間に先端が配置された液体検出部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成でカートリッジ交換タイミングを検知することができるインクジェット記録装置を提供することにある。
実施例にかかるインクジェット記録装置の外観斜視図を示す。 インクジェット記録装置の使用状態を示す斜視図を示す。 インクジェット記録装置の動作原理を示す概略図である。 インクジェット記録装置の本体内部構造の概念図である。 実施例にかかるインクジェット記録装置の経路構成図を示す。 インクジェット記録装置の機能ブロック図を示す。 インクジェット記録装置のインク補充のカートリッジの縦断面図を示す。 実施例1にかかる補助インク容器の縦断面図を示す。 図8の補助インク容器にインクカートリッジを設置した状態の縦断面図を示す。 実施例1のインクカートリッジが空になった状態の補助インク容器の縦断面図を示す。 実施例1のインクの容量がさらに少なくなった状態の補助インク容器の縦断面図を示す。 実施例2のインクジェット記録装置の経路構成図を示す。 実施例2でカートリッジ内のエアが膨張した状態の補助インク容器の縦断面図を示す。 実施例3の補助インク容器の縦断面図を示す。 実施例3の補助インク容器にカートリッジを設置した状態の補助インク容器の縦断面図を示す。 実施例3のカートリッジが空になった状態の補助インク容器の縦断面図を示す。 実施例3の補助インク容器の液量が少なくなった状態の補助インク容器の縦断面図を示す。 実施例3の補助インク容器の液量がなくなりそうな状態の補助インク容器の縦断面図を示す。 実施例3の操作画面を示す。 実施例3の各状態の時のアイコン表示を示す。 実施例4のカートリッジ内のエアが膨張した状態の補助インク容器の縦断面図を示す。 実施例5のカートリッジ内のエアが膨張した状態の補助インク容器の縦断面図を示す。 実施例6のカートリッジが空になった状態の補助インク容器の縦断面図を示す。 実施例6の補助インク容器の液量がなくなりそうな状態の補助インク容器の縦断面図を示す。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。なお、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
図1は、本発明のインクジェット記録装置の外観斜視図を示す。インクジェット記録装置は、記録装置本体1と、製品などに印字する印字ヘッド2と、インクなどを供給したり回収したり管などを収納した導管4で構成され、装置本体1には操作表示部3を配置し、装置本体1と印字ヘッド2は導管4にて接続されている。
次に、このインクジェット記録装置の使用状態について図2を用いて説明する。インクジェット記録装置は、例えば、食品や飲料などが生産される工場内の生産ラインに据え付けられ、装置本体1は管理者が操作できる位置に設置され、印字ヘッド2はベルトコンベア15などの生産ライン上を搬送する被印字物13に近接できる位置に設置される。被印字物13には賞味期限などの数字や文字などを印字される。ベルトコンベア15などの生産ライン上には、搬送速度に係わらず同じ幅で印字するために搬送速度に応じた信号をインクジェット記録装置400に出力し、搬送距離を計測するロータリエンコーダ16や被印字物13を検出してインクジェット記録装置400に印字を指示する信号を出力する印字センサ17が設置されていて、それぞれは装置本体1内の図示しない制御部に接続されている。エンコーダ16や印字センサ17からの信号に応じて、制御部がノズル8から吐出されるインク粒子7Cへの帯電量や帯電タイミングを制御し、被印字物13が印字ヘッド2近傍を通過する間に帯電、偏向されたインク粒子7Cを被印字物13へ付着させて印字を行うようになっている。
次に、インクジェット記録装置の動作原理について図3を用いて説明する。インク容器18内のインク7Aは、ポンプ24に吸引され、加圧されて送り出されてインク柱7Bとなってノズル8から吐出される。ノズル8には、電圧を印加すると所定の周波数で振動する電歪素子9が備えられており、インクに所定の周波数で振動を加えてノズル8から吐出されるインク柱7Bを粒子化する。これにより生成されるインク粒子7Cの数は、電歪素子9に印加する励振電圧の周波数により決定され、その周波数と同数となる。インク粒子7Cは、印字情報に対応した大きさの電圧を帯電させる帯電電極11にて印加することで電荷を与えられるようになっている。
帯電電極11で帯電させられたインク粒子7Cは、偏向電極12間の電界中を飛翔する。偏向電界は、5〜6kVの高電圧が印加された高圧電極と設置されたグランド(GND)電極との間に形成されており、帯電したインク粒子7Cは、その帯電量に比例した力を受けて偏向し、被印字物13へ向かって飛翔して着弾する。そのときインク粒子7Cは、帯電量に応じて偏向方向の着弾位置は変化し、さらに偏向方向と直行する方向に生産ラインが被印字物13を移動させることで、偏向方向と直行した方向にも粒子を着弾させることが可能となり、複数の着弾粒子によって文字を構成し印字を行う。印字に使用されなかったインク粒子7Cは、偏向電極12間を直線的に飛翔して、インク粒子を回収するガター14により捕捉された後に経路を経由して、インク容器18に回収される。そしてガター14で回収したインク粒子はインク粒子回収用ポンプ25によりインク容器18に送る。
次に、インクジェット記録装置本体1の構成について図4を用いて説明する。図4は、インクジェット記録装置の縦断面図を示し、装置本体1の上部には制御回路300、制御回路に電流を供給する電源310、等の電気系部品が配置され、上部前面には操作表示部3が配置されている。また、装置本体1の下部の前面側の空間610には、インク容器18にインクを補充する補助インク容器19、インク用カートリッジ51、インク濃度を調整する溶剤を貯めた溶剤容器20(図5に図示)、溶剤用カートリッジ52(図5に図示)等が納められている。
さらに、装置本体1の下部の背面側の空間620には、流路ボード621、電磁弁34〜39、ポンプ24〜27等の循環系制御部品等が収納され、装置本体1の背面には導管4を介して印字ヘッド2と接続している。導管4の長さは一般的に4〜6mである。導管4内にはインクが流入、流出する管や各電極を印加する高圧電源ライン及び制御ラインが配置されている。また、装置本体1の前面下側の扉600を開閉することで、インク及び溶剤のカートリッジ51、52の交換作業等のメンテナンスが容易にできる構成としている。
次に、インクジェット記録装置400の経路構成について、図5を用いて説明する。図5は、インクジェット記録装置400の全体の経路構成を示す図である。インクジェット記録装置400は、装置本体1と印字ヘッド2と、装置本体1と印字ヘッド2を接続している導管4で構成されている。
先ず、本実施例1のインクジェット記録装置400のインク供給経路について説明する。装置本体1には、循環するインク7Aを保持するインク容器18が備え、インク容器18には、容器18内の液体が内部に保持されるのに適正な量である基準液面レベルに達しているか否かを検知する液面センサが備えられている。
インク容器18は、インク容器18内のインク7Aの粘度を把握するために、経路201を介して粘度測定器43に接続されている。粘度測定器43は経路202を介して経路の開閉を行う電磁弁(供給用)34に接続されており、電磁弁(供給用)34は経路203を介してインク7Aを吸引、圧送するために使用されるポンプ(供給用)24に接続されている。そして、ポンプ(供給用)24は、経路204を介してインク7A中に混入している異物を除去するフィルタ(供給用)28に接続されている。
フィルタ(供給用)28は、経路205を介してポンプ(供給用)24から圧送されたインク7Aを印字するために適正な圧力に調整する減圧弁33に接続されており、減圧弁33は経路206を介してノズルに供給されるインク7Aの圧力を測定する圧力計31が配置されている。
圧力計31は、導管4内を通る経路207を介して、印字ヘッド2内に備えられインク7Aを吐出する吐出口を備えたノズル8に接続されている。ノズル8ではインクと溶剤の供給を切り替えることができる。また、ノズル8の吐出口の直進方向には、印字に使用されないために帯電、偏向されずに直進的に飛翔するインク粒子7Cを捕捉するためのガター14が配置されている。
次に、図5において、実施例1のインクジェット記録装置400のインク回収経路について説明する。ガター14は、導管4内を通る経路212を介して本体1内に配置されているインク中に混入している異物を除去するフィルタ(回収用)と接続されており、フィルタ(回収用)29は、経路213を介して経路の開閉を行う電磁弁(回収用)35に接続されている。
電磁弁(回収用)35は、経路214を介してガター14により捕捉されたインク粒子7Cを吸引するポンプ(回収用)25と接続され、ポンプ(回収用)25は、経路215を介してインク容器18と接続されている。また、インク容器18は、排気経路217と接続されていて、排気経路217は本体1外部と連通した構成となっている。
次に、図5において、インク補給経路について説明する。装置本体1には、補充用のインクを保持する補助インク容器19が備えられ、補助インク容器19の上部にはインクを補充するためのカートリッジ(インク)51が接続されている。補助インク容器19は、経路221を介して経路の開閉を行う電磁弁36に接続され、電磁弁36は、経路222を介してインク供給経路203と接続された合流経路223に接続されている。また、補助インク容器19は、経路236を介して装置本体の機外と接続されているため、大気圧と同等の状態となっている。
次に、図5のインクジェット記録装置400の溶剤補給経路について説明する。装置本体1には、溶剤補給用の溶剤を保持する溶剤容器20が備えられており、溶剤容器20の上部には溶剤を補充するためのカートリッジ(溶剤)52が接続され、溶剤容器20は、経路231を介して溶剤を吸引、圧送するために使用されるポンプ(溶剤用)26に接続されている。ポンプ(溶剤用)26は、経路232を介して流路の開閉を行うために電磁弁(溶剤用)37に接続されており、電磁弁(溶剤用)37は、経路233を介してインク容器18と接続されている。また、溶剤容器20は、経路237を介して機外と接続されているため、大気圧と同等の状態となっている。
次に、本発明の実施例1のインクジェット記録装置400の機能ブロック図を図6に示し、説明する。図6において、インクジェット記録装置400は、MPUを有した制御部300が備えられており、制御部300はバスライン301を介して、操作表示部3、インク粒子を形成するノズル8、インク粒子に帯電させる帯電電極11、帯電したインク粒子を偏向する偏向電極12、位相センサ47、ベルトコンベアの移動距離を計測するロータリエンコーダ16、印字センサ17、ポンプ24〜27、電磁弁34〜38、減圧弁33、圧力センサ31、インクの粘度を計測する粘度測定器43、インク容器18の液面を検出する液面センサ46、及び記録部302等の各部を制御する。記録部302は、インクジェット記録装置400を制御するためのプログラムが格納されており、制御部300はこのプログラムに基づいてインクジェット記録装置400を構成する各部位を制御するように構成されている。
次にインクジェット記録装置400に用いるカートリッジ(インク)51の構成の断面図を図7に示し、これについて説明する。カートリッジ(インク)51は、500ml程度のインク7Fを収容可能なボトル55と、上部にインクを供給するための供給口56とを備え、インク供給口56には、補助インク容器19との接続部をシールするためのパッキン58と、インク7Fが外部に漏れ出ることを防止するためのカバー57とを備えている。カバー57は、補助インク容器19に設置するとき逆さまにして中央を突き破るような構成にしているため、肉薄のPP(ポリプロピレン)又は薄いアルミニウム膜などを用いている。
次に、本発明の実施例1における補助インク容器19の構成及びカートリッジ(インク)51の使用形態について、図8、図9を用いて説明する。
図8は補助インク容器19の縦断面図を示し、図9はカートリッジ(インク)51を設置した状態の補助インク容器19の縦断面図を示す。
図8において、補助インク容器19は、インク7Gを保持する液貯留部61と、液貯留部61を密閉するための蓋の役割を有する天面部61Dと、液貯留部61の外側に伸びていてカートリッジ51と接続するための凸管部61Aと、凸管部61Aの下側に配置し液貯留部61の内側に伸びた凹管部61Bと、カートリッジの交換タイミングを検知する検知部としてのレベルセンサ電極等を設置した接続ブロック63を設置するためのセンサ接続部61Cとを備えている。なお、ここでは凸管部61Aと凹管部61Bとして個別に記載しているが、これらは一体的に形成されるものであってもよい。
センサ接続部61Cは、上部にパッキン62を介して接続ブロック63を備え、接続ブロック63は固定蓋64で固定されている。接続ブロック63は、経路221と接続され、先端が液貯留部61に保持されたインク7Gに浸漬する吸引パイプ66と、経路236と接続され先端が電極(オーバー)71より上部にある大気開放パイプ67とを備えている。
また、接続ブロック63は、先端が液貯留部61に保持されたインク7Gに浸漬し、補助インク容器内のインクの残量下限を検出する電極(GND)68と、電極(GND)68より短い電極(LOW)69と、先端がインクの吸引パイプ66の下端部の位置と凹管部61Bの下端部(標準レベル線74)との間に位置するように配置された電極(標準)70Aと、先端が標準レベル線74の上方に設置された電極(オーバー)71とを備えている。
補助インク容器19の凸管部61Aは、カートリッジ51を設置する時にカバー57を突き破る役目があるので、その端面は斜めにカットするとより突き破り易くなる。その後、凸管部61Aの外周は、カートリッジ51の供給口55Aとの間をパッキン58でシールする。カートリッジ51内のインク7Fは、凸管部61A及び凹管部61Bの内側を通り、補助インク容器19内の液貯留部61に保持される。ここで、インク7Fと気体73が入れ替わるために、凸管部61Aと凹管部61Bの内径は直径8mm以上あることが望ましい。液貯留部61に保持されるインク7Gの液面75Aは、カートリッジ51内部にインク7Fが残っている状態であれば、標準レベル線74でほぼ一定となり安定する。
次に、カートリッジ51より補助インク容器19に補充するときの動作について、図9〜図11を用いて説明する。図9〜図11は、いずれもカートリッジ(インク)51を補助インク容器19に逆さにして設置し、インクを補充している状態の縦断面図を示し、補助インク容器19内のインク7Gの液面75が変化する様子を示している。
先ず、図9は、カートリッジ51内にインク7Fが残っている状態の補助インク容器19内のインク7Gの液面75Aは、図8に示した標準レベル線74の位置で安定する。すなわち、インクジェット記録装置400は印字等によりインク7Gを消費するが、その度カートリッジ内のインク7Fを補助インク容器19へ補充するようにしており、そのため、カートリッジ51内にインク7Fが残っている限り、液面75Aの位置は大きく上下することなくほぼ一定となり安定した位置を保つようになっている。この時、電極(標準)70の先端はインク7Gに接触する状態となっている。
ここで、カートリッジの交換タイミングを検知する検知部として用いる棒状の電極について説明する。補助インク容器19内の電極は、上記したように最も長い電極(GND)68、電極(GND)68の次に長い電極(LOW)69、電極(LOW)69の次に長い電極(標準)70、最も短い電極(オーバー)71を配置し、各々の電極には電線68A、69A、70A、71Aを接続している。ここで電極には説明上区別し易いように括弧書きで表している。電極(GND)68は、外の電極との導通状態、即ち補助インク容器内のインクの有無を検出するため基準となる電極で、GNDはグランドを意味する。電極(LOW)69は、補助インク容器内のインクが減って、補助インク容器内のインク残量が少なくなっている状態を検知するためのものである。電極(標準)70は、カートリッジ51の交換タイミングを検知するためのものであり、この液面の高さを標準と称している。電極(オーバー)71は、カートリッジ51からインクを補充しているときの標準高さより高い液面状態を検知するものである。
このような構成により、図示していないが例えば検流計などを用い、電極に接続された電線から2本を選択して検流計に接続し、電流の有無により導通状態をみることができる。すなわち電極間のインクの有無をチェックできる。
図9において、電極(GND)68と電極(オーバー)71のそれぞれの電線68A、71Aとを検流計に接続し、検流計をみると電極(オーバー)71はインク7Gと接触していないため電流は流れず、補助インク容器内のインク7Gの液面75Aは電極(オーバー)71以下であることが分かる。
次に、電極(GND)68と電極(標準)70の電線68A、70Aを検流計に接続し、検流計をみると電極(標準)70の先端がインク7Gと接触しているため検流計に電流が流れ、補助インク容器内のインク7Gの液面は電極(標準)70の位置であることが分かる。また、この状態は、カートリッジ51からインクを補助インク容器に補充している状態または、補充完了後であるがカートリッジ交換をすべきタイミング前の状態である。
次に、カートリッジ51内のインク7Fがなくなり空になっている状態を図10に示す。図10において、カートリッジ51が空の状態で、印字等でインク7Gを消費することで液面75Aが下がり、電極(標準)70と液面75Bが離れた状態になる。このような状態において、電極(GND)68と電極(標準)70の電線68A、70Aを検流計に接続し、検流計をみると電極(標準)がインク7Gに接触していないので検流計には電流が流れず、インク7Gの液面75Bは電極(標準)70より低く、カートリッジ51が空となり、交換タイミングであることが検知できる。このとき、電極70を凹管部61Bの下端部から僅か低い位置に設定すれば、カートリッジ内が空になった後すぐカートリッジ交換タイミングを検出することができる。
電極(GND)68と電極(LOW)69の電線68A、69Aを検流計に接続し、検流計をみると電極(LOW)69がインク7Gに浸漬しているので検流計には電流が流れ、インク7Gの液面75Bは電極(LOW)69より高い位置にあることが分かる。
そして、このような状態において、インクジェット記録装置の制御部300はカートリッジ51内のインク7Fがなくなっていると検知し、操作表示部3で、例えば「カートリッジが空になりました。カートリッジを交換してください」のようなメッセージを出すことができる。また、図示していないが、スピーカを搭載し音声でメッセージを流すこともできる。
これにより、インクジェット記録装置400は、管理者にカートリッジ交換を促すことが可能となり、補助インク容器19内のインク7Gがインク吸引パイプから供給できなくなるほど少なくなることによる印字不良を未然に防止することができる。
次に、補助インク容器19の液面75Cが電極(LOW)69の先端より低くなった状態を図11に示す。図11において、液面75Cは、補助インク容器19内のインク7G量が少なくなり、電極(LOW)69と離れた状態になる。このような状態において、電極(GND)68と電極(LOW)69のそれぞれの電線68A、69Aを検流計に接続し、検流計をみると電極(LOW)69がインク7Gと接触していないので検流計には電流は流れず、インク 7Gの液面75Cは電極(LOW)69より低い位置にあることが検知できる。
そして、インクジェット記録装置400は、操作表示部3で、例えば「補助インク容器のインクが残りわずかです。急ぎカートリッジを交換して下さい。」のようなメッセージを出すことができる。これにより、インクジェット記録装置400は、管理者にカートリッジ交換を警告及び催促することができ、補助インク容器19内のインク7Gがインク吸引パイプから供給できなくなるほど少なくなることにより生じる印字不良を未然に防止することができる。
このように実施例1によれば、簡便な構成で、カートリッジ51内のインク液がなくなり、カートリッジの交換タイミングとなったことを検出し、カートリッジを交換することを管理者にアナウンスすることができ、印字不良による生産ラインを止めることを防止することができる。
(実施例2)
次に、本発明の実施例2について、図面を用いて説明する。なお、実施例1と共通する部分についての説明は省略し、主に実施例1と異なる部分について説明を行う。先ず、実施例2のインクジェット記録装置410の経路構成について、図12を用いて説明する。図12は、インクジェット記録装置410の全体の経路構成を示す図で、補助インク容器19の大気開放経路について説明する。図12において、インクジェット記録装置本体1には、インク容器18の補充用インクを保持する補助インク容器19が備えられており、補助インク容器19は、経路241を介して経路の開閉を行う電磁弁38と接続されている。電磁弁38は、インクジェット記録装置の機外と接続される経路242と接続されている。この構成により、補助インク容器19は電磁弁38が開放されことで、大気圧と同等の内圧となる。
次に、図12のインクジェット記録装置410の溶剤補給経路について説明する。装置本体1には、溶剤補給用の溶剤を保持する溶剤容器20が備えられており、溶剤容器20は経路243を介して経路の開閉を行う電磁弁39と接続されている。電磁弁39は、インクジェット記録装置の機外と接続される経路244と接続され、電磁弁39が開放されると、溶剤容器20は大気圧と同等の内圧となる。
次に、実施例2の構成におけるインクジェット記録装置410の動作について、図12、図13を用いて説明する。図13は、図9に示した補助インク容器19にカートリッジ51を設置状態において、インクジェット記録装置内の温度が上昇し、カートリッジ51内の気体73が膨張した状態を示す図である。図13において、カートリッジ51内部では、気体73が膨張して体積が増加しているためにカートリッジ51内部の圧力が上昇し、カートリッジ51内の液面を押し下げて液面76Bの状態となっている。
補助インク容器19内部の液面は、カートリッジ51内の液面が押し下げられた分だけ上昇するため液面75Dの状態となり、液面75Dは電極(オーバー)71と接触する。液面75Dが、図13に示したレベル以上に上昇すると、インク7Gが経路241を通り、機外へ流出して漏れ出しインクジェット記録装置410周辺をインクで汚染してしまう恐れがある。そのため、電極(GND)68と電極(オーバー)71の各電線68A、71Aを検流計に接続し検流計をみて電流が流れていると、インク7Gの液面75Dは電極(オーバー)に達していると検知でき、制御部300で電磁弁38を閉じて、インク7Gが機外へ流出することを防止することができる。
このように実施例2に構成により、カートリッジ51内の気体が膨張した場合でも補助インク容器19からインクが漏れ出ることを防止できる。
(実施例3)
次に、本発明の実施例3について、図14〜図20を用いて説明する。
なお、実施例1及び実施例2と共通する部分についての説明は簡略化し、主に実施例1及び実施例2と異なる部分について説明を行う。
実施例3におけるインクジェット記録装置の補助インク容器19Bの構成の縦断面図を図14に示し、補助インク容器19Bにカートリッジを設置し、補助インク容器内のインクの変化の状態を示す縦断面図を図15〜図18に示す。
図14に示した補助インク容器19Bは、実施例1の図8に示した補助イン
ク容器19と比較すると、実施例1の液貯留部61の天面部61Dと電極等
を接続する接続ブロック63との距離よりも実施例3の図14の液貯留部8
1の天面部81Dと電極等を接続する接続ブロック83の距離を大きく取っ
た点、すなわち上部側壁81Eを天面部81Dより上側に伸ばした構成が異
なる点である。
また、実施例3の補助インク容器19Bは、インク7Gを保持する液貯留部81と、液貯留部を密閉するための蓋の役割を担う天面部81Dと、液貯留部81の外側に伸びていてカートリッジ51と接続するための凸管部81Aと、凸管部81Aの下側に配置し液貯留部81の内側に伸びた凹管部81Bと、液貯留部81及び天面部81D から上方に伸びた上部側壁81Eと、レベルセンサ電極等を設置した接続ブロック83を設置するためのセンサ接続部81Cとを備えている。
センサ接続部81Cは、上部にパッキン82を介して接続ブロック83を備え、接続ブロック83は固定蓋84で固定されている。接続ブロック83は、経路221と接続され先端が液貯留部81に保持されたインク7Gに浸漬している吸引パイプ86と、経路236と接続され上部側壁81Eより上部にある大気開放パイプ87とを備えている。
また、実施例3の補助インク容器19Bにおいて、接続ブロック83に配置した電極は、長さの長い順に、液貯留部81の底面近傍までの長さの電極(GND)88、電極(LOW1)89、電極(LOW2)90を、電極(標準)91を配置している。
そして、ここでは4本の電極の長さは、電極(GND)88と電極(標準)91の長さの差を概略3等分して、電極(LOW2)90は電極(標準)91より3等分の略1/3分電極の長さを長くして、電極(LOW1)89は電極(標準)91より3等分の略2/3分電極の長さを長く設定している。この長さの設定は任意に行えるものである。
また、電極(標準)91は、先端がインクの吸引パイプ86の下端部の位置と凹管部81Bの下端部との間に位置するようにしている。このとき、電極(標準)91の先端部の位置を、凹管部81Bの下端部から僅か低い位置に設定すれば、カートリッジ内が空になった後すぐカートリッジ交換タイミングを検出することができる。
また、補助インク容器19Bの凸管部81Aは、カートリッジ51を設置する時にカバー57を突き破る役目がある。その後、凸管部81Aの外周は、カートリッジ51の供給口55Aとの間をパッキン58でシールする。カートリッジ51内のインク7Fは、凸管部81A及び凹管部81Bの内側を通り、補助インク容器19B内の液貯留部81に保持される。ここで、インク7Fと気体73が入れ替わるために、凸管部81Aと凹管部81Bの内径は直径8mm以上あることが望ましい。液貯留部81に保持されているインク7Gの液面76Aは、カートリッジ51内部にインク7Fが残っていると、標準レベル線94でほぼ一定となり安定する。
次に、実施例3の補助インク容器19Bにインク補充用のカートリッジ51を設置した状態を図15に示し、インク補充の動作について説明する。図15は、カートリッジ51にインク7Fが残っている状態の補助インク容器19Bの状態を示す縦断面図を示す。図15において、補助インク容器19B内のインク7Gの液面95Aは、標準レベル線94の位置でほぼ一定となり安定する。すなわち、インクジェット記録装置が印字によりインク7Gを消費してもその都度カートリッジ内のインク7Fが補充され、カートリッジ51内にインク7Fが残っている限り補助インク容器19B内のインク7Gの液面95Aの位置は大きく変動することはなく、ほぼ一定となり安定している。このとき、電極(標準)91の先端は、補助インク容器内のインク7Gに接触する状態となっている。
また、ここで、実施例3の構成における電極について説明する。補助インク容器19B内の電極は、上記したように、電極(GND)88、電極(LOW1)89、電極(LOW2)90、電極(標準)91を配置している。そして、各々の電極には、それぞれ電線88A、89A、90A、91Aを接続している。このような構成において、実施例1と同様に検流計などを用い、電極(GND)88と外の電極との導通状態をみることにより、補助インク容器19B内のインク7Gの液面レベルを検出することができ、カートリッジ51の交換タイミングも検出できる。
先ず、図15の状態においては、電極(GND)88と電極(標準)91の各々の電線88A、91Aを図示していない検流計に接続し、検流計をみると電極(標準)91の先端がインク7Gと接触しているので、検流計に電流が流れ、インク7Gの液面95Aは電極(標準)91の位置であることが検知できる。
次に、補助インク容器19B内のインク7Gの液面95Bが、電極(標準)91と電極(LOW2)90との間にある場合の状態を図16に示す。図16において、電極(GND)88と電極(標準)91の各々の電線88A、91Aを検流計に接続し、検流計をみると電極(標準)91がインク7Gと接触していないので検流計には電流は流れず、液面95Bは電極(標準)91より低いことが分かる。また、この状態において、インクの液面95Bが電極(標準)91より低いため、カートリッジ51の交換タイミングであることが分かる。
また、電極(GND)88と電極(LOW2)90の各々の電線88A、90Aを検流計に接続し検流計をみると、電極(LOW2)90はインクに浸漬しているので検流計には電流が流れ、インク7Gの液面95Bは電極(LOW2)90と電極(標準)91の間にあることが分かる。
次に、補助インク容器19B内のインク7Gの液面95Bが、電極(LOW1)89と電極(LOW2)90との間にある場合の状態を図17に示す。図17において、電極(GND)88と電極(LOW2)90の各々の電線88A、90Aを検流計に接続し検流計をみると、電極(LOW2)90がインク7Gと接触していないので検流計には電流は流れず、インク7Gの液面95Cは電極(LOW2)90より低いことが分かる。また、電極(GND)88と電極(LOW1)89の各々の電線88A、89Aを検流計に接続し検流計をみると、電極(LOW1)89はインク7Gに浸漬しているので検流計には電流が流れ、インク7Gの液面95Cは電極(LOW1)89と電極(LOW2)90の間にあることが分かる。
次に、補助インク容器19B内のインク7Gの液面95Bが、電極(GND)88と電極(LOW1)89との間にある場合の状態を図18に示す。図18において、電極(GND)88と電極(LOW1)89の各々の電線88A、89Aを検流計に接続し検流計をみると、電極(LOW1)89がインク7Gと接触していないので検流計には電流は流れず、インク7Gの液面95Cは電極(LOW1)89より低いことが分かる。
このように、上記図15〜図18に補助インク容器へのインク補充及びインクの減少の過程の状態を示したが、図19〜20にそれぞれの状態における画面表示の一例を示す。また、画面表示は、インクジェット記録装置の操作表示を示す。また、メッセージは、インクジェット記録装置の操作表示部3に表示し、印字管理者にアナウンスするようにし、表示だけでなく、図示していないがスピーカを用い音声によりアナウンスすることもできる。
図19は、インクジェット記録装置の操作表示部3に表示される操作画面の一例を示す。操作画面は、画面の右上にカートリッジ(インク)51が交換可能かどうかと補助インク容器19内のインク残量を示したインク容器残量表示部321と、カートリッジ(溶剤)52が交換可能かどうかと溶剤容器20内の溶剤残量を示した溶剤容器残量表示部322を、表示している。
また、操作画面は、画面の下方に設けたメッセージ表示部323に、メッセージや異常・警報を表示することができる。
図20は、画面表示の一例を示す。これは、インク容器残量表示部321又は溶剤容器残量表示部322にて表示する内容である。図20(a)(b)において、(a)(b)は定期的(例えば1〜3秒ごと)に表示内容が(a)→(b)→(a)→(b)→…と切り替わり、表示実施例3の図15に示したカートリッジ51よりインクを補助インク容器19Bに補充している状態のアイコン表示で、カートリッジ内にインクが残っているため「カートリッジ交換不可能」であることを示している。
次に、図20(c)は、実施例3の図16に示した補助インク容器19Bのインク7Gの液面95Bが電極(LOW2)90と電極(標準)91の間にあり、カートリッジ51が空になった状態のアイコン表示で、メッセージ表示部323にて「カートリッジが空になりました。カートリッジが交換可能です。」とアナウンスする。
次に、図20(d)は、実施例3の図17に示した補助インク容器19Bのインク7Gの液面95Bが電極(LOW1)89と電極(LOW2)90の間にあるときのアイコン表示を示している。
次に、図20(e)は、実施例3の図18に示した補助インク容器19Bのインク7Gの液面95Bが電極(GND)88と電極(LOW1)89の間にあるときのアイコン表示で、メッセージ表示部323にて「インクが不足しています。急ぎ、カートリッジを交換して下さい。」とアナウンスし、緊急であることを知らせる。この場合は画面を点滅発光させて警告するようにしても良い。
図20(e)の状態が一定時間(例えば24時間)経過した場合、インクが無い状態で装置が稼働し続けることを回避するために、インク容器からのインク供給を停止させる。このような場合には、図20(f)のようにアイコン表示させており、これは補助インク容器19内のインクが不足していることを示す内容となっている。
また、実施例1〜3に関して、インクの補充について説明しているが、図5及び図12に示した溶剤の補充についてもインクと同じように補充する。
上記のように実施例3の構成によりカートリッジ内のインクがなくなり、交換タイミングを検出でき、印字管理者にカートリッジの交換をアナウンスすることができる。
(実施例4)
次に、本発明の実施例4について説明する。実施例4は、実施例3の図14に示した補助インク容器の構成において、カートリッジを設置しインクを補充するとき、インクジェット記録装置内の温度上昇などによりカートリッジ内の気体が膨張した状態を図21に示す。図21において、カートリッジ51の内部では、気体73が膨張して体積が増加しているためカートリッジ51の内部の圧力が上昇し、カートリッジ内のインクの液面が押し下げられて、液面76Bの状態となる。
補助インク容器19Bの内部の液面は、カートリッジ51内の液面が押し下げられた分だけ上昇するので上部側壁81Eで囲まれた空間に流入し、液面95Eの状態となる。上部側壁81Eで囲まれた空間は、カートリッジ51の液容量分の体積を確保している。そのため、カートリッジ51内の気体73が膨張した場合でも液面95Eは、大気開放パイプ87に到達しないようになっている。
上記のように実施例4の構成によりカートリッジ内のインクがなくなり、交換タイミングを検出でき、印字管理者にカートリッジの交換をアナウンスすることができる。また、カートリッジ内のインク補充時の気体が膨張した場合でも、補助インク容器からインクが漏れ出ることを防止できる。また電磁弁を用いない構成のため容器全体を大きくする必要が無く、省スペース化を実現できるインクジェット記録装置を提供することができる。
(実施例5)
次に、本発明の実施例5について説明する。なお、実施例1〜4と共通する部分についての説明は省略し、主に実施例1〜4と異なる部分について説明を行う。図22において、カートリッジ51の内部では、気体73が膨張して体積が増加しているためカートリッジ51の内部の圧力が上昇し、カートリッジ内のインクの液面が押し下げられている。
補助インク容器19Cの内部の液面は、カートリッジ51内の液面が押し下げられた分だけ上昇するので凹管部61Bの下端部よりも上部の空間にインクが流入し、液面77Aの状態となる。しかし、凹管部61Bの下端部と天面部61Eの空間の体積は、カートリッジ51のインク容量より大きい容器形状を有しているため、カートリッジ51内の気体73が膨張した場合でも液面77Aは、大気開放パイプ67に到達しないようになっている。
上記のように実施例5の構成によりカートリッジ内のインクがなくなり、交換タイミングを検出でき、印字管理者にカートリッジの交換をアナウンスすることができる。また、本実施例における容器を用いることで、単純な容器形状でカートリッジ内のインク補充時の気体が膨張した場合でも、補助インク容器からインクが漏れ出ることを防止したインクジェット記録装置を提供することができる。
(実施例6)
次に、本発明の実施例6について説明する。なお、実施例1〜4と共通する部分についての説明は省略し、主に実施例1〜4と異なる部分について図23〜24を用いて説明を行う。図23は、カートリッジが空になった状態の補助インク容器19Dの縦断面図を示しており、図24は、補助インク容器の液量がなくなりそうな状態の補助インク容器の縦断面図を示している。
補助インク容器19Dは、インク液面が一定レベルより下がったことを検出するためのフロートセンサ100を備えている。フロートセンサ100は、接続ブロック83に組みつけられて固定されている。
フロートセンサ100は、接続ブロック83から液貯留部81方向に伸びたフロート支持棒101と、液面95Bが標準レベル線94より下がったことを検出するためのフロートA102と、フロートA102が必要以上に下に下がらないように保持するためのストッパー104Aと、インク7Gの容量が一定以下(無くなりそう)になったことを検出するためのフロートB103と、フロートB103が外れないように保持するためのストッパーB104B、とを備えて構成されている。
次に本実施例における動作について説明する。図23において、フロートセンサ100は、液面と連動してフロートA102が下がることで、液面95Bが標準レベル線94より下がっていることを、検出している。つまり、カートリッジ51が空であることが分かる。
また、図24において、フロートセンサ100は、液面と連動してフロートB103が下がることで、液面95Dが液貯留部81の底近くまで達していることを、検出している。つまり、補助インク容器19D内のインク量が残りわずかであることが分かる。
また、本実施例における容器構造は、溶剤容器20に用いることもできる。
上記のような実施例6の構成によりカートリッジの交換タイミングを検出し、アナウンスすることができる。また、カートリッジ内のインク補充時の気体が膨張した場合でも、補助インク容器からインクが漏れ出ることを防止でき、装置内スペースを有効に使用することができるために省スペース化を実現できるインクジェット記録装置を提供することができる。
また更に、フロートセンサを用いた場合はインクあるいは溶剤に導電材を混ぜなくても良いため、インクのコストダウンにもつなげることができる。
1…インクジェット記録装置本体、2…印字ヘッド、3…操作表示部、4…導管、7A…インク容器内のインク、7B…インク柱、7C…インク粒子、7D…微少電荷を帯びたインク粒子、7E…回収経路のインク、7F…カートリッジ内のインク、7G…補助インク容器内のインク、8…ノズル、9…電歪素子、11…帯電電極、12…偏向電極、13…被印字物、14…ガター、15…ベルトコンベア、16…エンコーダ、17…印字センサ、18…インク容器、19、19B、19C…補助インク容器、20…溶剤容器、21…気体、24…ポンプ(供給用)、25…ポンプ(回収用)、26…ポンプ(溶剤用)、27…ポンプ(循環用)、28…フィルタ(供給用)、29…フィルタ(回収用)、31…圧力計、33…減圧弁、34…電磁弁(供給用)、35…電磁弁(回収用)、36…電磁弁(補給用)、37…電磁弁(溶剤用)、38…電磁弁(大気開放用)、39…電磁弁(大気開放用)、43…粘度計測器、46…液面センサ、51…カートリッジ(インク)、52…カートリッジ(溶剤)、55…ボトル、55A…供給口、57…カバー、58、82…パッキン、61、81…液貯留部、61A、81A…凸管部、61B、81B…凹管部、61C、81C…センサ接続部、61D、61E、81D…天面部、62…パッキン、63、83…接続ブロック、64、84…固定蓋、66、86…吸引パイプ、66A、86A…吸引チューブ、67、87…大気開放パイプ、67A、87A…大気開放チューブ、68…電極(GND)、68A…電線(GND)、69…電極(LOW)、69A…電線(LOW)、70…電極(標準)、70A…電線(標準)、71…電極(オーバー)、71A…電線(オーバー)、73…気体、74…標準レベル線、75A〜75D…液面、76A〜76C…液面、77A…液面、81E…上部側壁、88…電極(GND)、88A…電線(GND)、89…電極(LOW1)、89…電線(LOW1)、90…電極(LOW2)、90A…電線(LOW2)、91…電極(標準)、91A…電線(標準)、73…気体、94…標準レベル線、100…フロートセンサ、101…フロート支持棒、102…フロートA、103…フロートB、104A、104B…ストッパー、105…電線、201〜208…経路(インク供給用)、211〜215…経路(インク回収用)、217…経路(排気用)、221〜222…経路(インク補給用)、223…合流経路、231〜233…経路(溶剤補給用)、235…分岐経路、236〜237…経路(大気開放)、241〜244…経路(大気開放)、300…制御部、301…バスライン、302…記録部、310…電源、321…インク容器残量表示部、322…溶剤容器残量表示部、323…メッセージ表示部、400、410…インクジェット記録装置、600…扉、610…装置本体1の下部の前面側空間部、620…装置本体1の下部の背面側空間部、621…流路ボード。

Claims (9)

  1. インクあるいは溶剤を収容する液体容器を備えたインクジェット記録装置であって、
    加圧供給されたインクが吐出されるノズルと、
    前記ノズルから吐出されたインク粒子を帯電させる帯電電極と、
    該帯電電極に帯電させる帯電信号を発生する帯電信号発生部と、
    前記帯電電極で帯電されたインク粒子を偏向する偏向電極と、
    印字に使用されないインクを回収するガターとを備え、
    前記液体容器に設けられ、インクあるいは溶剤を前記液体容器外部へ流す第一のパイプと、
    前記液体容器の天面を貫通するように設けられ、インクあるいは溶剤のカートリッジ液体容器が接続されて、前記カートリッジ液体容器からの液体を前記液体容器内部に流す第二のパイプと、
    前記液体容器内部において、前記第一のパイプの下端部と、前記第二のパイプの下端部との間に先端が配置された液体検出部と、
    を有し、
    前記液体容器は、前記カートリッジ液体容器と接続される接続部よりも高い位置に液体収容可能な空間が設けられた構造を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 請求項1記載のインクジェット記録装置であって、
    制御部と、表示部とを有し、
    前記液体検出部でインクあるいは溶剤が検出されないとき、前記制御部で前記表示部に前記カートリッジ液体容器の交換指示の警告を表示することを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 請求項2記載のインクジェット記録装置であって、
    前記液体容器は、前記第一のパイプの下端部と前記第二のパイプの下端部との間に、前記液体容器の深さ方向に対して配置位置の異なる複数の液体検出部を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 請求項3に記載のインクジェット記録装置であって、
    前記複数の液体検出部の各々でインクあるいは溶剤が検出されないとき、前記液体検出部の各々で異なる補助液体容器の交換指示の警告を表示することを特徴とするインクジェット記録装置。
  5. 請求項2乃至4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置であって、
    前記液体容器と接続された大気開放経路と、前記大気開放経路と接続された大気開放弁と、前記第二のパイプの下端部より上部に先端が位置するように他の液体検出部とを有し、
    該他の液体検出部でインクあるいは溶剤を検出したとき、前記制御部で前記大気開放弁を閉じることを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置であって、
    前記液体容器は、前記カートリッジ液体容器が接続される接続部の周囲上面の一部が、上方に突出していることを特徴とするインクジェット記録装置。
  7. 請求項6に記載のインクジェット記録装置であって、
    前記液体容器は前記突出した箇所の上面に、大気開放経路を接続したことを特徴とするインクジェット記録装置。
  8. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置であって、
    前記液体容器における前記第二のパイプの下端部と前記液体容器の天面との間の容積は、接続されるカートリッジ液体容器の容積よりも大きいことを特徴とするインクジェット記録装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置であって、
    前記液体検出部は、フロート式センサであることを特徴とするインクジェット記録装置。
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