JP2021062023A - 折り畳み式財布 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的は、操作が簡便な紙幣及び硬貨を同時に収納できる財布を提供することである。【解決手段】前記課題は、本発明の紙幣硬貨収納部を備える本体を含み、そして内側開放形式の硬貨収容部を備える折り畳み式財布であって、前記紙幣硬貨収納部は本体の一方の長辺側に紙幣硬貨収納口を備え、紙幣硬貨収納口の内側に、硬貨落下防止用の外側折り返し及び内側折り返しを備え、前記硬貨収容部の内部の本体に、硬貨通過孔を備える、折り畳み式財布によって解決することができる。【選択図】図1
Description
本発明は、折り畳み式財布に関する。本発明によれば、紙幣と硬貨とを分別せずに財布に収納し、そして紙幣と硬貨を分別して取り出すことができる。
紙幣及び硬貨を収納できる従来の財布は、紙幣を収納する部分と、硬貨を収納する部分とが独立して形成されていた。従って、紙幣と硬貨とを財布に収納する場合は、それぞれを選別して、紙幣を収納する部分と硬貨を収納する部分に別々に収納する必要があった。
前記課題を解決するため、紙幣及び硬貨を同時に収納する財布が提案されている(特許文献1〜3)。しかしながら、これらの財布は、収納された紙幣及び硬貨を分別する操作が必要であり、使いづらいものであった。
従って、本発明の目的は、操作が簡便な紙幣及び硬貨を同時に収納できる財布を提供することである。
従って、本発明の目的は、操作が簡便な紙幣及び硬貨を同時に収納できる財布を提供することである。
本発明者は、操作が簡便な紙幣及び硬貨を同時に収納できる財布について、鋭意研究した結果、驚くべきことに、紙幣硬貨収納口の内側に、硬貨落下防止用の外側折り返し及び内側折り返しを備え、そして前記硬貨収容部の内部の本体に、硬貨通過孔を備えることによって、簡便に紙幣と硬貨とを収納できることを見出した。
本発明は、こうした知見に基づくものである。
従って、本発明は、
[1]紙幣硬貨収納部を備える本体を含み、そして内側開放形式の硬貨収容部を備える折り畳み式財布であって、前記紙幣硬貨収納部は本体の一方の長辺側に紙幣硬貨収納口を備え、紙幣硬貨収納口の内側に、硬貨落下防止用の外側折り返し及び内側折り返しを備え、前記硬貨収容部の内部の本体に、硬貨通過孔を備える、折り畳み式財布、
[2]硬貨通過孔を形成する硬貨収納部側の部材の端部が可撓性の硬質部材である、[1]に記載の折り畳み式財布、
[3]外側折り返しの紙幣硬貨収納口側の中央部に切れ込みを有し、切れ込みの収納口側を広げる形態で紙幣硬貨収納口に取り付けられている、[1]又は[2]に記載の折り畳み式財布、
[4]内側折り返しの紙幣硬貨収納口側の中央部に切れ込みを有し、切れ込みの収納口側を広げる形態で紙幣硬貨収納口に取り付けられる、[1]〜[3]のいずれかに記載の折り畳み式財布、
[5]硬貨収容部が折り畳み式の硬貨収容部である、[1]〜[4]のいずれかに記載の折り畳み式財布、
[6]前記折り畳み式硬貨収容部における本体の末端側の折り畳み面が、本体に対して90度以上開口する、[1]〜[5]のいずれかに記載の折り畳み式財布、及び
[7]前記折り畳み式硬貨収容部における本体の末端側の折り畳み面が、本体に対して110〜130度開口する、[1]〜[6]のいずれかに記載の折り畳み式財布、
に関する。
本発明は、こうした知見に基づくものである。
従って、本発明は、
[1]紙幣硬貨収納部を備える本体を含み、そして内側開放形式の硬貨収容部を備える折り畳み式財布であって、前記紙幣硬貨収納部は本体の一方の長辺側に紙幣硬貨収納口を備え、紙幣硬貨収納口の内側に、硬貨落下防止用の外側折り返し及び内側折り返しを備え、前記硬貨収容部の内部の本体に、硬貨通過孔を備える、折り畳み式財布、
[2]硬貨通過孔を形成する硬貨収納部側の部材の端部が可撓性の硬質部材である、[1]に記載の折り畳み式財布、
[3]外側折り返しの紙幣硬貨収納口側の中央部に切れ込みを有し、切れ込みの収納口側を広げる形態で紙幣硬貨収納口に取り付けられている、[1]又は[2]に記載の折り畳み式財布、
[4]内側折り返しの紙幣硬貨収納口側の中央部に切れ込みを有し、切れ込みの収納口側を広げる形態で紙幣硬貨収納口に取り付けられる、[1]〜[3]のいずれかに記載の折り畳み式財布、
[5]硬貨収容部が折り畳み式の硬貨収容部である、[1]〜[4]のいずれかに記載の折り畳み式財布、
[6]前記折り畳み式硬貨収容部における本体の末端側の折り畳み面が、本体に対して90度以上開口する、[1]〜[5]のいずれかに記載の折り畳み式財布、及び
[7]前記折り畳み式硬貨収容部における本体の末端側の折り畳み面が、本体に対して110〜130度開口する、[1]〜[6]のいずれかに記載の折り畳み式財布、
に関する。
本発明の折り畳み式財布によれば、紙幣及び硬貨を同時に収納し、そして紙幣及び硬貨を分別する操作なしに、それらをしまうことができる。
本発明の折り畳み式財布は、紙幣硬貨収納部を備える本体を含み、そして内側開放形式の硬貨収容部を備える折り畳み式財布であって、前記紙幣硬貨収納部は本体の一方の長辺側に紙幣硬貨収納口を備え、紙幣硬貨収納口の内側に、硬貨落下防止用の外側折り返し及び内側折り返しを備え、前記硬貨収容部の内部の本体に、硬貨通過孔を備える。
本発明の折り畳み式財布の1つの実施態様を図1の斜視図を用いて説明するが、本実施態様に限定されるものではない。また、説明においては、必要に応じて図2〜9の正面図等を用いて、補足の説明を加えることがある。
本発明の折り畳み式財布1は、紙幣硬貨収納部3を備える本体2を含み、更に前記本体に取り付ける形態の内側開放形式の硬貨収容部4を有する。ここで、紙幣硬貨収納部3は、図1の斜視図及び図4の平面図に示すように、本体の長方形の長尺方向のいずれか一方側に偏在するように位置し、本体の3/5〜3/4程度を占める。一方、硬貨収容部4は、本体の長方形の長尺方向の紙幣硬貨収納部3の他方側に遍在するように位置し、本体の他方側の1/2〜1/3程度の位置に取り付けられる。硬貨収容部4は、折り畳み式財布を折り畳んだ場合の内側に位置する。紙幣硬貨収納部3の位置と、硬貨収容部4の取り付け位置とは、本体において重複していなくてもよいが、財布の大きさを必要以上に大きくしないために、図1及び図4等に示すように、一部重複しているのが好ましい。
本発明の折り畳み式財布1は、紙幣硬貨収納部3を備える本体2を含み、更に前記本体に取り付ける形態の内側開放形式の硬貨収容部4を有する。ここで、紙幣硬貨収納部3は、図1の斜視図及び図4の平面図に示すように、本体の長方形の長尺方向のいずれか一方側に偏在するように位置し、本体の3/5〜3/4程度を占める。一方、硬貨収容部4は、本体の長方形の長尺方向の紙幣硬貨収納部3の他方側に遍在するように位置し、本体の他方側の1/2〜1/3程度の位置に取り付けられる。硬貨収容部4は、折り畳み式財布を折り畳んだ場合の内側に位置する。紙幣硬貨収納部3の位置と、硬貨収容部4の取り付け位置とは、本体において重複していなくてもよいが、財布の大きさを必要以上に大きくしないために、図1及び図4等に示すように、一部重複しているのが好ましい。
前記紙幣硬貨収納部3は、本体の一方の長辺側に紙幣硬貨収納口31を備える。紙幣硬貨収納口31の外側側に外側折り返し32(図1、4、及び8)を有し、内側側に内側折り返し33(図4及び8)を有する。
なお、本明細書においては、基本的に、折り畳み財布を折り畳んだ場合の、内側を「内側」、外側を「外側」と称する。従って、紙幣硬貨収納口の「外側折り返し32」は、折り畳み財布を折り畳んだ場合の外側の折り返しであり、「内側折り返し33」は、折り畳み財布を折り畳んだ場合の内側の折り返しである。
外側折り返し及び内側折り返しを有することにより、紙幣と一緒に紙幣硬貨収納部に投入された硬貨は、財布の紙幣硬貨収納口を逆さまにしても、紙幣硬貨収納部から飛び出すことがない。すなわち、紙幣の外側に投入された硬貨は、財布の紙幣硬貨収納口を逆さまにしても、外側折り返し32と紙幣硬貨収納部の外側面との間に収まり外に飛び出すことがない。また、紙幣の内側に投入された硬貨は、内側折り返し33と紙幣硬貨収納部の内側面との間に捕捉され外に飛び出すことがない。
外側折り返し32及び内側折り返し33は、図8では紙幣硬貨収納口31の末端から少し下側から形成されているが、図13の写真に示すように、ほぼ末端から形成されてもよい。
なお、本明細書においては、基本的に、折り畳み財布を折り畳んだ場合の、内側を「内側」、外側を「外側」と称する。従って、紙幣硬貨収納口の「外側折り返し32」は、折り畳み財布を折り畳んだ場合の外側の折り返しであり、「内側折り返し33」は、折り畳み財布を折り畳んだ場合の内側の折り返しである。
外側折り返し及び内側折り返しを有することにより、紙幣と一緒に紙幣硬貨収納部に投入された硬貨は、財布の紙幣硬貨収納口を逆さまにしても、紙幣硬貨収納部から飛び出すことがない。すなわち、紙幣の外側に投入された硬貨は、財布の紙幣硬貨収納口を逆さまにしても、外側折り返し32と紙幣硬貨収納部の外側面との間に収まり外に飛び出すことがない。また、紙幣の内側に投入された硬貨は、内側折り返し33と紙幣硬貨収納部の内側面との間に捕捉され外に飛び出すことがない。
外側折り返し32及び内側折り返し33は、図8では紙幣硬貨収納口31の末端から少し下側から形成されているが、図13の写真に示すように、ほぼ末端から形成されてもよい。
更に、限定されるものではないが、外側折り返し及び内側折り返しの1つの実施態様では、図13の写真に示すように、外側折り返し及び内側折り返しの上部の中央にノッチ又は切れ込みを作成し、そのノッチ又は切れ込みの上部を若干開いた状態で、外側折り返し及び内側折り返しの上辺を紙幣硬貨収納口に取り付ける(例えば、縫い付ける)。このように外側折り返し及び内側折り返しを取り付けると、紙幣硬貨収納口を開いた場合に図8の断面図、又は図4の上部からの平面図に示すように、外側折り返し及び内側折り返しの自由端である下辺が紙幣硬貨収納部の内部にせり出してくる。下辺が紙幣硬貨収納部の内部にせり出すことによって、財布の紙幣硬貨収納口を逆さまにした場合、硬貨が外側折り返し及び内側折り返しに捕捉され、更に紙幣硬貨収納部から落ちることがなくなる。
また、内側折り返しは、例えばゴム製の材料によって作製してもよい。ゴム製の材料を用いることによって、折り畳んだ場合に伸びて、紙幣硬貨収納部3の内側に密着することができる。
また、内側折り返しは、例えばゴム製の材料によって作製してもよい。ゴム製の材料を用いることによって、折り畳んだ場合に伸びて、紙幣硬貨収納部3の内側に密着することができる。
紙幣硬貨収納部3の下方部分は、図14の写真に示すように下方部分の中央の折り畳み部分に開放口を有してもよい。図5の底面図に示すように開放口を有さないものでもよいが、開放口を有することによって、紙幣硬貨収納部の折り畳み部分に収容された場合にスムーズに折り畳み部の両側(右側又は左側)に移動することができる。
(硬貨収容部)
前記硬貨収納部4は、内側開放方式である。ここで、内側開放方式とは本発明の折り畳み式財布を折り畳んだ場合の内側に開放される方式であることを意味する。
内側開放方式の実施態様は、前記硬貨収納部を開放した場合に、硬貨通過孔が内側から認識できる限りにおいて、特に限定されるものではない。例えば、図1又は2に示す実施態様の硬貨収納部4は、第1側面45、及び第2側面46を折り畳み、下面蓋部44を折り込み、そして上面蓋部47を下面蓋部44のボタンと結合させる折り畳み方式である。例えば、この折り畳み方式の組み合わせを90度回転させ、下方又は上方から上面蓋部47を下面蓋部44に結合させる実施態様でもよい。更に、例えば第1側面、及び第2側面を蛇腹のような構造とする実施態様でもよい。
また、上面蓋部47と下面蓋部44との結合は、特に限定されるものではなく、ボタンの他に、差し込み式のベルト、又は面ファスナーなどを用いることができる。
前記硬貨収納部4は、内側開放方式である。ここで、内側開放方式とは本発明の折り畳み式財布を折り畳んだ場合の内側に開放される方式であることを意味する。
内側開放方式の実施態様は、前記硬貨収納部を開放した場合に、硬貨通過孔が内側から認識できる限りにおいて、特に限定されるものではない。例えば、図1又は2に示す実施態様の硬貨収納部4は、第1側面45、及び第2側面46を折り畳み、下面蓋部44を折り込み、そして上面蓋部47を下面蓋部44のボタンと結合させる折り畳み方式である。例えば、この折り畳み方式の組み合わせを90度回転させ、下方又は上方から上面蓋部47を下面蓋部44に結合させる実施態様でもよい。更に、例えば第1側面、及び第2側面を蛇腹のような構造とする実施態様でもよい。
また、上面蓋部47と下面蓋部44との結合は、特に限定されるものではなく、ボタンの他に、差し込み式のベルト、又は面ファスナーなどを用いることができる。
前記硬貨収納部4においては、限定されるものではないが、本体の末端側の折り畳み面が、本体に対して90度以上開口することが好ましい。例えば、図1の実施態様では、本体の末端側の折り畳み面は、上面蓋部47に相当するが、この上面蓋部47が、本体に対して90度以上開口することによって、硬貨が硬貨通過孔を通過し、取り出すことが容易になる。この場合、硬貨通過孔を通過した硬貨が零れ落ちないように、第1側面45、第2側面46、及び下面蓋部44は、本体に対して略90度程度開口するものであるのが好ましい。
折り畳み面(例えば上面蓋部47)の開口角度の下限は、前記の通り好ましくは90度であるが、開口角度の上限は180度である。従って、折り畳み面(例えば上面蓋部47)の開口角度は、好ましくは90〜180度であり、より好ましくは100〜150度であり、更に好ましくは110〜130度であり、最も好ましくは、約120度である。開口角度が120度の実施態様を図4及び5に示し、開口角度が180度の実施態様を図11及び12に示す。開口角度が前記範囲であることにより、硬貨の取り出しが容易にできる。
更に、折り畳み面(例えば上面蓋部47)は、芯材などの硬質部材を用いて、硬めの構造とするのが好ましい。硬めの構造とすることによって、硬貨の取り出しが容易になる。
折り畳み面(例えば上面蓋部47)の開口角度の下限は、前記の通り好ましくは90度であるが、開口角度の上限は180度である。従って、折り畳み面(例えば上面蓋部47)の開口角度は、好ましくは90〜180度であり、より好ましくは100〜150度であり、更に好ましくは110〜130度であり、最も好ましくは、約120度である。開口角度が120度の実施態様を図4及び5に示し、開口角度が180度の実施態様を図11及び12に示す。開口角度が前記範囲であることにより、硬貨の取り出しが容易にできる。
更に、折り畳み面(例えば上面蓋部47)は、芯材などの硬質部材を用いて、硬めの構造とするのが好ましい。硬めの構造とすることによって、硬貨の取り出しが容易になる。
硬貨通過孔41は硬貨収納部4の内部に存在する。硬貨通過孔41は、図2等に示すように、基本的には本体の長方形の短辺にほぼ平行に位置するが、硬貨が通過し硬貨収納部に収納できる限りにおいて、短辺に並行でなくてもよい。また、硬貨通過孔41は、紙幣硬貨収納部3の端部よりも、硬貨収納部4が取り付けられた本体の短辺側に位置する。これによって、紙幣硬貨収納部の紙幣の前、後、及び間に存在する硬貨が、紙幣をすり抜けて硬貨通過孔41を通過することができる。
硬貨通過孔41は、本体側部材43及び硬貨収納部側部材48によって形成される。図9に示すように、本体の2つの長辺に手で圧を加えると、本体側部材43及び硬貨収納部側部材48からなる硬貨通過孔41が開き、硬貨が硬貨通過孔41を通過し、硬貨収納部へ流入する。
硬貨収納部側部材の端部42は、限定されるものではないが、好ましくは可撓性の硬質部材である。硬貨収納部側部材の端部42が可撓性の硬質部材であることによって、本体の2つの長辺に手で圧を加えると硬貨通過孔41が開きやすくなり、硬貨の通過が更に容易になる。また、硬質部材であることにより、手で圧を加えないときには、本体側部材43及び硬貨収納部側部材48が密着し、硬貨が硬貨通過孔を逆流することを防止することができる。可撓性の硬質部材としては、特に限定されるものではないが、ポリウレタン、ポリエチレン、シリコン樹脂、PETなどの樹脂が挙げられる。具体的には、これらの可撓性材料を、革や布などの端部に縫い込むことによって、硬貨収納部側部材の端部42を可撓性の硬質部材とすることができる。
硬貨収納部側部材の端部42は、限定されるものではないが、好ましくは可撓性の硬質部材である。硬貨収納部側部材の端部42が可撓性の硬質部材であることによって、本体の2つの長辺に手で圧を加えると硬貨通過孔41が開きやすくなり、硬貨の通過が更に容易になる。また、硬質部材であることにより、手で圧を加えないときには、本体側部材43及び硬貨収納部側部材48が密着し、硬貨が硬貨通過孔を逆流することを防止することができる。可撓性の硬質部材としては、特に限定されるものではないが、ポリウレタン、ポリエチレン、シリコン樹脂、PETなどの樹脂が挙げられる。具体的には、これらの可撓性材料を、革や布などの端部に縫い込むことによって、硬貨収納部側部材の端部42を可撓性の硬質部材とすることができる。
本発明の折り畳み式財布の材料は、特に限定されるものではないが、例えば革製、又は布製の折り畳み式財布が挙げられる。
《作用》
本発明の折り畳み式財布は、紙幣と硬貨とを一緒に紙幣硬貨収納部に投入することができる。そして、そのまま折り畳むことによって、硬貨が落ちることなく紙幣及び硬貨を収納することができる。
硬貨を取り出す場合は、図9に示すように、硬貨収納部が取り付けられている本体の2つの長辺を押すことによって、硬貨が硬貨通過孔を通過し、硬貨収納部に流れ込むことができる。紙幣硬貨収納部においては、硬貨は紙幣の内側、外側、及び紙幣の間に存在しているが、硬貨通過孔が紙幣硬貨収納部の末端部より、本体の短辺側に位置していることにより、硬貨が紙幣の内側、外側、及び紙幣の間を通り抜けて、硬貨収納部に流れ込むことができる。更に、硬貨収納部側部材の端部42が可撓性の硬質部材であることによって、本体の2つの長辺に手で圧を加えると硬貨通過孔41が開きやすくなり、また圧を加えないときには、硬貨が硬貨通過孔を逆流することを防止することができる。
更に、折り畳み方式の硬貨収納部において、本体の末端側の折り畳み面(例えば、上面蓋部47)が、本体に対して90度以上開口することによって、硬貨収納部に硬貨が容易に流れて安くなり、硬貨を容易に取り出すことができる。
本発明の折り畳み式財布は、紙幣と硬貨とを一緒に紙幣硬貨収納部に投入することができる。そして、そのまま折り畳むことによって、硬貨が落ちることなく紙幣及び硬貨を収納することができる。
硬貨を取り出す場合は、図9に示すように、硬貨収納部が取り付けられている本体の2つの長辺を押すことによって、硬貨が硬貨通過孔を通過し、硬貨収納部に流れ込むことができる。紙幣硬貨収納部においては、硬貨は紙幣の内側、外側、及び紙幣の間に存在しているが、硬貨通過孔が紙幣硬貨収納部の末端部より、本体の短辺側に位置していることにより、硬貨が紙幣の内側、外側、及び紙幣の間を通り抜けて、硬貨収納部に流れ込むことができる。更に、硬貨収納部側部材の端部42が可撓性の硬質部材であることによって、本体の2つの長辺に手で圧を加えると硬貨通過孔41が開きやすくなり、また圧を加えないときには、硬貨が硬貨通過孔を逆流することを防止することができる。
更に、折り畳み方式の硬貨収納部において、本体の末端側の折り畳み面(例えば、上面蓋部47)が、本体に対して90度以上開口することによって、硬貨収納部に硬貨が容易に流れて安くなり、硬貨を容易に取り出すことができる。
本発明の折り畳み式財布は、紙幣と硬貨とを分別せずに財布に収納し、そして紙幣と硬貨を分別して取り出すことができる。
1・・・折り畳み式財布;
11・・・折り畳み式財布の外側面;
12・・・折り畳み式財布の内側面;
2・・・本体;
21・・・本体の長辺;
22・・・本体の短辺;
3・・・紙幣硬貨収納部;
31・・・紙幣硬貨収納口;
32・・・外側折り返し;
33・・・内側折り返し;
34・・・カード収容部;
4・・・硬貨収納部;
41・・・硬貨通過孔;
42・・・硬貨通過孔の硬貨収納部側部材の端部;
43・・・硬貨通過孔の本体側部材;
44・・・下面蓋部;
45・・・第1側面;
46・・・第2側面;
47・・・上面蓋部;
5・・・硬貨;
11・・・折り畳み式財布の外側面;
12・・・折り畳み式財布の内側面;
2・・・本体;
21・・・本体の長辺;
22・・・本体の短辺;
3・・・紙幣硬貨収納部;
31・・・紙幣硬貨収納口;
32・・・外側折り返し;
33・・・内側折り返し;
34・・・カード収容部;
4・・・硬貨収納部;
41・・・硬貨通過孔;
42・・・硬貨通過孔の硬貨収納部側部材の端部;
43・・・硬貨通過孔の本体側部材;
44・・・下面蓋部;
45・・・第1側面;
46・・・第2側面;
47・・・上面蓋部;
5・・・硬貨;
Claims (7)
- 紙幣硬貨収納部を備える本体を含み、そして内側開放形式の硬貨収容部を備える折り畳み式財布であって、
前記紙幣硬貨収納部は本体の一方の長辺側に紙幣硬貨収納口を備え、紙幣硬貨収納口の内側に、硬貨落下防止用の外側折り返し及び内側折り返しを備え、
前記硬貨収容部の内部の本体に、硬貨通過孔を備える、
折り畳み式財布。 - 硬貨通過孔を形成する硬貨収納部側の部材の端部が可撓性の硬質部材である、請求項1に記載の折り畳み式財布。
- 外側折り返しの紙幣硬貨収納口側の中央部に切れ込みを有し、切れ込みの収納口側を広げる形態で紙幣硬貨収納口に取り付けられている、請求項1又は2に記載の折り畳み式財布。
- 内側折り返しの紙幣硬貨収納口側の中央部に切れ込みを有し、切れ込みの収納口側を広げる形態で紙幣硬貨収納口に取り付けられる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の折り畳み式財布。
- 硬貨収容部が折り畳み式の硬貨収容部である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の折り畳み式財布。
- 前記折り畳み式硬貨収容部における本体の末端側の折り畳み面が、本体に対して90度以上開口する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の折り畳み式財布。
- 前記折り畳み式硬貨収容部における本体の末端側の折り畳み面が、本体に対して110〜130度開口する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の折り畳み式財布。
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