JP2021056605A - 工事用道路の通行制御システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 通行しようとする車両の判別を行って、大型車同士の対面通行を禁止する一方、小型車同士の対面通行を許可する。【解決手段】 工事用トンネル1の往路入口で、車両検知センサ13、14などにより、大型車・小型車を判別し、復路入口でも車両の判別を行う。そして、往路及び復路への車両の進入・退出を検知し、往路及び復路を走行している車両の情報を共有する。これらの情報に基づき、往路入口及び復路入口の信号機16、26を制御し、大型車同士の対面通行を禁止し、小型車同士の対面通行を許可するように、工事用トンネル1内への車両の進入禁止・許可を行う。【選択図】 図1

Description

本発明は、工事用道路の通行制御システム(及び方法)に関し、特に、イメージ的に1.5車線程度の幅員を有する工事用道路での通行制御システム(及び方法)に関する。
道路工事などで発生する片側通行区間において、当該区間の両端の出入口にそれぞれ青信号と赤信号とがタイマーで交互に切り替わる信号機を設けて、片側交互通行を行わせることは、よく知られている。
更に、特許文献1には、片側通行区間の両端の出入口にそれぞれ車両感知器を設け、車両の有無に応じて、赤信号と青信号との切り替えを行うシステムが提案されている。これは、タイマーによる切り替えに比べ、不要な待ち時間を減らすことができる。
特開2003−099887号公報
地形的にアクセスが困難な現場での土木工事のため、工事中にのみ資機材の搬入や掘削土の搬出などに用いる目的で、工事用トンネルを含む工事用道路が一時的に構築されることがある。
かかる工事用道路は、地形や工費などの面から、幅員を制限せざるを得ないものの、最低限、工事用の大型車(例えば10tトラック)がある程度の余裕をもって通行できるようにする必要がある。
従って、イメージ的には、1.5車線程度の幅員となり、大型車同士の対面通行(すれ違い)は困難であるが、連絡用などの小型車(例えば乗用車)同士であれば、対面通行可能となることが多い。
従って、かかる工事用道路に、従来の片側交互通行システムをそのまま適用すると、小型車同士の対面通行が可能であっても、対面通行を一律に禁止してしまう結果、不要な待ち時間を生じてしまい、工事用道路の有効活用による工事の進捗促進という観点から、改善の余地があった。
本発明は、このような実状に鑑み、通行しようとする車両の判別を行って、大型車同士の対面通行を禁止する一方、小型車同士の対面通行を許可することのできる工事用道路の通行制御システム(及び方法)を提供することで、工事用道路の有効活用による工事の進捗促進を図ることを課題とする。
本発明に係る工事用道路の通行制御システムは、
工事用道路の両端の出入口にそれぞれ設けられて、進入しようとする車両について、大型車と小型車とを判別する車両判別手段と、
工事用道路の両端の出入口にそれぞれ設けられて、車両の進入を検知する車両進入検知手段と、
工事用道路の両端の出入口にそれぞれ設けられて、車両の退出を検知する車両退出検知手段と、
工事用道路の両端の出入口にそれぞれ設けられて、車両の進入許可又は進入禁止を指示することができる信号機と、
前記車両判別手段、前記車両進入検知手段及び前記車両退出検知手段から情報が入力され、これらの情報に基づいて前記信号機を制御する制御装置と、
を含み、
前記制御装置は、少なくとも、大型車同士の対面通行を禁止し、小型車同士の対面通行を許可するように、前記信号機を制御することを特徴とする。
本発明に係る工事用道路の通行制御方法は、
工事用道路の両端の出入口で、進入しようとする車両について、大型車と小型車とを判別するステップと、
工事用道路の両端の出入口で、車両の進入を検知するステップと、
工事用道路の両端の出入口で、車両の退出を検知するステップと、
前記車両の進入及び退出の検知に基づいて、工事用道路内を各方向に走行する車両の有無及び大型車・小型車の判別結果を更新するステップと、
工事用道路の両端の出入口で、少なくとも、大型車同士の対面通行を禁止し、小型車同士の対面通行を許可するように、進入側の信号機を制御するステップと、
を含む。
尚、本発明でいう、「大型車」、「小型車」とは、対象とする工事用道路での安全なすれ違いが可能か否かという観点に基づいて規定すべきであり、車体長ではなく、車体幅(車幅)によって、すなわち、予め定めた車幅のしきい値(例えば2m)を基準として、大型車・小型車を判別するのが望ましい。しかし、一般的には車幅が大きくなると車体長が大きくなるので、車幅を直接的に検知する代わりに、車体長を検知することで、車幅を間接的に検知してもよく、予め定めた車体長のしきい値(例えば6m)を基準として、大型車・小型車を判別してもよい。
本発明によれば、入口側で大型車・小型車を判別し、大型車同士の対面通行を禁止する一方、小型車同士の対面通行を許可することにより、片側交互通行の場合に小型車同士の対面通行が一律に禁止されることによる不要な待ち時間を解消し、工事用道路の有効利用による工事の進捗促進を図ることができる。
尚、大型車と小型車との対面通行を禁止するか、許可するかは、対象とする工事用道路の幅員に応じて定めればよい。
本発明の一実施形態として工事用トンネルでの通行制御システムを示す概略平面図 往路入口の通行制御のフローチャート 復路入口の通行制御のフローチャート 往路・復路情報更新ルーチンのフローチャート 本発明の他の実施形態として工事用トンネルでの通行制御システムを示す概略平面図
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態として工事用トンネルでの通行制御システムを示す概略平面図である。
本実施形態の工事用道路である工事用トンネル1は、一般道路から乗り入れ可能なトンネル入口側のアクセス用エリア(アクセス用構台)Aから、地山を隔てて反対側(トンネル出口側)の作業用エリア(作業用構台)Bへの、アクセスのために、構築されている。
従って、本実施形態の場合、工事用トンネル1は、アクセス用エリアAから作業用エリアBへの往路と、作業用エリアBからアクセス用エリアAへの復路とを兼ね、作業用エリアBは行き止まりであるので、復路を通行するのは、往路から入った車両のみである。
また、工事用トンネル1の一端側(アクセス用エリアA側)の出入口1Aは、往路入口と復路出口とを兼ね、他端側(作業用エリアB側)の出入口1Bは、往路出口と復路入口とを兼ねる。
そして、両出入口1A、1Bにはそれぞれ制御装置(制御ボックス)30A、30Bが配置され、これらの制御装置30A、30Bは、トンネル内に引き通した光ファイバー等の信号線(図示せず)あるいは無線などで、実質的に接続されている。これにより、制御装置30A、30Bは互いの情報を共有することができ、1つの制御装置として機能することができる。
次に、工事用トンネル1の一端側(アクセス用エリアA側)で往路入口と復路出口とを兼ねるトンネル出入口1Aに設けられる設備について説明する。
アクセス用エリアAにおける工事用トンネル1の往路入口の手前には、トンネル内に進入しようとする車両を一時停止させるように、路面上に一時停止線11が引かれると共に、「止まれ」と表示することができるLED表示機12が設けられる。
一時停止線11(一時停止線11により規定される計測エリア)で停止した車両に対しては、車両の長さ方向に所定の間隔(例えば6m)をあけて、2つの車両検知センサ13、14が設けられる。
車両検知センサ13、14としては、光式、マイクロ波式、超音波式、あるいは、これらを組み合わせたものなどを用いることができ、また、金属のみに反応するなどして、人は検知せず、車両のみを検知することができるセンサを用いることもできる。一般の光式センサなどの場合は、人を検知して反応しないように、車両の上方から検知するよう配置するが、金属のみに反応するセンサの場合は、人を検知しないので、車両の側方から検知するように配置することができる。
ここで、車両検知センサ13は車両停止確認用及び車両進入確認用である。
すなわち、車両検知センサ13がOFFからON状態になることで、車両停止を確認でき、また、ON状態からOFFになることで、トンネル内への車両進入(車両通過)を確認できる。
車両検知センサ14は、車両検知センサ13と合わせ、車体サイズ確認用である。
すなわち、車両検知センサ13がONのときに、車両検知センサ14がONの場合(2つのセンサ13、14が共にONの場合)は、車体長がしきい値以上であるとして、大型車と判別することができる。
これに対し、車両検知センサ13がONのときに、車両検知センサ14がOFFの場合(センサ13のみがONの場合)は、車体長がしきい値未満であるとして、小型車と判別することができる。
本実施形態でいう「大型車」、「小型車」とは、工事用トンネル1での安全なすれ違いが可能か否かという観点に基づいて規定すべきであり、車体長ではなく、車体幅(車幅)によって、すなわち、予め定めた車幅のしきい値(例えば2m)を基準として、大型車・小型車を判別するのが望ましい。しかし、一般には車幅が大きくなると車体長が大きくなるので、車幅を直接的に検知する代わりに、車体長を検知することで、車幅を間接的に検知してもよい。従って、本実施形態では、予め定めた車体長のしきい値(例えば6m)を基準として、大型車・小型車を判別している。
従って、車両検知センサ13、14は、大型車・小型車の判別のため車幅を間接的に計測する計測装置に相当する。
車両検知センサ13、14の検知信号は、図示省略の信号線により制御装置30Aに入力される。
従って、車両停止確認、大型車・小型車の判別、車両進入確認などは、車両検知センサ13、14からの情報に基づいて、制御装置30A内の演算部にてなされる。
また、一時停止線11(一時停止線11により規定される計測エリア)で停止した車両に対しては、そのナンバープレートから、車両ナンバーを読み取ることができるように、車両ナンバー読取装置(カメラ)15が設けられる。
車両ナンバー読取装置(カメラ)15により得た情報は図示省略の信号線により制御装置30Aに入力され、厳密には、制御装置30A内で画像情報から車両ナンバーの識別がなされる。
制御装置30Aは、大型車・小型車の判別結果と、車両ナンバーとを知ることができ、これらを紐付けて記憶することができる。従って、制御装置30A内の記憶部に、紐付けられた情報が記憶される。
従って、過去に判別済みの車両については、読み取った車両ナンバーから制御装置30A内の記憶部のデータを検索することで、大型車・小型車の判別が可能である。
工事用トンネル1の往路入口であって、一時停止線11で停止した車両の前方には、当該車両の運転者から視認可能な位置に、信号機16が設けられる。
信号機16は、具体的には、2灯LED信号機であって、点灯時に進入を許可する青色LEDと、点灯時に進入を禁止する赤色LEDとを有する。
信号機16には、制御装置30Aからの制御線が接続されており、制御装置30Aからの指示で、信号機16のいずれか一方のLEDが点灯する。
工事用トンネル1の往路入口と隣り合う復路出口には、当該出口から退出する車両を検知し得るように、往路入口側の車両検知センサ13、14と同様な方式の、車両検知センサ17が設けられる。
ここで、車両検知センサ17は車両退出確認用である。
すなわち、車両検知センサ17がOFF→ON→OFFと変化することで、復路出口からの車両退出(車両通過)を確認できる。
車両検知センサ17の検知信号は、図示省略の信号線により制御装置30Aに入力される。
従って、車両退出の確認は、車両検知センサ17からの情報に基づいて、制御装置30A内の演算部にてなされる。
尚、本実施形態では、大型車・小型車の判別のための計測装置である車両検知センサ13、14、車両ナンバー読取装置(カメラ)15及び制御装置30Aにより、往路入口側の車両判別手段が構成される。また、車両検知センサ13及び制御装置30Aにより、往路入口側の車両進入検知手段が構成される。また、車両検知センサ17及び制御装置30Aにより、復路出口側の車両退出検知手段が構成される。
次に、工事用トンネル1の他端側(作業用エリアB側)で往路出口と復路入口とを兼ねるトンネル出入口1Bに設けられる設備について説明する。
作業用エリアBにおける工事用トンネル1の復路入口の手前には、トンネル内に進入しようとする車両を一時停止させるように、路面上に一時停止線21が引かれると共に、「止まれ」と表示することができるLED表示機22が設けられる。
一時停止線21(一時停止線21により規定される計測エリア)で停止した車両に対しては、車両停止確認用及び車両進入確認用に、車両検知センサ13と同様な、車両検知センサ23が設けられる。
この車両検知センサ23がOFFからON状態になることで、車両停止を確認でき、また、ON状態からOFFになることで、トンネル内への車両進入(車両通過)を確認できる。
車両検知センサ23の検知信号は、図示省略の信号線により制御装置30Bに入力される。
従って、車両停止確認、車両進入確認などは、車両検知センサ23からの情報に基づいて、制御装置30B内の演算部にてなされる。
また、一時停止線21(一時停止線21により規定される計測エリア)で停止した車両に対しては、そのナンバープレートから、車両ナンバーを読み取ることができるように、車両ナンバー読取装置(カメラ)25が設けられる。
車両ナンバー読取装置(カメラ)25により得た情報は図示省略の信号線により制御装置30Bに入力され、厳密には、制御装置30B内で画像情報から車両ナンバーの識別がなされる。
本実施形態では、復路を通行するのは、往路から入った車両のみであるので、復路入口で判別を受ける車両については、既に往路入口側で判別済みである。従って、復路入口側では、制御装置30Bが、読み取った車両ナンバーから制御装置30A内の記憶部のデータを検索することで、車両ナンバーから大型車・小型車の判別を行うことができる。
工事用トンネル1の復路入口であって、一時停止線11で停止した車両の前方には、当該車両の運転者から視認可能な位置に、信号機16と同様な、信号機(2灯LED信号機)26が設けられる。
信号機26には、制御装置30Bからの制御線が接続されており、制御装置30Bからの指示で、信号機26のいずれか一方のLEDが点灯する。
工事用トンネル1の復路入口と隣り合う往路出口には、当該出口から退出する車両を検知し得るように、復路出口側の車両検知センサ17と同様な、車両検知センサ27が設けられる。
ここで、車両検知センサ27は車両退出確認用である。
すなわち、車両検知センサ27がOFF→ON→OFFと変化することで、往路出口からの車両退出(車両通過)を確認できる。
車両検知センサ27の検知信号は、図示省略の信号線により制御装置30Bに入力される。
従って、車両退出の確認は、車両検知センサ27からの情報に基づいて、制御装置30B内の演算部にてなされる。
尚、本実施形態では、車両ナンバー読取装置(カメラ)25及び制御装置30Bにより、復路入口側の車両判別手段が構成される。また、車両検知センサ23及び制御装置30Bにより、復路入口側の車両進入検知手段が構成される。また、車両検知センサ27及び制御装置30Bにより、往路出口側の車両退出検知手段が構成される。
次に、上記設備での通行制御について説明する。
本通行制御では、工事用トンネル1内での大型車同士の対面通行(すれ違い)を禁止し、小型車同士の対面通行を許可するように、信号機16、26を制御する。尚、大型車と小型車との対面通行は、工事用トンネル1の幅員によっては許可してもよいが、本実施形態では、大型車と小型車との対面通行も禁止する例で説明する。
アクセス用エリアAから作業用エリアBへ向かう車両が、工事用トンネル1の往路入口の一時停止線11まで来て停止すると、車両検知センサ13がONとなって、一時停止が確認される。
かかる一時停止状態で、大型車・小型車の判別がなされる。
すなわち、車両検知センサ14がONか否かが判定され、ONであれば大型車と判別され、OFFであれば小型車と判別される。
同時に、車両ナンバー読取装置(カメラ)15により車両ナンバーが読み取られ、車両ナンバーと大型車・小型車の判別結果とが紐付けされて、制御装置30A内の記憶部に記憶される。
また、今回得た車両ナンバーが既に記憶されているときは、記憶されている判別結果と今回の判別結果とを照らし合わせて、検証を行う。
大型車・小型車の判別と車両ナンバーの読み取りとを終えた車両が、後述する信号機16の通行許可により、工事用トンネル1内に進入した場合は、車両検知センサ13がON状態からOFFになることで、車両の進入が確認される。そして、工事用トンネル1内を走行して、往路出口から退出した場合は、車両検知センサ27がOFF→ON→OFFと変化することで、車両の退出が確認される。
従って、制御装置30A、30Bは、工事用トンネル1内の往路方向の車両の有無(及び台数)と各車両が大型車であるか小型車であるかを常に知ることができる。
具体的には、往路入口側の車両検知センサ13により車両の進入を検知するごとに、進入順に、車両データ(車種;大型車・小型車の判別結果)を記憶し、往路出口側の車両検知センサ27により車両の退出を検知するごとに、進入順の車両データを古いものから順に消去して更新する方式とすることにより、現時点で、工事用トンネル1内の往路方向の車両の有無(及び台数)と各車両が大型車であるか小型車であるかを常に知ることができる。
また、作業用エリアBからアクセス用エリアAへ戻る車両が、工事用トンネル1の復路入口の一時停止線21まで来て停止すると、車両検知センサ23がONとなって、一時停止が確認される。
かかる一時停止状態で、大型車・小型車の判別がなされる。
すなわち、車両ナンバー読取装置(カメラ)25により車両ナンバーが読み取られ、車両ナンバーから車種(大型車・小型車の判別結果)が検索される。
車両ナンバーの読み取りにより大型車・小型車の判別を終えた車両が、後述する信号機26の通行許可により、工事用トンネル1内に進入した場合は、車両検知センサ23がON状態からOFFになることで、車両の進入が確認される。そして、工事用トンネル1内を走行して、復路出口から退出した場合は、車両検知センサ17がOFF→ON→OFFと変化することで、車両の退出が確認される。
従って、制御装置30A、30Bは、工事用トンネル1内の復路方向の車両の有無(及び台数)と各車両が大型車であるか小型車であるかも常に知ることができる。
具体的には、復路入口側の車両検知センサ23により車両の進入を検知するごとに、進入順に、車両データ(車種;大型車・小型車の判別結果)を記憶し、復路出口側の車両検知センサ17により車両の退出を検知するごとに、進入順の車両データを古いものから順に消去して更新する方式とすることにより、現時点で、工事用トンネル1内の復路方向の車両の有無(及び台数)と各車両が大型車であるか小型車であるかも常に知ることができる。
次に、往路入口側の信号機16の制御について説明する。
工事用トンネル1の往路入口の一時停止線11で一時停止した車両が、大型車と判別されたときは、工事用トンネル1内の復路方向に車両(大型車・小型車のいずれも)が存在しない場合に、進入が許可される。
この場合は、制御装置30Aにより、LED表示機12の表示が「止まれ」から「通行許可」に変わり、これとほぼ同時に、信号機16が青色表示に変わる。
工事用トンネル1の往路入口の一時停止線11で一時停止した車両が、大型車と判別されたときに、工事用トンネル1内の復路方向に車両(大型車又は小型車)が存在する場合は、進入が禁止される。
この場合は、制御装置30Aにより、LED表示機12の表示が「止まれ」に維持され、信号機16も赤色表示が維持される。
これによって、大型車同士の対面通行、及び、大型車と小型車との対面通行が禁止される。
工事用トンネル1の往路入口の一時停止線11で一時停止した車両が、小型車と判別されたときは、工事用トンネル1内の復路方向に大型車が存在しない場合に、進入が許可される。従って、工事用トンネル1内の復路方向に小型車のみが存在する場合は、進入が許可される。
この場合は、制御装置30Aにより、LED表示機12の表示が「止まれ」から「通行許可」に変わり、これとほぼ同時に、信号機16が青色表示に変わる。
これによって、小型車同士の対面通行が許可される。
工事用トンネル1の往路入口の一時停止線11で一時停止した車両が、小型車と判別されたときに、工事用トンネル1内の復路方向に大型車が存在する場合は、進入が禁止される。
この場合は、制御装置30Aにより、LED表示機12の表示が「止まれ」に維持され、信号機16も赤色表示が維持される。
これによって、小型車と大型車との対面通行が禁止される。
次に、復路入口側の信号機26の制御について説明する。但し、往路入口側の信号機16の制御と同様であり、簡単に説明する。
復路入口から進入しようとする車両が大型車のときは、工事用トンネル1内の往路方向に車両(大型車・小型車のいずれも)が存在しない場合に、進入が許可され(青信号)、往路方向に車両(大型車又は小型車)が存在する場合は、進入が禁止される(赤信号)。これにより、大型車同士の対面通行、及び、大型車と小型車との対面通行が禁止される。
復路入口から進入しようとする車両が小型車のときは、工事用トンネル1内の往路方向に大型車が存在しない場合、進入が許可される(青信号)。従って、復路方向に小型車のみが存在する場合は、進入が許可される(青信号)。これにより、小型車同士の対面通行が許可される。
これに対し、工事用トンネル1内の復路方向に大型車が存在する場合は、進入が禁止される(赤信号)。これによって、小型車と大型車との対面通行が禁止される。
図2〜図4は上記の制御をフローチャートとして記載したものである。
図2は往路入口の通行制御のフローチャートである。本フローは往路入口側の車両検知センサ13による車両の一時停止の検知をトリガとして実行される。
S11では、車両の判別を行う。すなわち、車両検知センサ14のON・OFFに応じて、大型車・小型車の判別を行う。また、車両ナンバーを読み取り、大型車・小型車の判別結果と紐付けする。
S12では、大型車・小型車の判別結果に従って、分岐する。すなわち、大型車の場合はS13へ進み、小型車の場合はS15へ進む。
大型車の場合、S13では、後述する図4のルーチンにより更新されている最新の復路情報(復路を走行している車両の有無、及び、車種)を取得する。
そして、次のS14で、最新の復路情報に基づき、「復路に車無し」であるか否かを判定する。
その結果、YES(車無し)の場合は、S17へ進んで、進入を許可し、信号機16を青色表示に切り替える。
これに対し、NO(車有り)の場合は、S13へ戻る。すなわち、車無しに変わるまで、進入を禁止する。
小型車の場合、S15では、後述する図4のルーチンにより更新されている最新の復路情報(復路を走行している車両の有無、及び、車種)を取得する。
そして、次のS16で、最新の復路情報に基づき、復路に「車無し又は小型車のみ」であるか否かを判定する。
その結果、YES(車無し又は小型車のみ)の場合は、S17へ進んで、進入を許可し、信号機16を青色表示に切り替える。
これに対し、NO(大型車有り)の場合は、S15へ戻る。すなわち、大型車無しに変わるまで、進入を禁止する。
図3は復路入口の通行制御のフローチャートである。本フローは復路入口側の車両検知センサ23による車両の一時停止の検知をトリガとして実行される。
S21では、車両の判別を行う。ここでは、車両ナンバーを読み取り、記憶部から大型車・小型車の判別結果を検索する。
S22では、大型車・小型車の判別結果に従って、分岐する。すなわち、大型車の場合はS23へ進み、小型車の場合はS25へ進む。
大型車の場合、S23では、後述する図4のルーチンにより更新されている最新の往路情報(往路を走行している車両の有無、及び、車種)を取得する。
そして、次のS24で、最新の往路情報に基づき、「往路に車無し」であるか否かを判定する。
その結果、YES(車無し)の場合は、S27へ進んで、進入を許可し、信号機26を青色表示に切り替える。
これに対し、NO(車有り)の場合は、S23へ戻る。すなわち、車無しに変わるまで、進入を禁止する。
小型車の場合、S25では、後述する図4のルーチンにより更新されている最新の往路情報(往路を走行している車両の有無、及び、車種)を取得する。
そして、次のS26で、最新の往路情報に基づき、往路に「車無し又は小型車のみ」であるか否かを判定する。
その結果、YES(車無し又は小型車のみ)の場合は、S27へ進んで、進入を許可し、信号機26を青色表示に切り替える。
これに対し、NO(大型車有り)の場合は、S25へ戻る。すなわち、大型車無しに変わるまで、進入を禁止する。
図4は往路・復路情報更新ルーチンのフローチャートである。本ルーチンはバックグラウンドジョブとして繰り返し実行される。
S31〜S34では、往路への車両進入(往路進入;車両検知センサ13のON→OFF)、往路からの車両退出(往路退出;車両検知センサ27のOFF→ON→OFF)、復路への車両進入(復路進入;車両検知センサ23のON→OFF)、復路からの車両退出(復路退出;車両検知センサ17のOFF→ON→OFF)を繰り返し監視する。
S31で往路進入を検知した場合は、S35で、往路情報をプラス側に更新する。すなわち、往路に進入した車両データ(車種;大型車・小型車の判別結果)を新たに記憶する。
S32で往路退出を検知した場合は、S36で、往路情報をマイナス側に更新する。すなわち、往路に進入している車両データから、対応する車両データを削除する。
S33で復路進入を検知した場合は、S37で、復路情報をプラス側に更新する。すなわち、復路に進入した車両データ(車種;大型車・小型車の判別結果)を新たに記憶する。
S34で復路退出を検知した場合は、S38で、復路情報をマイナス側に更新する。すなわち、復路に進入している車両データから、対応する車両データを削除する。
このようにして更新される最新の往路情報は、図3のフローのS23、S25で使用され、最新の復路情報は、図2のフローのS13、S15で使用される。
次に本発明の他の実施形態について説明する。
図5は本発明の他の実施形態として工事用トンネルでの通行制御システムを示す概略平面図である。
図5の実施形態では、往路入口側の車両進入検知手段として、車両停止確認用の車両検知センサ13とは別に、2つの車両検知センサ18−1、18−2を進入方向に間隔をあけて並べて配置している。この場合、2つの車両検知センサ18−1、18−2が順にONとなることで、往路への車両の進入を確認することができる。
また、復路入口側の車両進入検知手段として、車両停止確認用の車両検知センサ23とは別に、2つの車両検知センサ28−1、28−2を進入方向に間隔をあけて並べて配置している。この場合、2つの車両検知センサ28−1、28−2が順にONとなることで、復路への車両の進入を確認することができる。
また、往路出口側の車両退出検知手段として、2つの車両検知センサ27−1、27−2を退出方向に間隔をあけて並べて配置してある。この場合、2つの車両検知センサ27−1、27−2が順にONとなることで、往路からの車両の退出を確認することができる。
また、復路出口側の車両退出検知手段として、2つの車両検知センサ17−1、17−2を退出方向に間隔をあけて並べて配置してある。この場合、2つの車両検知センサ17−1、17−2が順にONとなることで、復路からの車両の退出を確認することができる。
このように、車両進入検知手段及び車両退出検知手段として、各2つの車両検知センサを設けることで、車両の移動方向を確認することができ、進入検知及び退出検知の確実性を向上させることができる。
尚、以上の実施形態では、工事用道路として、工事用トンネルの例を挙げて説明したが、トンネル以外の狭隘な仮設道路等にも本システムを好適に適用できることは言うまでもない。
また、上記の制御において、往路入口側の計測エリアと復路入口側の計測エリアの両方に車両が来た場合は、時間的に先に来た方の車両について、進入可能か否かを判断するようにするなどするとよい。
また、大型車・小型車の判別手段として、複数の車両検知センサを用いたが、カメラにより斜め方向に全長又は全幅を撮像した画像から、背景との対比などで、サイズを知ることが可能であり、これによって大型車・小型車を判別することも可能である。
また、各種の車両判別手段による判別結果については、これに基づく通行制御によるトラブルの発生などから、判別結果の正否を学習し、判別結果や判別プロセスの修正を行うと望ましい。この場合、AI学習、更にはAIのディープラーニング(深層学習)により、判別精度を向上させることもできる。
また、図示の実施形態はあくまで本発明を概略的に例示するものであり、本発明は、説明した実施形態により直接的に示されるものに加え、特許請求の範囲内で当業者によりなされる各種の改良・変更を包含するものであることは言うまでもない。
1 工事用トンネル
1A、1B 出入口
11 一時停止線
12 LED表示機
13、14 車両検知センサ
15 車両ナンバー読取装置(カメラ)
16 信号機
17、17−1、17−2 車両検知センサ
18−1、18−2 車両検知センサ
21 一時停止線
22 LED表示機
23 車両検知センサ
25 車両ナンバー読取装置(カメラ)
26 信号機
27、27−1、27−2 車両検知センサ
28−1、28−2 車両検知センサ
30A、30B 制御装置

Claims (5)

  1. 工事用道路での対面通行を許可又は禁止するように、工事用道路の両端の出入口にて、工事用道路への車両の進入を許可又は禁止する通行制御システムであって、
    工事用道路の両端の出入口にそれぞれ設けられて、進入しようとする車両について、大型車と小型車とを判別する車両判別手段と、
    工事用道路の両端の出入口にそれぞれ設けられて、車両の進入を検知する車両進入検知手段と、
    工事用道路の両端の出入口にそれぞれ設けられて、車両の退出を検知する車両退出検知手段と、
    工事用道路の両端の出入口にそれぞれ設けられて、車両の進入許可又は進入禁止を指示することができる信号機と、
    前記車両判別手段、前記車両進入検知手段及び前記車両退出検知手段から情報が入力され、これらの情報に基づいて前記信号機を制御する制御装置と、
    を含み、
    前記制御装置は、少なくとも、大型車同士の対面通行を禁止し、小型車同士の対面通行を許可するように、前記信号機を制御することを特徴とする、工事用道路の通行制御システム。
  2. アクセス用エリアから作業用エリアへの往路と作業用エリアからアクセス用エリアへの復路とを兼ねる工事用道路での対面通行を許可又は禁止するように、往路入口及び復路入口にて、工事用道路への車両の進入を許可又は禁止する通行制御システムであって、
    往路入口及び復路入口にそれぞれ設けられて、進入しようとする車両について、大型車と小型車とを判別する車両判別手段と、
    往路入口及び復路入口にそれぞれ設けられて、車両の進入を検知する車両進入検知手段と、
    往路出口及び復路出口にそれぞれ設けられて、車両の退出を検知する車両退出検知手段と、
    往路入口及び復路入口にそれぞれ設けられて、車両の進入許可又は進入禁止を指示することができる信号機と、
    前記車両判別手段、前記車両進入検知手段及び前記車両退出検知手段から情報が入力され、これらの情報に基づいて前記信号機を制御する制御装置と、
    を含み、
    前記制御装置は、少なくとも、大型車同士の対面通行を禁止し、小型車同士の対面通行を許可するように、前記信号機を制御することを特徴とする、工事用道路の通行制御システム。
  3. 往路入口の車両判別手段は、大型車・小型車の判別のため車幅又は車体長を直接ないし間接的に計測する計測装置と、車両ナンバーを読み取る車両ナンバー読取装置と、を含み、
    前記制御装置は、大型車・小型車の判別結果と、車両ナンバーとを紐付けて記憶する記憶部を有することを特徴とする、請求項2記載の工事用道路の通行制御システム。
  4. 復路入口の車両判別手段は、車両ナンバーを読み取る車両ナンバー読取装置から構成され、
    前記制御装置が、車両ナンバーから前記記憶部に記憶されている情報に基づいて大型車・小型車を判別することを特徴とする、請求項3記載の工事用道路の通行制御システム。
  5. 工事用道路での対面通行を許可又は禁止するように、工事用道路の両端の出入口にて、工事用道路への車両の進入を許可又は禁止する通行制御方法であって、
    工事用道路の両端の出入口で、進入しようとする車両について、大型車と小型車とを判別するステップと、
    工事用道路の両端の出入口で、車両の進入を検知するステップと、
    工事用道路の両端の出入口で、車両の退出を検知する車両退出検知手段と、
    前記車両の進入及び退出の検知に基づいて、工事用道路内を各方向に走行する車両の有無及び大型車・小型車の判別結果を更新するステップと、
    工事用道路の両端の出入口で、少なくとも、大型車同士の対面通行を禁止し、小型車同士の対面通行を許可するように、進入側の信号機を制御するステップと、
    を含む、工事用道路の通行制御方法。
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