JP2003168196A - 駐車誘導装置および駐車誘導システム - Google Patents

駐車誘導装置および駐車誘導システム

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JP2003168196A
JP2003168196A JP2001365192A JP2001365192A JP2003168196A JP 2003168196 A JP2003168196 A JP 2003168196A JP 2001365192 A JP2001365192 A JP 2001365192A JP 2001365192 A JP2001365192 A JP 2001365192A JP 2003168196 A JP2003168196 A JP 2003168196A
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JP2001365192A
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Yuichi Murakami
裕一 村上
Takeshi Ito
毅 伊藤
Takehiko Sugiura
岳彦 杉浦
Eiji Koide
英詞 小出
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適切な駐車が行える装置およびシステムを提
供する。 【解決手段】 管理局20は入庫する車両2の車両ナン
バーおよび車両2の大きさを検出して、車両2の大きさ
にあった駐車スペース31,32,33,34,35へ
と誘導する。一方、車両2は管理局20から送られる駐
車情報を誘導装置24,27を介して受信すると、車両
に設けられたウィンカー表示器3a,3bあるいはナビ
ゲーショ装置4のディスプレィ画面により、車両の進行
方向を表示させることによって、駐車場内の未駐車状態
38の位置へ誘導を行う構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車誘導装置およ
び駐車誘導システムに関するものであり、特に、駐車場
内へ入庫する車両を適切に誘導するための駐車誘導装置
および駐車誘導システムに係わる。
【0002】
【従来の技術】従来、駐車場内に車両を駐車させる場
合、駐車場内で未駐車状態となったスペース(空きスペ
ース)を見つける際、時間がかかる場合が有り得る。そ
こで、近年では駐車場内の空きスペースまで車両を誘導
する方法が提案されている。
【0003】例えば、特開平5−3516号公報に示さ
れる車両誘導装置では、車両が駐車場の入口に入ると、
車両検知センサにより車長と車幅が検知され、車両の大
きさに応じた最適な駐車位置を判断し、駐車位置表示装
置により駐車位置を駐車券に印刷したものが渡され、ド
ライバーはその駐車券に印刷された位置に車両を駐車さ
せるようにしている。
【0004】また、特開2000−285391号公報
では、駐車管理装置は入場時と退場時に車両と情報通信
を行い、駐車管理装置は駐車/空車情報に基づき駐車領
域を指定し、駐車場内の走行経路を走行する車両位置を
走行経路の中央に設けられた位置レーンマーカで検出
し、進路方向が分岐するポイントに車両が到達した場合
に、車両に対して情報レーンマーカによって、所定の進
路方向を指示するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−3516号公報に示される車両誘導装置の如く、指
定された駐車場の位置が印刷された駐車券をドライバー
が見て、駐車券に印刷された指定の駐車場所に車両を駐
車させる場合、ドライバーは駐車券に印刷された指定の
駐車場所まで車両を運転した後、駐車場の正規の指定場
所において、正規ではない車両が駐車していると、ドラ
イバーはとまどい、それが基で混乱を招くものとなるた
め、適切な駐車が行えないものとなってしまう。
【0006】更に、特開2000−285391号公報
に示される方法では、駐車場内の走行経路を走行する車
両位置を位置レーンマーカで検出するようにしている
が、駐車時に車両が走行経路の中央ではなく、前方に停
車または対向して走行してくる他車を避けようとして走
行経路の端を走行する場合には、車両位置を位置レーン
マーカで検出できない場合が生じ得るため、適切な駐車
が行えなくなってしまう。
【0007】よって、本発明は上記の問題点に鑑みてな
されたものであり、適切な駐車が行える装置を提供する
こと、および、適切な駐車が行えるシステムを提供する
ことを技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに講じた第1の技術的手段は、駐車を管理する管理局
から送られる駐車情報を受信し、車両に有する報知手段
によって、車両を駐車スペースへと、前記駐車情報に基
づき誘導する駐車誘導装置において、前記報知手段は、
車両に設けられたウィンカー表示器または無線通信機器
としたことである。
【0009】上記手段によれば、車両における報知手段
を、車両に設けられたウィンカー表示器または無線通信
機器としたので、駐車場内に備え付けられた駐車設備に
よる誘導だけでなく、自車の車両内部でも、管理局から
の駐車情報を受けて、その駐車情報に基づいて、車両に
設けられたウィンカー表示器または無線通信機器を作動
させて、ドライバーに対して車両内部からも適切な駐車
の指示を行い、駐車の誘導を行うことが可能となる。
【0010】また、上記の課題を解決するために講じた
第2の技術的手段は、管理局は、駐車場内へ入庫する車
両の大きさを検出する入庫車両検出手段と、駐車場内で
区画されたスペースに、車両が駐車されているか否かを
検出する駐車車両検出手段と、車両が駐車状態であるか
未駐車状態にあるのかを前記スペース毎に記憶し、駐車
場内での車両の駐車状態を記憶する記憶手段と、車両の
大きさに応じた前記未駐車状態のスペースに、車両を誘
導する誘導手段とを備え、前記管理局は、車両の大きさ
から決まる未駐車状態のスペースに対して、車両の誘導
を行う駐車情報を送り、車両は前記駐車情報を受けて、
車両に設けられたウィンカー表示器または無線通信機器
を、前記駐車情報に基づき作動させるようにしたことで
ある。
【0011】上記した手段によれば、管理局は車両の大
きさを検出し、車両の大きさから決まる未駐車状態のス
ペースに対して、車両の誘導を行う駐車情報を送り、車
両は管理局からの駐車情報を受けて、車両に設けられた
ウィンカー表示器または無線通信機器を、前記駐車情報
に基づき作動させるようにしたので、駐車設備による誘
導だけでなく、車両内部でも管理局からの駐車情報を受
けて、車両に設けられたウィンカー表示器または無線通
信機器を作動させることによって、ドライバーに対して
駐車の指示を行い、適切な駐車の誘導を行える。
【0012】この場合、管理局は車両識別子を各車両に
設定し、駐車情報と一緒に車両識別子を対応させ、各車
両に対して車両識別子を含む車両情報を送るものとした
ので、駐車情報と一緒に車両識別子を対応しての送信が
可能となり、その駐車情報を受ける車両では、車両識別
子を判断して自車両の情報であると判断された場合、管
理局からの情報を報知手段によって、ドライバーに報知
を行い、駐車を誘導することが可能となる。従って、車
両識別子により、各車両に正確な駐車情報が伝達され
る。
【0013】また、車両識別子は車両ナンバーであり、
駐車場内への入庫時に車両入庫車両検出手段により、車
両ナンバーも検出されるようにすれば、入庫時に車両ナ
ンバーも一緒に検出することにより、管理局では車両ナ
ンバーと対応して駐車位置が管理される。
【0014】更に、無線通信機器は、ナビゲーション装
置とすれば、車両に設けられたナビゲーション装置の機
能(例えば、地図等を表示するディスプレィ画面への進
行方向の表示、進行方向を音声合成により音声案内を行
う等)を使用した駐車の指示が行える。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は車両誘導装置10
の構成図である。本実施形態における車両誘導装置10
は、コントローラ7の制御によって、駐車場内におい
て、誘導制御がなされるようになっている。コントロー
ラ7は車両2のキーシリンダに車両キーが挿入され、車
両のアクセサリスイッチ(Acc SW)9をオン状態
にすることによって、バッテリー8から所定電圧(例え
ば、12V)が供給され、動作を行う。
【0016】このコントローラ7には、車両に設けられ
た車室内外の方向指示器を同時点灯させるウィンカー表
示器3(3a、3b)が接続されている。このウィンカ
ー表示器3は、ドライバーに対して右折の指示を出す場
合には右折用のウィンカー表示器3aを作動させる。ま
た、ドライバーに対して左折の指示を出す場合には左折
用のウィンカー表示器3bを作動させ、右左折のウィン
カー表示器3を点滅動作させることによって、車室内の
点滅ではドライバーに対して注意を喚起させ、車室外の
点滅では後続車両および周囲の車両に対して、自車が左
右どちら方向に進むかの注意を喚起させることができる
(図3参照)。更に、コントローラ7は無線通信機器と
して市販されるナビゲーション装置4が接続されてお
り、コントローラ7はこのナビゲーション装置4の地図
を表示させるディスプレィ4aの画面に右折あるいは左
折といった方向指示を表示させると共に、ナビゲーショ
ン装置4に備えついた音声合成装置4bにより、音声合
成出力が成され、駐車場内で音声による誘導が行える。
この場合、外部からの情報(例えば、駐車場を管理する
管理局20からの駐車情報や、管理局20からの誘導信
号を発する誘導装置24からの駐車情報)はアンテナ5
により受信されて、送受信器6を介して復調された後、
コントローラ7に入力され、必要に応じて、同じ送受信
器6およびアンテナ5を用いて、誘導装置24に対し
て、情報を正しく受け取ったことを示す情報(アクノリ
ッジACK信号)を送ることができる。この場合、送受
信器6の駐車場内の外部装置へ信号を送るパワーは、駐
車場内で情報通信が行える程度であれば十分情報伝達が
可能である。
【0017】次に、駐車誘導システム1の管理局20の
構成について、図2を参照して説明する。管理局20は
駐車場29へ入庫する車両2および出庫する車両2の状
況および現在駐車中の車両位置、更にはどこの駐車スペ
ース30が空き状態にあるのかを管理し、車両状況に応
じて誘導指示を駐車場内の各車両2に対して駐車情報を
送り、駐車場全体を管理するものである。
【0018】駐車場29には、複数の区画された駐車ス
ペース30(31〜35)が存在し、その中には、軽乗
用車用の幾分小さい駐車スペース31,35と、普通乗
用車用の駐車スペース32,33,34が存在する。各
々の駐車スペース30の上部(例えば、天上)には、駐
車スペース30に車両2が存在して、駐車状態であるの
か(図2において、黒丸で示す)、車両2が存在してい
なく、未駐車状態であるのか(図2において、白丸で示
す)を検知する駐車車両検出センサ25が設けられてい
る。この駐車車両検出センサ25は、各々の駐車スペー
ス30に、車両2が存在するか否かが検出できるセンサ
であれば良く、例えば、超音波、赤外線等のセンサが用
いられる。そして、この駐車車両検出センサ25からの
信号は管理局20に入力される。また、駐車場29に
は、車両2が駐車場内に入庫する場合にゲートが開閉す
る入庫ゲート21と、車両2が駐車場内から出庫する場
合にゲートが開閉する出庫ゲート22が設けられ、これ
らのゲート21,22の開閉動作は、管理局20により
開閉指示がなされる。また、駐車場内に入る入庫ゲート
21の手前には、車両を検知する入庫車両検出装置(例
えば、CCDカメラ、赤外線カメラ等)23が設けられ
る。この入庫車両検出装置23の中で、入庫ゲート21
の手前の天上にはカメラ23aが取り付けられ、カメラ
23aの内部に有するカメラ画素に撮像される全体画素
に対する車両の割合により、車両2の車幅および全長の
大きさが検知される。また、入庫ゲート21の手前には
入庫ゲート21に近づく車両のナンバープレートに設け
られた車両ナンバーを車両識別子として、公知の画像処
理技術を用いることによって検出するカメラ23bが設
けられる。尚、本実施形態では、入庫車両検出装置23
では、2つのカメラ23a,23bを使用しているが、
これに限定されず、いくつあっても良い。この場合、車
両2の大きさの検出には、別の方法としては、複数の赤
外線センサを一列に並べて検出を行っても良い。これら
の入庫車両検出装置23により検出された情報(車幅、
全長、車両ナンバー等)は、管理局20に入力される。
【0019】駐車場29には横に並んだ駐車スペース3
0の延長線上、具体的には、駐車場内を走行できる走行
経路の分岐点の位置には、駐車情報を出す誘導装置24
(24a,24b,24c)が設けられている。誘導装
置24の情報は、この入庫ゲート21に近い誘導装置2
4aから始まり、誘導装置24bを経て、出庫ゲート2
2に近い誘導装置24cと順番に、電波により駐車情報
を所定範囲内を通過する車両2に対して駐車情報を送信
すると共に、車両2からの情報を誘導装置24により受
信することができる。また、誘導装置24による誘導後
に最終誘導を行う誘導装置27がドライバーから見える
各駐車スペース内の一部(例えば、各駐車スペースへの
入庫口、あるいは、駐車場内を車両2が走行する際にド
ライバーから見える位置)に設けられており、この誘導
装置27に対する情報は誘導装置24により管理局20
と成される。例えば、一例として誘導装置24bは、駐
車スペース33の一列分の駐車スペースに各々設けられ
た誘導装置27a・・27d・・27hをまとめて管理
している。尚、本実施形態では電波による情報通信を行
うことにより各車両2に対して情報を伝達するようにし
ているが、これに限定されるものではなく、光通信であ
っても良い。
【0020】次に、図4を参照して、駐車誘導システム
1における駐車場29を管理する管理局20、駐車場2
9に入庫する車両2および管理局20からの情報を車両
2に伝達すると共に、車両2から送られてくる情報を受
信する誘導装置24の動作について説明する。尚、誘導
装置24は、誘導情報を送信し車両2からの情報を受信
するビーコンであっても良い。
【0021】管理局20は駐車場内において各駐車スペ
ース30の上部に設けられた駐車車両検出センサ25に
より、現在の駐車台数を把握し、どこに未駐車状態38
の空きスペースがあるのかを常に管理している。この状
態下で、駐車しようとする車両2が入庫ゲート21に近
づき、入庫ゲート21に到着したとする。
【0022】車両2が入庫ゲート21に到着すると、入
庫ゲート21の手前の上部に設けられたカメラ23aに
より、車両2の大きさ(車幅および全長)が検出され
る。これと同時に、もう一方のカメラ23bによって、
車両2のナンバープレートに表示された車両ナンバーが
公知の画像認識技術を用いて検出される。そして、これ
らの情報は管理局20に送られ、管理局20はカメラ2
3a,23bより送られてきた情報を、RAM7bに記
憶する。そして、管理局20は現在空いている未駐車状
態(図2における白丸位置)を複数ある駐車スペース3
0の中から探索して、車両の大きさにあった駐車スペー
スを探索する。この際、車両2が軽乗用車であれば、比
較的小さい駐車スペース31,35の中から選択される
が、普通乗用車の場合には、駐車スペース32,33,
34の中から選択される。そして、駐車スペース30の
探索がなされた後、入庫ゲート21が開いて1台の車両
2が通過する間だけ入庫ゲート21はオープン状態とな
って、入庫ゲート21から車両2が駐車場内に入ること
が許可される。その間に、管理局20では入庫する車両
2の駐車位置が決定される。
【0023】管理局20において、決定された駐車位置
(例えば、PPとする)を車両2に知らせるため、管理
局20はその決定された駐車位置PPを、車両識別子
(例えば、車両ナンバー)と一緒に、入庫ゲート21に
最も近い誘導装置24aに送る。誘導装置24(24
a,24b,24c)は、それぞれが近距離の車両2と
情報通信が行えるようになっている。誘導装置24は、
車両2に対して車両識別子を含む、未駐車状態38の決
定された駐車位置PPへ導く駐車信号(ここでは、誘導
信号となる)を駐車情報として車両2に対して送信す
る。
【0024】誘導信号を受信した車両2は、誘導装置2
4から送られてきた駐車情報の中に、自車の車両識別子
があるか判断される。車両2において自車の車両識別子
があると判断されると、その情報が送られた誘導装置2
4に対して、情報を受け取ったことを知らせるアクノレ
ッジ信号(ACK信号)を送信する。この場合、入庫ゲ
ート21に近い誘導装置24aから出庫ゲート22へと
向かう順番に従い、誘導装置24b,24cから上記と
同様な処理が繰り返される。この際、近くの誘導装置2
4を車両2が通過した場合には、各誘導装置24は通過
完了信号を管理局20に送信しながら、管理局20にて
決定された未駐車状態38の空きスペースの駐車位置ま
で誘導装置24により車両2が誘導される。ここでは、
一例として未駐車状態38の位置の駐車位置PPに誘導
されるものとすると、誘導装置24aと通信が行われた
後、車両2は、誘導装置24bと通信を行い、誘導装置
24bから右折信号を送信して誘導を行う。車両2はそ
の誘導装置24bからの右折信号を受信し、ウィンカー
表示器3aを車室内外ともに連動して点滅させ、ドライ
バーに対して右折を指示する。車両2は右折を行った
後、管理局で決定された未駐車状態38の駐車位置PP
に設けられた誘導装置27dと通信が行われる。そし
て、管理局20が決定した駐車位置PPに最も近い誘導
装置27dの送信範囲内に車両2が来ると、管理局20
は誘導装置27dを介して、車両2に対し、車両内部の
装置を用いて誘導が行える最終誘導信号を送信する。そ
して、その最終誘導信号を受信した誘導装置27dは、
車両2に対して最終信号を送信する。この様な信号は、
それぞれ車両識別子を含んでおり、信号が送られた結
果、車両2内のドライバーと車両2外の車両に対して、
次の様に作用する。つまり、ドライバーへは、車両2に
備えつけた装置(例えば、車室内外のウィンカー表示器
3a,3bの連動作動によるハザード点滅およびナビゲ
ーション装置4のディスプレィ表示)を作動させ、進行
方向を指示できるようになっている。また、車両2外の
車両、例えば後続車および対向車に対しては、誘導装置
27dから送られた最終信号によりハザード点滅を行
い、その場所に今から駐車操作を行うというドライバー
の意志を知らせることができる。この様にすることで、
後続車および対向車は、駐車操作を行うもしくは行おう
としている車両2に注意して、駐車場内を走行すること
ができるので、駐車場内での安全性が向上する。
【0025】この場合、最終信号を受信した車両2は最
後に誘導を行った誘導装置27dに対して、上記と同様
のACK信号を返す。そして、車両2から返されたAC
K信号を受信した最後の誘導装置27dは管理局20に
対して、誘導完了を示す誘導完了信号を送信する。管理
局20ではその誘導完了信号を受けて、駐車場内におけ
る駐車状態39および未駐車状態38の更新を行った
後、その1台についての誘導制御は終了する。この様な
誘導処理を管理局20は行うことにより、常に、どれだ
けの車両2が駐車場内に存在し、駐車場内のどの位置に
駐車しているのかといった駐車場全体の管理が効率良く
行える。
【0026】尚、本実施形態においては、車内における
ドライバーへの報知をウィンカー表示器3およびナビゲ
ーション装置4を用いて説明を行ったが、これに限定さ
れず、一方のみを用いて報知を行っても良く、別の報知
形態を用いて行っても良い。
【0027】また、車両識別子として車両ナンバーを用
いたが、車両2の特定が行えるもの(例えば、個々の車
両に設けられたコード)であれば良い。
【0028】本実施形態では誘導装置24による誘導と
併用して車室内からの誘導を行うため、前方に停車また
は対向して走行してくる他車を避け様として走行経路の
端を走行する車両がいても、駐車場内の走行経路の分岐
点に設けられた誘導装置24の所定範囲内であれば車両
2との通信を行って、適切な駐車が行えなえる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、車両における報知手段
を、車両に設けられたウィンカー表示器または無線通信
機器としたので、駐車場内に備え付けられた駐車設備に
よる誘導だけでなく、自車の車両内部でも、管理局から
の駐車情報を受けて、その駐車情報に基づいて、車両に
設けられたウィンカー表示器または無線通信機器を作動
させて、ドライバーに対して車両内部からも適切な駐車
の指示ができ、駐車の誘導を行うことができる。
【0030】また、管理局は車両の大きさを検出し、車
両の大きさから決まる未駐車状態のスペースに対して、
車両の誘導を行う駐車情報を送り、車両は管理局からの
駐車情報を受けて、車両に設けられたウィンカー表示器
または無線通信機器を、前記駐車情報に基づき作動させ
るようにしたので、駐車設備による誘導だけでなく、車
両内部でも管理局からの駐車情報を受けて、車両に設け
られたウィンカー表示器または無線通信機器を作動させ
ることによって、ドライバーに対して駐車の指示を行
い、適切な駐車の誘導を行うシステムとすることができ
る。
【0031】この場合、管理局は車両識別子を各車両に
設定し、駐車情報と一緒に車両識別子を対応させ、各車
両に対して車両識別子を含む車両情報を送るものとした
ので、駐車情報と一緒に車両識別子を対応しての送信が
できる。駐車情報を受ける車両では、車両識別子を判断
して自車両の情報であると判断された場合、管理局から
の情報を報知手段により、ドライバーに報知を行い、駐
車を誘導することができ、車両識別子により、各車両に
対して、確実に正確な駐車情報を伝達することができ
る。よって、駐車誘導システムの信頼性が向上する。
【0032】また、車両識別子は車両ナンバーであり、
駐車場内への入庫時に車両入庫車両検出手段により、車
両ナンバーも検出されるようにすれば、入庫時に車両ナ
ンバーも一緒に検出することができ、管理局では各車両
の車両ナンバーと対応して駐車位置を管理することがで
きる。
【0033】更に、無線通信機器は、ナビゲーション装
置とすれば、車両に設けられたナビゲーション装置の機
能を使用した駐車の指示が行えるようにでき、安価なシ
ステムとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における駐車誘導装置の構
成図である。
【図2】本発明の一実施形態における駐車誘導装置と情
報通信を行う駐車誘導システムの構成図である。
【図3】図1に示す駐車誘導装置を車両に搭載した場合
の概念図である。
【図4】図2に示す駐車誘導システムの管理局、車両お
よび誘導装置との情報通信処理を示すタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
1 車両誘導システム 2 車両 3 ウィンカー表示器 4 ナビゲーション装置 5 アンテナ 7 コントローラ 7b RAM(記憶手段) 20 管理局 21 入庫ゲート 22 出庫ゲート 23 カメラ(入庫車両検出手段) 24(24a,24b,24c) 誘導装置(誘導手
段) 25 駐車車両検出センサ(駐車車両検出手段) 27(27a,27d,27h) 誘導装置(誘導手
段) 30(31,32,33,34,35) 駐車スペース 38 空きスペース 39 駐車状態
フロントページの続き (72)発明者 小出 英詞 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 Fターム(参考) 5H180 AA01 BB04 CC02 CC04 CC11 FF13 FF24 FF25 KK01 KK07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駐車を管理する管理局から送られる駐車
    情報を受信し、車両に有する報知手段によって、車両を
    駐車スペースへと、前記駐車情報に基づき誘導する駐車
    誘導装置において、 前記報知手段は、車両に設けられたウィンカー表示器ま
    たは無線通信機器であることを特徴とする駐車誘導装
    置。
  2. 【請求項2】 駐車を管理する管理局は、 駐車場内へ入庫する車両の大きさを検出する入庫車両検
    出手段と、 駐車場内で区画されたスペースに、車両が駐車されてい
    るか否かを検出する駐車車両検出手段と、 車両が駐車状態であるか未駐車状態にあるのかを前記ス
    ペース毎に記憶し、駐車場内での車両の駐車状態を記憶
    する記憶手段と、 車両の大きさに応じた前記未駐車状態のスペースに、車
    両を誘導する誘導手段とを備え、 前記管理局は、車両の大きさから決まる未駐車状態のス
    ペースに対して、車両の誘導を行う駐車情報を送り、車
    両は前記駐車情報を受けて、車両に設けられたウィンカ
    ー表示器または無線通信機器を、前記駐車情報に基づき
    作動させることを特徴とする駐車誘導システム。
  3. 【請求項3】 前記管理局は車両識別子を各車両に設定
    し、前記駐車情報と一緒に前記車両識別子を対応させ、
    各車両に対して車両識別子を含む車両情報を送ることを
    特徴とする請求項2に記載の駐車誘導システム。
  4. 【請求項4】 前記車両識別子は車両ナンバーであり、
    駐車場内への入庫時に前記車両入庫車両検出手段によ
    り、車両ナンバーも検出されることを特徴とする請求項
    3に記載の駐車誘導システム。
  5. 【請求項5】 前記無線通信機器は、ナビゲーション装
    置であることを特徴とする請求項2に記載の駐車誘導シ
    ステム。
JP2001365192A 2001-11-29 2001-11-29 駐車誘導装置および駐車誘導システム Pending JP2003168196A (ja)

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