JP2002163758A - 非自動運転車両の専用道進入防止装置 - Google Patents

非自動運転車両の専用道進入防止装置

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JP2002163758A
JP2002163758A JP2000360373A JP2000360373A JP2002163758A JP 2002163758 A JP2002163758 A JP 2002163758A JP 2000360373 A JP2000360373 A JP 2000360373A JP 2000360373 A JP2000360373 A JP 2000360373A JP 2002163758 A JP2002163758 A JP 2002163758A
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雅之 高見
Minoru Okada
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 自動運転車両専用道路を通行するに適格であ
り、目的地に到着できない虞のない車両のみを進入させ
るように制御する、自動運転車両専用道路への車両進入
制御方式を提供する。 【解決手段】 自動運転車両専用道路に進入を希望する
車両15−1に、予め、自己の車両が自動運転車両であ
ることと、自己の車両が目的地まで安全・確実に到着す
ることができることとを自己診断させておき、自動運転
車両専用道路4への進入許可請求に当たり、その自己診
断の結果を、システム全体を統括する管制制御ユニット
に無線報告させ、管制制御ユニットはこれを確認した上
で進入を許可することとし、自動運転車両専用道路の進
入路近傍には車両監視センサー11を設けておき、通行
不適格車両が進入したときはサービスゲート12を緊急
閉鎖して自動運転車両専用道路4外に強制退去させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転者を必要とし
ない完全自動運転方式の自動運転車両のみが通行する自
動運転車両専用道路に、通行性適格のある自動運転車両
のみを進入させるためになす制御、すなわち、自動運転
車両専用道路への車両進入制御方式の改良に関する。特
に、自動運転車両専用道路の進入路に設けられる車両進
入制御用ゲートを、自動運転方式の車両以外の車両、及
び/または、目的地に到着することができない虞のある
車両、例えば、整備不良の車両・目的地に到着するに十
分な量の燃料を積載していない車両等が進入することを
禁止し、自動運転車両専用道路を通行するに適格であ
り、しかも、目的地に到着できない可能性のない車両の
みを通過させるように制御する自動運転車両専用道路へ
の車両進入制御方式の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】自動運転車両専用道路への車両進入制御
方式の改良に関する発明は、従来技術においても、いく
つか知られている。(特開昭56−25502号及び特
開昭61−9709号)。前者は、自動運転用誘導輪が
車両の側方に伸延・格納可能に設けられており、自動運
転車両専用道路を通行する場合は、この自動運転用誘導
輪を車両の側方に伸延して、この自動運転用誘導輪を自
動運転車両専用道路の誘導側壁(レーン左右の壁面)に
接触させてその上を転動させて走行する形式の自動運転
車両を、前記の誘導側壁(レーン左右の壁面)を有する
自動運転車両専用道路に導入するための自動運転車両専
用道路への進入制御方式において、その導入口・進入路
すなわち車両進入ゲート領域において車両進入路の幅
(車両を通すための通路すなわちレーンの幅,すなわ
ち、前記の誘導側壁相互間の距離)を広くしておくこと
にした、自動運転車両専用道路への車両進入制御方式で
ある。また、後者は、「無線遠隔制御装置の発信部を走
行路にそって設けるとともに受信部を車両に装着し、先
ず、前記無線遠隔制御装置の発信部から制御信号を出力
し、この制御信号を走行車両の受信部に入力させ車両の
運転状態を遠隔制御することを特徴とする車両の自動走
行システム(特許請求の範囲)」であるが、自動運転車
両専用道路への車両進入制御方式との関連においては、
進入ゲート近傍に前記の無線遠隔制御装置の端末器を設
けておき、この自動運転車両専用道路に進入することを
希望する車両の運転者に、登録カード(当該自動運転車
両専用道路の通行を認める契約の存在を証するカード)
等の識別媒体を、前記の端末器に挿入する等させて、基
地局が、通行が許される車両か否かを判断し、通行適格
の場合のみ、進入ゲートを開放することとした、自動運
転車両専用道路への車両進入制御方式である。
【0003】ところで、運転者を必要としない完全自動
運転方式の自動運転車両のみが通行する自動運転車両専
用道路は、その効率性や安全性等のため、将来の自動車
交通手段として、大いに期待されているが、その道路を
走行する車両には、運転者を必要としない完全な自動運
転が可能であるという高度の遇能を有することが求めら
れるばかりでなく、一方、道路の構造・設備としては、
通行性不適格の車両の故意の進入を防止し、また、目的
地に到着できない虞のある車両、例えば、目的地に到着
するに十分な量の燃料を積載していない車両等の進入を
防止することが必要である。さもないと、通行性不適格
の車両(運転者を必要とする通常の車両等)恣意的走行
や整備不良・燃料不足に起因する走行不能等に起因する
交通渋滞・交通障害が発生しやすく、前記の専用道路の
効率性や安全性等が有効に実現できないからである。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】しかし、従来技術においては、運転者を必
要としない完全自動運転方式の自動運転車両のみが通行
する自動運転車両専用道路に、自動運転車両専用道路通
行適格のある自動運転車両のみに進入を許す機能を有す
る、綜合的・効率的車両進入ゲ−ト方式は知られていな
い。特に、自動運転車両専用道路の進入路に設けられる
車兩進入ゲ−トを、自動運転方式の車両以外の車両、目
的地に到着できない虞のある車両、例えば、整備不良の
車両、目的地に到着するに十分な量の燃料を積載してい
ない車両等が通過することを禁止し、自動運転車両専用
道路を通行するに適格であり、しかも、目的地に到着で
きない虞のない車両、例えば、整備良好な車両、目的地
に到着するに十分な量の燃料を積載している車両等のみ
を通過させるようにする自動運転車両専用道路への車両
進入制御方式は知られていない。したがって、本発明の
目的は、自動運転車両専用道路の進入路に設けられる車
両進入ゲートを、自動運転方式の車両以外の車両、目的
地に到着できない虞のある車両、例えば、整備不良の車
両、目的地に到着するに十分な量の燃料を積載していな
い車両等が通過することを禁止し、自動運転車両専用道
路を通行するに適格であり、しかも目的地に到着できな
い虞のない車両、例えば整備良好な車両、目的地に到着
するに十分な量の燃料を積載している車両等のみを通過
させるように制御する、自動運転車両専用道路への車両
進入制御方式を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る自動運転車両専用道路への車両進入制
御方式が新たに道入した技術思想は、自動運転車両専用
道路に進入を希望する車両に、予め、自己の車両が自動
運転車両であることと、自己の車両が目的地まで安全・
確実に到着することができることを自己診断させてお
き、自動運転車両専用道路への進入許可請求に当たり、
その自己診断の結果を、システム全体を統括する管制制
御ユニットに、無線報告させ、管制制御ユニットは、当
該車両が自動運転車両であることと目的地まで安全・確
実に到着することができることとを確認した上、進入を
許司することとしたことと、自動運転車両専用道路を通
行する自動運転車両には、自己の位置と速度とを管制制
御ユニットに無線報告させておき、同時に、自動運転車
両専用道路の進入路近傍には、ここを通行する車両を監
視する車両監視センサーを設けておき、もし、通行不適
格車両進入したときは、サービスゲートを閉鎖して、こ
の通行不適格車両を、自動運転車両専用道路外に、強制
退去させることとしたことである。
【0006】システム全体を、詳細に述べれば、本発明
の係る自動運転車両専用道路への車両進入制御方式にお
いては、この自動運転車両専用道路に進入を希望する車
両(自動運転方式ではない車両を含む。)の運転者に、
予め、自己の車両が自動運転車両であることと、自己の
車両が目的地まで安全・確実に到着することができるこ
ととを自己診断させておき、その車両が一般道から自動
運転車両専用道路への進入路近傍に設けられているチェ
ックイン施設(この施設の機能が不明瞭です。通常の有
料道路に設けられるゲートの建物のような物を想定して
あります。)に接近した時、掲示を使用する等して、前
記の自己診断が未完の車両は自発的に一般道(自動運転
方式ではない車両用の車両専用道路を含む。)に戻るよ
うに一般道に向かうバイパス道路に誘導する。一方、前
記の自己診断が完了している車両の運転者には、この車
両進入制御方式のシステム全体を統括する管制制御ユニ
ットに、前記の自己診断の結果を、無線通信手段を使用
して報告させ、同時に、無線通信手段を使用してサービ
スイン請求をさせる。管制制御ユニットは、この報告と
請求とを受領して、この車両が自動運転車両であること
と目的地まで安全・確実に到着することができることと
を確認した上、自動運転車両専用道路への進入を許可し
て、無線通信手段を使用して、その旨を当該車両の運転
者に通知し、当該自動運転車両の運転者に、自動運転開
始の指示を発し、同時に、走行ベクトルを通知する。そ
れと同時に、前記のチェックイン施設を通過した所に設
けられるサービスイン施設近傍に設けられる情報表示ユ
ニット及び当該自動運転車両に対する自動運転開始の指
示を無線送信して、当該自動運転車両に対する自動運転
開始の指示とそれ以外の車両に対する通過禁止の指示と
を情報表示ユニツトに掲示させる。そして、進入を許可
された自動運転車両には、サービスイン施設を自走して
通過させ、それ以外の車両はサービスイン施設を通過す
ることなく、一般道(自動運転方式ではない車両用の車
両専用道路を含む。)に戻るように一般道に向かうバイ
パス道路に誘導する。この時点から、当該自動運転車両
専用道路への進入を許可された自動運転車両は自動運転
を開始する(当該自動運転車両の運転者は運転する必要
がなくなる。)。また、自動運転車両専用道路には、こ
の地点から、レーンマーカーが埋設されてあり、自動運
転車両は、レーンマーカーセンサーを有し、自己の位置
と速度とを計測する能力を有するので、自動運転中の当
該自動運転車両は、レーンマーカーセンサーを使用し、
また、管制制御ユニットから与えられた前記の走行ベク
トルにしたがって、自動運転を開始する。自動運転を開
始したら、当該自動運転車両は、レーンマーカーセンサ
ーを使用して、自己の位置と速度とを検出し、この自己
の位置と速度とを、無線通信手段を使用して、管制制御
ユニットに報告する。一方、サービスイン施設を通った
地点に車両監視センサーが設けられており、管制制御ユ
ニットは、常時、この車両監視センサーの前を通過する
車両を監視しており(自動運転車両専用道路への進入を
許可されている車両の情報と現に車両監視センサの前を
通過している車両の情報とを比較して、自動運転車両専
用道路への進入を許可されていない車両を発見する努力
をしており)、もし、当該自動運転車両専用道路への進
入を許可されていない車両が、故意に進入を試みたとき
は、自動運転車両専用道路に設けられるサービスゲート
を緊急閉鎖して、当該自動運転車両専用道路への進入を
許可されていない車両を、一般道(自動運転方式ではな
い車両用の車両専用道路を含む。)に戻るように一般道
に向かうバイパス道路に強制的に誘導する。
【0007】それぞれの自動運転車両には、自己の目的
地情報を入力・記憶させる目的地情報入力・記憶ユニッ
トと、自己の残留燃料を計測する残留燃料計測ユニット
と、通行する自動運転車両専用道路に設置されている直
近の給油可能地点を検出する直近給油可能地点検出手段
とを設けておけば、これらを使用して、自己の車両が、
目的地または当該自動運転車両専用道路に設置されてい
る直近の給油可能地点に到着司能であるか否かを判定す
ることができる。
【0008】車両監視センサーが自動運転車両専用道路
通行不適格車両を発見したときは、その旨を管制制御ユ
ニットに報告するが、この自動運転車両専用道路通行不
適格車両を早急に自動運転車両専用道路の外に退去させ
る必要があるので、管制制御ユニットには、その自動運
転車両専用道通行不適格車両の直前を走行している先行
車両があるか否かを検出し、もし、通行不適格車両の直
前を走行している先行車両があるときは、この先行車両
を強制停車させて、当該自動運転車両専用道路不適格車
両の走行を阻止することもできる。
【0009】さらに正確に述べれば、本発明に係る、運
転者を必要としない完全自動運転方式の自動運転車両の
みが通行する自動運転車両専用道路への車両進入制御方
式は、運転者を必要としない完全自動運転方式の自動運
転車両のみが通行する自動運転車両専用道路への車両進
入制御方式において、自動運転車両専用道路への車両進
入制御は、基地局に設けられて自動運転車両専用道路を
統括制御する管制制御ユニットによって統括制御されて
おり、その基地局には、管制制御ユニットに従属し、自
動運転車両専用道路への進入の可否を表示する情報ユニ
ットと、自動運転車両専用道路を通行する車両を監視す
る車両監視ユニットと、自動運転車両専用道路への進入
路を開放・閉鎖する指令を発するサービスゲート制御ユ
ニットと、このサービスゲート制御ユニットの指令にも
とづいて動作するサービスゲートと、自動運転車両のそ
れぞれとの交信に使用される無線通信手段とが設けられ
ており、自動運転車両専用道路には、自動運転車両にそ
の自動運転車両自身の位置と速度とを教えるレーンマー
カーが設けられており、自動運転車両のそれぞれは、レ
ーンマーカーにもとづいて自身の位置と速度とを検出す
るレーンマーカーセンサーと、このレーンマーカーセン
サーによって与えられる位置・速度情報と管制制御ユニ
ットによって与えられる走行ベクトルとにもとづいて自
動走行するための自動運転手段と、自動運転車両の目的
地情報を入力・記憶する目的地情報入力・記憶ユニット
と、目的地情報入力・記憶ユニットの情報等を使用して
自動運転車両が目的地または自動運転車両専用道路に設
置されている直近の給油可能地点に到着可能であること
を判定する目的地到着可否判定手段と、管昭昭御ユニッ
トとの交信に使用される無線通信手段とを有し、自動運
転車両専用道路への進入路近傍にはサービスイン施設が
設けられており、このサービスイン施設には、管制制御
ユニットによって与えられる自動運転車両専用道路への
車両進入の可否を表示する情報開示ユニットと、サービ
スイン施設を通過して走行している車両を監視して、不
適格車両を発見したときは、管制制御ユニットに報告す
る車両監視センサーと、管制制御ユニットの指令にもと
づき、車両監視センサーの前を走行マている不適格車両
の走行を妨害するサービスゲートとをしており、自動運
転車両専用道路に進入を希望する車両には、予め、自己
の車両が自動運転車両であることと、自己の車両が目的
地まで安全・確実に到着することができることとを自己
診断させておき、この車両が自動運転車両専用道路への
進入路に接近したとき、自己診断が未完の車両は一般道
に誘導し、自己診断が完了している車両には、管制制御
ユニットに向かって、自己診断の結果を、無線通信手段
を使用して報告させ、同時に、サービスイン請求をさ
せ、管制制御ユニットは、報告と請求とを受領して、車
両が自動運転車両専用道路通行適格であることを確認し
た上、自動運転車両専用道路への進入を許可して、無線
通信手段を使用して、その旨をその車両に自動運転開始
の指示を発し、走行ベクトルを通知し、同時に、サービ
スイン施設近傍に設けられる情報表示ユニットに、その
自動運転車両に対する自動運転開始の指示を無線送信
し、その自動運転車両に対する自動運転開始の指示を情
報表示ユニットに掲示させ、進入を許可された当該自動
運転車両には、サービスイン施設を通過させ、それ以外
の車両はサービスイン施設を通過させることなく、一般
道に誘導し、その自動運転車両には、レーンマーカーセ
ンサーを使用し、走行ベクトルにしたがって、自動走行
させ、その自動運転車両には、レーンマーカーセンサー
を使用して自己の位置と速度とを検出させ、その自己の
位置と速度とを、無線通信手段を使用して、管制制御ユ
ニットに報告させ、管制制御ユニットは、常時、車両監
視センサーの前を通過する車両を監視しており、もし、
自動運転車両専用道路への進入を許可されていない車両
が進入を試みたときは、自動運転車両専用道路に設けら
れるサービスゲートを緊急閉鎖して、自動運転車両専用
道路への進入を許可されていない車両を一般道に強制的
に誘導することとされている、自動運転車両専用道路へ
の車両進入制御方式である。
【0010】前記の構成において、自動運転車両が目的
地または自動運転車両専用道路に設置されている直近の
給油可能地点に到着可能であることを判定する目的地到
着司否判定手段を、目的地情報入力・記憶ユニットによ
って入力されているその自動運転車両の目的地情報と、
自動運転車両専用道路に設置されている直近の給油可能
地点を検出する、直近給油可能地点検出手段を使用して
検出される直近給油可能地点情報さ、その自動運転車両
に設けられている自己の速度を検出する車輪速センサー
を使用して計測される車輪速情報と、その自動運転車両
に設けられている残留燃料を計測する残留燃料計測ユニ
ットを使用して計測される残留燃料情報とを使用して演
算してなす手段とすることができる。
【0011】さらに前記いずれの構成においても、車両
監視センサーの前を走行している車両の中に、自動運転
車両専用道路通行不適格車両が発見されたときは、その
旨を管制制御ユニットに報告して、サービスゲートを緊
急閉鎖するとともに、その自動運転車両専用道路通行不
適格車両の直前を走行している先行車両があるか否かを
検出し、その不適格車両の直前を走行している先行車両
があるときは、当該先行車両を強制停車させて、その不
適格車両の走行を妨害することとすることもできる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態に係る、運転者を必要としない完全自動運転
方式の自動運転車両のみが通行する自動運転車両専用道
路への車両進入制御方式の構成を説明し、併せて、その
作用効果を説明する。
【0013】図1参照 図1は、本発明の1実施例に係る、運転者を必要としな
い完全自動運転方式の自動運転車両のみが通行する自動
運転車両専用道路への車両進入制御方式の概念的配置図
である。図において、12はサービスイン施設であり、
この自動運転車両専用道路に進入を希望する車両は、こ
こで、サービスイン請求をなす。13は情報表示ユニッ
トであり、この自動運転車両専用道路に対する通行許可
/不許可のメッセージが表示される。14は後述する車
両監視センサーであり、通行不適格の車両を発見する。
16はサービスゲートであり、通行不適格の車両の進入
を阻止する。19はチェックイン施設である。また、3
は後述するレーンマーカーセンサー22を有する自動運
転車両2に位置を教える機能を有する。5は一般道であ
り、6は、その料金所である。
【0014】図2参照 図2は、本発明の1実施例に係る、運転者を必要としな
い完全自動運転方式の自動運転車両のみが通行する自動
運転車両専用道路への車両進入制御方式を構成する各構
成部材の概念的構成図である。図において、1は基地局
であり、この自動運転車両専用道路4への車両進入制御
方式のシステム全体を統括制御する管制制御ユニット1
1と、これに従属して、この自動運転車両専用道路4の
通行許可/不許可のメッセージを表示する情報表示ユニ
ット13と、通行不適格の車両の進入を監視する車両監
視センサー14と、通行不適格の車両の進入を阻止する
可否判定手段24を使用して、自己の車両2が目的地ま
たは直近の給油可能地点まで安全・確実に到着すること
ができることと、自己の車両2が自動運転車両であるこ
ととを、予め、自己診断させておく。そして、この車両
2が前記の自動運転車両専用道路4への進入路近傍に設
けられているチェックイン施設19(この施設の機能が
不明瞭です。通常の有料道路に設けられるゲートの建物
のような物を想定してあります。)に接近したとき、掲
示を使用する等して、前記の自己診断が未完の車両は自
発的に一般道5(自動運転方式ではない車両用の車両専
用道路を含む。)に戻るように一般道に向かうバイパス
道路に誘導し、前記の自己診断が完了している自動運転
車両2には、前記の管制制御ユニット11に向かって、
前記の自己診断の結果を、無線通信手段28・18を使
用して報告させ、同時に、サービスイン請求をさせる。
管制制御ユニット11は、前記の報告と請求とを受領し
て、当該自動運転車両2が当該自動運転車両専用道路4
を走行するに適格であることを確認した上、当該自動運
転車両2に、当該自動運転車両専用道路4への進入を許
可して、無線通信手段18・28を使用して、この自動
運転車両2に自動運転開始の指示を発し、走行ベクトル
を通知し、同時に、チェックイン施設19を通過した所
に設けられるサービスイン施設12の近傍に設けられる
情報表示ユニット13に、当該自動運転車両2に対する
自動運転開始の指示を無線送信し、当該自動運転車両2
に対する自動運転開始の指示を情報表示ユニット13に
掲示させる。進入を許可された自動運転車両2には、サ
ービスイン施設12を自走して通過させ、それ以外の車
両はサービスイン施設12を通過することなく、一般道
5(自動運転方式ではない車両用の車両専用道路を含
む。)に戻るように一般道5に向かうバイパス道路に誘
導する。この時点から、当該自動運転車両専用道路4へ
の進入を許可された自動運転車両2は自動運転を開始す
る(当該自動運転車両2の運転者は運転する必要がなく
なる。)。当該自動運転車両2には、当該自動運転車両
専用道路4に埋設されているレーンマーカー3の信号を
読み取るレーンマーカーセンサー22を使用し、管制制
御ユニット11によって与えられる前記の走行ベクトル
にしたがって、自動走行させる。当該自動運転車両2に
は、レーンマーカーセンサー22と自己の車速を計測す
る車輪速センサ23と制御信号を発するサービスゲート
制御ユニット15と、これによって制御され、通行不適
格の車両の進入を阻止するサービスゲート16と、自動
運転車両専用道路通行不適格車両が発見された時、この
通行不適格車両の直前を走行している先行車両2がある
か否かを検出する先行車両車両ユニット17とが設けら
れる。18は無線通信手段であり、基地局1とそれぞれ
の自動運転車両2とを無線接続する。自動運転車両2の
それぞれには、基地局1と無線交信する無線通信手段2
8と、当該自動運転車両専用道路4に埋設されるレーン
マーカー3から与えられる信号にもとづいて、自己の位
置と速度とを検出するレーンマーカーセンサー22と、
自己の車速を計測する車輪速センサ23から与えられる
自己の速度信号と、管制制御ユニット11から与えられ
る走行ベクトルとによって制御される自動運転手段21
と、目的地情報を入力する目的地情報入力・記憶ユニッ
ト25と、自己の残留燃料を計測する残留燃料計測ユニ
ット26と、当該自動運転車両専用道路に設置されてい
る直近の給油可能地点を検出する給油可能地点検出手段
27の検出結果とにもとづき、当該自動運転車両2が目
的地または当該自動運転車両専用道路に設置されている
直近の給油可能地点に到着可能であることを判定する目
的地到着可否判定手段24とを有する。28は無線通信
手段であり、基地局1とそれぞれの自動運転車両2とを
無線接続する。
【0015】図1・図2参照 以下、本発明の1実施例に係る、運転者を必要としない
完全自動運転方式の自動運転車両のみが通行する自動運
転車両専用道路への車両進入制御方式の動作を説明す
る。
【0016】自動運転車両専用道路4に進入を希望する
車両2には、目的地情報入力・記憶ユニット25を使用
して自己の目的地情報を入力・記憶させておき、残留燃
料計測ユニット26を使用して自己の残留燃料を計測さ
せておき、さらに、給油可能地点検出手段27を使用し
て当該自動運転車両専用道路に設置されている直近の給
油可能地点を検出させておく。そして、これらの情報に
もとづき、目的地到着を使用して自己の位置と速度とを
検出させ、当該自己の位置と速度とを、無線通信手段2
8・18を使用して、管制制御ユニット11に報告させ
る。一方、管制制御ユニット11は、常時、車両監視セ
ンサー14の前を通過する車両2を監視している。即
ち、自動運転車両専用道路4への進入を許可されている
自動運転車両2の情報と現に車両監視センサー14の前
を通過している車両の情報とを比較して、自動運転車両
専用道路4への進入を許可されていない車両を発見する
努力をしており、もし、当該自動運転車両専用道路4へ
の進入を許可されていない車両2が故意に進入を試みた
ときは、当該自動運転車両専用道路4に設けられるサー
ビスゲート16を、サービスゲート制御ユニット15を
介して緊急閉鎖して、当該自動運転車両専用道路4への
進入を許可されていない車両2を、一般道5(自動運転
方式ではない車両用の車両専用道路を含む)に強制的に
誘導する。
【0017】目的地または自動運転車両専用道路4に設
置されている直近の給油可能地点に到着可能であること
を判定する目的地到着可否判定手段24は、目的地情報
入力・記憶ユニット25によって入力・記憶されている
前記の自動運転車両2の目的地情報と、前記の自動運転
車両専用道路4に設置されている直近の給油可能地点を
検出する、直近給油可能地点検出手段27を使用して検
出される直近給油可能地点情報と、前記の自動運転車両
2に設けられている自己の速度を検出する車輪速センサ
ー29を使用して計測される車輪速情報と、前記の自動
運転車両2に設けられている残留燃料を計測する残留燃
料計測ユニット26を使用して計測される残留燃料情報
とを使用して演算してなす手段をもって実現することが
できる。
【0018】さらに、車両監視センサー14の前を走行
している車両2の中に、自動運転車両専用道路通行不適
格車両が発見されたときは、その旨を管制制御ユニット
11に報告して、サービスゲート16を緊急閉鎖すると
ともに、先行車両車両ユニット17を使用して、通行不
適格車両の直前を走行している先行車両2があるか否か
を検出し、この通行不適格車両の直前を走行している先
行車両2があるときは、当該先行車両2を強制停車させ
て、前記の通行不適格車両の走行を妨害することとする
こともできる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る、運
転者を必要としない完全自動運転方式の自動運転車両の
みが通行する自動運転車両専用道路への車両進入制御方
式は、基地局に設けられる管制制御ユニットによって統
括制御され、その基地局には、管制制御ユニットと、車
両監視ユニットと、情報表示ユニットと、サービスゲー
ゴ制御ユニットと、サービスゲートと、先行車両車両ユ
ニットと、無線通信手段とが設けられており、自動運転
車両専用道路にはレーンマーカーが設けられており、自
動運転車両のそれぞれは、レーンマーカーの信号にもと
づいて、自動運転車両地震の位置と速度とを検出するレ
ーンマーカーセンサーと、このレーンマーカーセンサー
によって与えられる位置・速度情報と管制制御ユニット
によって与えられる走行ベクトルにもとづいて自動走行
するための自動運転手段と、目的地情報入力・記憶ユニ
ットと、残留燃料検出ユニットと、給油可能地点検出手
段と、目的地到着可否判定手段と、無線通信手段とを有
し、自動運転車両専用道路への進入路近傍にはサービス
イン施設が設けられており、管制制御ユニットによって
与えられる自動運転車両専用道路への車両進入の可否を
表示する前記情報表示ユニットと、走行している車両を
監視して、通行不適格車両を発見したときは、管制制御
ユニットに報告する車両監視センサーと、管制制御ユニ
ットの指令にもとづき、車両監視センサーの前を走行し
ている通行不適格車両の走行を阻止するサービスゲーと
を有するので、自動運転車両専用道路の進入路に設けら
れる車両進入ゲートを、自動運転方式の車両以外の車
両、目的地に到着できない虞のある車両、例えば、整備
不良の車両、目的地に到着するに十分な量の燃料を積載
していない車両等が通過することを禁止し、自動運転車
両専用道路を通行するに適格であり、しかも、目的地に
到着できない虞のない車両、例えば、目的地に到着する
に十分な量の燃料を積載している車両等のみを通過させ
るように制御する、自動運転車両専用道路への車両進入
制御方式を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る、運転者を必要としな
い完全自動運転方式の自動運転車両のみが通行する自動
運転車両専用道路への車両進入制御方式の概念的配置図
【図2】本発明の1実施例に係る、運転者を必要としな
い完全自動運転方式の自動運転車両のみが通行する自動
運転車両専用道路への車両進入制御方式を構成する各構
成部材の概念的構成図
【符号の説明】
1 基地局 11 管制制御ユニット 12 サービスイン施設 13 情報表示ユニット 14 車両監視センサー 15 サービスゲート制御ユニット 16 サービスゲート 17 先行車両検出ユニット 18 無線送受信手段 19 チェックイン施設 2 自動運転車両 21 自動運転手段 22 レーンマーカーセンサー 23 車輪速センサー 24 目的地到着可否判定手段 25 目的地情報入力・記憶ユニット 26 残留燃料計測ユニット 27 給油可能地点検出手段 28 無線通信手段 3 レーンマーカー 4 自動運転車両専用道路 5 一般道 6 一般道の料金所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 稔 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 5H180 AA27 BB04 CC24 DD06 JJ26 JJ28 5H301 AA03 AA10 BB20 CC03 CC06 DD07 DD17 EE04 EE13 GG14 KK03 KK07 MM04 MM10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前記自動運転車両専用道路に進入を希望
    する車両は、自己の車両が自動運転車両であり、自己の
    車両が目的地まで安全・確実に到着することができるこ
    とを予め自己判断する手段と、該自己判断の結果を、前
    記自動運転車両専用道路への進入許可請求に当たり、前
    記車両進入制御方式の全体を統括する管制制御ユニット
    に、無線報告する手段とを有し、 前記管制制御ユニットは、前記自己診断の結果を無線受
    領する手段と、該無線受領した情報にもとづき、前記車
    両に、前記自動運転車両専用道路への進入を許可する手
    段とを有し、 該進入許可にもとづき、前記自動運転車両専用道路を通
    行している自動運転車両は、自己の位置と速度とを前記
    管制制御ユニットを無線報告する手段を有し、前記自動
    運転車両専用道路の進入路近傍には、ここを通行する車
    両を監視する車両監視センサーが設けられてなり、 前記管制制御ユニットは、前記自動運転車両専用道路を
    通行している自動運転車両からの無線報告と前記車両監
    視センサーの監視結果とを比較する手段と、該比較する
    手段を使用して、前記通進入許可を受けずに、前記自動
    運転車両専用道路に進入した車両を発見する手段と、該
    発見する手段が、前記通進入許可を受けずに、前記自動
    運転車両専用道路に進入した車両を発見したときは、該
    車両を前記自動運転車両専用道路外に強制退去させる手
    段とを有することを特徴とする、自動運転車両専用道路
    への車両進入制御方式。
  2. 【請求項2】 運転者を必要としない完全自動運転方式
    の自動運転車両のみが通行する自動運転専用道路への車
    両進入制御方式において、 前記自動運転車両専用道路への車両進入制御は、基地局
    に設けられて前記自動運転車両専用道路を統括する管制
    制御ユニットによって統括制御されており、 前記基地局には、前記管制制御ユニットに従属し、前記
    自動運転車両専用道路への進入の可否を表示する情報表
    示ユニットと、前記自動運転車両専用道路を通行する車
    両を監視する車両監視ユニットと、前記自動運転車両専
    用道路への進入路を開放・閉鎖する指令を発するサービ
    スゲート制御ユニットと、該サービスゲート制御ユニッ
    トの指令にもとづいて動作するサービスゲートと、前記
    自動運転車両のそれぞれとの交信に使用される無線通信
    手段とが設けられており、 前記自動運転車両専用道路には、前記自動運転車両に該
    自動運転車両自身の位置と速度とを教えるレーンマーカ
    ーが設けられており、 前記自動運転車両のそれぞれは、前記レーンマーカーに
    もとづいて前記自動運転車両自身の位置と速度とを検出
    するレーンマーカーセンサーと、該レーンマーカーセン
    サーによって与えられる位置・速度情報と前記管制制御
    ユニットによって与えられる走行ベクトルとにもとづい
    て自動走行するための自動運転手段と、前記自動運転車
    両の目的地情報を入力・記憶する目的地情報入力・記憶
    ユニットと少なくとも前記目的地情報入力・記憶ユニッ
    トの情報を使用して前記自動運転車両が前記目的地また
    は前記自動運転車両専用道路に設置されている直近の給
    油可能地点に到着可能であることを判定する目的地到着
    可否判定手段と、前記管制制御ユニットとの交信に使用
    される無線通信手段とを有し、 前記自動運転車両専用道路への進入路近傍にはサービス
    イン施設が設けられており、該サービスイン施設には、
    前記管制制御ユニットによって与えられる前記自動運転
    車両専用道路への車両進入の可否を表示する前記情報表
    示ユニットと、 前記サービスイン施設を通過して走行している車両を監
    視して、不適格車両を発見したときは、前記管制制御ユ
    ニットに報告する前記車両監視センサーと、前記管制制
    御ユニットの指示にもとづき、前記車両監視センサーの
    前を走行している前記不適格車両の走行を妨害する前記
    サービスゲートとを有することを特徴とする自動運転車
    両専用道路への車両進入制御方式。
  3. 【請求項3】 前記自動運転車両が前記目的地または前
    記自動運転車両専用道路に設置されている直近の給油可
    能地点に到着可能であることを判定する目的地到着可否
    判定手段は、 前記目的地情報入力・記憶ユニットによって記億されて
    いる前記自動運転車両の目的地情報と、前記自動運転車
    両専用道路に設置されている直近の給油可能地点を検出
    する、直近給油可能地点検出手段を使用して検出される
    直近給油可能地点情報と、前記自動運転車両に設けられ
    ている自己の速度を検出する車輪速センサーを使用して
    計測される車輪速情報と、前記自動運転車両に設けられ
    ている残留燃料を計測する残留燃料計測ユニットを使用
    して計測される残留燃料情報とを使用して演算してなす
    手段であることを特徴とする、請求項2記載の自動運転
    車両専用道路への車両進入制御方式。
  4. 【請求項4】 前記車両監視センサーの前を走行してい
    る車両の中に、前記自動運転車両専用道路通行不適格車
    両が発見されたときは、 その旨を前記管制制御ユニットに報告して、前記サービ
    スゲートを緊急閉鎖するとともに、前記自動運転車両専
    用道路通行不適格車両の直前を走行している先行車両が
    あるか否かを検出し、前記自動運転車両専用道路通行不
    適格車両の直前を走行している先行車両があるときは、
    該先行車両を強制停車させて、前記自動運転車両専用道
    路通行不適格車両の走行を妨害することとされているこ
    とを特徴とする、請求項2または3記載の自動運転車両
    専用道路への車両進入制御方式。
  5. 【請求項5】 運転者を必要としない完全自動運転方式
    の自動運転車両のみが通行する自動運転車両専用道路へ
    の車両進入制御方式において、 前記自動運転車両専用道路への車両進入制御は、基地局
    に設けられて前記自動運転車両専用道路を統括制御する
    管制制御ユニットによって統括制御されており、 前記
    基地局には、前記管制制御ユニットに従属し、前記自動
    運転車両専用道路への進入の可否を表示する情報表示ユ
    ニットと、前記自動運転車両専用道路を通行する車両を
    監視する車両監視ユニットと、前記自動運転車両専用道
    路への進入路を開放・閉鎖する指令を発するサービスゲ
    ート制御ユニットと、該サービスゲート制御ユニットの
    指令にもとづいて動作するサービスゲートと、前記自動
    運転車両のそれぞれとの交信に使用される無線通信手段
    とが設けられいおり、 前記自動運転車両専用道路には、前記自動運転車両に該
    自動運転車両自身の位置と速度とを教えるレーンマーカ
    ーが設けられており、 前記自動運転車両のそれぞれは、前記レーンマーカーに
    もとづいて前記自動運転車両自身の位置と速度とを検出
    するレーンマーカーセンサーと、該レーンマーカーセン
    サーによって与えられる位置・速度情報と前記管制制御
    ユニットによって与えられる走行ベクトルとにもとづい
    て自動走行するための自動運転手段と、前記自動運転車
    両の目的地情報を入力・記億する目的地情報入力・記億
    ユニットと、少なくとも前記目的地情報入力・記億ユニ
    ットの情報を使用して前記自動運転車両が前記目的地ま
    たは前記自動運転車両専用道路に設置されている直近の
    給油可能地点に到着可能であることを判定する目的地到
    着可否判定手段と、前記管制制御ユニットとの交信に使
    用される無線通信手段とを有し、 前記自動運転車両専用道路への進入路近傍にはサービス
    イン施設が設けられており、該サービスイン施設には、
    前記管制制御ユニットによって与えられる前記自動運転
    車両専用道路への車両進入の可否を表示する前記情報表
    示ユニットと、前記サービスイン施設を通過して走行し
    ている車両を監視して、不適格車両を発見したときは、
    前記管制制御ユニットに報告する前記車両監視センサー
    と、前記管制制御ユニットの指令にもとづき、前記車両
    監視センサーの前を走行している前記不適格車両の走行
    を妨害する前記サービスゲートとを有し、 前記自動運転車両専用道路に進入を希望する車両には、
    予め、自己の車両が自動運転車両であることと、自己の
    車両が目的地まで安全・確実に到着することができるこ
    ととを自己診断させておき、該車両が前記自動運転車両
    専用道路への進入路に接近したとき、前記自己診断が未
    完の車両は一般道に誘導し、前記自己診断が完了してい
    る車両には、前記管制制御ユニットに向かって、前記自
    己診断の結果を、無線通信手段を使用して報告させ、同
    時に、サービスイン請求をさせ、前記管制制御ユニット
    は、前記報告と請求を受領して、前記車両が前記自動運
    転車両専用道路走行適格であることを情認した上、前記
    自動運転車両専用道路への進入を許可して、無線通信手
    段を使用して、その旨を前記車両に自動運転開始の指示
    を発し、走行ベクトルを通知し、同時に、前記サービス
    イン施設近傍に設けられる前記情報表示ユニットに、該
    自動運転車両に対する自動運転開始の指示を無線送信
    し、該自動運転車両に対する自動運転開始の指示を前記
    情報表示ユニットに掲示させ、進入を許可された該自動
    運転車両には、前記サービスイン施設を通過させ、それ
    以外の車両は前記サービスイン施設を通過させることな
    く、一般道に誘導し、前記自動運転車両には、前記レー
    ンマーカーセンサーを使用し、前記走行ベクトルにした
    がって、自動走行させ、該自動運転車両には、前記レー
    ンマーカーセンサーを使用して自己の位置と速度を検出
    させ、該自己の位置と速度とを、無線通信手段を使用し
    て、前記管制制御ユニットに報告させ、前記管制制御ユ
    ニットは、常時、前記車両監視センサーの前を通過する
    車両を監視しており、もし、該自動運転車両専用道路へ
    の進入を許可されていない車両が進入を試みたときは、
    前記自動運転車両専用道路に設けられる前記サービスゲ
    ートを緊急閉鎖して、前記自動運転車両専用道路への進
    入を許可されていない車両を、前記一般道に強制的に誘
    導することとされていることを特徴とする、自動運転車
    両専用道路への車両進入制御方式。
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