JP2021054804A - 化粧料 - Google Patents

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JP2021054804A
JP2021054804A JP2020144059A JP2020144059A JP2021054804A JP 2021054804 A JP2021054804 A JP 2021054804A JP 2020144059 A JP2020144059 A JP 2020144059A JP 2020144059 A JP2020144059 A JP 2020144059A JP 2021054804 A JP2021054804 A JP 2021054804A
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Koichi Nagai
宏一 長井
松井 隆
Takashi Matsui
隆 松井
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Abstract

【課題】化粧料を、油分の割合が高い配合であっても、さらさらとした使用感の得られるものとする。【解決手段】化粧料を、(A)デンプン粉末と、油分に、(B)極性油分と、(C)揮発性油分とを含み、(B)極性油分に対する(C)揮発性油分の割合を0.5以上とする。【選択図】なし

Description

本発明は、化粧料、詳細にはデンプン粉末を含有する化粧料に関するものである。
一般に、化粧品においては、肌色改善、紫外線防御、汗や皮脂の吸着などの目的で各種粉末が配合されている。例えば、特許文献1には、親水性ゲル化剤と、デンプンまたはその誘導体を組み合わせて配合した固形水性ゲルが、また特許文献2には、カルボン酸エステルとデンプンを含有した化粧料組成物が記載されている。これらの文献においてデンプンはゲル化等の目的で処方されている。
一方、特許文献3には、エタノールとデンプンと紫外線散乱剤または紫外線吸収剤を配合した日焼け止め化粧料が記載されており、この日焼け止め化粧料は肌に塗布した時の清涼感およびさらさら感といった使用感を有するものである。
特表2003−503316号公報 特表2004−529957号公報 特開平11−246379号公報
特許文献3に記載の日焼け止め化粧料は、デンプンによって、肌に塗布した時にさらさらとした効果が得られるものではあるが、エタノールが高配合されているため、油性である紫外線吸収剤を高配合することはできない。紫外線吸収剤を高配合しようとすると、必然的に油分を高配合する必要があるが、デンプンは親水性であるため、デンプンを配合することが難しい。本発明者が鋭意検討を行ったところ、油分の種類を特定の割合で配合することにより、油分の割合が高い配合であっても、デンプンによるさらさら感を得ることが可能であることがわかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、油分の割合が高い配合であっても、さらさらとした使用感の得られる化粧料を提供することを目的とするものである。
本発明の化粧料は、(A)デンプン粉末と、
油分に、
(B)極性油分と、
(C)揮発性油分と
を含み、
(B)極性油分に対する(C)揮発性油分の割合が0.5以上である。
(A)デンプン粉末は油分に分散されていることが好ましい。
本発明の化粧料は、(D)油相増粘剤をさらに含むことが好ましい。
本発明の化粧料は、(E)不揮発性炭化水素油または不揮発性シリコーン油をさらに含んでいてもよく、この場合には、(B)極性油分に対する(E)不揮発性炭化水素油また
は不揮発性シリコーン油の割合は0.5以下であることが好ましい。
(B)極性油分は紫外線吸収剤を含むものとすることができる。
本発明の化粧料は油中水型乳化化粧料とすることができる。
本発明の化粧料は油性化粧料とすることができる。
本発明の化粧料は、(A)デンプン粉末と、
油分に、
(B)極性油分と、
(C)揮発性油分と
を含み、
(B)極性油分に対する(C)揮発性油分の割合が0.5以上であるので、油分の割合が高い配合であっても、さらさらとした使用感の得られるものとすることができる。
以下、本発明の化粧料について詳細に説明する。
本発明の化粧料は、(A)デンプン粉末と、
油分に、
(B)極性油分と、
(C)揮発性油分と
を含み、
(B)極性油分に対する(C)揮発性油分の割合が0.5以上である。
以下、各成分について詳細に説明する。なお、各成分について、単に(A)成分、(B)成分等と称する場合がある。また、本明細書において、PEGはポリエチレングリコール、PPGはポリプロピレングリコール、PBGはポリブチレングリコール、EOはエチレンオキサイド、POはプロピレンオキサイド、POEはポリオキシエチレン、POPはポリオキシプロピレン、VPはビニルピロリドンの略である。
(A)デンプン粉末
(A)デンプンは、通常、化粧品、医薬品、食品で用いられるものであれば特に限定されるものでなく、例えば、バレイショデンプン、トウモロコシデンプン(コーンスターチ)、デキストリン、あるいはこれらの骨格を有する化学修飾物などが挙げられるが、これらに限定されるものでない。
上記したバレイショデンプン、コーンスターチ、デキストリン等の骨格を有する化学修飾物としては、ヒドロキシプロピルデンプン、オクテニルコハク酸トウモロコシデンプンナトリウム、オクテニルコハク酸トウモロコシデンプンアルミニウム、オクテニルコハク酸トウモロコシデンプントリエタノールアミン、オクテニルコハク酸デンプンナトリウム、オクテニルコハク酸デンプントリエタノールアミン等が挙げられるが、化学修飾する官能基はこれに限定されるものではない。
(A)成分は、1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
(A)成分の配合量は、化粧料全量中に0.1〜10質量%であることが好ましく、0.5〜5質量%であることがより好ましい。配合量が0.1質量%以上であることで、化粧料にさらさら感を効果的に付与することができ、配合量を10質量%以下とすることで、安定的に(A)成分を配合することができる。
(A)成分は油分に分散されていることが好ましい。デンプン粉末は親水性であるが、本発明の化粧料は、(B)極性油分に対する(C)揮発性油分の割合が0.5以上であるため、油分に(A)成分を分散させることが可能であり、油分に分散されていることにより、サラサラ感をより強く感じることができる。
(B)極性油分
油分には(B)極性油分を含む。(B)成分は通常、化粧品、医薬品、食品で用いられるものであれば特に限定されるものでない。IOB値は、特に限定されるものではないが、0.05〜0.80であることが好ましい。
なお、IOB値とは、Inorganic/Organic Balance(無機性/有機性比)の略であって
、無機性値の有機性値に対する比率を表す値であり、有機化合物の極性の度合いを示す指標となるものである。IOB値は、具体的には、
IOB値=無機性値/有機性値
として表される。ここで、「無機性値」、「有機性値」のそれぞれについては、例えば、分子中の炭素原子1個について「有機性値」が20、同水酸基1個について「無機性値」が100といったように、各種原子または官能基に応じた「無機性値」、「有機性値」が設定されており、有機化合物中の全ての原子および官能基の「無機性値」、「有機性値」を積算することによって、当該有機化合物のIOB値を算出することができる(例えば、藤田著、「化学の領域」第11巻、第10号、第719頁〜第725頁、1957年参照)。
極性油分の代表例としては、エステル油および紫外線吸収剤が挙げられる。
エステル油の具体例としては、ジネオペンタン酸トリプロピレングリコール、イソノナン酸イソノニル、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、エチルヘキサン酸セチル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、トリエチルヘキサノイン(トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン)、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オレイル、アセトグリセライド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、セバシン酸ジイソプロピル、コハク酸2−エチルヘキシル、クエン酸トリエチル等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、一般に化粧料に用いられる高極性の油性紫外線吸収剤を広く挙げることができ、特に限定されるものでない。例えば、安息香酸誘導体、サリチル酸誘導体、ケイ皮酸誘導体、ジベンゾイルメタン誘導体、β,β−ジフェニルアクリレート誘導体、ベンゾフェノン誘導体、ベンジリデンショウノウ誘導体、フェニルベンゾイミダゾール誘導体、トリアジン誘導体、フェニルベンゾトリアゾール誘導体、アントラニル誘導体、イミダゾリン誘導体、ベンザルマロナート誘導体、4,4−ジアリールブタジエン誘導
体等が例示される。以下に具体例および商品名などを列挙するが、これらの限定されるものではない。
安息香酸誘導体としては、パラ−アミノ安息香酸(PABA)エチル、エチル−ジヒドロキシプロピルPABA、エチルヘキシル−ジメチルPABA( 例えば「エスカロール
507」;ISP社)、グリセリルPABA、PEG−25−PABA(例えば「ユビナールP25」;BASF社)、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル(例えば「ユビナールAプラス」)などが例示される。
サリチル酸誘導体としては、ホモサレート(「ユーソレックス(Eusolex)HMS」; ロナ/EMインダストリーズ社) 、エチルヘキシルサリチレート(例えば「ネオ・ヘリ
オパン(NeoHeliopan)OS」; ハーマン・アンド・レイマー社)、ジプロピレングリコールサリチレート(例えば「ディピサル(Dipsal)」; スケル社)、TEAサリチラー
ト(例えば「ネオ・ヘリオパンTS」;ハーマン・アンド・レイマー社) などが例示さ
れる。
ケイ皮酸誘導体としては、オクチルメトキシシンナメートまたはメトキシケイ皮酸エチルヘキシル( 例えば「パルソールMCX」;ホフマン−ラ・ロシュ社)、メトキシケイ
皮酸イソプロピル、メトキシケイ皮酸イソアミル(例えば「ネオ・ヘリオパンE1000」; ハーマン・アンド・レイマー社)、シンノキセート、DEAメトキシシンナメート
、メチルケイ皮酸ジイソプロピル、グリセリル−エチルヘキサノエート−ジメトキシシンナメート、ジ−(2−エチルヘキシル)−4'−メトキシベンザルマロネートなどが例示
される。
ジベンゾイルメタン誘導体としては、4−tert−ブチル−4’ −メトキシジベン
ゾイルメタン(例えば「パルソール1789」)などが例示される。
β,β−ジフェニルアクリレート誘導体としては、オクトクリレン( 例えば「ユビナ
ールN539」; BASF社)などが例示される。
ベンゾフェノン誘導体としては、ベンゾフェノン−1(例えば「ユビナール400」;BASF社)、ベンゾフェノン−2(例えば「ユビナールD50」;BASF社)、ベンゾフェノン−3またはオキシベンゾン(例えば「ユビナールM40」;BASF社)、ベンゾフェノン−4(例えば「ユビナールMS40」;BASF社)、ベンゾフェノン−5、ベンゾフェノン−6(例えば「ヘリソーブ(Helisorb)11」;ノルクアイ社)、ベンゾフェノン−8 (例えば「スペクトラ−ソーブ(Spectra-Sorb)UV−24」;アメリ
カン・シアナミド社)、ベンゾフェノン−9(例えば「ユビナールDS−49」;BASF社)、ベンゾフェノン−12などが例示される。
ベンジリデンショウノウ誘導体としては、3−ベンジリデンショウノウ( 例えば「メ
ギゾリル(Mexoryl)SD」;シメックス社)、4−メチルベンジリデンショウノウ、ベ
ンジリデンショウノウスルホン酸(例えば「メギゾリルSL」;シメックス社)、メト硫酸ショウノウベンザルコニウム(例えば「メギゾリルSO」;シメックス社)、テレフタリリデンジショウノウスルホン酸(例えば「メギゾリルSX」;シメックス社)、ポリアクリルアミドメチルベンジリデンショウノウ(例えば「メギゾリルSW」;シメックス社)などが例示される。
フェニルベンゾイミダゾール誘導体としては、フェニルベンゾイミダゾールスルホン酸(例えば「ユーソレックス232」;メルク社)、フェニルジベンゾイミダゾールテトラスルホン酸二ナトリウム( 例えば「ネオ・ヘリオパンAP」;ハーマン・アンド・レイ
マー社)などが例示される。
トリアジン誘導体としては、アニソトリアジン(例えば「チノソーブ(Tinosorb)S」
; チバ・スペシャリティー・ケミカルズ 社)、エチルヘキシルトリアゾン(例えば「ユビナールT150」;BASF社)、ジエチヘキシルブタミドトリアゾン(例えば「ユバソーブ(Uvasorb)HEB」;シグマ3 V社)、2,4,6−トリス(ジイソブチル−4’−アミノベンザルマロナート)−s−トリアジンなどが例示される。
フェニルベンゾトリアゾール誘導体としては、ドロメトリゾールトリシロキサン(例えば「シラトリゾール(Silatrizole)」; ローディア・シミー社)、メチレンビス( ベ
ンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール)(例えば「チノソーブM」( チバ・
スペシャリティー・ケミカルズ社))などが例示される。
アントラニル誘導体としては、アントラニル酸メンチル( 例えば「ネオ・ヘリオパン
MA」;ハーマン・アンド・レイマー社) などが例示される。
イミダゾリン誘導体としては、エチルヘキシルジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリンプロピオナートなどが例示される。
ベンザルマロナート誘導体としては、ベンザルマロナート官能基を有するポリオルガノシロキサン(例えば、ポリシリコーン−15;「パルソールSLX」;DSMニュートリション ジャパン社)などが例示される。
4,4−ジアリールブタジエン誘導体としては、1,1−ジカルボキシ(2,2’−ジメチルプロピル)−4,4−ジフェニルブタジエンなどが例示される。
(B)成分は、1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
極性油分の配合量は、下記(C)揮発性油分との割合の範囲内で、化粧料の性状や目的に応じて適宜調整でき、化粧料全量に対して、1〜40質量%であることが好ましく、好ましくは3〜35質量%、より好ましくは5〜30質量%である。極性油分に含まれる紫外線吸収剤の配合量は、極性油分の40質量%以上、好ましくは50質量%以上、より好ましくは60質量%以上とするのが好ましく、極性油分の全てが紫外線吸収剤であってもよい。極性油分が1質量%以上であることでデンプン粉末のサラサラ感をより強く感じることができ、40質量%以下であることでべたつきをより抑えることができる。
(C)揮発性油分
油分には、(C)揮発性油分を含む。(C)成分としては、例えば、比較的低分子量の炭化水素油、比較的低分子量の直鎖状シリコーン、比較的低分子量の環状シリコーンが挙げられ、特に、軽質流動性イソパラフィン、イソドデカン、イソヘキサデカン、揮発性ジメチルポリシロキサン(揮発性ジメチコン)、または環状ポリシロキサンが好ましい。具体的には、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、ヘキサデカメチルシクロヘプタシロキサン等が挙げられる。
(C)成分は、1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
揮発性油分の配合量は、上記(B)成分との割合の範囲内で、化粧料の性状や目的に応じて適宜調整でき、化粧料全量に対し5〜60質量%が好ましく、10〜40質量%がより好ましい。揮発性油分の配合量が5質量%以上であることで、塗布性を良好なものとすることができる。また、60質量%以下であることで、適度な粘度を保つことができる。
(B)成分に対する(C)成分の割合((C)成分/(B)成分)は0.5以上であり、より好ましくは0.55以上、さらには0.6以上1.5以下であることがより好ましい。(C)成分/(B)成分が0.5以上であることで、油分の割合が高い場合であっても、安定的な粉末配合を可能にしつつ、さらさらとした使用感を得ることができる。また、(C)成分/(B)成分を1.5以下とすれば、より適度な粘度を保つことができる。
(D)油相増粘剤
本発明の化粧料は(D)油相増粘剤をさらに含むことが好ましい。油相増粘剤を含むこ
とにより化粧料の粘度の調整が容易となる。(D)成分としては、デキストリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、脂肪酸もしくはその塩、植物性硬化油または固形もしくは半固形の植物油、グリセリル脂肪酸エステル、および、アミノ酸系ゲル化剤が好ましい。
デキストリン脂肪酸エステルは、デキストリンまたは還元デキストリンと高級脂肪酸とのエステルであり、化粧料に一般的に使用されているものであれば特に制限されず使用することができる。デキストリンまたは還元デキストリンは平均糖重合度が3〜100のものを用いるのが好ましい。また、デキストリン脂肪酸エステルの構成脂肪酸としては、炭素数8〜22の飽和脂肪酸を用いるのが好ましい。具体的には、パルミチン酸デキストリン、オレイン酸デキストリン、ステアリン酸デキストリン、ミリスチン酸デキストリン、(パルミチン酸/2−エチルヘキサン酸)デキストリン等を挙げることができる。
ショ糖脂肪酸エステルは、その脂肪酸が直鎖状あるいは分岐鎖状の、飽和あるいは不飽和の、炭素数12から22のものを好ましく用いることができる。具体的には、ショ糖カプリル酸エステル、ショ糖カプリン酸エステル、ショ糖ラウリン酸エステル、ショ糖ミリスチン酸エステル、ショ糖パルミチン酸エステル、ショ糖ステアリン酸エステル、ショ糖オレイン酸エステル、ショ糖エルカ酸エステル等を挙げることができる。
脂肪酸は、常温で固形のものを使用することができ、例えば、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸等を挙げることができる。また、脂肪酸の塩としては、これらのカルシウム塩、マグネシウム塩、アルミニウム塩等を挙げることができる。
植物性硬化油は、パーム核硬化油、硬化ひまし油、水添ピーナッツ油、水添ナタネ種子油、水添パーム油、水添ツバキ油、水添大豆油、水添オリーブ油、水添マカダミアナッツ油、水添ヒマワリ油、水添小麦胚芽油、水添米胚芽油、水添米ヌカ油、水添綿実油、水添アボカド油等を挙げることができる。
また、植物性硬化油と同様に、室温で固形または半固形の植物油も使用することができる。ここで、固形油とは25℃において固体の油を意味し、半固形油とは25℃において半量が固体である油を意味する。より具体的には、融点が44℃〜90℃の範囲であり、25℃でB型粘度計により測定した粘度が5000mPa・s以上のもの、さらには10000mPa・s以上であるものが好ましい。室温で固形または半固形の植物油としては、カカオ脂、ヤシ油、パーム油、パーム核油、モクロウ、シアバター等を例示することができる。
グリセリル脂肪酸エステルは、グリセリン、炭素数18〜28の二塩基酸および炭素数8〜28の脂肪酸(ただし、二塩基酸を除く)を反応させることにより得られるエステル化反応生成物であり、化粧料に一般的に使用されているものであれば特に制限されず使用することができる。具体的には、(ベヘン酸/イソステアリン酸/エイコサン二酸)グリセリル、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル、(ベヘン酸/エイコサン二酸)ポリグリセリル−10等を挙げることができる。
アミノ酸系ゲル化剤は、ジブチルラウロイルグルタミド、ジブチルエチルヘキサノイルグルタミド、ポリアミド‐8、ポリアミド−3、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジブチルアミド等を挙げることができる。
(D)成分は、1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
(D)成分の配合量は、化粧料全量に対して、好ましくは0.1〜15質量%、さらに好ましくは0.3〜10質量%、より好ましくは0.5〜8質量%である。(D)成分の
配合量が0.1質量%以上であることで適度な粘度を付与し、肌への塗布のしやすさをより向上させることができ、15質量%以下であることで、肌上での伸びを適度なものとすることができる等、使用性をより良好なものとすることができる。
(E)不揮発性炭化水素油または不揮発性シリコーン油
本発明の化粧料には、(E)不揮発性炭化水素油または不揮発性シリコーン油をさらに含んでいてもよい。
不揮発性炭化水素油は、1気圧での沸点が300℃以上の炭化水素油を指し、例えば、α−オレフィンオリゴマー、スクワラン、水添ポリデセン、ワセリン等が挙げられる。不揮発性シリコーン油は、常温且つ常圧下で揮発しないジメチコンであり、5cs〜100csのシリコーン油が選択され、好ましくは、10cs、6csまたは5csなどを挙げることができる。
(E)成分は不揮発性炭化水素油、不揮発性シリコーン油をそれぞれ単独で用いても、不揮発性炭化水素油と不揮発性シリコーン油を併用してもよい。(E)成分の配合量は、化粧料全量に対して、好ましくは10質量%以下、さらに好ましくは7質量%以下、より好ましくは5質量%以下である。(E)成分の配合量が10質量%以下であることで、べたつきをより抑えることができる。
(B)成分に対する(E)成分の割合((E)成分/(B)成分)は0.5以下であることが好ましく、より好ましくは0.4以下、さらには0.2以下であることがより好ましい。(E)成分を含む場合に、(E)成分/(B)成分が0.5以下であることで、デンプン粉末のさらさら感をより強く感じることができる。
本発明の化粧料には、上記成分の他、化粧品や医薬部外品に通常用いられる成分、例えば、保湿剤、粉末成分、液体油脂、固体油脂、ロウ、高級アルコール、界面活性剤、増粘剤((D)成分を除く)、糖類等を1種または2種以上配合することができる。以下に、配合可能な成分を例示する。
保湿剤としては、例えば、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、アテロコラーゲン、乳酸ナトリウム、胆汁酸塩、dl−ピロリドンカルボン酸塩、短鎖可溶性コラーゲン、ジグリセリン(EO)PO付加物、イザヨイバラ抽出物、セイヨウノコギリソウ抽出物、メリロート抽出物等が挙げられる。
粉末成分としては、例えば、無機粉末(例えば、タルク、カオリン、雲母、絹雲母(セ
リサイト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、パーミキュライト、炭酸マグ
ネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ)、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸(例えば、ミ
リスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、窒化ホウ素等
);有機粉末(例えば、ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エチレン粉末、セルロース粉末等);無機白色顔料(例えば、酸化亜鉛等);無機赤色系顔料(例えば、チタン酸鉄等);無機紫色系顔料(例えば、マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等);無機緑色系顔料(例えば、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等);無機青色系顔料(例えば、群青、紺青等);パール顔料(例えば、酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドオキ
シ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等);金属粉末顔料(例えば、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー等);ジルコニウム、バリウムまたはアルミニウムレーキ等の有機顔料(例えば、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、および青色404号などの有機顔料、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号および青色1号等);天然色素(例えば、クロロフィル、β−カロチン等)等が挙げられる。
液体油脂としては、例えば、アボガド油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン等が挙げられる。
固体油脂としては、例えば、カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等が挙げられる。
ロウ類としては、例えば、ミツロウ、キャンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等が挙げられる。
高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げられる。
高級アルコールとしては、例えば、直鎖アルコール(例えば、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール等);分枝鎖アルコール(例えば、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、2−デシルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等)等が挙げられる。
また、本発明の化粧料には、乳化剤として、各種の界面活性剤を配合してもよい。
アニオン界面活性剤としては、例えば、脂肪酸セッケン(例えば、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等);高級アルキル硫酸エステル塩(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム等);アルキルエーテル硫酸エステル塩(例えば、POE−ラウリル硫酸トリエタノールアミン、POE−ラウリル硫酸ナトリウム等);N−アシルサルコシン酸(例えば、ラウロイルサルコシンナトリウム等);高級脂肪酸アミドスルホン酸塩(例えば、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等);リン酸エステル塩(POE−オレイルエーテルリン酸ナトリウム、POE−ステアリルエーテルリン酸等);スルホコハク酸塩(例えば、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム
、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等);アルキルベンゼンスルホン酸塩(例えば、リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン酸等);高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩(例えば、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等);N−アシルグルタミン酸塩(例えば、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノナトリウム等);硫酸化油(例えば、ロート油等);POE−アルキルエーテルカルボン酸;POE−アルキルアリルエーテルカルボン酸塩;α−オレフィンスルホン酸塩;高級脂肪酸エステルスルホン酸塩;二級アルコール硫酸エステル塩;高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩;ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム;N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン;カゼインナトリウム等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルトリメチルアンモニウム塩(例えば、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等);アルキルピリジニウム塩(例えば、塩化セチルピリジニウム等);塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアルキルジメチルアンモニウム塩;塩化ポリ(N,N’−ジメチル−3
,5−メチレンピペリジニウム);アルキル四級アンモニウム塩;アルキルジメチルベン
ジルアンモニウム塩;アルキルイソキノリニウム塩;ジアルキルモリホニウム塩;POE−アルキルアミン;アルキルアミン塩;ポリアミン脂肪酸誘導体;アミルアルコール脂肪酸誘導体;塩化ベンザルコニウム;塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、例えば、イミダゾリン系両性界面活性剤(例えば、2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリ
ウム、2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等);ベタイン系界面活性剤(例えば、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)等が挙げられる。
親油性非イオン界面活性剤としては、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等);グリセリンポリグリセリン脂肪酸類(例えば、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、α,α'−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等);プロピレングリコール脂肪酸エステル類(例えば、モノステアリン酸プロピレングリコール等);硬化ヒマシ油誘導体;グリセリンアルキルエーテル等が挙げられる。
親水性非イオン界面活性剤としては、例えば、POE−ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、POE−ソルビタンモノオレエート、POE−ソルビタンモノステアレート、POE−ソルビタンモノオレエート、POE−ソルビタンテトラオレエート等);POEソルビット脂肪酸エステル類(例えば、POE−ソルビットモノラウレート、POE−ソルビットモノオレエート、POE−ソルビットペンタオレエート、POE−ソルビットモノステアレート等);POE−グリセリン脂肪酸エステル類(例えば、POE−グリセリンモノステアレート、POE−グリセリンモノイソステアレート、POE−グリセリントリイソステアレート等のPOE−モノオレエート等);POE−脂肪酸エステル類(例えば、POE−ジステアレート、POE−モノジオレエート、ジステアリン酸エチレングリコール等);POE−アルキルエーテル類(例えば、POE−ラウリルエーテル、POE−
オレイルエーテル、POE−ステアリルエーテル、POE−ベヘニルエーテル、POE−2−オクチルドデシルエーテル、POE−コレスタノールエーテル等);プルロニック型類(例えば、プルロニック等);POE・POP−アルキルエーテル類(例えば、POE・POP−セチルエーテル、POE・POP−2−デシルテトラデシルエーテル、POE・POP−モノブチルエーテル、POE・POP−水添ラノリン、POE・POP−グリセリンエーテル等);テトラPOE・テトラPOP−エチレンジアミン縮合物類(例えば、テトロニック等);POE−ヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体(例えば、POE−ヒマシ油、POE−硬化ヒマシ油、POE−硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE−硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE−硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE−硬化ヒマシ油マレイン酸等);POE−ミツロウ・ラノリン誘導体(例えば、POE−ソルビットミツロウ等);アルカノールアミド(例えば、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等);POE−プロピレングリコール脂肪酸エステル;POE−アルキルアミン;POE−脂肪酸アミド;ショ糖脂肪酸エステル;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド;トリオレイルリン酸等が挙げられる。
増粘剤として(D)成分以外の増粘剤を配合してもよい。具体的には、例えば、アラビアゴム、トラガカント、ガラクタン、キャロブガム、グアーガム、カラヤガム、カラギーナン、キサンタンガム、ペクチン、寒天、クインスシード(マルメロ)、アルゲコロイド(褐藻エキス)などの植物系高分子、デキストラン、サクシノグルカン、プルラン等の微生物系高分子、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチンなどの動物系高分子、メチルセルロース、ニトロセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末などのセルロース系高分子等、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステルなどのアルギン酸系高分子等が挙げられる。
また、ポリビニルメチルエーテル、カルボキシビニルポリマーなどのビニル系高分子、ポリオキシエチレン系高分子、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミドなどのアクリル系高分子、ポリエチレンイミン、カチオンポリマー、ベントナイト、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ラポナイト、ヘクトライト、無水ケイ酸などの無機系水溶性高分子、PEG−240/デシルテトラデセス−20/ヘキサメチレンジイソシアネート共重合体、(ジメチルアクリルアミド/アクリロイルジメチルタウリンNa)クロスポリマー、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリン)コポリマー、(アクリル酸アルキル/メタクリル酸ステアレス−20)コポリマー、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー等、デキストリン、ペクチン酸ナトリウム、アラギン酸ナトリウム、ジアルキルジメチルアンモニウム硫酸セルロース、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ベントナイト、ヘクトライト、ケイ酸A1Mg(ビーガム)、ラポナイト、無水ケイ酸等が挙げられる。
単糖としては、例えば、三炭糖(例えば、D−グリセリルアルデヒド、ジヒドロキシアセトン等);四炭糖(例えば、D−エリトロース、D−エリトルロース、D−トレオース等);五炭糖(例えば、L−アラビノース、D−キシロース、L−リキソース、D−アラビノース、D−リボース、D−リブロース、D−キシルロース、L−キシルロース等);六炭糖(例えば、D−グルコース、D−タロース、D−ブシコース、D−ガラクトース、D−フルクトース、L−ガラクトース、L−マンノース、D−タガトース等);七炭糖(例えば、アルドヘプトース、ヘプロース等);八炭糖(例えば、オクツロース等);デオキシ糖(例えば、2−デオキシ−D−リボース、6−デオキシ−L−ガラクトース、6−デオキシ−L−マンノース等);アミノ糖(例えば、D−グルコサミン、D−ガラクトサミン、シアル酸、アミノウロン酸、ムラミン酸等);ウロン酸(例えば、D−グルクロン
酸、D−マンヌロン酸、L−グルロン酸、D−ガラクツロン酸、L−イズロン酸等)等が挙げられる。
オリゴ糖としては、例えば、ショ糖、グンチアノース、ウンベリフェロース、ラクトース、プランテオース、イソリクノース類、α,α−トレハロース、ラフィノース、リクノース類、ウンビリシン、スタキオースベルバスコース類等が挙げられる。
アミノ酸としては、例えば、中性アミノ酸(例えば、スレオニン、システイン等);塩基性アミノ酸(例えば、ヒドロキシリジン等)等が挙げられる。また、アミノ酸誘導体として、例えば、アシルサルコシンナトリウム(ラウロイルサルコシンナトリウム)、アシルグルタミン酸塩、アシルβ−アラニンナトリウム、グルタチオン、ピロリドンカルボン酸等が挙げられる。
有機アミンとしては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モルホリン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール等が挙げられる。
アルキレンオキシド誘導体としては、例えば、POE(9)POP(2)ジメチルエーテル、POE(14)POP(7)ジメチルエーテル、POE(10)POP(10)ジメチルエーテル、POE(6)POP(14)ジメチルエーテル、POE(15)POP(5)ジメチルエーテル、POE(25)POP(25)ジメチルエーテル、POE(7)POP(12)ジメチルエーテル、POE(22)POP(40)ジメチルエーテル、POE(35)POP(40)ジメチルエーテル、POE(50)POP(40)ジメチルエーテル、POE(55)POP(30)ジメチルエーテル、POE(30)POP(34)ジメチルエーテル、POE(25)POP(30)ジメチルエーテル、POE(27)POP(14)ジメチルエーテル、POE(55)POP(28)ジメチルエーテル、POE(36)POP(41)ジメチルエーテル、POE(7)POP(12)ジメチルエーテル、POE(17)POP(4)ジメチルエーテル等が挙げられる。
金属イオン封鎖剤としては、例えば、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸四ナトリウム塩、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、コハク酸、エデト酸、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸3ナトリウム等が挙げられる。
酸化防止助剤としては、例えば、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、ケファリン、ヘキサメタフォスフェイト、フィチン酸、エチレンジアミン四酢酸等が挙げられる。
その他の配合可能成分としては、例えば、防腐剤(エチルパラベン、ブチルパラベン等);美白剤(例えば、胎盤抽出物、ユキノシタ抽出物、アルブチン等);血行促進剤(ニコチン酸、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸トコフェロール、ニコチン酸β−ブトキシエステル、ミノキシジルまたはその類縁体、γ−オリザノール、アルコキシカルボニルピリジンN−オキシド、塩化カルプロニウム、およびアセチルコリンまたはその誘導体等);各種抽出物(例えば、ショウガ、ウバク、オウレン、シコン、バーチ、ビワ、ニンジン、アロエ、ゼニアオイ、アイリス、ブドウ、ヘチマ、ユリ、サフラン、センキュウ、ショウキュウ、オトギリソウ、オノニス、ニンニク、トウガラシ、チンピ、トウキ、ボタン、海藻等)、賦活剤(例えば、パンテニールエチルエーテル、ニコチン酸アミド、ビオチン、パントテン酸、ローヤルゼリー、コレステロール誘導体等);抗脂漏剤(例えば、ピリド
キシン類、チアントール等)等が挙げられる。
本発明の化粧料の剤型は任意であり、乳化系、水−油二層系等、任意の形態で提供することができる。
本発明の化粧料は、そのまま、または油性成分で希釈して油性化粧料とすることができ、また、化粧料を水性成分と公知の方法により乳化処理して、油中水型乳化化粧料とすることもできる。
水性成分を用いる場合、化粧料に通常配合可能なものを、化粧料の安定性を損なわない範囲で使用することができる。
このような水性成分としては、例えば、水、低級アルコール、保湿剤、水溶性増粘剤、水溶性紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、水溶性薬剤等が挙げられる。
本発明の化粧料の形態は特に限定されず、化粧水、乳液、クリーム、洗顔料、ジェル、エッセンス(美容液)、パック等の基礎化粧品、口紅、アイシャドウ、アイライナー、マスカラ、ファンデーション、サンスクリーン等のメーキャップ化粧品、口腔化粧品、芳香化粧品、毛髪化粧品、ボディ化粧品等、従来化粧料に用いるものであればいずれの形態でも広く適用可能である。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。また、以下の実施例等における配合量は特に断らない限り質量%を示す。
下記表1〜3に掲げた組成を有する油中水型乳化化粧料について、使用性粉末を油相に分散し、常法により調製した。
得られた化粧料の使用感触について、下記の基準で評価を行った。
(さらさら感)
女性専門パネル5名により、化粧料を実施に肌に塗布してもらい、さらさら感について評価してもらった。
A:パネル5名が、さらさら感があると評価
B:パネル4名が、さらさら感があると評価
C:パネル3名が、さらさら感があると評価
D:パネル2名以下が、さらさら感があると評価
評価結果を配合とともに表1〜3に示す。
Figure 2021054804
Figure 2021054804
Figure 2021054804
表1に示すように、デンプン粉末を含む実施例1は、その他の使用性粉末を含む比較例1〜3に比べて、さらさら感が顕著であった。表2に示す比較例4〜6は(C)成分/(
B)成分が0.5未満であるため、さらさら感が感じられなかった。また、実施例2および3より、(C)成分/(B)成分が0.5以上であると、さらさら感を得ることができた。さらに、表3の実施例4、5、7および8と、実施例6および9との比較から、(E)成分/(B)成分が0.5以下であると、よりさらさら感が得られることがわかる。
次に、下記表4に掲げた組成を有する油性化粧料を常法により調製し、上記と同様の基準で評価を行った。
Figure 2021054804
表4に示すように、(C)成分/(B)成分が0.5未満である比較例7および8はさらさら感が得られにくかった。また、実施例10〜13の比較から、(E)成分を含む場
合には、(E)成分/(B)成分が0.5以下であると、よりさらさら感が得られることがわかる。
(処方例)
以下に、本発明の化粧料の処方例を挙げる。本発明はこの処方例によって何ら限定されるものではない。なお、配合量は全て製品全量に対する質量%で表している。
処方例1:2層式の化粧下地
成分名 配合量
精製水 残余
エタノール 5
PEG/PPG−9/2ジメチルエーテル 1
グリセリン 1
キシリトール 1
トルメンチラエキス 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
2−O−エチル−L−アスコルビン酸 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
イソドデカン 3
セバシン酸ジイソプロピル 10
PBG/PPG−9/1コポリマー 1
揮発性ジメチコン 12
不揮発性ジメチコン 1
カプリリルメチコン 3
高重合アミノプロピルジメチコン20%のジメチコン溶液 1
トリフルオロアルキルジメチルトリメチルシロキシケイ酸50%ジメチコン溶液 3
パルミチン酸デキストリン 0.5
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 7
オクトクリレン 5
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 1
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン 0.5
疎水化微粒子酸化チタン 2
疎水化処理微粒子酸化亜鉛 5
疎水化処理顔料級酸化チタン 1
疎水化処理酸化鉄 0.07
メタクリル酸メチルクロスポリマー 2
(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー 2
疎水化処理タルク 2
トウモロコシデンプン 5
PEG−9ポリジメチルポリシロキシエチルジメチコン 1.5
PEG/PPG−19/19ジメチコン 0.3
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 0.4
イソステアリン酸 0.3
EDTA・3Na 適量
食塩 適量
ピロ亜硫酸ナトリウム 適量
トコフェロール 適量
香料 適量
処方例2:クリーム状のファンデーションクリーム
成分名 配合量
精製水 残余
エタノール 5
フェノキシエタノール 1
PEG/PPG−9/2ジメチルエーテル 0.5
グリセリン 3
エリスリトール 1
キシリトール 1
トルメンチラエキス 1
グリシルグリシン 0.1
トラネキサム酸 1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
ピバリン酸トリプロピレングリコール 2
セバシン酸ジイソプロピル 5
揮発性ジメチコン 10
シクロメチコン 5
トリシロキシケイ酸50%のシクロペンタシロキサン溶液 2
パルミチン酸デキストリン 1
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 7
疎水化微粒子酸化チタン 3
疎水化微粒子酸化亜鉛 3
疎水化処理顔料級酸化チタン 6
疎水化処理酸化鉄 3.2
疎水化処理硫酸バリウム被覆雲母チタン 0.01
疎水化処理雲母チタン 0.01
ジメチコンクロスポリマー13%のシクロペンタシロキサン混合物 2
ポリメチルシルセスキオキサン 2
メタクリル酸メチルクロスポリマー 2
トウモロコシデンプン 2
疎水化微粒子シリカ 0.5
ラウリルPEG−9ポリジメチルポリシロキシエチルジメチコン 2
(ジメチコン/(PEG−10/15))クロスポリマー 1
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 1
イソステアリン酸 0.2
トコフェロール 適量
EDTA・3Na 適量
食塩 適量
ピロ亜硫酸ナトリウム 適量
香料 適量
処方例3:エアゾールスプレー状の日焼け止め
成分名 配合量
精製水 残余
エタノール 5
ポリエチレングリコール300 2
シリカ 0.5
グリセリン 1
PEG/PPG−14/7ジメチルエーテル 6
酢酸DL−α−トコフェロール 0.5
D−グルタミン酸 0.1
グリチルリチン酸ステアリル 0.1
イソドデカン 10
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 5
ミルスチン酸イソプロピル 3
セバシン酸ジイソプロピル 5
水添ポリデセン 3
PBG/PPG−9/1コポリマー 1
揮発性ジメチコン 10
トリシロキシケイ酸50%のシクロペンタシロキサン溶液 0.5
トリ酢酸テトラステアリン酸スクロース 0.5
パルミチン酸デキストリン 1
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 5
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 2
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン 1
ポリシリコーン−15 2
オクトクリレン 5
メタクリル酸メチルクロスポリマー 5
(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー 3
疎水化処理タルク 1
トウモロコシデンプン 1
セチルPEG/PPG−10/1ジメチコン 1
ラウリルPEG−9ポリジメチルポリシロキシエチルジメチコン 1
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 0.5
イソステアリン酸 0.3
セスキイソステアリン酸ソルビタン 0.3
EDTA・3Na 適量
トコフェロール 適量
香料 適量
上記原液50質量%をLPガス50質量%と混合してエアゾール化し、スプレー状日焼け止めを作製した。

Claims (7)

  1. (A)デンプン粉末と、
    油分に、
    (B)極性油分と、
    (C)揮発性油分と
    を含み、
    前記(B)極性油分に対する前記(C)揮発性油分の割合が0.5以上である化粧料。
  2. 前記(A)デンプン粉末が前記油分に分散されている請求項1記載の化粧料。
  3. (D)油相増粘剤をさらに含む請求項1または2記載の化粧料。
  4. (E)不揮発性炭化水素油または不揮発性シリコーン油をさらに含み、前記(B)極性油分に対する前記(E)不揮発性炭化水素油または不揮発性シリコーン油の割合が0.5以下である請求項3記載の化粧料。
  5. 前記(B)極性油分が紫外線吸収剤を含む請求項1〜4いずれか1項記載の化粧料。
  6. 前記化粧料が油中水型乳化化粧料である請求項1〜5いずれか1項記載の化粧料。
  7. 前記化粧料が油性化粧料である請求項1〜5いずれか1項記載の化粧料。
JP2020144059A 2019-09-27 2020-08-28 化粧料 Pending JP2021054804A (ja)

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WO2024116859A1 (ja) * 2022-11-30 2024-06-06 株式会社 資生堂 油中水型乳化化粧料

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