JP2021054651A - 媒体供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】媒体供給装置において、媒体の繰り出し動作が終了した後に供給トレイを下降させても媒体の適切な残量を出力する。【解決手段】媒体供給装置1は、媒体Mが積載される昇降可能な供給トレイ10と、この供給トレイ10上の媒体Mの残量を検出する残量検出部(例えば、トレイ高さ検知センサ81及び媒体有無検知センサ82)と、供給トレイ10に積載された最上位の媒体M1を繰り出す繰り出し部20と、この繰り出し部20による媒体Mの繰り出し動作が終了した後、供給トレイ10を下降させる下降制御を行うとともに下降制御を行う前の残量検出部の検出結果を出力する制御部61とを備える。【選択図】図6

Description

本発明は、媒体が積載される昇降可能な供給トレイを備える媒体供給装置に関する。
従来、用紙搬出を行う際に、用紙載置板の前端部を上昇させ、用紙の最上面が所定位置に存在することが検出されると、用紙載置板の前端部を所定距離下降させる給紙装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−196791号公報
ところで、画像形成装置に用紙等の媒体を供給する媒体供給装置において、供給トレイに積載された最上位の媒体は、繰り出しローラ等の繰り出し部によって繰り出される。そのため、ジョブの印刷が終了して媒体の繰り出し動作が終了した後などに供給トレイが媒体供給装置の外部に引き出されると、最上位の媒体が繰り出し部などに擦れながら引き出され、最上位の媒体が使用不可能となる場合がある。
なお、供給トレイへ昇降のための動力を伝達する駆動経路が供給トレイの引き出しに伴って切断される場合、引き出し時に供給トレイ及び媒体の自重で供給トレイが下降する。但し、特に媒体の残量が少ない場合には、供給トレイ及び媒体の自重が軽いため、供給トレイの引き出し時に供給トレイの下降が間に合わず、最上位の媒体が繰り出し部に擦れながら引き出され得る。
そこで、媒体の繰り出し動作が終了した後、最上位の媒体と繰り出し部との接触状態を解除するために、供給トレイを下降させることが考えられる。しかしながら、供給トレイが下降すると、例えば、供給トレイの高さに基づいて、或いは、最上位の媒体によって被押し上げ部が上方に押し上げられるか否かに基づいて媒体の残量を検知する媒体供給装置では、実際とは異なる残量が出力され、画像形成装置の操作パネルやユーザ端末の表示部に誤った残量が表示されることになる。
本発明の目的は、媒体の繰り出し動作が終了した後に供給トレイを下降させても媒体の適切な残量を出力することができる媒体供給装置を提供することである。
1つの態様では、媒体供給装置は、媒体が積載される昇降可能な供給トレイと、前記供給トレイ上の前記媒体の残量を検出する残量検出部と、前記供給トレイに積載された最上位の前記媒体を繰り出す繰り出し部と、前記繰り出し部による前記媒体の繰り出し動作が終了した後、前記供給トレイを下降させる下降制御を行うとともに当該下降制御を行う前の前記残量検出部の検出結果を出力する制御部とを備える。
前記態様によれば、媒体の繰り出し動作が終了した後に供給トレイを下降させても媒体の適切な残量を出力することができる。
一実施の形態に係る媒体供給装置、及び画像形成装置を示す斜視図である。 一実施の形態に係る媒体供給装置、及び画像形成装置の内部構造を示す正面図である。 一実施の形態に係る、引き出し部が引き出された状態の媒体供給装置を示す斜視図である。 一実施の形態に係る媒体供給装置の内部構造を示す斜視図である。 一実施の形態に係る媒体供給装置、並びに、画像形成装置及びユーザ端末の制御構成を示す図である。 一実施の形態に係る媒体供給装置(供給トレイ下降前)の内部構造を示す正面図である。 一実施の形態における供給トレイの下降制御を説明するためのタイミングチャートである。 一実施の形態に係る媒体供給装置(供給トレイ下降後)の内部構造を示す正面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る媒体供給装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、一実施の形態に係る媒体供給装置1、及び画像形成装置100を示す斜視図である。
図2は、媒体供給装置1及び画像形成装置100の内部構造を示す正面図である。
なお、図1及び図2、並びに後述する図3A、図3B、図5、及び図7に示す上下、前後、左右の各方向は、媒体Mの繰り出し方向D1を右方向、引き出し部40の引き出し方向D2を前方向とした説明の便宜上の方向にすぎないが、例えば、上下方向は鉛直方向であり、前後方向及び左右方向は水平方向である。
図1及び図2に示すように、媒体供給装置1は、画像形成装置100に連結され、図2に示す媒体Mを画像形成装置100に供給する。媒体Mは、例えば用紙(枚葉紙)である。
ここで、媒体供給装置1と画像形成装置100とをまとめて印刷システムと呼ぶことができる。換言すると、印刷システムは、媒体供給装置1と画像形成装置100とを備える。なお、媒体供給装置1としては、画像形成装置100に一体に備えられる媒体供給装置であってもよい。
図2に示すように、画像形成装置100は、第1給紙トレイ111と、第2給紙トレイ112と、第3給紙トレイ113と、搬送経路121と、複数の搬送ローラ122と、印刷部130と、吸着搬送部140と、排紙トレイ150と、操作パネル160とを備える。また、後述する図4に示すように、画像形成装置100は、制御部171と、記憶部172と、インターフェース部173とを備える。
第1給紙トレイ111は、媒体供給装置1の上方において、画像形成装置100の左側面に配置されている。第2給紙トレイ112及び第3給紙トレイ113は、画像形成装置100の内部に配置されている。第1給紙トレイ111、第2給紙トレイ112、及び第3給紙トレイ113には、媒体Mが積載される。
搬送経路121は、媒体Mが搬送される経路である。図2において、搬送経路121を、適宜矢印を付して実線で示す。搬送経路121は、両面印刷のために媒体Mを反転させる反転経路121aを有する。
印刷部130は、例えば、印刷に用いられる各色分の図示しないラインヘッド型インクジェットヘッドを有する。なお、印刷部130の印刷方式は、インクジェット印刷方式以外の印刷方式であってもよい。
吸着搬送部140は、印刷部130に対向するように配置されている。吸着搬送部140は、吸着した媒体Mを搬送ベルトによって搬送する。なお、吸着搬送部140は、媒体Mを搬送する搬送手段の一例である。
排紙トレイ150は、画像形成装置100の上部に配置され、印刷済みの媒体Mが積載される。
図2に示す操作パネル160は、表示部161と、操作部162とを有する。なお、図1では、操作パネル160の図示が省略されている。
表示部161は、ユーザの入力操作のための表示画面などの各種情報を表示するディスプレイである。なお、表示部161は、タッチパネルを有する場合、入力部としても機能することができる。
表示部161には、媒体供給装置1の供給トレイ10上の媒体の残量を表す残量表示部分161aが表示可能であるとよい。この残量表示部分161aは、残量が増えるほど、特定の色で塗りつぶした領域の数が例えば4段階まで増えるものなどであってもよいし、或いは残量をパーセント表示などの数値で表すものであってもよい。
操作部162は、ユーザによる各種の操作情報の入力を受け付ける入力部の一例である。
図4に示す制御部171は、例えば、画像形成装置100全体の動作を制御する演算処理装置として機能するプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit)を有する。
記憶部172は、例えば、所定のプログラムを記録する読み出し専用半導体メモリであるROM(Read Only Memory)、制御部171のプロセッサが各種のプログラムを実行する際に必要に応じて作業用記憶領域として使用される随時書き込み読み出し可能な半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)、ハーディディスク装置などである。
インターフェース部173は、媒体供給装置1、ユーザ端末200などの他の装置との間で各種情報の授受を行う。例えば、インターフェース部173は、媒体供給装置1から媒体Mの残量情報を取得する。また、インターフェース部173は、残量情報をユーザ端末200に送る。
なお、上述の画像形成装置100の構成はあくまで一例であり、媒体供給装置1によって媒体Mを供給される装置には特に制限はなく、印刷部130を備えない装置であってもよい。
図3Aは、引き出し部40が引き出された状態の媒体供給装置1を示す斜視図である。
図3Bは、媒体供給装置1の内部構造を示す斜視図である。
図4は、媒体供給装置1、画像形成装置100、及びユーザ端末200の制御構成を示す図である。
図5は、媒体供給装置1(供給トレイ10下降前)の内部構造を示す正面図である。
図4に示すユーザ端末200は、制御部211と、記憶部212と、インターフェース部213と、表示部220と、入力部230とを備える。ユーザ端末200は、例えば、デスクトップ型コンピュータ等の設置型端末であるか、或いは、タブレット端末、スマートフォン、ノートパソコンなどの携帯型端末である。
制御部211は、例えば、ユーザ端末200全体の動作を制御する演算処理装置として機能するプロセッサ(例えばCPU)を有する。
記憶部212は、例えば、記録媒体から読み出された或いはインターネットを介して取得された所定のプログラムを記録する読み出し専用半導体メモリであるROM、制御部211のプロセッサが各種のプログラムを実行する際に必要に応じて作業用記憶領域として使用される随時書き込み読み出し可能な半導体メモリであるRAM、ハーディディスク装置などである。
インターフェース部213は、画像形成装置100などの他の装置との間で各種情報の授受を行う。例えば、インターフェース部213は、上述のとおり、媒体供給装置1から媒体Mの残量情報を取得する。
表示部220は、ユーザの入力操作のための表示画面などの各種情報を表示するディスプレイである。表示部220には、媒体供給装置1の供給トレイ10上の媒体の残量を表す残量表示部分が表示可能であるとよい。
入力部230は、例えば、キーボード装置、マウス装置、タッチパネルなどであり、ユーザによる各種の操作情報の入力を受け付ける。
図2〜図5に示すように、媒体供給装置1は、供給トレイ10と、繰り出し部20と、筐体30と、引き出し部40と、被押し上げ部50と、制御部61と、記憶部62と、インターフェース部63と、昇降駆動部70と、トレイ高さ検知センサ81と、媒体有無検知センサ82と、上限検知センサ83と、巻き取り部90と、第1〜第4のワイヤW1〜W4とを備える。
図3Aに示す供給トレイ10は、引き出し部40並びに図3Bに示す巻き取り部90及び第1〜第4のワイヤW1〜W4によって、筐体30から引き出し方向D2(前方向)に引き出し可能に支持されている。このように、引き出し部40、巻き取り部90、及び第1〜第4のワイヤW1〜W4は、供給トレイ10を媒体Mの繰り出し方向D1と直交する引き出し方向D2に引き出し可能に支持する支持部として機能する。なお、供給トレイ10を昇降させる昇降機構として機能する巻き取り部90及び第1〜第4のワイヤW1〜W4が省略され、供給トレイ10が吊り下げ以外の手法(他の昇降機構)で昇降される場合には、引き出し部40及び他の昇降機構が支持部として機能する。巻き取り部90は、巻き取り軸91と、巻き取りプーリ92,93とを有する。一例ではあるが、供給トレイ10は、引き出し部40において、吊り下げ部材の一例である第1〜第4ワイヤW1〜W4によって吊り下げられており、後述する昇降駆動部70による巻き取り軸91を用いた第1〜第4ワイヤW1〜W4の巻き取り及び巻き出しによって昇降可能となっている。吊り下げ部材としては、第1〜第4ワイヤW1〜W4などの線状部材とは異なる部材が用いられてもよい。
第1〜第4のワイヤW1〜W4のそれぞれの一端は、昇降駆動部70によって駆動される駆動軸である巻き取り軸91に設けられた巻き取りプーリ92,93に固定されている。巻き取り軸91は引き出し部40と一体で引き出し可能に、引き出し部40に回転可能に支持されており、引き出し部40の下方に設けられている。巻き取りプーリ92,93は巻き取り軸91の両端であって、供給トレイ10の前側と後ろ側に1つずつ設けられており、第1〜第4のワイヤW1〜W4は2本ずつ、前側と後側の巻き取りプーリ92,93にそれぞれ一端が固定されている。前側の巻き取りプーリ93に一端が固定された第4のワイヤW4及び第3のワイヤW3は、供給トレイ10の上方前側に左右方向に並んで設けられ引き出し部40に回転可能に支持された2つのプーリ(図示省略)にそれぞれ掛け渡され、それぞれ略鉛直下方に延びて他端が供給トレイ10の左前部と右前部にそれぞれ固定されている。同様に、後側の巻き取りプーリに一端が固定された第2のワイヤW2及び第1のワイヤW1は、供給トレイ10の上方後側に左右方向に並んで設けられ引き出し部40に回転可能に支持された2つのプーリ(図示省略)にそれぞれ掛け渡され、それぞれ略鉛直下方に延びて他端が供給トレイ10の左後部と右後部にそれぞれ固定されている。
すなわち、図3Bに示すように、第1のワイヤW1は、供給トレイ10の右後部に取り付けられ、第2のワイヤW2は、供給トレイ10の左後部に取り付けられ、第3のワイヤW3は、供給トレイ10の右前部に取り付けられ、第4のワイヤW4は、供給トレイ10の左前部に取り付けられている。そのため、繰り出し方向D1の下流側(図3Bにおける右側)の第1のワイヤW1及び第3のワイヤW3は、図2に示す繰り出しローラ21,22との干渉を回避するために、供給トレイ10の右端には取り付けられていない。このように、第1〜第4のワイヤW1〜W4は、供給トレイ10の四隅には取り付けられていない。
なお、引き出し部40の引き出しに伴って昇降駆動部70から巻き取り軸91へ動力を伝達する駆動経路が切断される場合、供給トレイ10の急な落下を防止するために、例えばロータリーダンパーなどの緩衝装置によって第1〜第4のワイヤW1〜W4の巻き出し速度が制限されているとよい。
図5に示すように、供給トレイ10には、媒体Mが積載される。供給トレイ10の例えば左後部には、トレイ高さ検知センサ81によって有無を検知される被検知片10aが設けられている。
トレイ高さ検知センサ81は、第1センサ81a、第2センサ81b、及び第3センサ81cを有する。第1センサ81aは、第1センサ81a、第2センサ81b、及び第3センサ81cのうち最も上方に配置されている。第2センサ81bは、第1センサ81aの下方に間隔を隔てて配置されている。第3センサ81cは、第2センサ81bの下方に間隔を隔てて配置されている。
第1センサ81a、第2センサ81b、及び第3センサ81cは、図5における前方向に開口する平面視U字形状(コの字形状)を呈する。また、第1センサ81a、第2センサ81b、及び第3センサ81cは、被検知片10aによって検出光が遮光されることでON信号を出力し、遮光されないとOFF信号を出力する。図4に示す制御部61は、第1センサ81a、第2センサ81b、及び第3センサ81cの検知結果に基づいて、供給トレイ10の高さ(媒体Mの残量)を判別することができる。なお、トレイ高さ検知センサ81及び後述する媒体有無検知センサ82は、供給トレイ10上の媒体Mの残量を検出する残量検出部の一例である。
供給トレイ10の前部上面には、後述する被押し上げ部50のコロ51を収容可能なコロ収容凹部10bが設けられている。
繰り出し部20は、繰り出しローラ21,22と、捌き板23と、連結板24とを有する。
繰り出しローラ21,22のうち繰り出し方向D1(右方向)における上流側の繰り出しローラ21は、供給トレイ10に積載された最上位の媒体M1を繰り出すスクレーパローラである。繰り出し方向D1における下流側の繰り出しローラ22は、繰り出しローラ21によって繰り出された媒体Mを画像形成装置100に向けて繰り出し方向D1に搬送するピックアップローラである。繰り出しローラ21,22は、例えば、媒体Mの繰り出し方向D1に直交する幅方向(前後方向)において複数ずつ配置されている。後述する被押し上げ部50は、複数の繰り出しローラ22の間に配置されているとよい。なお、繰り出しローラ21,22は、繰り出し部材の一例であるが、この繰り出し部材としては、繰り出しベルトなどであってもよい。
捌き板23は、繰り出しローラ22に対向するように配置され、繰り出しローラ22との間で媒体Mを1枚ずつ捌く。これにより、最上位の媒体M1と2枚目以降の媒体Mとが分離する。なお、捌き板23は、少なくとも媒体Mとの接触面がゴムで形成されていることで、媒体Mに摩擦抵抗を生じさせるとよい。また、捌き板23は、引き出し部40が引き出し方向D2(前方向)に引き出される動作に連動して、繰り出しローラ22から離隔する方向に移動するとよい。
連結板24は、繰り出しローラ21の回転軸と繰り出しローラ22の回転軸とを回転可能に支持することで、繰り出しローラ21と繰り出しローラ22とを連結する。連結板24は、繰り出しローラ22の回転軸を回転中心として、繰り出しローラ21が上下動するように回転可能に配置されている。
連結板24は、供給トレイ10又はこの供給トレイ10に積載された最上位の媒体Mによって上方へ押圧されることで繰り出しローラ21とともに図5における時計回りに回転し、供給トレイ10が図7に示すように下降すると、自重で図7における反時計回りに回転する。なお、連結板24には、上限検知センサ83によって有無を検知される被検知片24aが設けられている。
上限検知センサ83は、図5における下方に開口するU字形状(コの字形状)を呈し、媒体供給装置1の本体に固定して設けられている。上限検知センサ83は、連結板24の被検知片24aによって検出光が遮光されることで、ON信号を出力する。また、図7に示すように、上限検知センサ83は、被検知片24aによって検出光が遮光されなくなると、OFF信号を出力する。
図2及び図3Aに示すように、筐体30は、供給トレイ10、繰り出し部20、引き出し部40などを収容する。図3Aに示すように、筐体30の上面には、開閉可能な上扉31が設けられている。この上扉31の開放時や引き出し部40の引き出し時には、インターロックスイッチが作動することで媒体供給装置1における媒体Mの繰り出し動作などが停止するとよい。
図3Aに示すように、引き出し部40は、規制プレート41と、サイドフェンス42,43と、エンドフェンス44とを有する。
規制プレート41は、供給トレイ10に積載された媒体Mの繰り出し方向D1の下流側端部の位置を規制する。
サイドフェンス42,43は、互いに対向するように配置され、供給トレイ10に積載された媒体Mの繰り出し方向D1に直交する幅方向(前後方向)の端部の位置を規制する。
エンドフェンス44は、供給トレイ10に積載された媒体Mの繰り出し方向D1の上流側端部の位置を規制するが、引き出し部40が筐体30から引き出し方向D2に引き出された状態で、図3Aに示すように媒体Mの補給を阻害しないように開いた位置に回転可能に配置されている。
図5に示すように、被押し上げ部50は、コロ51と、アーム52とを有する。
コロ51は、例えばV字状或いはL字状のアーム52の一端に回転可能に支持されている。また、コロ51は、繰り出し方向D1における繰り出しローラ21と繰り出しローラ22との間において媒体Mに接触可能な位置に配置されている。
アーム52は、例えば繰り出しローラ22の回転中心軸と同軸の回転中心軸を有する。アーム52の他端には、媒体有無検知センサ82によって有無を検知される被検知片52aが設けられている。
被押し上げ部50は、供給トレイ10が上昇し、媒体Mによってコロ51が上方に押し上げられることで、図5における時計回りに回転する。また、被押し上げ部50は、供給トレイ10が下降すると、図7における反時計回りに回転しながら自重で下降する。
媒体有無検知センサ82は、下方に開口する平面視U字形状(コの字形状)を呈する。媒体有無検知センサ82は、アーム52の被検知片52aによって検出光が遮光されることで、ON信号を出力する。また、図7に示すように、媒体有無検知センサ82は、被検知片52aによって検出光が遮光されなくなると、OFF信号を出力する。
なお、供給トレイ10上に媒体Mが積載されていない場合に、供給トレイ10によって繰り出しローラ21及び連結板24が押し上げられ、上限検知センサ83によって被検知片24aが検知されているときには、コロ51は、供給トレイ10のコロ収容凹部10bに収容され、媒体有無検知センサ82は、被検知片52aを検知せずにOFF信号を出力する。これにより、制御部61は、供給トレイ10上に媒体Mが積載されていないことを判別することができる。
図4に示す制御部61は、媒体供給装置1全体の動作を制御する演算処理装置として機能するプロセッサ(例えばCPU)を有するとよい。なお、上述のように媒体供給装置1が画像形成装置100に一体に備えられる場合には、画像形成装置100の制御部が媒体供給装置1の制御部61を兼ねてもよい。
詳しくは後述するが、制御部61は、繰り出し部20による媒体Mの繰り出し動作が終了した後(例えば印刷ジョブの終了後)、昇降駆動部70を制御することで、供給トレイ10の下降制御を行う。
記憶部62は、例えば、所定の制御プログラムが予め記録されている読み出し専用半導体メモリであるROM、プロセッサが各種の制御プログラムを実行する際に必要に応じて作業用記憶領域として使用される随時書き込み読み出し可能な半導体メモリであるRAMなどを有する。
インターフェース部63は、画像形成装置100や他の装置との間で各種情報の授受を行う。
昇降駆動部70は、例えば、巻き取り軸91を回転させて上述の第1〜第4のワイヤW1〜W4の巻き取り及び巻き出しを行うことによって供給トレイ10を昇降させるモータ等のアクチュエータである。昇降駆動部70は、引き出し部40の引き出しに伴って昇降駆動部70から巻き取り軸91へ動力を伝達する駆動経路が切断されるように、カップリング(軸継手)を介して供給トレイ10に連結されている。
昇降駆動部70は、上述のように、繰り出し部20による媒体Mの繰り出し動作が終了した後、制御部61によって、供給トレイ10を下降させるように制御される。また、昇降駆動部70は、繰り出し部20による最上位の媒体M1の繰り出し動作に伴って供給トレイ10に積載された媒体Mが減少していくと、上限検知センサ83がOFF信号を出力することに基づいて、例えば媒体M数枚分の高さごとに断続的に供給トレイ10を上昇させるように制御部61によって制御される。
そして、繰り出しローラ21は、例えば弾性体であるため、供給トレイ10上に媒体Mが積載されている場合には常に最上位の媒体M1に接触しているといえる。これにより、媒体Mの繰り出し動作が終了した後などに供給トレイ10(引き出し部40)が媒体供給装置1の外部に引き出されると、最上位の媒体M1が繰り出しローラ21(繰り出し部20)に擦れながら引き出され、最上位の媒体M1が使用不可能となる場合がある。特に媒体Mの残量が少ない場合には、供給トレイ10の引き出し時に供給トレイ10の下降が遅くなるため、最上位の媒体M1が繰り出しローラ21に擦れながら引き出され得る。
そこで、制御部61は、最上位の媒体M1と繰り出しローラ21との接触状態を解除するために、媒体Mの繰り出し動作が終了した後、供給トレイ10を下降させる下降制御を行う。以下、この供給トレイ10の下降制御について図6及び図7を参照しながら説明する。
図6は、供給トレイ10の下降制御を説明するためのタイミングチャートである。
図7は、媒体供給装置1(供給トレイ10下降後)の内部構造を示す正面図である。
図4に示す制御部61は、繰り出し部20による媒体Mの繰り出し動作が終了した後、図6に示す時間t1において、昇降駆動部70を用いて供給トレイ10を下降させる下降制御を行う。
供給トレイ10の下降に伴い、コロ51が被押し上げ部50の自重で下降するように被押し上げ部50が図7における反時計回りに回転する。そのため、媒体有無検知センサ82は、被検知片52aによって検出光が遮光されなくなり、OFF信号、すなわち媒体Mが無いことを出力する(時間t2)。なお、供給トレイ10が下降しているため媒体有無検知センサ82によって媒体Mが無いことが出力されるが、実際には供給トレイ10上には媒体Mが積載されているままである。
その後、トレイ高さ検知センサ81の第1センサ81aが供給トレイ10の被検知片10aを検知しなくなり、OFF信号を出力する一方、第2センサ81bが被検知片10aを検知し、ON信号を出力する。これにより、制御部61は、媒体Mの残量が「残量少」から「残量中」となったことを判別する(時間t3)。なお、供給トレイ10が下降しているためトレイ高さ検知センサ81の検知結果である媒体Mの残量が増えているが、実際には供給トレイ10上の媒体Mの残量は増えていない。
ここで、繰り出しローラ21は、例えば弾性体であり、媒体Mによって上方に押し上げられた状態で圧縮している。そのため、繰り出しローラ21は、最上位の媒体M1との接触による圧縮状態が解除されてから下降する。したがって、供給トレイ10が下降を開始した時間t1よりも遅れて、連結板24の被検知片24aが上限検知センサ83によって検知されなくなり、上限検知センサ83がOFF信号(上限非検知)を出力する(時間t4)。
また、例えば、トレイ高さ検知センサ81の第2センサ81bが供給トレイ10の被検知片10aを検知しなくなり、OFF信号を出力する一方、第3センサ81cが被検知片10aを検知し、ON信号を出力することで、制御部61は、媒体Mの残量が「残量中」から「残量多」となったことを判別する(時間t5)。
また、制御部61は、上限検知センサ83がOFF信号(上限非検知)を出力したとき(時間t4)から遅れて、下降制御を停止する(時間t6)。
上述のとおり、供給トレイ10が下降することで、供給トレイ10に媒体Mが積載されたままであっても、トレイ高さ検知センサ81の出力信号は、「残量少」から「残量中」や「残量多」に変化する。また、媒体有無検知センサ82の出力信号は、ON(媒体有り)からOFF(媒体無し)に変化する。
そのため、制御部61は、下降制御を行う前のトレイ高さ検知センサ81及び媒体有無検知センサ82の検知結果、すなわち、媒体Mの残量が「残量少」で「媒体有り」という残量を例えば画像形成装置100(インターフェース部173)やユーザ端末200(インターフェース部213)に出力する。画像形成装置100においては、操作パネル160の表示部161が、残量情報を消耗品情報として上述の残量表示部分161aに表示する。また、ユーザ端末200においては、ウェブブラウザなどを利用して画像形成装置100(媒体供給装置1)を遠隔操作するソフトウェアが使用された場合に、表示部220が消耗品情報として残量情報を表示する。このソフトウェアがプリンタドライバから呼び出される場合には、表示部220は、プリンタドライバで表示される画面上で残量を表示することができる。
また、画像形成装置100やユーザ端末200(プリンタドライバ)において、下降制御を行う前のトレイ高さ検知センサ81及び媒体有無検知センサ82の検知結果に基づいて、残量表示以外の処理が行われてもよい。例えば、媒体Mが無くなった場合にユーザへの媒体Mの補充の報知が行われる場合、本実施の形態のように下降制御が行われているときには報知が行われなくなるとよい。
なお、引き出し部40が筐体30から引き出された場合や、筐体30の上扉31の開放時などにインターロックスイッチが作動した場合などには、制御部61は、トレイ高さ検知センサ81及び媒体有無検知センサ82の検知結果の保持を解除し、例えば検知結果の出力を停止するとよい。
上述の説明における媒体Mの繰り出し動作が終了した後の供給トレイ10の下降制御は、繰り出しローラ21が弾性体である場合に媒体Mによって上方に押し上げられた状態で圧縮している圧縮量よりも、下降量が大きいことが必要であるが、媒体Mの繰り出し動作が終了した後に引き出し部40が引き出されない場合には、次の繰り出し動作が開始する前に供給トレイ10を元の高さまで上昇させる必要が生じる。
そのため、供給トレイ10の下降量は、供給トレイ10が最下部まで下降しない量であるとよく、供給トレイ10を最下部に至らない所定時間下降させる下降制御が行われるとよい。例えば、上限検知センサ83がOFF信号を出力してから所定時間(一例として1.3秒)、供給トレイ10を下降させることが好適である。この所定時間は、繰り出しローラ21の直径を目安として、その直径の1〜2倍の距離を降下させる時間としている。降下する距離は、正確には、降下時の供給トレイ10に積載された媒体Mの残量によって少し変化する。供給トレイ10の下降量を上限検知センサ83がOFF信号を出力してからの時間で制御せず、供給トレイ10の高さ検出手段を別途設けるか或いはトレイ高さ検知センサ81を用いて、供給トレイ10を所定高さ(一例として5cm)だけ下降させてもよい。
また、供給トレイ10の下降制御が行われないと、上述のように、媒体Mの残量が少ない場合には、供給トレイ10の引き出し時に供給トレイ10の下降が間に合わず、最上位の媒体M1が繰り出しローラ21に擦れながら引き出され得る。そのため、制御部61による供給トレイ10の下降制御は、例えばトレイ高さ検知センサ81による出力結果に基づいて、媒体Mの残量が所定量以下である場合(例えば、「残量少」の場合、或いは「残量少」又は「残量中」の場合)のみに行われてもよい。
一方、媒体有無検知センサ82によって供給トレイ10上に媒体Mが無いことが検知されている場合には、被押し上げ部50のコロ51が供給トレイ10のコロ収容凹部10bに収容されているといえる。そのため、この場合に引き出し部40が引き出されるとコロ51が供給トレイ10に接触し、破損し得る。そこで、媒体有無検知センサ82によって供給トレイ10上に媒体Mが無いことが検知されている場合のみに、上述の供給トレイ10の下降制御が行われてもよい。
以上説明した本実施の形態では、媒体供給装置1は、媒体Mが積載される昇降可能な供給トレイ10と、この供給トレイ10上の媒体Mの残量を検出する残量検出部の一例であるトレイ高さ検知センサ81及び媒体有無検知センサ82と、供給トレイ10に積載された最上位の媒体M1を繰り出す繰り出し部20と、この繰り出し部20による媒体Mの繰り出し動作が終了した後、供給トレイ10を下降させる下降制御を行うとともに下降制御を行う前のトレイ高さ検知センサ81及び媒体有無検知センサ82の検知結果を出力する制御部61とを備える。
このように媒体Mの繰り出し動作が終了した後に供給トレイ10が下降することで、最上位の媒体M1と繰り出し部20との接触状態を解除することができる。そのため、例えば、供給トレイ10が媒体供給装置1の外部に引き出される場合に、最上位の媒体M1が繰り出し部20などに擦れながら引き出されて最上位の媒体M1が使用不可能となるのを回避することができる。また、制御部61は、供給トレイ10の下降前のトレイ高さ検知センサ81及び媒体有無検知センサ82の検知結果、すなわち供給トレイ10の下降前の媒体Mの残量を出力する。そのため、供給トレイ10が下降することに伴い、誤った残量が画像形成装置100の操作パネル160の表示部161やユーザ端末200の表示部220に表示されるのを回避することができる。よって、本実施の形態によれば、媒体Mの繰り出し動作が終了した後に供給トレイ10を下降させても媒体Mの適切な残量を出力することができる。その後また媒体Mの繰り出しを開始するときは供給トレイ10を上昇させて媒体Mの残量を検出できる。
また、本実施の形態では、制御部61は、上記下降制御として、供給トレイ10を最下部に至らない所定時間下降させる下降制御を行う。
これにより、供給トレイ10の下降制御を簡単な構成で、且つ、供給トレイ10の下降量を容易に適切な範囲とすることができる。
また、本実施の形態では、媒体供給装置1は、供給トレイ10を媒体Mの繰り出し方向D1と直交する引き出し方向D2に引き出し可能に支持する支持部の一例として、引き出し部40、巻き取り部90、及び第1〜第4のワイヤW1〜W4を備える。
そのため、ジャムが生じやすい、供給トレイ10を媒体Mの繰り出し方向D1と直交する引き出し方向D2に引き出す場合において、供給トレイ10が繰り出し動作終了後の高さから降下した状態で保持されつつ引き出されるため、最上位の媒体M1が繰り出し部20などに擦れながら引き出されて使用不可能となるのを回避することができる。
また、本実施の形態では、供給トレイ10上の媒体Mの残量を検出する残量検出部は、供給トレイ10上の媒体Mの有無を検知する媒体有無検知センサ82を含み、制御部61は、下降制御を行う前の媒体有無検知センサ82の検知結果を出力する。
これにより、供給トレイ10が下降することに伴って媒体有無検知センサ82が実際の媒体Mの有無を誤検出するのを防止することができる。
また、本実施の形態では、制御部61は、媒体Mの残量が所定量以下である場合に、繰り出し動作が終了した後、下降制御を行う。
ところで、供給トレイ10が媒体供給装置1の外部に引き出され、例えば昇降駆動部70からの駆動経路が切断された場合、本実施の形態のような供給トレイ吊り下げ式の媒体供給装置1においては、媒体Mの残量が少ないほど、供給トレイ10及び媒体Mの自重が相対的に軽くなり、供給トレイ10の下降速度が遅くなる。したがって、媒体Mの残量が少ないときに繰り出し動作が終了した後に供給トレイ10の下降制御を行うことで、最上位の媒体M1が繰り出し部20に擦れながら引き出されるのを有効に防止することができる。一方、媒体Mの残量が多いときには、供給トレイ10及び媒体Mの自重が相対的に重くなり、供給トレイ10の下降速度が速くなる。したがって、下降制御を省略しても、最上位の媒体M1が繰り出し部20に擦れながら引き出されにくい。そのため、媒体Mの残量が多いときに供給トレイ10の下降制御を省略することによって、媒体Mの繰り出し動作が終了した後に引き出し部40が引き出されない場合に、供給トレイ10を元の高さまで上昇させる動作を省略することができる。
なお、本発明は、上述の実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上述の実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
媒体が積載される昇降可能な供給トレイと、
前記供給トレイ上の前記媒体の残量を検出する残量検出部と、
前記供給トレイに積載された最上位の前記媒体を繰り出す繰り出し部と、
前記繰り出し部による前記媒体の繰り出し動作が終了した後、前記供給トレイを下降させる下降制御を行うとともに当該下降制御を行う前の前記残量検出部の検出結果を出力する制御部と
を備えることを特徴とする媒体供給装置。
[付記2]
媒体が積載される昇降可能な供給トレイと、
前記供給トレイ上の前記媒体の残量を検出する残量検出部と、
前記供給トレイに積載された最上位の前記媒体を繰り出す繰り出し部と、
前記繰り出し部による前記媒体の繰り出し動作が終了した後、前記供給トレイを最下部に至らない所定時間下降させる下降制御を行うとともに当該下降制御を行う前の前記残量検出部の検出結果を出力する制御部と
を備えることを特徴とする媒体供給装置。
[付記3]
媒体が積載される昇降可能な供給トレイと、
前記供給トレイ上の前記媒体の残量を検出する残量検出部と、
前記供給トレイに積載された最上位の前記媒体を繰り出す繰り出し部と、
前記供給トレイを前記媒体の繰り出し方向と直交する方向に引き出し可能に支持する支持部と、
前記繰り出し部による前記媒体の繰り出し動作が終了した後、前記供給トレイを所定時間下降させる下降制御を行うとともに当該下降制御を行う前の前記残量検出部の検出結果を出力する制御部と
を備えることを特徴とする媒体供給装置。
[付記4]
前記残量検出部は、前記供給トレイ上の前記媒体の有無を検知する媒体有無検知センサを含み、
前記制御部は、前記下降制御を行う前の前記媒体有無検知センサの検知結果を出力する
ことを特徴とする付記1から3のいずれか記載の媒体供給装置。
[付記5]
前記制御部は、前記媒体の残量が所定量以下である場合に、前記繰り出し動作が終了した後、前記下降制御を行う
ことを特徴とする付記1から3のいずれか記載の媒体供給装置。
1 媒体供給装置
10 供給トレイ
10a 被検知片
10b コロ収容凹部
20 繰り出し部
21,22 繰り出しローラ
23 捌き板
24 連結板
24a 被検知片
30 筐体
31 上扉
40 引き出し部
41 規制プレート
42,43 サイドフェンス
44 エンドフェンス
50 被押し上げ部
51 コロ
52 アーム
52a 被検知片
61 制御部
62 記憶部
63 インターフェース部
70 昇降駆動部
81 トレイ高さ検知センサ
81a 第1センサ
81b 第2センサ
81c 第3センサ
82 媒体有無検知センサ
83 上限検知センサ
90 巻き取り部
91 巻き取り軸
92,93 巻き取りプーリ
100 画像形成装置
160 操作パネル
161 表示部
161a 残量表示部分
162 操作部
200 ユーザ端末
D1 繰り出し方向
D2 引き出し方向
M 媒体
M1 最上位の媒体
W1 第1のワイヤ
W2 第2のワイヤ
W3 第3のワイヤ
W4 第4のワイヤ

Claims (5)

  1. 媒体が積載される昇降可能な供給トレイと、
    前記供給トレイ上の前記媒体の残量を検出する残量検出部と、
    前記供給トレイに積載された最上位の前記媒体を繰り出す繰り出し部と、
    前記繰り出し部による前記媒体の繰り出し動作が終了した後、前記供給トレイを下降させる下降制御を行うとともに当該下降制御を行う前の前記残量検出部の検出結果を出力する制御部と
    を備えることを特徴とする媒体供給装置。
  2. 媒体が積載される昇降可能な供給トレイと、
    前記供給トレイ上の前記媒体の残量を検出する残量検出部と、
    前記供給トレイに積載された最上位の前記媒体を繰り出す繰り出し部と、
    前記繰り出し部による前記媒体の繰り出し動作が終了した後、前記供給トレイを最下部に至らない所定時間下降させる下降制御を行うとともに当該下降制御を行う前の前記残量検出部の検出結果を出力する制御部と
    を備えることを特徴とする媒体供給装置。
  3. 媒体が積載される昇降可能な供給トレイと、
    前記供給トレイ上の前記媒体の残量を検出する残量検出部と、
    前記供給トレイに積載された最上位の前記媒体を繰り出す繰り出し部と、
    前記供給トレイを前記媒体の繰り出し方向と直交する方向に引き出し可能に支持する支持部と、
    前記繰り出し部による前記媒体の繰り出し動作が終了した後、前記供給トレイを所定時間下降させる下降制御を行うとともに当該下降制御を行う前の前記残量検出部の検出結果を出力する制御部と
    を備えることを特徴とする媒体供給装置。
  4. 前記残量検出部は、前記供給トレイ上の前記媒体の有無を検知する媒体有無検知センサを含み、
    前記制御部は、前記下降制御を行う前の前記媒体有無検知センサの検知結果を出力する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の媒体供給装置。
  5. 前記制御部は、前記媒体の残量が所定量以下である場合に、前記繰り出し動作が終了した後、前記下降制御を行う
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の媒体供給装置。
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