JP2021045365A - 車両用シートパッドの製造方法及びその製造用発泡成形型 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】裏面が露出して下層になる第一発泡体2上に、着座乗員が当接する側の表層31が積層された第二発泡体3を発泡成形する車両用シートパッドの製造方法において、前記第二発泡体3よりも硬くして単位重量小に、前記第一発泡体2を発泡成形し、且つ該第一発泡体2の裏面で、溝方向を合わせた複数の凹溝21を離間形成する一方、前記各凹溝21に対応する上型9のキャビティ面91に、該凹溝21の溝長L2よりもクリップ長L9を短くした弾性クリップ92が該溝長L2域内に収まるようにして突設する発泡成形型7を用いて、前記第一発泡体2の裏面2b側を上向きにして、前記凹溝21へ前記弾性クリップ92を弾性変形させて挿入し、その弾性復元力で上型9に該第一発泡体2を係止、セットした後、下型キャビティ面81上に第二発泡体用発泡原料gを注入すると共に型閉じし、しかる後、第二発泡体3を発泡成形した。
【選択図】図8
Description
ただ、上記ビーズ発泡成形体(本発明の第一発泡体)は、その発泡成形で予測がつかない寸法バラツキが発生する。従来、図12(イ)の白抜矢印のようにビーズ発泡体裏面m1の隆起部m2を上型キャビティ面T1の凹所T0に嵌め込んで、上型Tにビーズ発泡成形体mをセットし、次工程へと進むが、ビーズ発泡成形体mに寸法のバラツキがあると、同図(ロ)の黒矢印のように上型Tから脱落する場合があった。脱落しなくてもセットが不十分で、ビーズ発泡成形体mの裏面m1に発泡原料gが入り込んで硬化し、支障をきたしている。
こうしたことから、上型へのビーズ発泡成形体のセットで脱落を防止し、セットを良好にする発明がいくつか提案されている(例えば特許文献1)。
しかし、第1層部が設計寸法よりも大きくなると、凹状部に凸状部を嵌め合わせが難しくなる問題を抱える。第一発泡体の寸法精度は季節によっても変化するが、寸法のばらつきがより大きくなると、嵌め合わせること自体に支障をきたす。
請求項6に記載の発明の要旨は、裏面が露出して下層になる第一発泡体上に、着座乗員が当接する側の表層が積層された第二発泡体を発泡成形する車両用シートパッドの製造用発泡成形型であって、前記第二発泡体よりも硬くして単位重量小で発泡成形された第一発泡体で、且つこの裏面に溝方向を合わせて複数の凹溝を離間形成した該第一発泡体の裏面と当接する上型キャビティ面で、前記各凹溝のそれぞれの対応部位に、該凹溝の溝長よりもクリップ長が短い弾性クリップを該溝長域内に収められるようにして突出形成した上型と、型閉じにより、上型とでシートパッドのキャビティを形成する下型と、を具備し、前記凹溝へ前記弾性クリップを弾性変形させて挿入し、その弾性復元力で上型に該第一発泡体をセットすると共に、下型のキャビティ面上に第二発泡体用発泡原料を注入して第二発泡体の発泡成形で、前記凹溝を形成した前記第一発泡体と一体のシートパッドを製造することを特徴とする車両用シートパッドの製造用発泡成形型にある。請求項7の発明たる車両用シートパッドの製造用発泡成形型は、請求項6で、第二発泡体が軟質ポリウレタン発泡成形体であり、前記第一発泡体がビーズ発泡成形体であることを特徴とする。請求項8の発明たる車両用シートパッドの製造用発泡成形型は、請求項6又は7で、弾性クリップを、基板部の両側から起立延在する一対の板片部が離間状態で対向し、且つ両板片部は側面視で中間高さ部位をくの字状又は弧状に外方へ出っ張る形状にして、前記凹溝の溝幅よりも両板片部間の距離を弾性変形で狭めて、該凹溝へ両板片部を挿入し、その弾性復元力で前記上型に前記第一発泡体を係止、セットすることを特徴とする。請求項9の発明たる車両用シートパッドの製造用発泡成形型は、請求項6〜8で、第一発泡体の裏面で、その長手方向の中央域に凸部又は凹部の基準部を設けると共に、該基準部に対応する上型キャビティ面の部位に該基準部へ嵌合する凹部又は凸部の嵌入部を設けて、該嵌入部を前記基準部に嵌合させて、基準部を有する前記第一発泡体と一体のシートパッドを製造することを特徴とする。請求項10の発明たる車両用シートパッドの製造用発泡成形型は、請求項6〜9で、凹溝が表皮の係止用クリップを挿入して係止保持する表皮の係止用溝であることを特徴とする。
図1〜図11は本発明のシートパッドの製造方法及びその製造用発泡成形型の一形態で、図1はシートパッドの裏面側斜視図と弾性クリップの斜視図、図2は図1の第一発泡体の裏面側斜視図、図3は図2のIII-III線断面で図示した第一発泡体を上型にセットする断面図、図4は(イ)が図3の弾性クリップの斜視図で、(ロ)が(イ)に代わる他態様図である。図5は上型への第一発泡体のセット後、発泡原料を注入する断面図、図6は(イ)が図5のVI-VI線断面図、(ロ)が(イ)に代わる他態様図である。図7は型閉じの断面図、図8は第二発泡体を発泡成形した断面図、図9は第一発泡体がプラスの寸法誤差になった時のシートパッドの説明図、図10は第一発泡体がマイナスの寸法誤差になった時のシートパッドの説明図、図11は図1に代わる他態様のシートパッドの裏面側斜視図と、弾性クリップと表皮の斜視図である。各図は図面を判り易くするため発明要部を強調図示し、また本発明と直接関係しない部分を簡略化又は省略する。図6は弾性クリップ92の断面を示すハッチング表示、及びビス925の図示を省く。図1,図2,図11は、上型9に固着される弾性クリップ92を、凹溝21との位置関係を表すために便宜的に図示する。
車両用シートパッドの製造方法は、少なくとも着座乗員が当接する側の表層31を軟質ポリウレタン発泡成形体で形成し、該軟質ポリウレタン発泡成形体の第二発泡体3の発泡成形で、その内面3b側を該第二発泡体3よりも硬くて軽量の第一発泡体2に接合一体化させる製法である(図8)。シートパッド1は、車両用座席シートの座部や背もたれに使用される。ここでは図1に示す車両後部座席の座部用クッションパッドに適用する。図1は車両設置状態とは上下が逆になった姿態で、紙面下方が車両設置時の上方を示す。この上方を本発明でも「上方」という。
車両用シートパッド1(以下、単に「シートパッド」ともいう。)の製造に先立ち、第一発泡体2と発泡成形型7が準備される。
二つの凹溝21が一の溝ライン上に、また別の二つの凹溝21が他の溝ライン上に存在するが、基準部25は、これら四つの凹溝21から等しい距離に形成する。基準部25は、一の溝ライン上にある二つの凹溝21に対して、第一発泡体裏面2bの長手方向の座標軸だけで見ると、両凹溝21,21間の距離を略二等分する中間点に位置する。この中間点に基準部25を設けることによって、第一発泡体2が長手方向で大きく伸長又は収縮する両端でも、第一発泡体2の最大寸法誤差を半減(詳細後述)させて、発泡成形型7へのセットが可能になる。
前記第一発泡体2の裏面側を上向きにして、弾性クリップ92を凹溝21へ弾性変形させて挿入し、その弾性復元力で上型9に該第一発泡体2を係止、セットできる。溝長L2の寸法中央にクリップ長L9の寸法中央を合せて、弾性クリップ92を凹溝21に対応形成すると、上型9に第一発泡体2がセットされたとき、弾性クリップ92の両外側に均等の余裕代α,βができ(図5)、より好ましくなる。
弾性クリップ92は、外方出張部分922aの最も突き出たライン922a1が、第一発泡体2のセット時における凹溝21の溝方向に一致するようにして、上型キャビティ面91に固着される。既述のごとく、クリップ長L9を凹溝21の溝長L2よりも短く設定するので、弾性クリップ92を凹溝21に挿入し、第一発泡体2を上型9にセットしたとき、弾性クリップ92と凹溝21の短壁211bとの間に、図5のような空きスペースをつくる余裕代α,βを確保できる。
尚、発泡成形型7は図8のごとくシートパッド1を上下が逆になった形で成形する。
上型キャビティ面91で、角穴基準部25の対応位置には角柱嵌入部95が設けられており、第一発泡体2の基準部25を嵌入部95に嵌合させると、第一発泡体2は上型キャビティ面91上で嵌入部95を中心に回転ズレしなくなり位置決めされる。また、上型キャビティ面91で、各凹溝21の対応位置には弾性クリップ92が設けられている。基準部25と嵌入部95の嵌合に並行して、凹溝21へ弾性クリップ92を弾性変形させて挿入し、その弾性復元力で上型9に該第一発泡体2を係止、セットする。
尚、図6(ロ)は運転席シートパッドに係る第一発泡体2に本弾性クリップ92を適用した図である。
凹溝21の溝長L2を長くするのに応じて、該余裕代α,βは大きくなる。余裕代α,βが大きくなれば、上型9へセットする第一発泡体2の寸法ばらつき許容範囲を広げることができる。
かくのごとくして、凹溝21へ弾性クリップ92を挿入して、上型9に第一発泡体2がセットされる。
続いて、上型9を作動させ型閉じする(図7)。上型9と下型8との型閉じで、第一発泡体2がインサートセットされたシートパッド1用キャビティCができる。本実施形態は発泡原料gの注入後に型閉じしたが、型閉じ後に発泡原料gを注入することもできる。
第二発泡体3の発泡成形を完了させ脱型すれば、第一発泡体2の組み込みによる軽量化を実現した所望のシートパッド1が得られる(図1)。
符号211cは凹溝21の溝底、3Bはサイド部、3Cは補助席部、3Eはバックレストとの合せ部、3fは第二発泡体の外周露出裏面、符号86は吊溝36用突部、符号89,99は下型8側,上型9側の型合せ面を示す。
図11に図1に代わる他態様のシートパッド1を示す。第一発泡体裏面2bの外周縁沿いには、表皮4の係止用溝22が設けられている。表皮カバー本体41の周縁に止具43で係止用クリップ42が取付けられており、該係止用クリップ42を係止用溝22に挿し込んで、シートパッド1が表皮4で覆われる。
本実施例では、第一発泡体裏面2bの外周縁沿いに設けられた表皮4の係止用溝22のうち、第一発泡体裏面2bの長手方向に溝方向がほぼ一致する複数の係止用溝22に本発明の凹溝21の役目を担わせる。図1〜図10で示した凹溝21に代え、表皮4の係止用クリップ42を挿入し、係止保持する表皮4の係止用溝22を凹溝21として採用するシートパッドの製造方法及びその製造用発泡成形型とする。係止用溝22を凹溝21として用いるにあたり、弾性クリップ92のクリップ長L9よりも該係止用クリップ42のクリップ長L4を長くし、さらに該係止用クリップ42のクリップ長L4よりも係止用溝22の溝長L2を長く設定する。
後は、実施例1と同様である。第一発泡体2の裏面2b側を上向きにして、係止用溝22へ弾性クリップ92を弾性変形させて挿入し、その弾性復元力で上型9に第一発泡体2を係止、セットする。次いで、下型キャビティ面81上に第二発泡体3用発泡原料gを注入すると共に型閉じし、しかる後、第二発泡体3を発泡成形してシートパッド1を製造する。
尚、図11では凹溝21として使用しない係止用溝22の図示を省略する。符号221は係止用溝22の溝壁、符号L22は係止用溝22の溝長、符号W22は係止用溝22の溝幅で、凹溝21の溝壁211、溝長L2、溝幅W2に対応する。符号W4は係止用クリップ42のクリップ厚みである。
他の構成は実施例1と同様で、その説明を省く。実施例1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
このように構成した車両用シートパッドの製造方法及びその製造用発泡成形型によれば、成形された第一発泡体2の寸法に大きなばらつきがあっても、上型9に第一発泡体2をセットして、第二発泡体3を発泡成形できる。
一方、第一発泡体2がその発泡成形で裏面長手方向に収縮して寸法誤差(凹溝21の位置ズレ)を生んでも、弾性クリップ92が余裕代α,βの区域内を寸法誤差分だけずれて、凹溝21への弾性クリップ92の挿入を難なくこなし、上型9に第一発泡体2を係止、セットできる。図10でいえば、内方余裕代β2が大きくなり、外方余裕代α2が小さくなる。凹溝21へ弾性クリップ92を挿入でき、上型9に第一発泡体2を係止、セットできる。上型9へセットできる第一発泡体2の許容範囲を広げて、該第一発泡体2の歩留り向上に貢献する。
尚、第一発泡体2が図9,図10の鎖線で示した正規の大きさから、裏面長手方向にも伸長や収縮して実線で示す大きさの寸法誤差有り品2BGになっても、大きさの変動部分は側周層32用キャビティ部分C32で吸収できる。側周層32の厚みが変わるが、シートパッド1の寸法精度は維持されるので、シートパッド1の寸法品質が保たれる。
さらに、凹溝21と弾性クリップ92によって、上型キャビティ面91への第一発泡体2のセットも良好になるので、その後の第二発泡体3の発泡成形時に第一発泡体裏面2bへの発泡原料gの浸入を抑えることができる。
請求項3,請求項7のごとく、両板片部922が側面視で中間高さ部位をくの字状又は弧状に外方へ出っ張る形状になると、両板片部922間の距離を弾性変形で狭めて、該凹溝21へ両板片部922を容易に挿入できる。そして、第一発泡体2が軽量なので、板片部922の弾性復元力でも上型9に十分保持できる。簡便構造にして、図2の凹溝21への弾性クリップ92の挿入だけでなく、図1における脱型時のシートパッド1と上型9に固着されている弾性クリップ92の分離が円滑に進む。
2 第一発泡体
21 凹溝
L2 凹溝の溝長
22 係止用溝(表皮の係止用溝)
25 基準部
3 第二発泡体
42 係止用クリップ
L4 係止用クリップのクリップ長
7 発泡成形型
9 上型
91 上型キャビティ面
92 弾性クリップ
921 基板部
922 板片部
922a 外方張出部分(外方へ出っ張る形状部分)
L9 弾性クリップのクリップ長
W9 両板片部間距離
95 嵌入部
g 発泡原料(第二発泡体用発泡原料)
Claims (10)
- 裏面が露出して下層になる第一発泡体上に、着座乗員が当接する側の表層が積層された第二発泡体を発泡成形する車両用シートパッドの製造方法において、
前記第二発泡体よりも硬くして単位重量小に、前記第一発泡体を発泡成形し、且つ該第一発泡体の裏面で、溝方向を合わせた複数の凹溝を離間形成する一方、前記各凹溝に対応する上型のキャビティ面に、該凹溝の溝長よりもクリップ長を短くした弾性クリップが該溝長域内に収まるようにして突設する発泡成形型を用いて、
前記第一発泡体の裏面側を上向きにして、前記凹溝へ前記弾性クリップを弾性変形させて挿入し、その弾性復元力で上型に該第一発泡体を係止、セットした後、
下型キャビティ面上に第二発泡体用発泡原料を注入すると共に型閉じし、
しかる後、第二発泡体を発泡成形したことを特徴とする車両用シートパッドの製造方法。 - 前記第二発泡体を軟質ポリウレタン発泡成形体とし、前記第一発泡体をビーズ発泡成形体とした請求項1記載の車両用シートパッド。
- 前記弾性クリップを、基板部の両側から起立延在する一対の板片部が離間状態で対向し、且つ両板片部は側面視で中間高さ部位をくの字状又は弧状に外方へ出っ張る形状にして、
前記凹溝の溝幅よりも両板片部間の距離を弾性変形で狭めて、該凹溝へ両板片部を挿入し、その弾性復元力で前記上型に前記第一発泡体を係止、セットする請求項1又は2に記載の車両用シートパッドの製造方法。 - 前記第一発泡体の裏面で、その長手方向の中央域に凸部又は凹部の基準部を設ける一方、該基準部に対応する上型キャビティ面の部位に該基準部に嵌合する凹部又は凸部の嵌入部を設けて、前記基準部を該嵌入部に嵌合させて、前記上型に前記第一発泡体をセットする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用シートパッドの製造方法。
- 前記凹溝が表皮の係止用クリップを挿入して係止保持する表皮の係止用溝であり、且つ前記弾性クリップのクリップ長よりも該係止用クリップのクリップ長を長くし、さらに該係止用クリップのクリップ長よりも前記係止用溝の溝長を長くした請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両用シートパッドの製造方法。
- 裏面が露出して下層になる第一発泡体上に、着座乗員が当接する側の表層が積層された第二発泡体を発泡成形する車両用シートパッドの製造用発泡成形型であって、
前記第二発泡体よりも硬くして単位重量小で発泡成形された第一発泡体で、且つこの裏面に溝方向を合わせて複数の凹溝を離間形成した該第一発泡体の裏面と当接する上型キャビティ面で、前記各凹溝のそれぞれの対応部位に、該凹溝の溝長よりもクリップ長が短い弾性クリップを該溝長域内に収められるようにして突出形成した上型と、
型閉じにより、上型とでシートパッドのキャビティを形成する下型と、を具備し、
前記凹溝へ前記弾性クリップを弾性変形させて挿入し、その弾性復元力で上型に該第一発泡体をセットすると共に、下型のキャビティ面上に第二発泡体用発泡原料を注入して第二発泡体の発泡成形で、前記凹溝を形成した前記第一発泡体と一体のシートパッドを製造することを特徴とする車両用シートパッドの製造用発泡成形型。 - 前記第二発泡体が軟質ポリウレタン発泡成形体であり、前記第一発泡体がビーズ発泡成形体である請求項6記載の車両用シートパッドの製造用発泡成形型。
- 前記弾性クリップを、基板部の両側から起立延在する一対の板片部が離間状態で対向し、且つ両板片部は側面視で中間高さ部位をくの字状又は弧状に外方へ出っ張る形状にして、
前記凹溝の溝幅よりも両板片部間の距離を弾性変形で狭めて、該凹溝へ両板片部を挿入し、その弾性復元力で前記上型に前記第一発泡体を係止、セットする請求項6又は7記載の車両用シートパッドの製造用発泡成形型。 - 前記第一発泡体の裏面で、その長手方向の中央域に凸部又は凹部の基準部を設けると共に、該基準部に対応する上型キャビティ面の部位に該基準部へ嵌合する凹部又は凸部の嵌入部を設けて、
該嵌入部を前記基準部に嵌合させて、基準部を有する前記第一発泡体と一体のシートパッドを製造する請求項6乃至8のいずれか1項に記載の車両用シートパッドの製造用発泡成形型。 - 前記凹溝が表皮の係止用クリップを挿入して係止保持する表皮の係止用溝である請求項6乃至9のいずれか1項に記載の車両用シートパッドの製造用発泡成形型。
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