JP2021042608A - 建設機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】旋回フレームの左,右の縦板間に配置された油圧ホースを、土砂から保護する。【解決手段】旋回フレーム8は、底板10と、底板10上に左,右方向に間隔をもって立設された左,右の縦板11,12と、底板10の前側に設けられ左,右の縦板11,12間を連結する前板13とを備え、旋回フレーム8にはコントロールバルブ30が設けられている。そして、旋回フレーム8には、前板13の後側に位置して左,右の縦板11,12間を連結する補強板14が設けられ、補強板14は、底板10の上面との間に隙間を保って前,後方向に延びる平板部14Aと、平板部14Aの前側から斜め上向きに傾斜した傾斜板部14Bとにより構成されている。底板10と補強板14との間には、油圧ホース31,32を収容するホース収容部15が形成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、例えば油圧ショベル等の建設機械に関し、特に、底板および左,右の縦板を有する旋回フレームを備えた建設機械に関する。
一般に、建設機械の代表例である油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、下部走行体上に旋回装置を介して旋回可能に搭載された上部旋回体と、上部旋回体の前側に設けられた作業装置とを備えて構成されている。上部旋回体は、作業装置を構成するブームのフート部が取付けられた旋回フレームと、旋回フレームの左前側に設けられたキャブと、旋回フレームの後端に取付けられたカウンタウエイトとを含んで構成されている。
上部旋回体のベースとなる旋回フレームは、旋回装置が取付けられる平板状の底板と、底板上に左,右方向に間隔をもって立設された左縦板および右縦板と、底板上に立設され、左,右の縦板間を連結する前板とを有している。左,右の縦板の前側には、ブームのフート部が取付けられている。ここで、旋回フレームの前板は、底板から立上った立上り部と、立上り部の上端から後方上向きに延びた傾斜部と、傾斜部の頂部から後方下向きに延びた後面部とを有する山形状に形成されている。これにより、前板は、左,右の縦板間を連結すると共に、これら左,右の縦板と一緒に作業装置から伝わる掘削反力等の負荷を受承する強度部材を構成している(特許文献1参照)。
特開2010−196408号公報
ところで、油圧ショベルに設けられた作業装置の作業範囲を広げることにより、掘削作業等の作業効率を向上させたいというニーズがある。このニーズを実現するために、旋回フレームの作業装置取付け部を、現状の機種よりも前方に延ばすことが考えられる。一方、一般的な油圧ショベルにおいては、作業装置の油圧シリンダ(フロント用油圧アクチュエータ)に対する圧油の給排を制御するコントロールバルブが、旋回フレームの左,右の縦板間に配置されている。コントロールバルブとフロント用油圧アクチュエータとの間を接続する複数の油圧ホースは、左,右の縦板間を前,後方向に延びて配置される。このため、作業装置の作業範囲を広げるために、旋回フレームの作業装置取付け部を前方に延ばした場合には、左,右の縦板間を前,後方向に延びる油圧ホースの長さが増大する。
これに対し、特許文献1による旋回フレームは、前板の後面部が後方に向けて斜め下向きに傾斜しているため、掘削作業時に作業装置から落下してくる土砂が、前板の後面部に沿って後方へと流れる。これにより、作業装置から落下した土砂が、左,右の縦板間を前,後方向に延びる油圧ホースに衝突し易くなり、油圧ホースや旋回装置が、土砂によって汚れるだけでなく、土砂の衝突によって損傷する可能性がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、旋回フレームの左,右の縦板間に配置された油圧ホースを、土砂から保護することができるようにした建設機械を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため本発明は、自走可能な下部走行体と、ベースとなる旋回フレームを有し前記下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、前記上部旋回体に取付けられフロント用油圧アクチュエータによって駆動される作業装置とからなり、前記旋回フレームは、底板と、前記底板上に左,右方向に間隔をもって立設され前,後方向に延びた左,右の縦板と、前記底板の前側に設けられ前記左,右の縦板間を連結する前板とを備え、前記旋回フレームには、前記フロント用油圧アクチュエータに対する圧油の給排を制御するコントロールバルブが設けられている建設機械に適用される。
本発明の特徴は、前記旋回フレームには、前記前板の後側に位置して前記左,右の縦板間を連結する補強部材が設けられ、前記補強部材は、前記底板の上面との間に隙間を保って前,後方向に延びて前記前板に接合されており、前記底板と前記補強部材との間には、前記コントロールバルブと前記フロント用油圧アクチュエータとの間を接続する油圧ホースを収容するホース収容部が形成されていることにある。
本発明によれば、作業装置から土砂が落下したとしても、この土砂を補強部材の平板部によって受止めることができる。このため、底板と補強部材との間のホース収容部に収容された油圧ホースに、作業装置から落下した土砂が衝突するのを抑えることができ、油圧ホースを土砂から保護することができる。
本発明の実施の形態による油圧ショベルを示す正面図である。 油圧ショベルの旋回フレームを示す斜視図である。 センタフレームの底板、左,右の縦板、前板、補強板、上側開口部、蓋体等を、蓋体を取外した状態で示す分解斜視図である。 底板、右縦板、前板、補強板等を、左縦板を取外した状態で示す一部破断の斜視図である。 底板、左,右の縦板、前板、補強板、旋回モータ、コントロールバルブ、油圧ホース等を示す一部破断の平面図である。 底板、右縦板、前板、補強板、旋回モータ、油圧ホース等を図5中の矢示VI−VI方向から見た断面図である。
以下、本発明に係る建設機械の実施の形態について、クローラ式の油圧ショベルを例に挙げ、図1ないし図6を参照しつつ詳細に説明する。なお、実施の形態では、油圧ショベルの走行方向を前,後方向とし、油圧ショベルの走行方向と直交する方向を左,右方向として説明する。
図において、建設機械の代表例である油圧ショベル1は、前,後方向に自走可能なクローラ式の下部走行体2と、下部走行体2上に旋回装置3を介して旋回可能に搭載された上部旋回体4とを備えている。上部旋回体4の前側には、土砂の掘削作業等を行う作業装置(フロント)5が設けられている。
下部走行体2は、ベースとなるトラックフレーム2Aを備えている。トラックフレーム2Aは、左,右の前脚2B1(左側のみ図示)および左,右の後脚2B2(左側のみ図示)を有し、上方から見てX型に形成されたトラックセンタフレーム2Bと、左前脚2B1および左後脚2B2の先端に設けられ前,後方向に延びた左サイドフレーム2Cと、右前脚および右後脚の先端に設けられ前,後方向に延びた右サイドフレーム(いずれも図示せず)とを有している。
左サイドフレーム2Cおよび右サイドフレームの前,後方向の一側には、それぞれ遊動輪2Dが設けられ、前,後方向の他側には、それぞれ駆動輪2Eが設けられている。遊動輪2Dと駆動輪2Eには履帯2Fが巻装され、駆動輪2Eによって履帯2Fを駆動することにより下部走行体2が走行する。
作業装置5は、後述する旋回フレーム8の前側に回動可能に取付けられたブーム5Aと、ブーム5Aの先端に回動可能に取付けられたアーム5Bと、アーム5Bの先端に回動可能に取付けられたバケット5Cとを含んで構成されている。また、作業装置5は、フロント用油圧アクチュエータとしてのブームシリンダ5D、アームシリンダ5E、バケットシリンダ5Fを備え、これらブームシリンダ5D、アームシリンダ5E、バケットシリンダ5Fによって作業装置5が駆動される。
上部旋回体4は、下部走行体2のトラックフレーム2Aに旋回装置3を介して旋回可能に搭載され、下部走行体2上で旋回動作を行う。上部旋回体4は、ベースとなる後述の旋回フレーム8と、旋回フレーム8の左前側に設けられたキャブ6と、旋回フレーム8の後端に設けられたカウンタウエイト7とを含んで構成されている。キャブ6はオペレータが搭乗する運転室を画成し、キャブ6の内部にはオペレータが座る運転席、走行用の操作レバーペダル装置、作業用の操作レバー装置(いずれも図示せず)が設けられている。
次に、油圧ショベル1に用いられる旋回フレーム8について説明する。旋回フレーム8は、旋回装置3を介してトラックフレーム2A上に取付けられている。図2に示すように、旋回フレーム8は、中央前側に位置するセンタフレーム9と、中央後側に位置するテールフレーム20と、センタフレーム9およびテールフレーム20の左側に位置する左サイドフレーム23と、センタフレーム9およびテールフレーム20の右側に位置する右サイドフレーム28とにより構成されている。
センタフレーム9は、旋回フレーム8の中央前側を構成している。図3に示すように、センタフレーム9は、平板状の底板10と、左縦板11および右縦板12と、前板13と、補強板14とを含んで構成されている。左,右の縦板11,12は、底板10上に左,右方向に一定の間隔をもって立設され、前,後方向に延びている。前板13は、底板10の前側に設けられ、左縦板11と右縦板12との間を連結している。
センタフレーム9の底板10は、前,後方向に延びる厚肉な鋼板により形成されている。底板10の前端10Aは、後述する前側キャブ支持部材25の前端よりも前方まで延びている(図5参照)。底板10の旋回中心位置には、ジョイント取付孔10Bが形成され、このジョイント取付孔10B内にはセンタジョイント(図示せず)が配置される。底板10のジョイント取付孔10Bの右前側には、モータ取付孔10Cが形成されている(図4参照)。このモータ取付孔10Cには、旋回装置3の旋回モータ3Aが取付けられ、旋回モータ3Aは、左縦板11と右縦板12との間で底板10上に配置されている。また、底板10の下面には、旋回装置3の旋回輪3Bが取付けられている(図1参照)。
左縦板11は、底板10の上面に垂直に立設され、底板10の前端10Aから後端10Dまでの全域に亘って前,後方向に延びている。右縦板12は、底板10の上面に垂直に立設され、左縦板11と一定の間隔をもって対面しつつ底板10の前端10Aから後端10Dまでの全域に亘って前,後方向に延びている。左縦板11と右縦板12とは、旋回モータ3Aを挟んで互いに平行に配置されている。
左縦板11の前端側は、底板10の前端10Aよりも僅かに後方に位置して山形状に隆起したブーム取付ブラケット11Aとなり、右縦板12の前端側も、底板10の前端10Aよりも僅かに後方に位置して山形状に隆起したブーム取付ブラケット12Aとなっている。これら左,右の縦板11,12のブーム取付ブラケット11A,12Aには、作業装置5を構成するブーム5Aのフート部がブーム取付ピン5A1を用いて回動可能にピン結合される(図6参照)。これにより、本実施の形態による油圧ショベル1は、例えば特開2010−196408号公報による油圧ショベルに比較して、作業装置5が取付けられるブーム取付ブラケット11Aが前方に延びており、この分、作業装置5による作業範囲が増大する構成となっている。一方、左縦板11および右縦板12の後端は、それぞれ底板10の後端10Dから後方に突出し、後述する後縦板22の左後縦板22Aおよび右後縦板22Bに接合される。
前板13は、底板10の前側に設けられ、左縦板11と右縦板12との間を連結している。図4および図6に示すように、前板13は、鋼板材等を折曲げることにより形成され、底板10の上面から鉛直上向きに立上る立上り板13Aと、立上り板13Aの上端から後方に向けて斜め上向きに傾斜する傾斜板13Bとを有している。前板13(立上り板13A)の下端13Cは、底板10の上面に接合されている。前板13の左端部は左縦板11に接合され、前板13の右端部は右縦板12に接合されている。前板13(傾斜板13B)の上端13Dは、下端13Cよりも後方に配置されている。
前板13の前面側には、左,右一対のシリンダ取付板13Eが設けられている。一対のシリンダ取付板13Eは、左,右の縦板11,12の間隔よりも小さな間隔をもって左,右方向で対面し、前板13から前方に張出している。一対のシリンダ取付板13Eには、作業装置5を構成するブームシリンダ5Dのボトム側が、連結ピン(図示せず)を用いて回動可能にピン結合される。
補強部材としての補強板14は、前板13の後側に設けられ、左縦板11と右縦板12との間を連結している。図4および図6に示すように、補強板14は鋼板材等を折曲げることにより形成され、底板10の上面との間に隙間を保って上,下方向で対面しつつ前,後方向に延びる平板部14Aと、平板部14Aの前側から斜め上向きに傾斜した傾斜板部14Bとにより構成されている。補強板14の左端縁は、左縦板11に溶接等によって接合され、補強板14の右端縁は、右縦板12に溶接等によって接合されている。また、補強板14(傾斜板部14B)の前端14Cは、前板13の上,下方向の中間部位に溶接等によって接合されている。
これにより、作業装置5を支持するセンタフレーム9の左,右の縦板11,12および前板13の強度を、補強板14によって高めることができる。さらに、底板10と補強板14との間には、底板10、左,右の縦板11,12、補強板14によって囲まれた前,後方向に延びるホース収容部15が形成されている。このホース収容部15内には、後述する油圧ホース31,32が収容されている。
ここで、補強板14の前端14Cと前板13との接合部14Dは、作業装置5のブーム5Aと左,右の縦板11,12との間を連結するブーム取付ピン5A1の下側となる範囲に配置されている(図6参照)。これにより、左,右の縦板11,12、前板13および補強板14による作業装置5の支持強度をさらに高めることができ、掘削作業時に作業装置5から旋回フレーム8に伝わる掘削反力等の負荷を確実に受承することができる。
補強板14の平板部14Aは、底板10の上面との間に一定の間隔を保った状態で前,後方向に延び、平板部14Aの後端14Eは、旋回モータ3Aの後部側まで達している。これにより、掘削作業時に作業装置5から土砂が落下したとしても、この土砂を補強板14によって受止めることができ、ホース収容部15内に収容された油圧ホース31,32に土砂が衝突するのを抑えることができる。
切欠部16は、平板部14Aの後端14Eに設けられている。図5に示すように、切欠部16は、平板部14Aと旋回モータ3Aとが上,下方向で干渉しないように、平板部14Aを後端14Eから前方に向けてV字型に切欠くことにより形成されている。従って、底板10のモータ取付孔10Cに対して旋回モータ3Aを上,下方向に取付け、取外しするときには、旋回モータ3Aが切欠部16を通過することにより、旋回モータ3Aと平板部14Aとの干渉を抑えることができる。
上側開口部17は、補強板14の平板部14Aに設けられている。上側開口部17は、切欠部16よりも前側に位置して平板部14Aに形成され、上,下方向に貫通している。図3および図5に示すように、上側開口部17は、平板部14Aにボルト17Aを用いて着脱可能に取付けられた長方形の蓋体17Bによって閉塞される。従って、蓋体17Bによって上側開口部17が閉塞された状態では、作業装置5から落下した土砂は、補強板14の平板部14A上に堆積する。
下側開口部18は、底板10の前側に設けられている。下側開口部18は、底板10のうち前板13の下端13Cが接合された部位よりも後側で、かつ、補強板14の上側開口部17よりも前側に配置され、上,下方向に貫通している。従って、下側開口部18は、前板13の傾斜板13Bによって上方から覆われている(図5参照)。ここで、下側開口部18は、旋回装置3を構成する旋回輪3Bの外周縁よりも径方向の外側で、かつ、下部走行体2のX型のトラックセンタフレーム2Bを構成する左,右の前脚2B1間の空間上に配置されている。
従って、油圧ショベル1が停止した状態で、上側開口部17の蓋体17Bを取外すことにより、補強板14(平板部14A)の上面に堆積した土砂を、上側開口部17を通じて底板10上に排出し、さらに、下側開口部18を通じて底板10の下方に排出することができる。この場合、下側開口部18は、旋回輪3Bの外周縁よりも径方向の外側で、かつ、X型のトラックセンタフレーム2Bを構成する左,右の前脚2B1間の空間上に配置されている。これにより、下側開口部18を通じて底板10の下方に排出された土砂は、トラックセンタフレーム2Bの左,右の前脚2B1間を通過して地面へと落下する。
ホース挿通部19は、補強板14を構成する傾斜板部14Bの前端14C側に設けられている。ホース挿通部19は、傾斜板部14Bの前端14Cを平板部14A側に凹むように切欠くことにより形成されている。これにより、傾斜板部14Bの前端14Cは、ホース挿通部19を挟んで二又状に分岐した状態で、前板13の傾斜板13Bに接合されている。従って、傾斜板部14Bの前端14Cと前板13の傾斜板13Bとの接合部には、ホース挿通部19による開口部が形成され、図5および図6に示すように、ホース挿通部19には、複数の油圧ホース31,32の途中部位が挿通される。この場合、ホース挿通部19は、前板13の上端13Dよりも前側に設けられ、前板13の傾斜板13Bによって上方から覆われている。これにより、作業装置5から落下した土砂が、ホース挿通部19を通じて補強板14の下側まで落下するのを、傾斜板13Bによって抑えることができる。
テールフレーム20は、センタフレーム9の後側に設けられている。図2に示すように、テールフレーム20は、平板状の後底板21と、後底板21上に立設された後縦板22とを含んで構成されている。後縦板22は、左,右方向で間隔をもって対面する左後縦板22Aと右後縦板22Bとを有している。左後縦板22Aの前端には、右後縦板22Bに向けてL字型に屈曲した左横板部22A1が設けられ、右後縦板22Bの前端には、左後縦板22Aに向けてL字型に屈曲した右横板部22B1が設けられている。後底板21の前端は、センタフレーム9を構成する底板10の後端10Dに接合されている。左後縦板22Aの左横板部22A1は、センタフレーム9を構成する左縦板11の後端に接合され、右後縦板22Bの右横板部22B1は、センタフレーム9を構成する右縦板12の後端に接合されている。
左後縦板22Aの後部上端には、平板状の上フランジ板22Cが設けられ、右後縦板22Bの後部上端にも、平板状の上フランジ板22Dが設けられている。これら左,右の上フランジ板22C,22Dには、カウンタウエイト7が取付けられる。また、左後縦板22Aの右側面には、前,後方向に離間して2個のエンジン支持ブラケット22Eが取付けられ、右後縦板22Bの右側面にも、前,後方向に離間して2個のエンジン支持ブラケット22Fが取付けられている。これらのエンジン支持ブラケット22E,22Fには、防振マウントを介してエンジン(いずれも図示せず)が取付けられる。
左サイドフレーム23は、センタフレーム9とテールフレーム20との連結体の左側に設けられている。左サイドフレーム23は、例えば断面D字型のD型フレームからなり、センタフレーム9およびテールフレーム20から左方向に突出した複数の左張出しビーム24の先端に接合された状態で、前,後方向に延びている。センタフレーム9と左サイドフレーム23との間には、左,右方向に延びる前側キャブ支持部材25と、前側キャブ支持部材25の後側に左,右方向に離間して配置された左後側キャブ支持部材26,右後側キャブ支持部材27とが設けられ、これら前側キャブ支持部材25および左,右の後側キャブ支持部材26,27により、防振マウント(図示せず)を介してキャブ6が支持される。
右サイドフレーム28は、センタフレーム9とテールフレーム20との連結体の右側に設けられている。右サイドフレーム28は、例えば断面D字型のD型フレームからなり、センタフレーム9およびテールフレーム20から右方向に突出した複数の右張出しビーム29の先端に接合された状態で、前,後方向に延びている。
コントロールバルブ30は、センタフレーム9の底板10上に設けられている。図5に示すように、コントロールバルブ30は、センタフレーム9の左縦板11と右縦板12との間で、かつ、旋回装置3の旋回モータ3Aよりも後側に位置して底板10上に搭載されている。コントロールバルブ30は、作業装置5を構成するブームシリンダ5D、アームシリンダ5E、バケットシリンダ5F(フロント用油圧アクチュエータ)を含む各種の油圧アクチュエータに対し、油圧ポンプ(図示せず)からの圧油の給排を制御する。
このため、コントロールバルブ30とアームシリンダ5Eとの間は、2本の油圧ホース31を含む油圧管路を介して接続され、コントロールバルブ30とバケットシリンダ5Fとの間は、2本の油圧ホース32を含む油圧管路を介して接続されている。また、アームシリンダ5Eおよびバケットシリンダ5F以外の他の油圧アクチュエータとコントロールバルブ30との間も、複数の油圧管路を介して接続されている。
図5および図6に示すように、油圧ホース31の一端31Aは、コントロールバルブ30に接続され、油圧ホース31は、例えば左縦板11のうち右縦板12と対面する内側面に沿って前板13へと延びている。そして、油圧ホース31の他端31Bは、前板13の傾斜板13Bに沿って後方へと折返された後、補強板14のホース挿通部19を通じて前板13の上端13D側に導出され、ブーム5Aの背面に固定された油圧配管(図示せず)に接続される。一方、油圧ホース32の一端32Aは、コントロールバルブ30に接続され、油圧ホース32は、例えば右縦板12のうち左縦板11と対面する内側面に沿って前板13へと延びている。そして、油圧ホース32の他端32Bは、前板13の傾斜板13Bに沿って後方へと折返された後、補強板14のホース挿通部19を通じて前板13の上端13D側に導出され、ブーム5Aの背面に固定された油圧配管(図示せず)に接続される。
油圧ホース31,32の途中部位は、底板10と補強板14との間に形成されたホース収容部15内に収容されている。これにより、掘削作業時に作業装置5から土砂が落下したとしても、この土砂は補強板14によって受止められるので、ホース収容部15内に収容された油圧ホース31,32に、作業装置5から落下した土砂が衝突するのを抑えることができる。
本実施の形態による油圧ショベル1は、上述の如き構成を有するもので、次に、油圧ショベル1の動作について説明する。
オペレータは、キャブ6に搭乗して運転席に座り、例えば走行用の操作レバーペダル装置を操作する。これにより、下部走行体2が駆動され、油圧ショベル1は前進または後進することにより、作業現場まで自走することができる。油圧ショベル1が作業現場に到着すると、オペレータは、作業用の操作レバー装置を操作することにより、上部旋回体4を旋回させつつ、作業装置5を用いて土砂の掘削作業等を行うことができる。
ここで、作業装置5を用いた掘削作業時には、作業装置5を支持する旋回フレーム8の左,右の縦板11,12および前板13に掘削反力による大きな負荷が作用する。しかし、左縦板11と右縦板12との間は、前板13の後側に配置された補強板14によってさらに連結され、補強板14の前端14Cは前板13に接合されている。これにより、左,右の縦板11,12、前板13および補強板14による作業装置5の支持強度を高めることができる。この結果、旋回フレーム8は、掘削作業時に作業装置5から伝わる振動等による旋回フレーム8への負荷を確実に受承することができ、作業装置5を安定的に支持することができる。
一方、掘削作業時には、作業装置5から旋回フレーム8(センタフレーム9)の前側に向けて土砂が落下する。これに対し、本実施の形態では、底板10と補強板14との間に、底板10、左,右の縦板11,12、補強板14によって囲まれた前,後方向に延びるホース収容部15が形成されている。このため、コントロールバルブ30とアームシリンダ5Eとの間を接続する油圧管路の一部を構成する油圧ホース31の途中部位と、コントロールバルブ30とバケットシリンダ5Fとの間を接続する油圧管路の一部を構成する油圧ホース32の途中部位を、それぞれホース収容部15内に収容することができる。これにより、掘削作業時に作業装置5から落下した土砂を補強板14によって受止めることができる。この結果、作業装置5による作業範囲を広げるため、作業装置5が取付けられるブーム取付ブラケット11Aを前方に延ばしたことにより、左,右の縦板11,12間に配置される油圧ホース31,32の長さが増大した場合でも、油圧ホース31,32に土砂が衝突するのを抑え、油圧ホース31,32を保護することができる。
しかも、前板13に接合される補強板14(傾斜板部14B)の前端14Cには、ホース挿通部19が形成されている。このため、ホース収容部15内に収容された油圧ホース31,32の他端31B,32B側を、補強板14のホース挿通部19を通じて前板13の上端13D側に導出した後、油圧ホース31,32の他端31B,32Bを、無理なくブーム5Aの背面に固定された油圧配管(図示せず)に接続することができる。この結果、ブーム5Aの背面に固定された油圧配管とコントロールバルブ30との間を、油圧ホース31,32を用いて接続するときの作業性を高めることができる。
この場合、ホース挿通部19は、前板13の上端13Dよりも前側に設けられ、前板13の傾斜板13Bによって上方から覆われている。これにより、作業装置5から落下した土砂が、ホース挿通部19を通過して補強板14の下側へと落下するのを、前板13の傾斜板13Bによって抑えることができる。この結果、ホース収容部15内に収容された油圧ホース31,32に土砂が衝突するのを防止し、油圧ホース31,32を保護することができる。
次に、作業装置5を用いた掘削作業が終了した後には、補強板14の平板部14A上に堆積した土砂を除去(清掃)する清掃作業を行う。この清掃作業を行う場合には、補強板14の平板部14Aに設けられた上側開口部17から蓋体17Bを取外し、上側開口部17を開放する。この状態で、例えば平板部14Aの後側から高圧洗浄機を用いて土砂を押し流すと、押し流された土砂は、上側開口部17を通じて下方(底板10側)に落下する。底板10に形成された下側開口部18は、上側開口部17よりも前側に設けられているため、上側開口部17を通じて底板10側に落下した土砂は、そのまま底板10の下側開口部18まで押し流された後、下側開口部18を通じて地面へと排出される。この場合、下側開口部18は、旋回輪3Bの外周縁よりも径方向の外側で、かつ、X型のトラックセンタフレーム2Bを構成する左,右の前脚2B1間の空間上に配置されている。この結果、下側開口部18を通じて底板10の下方に排出された土砂は、トラックセンタフレーム2Bの左,右の前脚2B1間を通過して地面へと排出することができるので、排出された土砂によってトラックセンタフレーム2B等が汚れることがなく、清掃作業を迅速に行うことができる。
次に、旋回モータ3Aに対するメンテナンスを行うため、例えば底板10から旋回モータ3Aを取外す場合には、旋回モータ3Aを底板10に締結しているボルト等を取外した状態で、旋回モータ3Aを上方に持上げる。この場合、補強板14(平板部14A)の後端14Eには、旋回モータ3Aの上側に位置してV字型の切欠部16が形成されている。この結果、底板10から上方に持上げられた旋回モータ3Aは、切欠部16を通過することにより、補強板14と干渉することなく底板10から取外すことができ、旋回モータ3Aに対するメンテナンスの作業性を高めることができる。
かくして、実施の形態によれば、油圧ショベル1の旋回フレーム8は、底板10と、底板10上に左,右方向に間隔をもって立設され前,後方向に延びた左,右の縦板11,12と、底板10の前側に設けられ左,右の縦板11,12間を連結する前板13とを備え、旋回フレーム8には、フロント用油圧アクチュエータに対する圧油の給排を制御するコントロールバルブ30が設けられている。そして、旋回フレーム8には、前板13の後側に位置して左,右の縦板11,12間を連結する補強板14が設けられ、補強板14は、底板10の上面との間に隙間を保って前,後方向に延びて前板13に接合されており、底板10と補強板14との間には、コントロールバルブ30とフロント用油圧アクチュエータとの間を接続する油圧ホース31,32を収容するホース収容部15が形成されている。
この構成によれば、旋回フレーム8を構成する左,右の縦板11,12、前板13および補強板14により、作業装置5の支持強度を高めることができる。この結果、掘削作業時に作業装置5から旋回フレーム8に伝わる掘削反力等の負荷を確実に受承することができ、作業装置5を安定的に支持することができる。また、底板10と補強板14との間に、底板10、左,右の縦板11,12、補強板14によって囲まれたホース収容部15を形成することができる。このため、コントロールバルブ30とアームシリンダ5Eとの間を接続する油圧管路の一部を構成する油圧ホース31、およびコントロールバルブ30とバケットシリンダ5Fとの間を接続する油圧管路の一部を構成する油圧ホース32の途中部位を油圧ホース収容部15内に収容することができる。この結果、掘削作業時に作業装置5から落下した土砂を補強板14によって受止めることができ、油圧ホース31,32に土砂が衝突するのを防止することができる。
実施の形態では、補強板14には、上,下方向に貫通する上側開口部17が設けられ、底板10には、前板13が取付けられた部位よりも後側かつ上側開口17よりも前側に位置して上,下方向に貫通する下側開口部18が設けられている。この構成によれば、補強板14に堆積した土砂を、上側開口部17を通じて底板10上に排出し、さらに、下側開口部18を通じて底板10の下方に排出することができる。
実施の形態では、補強板14は、底板10の上面との間に隙間を保って前,後方向に延びる平板部14Aと、平板部14Aの前側から斜め上向きに傾斜し前端14Cが前板13に接合された傾斜板部14Bとにより構成されており、傾斜板部14Bには、ホース収容部15から前板13に沿って油圧ホース31,32が挿通されるホース挿通部19が設けられている。この構成によれば、ホース収容部15内に収容された油圧ホース31,32の他端31B,32B側を、補強板14のホース挿通部19を通じて前板13の上端13D側に導出し、油圧ホース31,32の他端31B,32Bを、無理なくブーム5Aの背面に固定された油圧配管(図示せず)に接続することができる。
実施の形態では、底板10には、左,右の縦板11,12間に位置して上部旋回体4を旋回させる旋回モータ3Aが取付けられ、補強板14の後端14Eには、底板10に対して旋回モータ3Aを取付け、取外しするときに旋回モータ3Aが通過する切欠部16が設けられている。この構成によれば、底板10に対して旋回モータ3Aを上,下方向に取付け、取外しするときに、旋回モータ3Aは、切欠部16を通過することができる。従って、底板10に対して旋回モータ3Aを上,下方向に取付け、取外しするときに、旋回モータ3Aと補強板14とが干渉することがなく、旋回モータ3Aの取付け、取外しを円滑に行うことができる。
実施の形態では、前板13の上端13Dは、底板10に取付けられた下端13Cよりも後方に配置され、補強板14を構成する傾斜板部14Bのホース挿通部19は、前板13の上端13Dよりも前側に設けられている。この構成によれば、ホース挿通部19を、前板13の傾斜板13Bによって上方から覆うことができ、作業装置5から落下した土砂が、ホース挿通部19を通過して補強板14の下側へと落下するのを抑えることができる。この結果、ホース収容部15内に収容された油圧ホース31,32に土砂が衝突するのを防止し、油圧ホース31,32を保護することができる。
実施の形態では、左,右の縦板11,12には、作業装置5を構成するブーム5Aのフート部がブーム取付ピン5A1を用いてピン結合され、補強板14の前端14Cと前板13との接合部14Dは、ブーム取付ピン5A1の下側となる範囲に配置されている。この構成によれば、左,右の縦板11,12、前板13および補強板14による作業装置5の支持強度をさらに高めることができ、掘削作業時に作業装置5から旋回フレーム8に伝わる掘削反力等の負荷を確実に受承することができる。
なお、実施の形態では、補強板14を構成する平板部14Aと傾斜板部14Bとを、鋼板材等を折曲げることにより形成した場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば2枚の板体を溶接等の手段を用いて接合することにより、平板部と傾斜板部とを有する補強板を形成してもよい。
また、実施の形態では、履帯2Fを有する下部走行体2を備えたクローラ式の油圧ショベル1を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えばホイール式の油圧ショベル等の他の建設機械にも適用することができる。
1 油圧ショベル
2 下部走行体
3A 旋回モータ
4 上部旋回体
5 作業装置
5A ブーム
5A1 ブーム取付ピン
5E アームシリンダ(フロント用油圧アクチュエータ)
5F バケットシリンダ(フロント用油圧アクチュエータ)
8 旋回フレーム
10 底板
11 左縦板
12 右縦板
13 前板
13C 下端
13D 上端
14 補強板(補強部材)
14A 平板部
14B 傾斜板部
14C 前端
14D 接合部
14E 後端
15 ホース収容部
16 切欠部
17 上側開口部
18 下側開口部
19 ホース挿通部
30 コントロールバルブ
31,32 油圧ホース

Claims (6)

  1. 自走可能な下部走行体と、ベースとなる旋回フレームを有し前記下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、前記上部旋回体に取付けられフロント用油圧アクチュエータによって駆動される作業装置とからなり、
    前記旋回フレームは、底板と、前記底板上に左,右方向に間隔をもって立設され前,後方向に延びた左,右の縦板と、前記底板の前側に設けられ前記左,右の縦板間を連結する前板とを備え、
    前記旋回フレームには、前記フロント用油圧アクチュエータに対する圧油の給排を制御するコントロールバルブが設けられている建設機械において、
    前記旋回フレームには、前記前板の後側に位置して前記左,右の縦板間を連結する補強部材が設けられ、
    前記補強部材は、前記底板の上面との間に隙間を保って前,後方向に延びて前記前板に接合されており、
    前記底板と前記補強部材との間には、前記コントロールバルブと前記フロント用油圧アクチュエータとの間を接続する油圧ホースを収容するホース収容部が形成されていることを特徴とする建設機械。
  2. 前記補強部材には、上,下方向に貫通する上側開口部が設けられ、
    前記底板には、前記前板が取付けられた部位よりも後側かつ前記上側開口部よりも前側に位置して上,下方向に貫通する下側開口部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記補強部材は、前記底板の上面との間に隙間を保って前,後方向に延びる平板部と、前記平板部の前側から斜め上向きに傾斜し前端が前記前板に接合された傾斜板部とにより構成されており、
    前記傾斜板部には、前記ホース収容部から前記前板に沿って前記油圧ホースが挿通されるホース挿通部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  4. 前記底板には、前記左,右の縦板間に位置して前記上部旋回体を旋回させる旋回モータが取付けられ、
    前記補強部材の後端には、前記底板に対して前記旋回モータを取付け、取外しするときに前記旋回モータが通過する切欠部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  5. 前記前板の上端は、前記底板に取付けられた下端よりも後方に配置され、
    前記傾斜板部の前記ホース挿通部は、前記前板の上端よりも前側に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の建設機械。
  6. 前記左,右の縦板には、前記作業装置を構成するブームのフート部がブーム取付ピンを用いてピン結合され、
    前記補強部材の前端と前記前板との接合部は、前記ブーム取付ピンの下側となる範囲に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
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