JP2021038513A - 橋の構築方法 - Google Patents

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【課題】橋の構築施工に際し、床版製作施設の位置(場所)の最適化を図る。【解決手段】橋42の構築方法は、床版製作施設100で製作された複数のプレキャストコンクリート製の床版1を橋軸方向に並べることで橋42を構築する方法である。橋42の構築方法は、床版製作施設100を橋42の下方(例えば橋下面用地P1)に仮設すること、高速道路40のサービスエリア又はパーキングエリアP3に仮設すること、道路に隣接するチェーン着脱場に仮設すること、道路における通行止めの領域上に仮設すること、及び、橋42における既設の床版上に仮設すること、のいずれかを含む。【選択図】図15

Description

本発明は、床版製作施設で製造されたプレキャストコンクリート製の床版を橋軸方向に並べることで橋を構築する方法に関する。
道路橋などの橋は、例えば、複数の橋脚と、各々が複数の橋脚の上に跨がって橋軸方向に延びる複数の橋桁(H形鋼)と、複数の橋桁の上に跨がって配設される床版と、を含んで構成される。床版は、例えば鉄筋コンクリート製である。かかる床版については、長年の使用によるコンクリートの劣化や内部の鉄筋の腐食などの理由で、架け替え(既設床版の撤去と新設床版の設置)が求められる場合がある。この点、特許文献1では、新設床版として、工場で製作されたプレキャストPC床版を用いている。
特開2009−264040号公報
しかしながら、前述の「工場」に対応する床版製作施設(プレキャストコンクリート製の床版を製作する施設)は一般に定置式のものである。ゆえに、当該施設の位置(場所)を施工対象の橋に応じて最適化することが困難であった。
本発明は、このような実状に鑑み、前述の架け替え施工を含む橋の構築施工に際し、床版製作施設の位置(場所)の最適化を図ることを目的とする。
そのため本発明に係る橋の構築方法の第1態様〜第6態様は、床版製作施設で製作された複数のプレキャストコンクリート製の床版を橋軸方向に並べることで橋を構築する方法である。
本発明に係る橋の構築方法の第1態様は、床版製作施設を橋の下方に仮設することを含む。
本発明に係る橋の構築方法の第2態様は、床版製作施設を高速道路のサービスエリア又はパーキングエリアに仮設することを含む。
本発明に係る橋の構築方法の第3態様は、床版製作施設を、道路に隣接するチェーン着脱場に仮設することを含む。
本発明に係る橋の構築方法の第4態様は、床版製作施設を、道路における通行止めの領域上に仮設することを含む。
本発明に係る橋の構築方法の第5態様は、床版製作施設を、橋における既設の床版上に仮設することを含む。
本発明に係る橋の構築方法の第6態様は、床版製作施設が橋に隣接している。
本発明に係る橋の構築方法の第1態様〜第6態様によれば、橋の構築施工に際し、床版製作施設の位置(場所)の最適化を図ることができる。
本発明の一実施形態における床版製作施設の第1例の平面図 前記床版製作施設の第1例を構成する床版製作セクションの平面図 図2のA−A矢視図 前記一実施形態における緊張架台の側面図 前記一実施形態における緊張架台の上面図 前記一実施形態における床版製作方法を示すフローチャート 前記一実施形態における床版製作工程の一例を示すフローチャート 前記一実施形態における床版製作工程の一例の説明図 前記一実施形態における床版製作工程の一例の説明図 前記一実施形態における床版製作工程の一例の説明図 前記一実施形態における床版製作施設の第2例の平面図 前記床版製作施設の第2例を構成する床版製作セクションの平面図 前記床版製作施設の第2例を構成する床版製作セクションの側面図 図12のB−B矢視図 前記床版製作施設の第1例及び第2例の仮設場所の例を示す図 前記床版製作施設の第2例を既設の床版上に仮設した状態を示す図 前記一実施形態における床版製作施設の移設方法を示すフローチャート 前記一実施形態における床版架け替えプロジェクトの第1例及び第2例を示す図 前記一実施形態における床版架け替えプロジェクトの第3例を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。尚、全図中、同一又は相当部分には同一符号を付すこととする。
図1は、本発明の一実施形態における床版製作施設100の第1例に対応する床版製作施設10の平面図である。図2は、床版製作施設10を構成する床版製作セクション11aの平面図である。図3は図2のA−A矢視図である。尚、説明の便宜上、図1〜図3に示すように東西南北を規定して以下説明するが、床版製作施設10の各構成要素と東西南北との関係が図示のものに限らないことは言うまでもない。
床版製作施設10は、プレキャストコンクリート製の床版1を製作する施設である。床版製作施設10は、単数又は複数の床版製作セクション11により構成される。図1に示す例では、床版製作施設10は、3つの床版製作セクション11a〜11cにより構成されている。3つの床版製作セクション11a〜11cは東西方向に並んで配置されている。尚、床版製作施設10を構成する床版製作セクション11の個数は3つに限らないことは言うまでもない。この点は、後述する床版製作施設10’についても同様である。
西側に位置する床版製作セクション11aは、鉄筋組立ヤード12、床版製作ヤード13、洗い出し・検査ヤード14、ストックヤード15、発電機16、ボイラー17、操作盤18、曲げ強度試験装置19、及び、揚重装置20を有する。
鉄筋組立ヤード12では、床版1を構成する鉄筋2の組立作業(地組作業)が行われる。この鉄筋2の組立作業において雨風などを凌ぐために、鉄筋組立ヤード12には、当該組立作業が行われる範囲を包囲可能なように伸縮式のテントハウス21が設けられている。このテントハウス21は、南北方向に延在して南北方向に伸縮自在である。このテントハウス21を伸縮させることで、テントハウス21の開閉度合いを適宜調整することができる。このテントハウス21を最も短縮させた状態ではテントハウス21は全開状態である。一方、このテントハウス21を最も伸長させた状態ではテントハウス21は全閉状態である。尚、テントハウス21は移設可能に構成されている。
床版製作ヤード13では、鉄筋組立ヤード12で組み立てられた鉄筋2を含む床版1の製作作業が行われる。この床版1の製作作業において雨風などを凌ぐために、床版製作ヤード13には、当該製作作業が行われる範囲を包囲可能なように伸縮式のテントハウス22が設けられている。このテントハウス22は、南北方向に延在しており、その南北方向中央部にて南北に2分割されて、各分割部分が南北方向に伸縮自在である。このテントハウス22の各分割部分を伸縮させることで、テントハウス22の開閉度合いを適宜調整することができる。このテントハウス22の各分割部分を最も短縮させた状態ではテントハウス22は全開状態である。一方、このテントハウス22の各分割部分を最も伸長させた状態ではテントハウス22は全閉状態である。尚、テントハウス22は移設可能に構成されている。
洗い出し・検査ヤード14では、全ての床版1の洗い出し作業と、全ての床版1の寸法検査及び外観検査などが行われる。そして、これら床版1のうち曲げ強度試験の対象であるものが洗い出し・検査ヤード14に仮置きされる。一方、曲げ強度試験の対象ではないものについては、ストックヤード15に運搬されて保管される。
洗い出し・検査ヤード14に仮置きされた、曲げ強度試験の対象である床版1については、曲げ強度試験装置19にて曲げ強度試験が施される。この試験が施された床版1については、ストックヤード15に運搬されて保管される。ここで、曲げ強度試験装置19は移設可能に構成されている。また、曲げ強度試験装置19が、本発明の「床版の品質を検査するための設備」に対応する。
揚重装置20は例えばラフテレーンクレーンなどの移動式クレーンである。揚重装置20は少なくとも以下(1)〜(5)の役割がある。
(1)鉄筋組立ヤード12で組み立てられた鉄筋2を床版製作ヤード13に運搬する役割。
(2)床版1を床版製作ヤード13から洗い出し・検査ヤード14に運搬する役割。
(3)床版1を洗い出し・検査ヤード14から曲げ強度試験装置19に運搬する役割。
(4)床版1を曲げ強度試験装置19からストックヤード15に運搬する役割。
(5)床版1を洗い出し・検査ヤード14からストックヤード15に運搬する役割。
床版製作ヤード13上には、全閉状態のテントハウス22によって包囲されるように、緊張架台30が設置されている。
緊張架台30の概略構成について、図4及び図5を用いて説明する。図4及び図5は緊張架台30の側面図及び上面図である。ここで、図4に示す一点鎖線は、製作される床版1の中心位置を示すものであり、これに沿ってPC鋼材などの緊張材3(後述する図8〜図10参照)が配置され得る。また、図5に示す2点鎖線は、製作される床版1の位置を示す。
緊張架台30はプレテンション架台とも称される。緊張架台30は、床版1を構成する緊張材3に緊張力を付与するためのものであり、本発明の「床版を構成する緊張材に緊張力を付与するための設備」に対応する。
緊張架台30は、床版製作ヤード13上に立設される4つの支柱31と、2つの上梁32と、2つの下梁33とを備える。支柱31は、南北方向を長辺として東西方向を短辺とする矩形状の仮想領域の四隅に配置されており、各々が上下方向に延びている。支柱31の下端部は例えばアンカーボルトを介して床版製作ヤード13のコンクリート面などに固定される。上梁32は南北方向に延在して両端部が支柱31の上端部に連結されている。下梁33は南北方向に延在して両端部が支柱31の下端部に連結されている。ゆえに、緊張架台30では、2つの支柱31と1つの上梁32と1つの下梁33とで矩形状のフレーム構造をなしている。
上梁32と下梁33との間に跨がるように複数の縦梁34が設けられている。縦梁34は、上端部が上梁32に連結されており、下端部が下梁33に連結されている。複数の縦梁34が南北方向に互いに間隔を空けて並んでいる。
2つの上梁32間に跨がるように複数の横梁35が設けられている。横梁35は東西方向に延びている。複数の横梁35が南北方向に互いに間隔を空けて並んでいる。横梁35は上梁32に着脱可能に固定されている。
北側に位置する2つの支柱31の上下方向中央部に跨がるように定着梁36が設けられている。定着梁36は、北側に位置する2つの支柱31より北側に位置している。定着梁36は、東側の端部が北東側の支柱31の上下方向中央部に固定されており、西側の端部が北西側の支柱31の上下方向中央部に固定されている。尚、定着梁36には、緊張材3を通すための孔(図示せず)が複数形成されている。
北側に位置する2つの支柱31には、定着梁36を支えるための支持フレーム部37aが連結されている。支持フレーム部37aは、北側に位置する2つの支柱31より北側に位置している。
南側に位置する2つの支柱31の上下方向中央部に跨がるように、複数(本実施形態では4つ)のジャッキ38を介して、定着梁39が設けられている。ジャッキ38は、南側に位置する2つの支柱31より南側に位置しており、定着梁39は、ジャッキ38より南側に位置している。定着梁39は、東側の端部が、上下2つのジャッキ38を介して南東側の支柱31の上下方向中央部に固定されており、西側の端部が、上下2つのジャッキ38を介して南西側の支柱31の上下方向中央部に固定されている。尚、定着梁39には、緊張材3を通すための孔(図示せず)が複数形成されている。ジャッキ38は例えば油圧ジャッキであり、南北方向に伸縮自在である。ジャッキ38の伸縮動作は、操作盤18で作業員によって操作され得る。
南側に位置する2つの支柱31には、定着梁39を支えるための支持フレーム部37bが連結されている。支持フレーム部37bは、南側に位置する2つの支柱31より南側に位置している。支持フレーム部37bは、ジャッキ38の伸縮による定着梁39の南北方向の移動を案内するガイド部としても機能し得る。
従来、緊張材3に緊張力を付与するために用いられる反力台はコンクリートの塊であって基礎もしっかりしているので移設が困難であった。この点、緊張架台30では、2つの支柱31と1つの上梁32と1つの下梁33とで矩形状のフレーム構造をなしているので、前述の反力台に比べて支柱31自体及びその支持構造を簡素化でき、ひいては、緊張架台30の移設を容易に行うことができる。ゆえに、緊張架台30は移設可能に構成されている。
図1に戻り、東側に位置する床版製作セクション11cは、西側の床版製作セクション11aのうち曲げ強度試験装置19が省略されたものと同様である。
床版製作セクション11a,11c間に位置する床版製作セクション11bは、東側の床版製作セクション11cの設備のレイアウトの東西方向を入れ替えたものと同様である。
床版製作施設10では、床版製作セクション11a〜11cの各々のテントハウス21,22の延在方向(南北方向)と、床版製作セクション11a〜11cの並び方向(東西方向)とが直交している。ゆえに、床版製作施設10では、床版製作セクション11a〜11cが並列的に配置されている。
次に、床版1を製作する方法について、前述の図1〜図5に加えて、図6〜図10を用いて説明する。図6は、床版1の製作方法を示すフローチャートである。図7は、図6中の床版製作工程(ステップS1)の一例を示すフローチャートである。図8(ア)〜図10(カ)は、図6中の床版製作工程(ステップS1)の一例の説明図である。
この床版製作方法は、床版製作セクション11a〜11cの各々で実施され得る。
図6に示すように、床版1を製作する方法では、まず、ステップS1にて、床版1の製作を行う(床版製作工程)。床版製作工程は、鉄筋組立ヤード12及び床版製作ヤード13にて実施され得る。
図7に示す床版製作工程の一例では、ステップS11として、図8(ア)に示すように、床版製作ヤード13にて、鋼製の型枠4の組立を行う(型枠組立工程)。本実施形態では、型枠4は、有底で上面開口の矩形箱形であるが、この他、上面開口かつ下面開口の矩形筒形であってもよい。型枠4が矩形筒形である場合には、型枠4の下面開口がコンクリート床又は製作ベッドで塞がれ得る。型枠4は、緊張架台30内にて組み立てられる。本実施形態では、緊張架台30内に2つの型枠4を南北方向に並べて配置しているが、緊張架台30内に配置される型枠4の個数は2つに限らず、1つ又は3つ以上であってもよい。
これと並行して、ステップS21として、鉄筋組立ヤード12にて、鉄筋2の組立(地組)を行う。
次に、ステップS12として、図8(イ)に示すように、鉄筋組立ヤード12で組み立てられた鉄筋2を型枠4内にセットすると共に、鉄筋2同士の間の隙間を通るように緊張材3をセットする(鉄筋・緊張材配置工程)。ここで、緊張材3は、例えばPC鋼材であり、南北方向に延在している。緊張材3の一端部は固定具5によって定着梁36に固定され、他端部は固定具6によって定着梁39に固定される。
次に、ステップS13として、図9(ウ)に示すように、ジャッキ38を伸長させることで、緊張材3に緊張力を与える(緊張材緊張工程)。つまり、緊張材3を引っ張る。
次に、ステップS14として、緊張材3を緊張させたままの状態で、図9(エ)に示すように、型枠4内にコンクリートCを充填する(コンクリート打設工程)。ここで、床版1は、コンクリートCと鉄筋2と緊張材3とを含んで構成される。
次に、ステップS15として、打設されたコンクリートCの養生を行う(養生工程)。この養生工程では、例えば蒸気養生が行われる。この蒸気養生では、コンクリートCが充填された型枠4上をシートなどで覆い、このシートで覆われた内側にボイラー17からの蒸気を導入する。これにより、型枠4内のコンクリートCの温度を強制的に上昇させることで、強度の発現を促進させることができる。尚、蒸気養生で当該シート内の温度を所定時間の間、所定温度(例えば50℃程度)で保持する温度制御装置を設けてもよい。
養生工程が完了すると、次に、ステップS16として、図10(オ)に示すようにジャッキ38を短縮させることで緊張材3の緊張を緩めた後、図10(カ)に示すように、緊張材3のうち余分な部分を切除する(緊張材弛緩・切断工程)。この緊張材3の弛緩により、床版1内に圧縮力(プレストレス)が付与される。
この切除後、又は、この切除に並行して、ステップS17として、型枠4を解体して撤去する(脱型工程)。このようにして、プレキャストコンクリート製の床版1が製作される。
尚、前述の例では、製作されるプレキャストコンクリート製の床版1がプレストレストコンクリート床版(プレキャストPC床版)であるが、この他、製作されるプレキャストコンクリート製の床版1がRC床版(プレキャストRC床版)であってもよい。製作されるプレキャストコンクリート製の床版1がRC床版(プレキャストRC床版)である場合には、前述のステップS12,S13,S16における緊張材3に関する事項が省略される。
また、前述の例では、プレキャストコンクリート製の床版1が、いわゆるプレテンション方式で製作されるプレキャストPC床版であるが、この他、いわゆるポストテンション方式で製作されるプレキャストPC床版であってもよい。
床版製作工程(図6のステップS1)は、壁高欄8(図1〜図3参照)を床版1と一体的に製作することを含み得る。
床版製作工程(ステップS1)が完了すると、ステップS2として、製作された床版1の洗い出しが行われる(床版洗い出し工程)。床版洗い出し工程は、洗い出し・検査ヤード14にて実施され得る。床版洗い出し工程では、床版1の表面に付着した、脱型を容易にするための剥離剤などが洗い流され得る。
洗い出しが完了した床版1については、ステップS3に進み、寸法検査及び外観検査などの品質検査が行われる(床版検査工程)。
ステップS3にて寸法検査及び外観検査などの品質検査が行われた床版1については、当該床版1が曲げ強度試験の対象であれば、ステップS4からステップS5に進み、曲げ強度試験装置19を用いて当該床版1の曲げ強度試験を行う(曲げ強度試験工程)。この曲げ強度試験が完了した床版1については、ストックヤード15に運搬されて保管される。ここで、ステップS3からステップS5に至る工程は、床版1の品質を検査する工程(床版品質検査工程)である。
一方、ステップS3にて寸法検査及び外観検査などの品質検査が行われた床版1について、当該床版1が曲げ強度試験の対象でなければ、ストックヤード15に運搬されて保管される。
このようにして、床版製作セクション11a〜11cの各々で、床版1が製作される。
尚、床版製作施設10では、製作された複数の床版1のうちの一部に対して曲げ強度試験を施している。それゆえ、床版製作セクション11a〜11cのうち床版製作セクション11aのみが曲げ強度試験装置19を有している。この曲げ強度試験装置19を床版製作セクション11b,11cが有してもいいことは言うまでもない。すなわち、曲げ強度試験装置19は、床版製作セクション11a〜11cの少なくとも1つに設けられ得る。
図11は、本実施形態における床版製作施設100の第2例に対応する床版製作施設10’の平面図である。図12及び図13は、床版製作施設10’を構成する床版製作セクション11a’の平面図及び側面図である。図14は図12のB−B矢視図である。尚、説明の便宜上、図11〜図14に示すように東西南北を規定して以下説明するが、床版製作施設10’の各構成要素と東西南北との関係が図示のものに限らないことは言うまでもない。また、図13では、図示簡略化のため、走行用レール26の図示を省略している。
前述の床版製作施設10と床版製作施設10’とで異なる点について説明する。
床版製作施設10’では、床版製作セクション11a’〜11c’の各々のテントハウス21,22の延在方向(南北方向)と、床版製作セクション11a’〜11c’の並び方向(南北方向)とが一致している。ゆえに、床版製作施設10’では、床版製作セクション11a’〜11c’が直列的に配置されている。また、床版製作セクション11a’〜11c’の各々では、鉄筋組立ヤード12、床版製作ヤード13、洗い出し・検査ヤード14、及び、ストックヤード15が、南北方向に一直線上に並んでいる(すなわち、直列的に配置されている)。
床版製作セクション11a’〜11c’の各々では、揚重装置25として、橋型クレーン(門型クレーン)を用いている。揚重装置25は、南北方向に延びる一対の走行用レール26に沿って走行可能である。走行用レール26間には鉄筋組立ヤード12、床版製作ヤード13、洗い出し・検査ヤード14、及び、ストックヤード15が位置している。尚、揚重装置25には、前述の揚重装置20と同様に前述の役割(1)〜(5)がある。
図11に示されている例では、走行用レール26が、床版製作セクション11a’,11b’間で分断され、かつ、床版製作セクション11b’,11c’間で分断されているが、この他、走行用レール26が、床版製作セクション11a’,11b’間で連結され、かつ、床版製作セクション11b’,11c’間で連結されてもよい。この場合には、揚重装置25が、床版製作セクション11a’〜11c’を往来することができる。
床版製作施設10(床版製作セクション11a〜11c)と床版製作施設10’(床版製作セクション11a’〜11c’)とを比較すると、設備のレイアウト(換言すれば、鉄筋組立ヤード12、床版製作ヤード13、洗い出し・検査ヤード14、ストックヤード15、発電機16、ボイラー17、操作盤18、曲げ強度試験装置19、テントハウス21,22、緊張架台30などの相互間の位置関係(配置))が明らかに異なっている。ここで、床版製作施設10,10’(床版製作施設100)の設備としては、鉄筋組立ヤード12、床版製作ヤード13、洗い出し・検査ヤード14、ストックヤード15、発電機16、ボイラー17、操作盤18、曲げ強度試験装置19、テントハウス21,22、緊張架台30などを挙げることができる。
次に、床版の架け替え方法の一例について、前述の図1〜図14に加えて、図15を用いて説明する。
図15は、床版製作施設10,10’の仮設場所の例を示す図である。図15(ア)は高速道路40における交通規制範囲41を示す平面図である。図15(イ)は図15(ア)のC−C断面図である。
ここで、床版の架け替え方法は、本発明の「橋の構築方法」に含まれるものである。
図15に示すように、交通規制範囲41内に橋42の床版取替工事範囲43が位置している。橋42の床版取替工事範囲43内にて、既設床版の撤去と新設床版の設置とが行われる。この新設床版として、床版製作施設10及び/又は床版製作施設10’で製作された複数の床版1が用いられる。
橋42における床版の架け替え方法(橋42の構築方法)では、床版取替工事範囲43内において、既設床版が撤去された箇所に複数の床版1を新設床版として橋42の橋軸方向に順次並べることで橋42の構築を進める。ここにおいて、橋42の構築方法は、複数の床版1を橋42の橋軸方向に並べることで橋42を構築する方法である。
床版製作施設10(並列型)については、例えば、図15中の橋下面用地P1、高速道路40及び/又は橋42の近傍の一般用地P2、交通規制範囲41内のサービスエリア又はパーキングエリアP3などに仮設され得る。
床版製作施設10’(直列型)については、例えば、図15中の橋下面用地P1、高速道路40及び/又は橋42の近傍の一般用地P2、交通規制範囲41内の道路面P4上などに仮設され得る。
ここで、橋42における床版の架け替え方法(橋42の構築方法)は、床版製作施設10,10’を橋42の下方(例えば橋下面用地P1)に仮設することを含み得る。例えば、橋42上にクレーンなどの揚重装置を配置して当該揚重装置を用いて床版1を床版製作施設10,10’から橋42における床版1の設置場所まで揚重してもよい。この場合には、従来のものに比べて大きな寸法の床版1を製作することができる。
また、橋42における床版の架け替え方法(橋42の構築方法)は、床版製作施設10を高速道路40のサービスエリア又はパーキングエリアP3に仮設することを含み得る。この場合にも、従来のものに比べて大きな寸法の床版1を製作することができる。
また、橋42における床版の架け替え方法(橋42の構築方法)は、床版製作施設10’を、道路に隣接するチェーン着脱場に仮設することを含み得る。この場合にも、従来のものに比べて大きな寸法の床版1を製作することができる。ここで、チェーン着脱場とは、車両のタイヤに対してチェーンの着脱作業を行うための場所である。
また、橋42における床版の架け替え方法(橋42の構築方法)は、床版製作施設10’を、道路における通行止めの領域上(例えば高速道路40における交通規制範囲41内の道路面P4上)に仮設することを含み得る。この場合にも、従来のものに比べて大きな寸法の床版1を製作することができる。
また、橋42における床版の架け替え方法(橋42の構築方法)は、床版製作施設10’を、橋42における既設の床版上(例えば、新設床版として既に橋42に設置された床版1上)に仮設することを含み得る。この点、図16は、床版製作施設10’を既設の床版上(例えば、新設床版として既に橋42に設置された床版1上)に仮設した状態を示している。この場合にも、従来のものに比べて大きな寸法の床版1を製作することができる。尚、図16に図示されている揚重装置25については、走行用レール26が省略されており、その代わりとして、既設の床版上を転動可能な車輪27を有している。また、図16に図示されている揚重装置25については、壁高欄8に接触可能な車輪28も有しており、この車輪28によって、揚重装置25の走行がガイドされ得る。
また、橋42における床版の架け替え方法(橋42の構築方法)では、床版製作施設10,10’が橋42に隣接し得る(例えば、床版製作施設10,10’が、一般用地P2に仮設され得る)。この場合にも、従来のものに比べて大きな寸法の床版1を製作することができる。
尚、床版製作施設10,10’から橋42における床版1の設置場所までの床版運搬経路が公道を含まないことが好ましい。この場合にも、従来のものに比べて大きな寸法の床版1を製作することができる。
本実施形態では、床版製作施設10,10’は、床版1を構成する緊張材3に緊張力を付与するための設備(緊張架台30)を備え、この設備(緊張架台30)が移設可能に構成されている。また、床版製作施設10,10’は、床版1の品質を検査するための設備(曲げ強度試験装置19)を備え、この設備(曲げ強度試験装置19)が移設可能に構成されている。ゆえに、床版製作施設10,10’の移設(移転)をスムーズに行うことができる。
本実施形態において、床版製作施設10,10’では壁高欄8を床版1と一体的に製作する。これにより、現場での壁高欄8の形成作業を削減することができる。
次に、床版製作施設100を移設元から移設先に移設する方法について、前述の図1〜図16に加えて、図17を用いて説明する。
図17は、本実施形態における床版製作施設100の移設方法を示すフローチャートである。
この移設方法では、まず、ステップS31にて、床版製作施設100の移設先を決定する。
次に、ステップS32にて、当該移設先での床版製作施設100の設備のレイアウトを決定する。
次に、ステップS33にて、床版製作施設100を移設元から移設先へ移設する。
床版製作施設100を移設元から移設先へ移設する際には、設備のレイアウトが変更され得る。例えば、移設元での床版製作施設100の設備のレイアウトが前述の床版製作施設10(並列型)の設備のレイアウトであり、移設先での床版製作施設100の設備のレイアウトが前述の床版製作施設10’(直列型)の設備のレイアウトである場合には、移設元での床版製作施設100の設備のレイアウトと、移設先での床版製作施設100の設備のレイアウトとが異なる。
尚、ステップS33にて床版製作施設100を移設元から移設先へ移設する際には、設備のレイアウトが変更されなくてもよい。すなわち、移設元での床版製作施設100の設備のレイアウトと、移設先での床版製作施設100の設備のレイアウトとが同じであってもよい。
前述の移設元及び移設先の少なくとも一方は、床版製作施設100で製作される床版1が設置される橋42の下方(例えば橋下面用地P1)に位置し得る。例えば、橋42上にクレーンなどの揚重装置を配置して当該揚重装置を用いて床版1を床版製作施設100から橋42における床版1の設置場所まで揚重してもよい。この場合には、従来のものに比べて大きな寸法の床版1を製作することができる。
前述の移設元及び移設先の少なくとも一方は、床版製作施設100で製作される床版1が設置される橋42に隣接し得る(例えば、床版製作施設100が、一般用地P2に仮設され得る)。この場合にも、従来のものに比べて大きな寸法の床版1を製作することができる。
前述の移設元及び移設先の少なくとも一方は、床版製作施設100で製作される床版1が設置される橋42における既設の床版上(例えば、新設床版として既に橋42に設置された床版1上)に位置し得る(図16参照)。この場合にも、従来のものに比べて大きな寸法の床版1を製作することができる。
前述の移設元及び移設先の少なくとも一方は、高速道路40のサービスエリア又はパーキングエリアP3に位置し得る。この場合にも、従来のものに比べて大きな寸法の床版1を製作することができる。
前述の移設元及び移設先の少なくとも一方は、道路に隣接するチェーン着脱場に位置し得る。この場合にも、従来のものに比べて大きな寸法の床版1を製作することができる。
前述の移設元及び移設先の少なくとも一方は、道路における通行止めの領域上(例えば高速道路40における交通規制範囲41内の道路面P4上)に位置し得る。この場合にも、従来のものに比べて大きな寸法の床版1を製作することができる。
図18(ア)及び(イ)は、本実施形態における床版架け替えプロジェクトの第1例及び第2例を示す。図19は、本実施形態における床版架け替えプロジェクトの第3例を示す。
図18(ア)に示す床版架け替えプロジェクトの第1例では、橋42の床版取替工事範囲43が50〜100m程度であり、短い。それゆえ、当該プロジェクトのために仮設された床版製作施設100については、当該プロジェクトが完了するまで、移設を行わない。当該プロジェクトが完了すると、次の別のプロジェクトにおける床版製作施設100の仮設場所(移設先)の用地形状などに応じて、必要であれば床版製作施設100の設備のレイアウトの変更を行いつつ、床版製作施設100の移設を実施する。
図18(イ)に示す床版架け替えプロジェクトの第2例では、橋42の床版取替工事範囲43が300〜400m以上であり、長い。それゆえ、当該プロジェクトでは、橋42における床版の架け替え施工の進捗状況に応じて(換言すれば、橋42の構築施工の進捗状況に応じて)、床版製作施設100の移設が行われる。例えば、図18(イ)に示すように、橋42の構築が進むと、床版製作施設100が、移設元である橋下面用地P1−1から、移設先である橋下面用地P1−2に移設される。この場合には、橋下面用地P1−2(移設先)の用地形状などに応じて、必要であれば床版製作施設100の設備のレイアウトの変更を行いつつ、床版製作施設100の移設を実施する。
図19に示す床版架け替えプロジェクトの第3例では、高速道路40におけるインターチェンジM1,M2間の複数(図19では4つ)の橋42−1〜42−4の床版更新を一括して行う。ここで、インターチェンジM1,M2間の距離は20〜30km程度と非常に長い。当該プロジェクトでは、橋42−1〜42−4の床版架け替えのスケジュールに応じて、床版製作施設100を移設するようにしてもよい。又は、橋42−1〜42−4の各々に対応するように床版製作施設100を各別に仮設してもよい。床版製作施設100は、このような複雑かつ大規模なプロジェクトにおいても、容易に移設できるという柔軟性を持って効率良く床版1の製作を行うことができる。
尚、前述の床版架け替えプロジェクトの第1例〜第3例において、以下のケース1〜3があり得る。
〔ケース1〕
床版製作施設100を移設する際に、設備(例えば緊張架台30など)の規模が大きくなったり小さくなったりする場合がある。
〔ケース2〕
工事が連続しないこともあるので、その場合には、移設元の設備を別の場所に仮置きし、その後、当該設備を当該別の場所から移設先に運搬する。
〔ケース3〕
床版製作施設100の仮設場所ごとで、床版製作施設100の設備の一部(例えばH形鋼、テントなど)をリース会社から調達する形とし、当該一部については、移設元から移設先に運搬しない場合がある。
図示の実施形態はあくまで本発明を例示するものであり、本発明は、説明した実施形態により直接的に示されるものに加え、特許請求の範囲内で当業者によりなされる各種の改良・変更を包含するものであることは言うまでもない。
1…床版、2…鉄筋、3…緊張材、4…型枠、5,6…固定具、8…壁高欄、10,10’…床版製作施設、11,11a〜11c,11a’〜11c’…床版製作セクション、12…鉄筋組立ヤード、13…床版製作ヤード、14…洗い出し・検査ヤード、15…ストックヤード、16…発電機、17…ボイラー、18…操作盤、19…曲げ強度試験装置、20…揚重装置、21,22…テントハウス、25…揚重装置、26…走行用レール、27,28…車輪、30…緊張架台、31…支柱、32…上梁、33…下梁、34…縦梁、35…横梁、36…定着梁、37a,37b…支持フレーム部、38…ジャッキ、39…定着梁、40…高速道路、41…交通規制範囲、42,42−1〜42−4…橋、43…床版取替工事範囲、100…床版製作施設、C…コンクリート、M1,M2…インターチェンジ、P1,P1−1,P1−2…橋下面用地、P2…一般用地、P3…サービスエリア又はパーキングエリア、P4…道路面

Claims (10)

  1. 床版製作施設で製作された複数のプレキャストコンクリート製の床版を橋軸方向に並べることで橋を構築する方法であって、
    前記床版製作施設を前記橋の下方に仮設することを含む、橋の構築方法。
  2. 床版製作施設で製作された複数のプレキャストコンクリート製の床版を橋軸方向に並べることで橋を構築する方法であって、
    前記床版製作施設を高速道路のサービスエリア又はパーキングエリアに仮設することを含む、橋の構築方法。
  3. 床版製作施設で製作された複数のプレキャストコンクリート製の床版を橋軸方向に並べることで橋を構築する方法であって、
    前記床版製作施設を、道路に隣接するチェーン着脱場に仮設することを含む、橋の構築方法。
  4. 床版製作施設で製作された複数のプレキャストコンクリート製の床版を橋軸方向に並べることで橋を構築する方法であって、
    前記床版製作施設を、道路における通行止めの領域上に仮設することを含む、橋の構築方法。
  5. 床版製作施設で製作された複数のプレキャストコンクリート製の床版を橋軸方向に並べることで橋を構築する方法であって、
    前記床版製作施設を、前記橋における既設の床版上に仮設することを含む、橋の構築方法。
  6. 床版製作施設で製作された複数のプレキャストコンクリート製の床版を橋軸方向に並べることで橋を構築する方法であって、
    前記床版製作施設が前記橋に隣接している、橋の構築方法。
  7. 前記床版製作施設から前記橋における前記床版の設置場所までの床版運搬経路が公道を含まない、請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の橋の構築方法。
  8. 前記床版製作施設は、前記床版を構成する緊張材に緊張力を付与するための設備を備え、この設備が移設可能に構成されている、請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載の橋の構築方法。
  9. 前記床版製作施設は、前記床版の品質を検査するための設備を備え、この設備が移設可能に構成されている、請求項1〜請求項8のいずれか1つに記載の橋の構築方法。
  10. 前記床版製作施設では壁高欄を前記床版と一体的に製作する、請求項1〜請求項9のいずれか1つに記載の橋の構築方法。
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