JP2000017880A - Pc貯槽の側壁 - Google Patents

Pc貯槽の側壁

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 側壁頂部に張り出すリングビームは施工能
率を向上させ、かつ液密性が要求される側壁は液密性を
向上させて、耐久性と信頼性に優れたPC貯槽の側壁を
提供する。 【解決手段】 コンクリート側壁内部にPC鋼材を配
設し、この側壁の頂部にリングビームを設け、該リング
ビームに屋根を接続したPC貯槽であって、上記側壁の
胴部は打込みコンクリートで形成するとともに、側壁の
頂部に張り出すリングビームはプレキャストブロックに
て形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液化天然ガス
(LNG)、液化プロパンガスなどの低温液化ガス等を
貯蔵する二重殻で外槽がプレストレスコンクリート構造
の貯槽や、水や油などの液体等を直接貯蔵するプレスト
レストコンクリート構造の貯槽(以下PC貯槽という)
の側壁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のPC貯槽の側壁の構造について、
図6(a),(b)、及び図7に基づいて説明する。
【0003】図6(a)に示すPC貯槽101は、液化
天然ガス(LNG)などの低温液化ガス等を貯蔵する金
属製の内槽(図示省略)の外回りに形成するコンクリー
ト製の外槽の事例である。また図6(b)に示すPC貯
槽101は、水や油などの液体等を直接貯蔵する貯槽の
事例であり、LNG地下貯槽等にも採用されている構造
である。これらのPC貯槽101のコンクリート製側壁
102の側壁頂部103には、屋根荷重などを支えるた
めに、鉄筋コンクリート構造のリングビーム104が設
けられている。図6(a)に示すような金属製屋根10
5は、リングビーム104にその下端部を埋設又は表面
固着によって接続されている。また、図6(b)に示す
ようなコンクリート製の屋根105は、リングビーム1
04にその下端部を現場打継ぎによって接続されるか、
或いはプレハブ組立てによって接続されている。これら
のリングビーム104の上部は一般に、手摺110を設
けて歩廊111に形成されている。
【0004】図6(a)に示すPC貯槽101は、万一
内槽から貯蔵液が流出したとしても安全に受液できるよ
うに、筒体状の側壁胴部106の内面は液密構造に形成
されている。また、図6(b)に示すPC貯槽101
は、水などの液体を常時安全に貯蔵できるように、筒体
状の側壁胴部106の内面は液密構造に形成されてい
る。これら液密構造の側壁胴部106の内部には、その
下縁が接続される底版(図示省略)の外周部より隔接し
て鉛直に立ち上げたPC鋼棒等の鉛直方向PC鋼材10
7を配設し、この鉛直方向PC鋼材107の外周に底版
から上部にわたって隔接してリング状にPC鋼より線等
の円周方向PC鋼材108を配設し、全体をPC構造体
に形成している。つまり、この側壁102は、現場にて
側壁胴部106内に鉄筋とPC鋼材107及び108を
配設してコンクリートを打込んで、所定の養生期間をお
いて所定のコンクリート強度が得られた後、PC鋼材1
07及び108を緊張させてコンクリートにプレストレ
スを導入している。そしてこのプレストレスを導入した
後、鉛直方向に配設したPC鋼材107は、上端部の定
着具109で固定している。
【0005】図7に示すプレハブコンクリート構造のP
C貯槽101は、側壁102最下部と底版113外周部
を一体構造としたフーチング部プレハブユニット114
と、側壁中間部プレハブユニット115と、側壁上端部
プレハブユニット116と、屋根105とからなり、上
記隣接する各プレハブユニット(プレキャストブロック
に相当)の相互は、鉛直方向PC鋼材117及び円周方
向PC鋼材118のテンション材と接合部材を用いて一
体に結合したものである。このプレハブコンクリート貯
槽は、現場での鉄筋コンクリート打設の繁雑な作業を削
減して施工期間の短縮化を図ったものである。この図7
に示すプレハブコンクリート貯槽の液面より下部の接液
部に位置する上下面結合部119及び両側面結合部12
0は、液密性と耐久性が要求されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の図6(a),
(b)に例示するようなPC貯槽101の側壁102
は、金属製の屋根105、或いはコンクリート製の屋根
105の鉛直荷重を支え、また屋根荷重や貯蔵液の荷重
などによって側壁頂部103に働く水平方向の力や回転
モーメント等を支えるために、壁肉厚さを増加させた鉄
筋コンクリート構造のリングビーム104を、側壁頂部
103位置に、側壁102の胴部106と一体になるよ
うに連続して現場での打継ぎによって形成していた。ま
たリングビーム104の上面に、手摺110などを設け
て歩廊111とするために、少なくとも内側又は外側の
水平方向に幅広く張り出す構造で、側壁頂部103の上
に鉄筋コンクリートを幅広い鍔状に打継ぐ必要があっ
た。このリングビーム104は形状が複雑なために、繁
雑な変形型枠が必要となり、かつ複雑な鉄筋112の配
設が必要となるため、側壁頂部103の上にコンクリー
トを打継いで一体に施工するのに多くの手間を要した。
また、打継いだコンクリートの発現強度が得られるまで
の待ち時間も必要となって工期も長くかかる等の問題が
存在した。
【0007】また、図7に示すプレハブコンクリート構
造のPC貯槽101の側壁102は、底版113とフー
チング部プレハブユニット114との接続部121を液
密構造に接続し、フーチングプレハブユニット114、
側壁中間部プレハブユニット115、側壁上部プレハブ
ユニット116の各ユニット両側面接合部120を液密
構造に結合し、かつこれら各ユニット上下面接合部11
9を液密かつ剛結に構築することが大変であった。ま
た、上記結合部の接合部材やシール部材にヒビ割れや劣
化などが生じないように液密性を維持するための管理を
して、耐久性や地震などに対する信頼性を保持していく
必要があった。
【0008】この発明は、上述の課題に鑑みてなされた
もので、側壁頂部に張り出すリングビームは施工能率を
向上させ、かつ液密性が要求される側壁は液密性を向上
させて、耐久性と信頼性に優れたPC貯槽の側壁を提供
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るPC貯槽
の側壁は、コンクリート側壁内部にPC鋼材を配設し、
この側壁の頂部にリングビームを設け、該リングビーム
に屋根を接続したPC貯槽であって、上記側壁の胴部は
打込みコンクリートで形成するとともに、側壁の頂部に
張り出すリングビームはプレキャストブロックにて形成
したものである。
【0010】また、この発明に係るPC貯槽の側壁は、
上記側壁の胴部のうち、接液部より上部に位置する側壁
の胴部はプレキャストブロックにて形成したものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明に係るPC貯槽の側壁に
ついて、図1乃至図5に基づいて詳細に説明する。
【0012】図1に示すPC貯槽1は、側壁2の側壁頂
部3に、外周方向に張出すように壁肉を増加した円環状
のリングビーム4を設け、このリングビーム4上部に屋
根5を取付けたものである。この実施形態例は、接液部
を含む側壁2の側壁胴部7全体を現場打設のコンクリー
トで形成し、接液部より上部で外周方向に張出すリング
ビーム4をプレキャストブロック6で形成した場合を示
している。なお、最大高さ液面が低く、接液部より上部
に位置する側壁胴部7の液密性が必要とされない場合に
は、この接液部より上部に位置する側壁胴部7も、プレ
キャストブロック6を連結して形成するようにする。
【0013】図1に示すように液密性が要求される接液
部となる側壁胴部7は、現場において、鉛直方向にPC
鋼棒等の鉛直方向PC鋼材15を配設し、円周方向にP
C鋼より線等の円周方向PC鋼材16をそれぞれ配設し
てコンクリートを打込んで、下縁を底版(図示省略)に
接続した一体で液密構造に形成する。
【0014】この現場打設した側壁胴部7の最上端の側
壁頂部3に鉛直方向PC鋼材15を延長し、上記リング
ビーム4を形成するプレキャストブロック6の鉛直貫通
孔8に挿通し、この鉛直方向PC鋼材15にプレストレ
スの緊張を与え、その上端部を固着具17で固定する。
また、複数個を環状に載置したプレキャストブロック6
の円周貫通孔9に、円周方向PC鋼材18を挿通しプレ
ストレスの緊張を与えて接続する。このように側壁胴部
7の現場打設が終了した後に、予め構築したプレキャス
トブロック6を側壁頂部3に載置し、円周方向リング状
に連結するので、従来のようなコンクリートの打継ぎ作
業がなく、施工が簡単容易で作業能率が向上する。
【0015】図1、図2(a),(b)及び図3(b)
に示すように、プレキャストブロック6の下部には、水
平接続面10と垂直接続面11とからなる段差部を設
け、水平接続面10は側壁頂部3の上端面と接続し、か
つ垂直接続面11は側壁頂部3の外周面と接続するよう
に形成する。このようにプレキャストブロック6の下部
に段差部を設けると、上記水平接続面10と垂直接続面
11の両面で側壁頂部3に面接触するため、上述の側壁
頂部3上に載置する作業や円周方向PC鋼材18の緊張
作業がやり易くなり、頑丈な接続部を形成することがで
きる。
【0016】図2(a)に示すプレキャストブロック6
は、上面を平坦に形成し、その上部に、例えばアンカー
ブロックや形鋼材などを埋設して、屋根取付部12及び
手摺取付部13を形成したものである。また図2(b)
に示すプレキャストブロック6は、その上部を段差状に
して、屋根取付部12及び手摺取付部13を形成したも
のである。これらのプレキャストブロック6は、円周方
向の両側面に段差や傾斜を設けて開先部14,14を形
成し、前述のように、円周方向の線上位置に隔離して複
数個の鉛直貫通孔8を設け、かつその外周側の位置に上
下に隔離して複数個の円周貫通孔9を設けている。
【0017】屋根5の荷重を支承するとともに、上面を
歩廊27に使用する側壁頂部3のリングビーム4は、水
平方向の荷重や回転モーメント等に強くするために、幅
広く張出した構造が必要とされるが、予め工場内又は現
場周辺で品質管理してプレキャストブロック6に形成す
ることができるので、品質が良く強い構造のリングビー
ム4に組立形成することができる。また、複雑な形状で
かつ大きいリングビーム4を構築するために、現場にお
ける型枠の組立作業、鉄筋などの配設作業、並びにコン
クリートの打込み作業がないため、作業能率が良く工期
も短縮される。さらにまたプレキャストブロック6は、
工場内又は現場周辺の低い平地などの適所で製作するこ
とができるので、高所作業がなく作業性が良いために作
業安全性が良く、また天候の影響も受けないため、製品
の安定化を図ることができる。
【0018】なお、プレキャストブロック6を取付ける
際には、図示を省略するが、現場打設で構築した側壁2
の上端近傍に仮設の取付治具を固着し、この取付治具に
プレキャストブロックの側面を接触固定するか、或い
は、プレキャストブロックに予め固定用治具をボルトや
クランプ等で固定しておいて、側壁上端内面にこの固定
用治具を接触固定する。そして、プレキャストブロック
にプレストレスを導入し側壁上部に固着した後に、上記
の取付治具又は固定用治具を取り外すようにすると、作
業能率良く組立て構築することが可能となる。
【0019】図3(a)はプレキャストブロック6の両
側面の開先部14,14間の垂直接続部である。図3
(a)に示すように、上記プレキャストブロック6の円
周貫通孔9にシース管19を設け、このシース管19に
円周方向PC鋼材18を挿通しプレストレスの緊張を与
える。このプレキャストブロック6の開先部14,14
間には、膨張モルタルや無収縮モルタルなどの間詰コン
クリート20を充填して接続する。なお、開先部14,
14間の内面側には、弾性シーリング材22を介在させ
た場合を示している。
【0020】図3(b)はプレキャストブロック6の下
部の水平接続部である。図3(b)に示すように、プレ
キャストブロック6の鉛直貫通孔8にシース管21を設
け、このシース管21に鉛直方向PC鋼材15を挿通
し、プレストレスの緊張を与え、上端部を固着具17で
固定する。なお、プレキャストブロック6下部の水平接
続面10と垂直接続面11とからなる段差部には、水平
接続面10と側壁頂部3上端面との間の水平方向には接
続部材23を介在させ、またプレキャストブロック6下
部の垂直接続面11と側壁頂部3外側面との間の周方向
には弾力性を有する接続部材24を介在させた場合を示
している。
【0021】上記垂直接続部及び水平接続部は、接液部
より上方に位置するため、液密性が要求されないので、
垂直接続部に設ける間詰コンクリート20及び弾性シー
リング材22、或いは水平接続部に設ける接続部材2
3,24は、液密性を有しない汎用性の部材を使用する
ことができる。また、上記接続部にヒビ割れや経年劣化
などが生じた場合でも、漏れなどの貯蔵性能には影響が
なく安全に貯蔵を継続することができる。
【0022】上記円周方向PC鋼材18は、側壁頂部3
が受ける屋根からの水平方向の荷重や回転モーメント、
PC貯槽1内部の液荷重等による水平方向の力に対応し
た圧縮力のプレストレスを与えるように緊張して定着す
る。このようにプレキャストブロック6に円周方向PC
鋼材18を配設してプレストレスを加えることによっ
て、屋根5からの荷重等によって生じる側壁頂部3の外
側に働く力が軽減されるため、側壁頂部3又はリングビ
ーム4の厚さは厚くすることなく鉄筋の配設量も少なく
して軽量化と強度の向上を図ることができる。
【0023】図4に示す実施形態例は、内側に屋根5を
支承する段差状の張出部25を設け、かつ外側に張出し
上部に手摺26を設け、その上面を歩廊27に使用する
プレキャストブロック6に形成したものである。現場打
設で形成した側壁2上部の側壁頂部3に、このプレキャ
ストブロック6を載置しその下部の水平接続面を接続し
てリングビーム4を構築する。この内外に張出した構造
のプレキャストブロック6は、側壁頂部3上に載置し取
付ける際に内外重心の安定性がよいため取付作業がやり
易く、張出部25の幅が広いため屋根5を取付け易い利
点を有する。
【0024】図5に示す実施形態例は、現場打設によっ
て形成した側壁2の側壁頂部3の外周縁に、プレキャス
トブロック6の内側の垂直接続面を当接し、円環状に巻
付けるように取付けてリングビーム4を構築したもので
ある。側壁頂部3の外周縁に設けた取付部材28に、プ
レキャストブロック6の両側開先部14,14に設けた
係合部材29,29を接続し、間詰コンクリートを充填
して固定する。このプレキャストブロック6の上面は、
側壁頂部3上面と同一面として、その上部外側に手摺2
6を設けて上面を歩廊27に形成する。なお屋根5は、
側壁2の側壁頂部3の内側に設けた段差状の屋根取付部
30に接続形成する。このように側壁2は現場打設によ
って側壁頂部3まで形成するので、液密性は側壁2の最
上部まで得られる。また、側壁頂部3にかかる円周方向
の水平荷重及び回転モーメントに対する強度は、側壁頂
部3の外周上端縁に設けたリングビーム4によって得ら
れる。
【0025】
【発明の効果】叙述のように、この発明に係るPC貯槽
の側壁は、側壁の頂部に張り出す構造のリングビーム
を、予め製作したプレキャストブロックで組立形成する
ので、構造が複雑で大きいリングビームであっても、型
枠の組立作業や鉄筋の配設などの繁雑な現場作業がない
ため、作業能率良く組立て形成できるうえに工期も短縮
される。このプレキャストブロックは、工場内又は現場
周辺の低い平地などの適所で製作できるので、高所作業
がなく作業性が良く作業安全性が良く、また天候の影響
も受けないため、製品の安定化を図ることができる。ま
た、従来のように現場でコンクリートを打継がないた
め、リングビームの発現強度が得られるまでの養生待ち
もなく、プレキャストブロックで形成したリングビーム
上に、直ちに屋根や歩廊を施工することができるため、
工期の短縮化を図ることができる。このリングビーム
は、接液部より上部に位置するため、接合部を液密なシ
ール構造にする必要がなく、施工や管理が容易にでき
る。
【0026】また、液面より下方に位置して液密性が要
求される接液部の側壁は、現場にて底版上にコンクリー
トを鉛直に打込んで液密構造に形成するので、一体化と
液密性が図られ、長期間にわたる耐久性や地震などに対
しての信頼性が向上する。
【0027】さらにまた、上記現場打設で構築した側壁
より上方で液密性が要求されない側壁は、上記現場打設
が終了した後に、この側壁の最上端部に複数のプレキャ
ストブロックを載置し、円周方向リング状に連結して側
壁を形成するので、液密性を要求される繁雑な打込みの
現場作業がなく、組立て施工が簡単容易で、作業能率が
一層向上する。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るPC貯槽の側壁を示す一部を
欠除した垂直断面説明図である。
【図2】 (a),(b)は、この発明に係るPC貯槽
の側壁に設けるプレキャストブロックの実施形態例を示
す斜視説明図である。
【図3】 この発明に係るPC貯槽の側壁のプレキャス
トブロックの接続部を示し、(a)は垂直接続部の水平
断面説明図、(b)は水平接続部の垂直断面説明図であ
る。
【図4】 この発明に係るPC貯槽の側壁の他の実施形
態例を示す一部を欠除した垂直断面説明図である。
【図5】 この発明に係るPC貯槽の側壁の他の実施形
態例を示す一部を欠除した垂直断面説明図である。
【図6】 (a),(b)は、従来のPC貯槽の側壁を
示す一部を欠除した断面説明図である。
【図7】 従来のPC貯槽の側壁の他の事例を示す一部
を欠除した断面説明図である。
【符号の説明】
1 PC貯槽 2 側壁 3 側壁頂部 4 リングビー
ム 5 屋根 6 プレキャス
トブロック 7 側壁胴部 8 鉛直貫通孔 9 円周貫通孔 10 水平接続面 11 垂直接続面 12 屋根取付
部 13 手摺取付部 14 開先部 15 鉛直方向PC鋼材 16 円周方向
PC鋼材 17 固着具 18 円周方向
PC鋼材 19 シース管 20 間詰コン
クリート 21 シース管 22 弾性シー
リング材 23 接続部材 24 接続部材 25 張出部 26 手摺 27 歩廊 28 取付部材 29 係合部材 30 屋根取付
部 101 PC貯槽 102 側壁 103 側壁頂部 104 リング
ビーム 105 屋根 106 側壁胴
部 107 鉛直方向PC鋼材 108 円周方
向PC鋼材 109 定着具 110 手摺 111 歩廊 112 鉄筋 113 底版 114 フーチ
ング部プレハブユニット 115 側壁中間部プレハブユニット 116 側壁上
部プレハブユニット 117 鉛直方向PC鋼材 118 円周方
向PC鋼材 119 上下面結合部 120 両側面
結合部 121 接続部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート側壁内部にPC鋼材を配設
    し、この側壁の頂部にリングビームを設け、該リングビ
    ームに屋根を接続したPC貯槽であって、上記側壁の胴
    部は打込みコンクリートで形成するとともに、側壁の頂
    部に張り出すリングビームはプレキャストブロックにて
    形成したことを特徴とするPC貯槽の側壁。
  2. 【請求項2】 上記側壁の胴部のうち、接液部より上部
    に位置する側壁の胴部はプレキャストブロックにて形成
    したことを特徴とする請求項1記載のPC貯槽の側壁。
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