JP2000054319A - コンクリート床版の形成方法及び上路式吊構造橋の構築方法 - Google Patents

コンクリート床版の形成方法及び上路式吊構造橋の構築方法

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JP2000054319A
JP2000054319A JP10230327A JP23032798A JP2000054319A JP 2000054319 A JP2000054319 A JP 2000054319A JP 10230327 A JP10230327 A JP 10230327A JP 23032798 A JP23032798 A JP 23032798A JP 2000054319 A JP2000054319 A JP 2000054319A
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英雄 新井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型の架設機械を用いることなく短い工期で
橋梁構造物のコンクリート床版を形成する方法を提供す
る。また、この方法を用いた上路式吊構造橋の構築方法
を提供する。 【解決手段】 プレキャストコンクリートの板状部材1
2を形成し、この板状部材の下面に車輪9を取り付け
て、既に架設された鋼桁5の上フランジ5b上を走行さ
せる。所定位置まで移動後、位置調整ボルト16を回転
して自重をこの位置調整ボルトで負担し、車輪9を除去
する。そして、板状部材を所定の高さに据え付ける。上
記のようにして複数のコンクリート部材を桁上に配列し
た後、これらの間にコンクリートを打設して一体化す
る。この方法は、上路式の吊構造橋の構築に適用するこ
とができ、固定構造物間に張架された吊材上に仮設レー
ルを設け、コンクリートの板状部材を走行移動させ、こ
れらを連結して上路桁とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、プレキャストコ
ンクリートの板状部材を所定位置に複数を配列し、これ
らを連結して橋梁構造物の床版を形成する方法に関する
もの、およびこの方法を用い、複数の固定構造物間に張
架した吊材とこの上に支柱で支持された上路桁とを有す
る上路式吊構造橋を構築する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に橋梁構造物では、路面となる部分
にコンクリート床版を有するものが多い。このコンクリ
ート床版を構築する方法には、桁部分と同時に現場でコ
ンクリートを打設して構築する方法、架設された桁上に
コンクリートを打設して構築する方法、又はプレキャス
トコンクリートの板状部材を配列して構築する方法等が
ある。これらのうち、プレキャストコンクリートの板状
部材を用いる方法は、橋梁の架設現場で多くの型枠を組
み立てる必要がなく、現場における作業の減少および現
場における工期の短縮等の利点を有している。
【0003】上記プレキャストコンクリートの板状部材
を用いて床版を形成する方法は、一般に次のような工程
によって実施される。橋台または橋脚等の下部構造物間
に荷重を支持する桁・トラス等が架設されると、あらか
じめ工場または製作ヤードで形成された複数のコンクリ
ート板が、上記桁またはトラス等の主構造物上に配列さ
れる。そして、これらを互いに連結するとともに主構造
物に強固に固定する。これらのコンクリート板を連結す
るために、橋の軸線方向にプレストレスが導入されるこ
とも多い。
【0004】上記のようにプレキャストコンクリート板
を主構造物上に配列する作業は、クレーン等によってコ
ンクリート板を吊り上げ、主構造物上の所定位置に載置
することによって行われる。
【0005】一方、上路式の吊構造橋、例えば上路式吊
床版橋は、橋台又は橋脚等の固定構造物間に連続した薄
いコンクリート部材である吊床版を張架し、この上に支
柱を立設して上路桁を支持するものであり、上路桁はコ
ンクリートの床版とされることが多い。このような上路
桁を構築する場合にも、プレキャストコンクリート部材
を用いることによって現場における高所作業の低減、工
期の短縮等、有利な点が多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにプレキャストコンクリート部材を用いて床版を形
成する方法には、次のような問題点がある。プレキャス
トコンクリートの板状部材を橋梁の全長にわたって所定
位置に配列するためにクレーンが用いられるが、効率よ
く作業を行うためには、アームが長く作業範囲の大きな
クレーンが必要となる。また、このクレーンは架設しよ
うとする橋梁の軸線に沿って地盤上すなわち河床等を走
行して作業を行うのが望ましいが、深い渓谷に架設する
場合等には、上記のような走行式のクレーンでプレキャ
ストコンクリート部材を配列することは困難となる。一
方、上路式の吊床版橋を架設する場合にも、上路桁をプ
レキャストコンクリート部材を用いて構築しようとする
際に同様の問題点が生じる。
【0007】本願発明は、上記のような問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的は、大型の架設機械を用
いることなく、短い工期でコンクリート床版を形成する
方法、又は上路式吊構造橋を構築する方法を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記のような問題点を解
決するために、請求項1に記載の発明は、 複数のプレ
キャストコンクリートの板状部材を形成し、 この板状
部材の下面に車輪を取り付け、既に構築された支持構造
体上を所定位置まで前記車輪によって走行させ、 該板
状部材にほぼ垂直に螺合された位置調整ボルトを回転さ
せて突出した下端を前記支持構造体に当接させ、該板状
部材の重量を該位置調整ボルトで支持し、 前記車輪を
取り外した後、前記位置調整ボルトを回転させて該板状
部材の上下方向の位置を設定し、 前記板状部材に車輪
を取り付ける工程から、前記支持構造体上で、該板状部
材を所定位置に設定するまでの工程を、複数の板状部材
に付いて行ない、 これらの板状部材を前記支持構造体
に固定する、コンクリート床版の形成方法を提供するも
のである。
【0009】上記方法において、支持構造体は車輪が取
り付けられたプレキャストコンクリートの板状部材を支
持し、上記車輪による走行が可能なものであれば、形状
・構造等が限定されるものではなく、既に架設された鋼
桁、コンクリート桁、鋼もしくはコンクリート又はこれ
らの複合構造によるトラス等を含む。また、完成した橋
梁構造物に含まれるものではなく、上記プレキャストコ
ンクリートの板状部材を走行移動させるために構築され
た仮設桁、仮設レール等であってもよい。
【0010】また、上記位置調整ボルトは、下端が上記
プレキャストコンクリートの板状部材の下面より突出
し、回転によって突出量を変化させることができるもの
であれば形態等は限定されるものではないが、板状部材
の上側から回転させることができるものが望ましい。ま
た、プレキャストコンクリートの板状部材に対しては、
コンクリートに固着されたナット状の金具を介して螺合
されるものがよい。
【0011】上記のような構成のコンクリート床版の形
成方法では、あらかじめ工場又は製作ヤード等において
製作されたプレキャストコンクリートの板状部材を、条
件の良好な任意の位置で支持構造体上に載置すれば、あ
とは車輪によって走行させ、所定の位置に容易に設置す
ることができる。つまり、既に構築された桁等の支持構
造体上にプレキャストコンクリートの板状部材を橋台付
近で載置する場合には大型のクレーンは不要であり、小
規模な吊り上げ装置があれば、プレキャストコンクリー
トの板状部材を橋梁の全長にわたり所定の位置に配置す
ることができる。
【0012】また、プレキャストコンクリートの板状部
材が所定位置まで移動されると、位置調整ボルトで該板
状部材を支持して車輪を取り外すことができ、さらにそ
のまま位置調整ボルトを回転させることによって該板状
部材を所定の高さに調整することができる。したがっ
て、ジャッキ等を用いることなく、簡易かつ迅速にコン
クリートの板状部材を設置することができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、 請求項1に記
載のコンクリート床版の形成方法において、 前記板状
部材を支持構造体に固定する工程は、 前記複数の板状
部材を前記支持構造体上に配列した後、隣り合う板状部
材の対向する端面の双方及び前記支持構造体の上面に密
着するようにコンクリートを打設し、双方の板状部材を
一体化するとともに該支持構造体に固定するものとす
る。
【0014】このような方法では、配列された複数の板
状部材の間に打設されたコンクリートによって、これら
の板状部材が容易に一体化されるとともに、これらの板
状部材を支持する支持構造体にも固定化される。特に、
各々の板状部材および支持構造体からコンクリートを打
設する部分に、鉄筋・スタッドジベル・アンカー等が突
出するように配置されていると、これらの部材によって
強固に一体化される。
【0015】請求項3に記載の発明は、 請求項2に記
載のコンクリート床版の形成方法において、 前記板状
部材の下面の、前記コンクリートと密着する端面付近
に、柔軟に変形する間詰部材を接着しておき、 前記板
状部材を所定位置に設定するときに、該板状部材の下面
と前記支持構造体の上面との間に前記間詰部材を挟み込
んで変形させ、 前記コンクリートの打設時に、前記間
詰部材によってコンクリートの漏出を防止するものとす
る。
【0016】このような構成とすることにより、支持構
造体とプレキャストコンクリートの板状部材下面との間
に小さな空隙がある場合にも、板状部材を連結一体化す
るためのコンクリートを打設した時に、この空隙にコン
クリート又はセメントペースト等が流出するのが防止さ
れる。したがって、充填材や型枠によってコンクリート
打設部分を限定する作業を簡略化することができ、作業
効率が向上する。
【0017】請求項4に記載の発明は、 請求項1に記
載のコンクリート床版の形成方法において、 前記支持
構造体は、既に架設された鋼桁であり、 前記車輪は、
該鋼桁の上フランジ上を走行するものであり、 該車輪
の車輪フランジ又は前記板状部材に固定された突出部材
を前記鋼桁の上フランジの側縁に係合して、該車輪の走
行を案内させるものとする。
【0018】一般に鋼桁は、高い精度で構築することが
でき、その上フランジの上を直接車輪が走行することが
できる。そして、上フランジの側縁に車輪フランジ又は
移送する板状部材に固定された突出部材を係止すること
により、この鋼桁の上フランジに沿って車輪は正確に走
行する。したがって、仮設レール等が不要となり、作業
工数が低減される。
【0019】請求項5に記載の発明は、 二つの固定構
造物間に張架された吊材と、この吊材上に立ち上げられ
た支柱と、この支柱上に架け渡されて路面を形成する上
路桁とを有する上路式吊構造橋の構築方法であって、
前記固定構造物間に、前記吊材を撓みが生じた状態で張
架し、 該吊床版上に複数の支柱を立設し、 この支柱
の頂部間に水平部材を架け渡し、 下面に車輪を取り付
けたプレキャストコンクリートの板状部材を前記水平部
材上を走行させて所定位置に移動し、 該板状部材を前
記支柱の頂部に固定する上路式吊構造橋の構築方法を提
供するものである。
【0020】上記吊材は、例えばケーブル、又は柔軟に
変形が生じる程度に薄いコンクリート部材であって埋設
された鋼材で吊支持される吊床版等とすることができ
る。また、吊床版を形成するためのプレキャストコンク
リート部材をケーブルに懸垂支持した仮設途中の部材で
あってもよい。
【0021】上記上路式吊構造橋は、固定構造物間にた
わみと生じた状態で張架された吊材と、この吊材上に支
柱を立ち上げ、この支柱上にほぼ平坦に架け渡された上
路桁を支持する構造形式であり、吊材にケーブルを用い
たいわゆる逆吊橋や、吊材に薄いコンクリートの板状部
材を用いた上路式吊床版橋等を含むものである。なお、
上記上路桁は、I型、T型の断面を含むものに限らず、
板状のものも含む。
【0022】このような上路式吊構造橋の構築方法で
は、プレキャストコンクリートの板状部材が水平部材上
を走行して所定位置まで移動するので、大型のクレーン
等を用いることなく、橋の全長にわたって板状部材を配
列することができる。したがって架設のための設備・機
器を簡略化することができ、施工費用を低減することが
できる。また、吊材上に支柱を立設したときには、吊材
の剛性が極めて小さく、支柱の転倒に対する安定性を維
持するための措置が必要となる場合もあるが、複数の支
柱の頂部間に設けられる水平部材によって上記支柱の安
定性を確保することも可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施形態を図に
基づいて説明する。図1は、本願発明に係るコンクリー
ト床版の形成方法が適用される橋梁の一例を示す概略側
面図および断面図である。この橋梁は鋼桁を有する二径
間連続の道路橋であり、二つの橋台1a、1bと橋脚2
とによって鋼桁3が支持され、その上にコンクリート床
版4が形成されている。
【0024】上記鋼桁3は、図1(b)に示すように、
I型断面の二つの主桁5によって荷重を支持するもので
あり、これらの主桁5は横桁6によって相互に連結され
ている。なお、図1(b)中に示す符号7は主桁5のウ
エブ5aに沿って鉛直に設けられたリブである。
【0025】上記コンクリート床版4は、複数のプレキ
ャストコンクリートの板状部材を鋼桁3上に配列し、こ
れらを連結して一体化するとともに主桁5に固着して形
成されたものであり、橋軸方向および橋軸と直角方向に
プレストレスが導入されている。このようなコンクリー
ト床版4は、次のような工程によって形成される。な
お、このコンクリート床版の形成方法は請求項1又は請
求項4に記載の発明の一実施形態である。
【0026】図2(a)に示すように、橋台1a、1b
及び橋脚2上に鋼桁3が架設されると、工場又は製作ヤ
ードで制作され、橋軸と直角方向にプレストレスが導入
されたプレキャストコンクリートの板状部材12をクレ
ーン11で吊り上げ、主桁5上に載置される。このと
き、上記板状部材12の下面には4つの車輪が取り付け
られており、図3及び図4に示すように、これらの車輪
9が主桁5の上フランジ5bの内側縁部上に載り、車輪
フランジが主桁の上フランジ5bの縁に係合されて、橋
軸方向に走行が可能となる。このように主桁5上に載置
されたプレキャストコンクリートの板状部材12は、図
2(b)に示すように、ウインチ13によりワイヤ14
を介して牽引され、所定の位置まで移動される。
【0027】所定位置まで移動された板状部材12は、
図5に示すように、位置調整ボルト16を回転すること
によって、この位置調整ボルト16で上フランジ5b上
に支持される。この位置調整ボルト16は、コンクリー
トの板状部材12に埋め込んで固着されたナット状の筒
状金具17と螺合されており、板状部材12の上側から
貫通して先端が下側に突出している。したがって、この
位置調整ボルト16を回転することによって、その先端
を上フランジ5bに当接し、さらに回転させることによ
って板状部材12を持ち上げて支持できるようになって
いる。このようにプレキャストコンクリートの板状部材
12の重量が位置調整ボルト16に負担され、車輪9が
無負担状態となると、車輪の取り付けボルト15を緩め
ることによって車輪9を枠体10とともに撤去すること
ができる。
【0028】その後、図5(b)に示すように、位置調
整ボルト16を逆方向に回転させてプレキャストコンク
リートの板状部材12を下降させ、所定の高さに設定す
る。このとき、上フランジ5bの上面に立設されたスタ
ッドジベル8は、あらかじめ板状部材12に設けられて
いる穴12aに収容される。
【0029】板状部材12が所定位置に設置されると、
上フランジ5bと板状部材12との間、および板状部材
12に設けられた穴12a内にモルタルを充填し、主桁
5と板状部材12とを一体化する。また、複数の板状部
材間にもコンクリート又はモルタルを打設し、硬化後に
橋軸方向のプレストレスを導入して一体化する。また、
位置調整ボルト16は板状部材12の下側に充填された
モルタルの硬化後に抜き取り、あとの貫通孔にはモルタ
ルを充填して橋面を平坦に仕上げる。
【0030】上記のような工程でコンクリート床版4を
形成することによって、プレキャストコンクリートの板
状部材12は一方の橋台1a付近で吊り上げ、鋼桁3上
の同じ位置に載置しても、容易に移動して橋梁の全域に
板状部材12を配列することができる。したがって大き
なクレーン等の設備が不要となり、作業の効率が向上す
る。また、所定位置へ移動した後も、位置調整ボルト1
6を利用して、簡単に車輪9の取り外し、所定高さへの
据え付けを行うことができる。
【0031】次に、請求項5に記載の発明の一実施形態
である上路式吊構造橋の構築方法について説明する。図
6は、請求項5に記載の方法によって構築することがで
きる上路式の吊床版橋の概略側面図及び断面図である。
この上路式吊床版橋は、アースアンカー23によって地
盤に固定された二つの橋台21、22と、これらの橋台
間に張架された吊床版24と、この吊床版24から鉛直
に立ち上げられた複数の支柱25と、この支柱上に支持
された上路桁26とで主要部が構成されている。
【0032】上記橋台21、22は鉄筋コンクリートか
らなるものであり、地盤上に構築され、上記吊床版24
から伝達される水平力に対して転倒または滑動しないよ
うにアースアンカー23で地盤に強固に固着されてい
る。なお、アースアンカー23は地盤に削孔を行い、こ
の孔内にPC鋼材を挿入した後グラウトを施したもので
あり、このPC鋼材に緊張力を導入することによって橋
台を地盤に押し付けるように固定することができるもの
である。
【0033】上記吊床版24は、二つの橋台21、22
の間に連続するように形成された薄いコンクリートの版
であり、軸線方向に複数のPC鋼材が配置されている。
このPC鋼材は、吊床版のコンクリートと一体化されて
おり、このPC鋼材によって引張力に抵抗し、橋台間に
該吊床版が張架される。
【0034】上記支柱25は、吊床版24の両側縁付近
から立ち上げられた鋼管からなるものであり、吊床版2
4上で自立するように固定されている。また、両側縁か
ら立ち上げられた鋼管は頂部で横方向部材27によって
互いに連結され、鋼管の上端にはほぼ水平にプレート2
8が接合されている。
【0035】上記上路桁26は、プレキャストコンクリ
ートの板状部材を橋軸方向に連結して形成されたもので
あり、橋軸方向にプレストレスが導入される。この上路
桁26は、二つの橋台間で連続するものであってもよい
し、適宜に分割して伸縮継手を設けた構造としてもよ
い。
【0036】次に、上記上路式吊床版橋の構築方法につ
いて説明する。まず、図7(a)に示すように、二つの
橋台21、22を架設位置で対峙するように形成し、ア
ースアンカー23によって強固に地盤に固定する。そし
て、これらの橋台間にケーブル31を張架する。吊床版
24を形成するためのプレキャストコンクリートの板状
部材32は工場又は製作ヤードで形成され、一方の橋台
21付近においてクレーン33で吊り上げられ、上記ケ
ーブル31に懸垂支持される。
【0037】この板状部材32は、上側に橋軸方向の溝
が形成されており、図10に示すように、この溝32a
内にケーブル31が納まるように吊り上げられ、ケーブ
ル31の上側から短い鋼棒34を溝の内側で係止して該
板状部材32の重量をケーブル31に負担させるように
なっている。また、上記板状部材32には、図10に示
すように、支柱25が既に取り付けられている。
【0038】ケーブル31に懸垂支持された板状部材3
2には、図7(b)に示すように、ワイヤ35の一端が
連結され、反対側の橋台22付近に設けられたウインチ
36によって牽引して所定の位置まで移動される。この
ようにして複数の板状部材32が順次ケーブル31に懸
垂支持され、図8(a)に示すように、橋台間のほぼ全
域にわたって配列される。
【0039】上記支柱25の頂部は、L型断面の型鋼か
らなる水平部材44によって橋軸方向に連結され、この
水平部材44は上路桁を形成するためのプレキャストコ
ンクリート部材41を走行移動させるための仮設桁とな
る。そして、図8(b)に示すように、クレーン33に
よってプレストレスとコンクリート部材41が吊り上げ
られ、上記水平部材44上に載置される。
【0040】上路桁を形成するためのプレキャストコン
クリート部材41は、図11及び図12に示すように、
下面に枠体42を介して車輪43が取り付けられてお
り、上記水平部材44に載置されて橋軸方向に走行す
る。また、枠体の一部42aが車輪43の走行面より下
方に突き出しており、水平部材44の側面によって該水
平部材の軸線方向に案内される。なお、プレキャストコ
ンクリート部材41の走行は、図8(b)に示すように
吊床版を形成する板状部材32の移動と同様に、ウイン
チ36によってワイヤ35を牽引することによって行わ
れる。
【0041】プレキャストコンクリート部材41が所定
の位置まで移動されると、図13に示すように、この部
材に筒状金具45を介してほぼ鉛直に螺合された位置調
整ボルト46を回転し、先端を支柱25上のプレート2
8に当接して、プレキャストコンクリート部材41の重
量をこの位置調整ボルト46によって支持させる。そし
て、車輪43を取り外すとともに、水平部材44も撤去
し、位置調整ボルト46の回転により、図14に示すよ
うにプレキャストコンクリート部材41を所定の高さに
設定する。
【0042】上記のようにして、上路桁を形成するプレ
キャストコンクリート部材41が、図9に示すように橋
台間のほぼ全域にわたって配列されると、ケーブル31
に懸垂支持されたプレキャストコンクリートの板状部材
32間、及び板状部材上側の溝内にコンクリートを打設
し、板状部材32を連結して、橋台間で連続した吊床版
24とするとともにケーブルと一体化する。コンクリー
トが硬化後、吊床版24の軸線方向に配置した二次ケー
ブルに張力を導入することによって吊床版24のコンク
リートに適切なプレストレスが導入される。
【0043】一方、上路桁を形成するプレキャストコン
クリート部材41間にも、コンクリートが打設され連続
した部材とされる。プレキャストコンクリート部材41
は、埋め込まれた鉄筋の一部47がU字状に接合する端
面から突き出しており、接合される双方のプレキャスト
コンクリート部材41から突き出した鉄筋47を埋め込
むようにコンクリートが打設され、連続したコンクリー
トの板状の桁とされる。また、プレキャストコンクリー
ト部材間を連結するコンクリート48は、支柱25の頂
部に設けられたプレート28上に直接打設され、支柱の
頂部とコンクリート床版とを同時に接合することにな
る。
【0044】このコンクリート打設を行うために、プレ
キャストコンクリート部材41の下面には柔軟に変形す
る弾性部材49があらかじめ貼着されている。この弾性
部材49は、部材間を埋めるコンクリートが打設される
端面に沿った部分に連続して貼着されており、プレキャ
ストコンクリート部材41が所定の高さに設置された時
に、図14に示すように、該プレキャストコンクリート
部材41の下面と支柱頂部のプレート28との間に挟ま
れ、変形して隙間を塞ぐようになっている。したがっ
て、プレキャストコンクリート部材間にコンクリートを
打設する際に隙間を目地材等で塞ぐ必要がなくなり、作
業効率が向上する。上記コンクリートが硬化すると、上
路桁の軸線方向に適宜プレストレスが導入され、橋梁の
主要な構造が完成する。
【0045】このような上路式吊床版橋の構築方法で
は、吊床版24と上路桁26との双方がプレキャストコ
ンクリートからなる部材を用いて形成され、これらを所
定の位置に設置するのに大型の機械や設備を用いること
なく、効率の良い施工が可能となる。なお、上記上路式
吊床版橋の構築方法において、連続したコンクリートの
床版からなる上路桁を形成する方法は、本願の請求項
1、請求項2又は請求項3に記載の発明の一実施形態で
ある。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明に係るコ
ンクリート床版の形成方法では、橋長が大きい場合であ
っても大型の機器又は設備を用いることなく、コンクリ
ート床版を効率よく形成することができる。また、本願
発明に係る上路式吊構造橋の構築方法においても、大型
の機器又は設備を用いずに、効率の良い上路式吊構造橋
を構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るコンクリート床版の形成方法が
適用される橋梁の一例を示す概略側面図及び断面図であ
る。
【図2】図1の橋梁におけるコンクリート床版の形成方
法を示す施工要領図である。
【図3】図2に示すコンクリート床版の形成方法におい
て、プレキャストコンクリートの板状部材を走行移動さ
せる状態を示す概略断面図である。
【図4】図3に示すプレキャストコンクリートの板状部
材の走行移動時の状態を示す概略側面図である。
【図5】プレキャストコンクリートの板状部材に取り付
けられた車輪及び位置調整ボルトを示す拡大断面図であ
る。
【図6】本願発明に係る上路式吊構造橋の構築方法によ
って構築することができる上路式吊床版橋の例を示す概
略側面図及び断面図である。
【図7】図6に示す上路式吊床版橋の構築方法を示す施
工要領図である。
【図8】図6に示す上路式吊床版橋の構築方法を示す施
工要領図である。
【図9】図6に示す上路式吊床版橋の構築方法を示す施
工要領図である。
【図10】図7から図9に示す施工方法において、プレ
キャストコンクリートの板状部材をケーブルに懸垂支持
させた状態を示す概略断面図である。
【図11】図7から図9に示す施工方法において、上路
桁を形成するためのプレキャストコンクリート部材を走
行移動させる状態を示す概略断面図である。
【図12】図11に示すプレキャストコンクリート部材
の走行移動時の状態を示す概略側面図である。
【図13】プレキャストコンクリート部材に取り付けら
れた車輪及び位置調整ボルトを示す拡大断面図である。
【図14】位置調整ボルトによってプレキャストコンク
リート部材を所定位置に設置した状態を示す拡大断面図
である。
【符号の説明】
1 橋台 2 橋脚 3 鋼桁 4 コンクリ
ート床版 5 主桁 6 横桁 7 リブ 8 スタッド
ジベル 9 車輪 10 枠体 11 クレーン 12 プレキャストコンクリートの板状部材 13 ウインチ 14 ワイヤ 15 車輪の取り付けボルト 16 位置調
整ボルト 21 橋台 22 橋台 23 アースアンカー 24 吊床版 25 支柱 26 上路桁 27 横方向部材 28 プレー
ト 31 ケーブル 32 プレキャストコンクリートの板状部材 33 クレーン 34 鋼棒 35 ワイヤ 36 ウイン
チ 41 プレキャストコンクリート部材 42 枠体 43 車輪 44 水平部材 45 筒状金
具 46 位置調整ボルト 47 鉄筋 48 現場で打設されるコンクリート 49 弾性部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月7日(1999.6.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】請求項5に記載の発明は、 二つの固定構
造物間に張架された吊材と、この吊材上に立ち上げられ
た支柱と、この支柱上に架け渡されて路面を形成する上
路桁とを有する上路式吊構造橋の構築方法であって、
前記固定構造物間に、前記吊材を撓みが生じた状態で張
架し、 該吊材上に複数の支柱を立設し、 この支柱の
頂部間に水平部材を架け渡し、 下面に車輪を取り付け
たプレキャストコンクリートの板状部材を前記水平部材
上を走行させて所定位置に移動し、 該板状部材を前記
支柱の頂部に固定する上路式吊構造橋の構築方法を提供
するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】上記上路式吊構造橋は、固定構造物間にた
わみ生じた状態で張架された吊材と、この吊材上に支
柱を立ち上げ、この支柱上にほぼ平坦に架け渡された上
路桁を支持する構造形式であり、吊材にケーブルを用い
たいわゆる逆吊橋や、吊材に薄いコンクリートの板状部
材を用いた上路式吊床版橋等を含むものである。なお、
上記上路桁は、I型、T型の断面を含むものに限らず、板
状のものも含む。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】上記支柱25の頂部は、L型断面の型鋼か
らなる水平部材44によって橋軸方向に連結され、この
水平部材44は上路桁を形成するためのプレキャストコ
ンクリート部材41を走行移動させるために仮設桁とな
る。そして、図8(b)に示すように、クレーン33に
よってプレストレストコンクリート部材41が吊り上げ
られ、上記水平部材44上に載置される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 益子 博志 東京都新宿区荒木町13番地の4 住友建設 株式会社内 Fターム(参考) 2D059 AA14 BB06 CC03 GG55

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプレキャストコンクリートの板
    状部材を形成し、 この板状部材の下面に車輪を取り付け、既に構築された
    支持構造体上を所定位置まで前記車輪によって走行さ
    せ、 該板状部材にほぼ垂直に螺合された位置調整ボルトを回
    転させて突出した下端を前記支持構造体に当接させ、該
    板状部材の重量を該位置調整ボルトで支持し、 前記車輪を取り外した後、前記位置調整ボルトを回転さ
    せて該板状部材の上下方向の位置を設定し、 前記板状部材に車輪を取り付ける工程から、前記支持構
    造体上で、該板状部材を所定位置に設定するまでの工程
    を、複数の板状部材に付いて行ない、 これらの板状部材を前記支持構造体に固定することを特
    徴とするコンクリート床版の形成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコンクリート床版の
    形成方法において、 前記板状部材を支持構造体に固定する工程は、 前記複数の板状部材を前記支持構造体上に配列した後、
    隣り合う板状部材の対向する端面の双方及び前記支持構
    造体の上面に密着するようにコンクリートを打設し、双
    方の板状部材を一体化するとともに該支持構造体に固定
    するものであることを特徴とするコンクリート床版の形
    成方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のコンクリート床版の
    形成方法において、 前記板状部材の下面の、前記コンクリートと密着する端
    面付近に、柔軟に変形する間詰部材を接着しておき、 前記板状部材を所定位置に設定するときに、該板状部材
    の下面と前記支持構造体の上面との間に前記間詰部材を
    挟み込んで変形させ、 前記コンクリートの打設時に、前記間詰部材によってコ
    ンクリートの漏出を防止することを特徴とするコンクリ
    ート床版の形成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のコンクリート床版の
    形成方法において、 前記支持構造体は、既に架設された鋼桁であり、 前記車輪は、該鋼桁の上フランジ上を走行するものであ
    り、 該車輪の車輪フランジ又は前記板状部材に固定された突
    出部材を前記鋼桁の上フランジの側縁に係合して、該車
    輪の走行を案内させることを特徴とするコンクリート床
    版の形成方法。
  5. 【請求項5】 二つの固定構造物間に張架された吊材
    と、この吊材上に立ち上げられた支柱と、この支柱上に
    架け渡されて路面を形成する上路桁とを有する上路式吊
    構造橋の構築方法であって、 前記固定構造物間に、前記吊材を撓みが生じた状態で張
    架し、 該吊床版上に複数の支柱を立設し、 この支柱の頂部間に水平部材を架け渡し、 下面に車輪を取り付けたプレキャストコンクリートの板
    状部材を前記水平部材上を走行させて所定位置に移動
    し、 該板状部材を前記支柱の頂部に固定することを特徴とす
    る上路式吊構造橋の構築方法。
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