JP2021037964A - トレー - Google Patents

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Abstract

【課題】桟部にかかる荷重を支持しつつ、側面に対して、横方向からの力にも十分な耐久性を有し、トレー全体としての耐荷重を向上させたトレーを提供する。【解決手段】底板の対向する一組の端縁に連設された第1の側面と、前記底板の対向する他の一組の端縁に連設された第2の側面とを備えたトレーであって、前記第1の側面の上端部に連設された桟部と、前記桟部に連設された第1の支持片と、前記第1の支持片に連設された第2の支持片とを有し、前記第1の支持片と前記第2の支持片とが前記第2の側面を挟持することを特徴とするトレーの提供。【選択図】図1

Description

本発明は、積み重ね強度を向上させたトレーに関する。
従来、トレーは野菜や果物などの青果物の出荷等に用いられている。その際に一度に多くの出荷を行えるよう、トレーは積み重ねて利用される。
トレーの天面は開放されているため、いくつかのトレーでは、積み重ねて利用する際に内容物が潰れたり傷ついたりすることのないよう、端部または四隅に桟を設け、安定に積み重ねられるように設計されている(特許文献1および特許文献2)。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載のトレーについて、桟部及び桟部を支えるトレー角部の強度をさらに向上させることによって、積み重ね強度及び輸送の際などにかかる側面に垂直な横方向の力に対する耐久力を向上させることが求められていた。
特開2015−16875号公報 特開2018−525825号公報
そこで、本発明の目的は、積層した際に桟部にかかる荷重を支持する側面の強度を向上させ、また、側面に対して横方向からの力に対しても十分な耐久性を有し、全体としての強度を向上させたトレーを提供することである。
本発明の一実施態様は、底板と、前記底板の対向する一組の端縁に連設された第1の側面と、前記底板の対向する他の一組の端縁に連設された第2の側面とを備え、前記第1の側面の上端部に連設された桟部と、前記桟部に連設された第1の支持片と、前記第1の支持片に連設された第2の支持片とを有し、前記第1の支持片と前記第2の支持片とが前記第2の側面を挟持するトレーである。
また、本発明の一実施態様のトレーにおいて、前記第2の側面の上端部に支持部を有していてもよい。
また、本発明の一実施態様のトレーは、一枚のシートから形成することができる。また前記シートは段ボールであることが好ましい。
本発明の一実施例を示すトレーの全体斜視図である。 (a)図1のトレーの一部を拡大した上面図である。(b)本発明の他の実施例の一部を拡大した上面図である。(c)本発明の他の実施例の一部を拡大した上面図である。 図1のトレーのブランクの平面図である。 図2(b)のトレーのブランクの平面図である。 図2(c)のトレーのブランクの平面図である。
本発明によるトレー100の一実施態様について、図1および図2を参照にしながら詳細に説明する。本発明の一実施態様において、トレー100は、矩形状の底板40と、一組の第1の側面10と、一組の第2の側面20とを有し、桟部30と、桟部30に連設する第1の支持片31と、第1の支持片31に連設する第2の支持片32とを備える(図1参照)。
本発明の一実施態様において、第1の側面10は、底板40の一対の短辺から立ち上がって、トレー100の短側面を形成する。第1の側面10は中央部に開口部11を設けてもよい。開口部11は指かけ部となり、トレー100を持ち運びしやすいものとする。
本発明の一実施態様において、第2の側面20は、底板40の一対の長辺から立ち上がり、トレー100の長側面を形成する。また、本発明の一実施態様において、第2の側面20は、上端部中央から突出した支持部22を設けてもよい。このような構成により、トレー100を積み重ねて利用する際に、支持部22は上段のトレー100の第2の側面20を外側から挟むように嵌合することができ、積み重ねた際の積みずれを防止することができる。なお、支持部22の幅は、後述の第1の支持片31と第2の支持片32で挟まれてない部分全体にわたって設けられることが好ましい。このような構成にした場合、積み重ねた際に、上段のトレーの第2の側面20の外側に重なった第1の支持片31のシートの厚みにより生じた段差部分のシート断面と、下段のトレーの支持部22のシート断面が接するように嵌合し、それによって積み重ねた際の積みずれがより強力に防止できる。
第2の側面20には、第1の側面10に隣接する端部に折曲片21が連設されている。折曲片21は、第1の側面10の内側面に接するように折り曲げられ、その上端は後述する桟部30を下側から支持する。
本発明の一実施態様において、桟部30は第1の側面10の上端部に連設し、トレー100の内側に向かって突出する部分である。桟部30は第1の側面10と第2の側面20とが接する角を覆う形状であればよく、第1の側面10の上端部の一部に連設されて形成されてもよい(図2(a)および(b)参照)。また、他の実施態様において、桟部30は第1の側面10の上端部すべてと連設するように形成されてもよい(図2(c)参照)。桟部30の面積が大きいほど、より上段からの荷重を支えることができ、トレー100全体の耐荷重を向上させることができる。
本発明の一実施態様において、桟部30は第1の支持片31と連設されている。第1の支持片31は、さらに第2の支持片32と連設しており、第1の支持片31と第2の支持片32は、ともに第2の側面20をそれぞれ外側と内側から挟持する。第1の支持片31および第2の支持片32は、それぞれ当分野で一般的な任意の方法により固定することができる。例えば、本発明の一実施態様において、第1の支持片31および第2の支持片32は、接着剤による貼合等の手段を用いて第2の側面20に固定されてもよい。
また、より一般的な他の実施態様においては、第1の支持片31および第2の支持片32は、予め設けられた差込片や差込孔などの構造を利用した組み立てにより固定することができる。例えば、本発明の一実施態様において、第1の支持片31は、図2(a)に示すように、第2の側面20に設けられた第1の差込孔23に、第1の支持片31に設けられた第1の差込片33を外側方向から差し込むことにより固定されている。また、第2の支持片32は、図2(a)に示すように、第3の支持片34により固定されてもよく、また、図2(b)に示すように、底板40の第2の側面20との境界付近に第2の差込孔25(図示せず、後述する図4の第2の差込孔225に対応する部分)を設け、第2の差込片35を上側から差し込むことにより固定されてもよい。さらに、図2(c)に示すように、第1の支持片31に設けられた第1の差込片33にさらに貫通孔を設け、当該貫通孔を通して、第2の支持片32にさらに設けられた第3の差込片37を差込み、固定されてもよい。
このように、桟部30から延長して形成された第1の支持片31および第2の支持片32で第2の側面20を挟持し、固定することにより、桟部30がより強固に固定されると同時に、桟部30にかかる荷重を支える第2の側面20が第1の支持片と第2の支持片とで補強される。その結果、本発明のトレー100は、積み重ねたときの耐荷重、及び側面に対して垂直な横方向からの力に対する耐久力等、全体としての強度が向上する。
さらに、本発明のトレー100は1枚のシートから形成することができる。前記シートの材質は、切断や折り曲げ等の加工が可能であってトレー100を形成することができればよく、好ましくは板紙であり、段ボール、クラフト紙などを用いることができる。さらに好ましくは段ボールが用いられる。本願発明の一実施態様において、板紙は収容される物品により強度や性質を適宜選択してもよい。例えば、表面に撥水コーティングした段ボールをシートに用いてもよい。また、強化材や厚みを増加させた強化段ボールを用いてもよい。シートが段ボールの場合、長側面での耐荷重を向上させるため、第1の側面10が紙幅方向となることが好ましい。
また本発明のトレー100を形成するブランク200について、図3を参照しながら、以下詳細に説明する。
本発明の一実施態様において、ブランク200は、矩形状の底板となる部分240と、底板となる部分240を挟んで対向し、底板となる部分240に第1の折り曲げ線を介してそれぞれ隣接する一組の第1の側面となる部分210と、底板となる部分240を挟んで対向し、底板となる部分240に第2の折り曲げ線を介してそれぞれ隣接する一組の第2の側面となる部分220と、を有する。本発明の一実施態様において、ブランクは、第1の折り曲げ線に平行な第3の折り曲げ線を介して第1の側面となる部分210に連設する桟部となる部分230と、桟部となる部分230と第2の折り曲げ線と平行な第4の折り曲げ線を介して連設する第1の支持片となる部分231と、前記第4の折り曲げ線を介して前記第1の支持片となる部分の逆側に連設する第2の支持片となる部分232とを備える。
第1の側面となる部分210は、トレー100の内側に向けて折り曲げられ、第1の側面10を形成する面である。一組の第1の側面となる部分210は、底板となる部分240を挟んで対向し、第1の折り曲げ線を介して底板となる部分240にそれぞれ隣接する。第1の側面となる部分210には、開口部となる部分211をそれぞれ設けてもよい。
第2の側面となる部分220は、トレー100の内側に向けて折り曲げられ、第2の側面20を形成する面である。一組の第2の側面となる部分220は、底板となる部分240を挟んで対向し、第2の折り曲げ線を介して底板となる部分240にそれぞれ隣接する。第2の側面となる部分220は、第1の折り曲げ線と平行な第5の折れ曲げ線を介して第2の側面となる部分220と連設する折曲片となる部分221を備える。また本発明の実施態様において、第2の側面となる部分220は第1の差込孔223を設けていてもよい。
折曲片となる部分221は、第1の側面10の内側面に接するように折り曲げられ、後述する桟部30を下側から支持する折曲片21となる。
桟部となる部分230は、第1の折り曲げ線に平行な第3の折り曲げ線を介して第1の側面となる部分210に連設される。本発明の一実施態様において、桟部となる部分230は第1の側面となる部分210の第1の折り曲げ線と平行な辺の一部と連設してもよく(図3および図4参照)、第1の側面となる部分210の第1の折り曲げ線と平行な辺の全部と連設してもよい(図5参照)。
さらに、本発明の一実施態様において、ブランクは、固定方法に対応した支持片および/または差込片を備えることができる(図3〜図5参照)。図3では、第1の差込片となる部分233が第1の支持片となる部分231に連設し、第3の支持片となる部分234が第2の支持片となる部分232に連設されている。図4では、第3の支持片となる部分234の替わりに、第2の差込片となる部分235が第2の支持片となる部分232に連設し、さらに、底板240の第2の側面となる部分220との境界付近に第2の差込孔225が設けられている。また、図5では貫通孔あり第1の差込片となる部分236が第1の支持片となる部分231に連設し、第3の差込片となる部分237が第2の支持片となる部分232に設けられている。
本発明のブランク200に対し、折り曲げ加工、および任意選択的に接着剤による貼合加工等を行うことにより、トレー100を提供することができる。折り曲げ加工および接着加工は機械的に行ってもよく、また手作業で行ってもよい。
このように形成されたトレー100は、野菜や果物などの青果物の輸送および/または保管に好ましく、特に、内容物が軟性であるなどの破損しやすい物品の輸送および/または保管に好ましい。
このように、本発明はその特許請求の範囲に記載された事項のみから解釈されるべきものであり、上述した実施態様においても本発明の概念に包含されるあらゆる変更や修正が記載した事項以外に可能である。つまり、上述した実施態様におけるすべての事項は、本発明を限定するためのものではなく、本発明とは直接的に関係のないあらゆる構成を含め、その用途や目的に応じて任意に変更し得るものである。
10 第1の側面
11 開口部
20 第2の側面
21 折曲片
22 支持部
23 第1の差込孔
25 第2の差込孔
30 桟部
31 第1の支持片
32 第2の支持片
33 第1の差込片
34 第3の支持片
35 第2の差込片
36 貫通孔あり第1の差込片
37 第3の差込片
40 底板
100 トレー
200 ブランク
210 第1の側面となる部分
211 開口部となる部分
220 第2の側面となる部分
221 折曲片となる部分
222 支持部となる部分
223 第1の差込孔
225 第2の差込孔
230 桟部となる部分
231 第1の支持片となる部分
232 第2の支持片となる部分
233 第1の差込片となる部分
234 第3の支持片となる部分
235 第2の差込片となる部分
236 貫通孔あり第1の差込片となる部分
237 第3の差込片となる部分
240 底板となる部分

Claims (2)

  1. 底板と、
    前記底板の対向する一組の端縁に連設された第1の側面と、
    前記底板の対向する他の一組の端縁に連設された第2の側面とを備えたトレーであって、
    前記第1の側面の上端部に連設された桟部と、
    前記桟部に連設された第1の支持片と、
    前記第1の支持片に連設された第2の支持片とを有し、
    前記第1の支持片と前記第2の支持片とが前記第2の側面を挟持することを特徴とするトレー。
  2. 前記第2の側面の上端部に支持部を有することを特徴とする請求項1に記載のトレー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015016875A (ja) * 2013-07-09 2015-01-29 王子ホールディングス株式会社 トレイ
JP2015196540A (ja) * 2014-04-03 2015-11-09 レンゴー株式会社 収容箱
JP2018052528A (ja) * 2016-09-27 2018-04-05 王子ホールディングス株式会社 トレイ

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