JP2021033219A - レンズユニットおよびカメラモジュール - Google Patents
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Abstract
Description
このような構成によれば、第1レンズの外周面と保持部とが、所定の箇所のみで当接するようになっているため、両者が全周にわたって当接する場合に比べて、接触面積が小さく、寸法のばらつきをより吸収しやすい。
このような構成によれば、第1レンズを鏡筒に圧入する際に、最初は圧入とならず、第1レンズをある程度鏡筒の内部に入れた後に、圧入が開始されることとなる。これにより、第1レンズをよりスムーズに鏡筒の内部に圧入することができ、作業性が向上する。
このような構成によれば、Oリングと鏡筒の内周面とが全周にわたって密着し、隙間が形成されることがなく、鏡筒の内部に水や埃等が侵入するのを確実に防止できる。
以下、図面を参照しながら本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1に示すように、第1の実施の形態に係るレンズユニット100は、鏡筒10、第1レンズ1、第2レンズ2、第3レンズ3、第4レンズ4、Oリング5、中間環7,8および光学フィルタ9等を備えている。なお、図1では、断面であることを示すハッチングを省略している。
第1レンズ1、第2レンズ2、中間環7、第3レンズ3、中間環8、および第4レンズ4は、軸方向において、カシメ部16と支持部15との間に挟持された状態で保持されている。これにより、各部品の間に隙間が形成されないようになっている。
第2レンズ2、第3レンズ3、および第4レンズ4は、樹脂製レンズ(プラスチックレンズ)である。第2レンズ2〜第4レンズ4の外径は、各レンズが支持される部分の鏡筒10の内径と、略同一となっている。第4レンズ4の径方向に対する位置は、第4内周面14によって規制されている。また、第3レンズ3の径方向に対する位置は、第3内周面13によって規制されている。また、第2レンズ2の径方向に対する位置は、第2内周面12によって規制されている。換言すると、第2レンズ2〜第4レンズ4は、その外周面が鏡筒10の内周面と当接することにより、光軸方向と直交する方向に対して位置決めされている。
第1レンズ1は、ガラス製レンズ(ガラスレンズ)である。第1レンズ1は、まず縮径部1aにOリング5が装着され、その状態で鏡筒10の内部に圧入される。
図2は、レンズユニット100の軸方向断面の一部を示す図であり、図3は、図2で示したA−A線の断面図であり、図4は、図3における枠部の部分拡大図である。なお、図2では、断面であることを示すハッチングを省略している。
第1内周面11における、第1レンズ1の外周面1bに対応(対向)する位置に、鏡筒10の径方向内側に向かって突き出るように形成された保持部20(図3参照)が、周方向に沿って所定の間隔毎に複数設けられている。図4に示すように、本実施の形態では、保持部20の径方向内側の面(内周面)が、鏡筒10の径方向と直交する平面21となっている。この平面21は、第1レンズ1の外周面1bと当接するようになっている。なお、保持部20は、軸方向から見た場合に、Dカット形状になっている(D字状を有している)ということもできる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。以下、第1の実施の形態で説明した構成と同一または相当する機能を有する構成については、同一の符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
図6は、本実施の形態に係るレンズユニット100の軸方向断面の一部を示す図であり、図7は、図6で示したB−B線の断面図であり、図8は、図7における枠部の部分拡大図である。なお、図6では、断面であることを示すハッチングを省略している。
本実施の形態では、第1内周面11における、第1レンズ1の外周面1bに対応(対向)する位置に、鏡筒10の径方向内側に向かって突き出るように形成された保持部30(図7参照)が、周方向に沿って所定の間隔毎に複数設けられている。また、図8に示すように、保持部30の径方向内側の面(内周面)は、径方向内側に向かって突出する(凸となる)ように湾曲した湾曲面(R面)31となっている。この湾曲面31は、第1レンズ1の外周面1bと当接するようになっている。本実施の形態では、保持部30が8箇所に設けられており、軸方向と直交する方向の断面において、第1レンズ1と湾曲面31の先端とが、8箇所で点接触している。本実施例においても、保持部30によるレンズへの応力が均等配分されるように、保持部30の位置あるいは保持部30によるレンズ当接部分は周方向に均等に配置されるのが好ましい。
図9(a)に示すように、第1レンズ1の外周面1bは、微細な凹凸が形成された凹凸面となっている。ガラス製である第1レンズ1は芯取りを行うため、外周面が研磨面となり、外周面に微細な凹凸が形成される。このため、第1レンズ1を樹脂製の鏡筒10の内部に圧入した場合、当該凹凸面が鏡筒10の内周面を傷付け、内周面の樹脂が削られて粉が発生することがある。そして、この粉によって異物混入が生じた場合、レンズユニット100の光学特性が劣化してしまうおそれがある。また、第1レンズ1と鏡筒10との摩擦が大きいことに起因し、第1レンズ1の圧入不足や第1レンズ1の傾きが生じると、レンズユニット100の光学特性が劣化してしまうおそれがある。
以下、墨塗りによりコーティングFを施す場合について説明する。墨塗りには、黒色塗料が用いられる。黒色塗料としては、例えば、GT−7II、GT−2000(ともにキヤノン化成株式会社製)を用いる。
墨塗りが施された場合、微細な凹凸を埋めるようにして墨が塗布され、第1レンズ1の外周面1bが平面(フラット面)となる。このため、第1レンズ1を鏡筒10に圧入しても、鏡筒10の内周面の樹脂が削られて粉が発生することがなくなる。また、第1レンズ1の外周面1bが滑らかな面となり、圧入する際の摩擦が低減され、圧入作業が容易になるとともに、第1レンズ1の圧入不足や第1レンズ1の傾きが発生することがない。これにより、レンズユニット100の光学特性の劣化を防ぐことができる。
5 Oリング
10 鏡筒
11 内周面
20,30 保持部
21 平面
31 湾曲面
100 レンズユニット
F コーティング
Claims (7)
- 円筒状に形成された樹脂製の鏡筒と、前記鏡筒の内側に、前記鏡筒の軸方向に沿って並べて配置された複数のレンズとを備え、前記複数のレンズのうちの最も物体側に位置する第1レンズがガラス製であるレンズユニットであって、
前記第1レンズの外周面と対向する前記鏡筒の内周面には、前記鏡筒の径方向内側に突き出るように形成された複数の保持部が、周方向に沿って所定の間隔毎に形成され、
前記第1レンズは、前記複数の保持部が形成されている前記鏡筒の内周面に圧入されていることを特徴とするレンズユニット。 - 前記複数の保持部の径方向内側の面は、前記鏡筒の径方向と直交する平面となっており、前記平面が前記第1レンズの外周面と当接していることを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
- 前記複数の保持部の径方向内側の面は、径方向内側に向かって凸となる湾曲面となっており、前記湾曲面が前記第1レンズの外周面と当接していることを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
- 前記第1レンズの外周面の像側の略半分に対向する前記鏡筒の内周面に、前記複数の保持部が設けられ、
前記第1レンズの外周面の物体側の略半分に対向する前記鏡筒の内周面は、前記複数の保持部が形成されていない円形状の内周面となっていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のレンズユニット。 - 前記第1レンズの外周面の像側の端部にOリングが装着され、前記Oリングに対向する前記鏡筒の内周面は、前記複数の保持部が形成されていない円形状の内周面となっていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のレンズユニット。
- 前記第1レンズの外周面にコーティングが施されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のレンズユニット。
- 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のレンズユニットと、前記レンズユニットで結像された画像を撮像する撮像素子とを備えることを特徴とするカメラモジュール。
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