JP2019203951A - レンズユニットおよびカメラモジュール - Google Patents
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Abstract
Description
レンズユニット600は、円筒状の鏡筒300を備えている。鏡筒300は、樹脂で形成されている。鏡筒300の内部には、レンズ401〜404、中間環501,502等が配置されている。レンズ401〜404は、円形状のガラス製レンズであり、鏡筒300の内周側に圧入されている。レンズ401〜404は、それぞれの光軸が一致するように、光軸に沿って並べられた状態で配置されている。中間環501,502は、レンズ間に配置される環状の部品であり、樹脂で形成されている。中間環501,502は、径方向において、外周面と鏡筒300の内周面との間に微小な隙間が形成されるようにして、鏡筒300の内周側に配置されている。以下、鏡筒300におけるレンズ401側を像側といい、レンズ404側を物体側という。
樹脂製の鏡筒と、
前記鏡筒の内周側に圧入され、前記鏡筒の軸方向に沿って並べて配置される少なくとも2枚のガラス製のレンズと、
前記鏡筒の内周側に挿入され、前記鏡筒の軸方向に隣り合う前記レンズの間に配置される樹脂製の中間環とを備え、
前記中間環の一方に隣接する第1のレンズの外周面が、前記鏡筒の内周面に接触する箇所の軸方向に対する長さの中間位置を第1基準とし、
前記中間環の他方に隣接する第2のレンズの外周面が、前記鏡筒の内周面に接触する箇所の軸方向に対する長さの中間位置を第2基準とし、
前記第1基準と前記第2基準との間の距離に相当する前記鏡筒の軸方向寸法をL1とし、
前記第1のレンズが前記中間環に接触する接触面と前記第1基準との間の前記第1のレンズの軸方向寸法をL3とし、
前記第2のレンズが前記中間環に接触する接触面と前記第2基準との間の前記第2のレンズの軸方向寸法をL4とし、
前記中間環の軸方向寸法をL2とし、
前記鏡筒、前記中間環、前記第1のレンズ、前記第2のレンズの線膨張係数をそれぞれ、α1、α2、α3、α4とした場合に、
|{L1×α1−(L3×α3+L4×α4)}−L2×α2|≦L1×0.05%
という関係を満たすα2に基づいて、前記中間環に用いる材料が選定されていることを特徴とする。
図1は、本実施の形態に係るレンズユニット100の軸方向断面図である。なお、図1では、断面であることを示すハッチングを省略している。レンズユニット100は、例えば、車載カメラに用いられる。
レンズユニット100が設置されている環境において、温度変化が生じる前の環境温度をT1(℃)とする。また、温度変化が生じた後の環境温度をT2(℃)とする。温度変化量をΔTとすると、ΔT=|T1−T2|となる。
中間環31の一方に隣接するレンズ22(第1のレンズ)の外周面が鏡筒10の内周面に接触する箇所の軸方向に対する長さの中間位置を第1基準とする。換言すると、第1基準は、レンズ22の外周面が鏡筒10の内周面に接触する箇所における、接触上端部と接触下端部との間の区間の中間位置である。
また、中間環31の他方に隣接するレンズ21(第2のレンズ)の外周面が鏡筒10の内周面に接触する箇所の軸方向に対する長さの中間位置を第2基準とする。換言すると、第2基準は、レンズ21の外周面が鏡筒10の内周面に接触する箇所における、接触上端部と接触下端部との間の区間の中間位置である。
ここで、図2に示す寸法L1、L2、L3、L4について説明する。
L1(mm)は、第1基準と第2基準との間の距離に相当する鏡筒10の軸方向寸法である。
L3(mm)は、レンズ22(第1のレンズ)が中間環31に接触する接触面と、第1基準との間のレンズ22の軸方向寸法である。
L4(mm)は、レンズ21(第2のレンズ)が中間環31に接触する接触面と、第2基準との間のレンズ21の軸方向寸法である。
L2(mm)は、中間環31の軸方向寸法である。
また、鏡筒10、中間環31、レンズ22、レンズ21の線膨張係数(1/℃)をそれぞれ、α1、α2、α3、α4とする。
ΔL1=L1×α1×ΔT (1)
また、環境温度の変化に伴うレンズ22の軸方向寸法変化量をΔL3とすると、ΔL3は次の式(2)で表される。
ΔL3=L3×α3×ΔT (2)
また、環境温度の変化に伴うレンズ21の軸方向寸法変化量をΔL4とすると、ΔL4は次の式(3)で表される。
ΔL4=L4×α4×ΔT (3)
ΔL1−(ΔL3+ΔL4) (4)
ΔL2=L2×α2×ΔT (5)
ΔL1−(ΔL3+ΔL4)≒ΔL2 (6)
|{ΔL1−(ΔL3+ΔL4)}−ΔL2|≦L1×0.05% (7)
|{L1×α1−(L3×α3+L4×α4)}−L2×α2|≦L1×0.05%
(7´)
ガラス製のレンズ22は芯取りを行うため、外周面が研磨面となり、図4に示すように外周面は微細な凹凸が形成された凹凸面となっている。このため、レンズ22を樹脂製の鏡筒2の内部に圧入した場合、当該凹凸面が鏡筒2の内周面を傷付け、内周面の樹脂が削られて切粉が発生することがある。この切粉によって異物混入が発生した場合、レンズユニット100の光学特性が劣化してしまう。また、ガラス製レンズと樹脂製鏡筒との間の摩擦が、樹脂製レンズと樹脂製鏡筒との間の摩擦より大きいことに起因して、レンズ22の圧入不足や傾きが発生すると、レンズユニット100の光学特性が劣化してしまう。
以下、墨塗りを施す場合について説明する。墨塗りには、黒色塗料を用いる。黒色塗料は、例えば、GT−7II、GT−2000(ともにキヤノン化成株式会社製)を用いる。図4に示すように、レンズ22に形成された微細な凹凸を埋めるようにして墨(レンズ内面反射防止塗料)が塗布される。このとき、レンズ22の外周面は滑らかな面となっているため、レンズ22を鏡筒2の内部に圧入した際に、鏡筒10の内周面の樹脂が削られて切粉が発生することがなくなる。また、レンズ22を圧入する際の摩擦が低減されるため、圧入作業がし易くなるとともに、レンズ22の圧入不足や傾きの発生が抑制される。これにより、レンズユニット100の光学特性の劣化が抑制される。
21,22,23 レンズ
31 中間環
Claims (2)
- 樹脂製の鏡筒と、
前記鏡筒の内周側に圧入され、前記鏡筒の軸方向に沿って並べて配置される少なくとも2枚のガラス製のレンズと、
前記鏡筒の内周側に挿入され、前記鏡筒の軸方向に隣り合う前記レンズの間に配置される樹脂製の中間環とを備え、
前記中間環の一方に隣接する第1のレンズの外周面が、前記鏡筒の内周面に接触する箇所の軸方向に対する長さの中間位置を第1基準とし、
前記中間環の他方に隣接する第2のレンズの外周面が、前記鏡筒の内周面に接触する箇所の軸方向に対する長さの中間位置を第2基準とし、
前記第1基準と前記第2基準との間の距離に相当する前記鏡筒の軸方向寸法をL1とし、
前記第1のレンズが前記中間環に接触する接触面と前記第1基準との間の前記第1のレンズの軸方向寸法をL3とし、
前記第2のレンズが前記中間環に接触する接触面と前記第2基準との間の前記第2のレンズの軸方向寸法をL4とし、
前記中間環の軸方向寸法をL2とし、
前記鏡筒、前記中間環、前記第1のレンズ、前記第2のレンズの線膨張係数をそれぞれ、α1、α2、α3、α4とした場合に、
|{L1×α1−(L3×α3+L4×α4)}−L2×α2|≦L1×0.05%
という関係を満たすα2に基づいて、前記中間環に用いる材料が選定されていることを特徴とするレンズユニット。 - 請求項1に記載のレンズユニットと、前記レンズユニットで結像された画像を撮像する撮像素子とを備えることを特徴とするカメラモジュール。
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JPH11271586A (ja) * | 1998-03-25 | 1999-10-08 | Fuji Photo Optical Co Ltd | レンズの支持構造 |
JP2007188034A (ja) * | 2005-12-12 | 2007-07-26 | Sharp Corp | レンズ保持装置 |
JP2009040642A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Canon Inc | 光学素子及びその製造方法 |
JP2014228844A (ja) * | 2013-05-27 | 2014-12-08 | 株式会社オプトアート | レンズ鏡筒及びレンズ鏡筒の製造方法 |
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2018
- 2018-05-22 JP JP2018097895A patent/JP2019203951A/ja active Pending
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