JP5031510B2 - レンズユニット、レンズユニットの組立方法、撮像モジュールおよび撮像機器 - Google Patents
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Description
外側面の一部の領域にねじ山の形成されている筒状のレンズホルダと、上記レンズホルダの筒孔内に保持された複数のレンズと、を備えたレンズユニットであって、
上記ねじ山は、上記レンズホルダの一部分であり、当該部分の内側面が上記複数のレンズの何れとも当接しない非当接部分の外側面に形成されていることを特徴としている。
上記小径レンズは、上記複数のレンズのうち、上記レンズホルダに固定された他のレンズを介して保持されていることが好ましい。
上記小径レンズおよび当該小径レンズに隣接するレンズにおける上記外縁部は、上記小径レンズの上記外縁部と嵌合する形状を有していることが好ましい。
外側面の一部の領域にねじ山の形成されている筒状のレンズホルダと、上記レンズホルダの筒孔内に保持された複数のレンズとを備えたレンズユニットの組立方法であって、
上記複数のレンズのいずれも、上記レンズホルダの内側面のうち、上記ねじ山の形成された領域の内側に位置する領域に当接することなく上記レンズホルダの筒孔内に取り付けるレンズ取付工程を含むことを特徴といる。
本発明に係るレンズユニットについて、図面を参照しつつ以下に説明する。図1(a)〜(c)は、本実施形態に係るレンズユニットを示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は平面図であり、(c)はA−A断面図である。
レンズホルダ4は、レンズホルダ4には、その内部が中空となるように孔が形成されており、その筒孔内に第1レンズ1、第2レンズ2および第3レンズ3からなるレンズ群を保持することができる。なお、レンズホルダ4は、上記のレンズ群を保持するのみでなく、例えば、以下に説明する遮光板、および特定の波長の光を除去するフィルタなどを保持することができることが好ましい。
第1レンズ1、第2レンズ2および第3レンズ3は、それぞれを組み合わせることによって特定の作用を有する光学素子となるレンズ群である。なお、本実施形態では、光線が、第1レンズ1から入射し、第2レンズ2を経て第3レンズ3から出射されるレンズユニットである場合を例に挙げて説明する。すなわち、レンズユニット10を撮像機器に取り付けた場合には、被写体側に配置される順に第1レンズ1、第2レンズ2そして第3レンズ3となる。
遮光板5および6は、第1レンズ1、第2レンズ2および第3レンズ3の有効径外の光を遮光するためのものである。遮光板5およびは、従来公知の遮光板を用いることができる。
次に、レンズホルダ4の詳細について、図2を参照しつつ以下に説明する。図2は、レンズユニット10のA−A断面図の部分拡大図である。
ねじ山9におけるネジピッチは、0.2〜0,4mmピッチの範囲内であることが好ましい。例えば、レンズユニット10の外周に係合される筐体が鏡筒であるとき、バックフォーカス調整、すなわちレンズユニット10の光軸方向の位置は、レンズユニット10を回転させることにより調整される。
本実施形態におけるレンズユニット10の変形例について、図4(a)および(b)を参照しつつ以下に説明する。図4(a)および(b)は、実施形態1に係るレンズユニット10の変形例を示した図であり、(a)は斜視図であり、(b)は断面図である。
なお、本実施形態では、第1レンズ1をレンズホルダ4の内側面に押圧固定し、第3レンズ3をレンズホルダー4に接着固定しているが、これに限定されるものではなく、例えば、第1レンズ1を接着固定によりレンズホルダ4に固定するようにしてもよい。また、レンズの数も3枚に限定されるものではない。すなわち、レンズホルダ4に保持されるレンズの数は、4枚もしくはそれ以上であってもよく、また2枚であってもよい。
本発明に係るレンズユニットの組立方法の一例について、実施形態2として以下に説明する。なお、実施形態1と同様の部材については、同じ参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
本実施形態におけるレンズユニットの組立方法におけるレンズ取付工程の変形例について図6(a)〜(h)を参照しつつ、以下に説明する。
本実施形態におけるレンズユニットの組立方法におけるレンズ取付工程のさらなる変形例について図7(a)〜(h)を参照しつつ、以下に説明する。
本発明に係る撮像モジュールについて、実施形態3として図8を参照しつつ以下に説明する。なお、実施形態1および2と同一の部材については、同一の参照符号を付し、その説明については省略する。図8は、本実施形態に係る撮像モジュール40の構成を示す断面図である。
本実施形態に係る撮像モジュール40は、図9に示すように、IRカットフィルタ31上に光学素子34を備えていてもよい。なお、図9は、撮像モジュール40の他の構成を示す断面図である。
1a 光学面部
1b コバ部(外縁部)
2 第2レンズ(小径レンズ)
2a 光学面部
2b コバ部(外縁部)
3 第3レンズ
3a 光学面部
3b コバ部(外縁部)
4、4b、4c レンズホルダ
5、6 遮光板
7 接着剤
8 空隙部
9 ねじ山
10、10b、10c レンズユニット
11 天面部
12 厚肉部
13 側壁部
15 位置決定領域
17 切欠部
20 鏡筒(筐体)
21 ねじ山
30 センサー部
31 IRフィルタ
32 撮像素子
33 ベース部
34 光学素子
40 撮像モジュール
Claims (12)
- 外側面の一部の領域にねじ山の形成されている筒状のレンズホルダと、上記レンズホルダの筒孔内に保持された複数のレンズと、を備えたレンズユニットであって、
上記ねじ山は、上記レンズホルダの一部分であり、当該部分の内側面が上記複数のレンズのいずれとも当接しない非当接部分の外側面のみに形成されており、
上記複数のレンズのうち、上記ねじ山の形成された領域の位置に配置されるレンズは、上記ねじ山の形成された領域の内側に位置する領域の径よりも小さい直径を有する小径レンズであり、
上記小径レンズは、上記複数のレンズのうち、上記レンズホルダに固定された他のレンズを介して保持されており、
上記レンズホルダに固定された他のレンズの少なくとも1つは、上記レンズホルダの内側面に押圧固定されており、
上記レンズホルダに固定された他のレンズの少なくとも1つには、上記レンズホルダに設けられた、上記筒孔を覆い且つ当該筒孔よりも小径である開口部を有する天面部に最も近いレンズが含まれ、当該レンズが、上記レンズホルダの内側面に押圧固定されており、
上記レンズホルダは、上記天面部に最も近いレンズを上記筒孔の上記天面部とは反対側から筒孔内に挿入させる構成となっており、
上記複数のレンズは、光学特性を有している光学面部と、当該光学面部を取り囲む外縁部とからなり、隣接するレンズは当該外縁部同士を嵌合させている、ことを特徴とするレンズユニット。 - 上記レンズホルダに固定された他のレンズの少なくとも1つは、上記レンズホルダに接着固定されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
- 上記小径レンズと上記レンズホルダの内側面との間には、空隙が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズユニット。
- 上記レンズホルダの内側面に押圧固定されるレンズの配置される位置における上記レンズホルダの外周径と内周径との差は、上記レンズホルダの内側面に押圧固定されたレンズの配置されていない位置における上記レンズホルダの外周径と内周径との差よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
- 上記レンズホルダの外周径と内周径との差の変化する部分は、上記レンズホルダの内側面側に向かって突き出した曲面形状またはテーパー状であることを特徴とする請求項4に記載のレンズユニット。
- 上記レンズホルダに接着固定されるレンズの配置される位置における上記レンズホルダの側壁の一部は、切欠かれていることを特徴とする請求項2に記載のレンズユニット。
- 上記ねじ山のネジピッチは、0.2〜0.4mmの範囲内であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のレンズユニット。
- 外側面の一部の領域にねじ山の形成されている筒状のレンズホルダと、上記レンズホルダの筒孔内に保持された複数のレンズとを備えたレンズユニットの組立方法であって、
上記複数のレンズのいずれも、上記レンズホルダの内側面のうち、上記ねじ山の形成された領域の内側に位置する領域に当接することなく上記レンズホルダの筒孔内に取り付けるレンズ取付工程を含み、
上記複数のレンズは、光学特性を有している光学面部と、当該光学面部を取り囲む外縁部とからなり、
上記レンズ取付工程では、上記ねじ山の形成された領域の位置に配置されるレンズを、上記レンズホルダに固定された他のレンズを介して保持するように取り付け、
上記レンズ取付工程では、上記ねじ山の形成された領域の位置に配置されるレンズよりも前に取り付けるレンズのうち、少なくともいずれかを、上記レンズホルダに固定し、
上記レンズ取付工程では、上記ねじ山の形成された領域の位置に配置されるレンズよりも前に取り付けるレンズのうち、最初に取り付けるレンズを上記レンズホルダの内側面に押圧固定し、
上記レンズ取付工程では、隣接するレンズを上記外縁部同士を嵌合させて取り付けることを特徴とするレンズユニットの組立方法。 - 上記レンズ取付工程では、上記ねじ山の形成された領域の位置に配置されるレンズよりも後に取り付けるレンズのうち、最後に取り付けるレンズを、上記レンズホルダに固定することを特徴とする請求項8に記載のレンズユニットの組立方法。
- 請求項1から7のいずれか1項に記載のレンズユニットと、上記レンズユニットの外周にねじ係合されている筐体と、上記レンズユニットを通過した光を電気信号に変換する撮像素子と、を備えていることを特徴とする撮像モジュール。
- 上記レンズユニットと上記撮像素子との間に、上記レンズユニットを通過した光を補正するための光学素子をさらに備えていることを特徴とする請求項10に記載の撮像モジュール。
- 請求項10または11に記載の撮像モジュールを備えていることを特徴とする撮像機器。
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