JP3301254B2 - レンズ保持鏡筒及びそれを用いた光学機器 - Google Patents

レンズ保持鏡筒及びそれを用いた光学機器

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JP3301254B2
JP3301254B2 JP04474895A JP4474895A JP3301254B2 JP 3301254 B2 JP3301254 B2 JP 3301254B2 JP 04474895 A JP04474895 A JP 04474895A JP 4474895 A JP4474895 A JP 4474895A JP 3301254 B2 JP3301254 B2 JP 3301254B2
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lens barrel
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレンズ保持鏡筒及びそれ
を用いた光学機器に関し、特に2つのレンズをマージナ
ルコンタクトしてレンズ鏡筒内に保持した写真用カメラ
や光学測定機等の光学機器に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より複数のレンズより成る光学系に
おいては2つのレンズをマージナルコンタクトしてレン
ズ鏡筒内に保持する方法が各種の光学機器で用いられて
いる。図7は従来のマージナルコンタクト構造を有する
レンズ保持鏡筒の要部断面図である。
【0003】同図において1及び2はガラス材より成る
レンズである。3はレンズ1及びレンズ2を保持する鏡
筒(レンズ鏡筒)の一部であり、樹脂(プラスチック)
より成っている。4は光軸である。レンズ1及びレンズ
2は鏡筒3との胴付部1a及び胴付部2aを有し、この
部分によりレンズ1とレンズ2の中心と光軸4が一致す
るように構成されている。また、レンズ1はマージナル
コンタクト部1bを有し、この部分がレンズ2と接触
し、レンズ1とレンズ2の間隔が高精度で決定されてい
る。そしてレンズ1,2は鏡筒3をかしめることにより
光軸4方向に移動しないように固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のレンズ保持鏡筒
において2つのレンズをマージナルコンタクトするには
双方のレンズを次の理由により高剛性材料より構成する
必要があった。
【0005】即ち、 (1−1)マージナルコンタクト部に応力が集中しやす
い為、このような構造の光学系に低剛性の素材で形成さ
れるレンズを使用するとレンズ面が歪んでしまい光学性
能が劣化してくる。 (1−2)仮に光学性能の劣化を許容値内に押えること
ができたとしてもレンズと鏡筒の線膨張係数が異なる
と、この光学系の使用される環境温度の変化によりレン
ズ面が歪んでくる。 (1−3)前述の項目(1−1),(1−2)の問題を
解決する為にレンズを保持する鏡筒の材質をレンズより
低剛性のものとする方法がある。しかしながら鏡筒の材
質の剛性が低くなりすぎると鏡筒のレンズ接触面が歪
み、保持されるレンズの位置がズレたり光軸に対してレ
ンズが傾いてくる(偏心してくる)。
【0006】本発明は、マージナルコンタクトをして2
つのレンズをレンズ鏡筒に保持する際、マージナルコン
タクトをするレンズ面の接触面形状を適切に設定するこ
とにより低剛性材料であっても高精度にレンズ鏡筒に保
持することのできるレンズ保持鏡筒及びそれを用いた光
学機器の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のレンズ
保持鏡筒はレンズ外周部に光軸と平行方向のガイド作用
と該光軸と垂直方向の位置決め作用をする嵌合部が形成
され、曲率のあるレンズ面Raを含む第1のレンズと、
一方のレンズ面周辺部に該レンズ面Raに接触し、かつ
該レンズ面Raと同一の曲率を有する同一曲率領域が形
成され、他方のレンズ面周辺部に、該光軸と垂直方向の
ガイド作用をする接触部が該光軸に垂直に形成された第
2のレンズと、内径が該第2のレンズの外径より大き
く、該第2のレンズの接触部を受ける受け面とを含み、
該第1のレンズの嵌合部と嵌合する鏡筒と、を有するこ
とを特徴としている。
【0008】請求項2の発明のレンズ保持鏡筒はレンズ
外周部に光軸と平行方向のガイド作用と該光軸と垂直方
向の位置決め作用をする嵌合部が形成され、曲率のある
レンズ面Raを含む第1のレンズと、一方のレンズ面周
辺部に該レンズ面Raに接触し、かつ、該レンズ面Ra
と同一の曲率を有する同一曲率領域が形成され、他方の
レンズ面周辺部に、該光軸と垂直方向のガイド作用をす
る接触部が該光軸に垂直に形成された第2のレンズと、
レンズ外周部に該光軸と平行方向のガイド作用と該光軸
と垂直方向の位置決め作用をする嵌合部が形成され、該
第2のレンズの接触部を受ける接触部を有する第3のレ
ンズと、内径が該第2のレンズの外径より大きく、該第
1および第3のレンズの嵌合部と嵌合する鏡筒とを有す
ることを特徴としている。
【0009】請求項3の発明は請求項1または2の発明
において前記第2のレンズの材料は、プラスチック材で
あることを特徴としている。請求項4の発明は請求項
1、2または3の発明において前記第1のレンズの材料
はガラス材であり、該第1のレンズを接着剤を用いて前
記鏡筒に保持していることを特徴としている。
【0010】請求項5の発明の光学機器は請求項1、
2、3または4のレンズ保持鏡筒を用いたことを特徴と
している。
【0011】
【実施例】図1,図2は各々本発明の実施例1の要部断
面図である。図中、11はガラス材より成るレンズ、1
2はプラスチックレンズであり、本実施例では後述する
方法でレンズ11とマージナルコンタクトしている(中
央部は接触させず、周辺部を接触させる)。13はレン
ズ11とプラスチックレンズ12を保持する鏡筒であ
る。プラスチックレンズ12は鏡筒13との接触部12
aとレンズ11の右側(マージナルコンタクト側)のレ
ンズ面の曲面(曲率)と同じ曲面(曲率)を有する部分
(同一曲率領域)12bを有し、この部分12bでレン
ズ11とプラスチックレンズ12とは接触(マージナル
コンタクト)している。またレンズ11はその外周部に
鏡筒13と嵌合して光軸と平行方向のガイド作用及び光
軸と垂直方向の位置決め作用をする嵌合部11aを有し
ている。
【0012】鏡筒13はプラスチックレンズ12の受け
面13aと図1においては接着剤15を塗布する為のス
ペース13bを有している。14はレンズ11とプラス
チックレンズ12に対する光軸、15はレンズ11と鏡
筒13とを固定する接着剤である。プラスチックレンズ
12と鏡筒13はその光軸14方向においてのみ接触部
12aと受け面13aとが接触し、光軸14と垂直方向
にはクリアランスを有している。
【0013】本実施例における組立方法としては、まず
鏡筒13にプラスチックレンズ12を接触部12aが受
け面13aと接触するように、図中、矢印SA方向より
挿入し、次いでレンズ11を図中矢印SA方向よりレン
ズ11の右側のレンズ面がプラスチックレンズ12の部
分12bと接触するように挿入している。このときプラ
スチックレンズ12はその外周部で鏡筒13と嵌合させ
たり圧入したりするとプラスチックレンズ12に変形を
生じる恐れが大きいのでプラスチックレンズ12の外径
は鏡筒13の内径より小さく設定している。また、接触
部12aと受け面13aは光軸と垂直な面となってい
る。そしてこの為鏡筒13を固定し、図中矢印SA方向
よりレンズ11に荷重を加えるとレンズ11は鏡筒13
と嵌合している為、光軸14に対し殆ど傾くことなく光
軸14に平行に図中右方向へ移動し、プラスチックレン
ズ12に接触する。
【0014】更にレンズ11に荷重を加えると受け面1
3aとレンズ11の図中右側の曲面に規制され、プラス
チックレンズ12は光軸14と垂直方向へ移動し、レン
ズ11とプラスチックレンズ12の中心が光軸14と一
致した状態となる。その後、図1に示すようにスペース
13bに接着剤15を注入し、レンズ11と鏡筒13を
固定している。そして図1の状態において鏡筒13をか
しめ、レンズ11を固定し、これにより図2に示す状態
にしている。
【0015】図1,図2においてプラスチックレンズ1
2は接着剤15等により直接、鏡筒13に固定されては
いないが、レンズ11と鏡筒13に挟み込まれている為
にその位置がずれることはない。
【0016】また、図1においてプラスチックレンズ1
2と鏡筒13の線膨張係数等が大きく異なるときには接
着剤15に弾性接着剤を用いるのが良く、これによれば
熱等によるプラスチックレンズ12の膨張や収縮を接着
剤15により吸収することができ、プラスチックレンズ
12の変形を防止することができる。また、図1におい
てはプラスチックレンズ12を直接接着しないで、これ
により接着剤15の硬化時に生じる接着剤の収縮により
プラスチックレンズ12が変形するのを防止している。
【0017】鏡筒13を形成する材料の線膨張係数とプ
ラスチックレンズ12やレンズ11を形成する材料の線
膨張係数には大きな差がないときやプラスチックレンズ
12やレンズ11より鏡筒13の方が弾性が大きい等の
場合には図2に示す実施例のように鏡筒13をかしめる
ことによりレンズ11とプラスチックレンズ12とを固
定するのが良い。また、公知の押え環やCリングにより
レンズ11とプラスチックレンズ12を保持しても良
い。
【0018】本実施例ではレンズ11を図の左側に凸面
を向けたメニスカス状の負レンズ、プラスチックレンズ
12を両レンズ面が凸面の正レンズの場合を示したが、
マージナルコンタクトする2つのレンズ面が凹面と凸面
であればレンズ11を両レンズ面が凸面の正レンズ、プ
ラスチックレンズ12を図の右側に凸面を向けたメニス
カス状の負レンズであっても良い。
【0019】図3,図4,図5,図6は各々本発明の実
施例2,3,4,5の要部断面図である。図3の実施例
2において21はガラス材より成るレンズ、22はプラ
スチックレンズであり、後述する方法でレンズ21とマ
ージナルコンタクトしている。23はレンズ21とプラ
スチックレンズ22を保持する鏡筒である。プラスチッ
クレンズ22は鏡筒23との接触部22aとレンズ21
の右側の曲面と同じ曲面を有する部分22bを有し、こ
の部分22bでレンズ21とプラスチックレンズ22は
接触(マージナルコンタクト)している。
【0020】また、レンズ21はその外周部に鏡筒23
と嵌合して光軸と平行方向のガイド作用及び光軸と垂直
方向の位置決め作用をする嵌合部21aを有し、また、
鏡筒23はプラスチックレンズ22の受け面23aと接
着剤25を塗布する為のスペース23bを有している。
24は光軸、25はレンズ21と鏡筒23を固定する接
着剤である。プラスチックレンズ22と鏡筒23はその
光軸24方向においてのみ接触部22aと受け面23a
とで接触し、光軸24と垂直方向にはクリアランスを有
している。
【0021】本実施例において組立方法としては、まず
鏡筒23にプラスチックレンズ22を接触部22aが受
け面23aと接触するように図中、矢印SA方向より挿
入し、次にレンズ21を図中矢印SA方向にレンズ21
の右側の面がプラスチックレンズ22の部分22bと接
触するように挿入している。このときプラスチックレン
ズ22はその外周部で鏡筒23と嵌合させたり、圧入し
たりするとプラスチックレンズ22に変形を生じる恐れ
が大きいのでプラスチックレンズ22の外径は鏡筒23
の内径より小さく設定している。また、接触部22aと
受け面23aは光軸24と垂直な面となっている。
【0022】そして鏡筒23を固定し、図中矢印SA方
向へレンズ21に荷重を加えるとレンズ21は鏡筒23
と嵌合している為、光軸24に対し、殆ど傾くことなく
光軸24に平行に図中右方向へ移動し、プラスチックレ
ンズ22に接触する。更にレンズ21に荷重を加えると
受け面23aとレンズ21の図中右側の曲面に規制され
プラスチックレンズ22は光軸24と垂直方向へ移動
し、レンズ21とプラスチックレンズ22の中心が光軸
24と一致した状態となる。そしてスペース23bに接
着剤25を注入し、レンズ21と鏡筒23を固定する。
図3はこのときの状態を示している。
【0023】プラスチックレンズ22は接着剤25等に
より直接鏡筒23に固定してはいないが、レンズ21と
鏡筒23に挟み込まれている為に、その位置がずれるこ
とはない。また、プラスチックレンズ22と鏡筒23の
線膨張係数等が大きく異なるときには接着剤に弾性接着
剤を用いるのが良くこれによれば熱等によるプラスチッ
クレンズ22の膨張や収縮を接着剤25により吸収する
ことができ、プラスチックレンズ22が熱等により変形
するのを防止することができる。またプラスチックレン
ズ22を直接接着しないで、これにより接着剤25の硬
化時に生じる接着剤の収縮によりプラスチックレンズ2
2が変形するのを防止している。
【0024】鏡筒23を形成する材料の線膨張係数とプ
ラスチックレンズ22やレンズ21を形成する材料の線
膨張係数に大きな差がないときやプラスチックレンズ2
2やレンズ21より鏡筒23の方が弾性が大きい等の場
合には、図2の実施例1のように鏡筒23をかしめるこ
とによりレンズ21とプラスチックレンズ22を固定し
ても良い。また公知の押え環やCリングによりレンズ2
1とプラスチックレンズ22を保持しても良い。
【0025】本実施例ではレンズ21を左側に凸面を向
けたメニスカス状の負レンズ、プラスチックレンズ22
を両レンズ面が凹面の負レンズの場合を示したが、マー
ジナルコンタクトする両レンズ面が双方共に対向した凹
面であればレンズ21とプラスチックレンズ22はどの
ような形状であっても良い。
【0026】図4の実施例3は図1,図2の実施例1に
比べてガラス材より成る左側に凸面を向けたメニスカス
状のレンズ11を同形状のプラスチックレンズ31と
し、両レンズ面が凸面のプラスチックレンズ12を同形
状のガラス等の硬質材料より成るレンズ32より構成し
た点が大きく異なっている。
【0027】図4において31はプラスチックレンズ、
32はガラス材等の硬質材料より成るレンズ、33はプ
ラスチックレンズ31とレンズ32を保持する鏡筒、3
4は光軸、35はレンズ32を鏡筒33へ固定する接着
剤である。プラスチックレンズ31は鏡筒33との接触
部31aとレンズ32の左側の曲面と同じ曲面を有する
部分31bを有し、この部分31bでレンズ32とプラ
スチックレンズ31は接触(マージナルコンタクト)し
ている。
【0028】また、レンズ32はその外周部に鏡筒33
と嵌合して光軸と平行方向のガイド作用及び光軸と垂直
方向の位置決め作用をする嵌合部32aを有し、鏡筒3
3はプラスチックレンズ31の受け面33aと接着剤の
スペース33bを有している。プラスチックレンズ31
と鏡筒33はその光軸方向においてのみ接触部31aと
受け面33aで接触し光軸34と垂直方向にはクリアラ
ンスを有している。
【0029】本実施例における組立方法としては、まず
鏡筒33にプラスチックレンズ31を接触部31aが受
け面33aと接触するように図中矢印SB方向より挿入
し、次にレンズ32を図中矢印SB方向よりレンズ32
の左側の面がプラスチックレンズ31の部分31bと接
触するように挿入している。このときプラスチックレン
ズ31はその外周部で鏡筒33と嵌合させたり圧入した
りするとプラスチックレンズ31に変形を生じる恐れが
ある為、プラスチックレンズ31の外径は鏡筒33の内
径より小さく設定している。
【0030】また、接触部31aと受け面33aは光軸
34と垂直な面となっている。そしてこの為鏡筒33を
固定し、図中矢印SB方向よりレンズ32に荷重を加え
るとレンズ32は鏡筒33と嵌合している為、光軸34
に対し殆ど傾くことなく光軸34と平行に図中左方向へ
移動し、プラスチックレンズ31に接触する。更にレン
31に荷重を加えると受け面33aとレンズ32の図
中左側の曲面に規制され、プラスチックレンズ31は光
軸34と垂直方向へ移動し、レンズ32とプラスチック
レンズ31の中心が光軸34と一致した状態となる。そ
してスペース33bに接着剤35を注入し、これにより
レンズ32と鏡筒33を固定している。図4はこのとき
の状態を示している。
【0031】プラスチックレンズ31は接着剤35等に
より直接鏡筒33に固定されてはいないがレンズ32と
鏡筒33に挟み込まれている為にその位置がずれること
はない。またプラスチックレンズ31と鏡筒33の線膨
張係数等が大きく異なるときには接着剤に弾性接着剤を
用いるのが良く、これによれば熱等によるプラスチック
レンズ31の膨張・収縮を接着剤35により吸収するこ
とができ、プラスチックレンズ31が熱等により変形す
るのを防止することができる。
【0032】鏡筒33を形成する材料の線膨張係数とプ
ラスチックレンズ31やレンズ32を形成する材料の線
膨張係数に大きな差がないときやプラスチックレンズ3
1やレンズ32より鏡筒33の方が弾性が大きい等の場
合には、図2の実施例1のように鏡筒33をかしめるこ
とによりプラスチックレンズ31とレンズ32を固定し
ても良い。また従来よりレンズ保持に用いられている押
え環やCリングによりプラスチックレンズ31,レンズ
32を保持しても良い。
【0033】次に図5の実施例4について説明する。図
5において41,42は何れもプラスチックレンズ、4
3はプラスチックレンズ41,42を保持する鏡筒、4
4は光軸、45はプラスチックレンズ41と鏡筒43を
固定する接着剤である。プラスチックレンズ41は光軸
44と平行な少なくとも1本のダボ41aを有し、鏡筒
43の光軸44と平行な穴部43bと嵌合しており、こ
れにより鏡筒43とプラスチックレンズ41との位置関
係を決めている。
【0034】プラスチックレンズ42は鏡筒43との接
触部42aとレンズ41の右側の曲面を有する部分42
bを有し、この部分42bでプラスチックレンズ41,
42は接触(マージナルコンタクト)している。鏡筒4
3は接着剤塗布用のスペース43bを有し、ここに接着
剤45を注入し、プラスチックレンズ41と鏡筒43を
固定している。またプラスチックレンズ42と鏡筒43
はその光軸44方向においてのみ接触部42aと受け面
43aとが接触し、光軸44と垂直方向にはクリアラン
スを有している。またプラスチックレンズ41はダボ4
1aでのみ鏡筒43と嵌合している。
【0035】本実施例は実施例1のレンズ21をプラス
チックレンズに変えている。そしてレンズ21と鏡筒4
3との光軸と垂直方向の位置決めを実施例1ではレンズ
の外周部と鏡筒の内周部を嵌合させることにより行って
いるが、本実施例ではプラスチックレンズ41のダボ4
1aと鏡筒43の穴部43bにより行っていることが大
きく異なっている。
【0036】本実施例における組立方法としては、まず
鏡筒43にプラスチックレンズ42を接触部42aが受
け面43aと接触するように図中矢印SA方向より挿入
し、次にプラスチックレンズ41を図中矢印SA方向に
ダボ41aと穴部43bが嵌合し、またプラスチックレ
ンズ41の右側の面がプラスチックレンズ42の部分4
2bと接触するように挿入している。このときプラスチ
ックレンズ41,42はその外周部で鏡筒43と嵌合さ
せたり、圧入したりするとプラスチックレンズ41,4
2に変形を生じる恐れが大きいのでプラスチックレンズ
41,42の外径は鏡筒23の内径より小さく設定して
いる。また接触部42aと受け面43bは光軸44と垂
直な面となっている。
【0037】そして鏡筒43を固定し、図中矢印SA方
向よりプラスチックレンズ41に荷重を加えるとプラス
チックレンズ41と鏡筒43は光軸44と平行なダボ4
1aと穴43bが嵌合している為、光軸44に対し殆ど
傾くことなく光軸44と平行に図中右方向へ移動し、プ
ラスチックレンズ42と接触する。更にプラスチックレ
ンズ41に荷重を加えると受け面43aとプラスチック
レンズ41の図中右側の曲面に規制され、プラスチック
レンズ42は光軸44と垂直方向へ移動し、プラスチッ
クレンズ41とプラスチックレンズ42の中心が光軸4
4と一致した状態となる。そしてスペース43bに接着
剤45を注入し、プラスチックレンズ41と鏡筒43を
固定している。図5はこのときの状態を示している。
【0038】また、プラスチックレンズ41と42がそ
の外周部で接触しているため、接着剤45がプラスチッ
クレンズ41と42の間に流れ込むことはない。プラス
チックレンズ42は接着剤等により直接鏡筒43に固定
されてはいないが、プラスチックレンズ41と鏡筒43
に挟み込まれている為にその位置がずれることはない。
またプラスチックレンズ41,42と鏡筒43の線膨張
係数が大きく異なるときは、接着剤に弾性接着剤を用い
るのが良く、これによれば熱によるプラスチックレンズ
41,42の膨張、収縮を接着剤45により吸収するこ
とができ、プラスチックレンズ42が熱等により変形す
るのを防止することができる。またここでは接着時にプ
ラスチックレンズ41が変形するのを防止する為、使用
する接着剤はその硬化時に生じる収縮が小さいものが望
ましい。
【0039】また本実施例においてはプラスチックレン
ズ42にプラスチックレンズ41の右側曲面と同じ曲面
を有する部分42bを設けたが、これはプラスチックレ
ンズ41の右側曲面の周辺部にプラスチックレンズ42
の左側曲面と同じ曲面部分を設けても良いし、またプラ
スチックレンズ41の右側曲面の周辺部及びプラスチッ
クレンズ42の左側曲面の周辺部にプラスチックレンズ
41の右側曲面及びプラスチックレンズ42の左側曲面
と異なる曲面部を設けても良いし、またこの部分をテー
パー面としても、本実施例と同じ効果が得られる。
【0040】次に図6の実施例5について説明する。図
6において51,53は各々ガラス材より成るレンズ、
52はプラスチックレンズ、54はレンズ51,53と
プラスチックレンズ52を保持する鏡筒、55は光軸、
56は接着剤である。プラスチックレンズ52はレンズ
53との接触部52aとレンズ51の右側曲面と同じ曲
面を有する部分52bを有し、この部分52bでレンズ
51とプラスチックレンズ22は接触(マージナルコン
タクト)している。
【0041】また、レンズ51,53はその外周部に鏡
筒54との嵌合部51a,53aを有し、レンズ53は
接触部52aとの接触部53bを有している。鏡筒54
はレンズ53の受け部54aと接着剤のスペース54b
を有している。プラスチックレンズ52はその光軸55
方向においてのみ部分52bでレンズ51と接触部52
aでレンズ53と接触しており、光軸と垂直方向には鏡
筒54との間にクリアランスを有している。
【0042】本実施例における組立方法としては、まず
鏡筒54にレンズ53を接触部53bが図中左側になる
ように受け部54aと接触するように図中矢印SA方向
へ挿入し、次にプラスチックレンズ52を接触部52a
がレンズ53の接触部53bと接触するように図中矢印
SA方向へ挿入し、そしてレンズ51を図中矢印SA方
向にレンズ51の右側の面がプラスチックレンズ52の
部分52bと接触するように挿入している。
【0043】このときプラスチックレンズ52はその外
周部で鏡筒と嵌合させたり圧入したりするとプラスチッ
クレンズ22に変形を生じる恐れがある為、プラスチッ
クレンズ52の外径は鏡筒54の内径より小さく設定し
ている。また、接触部52a,53bは光軸55と垂直
な面となっている。そして鏡筒54を固定し、図中矢印
SA方向へレンズ51に荷重を加えるとレンズ51は鏡
筒54と嵌合している為、光軸55に対し殆ど傾くこと
なく光軸55に平行に図中右方向へ移動し、プラスチッ
クレンズ52と接触する。
【0044】更にレンズ51に荷重を加えると接触部5
3bとレンズ51の右側曲面に規制され、プラスチック
レンズ52は光軸55と垂直方向へ移動し、レンズ5
1,53とプラスチックレンズ52の中心が光軸55と
一致した状態となる(ここでレンズ51,53はその外
径で鏡筒54の内径と嵌合している為、その中心は光軸
55と一致している)。そしてスペース54bに接着剤
56を注入し、レンズ51と鏡筒54を固定している。
図6はこのときの状態を示している。
【0045】プラスチックレンズ52とレンズ53は接
着剤等により直接鏡筒54に固定されてはいないが、レ
ンズ51と鏡筒54により挟み込まれている為にその位
置がずれることはない。また、プラスチックレンズ52
と鏡筒54の線膨張係数が大きく異なるときには接着剤
に弾性接着剤を用いれば熱等によるプラスチックレンズ
52の膨張と収縮を接着剤56により吸収することがで
き、プラスチックレンズ52が熱等により変形するのを
防止することができる。また、プラスチックレンズ52
を直接接着しないでこれにより接着剤56の硬化時に収
縮するものを用いてもプラスチックレンズ52が変形し
たり歪んだりしにくいようにしている。
【0046】鏡筒54を形成する材料の線膨張係数とプ
ラスチックレンズ52やレンズ51,53を形成する材
料の線膨張係数に大きな差がないときや、プラスチック
レンズ52やレンズ51,53より鏡筒54の方が弾性
が大きい等の場合には図2の実施例1に示すように鏡筒
54をかしめることによりレンズ51,53とプラスチ
ックレンズ52を固定しても良い。また、従来よりレン
ズ保持に用いられている押え環やCリング等によりレン
ズ51,53、プラスチックレンズ52を保持しても良
い。
【0047】尚、以上の各実施例においてマージナルコ
ンタクトにより接触する複数のレンズのうち少なくとも
1枚をプラスチックレンズとしたが、これはプラスチッ
クレンズに限られるものではなく、レンズ材質は前記各
実施例のレンズ形状が得られる材質ならばどのようなも
のでも良い。
【0048】各実施例を構成するレンズのうち少なくと
も1枚をプラスチックレンズとしたのは、各前記実施例
の形状のレンズを製作しやすく、且つ得られる効果が最
も顕著な場合の為である。前記各実施例でのレンズにプ
ラスチックレンズではなく高剛性の材料を用いても、本
発明の効果は得られる。特に近年成形技術の進歩により
前記各実施例のレンズ形状を有するガラスレンズが比較
的容易に製作できるようになった為、前記各実施例のレ
ンズをガラスレンズとしても、本発明の効果は容易に得
られる。
【0049】このように前記各実施例のレンズ材質はプ
ラスチックに限られるものではなくどのような材料でも
良い。また、前記各実施例においてはマージナルコンタ
クト部分のレンズの2つの曲面のうちプラスチックレン
ズ側に他方の曲面と同じ曲面部を設けたが、これは逆に
プラスチックレンズ側のレンズ曲面を他方のレンズ側に
設けても良い。また、この場合、先にも述べたようにプ
ラスチックレンズを用いず、ガラス等の他の材質のレン
ズでも良い。
【0050】また、前記のレンズの曲面は球面だけでな
く非球面でも良い。また、光軸と垂直方向に移動し、光
軸とその中心が一致するレンズとこのレンズを保持する
鏡筒の光軸と垂直方向のクリアランスはこのレンズの外
径と鏡筒の内径の寸法公差に最悪値をふっても干渉せ
ず、且つレンズが温度変化や湿度変化によって膨張・収
縮しても、またレンズの中心が光軸と一致する為に光軸
と垂直方向に移動してもレンズの外径と鏡筒の内径がぶ
つからない程度に設けてあれば良い。
【0051】以上説明したように、上記の各実施例によ
れば、レンズの最も高精度な部分であるレンズ曲面部を
利用し、複数のレンズの位置決めを行っている為、レン
ズの位置調整を行うことなしに従来のマージナルコンタ
クトによるレンズの保持よりも高精度で複数のレンズの
光軸を一致させることができるレンズの保持方法を提供
できる効果がある。
【0052】また、本発明のレンズの保持方法において
は複数のレンズのマージナルコンタクトによる接触部を
面とした為、複数のレンズの光軸方向への接触力を分散
させ、レンズに応力集中が生じにくい為、レンズの材質
によらず、従来マージナルコンタクトによる保持が行え
なかったレンズ、例えばプラスチックレンズにおいても
マージナルコンタクトによるレンズ保持が行え、且つ高
い精度でレンズの中心と光軸を一致させることができる
効果がある。
【0053】また、プラスチックレンズとガラス等の高
剛性材料で形成されるレンズとのマージナルコンタクト
では鏡筒にプラスチックレンズを挿入した後に、前記レ
ンズを挿入し、このレンズと鏡筒を接着剤やCリングや
押さえ環や鏡筒をかしめることにより固定している為、
直接プラスチックレンズにレンズを固定する為の力がか
かりにくく、プラスチックレンズが変形したりプラスチ
ックレンズ曲面が歪みにくいという効果、つまり光学性
能が劣化しにくいという効果がある。
【0054】ここで接着剤でレンズと鏡筒を固定する場
合、接着剤に硬化時に弾性を有する弾性接着剤を用いれ
ば、温度変化や湿度変化によるプラスチックレンズの光
軸方向の膨張、収縮をこの弾性接着剤が吸収する為、プ
ラスチックレンズが変形したり歪みにくいという効果が
ある。また、プラスチックレンズ同士のマージナルコン
タクトではプラスチックレンズと鏡筒の固定に硬化時に
収縮の小さい弾性接着剤を用いれば、プラスチックレン
ズが変形しにくく、且つ歪みにくいという効果がある。
【0055】また、本発明においてはマージナルコンタ
クトにより接触する複数のレンズのうち、光軸と垂直方
向に移動し、その中心が光軸と一致するレンズを除いた
レンズ及びこれらのレンズを保持する鏡筒に光軸と平行
であり、且つ相対的に光軸方向に移動する為のガイド
部、兼、光軸と垂直方向の位置決め部を有している為、
マージナルコンタクトにより接触する複数のレンズの光
軸と鏡筒のレンズ軸を相対的に傾くことなく一致させる
ことができる効果がある。
【0056】また、本発明においては光軸と垂直方向に
移動する為に光軸と垂直な面を有するレンズや外周部に
マージナルコンタクトにより接触するレンズのマージナ
ルコンタクト面側の曲面部を設けたレンズを型により成
形されるレンズとした為、これらのレンズを容易に製作
できるという硬化がある。特にこれらのレンズをプラス
チックレンズとすれば、プラスチックレンズはその製作
が非常に容易である為、先に述べた効果と合わせれば得
られる効果は非常に大きなものとなる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、マージナ
ルコンタクトをして2つのレンズをレンズ鏡筒に保持す
る際、マージナルコンタクトをするレンズ面の接触面形
状を適切に設定することにより低剛性材料の、例えばプ
ラスチック材より成るレンズ(プラスチックレンズ)で
あってもレンズの位置調整をすることなしに高精度にレ
ンズ鏡筒に保持することのできるレンズ保持鏡筒及びそ
れを用いた光学機器を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の要部断面図
【図2】本発明の実施例1の要部断面図
【図3】本発明の実施例2の要部断面図
【図4】本発明の実施例3の要部断面図
【図5】本発明の実施例4の要部断面図
【図6】本発明の実施例5の要部断面図
【図7】従来のレンズ保持鏡筒の要部概略図
【符号の説明】
11,21,31,41,51,53 レンズ 12,22,32,42,52 プラスチッ
クレンズ 12b,22b,31b,42b,52b マージナル
コンタクト部 13,23,33,43,54 レンズ鏡筒 13a,23a,33a,43a 受け面 14,24,34,44,55 光軸 15,25,35,45,56 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−238759(JP,A) 特開 昭56−149010(JP,A) 特開 平1−167708(JP,A) 特開 昭48−56149(JP,A) 特開 昭59−58410(JP,A) 特開 平4−246617(JP,A) 特開 平6−300953(JP,A) 実開 平1−101213(JP,U) 実開 昭63−168416(JP,U) 実開 平7−10710(JP,U) 実開 平6−15016(JP,U) 実開 昭59−35904(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/02 - 7/105

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ外周部に光軸と平行方向のガイド
    作用と該光軸と垂直方向の位置決め作用をする嵌合部が
    形成され、曲率のあるレンズ面Raを含む第1のレンズ
    と、一方のレンズ面周辺部に該レンズ面Raに接触し、
    かつ該レンズ面Raと同一の曲率を有する同一曲率領域
    が形成され、他方のレンズ面周辺部に、該光軸と垂直方
    向のガイド作用をする接触部が該光軸に垂直に形成され
    た第2のレンズと、 内径が該第2のレンズの外径より大きく、該第2のレン
    ズの接触部を受ける受け面とを含み、該第1のレンズの
    嵌合部と嵌合する鏡筒と、 を有することを特徴とするレンズ保持鏡筒。
  2. 【請求項2】 レンズ外周部に光軸と平行方向のガイド
    作用と該光軸と垂直方向の位置決め作用をする嵌合部が
    形成され、曲率のあるレンズ面Raを含む第1のレンズ
    と、 一方のレンズ面周辺部に該レンズ面Raに接触し、か
    つ、該レンズ面Raと同一の曲率を有する同一曲率領域
    が形成され、他方のレンズ面周辺部に、該光軸と垂直方
    向のガイド作用をする接触部が該光軸に垂直に形成され
    た第2のレンズと、 レンズ外周部に該光軸と平行方向のガイド作用と該光軸
    と垂直方向の位置決め作用をする嵌合部が形成され、該
    第2のレンズの接触部を受ける接触部を有する第3のレ
    ンズと、 内径が該第2のレンズの外径より大きく、該第1および
    第3のレンズの嵌合部と嵌合する鏡筒とを有することを
    特徴とするレンズ保持鏡筒。
  3. 【請求項3】 前記第2のレンズの材料は、プラスチッ
    ク材であることを特徴とする請求項1または2のレンズ
    保持鏡筒。
  4. 【請求項4】 前記第1のレンズの材料はガラス材であ
    り、該第1のレンズを接着剤を用いて前記鏡筒に保持し
    ていることを特徴とする請求項1、2または3のレンズ
    保持鏡筒。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4のレンズ保持
    鏡筒を用いたことを特徴とする光学機器。
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