JP5420313B2 - 接合光学素子を有する光学部品及びその製造方法 - Google Patents
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Description
この接合光学素子は、2枚のレンズの貼り合せ面の形状を異なる面形状にすることで、このレンズ間に挟まれる樹脂層に厚みを持たせた構成を有している。これによって樹脂層はレンズとしての機能を有していて、光軸方向に厚みを有するレンズ形状となっている(このレンズとして機能する樹脂層を今後レンズ層と呼ぶ)。
すなわち、薄い樹脂層を有する接合光学素子では問題にならないが、レンズ層を有する接合光学素子では厚みがある。さらにレンズ層は有機材料であり、ガラスや金属よりも線膨張率が大きいため、レンズ層のように樹脂の量が多い場合、温湿度変化等の環境変化によって樹脂の膨張量が多くなり、寸法変化が顕著に現れる。
光軸方向に対向配置された少なくとも第1の光学基材と第2の光学基材、及びこれら第1と第2の光学基材の間にエネルギー硬化型樹脂のレンズ層が介在された接合光学素子を有し、
前記接合光学素子を収容して保持する保持部材と、
前記保持部材に前記第1と第2の光学基材の一方のみを固定する固定手段と、を有する光学部品を提供する。
前記固定手段は接着剤であることが好ましい。
また、上記の光学部品において、
前記固定手段は、前記保持部材に取り付けられ前記一方の光学基材を位置決めする位置決め部材であることが好ましい。
前記位置決め部材は、前記保持部材に着脱自在に取り付けられ前記一方の光学基材と対向している他方の光学基材を前記光軸と直交する方向に位置決めすることが好ましい。
前記位置決め部材は、前記保持部材と一体的に固定され前記一方の光学基材と対向している他方の光学基材を前記光軸と直交する方向に位置決めすることが好ましい。
前記固定手段は、前記保持部材に取り付けられ前記一方の光学基材を位置決めするとともに、第3の光学基材を前記光軸と一致させた状態で位置決めする位置決め部材であることが好ましい。
光軸方向に対向配置された少なくとも第1の光学基材と第2の光学基材、及びこれら第1と第2の光学基材の間にエネルギー硬化型樹脂のレンズ層が介在された接合光学素子を有する光学部品の製造方法であって、
前記接合光学素子を保持部材に収容する工程と、
収容された前記接合光学素子のうち前記第1と第2の光学基材の一方のみを前記保持部材に固定する工程と、を有する光学部品の製造方法を提供する。
[実施の形態1]
図1は、接合する2つの光学基材11,12の断面図であり、図2は、2つの光学基材11,12を接合してできた接合光学素子13の断面図である。また、図3は、保持部材15の断面図、図4は、接合光学素子13を保持部材15に組み込んで得られた光学部品10の断面図である。
ここで、接合面111とは、樹脂が接合される光学面のことをいう。また、反接合面112とは、接合面111と光学基材11を挟んで対向する光学面のことをいう。他の実施の形態においても同様である。
接合面121は、近似曲率半径R2aが6.4mmの非球面形状をなしている。また、反接合面122は、近似曲率半径R2bが16mmの非球面形状をなしている。ただし、接合面121と反接合面122の形状は非球面形状に限らない。
なお、本実施の形態では、2つの光学基材11,12を接合する場合について説明したが、これに限らない。例えば、3つ以上の光学基材を接合する場合にも適用することができる。他の実施の形態においても同様である。
まず、図1に示すように、光学基材11と光学基材12とを、夫々の接合面111と接合面121とが対向した状態で保持する。このとき、光学基材11は成形装置の保持部(不図示)に載置されている。また、光学基材12は成形装置の他方の保持部(不図示)に真空吸着により固定されている。
次いで、エネルギー硬化型樹脂(本実施の形態では紫外線硬化型樹脂、以下、「樹脂」という)1を、光学基材11の接合面111に所望量吐出する。
また、光学基材11、12と樹脂1の密着性を上げるため、接合前に、夫々の接合面111、121をシランカップリング剤で処理した。この光学基材と樹脂の密着性を上げるための処理は、シランカップリング剤による処理の代わりに紫外線オゾン処理による親水処理を用いても良く、また、紫外線オゾン処理やプラズマ処理による親水処理を施した後、シランカップリング剤による処理を行っても良い。この処理は他の実施の形態においても同様に行っている。
この保持部材15は、内側に、上端に開口する内径(Φ1)の第1の嵌合孔16と、この第1の嵌合孔16よりも小さい内径(Φ2)の第2の嵌合孔17と、この第2の嵌合孔17よりも小さい内径(Φ3)の非嵌合孔18と、が形成されている。この非嵌合孔18は、下端開口側が径大のテーパ面に形成されている。
図4に示すように、接合光学素子13は保持部材15に組み込まれて光学部品10が完成する。
また、保持部材15の第1の嵌合孔16の内径(Φ1)はφ12mmであり、第1の嵌合孔16は光学基材11と接触しない。さらに、接合光学素子13における光学基材11の反接合面112の光学有効径外の部分が保持部材15の当て付け面18aに当接して、接合光学素子13の光軸O−O方向の位置が位置決めされる。
[実施の形態2]
図5は、接合する2つの光学基材21,22の断面図であり、図6は、2つの光学基材21,22を接合してできた接合光学素子23の断面図である。また、図7は、保持部材25の断面図であり、図8は、接合光学素子23を保持部材25に組み込んで得られた光学部品20の断面図である。
この光学基材21は、中心肉厚t1が1mm、外径D1がφ15mmのガラスレンズである。この光学基材21の側面は、平滑な面になっている。また、この光学基材21として、光学硝材S−BSL7((株)オハラ製)を用いた。
接合面221は、近似曲率半径R2aが13mmの非球面形状をなしている。また、反接合面222は、近似曲率半径R2bが80mmの非球面形状をなしている。この光学基材22は、中心肉厚t2が5mm、外径D2がφ12mmのガラスレンズである。この光学基材22として、光学硝材S−LAM60((株)オハラ製)を用いた。
まず、図5に示すように、光学基材21と光学基材22とを、夫々の接合面211と接合面221とが対向した状態で保持する。このとき、光学基材21は成形装置の保持部(不図示)に載置されている。また、光学基材22は成形装置の他方の保持部(不図示)に真空吸着により固定されている。
次いで、エネルギー硬化型樹脂(本実施の形態では紫外線硬化型樹脂、以下、「樹脂」という)1を、光学基材21の接合面211に所望量吐出する。
この状態で、光学基材21の下方から、この光学基材21を通して紫外線ランプ24により紫外線を照射する。このときの紫外線は、その照度:10±1mW/cm2のほぼ均一な照度分布を持ち、これを100秒照射した。こうして、樹脂1を硬化してレンズ層2を得た。
この保持部材25は、内側に、上端に開口する内径(Φ1)の螺子孔26と、この螺子孔26よりも小さい内径(Φ2)の嵌合孔27と、この嵌合孔27よりも小さい内径(Φ3)の非嵌合孔28と、が形成されている。
図8は、接合光学素子23を保持部材25に組み込んだ状態を示している。
まず、保持部材25の嵌合孔27に、接合光学素子23における光学基材21を嵌合する。この嵌合孔27に光学基材21が嵌合されることで、保持部材25に対する接合光学素子23の光軸O−Oと直交する方向の位置が位置決めされる。
また、保持部材25の螺子孔26の内径Φ1はφ16mmであり、光学基材21の外径D1よりも大きい。このため、螺子孔26の内径部分と光学基材21の側面とは接触しない。
[実施の形態3]
図9は、接合する一方の光学基材31とその保持部材35の断面図であり、図10は、一方の光学基材31を保持部材35にかしめ固定した状態の中間光学部品30’の断面図である。また、図11は、中間光学部品30’と他方の光学基材32との断面図であり、図12は、中間光学部品30’に他方の光学基材32を組み込んで得られた光学部品30の断面図である。
この光学基材31は、接合面311と反接合面312とを有している。接合面311の外周部には、光軸O−Oと直交する方向に延びる平坦面313が形成されている。
この光学基材31は、中心肉厚t1が1mm、外径D1がφ15mmのガラスレンズである。また、光学基材31の側面は、平滑な面になっている。また、この光学基材31として、光学硝材S−BSL7((株)オハラ製)を用いた。
本実施の形態では、第1の嵌合孔36の内径はφ15mmに形成され、第2の嵌合孔37の内径はφ12mmに形成されている。
さらに、保持部材35の外径には、軸方向の中途から所定長さ部分が傾斜状に縮径され、その最小径の位置から保持部材35の上端に至るまで平行に延びる薄肉部35aが形成されている。この薄肉部35aが、後述するかしめ加工時のカシメ代となる。
次に、図11は、中間光学部品30’と他方の光学基材32との断面図を示している。
この光学基材32は、中心肉厚t2が5mm、外径D2がφ12mmのガラスレンズである。また、光学基材32の側面は、平滑な面になっている。また、この光学基材32として、光学硝材S−LAM60((株)オハラ製)を用いた。
このときの紫外線は、その照度:10±1mW/cm2のほぼ均一な照度分布を持ち、これを100秒照射した。こうして、樹脂1を硬化してレンズ層2を得た。
[実施の形態4]
図13は、接合する2つの光学基材41,42の断面図であり、図14は、2つの光学基材41,42を接合してできた接合光学素子43の断面図である。また、図15は、中間光学部品40’と中間光学部品40”の断面図、図16は、中間光学部品40’と中間光学部品40”を組み込んで得られた光学部品40の断面図である。
この光学基材41は、中心肉厚t1が0.8mm、外径D1がφ10mmのプラスチックレンズである。この光学基材41として、ポリカーボネート樹脂(ユピゼータEP5000:三菱ガス化学(株)社製)の熱可塑性樹脂を用いた。
接合面421は、近似曲率半径R2aが6.4mmの非球面形状をなしている。また、反接合面422は、近似曲率半径R2bが16mmの非球面形状をなしている。この光学基材42は、中心肉厚t2が2.4mm、外径D2がφ14mmのプラスチックレンズである。この光学基材42として、シクロオレフィンポリマー樹脂(ゼオネックス480R:日本ゼオン(株)社製)の熱可塑性樹脂を用いた。
図13に示すように、光学基材41と光学基材42とを、夫々の接合面411と接合面421とが対向した状態で保持する。このとき、光学基材41は成形装置の保持部(不図示)に載置されている。また、光学基材42は成形装置の他方の保持部(不図示)に真空吸着により固定されている。
この状態で、光学基材41の下方から、この光学基材41を通して紫外線ランプ44により紫外線を照射する。このときの紫外線は、その照度:10±2mW/cm2のほぼ均一な照度分布を持ち、これを100秒照射した。こうして、樹脂1を硬化してレンズ層2を得た。
こうして、第2の嵌合孔47に、接合光学素子43の光学基材41が適度な嵌め合い公差で嵌合される。この保持部材45は、嵌合孔47に光学基材41が嵌挿することで光軸O−Oと直交する方向の位置が位置決めされる。
位置決め部材45’は、略円筒形状のプラスチック成形品からなっている。この位置決め部材45’は、外周の一端に鍔部49を有する段付き円筒状をなしている。
また、位置決め部材45’の第2の嵌合孔47’の内径D2’は、光学基材42の外径D2と同じφ10mmである。さらに、位置決め部材45’の円筒部の外径Φ1’は、保持部材45の第1の嵌合孔46と嵌合するように、φ15mmに形成されている。
なお、位置決め部材45’の第2の嵌合孔47’の寸法は、光学基材41及び光学基材42の光軸O−Oと直交する方向のズレが許容可能な範囲で、光学基材42とのクリアランス(隙間)を設けてもよい。
本実施の形態では、光学基材41及び光学基材42にプラスチックレンズを用いた。このプラスチックレンズは、温湿度環境変化に対しレンズ層2と同等の寸法変化をおこすことが知られている。
[実施の形態5]
図17は、光学基材51と保持部材55の断面図、図18は、光学基材51を保持部材55に保持した中間光学部品50’の断面図である。また、図19は、中間光学部品50’と光学基材52の断面図、図20は、光学基材52の平面図、図21は、中間光学部品50’に光学基材52を接合して得られた光学部品50の断面図である。
この光学基材51は、中心肉厚t1が1mm、外径D1がφ20mmのプラスチックレンズである。この光学基材51は、その側面が平滑な面になっている。また、この光学基材51として、ポリカーボネート樹脂(ユピゼータEP5000:三菱ガス化学(株)社製)の熱可塑性樹脂を用いた。
図18に示すように、中間光学部品50’は保持部材55と光学基材51とを有している。
このとき、光学基材51は、その側面が第2の嵌合孔57と嵌合することで光軸O−Oと直交する方向の位置が位置決めされる。本実施の形態では、第2の嵌合孔57の内径(Φ2)はφ20mmである。また、第2の嵌合孔57の光軸O−O方向の長さH1は、光学基材51の側面での肉厚H2よりも短い(図17参照)。
図19は、中間光学部品50’に光学基材52を対向配置したときの断面図である。
次に、図19において、第2の光学基材としての光学基材52は、両凸レンズ形状をなしている。この光学基材52は、接合面521と反接合面522とを有している。
次に、図19及び図21に基づき、光学部品50の製造工程を説明する。
次いで、図21に示すように、保持部材55に固定された光学基材51に対し、光学基材52を光軸O−O方向に接近移動させる。こうして、光学基材52を保持部材55の第1の嵌合孔56に嵌合する。さらに、光学基材52を光軸O−O方向に光学基材51に向けて接近移動させて樹脂1を押延する。
得られた光学部品50は、レンズ層2の形状が、中心樹脂厚(光軸O−O方向の厚さ)t0が0.5mm、レンズ層2の光学有効径D0(φ15mm)における最大径での樹脂厚t3が0.25mmであった。
本実施の形態によれば、保持部材55に光学基材52が固定されていないので、温湿度環境が変化してレンズ層2の寸法変化が生じたとしても、保持部材55が光軸方向の寸法変化を規制しないために接合光学素子53に対して応力がかかることを防止する。こうして、接合光学素子53の光学面の形状変化を防止することができる。
2・・・レンズ層
3,4,5・・・接着剤
10,20,30,40,50・・・光学部品
30’,40’,40”,50’・・・・中間光学部品
11,12,21,22,31,32,41,42,51,52・・・光学基材
111,121,211,221,311,321,411,421,511,521・・・接合面
112,122,212,222,312,322,412,422,512,522・・・反接合面
213,313,413,513,514,523・・・平坦面
13,23,33,43・・・接合光学素子
14,24,34,44,54・・・紫外線ランプ
15,25,35,45,55・・・保持部材
16‘,36,46,46’,56・・・第1の嵌合孔
17‘,37,47,47’,57・・・第2の嵌合孔
18‘,28,48,48’,58・・・非嵌合孔
18a,28a,38,48a,58a・・・当て付け面
19・・・傾斜面
26・・・螺子孔
27・・・嵌合孔
29,45’・・・位置決め部材
29a・・・雄ネジ
35a・・・薄肉部
45a・・・下端面
49・・・鍔部
524・・・凸部端面
52a・・・凸部
61・・・レンズ
A・・・端縁部
t0・・・中心樹脂厚
t1,t2・・・中心肉厚
t3・・・樹脂厚
D0・・・光学有効径
D1,D2・・・外径
Claims (2)
- 光軸方向に対向配置された少なくとも第1の光学基材と第2の光学基材、及びこれら第1と第2の光学基材の間にエネルギー硬化型樹脂のレンズ層が介在された接合光学素子を有し、
前記接合光学素子を収容して保持する保持部材と、
前記保持部材に前記第1と第2の光学基材の一方のみを固定する固定手段と、を有し、
前記固定手段は接着剤であり、
前記保持部材は、前記一方の光学基材と対向している他方の光学基材を、前記光軸方向に移動可能に前記光軸方向と直交する方向に位置決めし、
前記他方の光学基材の側面は、突出して前記保持部材の内周面に当接する複数の凸部を有し、
前記他方の光学基材の前記凸部は、前記光軸方向の一端側に突出して前記一方の光学基材に接触する凸部端面を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の光学部品。 - 光軸方向に対向配置された少なくとも第1の光学基材と第2の光学基材、及びこれら第1と第2の光学基材の間にエネルギー硬化型樹脂のレンズ層が介在された接合光学素子を有する光学部品の製造方法であって、
前記接合光学素子を保持部材に収容する工程と、
収容された前記接合光学素子のうち前記第1と第2の光学基材の一方のみを接着剤により前記保持部材に固定する工程と、
突出して前記保持部材の内周面に当接する複数の凸部であって、前記光軸方向の一端側に突出して前記一方の光学基材に接触する凸部端面を有する複数の凸部を側面に有し、前記一方の光学基材と対向している他方の光学基材を、前記保持部材により、前記光軸方向に移動可能に前記光軸方向と直交する方向に位置決めする工程と、を有する
ことを特徴とする光学部品の製造方法。
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