JP2001059929A - 鏡枠に対するレンズの装着方法と装置 - Google Patents

鏡枠に対するレンズの装着方法と装置

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JP2001059929A
JP2001059929A JP11236473A JP23647399A JP2001059929A JP 2001059929 A JP2001059929 A JP 2001059929A JP 11236473 A JP11236473 A JP 11236473A JP 23647399 A JP23647399 A JP 23647399A JP 2001059929 A JP2001059929 A JP 2001059929A
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peripheral surface
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lens frame
outer peripheral
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Takao Nakajima
隆雄 中嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光重合接着剤を用いてレンズを鏡枠に固着す
る際の光重合接着剤を均一に供給する 【解決手段】 レンズ4を吸着保持しながら回転すると
ともに、回転するレンズ4の外周面に所要量の光重合接
着剤を塗布し、かつ、外周面に光重合接着剤が塗布され
たレンズ4を回転しながら鏡枠5内に嵌合し、光重合接
着剤を鏡枠5の内周面とレンズ外周面との間に塗布した
後、レンズを鏡枠5の嵌合部6内に完全に嵌合し、鏡枠
5の内周面とレンズ外周面との間に塗布した光重合接着
剤を硬化することにより、鏡枠5内にレンズ4を固着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鏡枠に対するレンズ
の装着方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鏡枠に対するレンズの装着にあっ
ては、鏡枠内にレンズを嵌合した後、鏡枠の嵌合孔とレ
ンズの外周間の間隙に光重合接着剤を供給ノズルを介し
て供給し、これに紫外線を照射して硬化することにより
装着している。
【0003】図7は従来の鏡枠に対するレンズの装着方
法を示し、鏡枠5の嵌合部2を有する鏡枠保持用のシメ
ヤトイ1は図示しないモーター等を備える回転駆動機構
により回転自在に支持されている。シメヤトイ1の嵌合
部2の外周には、当該嵌合部2に嵌合された鏡枠5を締
め付け保持するシメカツラ3が螺着されている。
【0004】鏡枠5は内周側部にレンズ4の装着用嵌合
部6を設けるとともに、外周側部にはシメヤトイ1の嵌
合部2の開口縁2aとの係合縁7を突設することにより
形成されている。鏡枠5の嵌合部6には、レンズ4の係
止縁8を突設するとともに嵌合部6の開口縁6aには、
レンズ4を嵌合部6に固着する光重合接着剤供給用のテ
ーパー部9を斜め状の設けている。その内径はレンズ4
の外径に対応させて形成するとともに鏡枠5の外径はシ
メヤトイ1の嵌合部2の内径に対応させて形成されてい
る。
【0005】シメヤトイ1に保持された鏡枠5における
レンズ4を固着する光重合接着剤の供給部は、前記シメ
ヤトイ1の上側において、供給のずる10を有しシメヤ
トイ1の軸中心線イと平行方向に上下動自在に支持され
たシリンダータンク11と、このシリンダータンク11
に連結パイプ12を介して連結されたディスペンサー1
3とから構成されている。
【0006】供給ノズル10はステンレスあるいはテト
ラフルオロエチレン(商標名「テフロン」等のフッ素系
樹脂材料からなる細径のパイプとなっている。この供給
ノズル10の径は、レンズ4の外縁に形成したテーパー
部4aと鏡枠5の開口縁に設けたテーパー部9とにより
形成されるV字状の光重合接着剤の供給溝内に同接着剤
を適確に供給できるように、供給溝の開口幅に対応した
径となっている。また、供給ノズル10はシメヤトイ1
に保持される鏡枠5に対し、前記嵌合部6のテーパー部
9とレンズ4の外縁のテーパー部4aとによって形成さ
れる供給溝に対向配置される。
【0007】シリンダータンク11はガラス、ステンレ
ス、あるいはポリプロピレン等の材料により形成された
容器体からなっている。シリンダータンク11内には、
所要の組成から成る光重合接着剤14が充填されるとと
もに前記ディスペンサー13から圧送される圧縮空気に
よりエアーパイプ継ぎ手15を介して供給ノズル10の
先端から同タンク11内に充填された光重合接着剤14
を一定時間内に一定量吐出することができるようになっ
ている。
【0008】鏡枠5の嵌合部6と嵌合部6内に嵌合され
るレンズ4については、鏡枠5の嵌合部6の内径がレン
ズ4の外径に対応されて形成されることに加えて、レン
ズ4の外径も心取り加工されて偏心なく高精度に加工さ
れるとともに、その表面には所要のコーティングおよび
洗浄、その他の処理が施されている。
【0009】次に、この構造によってレンズを装着する
手順を説明する。予め鏡枠5の嵌合部6内に装着すべき
レンズ4が嵌合された状態で、適宜の手段(例えば、回
転円盤の円周方向に、鏡枠5の外径に対応する多数の保
持穴を配設し、回転自在に支持される鏡枠5の供給部
(図示しない)の各保持穴に嵌合保持されたレンズ4を
嵌合した状態の各鏡枠5を、前記供給部の回転円盤を間
隔回転して、間隔的に供給位置に供給し、この供給位置
に待機し、鏡枠5をチャックし得るチャック部を備える
旋回アーム(図示せず)によって、前記供給位置に供給
される鏡枠5をチャッキング後、同アームの旋回動作に
より、前記シメヤトイ1の嵌合部2内に鏡枠5を等の供
給する等の方法)により、シメヤトイ1の嵌合部2内に
落し込み、鏡枠5の係合縁7をシメヤトイ1の嵌合部2
の開口縁に係合させながら嵌合した後、同シメヤトイ1
のシメカツラ3により締め付けて固定する。
【0010】その後、シメヤトイ1に装備する回転駆動
機構を始動して、シメヤトイ1を軸中心線イを中心に回
転するとともにシリンダータンク11を下動して、供給
ノズル10の先端を、鏡枠5の嵌合部6のテーパー部9
とレンズ4の外縁のテーパー部4aとの供給溝に移動さ
せる。これと同時に、ディスペンサー13から圧送され
る圧縮空気によりエアーパイプ継ぎ手15を介して供給
ノズル10から、シリンダータンク11内の光重合接着
剤14を鏡枠5の嵌合部6のテーパー部9とレンズ4の
外縁のテーパー部4a(面取部)との供給溝中に供給す
る。
【0011】以上により光重合接着剤14の供給が完了
し、この完了時点で、シメヤトイ1のシメカツラ3をゆ
るめるとともに、前記旋回アームを介して再度、供給部
に排出し、その搬送工程中に鏡枠5のレンズ4に対して
供給された光重合接着剤14に対し紫外線を照射して、
(例えば紫外線照射室中に搬入させて)硬化することに
より、鏡枠5の嵌合部6内にレンズ4を固着する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来方法によれば、光重合接着剤14の供給は、鏡
枠5の嵌合部6内に嵌合された状態で行われるが、嵌合
部6のテーパー部9とレンズ4のテーパー部4aとによ
って形成されるV字状の供給溝に沿って供給されるのみ
であり、例えば、嵌合部6の内周面とレンズ4の外周面
間の全周面にまで、光重合接着剤14を流入させること
は困難で、しかも、全周面中、一部分には流入するにし
ても、供給溝への接着剤の供給を介して、全周面に均一
かつ的確に塗布することは困難となっている。
【0013】その結果、鏡枠5の嵌合部6の内周面とレ
ンズ4の外周面間における接着剤の塗布のバラツキが生
じ、これにより、レンズ4の固着強度にムラを生じ、製
品精度の低下につながるものであった。また、レンズ4
および鏡枠5の形状によっては供給ノズル10の太さあ
るいは長さに制約を受けるとともに、供給ノズル10等
の設置等に設備場所からの制約を受ける等の問題点を有
するものであった。
【0014】本発明はこのような従来方法における問題
点に鑑みて開発されたもので、レンズを鏡枠に光重合接
着剤を用いて固着する際の接着剤を鏡枠とレンズ間に均
一に供給するとともに鏡枠とレンズの光学心を容易に求
めながら短時間で組立作業を行うことのできる方法と装
置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、鏡枠内にレンズを光重合接着剤を用いて
固着するに際し、鏡枠内に固着するレンズを吸着保持し
ながら回転し、この回転工程において、レンズの外周に
所要量の光重合接着剤を塗布した後、レンズを回転しな
がら鏡枠の嵌合部に挿入するとともに当該レンズの鏡枠
の嵌合部に対する挿入工程に関連させて心出しするか、
あるいは当該レンズの鏡枠の嵌合部への挿入後に心出し
した後、前記光重合接着剤に紫外線を照射して硬化する
ことにより、鏡枠内にレンズを固着することを特徴とす
るものである。
【0016】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1〜図3は本
発明の実施の形態1を示し、図1は実施の形態1におけ
るレンズの装着装置の概要を示す一部を破断した側面図
である。
【0017】装着装置は、鏡枠5の保持部20と、この
保持部20に保持される鏡枠5の嵌合部6内に嵌合され
たレンズ4を吸着保持する吸着部30と、この吸着部3
0に保持されたレンズ4を回転する回転部40と、鏡枠
5の保持部20の上側において、前記吸着部30を上下
方向にスライドするスライド部50と、吸着部30によ
って保持したレンズ4の回転部40による回転に関連し
て、レンズ4の外周面に所定量の光重合接着剤14を塗
布するための光重合接着剤14の供給部60とを備えて
いる。
【0018】鏡枠5の保持部20は、基台21上に取り
付けた鏡枠5の受部22を有する受台23と、この受台
23の受部22中に落し込まれた鏡枠5を押圧保持する
保持腕24と、この保持腕24を上下動する駆動用シリ
ンダー25とから構成されている。
【0019】保持腕24は板バネ部材によって形成され
るとともに、その先端24aは受台23の受部22に落
し込まれた鏡枠5の係合縁7を押圧することができるよ
うになっている。また、保持腕24はその後端24bを
前記シリンダー25のラム26に連結してある。シリン
ダー25は基台21上側に取り付けてある。
【0020】レンズ4の吸着部30は、基台21上側に
立設された支柱31にスライドガイド32を取り付ける
とともに、このスライドガイド32に対して上下動自在
にスライダー33を嵌装し、このスライダー33に支持
枠34を取付け、さらに、この支持枠34に固着した軸
受35に主軸36を回転自在に装着するとともに、この
主軸36の先端部には中空の吸着軸37を固着し、かつ
吸着軸37にはこれに連通する連結パイプ38を介して
真空吸引装置39を装備することにより構成されてい
る。
【0021】さらに、吸着部30の吸着軸37によって
吸着保持したレンズ4を回転する回転部40は、前記支
持枠34に取付けたモーター41の駆動軸42に駆動プ
ーリー43を固着するとともに、前記主軸36に受動プ
ーリー44を固着し、かつ両プーリー43、44間にベ
ルト45を張設することにより構成されている。
【0022】尚、前記吸着軸37は、図2に示すよう
に、先端部に心出し用のヤトイ部37aを具備するとと
もに、このヤトイ部37aを介して吸着するレンズ4面
にキズを付けることがないように合成樹脂あるいはフェ
ルト材等から成る保護層(図示しない)を設けてある。
【0023】吸着部30を鏡枠5の保持部20の上側に
おいて、上下方向にスライドするスライド部50は、前
記支柱31に取り付けたスライドガイド32に対して上
下動自在に嵌装したスライダー33の上端33aに連結
腕51を固着するとともに、この連結腕51の連結端5
1aを前記支柱31に支持部材52を介して取付けたシ
リンダー53のラム54の連結端54aと連結し、かつ
前記支持枠34の下部に挿入カム55の駆動用モーター
56を取付けるとともに、このモーター56の駆動軸5
7に挿入カム55を固着し、他方、この挿入カム55の
ローラフオロアー58を前記支柱31に固着した支持軸
59により回転自在に軸支することにより構成されてい
る。
【0024】挿入カム55のカム面は、一方のカム面5
5aより他方のカム面55b方向に斜めに設けられてい
る。この挿入カム55はローラフオロアー58に対して
シリンダー53が作動しラム54が下降され、連結腕5
1を介してスライダー33がスライドガイド32に案内
されて下降した際に、挿入カム55のカム面55aある
いはカム面55bがローラフオロアー58に当接するよ
うに対向している。
【0025】光重合接着剤14の供給部60は、図7に
図示した供給部と同一の構成からなるもので、同一番号
を付して、その説明は省略する。なお、この供給部60
は、図1に示すように、吸着部30がスライド部50の
シリンダー53を介して、その上昇端に保持される時
に、吸着部30の吸着軸37の先端に吸着されるレンズ
4と同一平面において、図1矢印ロ方向に進退動自在に
保持しながら、基台21の上側において、図1左側の保
持部20上側に位置するように配置してある。
【0026】すなわち、保持部20に対して、装着前の
レンズ4を嵌合した鏡枠5を供給する作業を阻害するこ
とのない位置に後退動されるとともに、吸着部30の上
昇端における吸着軸37に保持されるレンズ4の外周に
光重合接着剤14を供給する場合に、図1に示すよう
に、供給ノズル10の先端をレンズ4の外周面間に所要
の間隙を有して対向できる位置に前進動できるようにな
っている。
【0027】この場合、ディスペンサー13を支持台
(図示しない)上に固定し、連結パイプ12によって連
結した供給ノズル10側のみを進退動自在に構成するこ
とが供給部60全体を進退動する構成に比較して簡易で
あることは勿論である。
【0028】以上のような装着装置により、レンズ4を
鏡枠5の嵌合部6内に光重合接着剤14を介して固着す
る場合について図2〜図4とともに説明する。
【0029】まず、装着装置の光重合接着剤14の供給
部60が後退位置に退避した状態で、図7の従来方法に
おいて説明したように、適宜の搬送手段を介して供給位
置に搬送されてくる鏡枠5の嵌合部6内に固着前のレン
ズ4が嵌合された鏡枠5を、適宜の供給手段(例えば、
鏡枠5をチャッキングする開閉自在なチャックを備える
旋回アーム等)により基台21上側の保持部20におけ
る受台23の受部22内に落し込み、この鏡枠5の外周
に備える係合縁7を受台23の開口縁23aに係合させ
ながら保持する。この鏡枠5の受台23に対しての落し
込みの際には、シリンダー25の作動により、ラム26
の上昇死点において、上側の退避位置に保持されていた
保持腕24を、前記鏡枠5の受部22内への落し込み操
作に関連させてシリンダー25を作動することによりラ
ム26の下死点において、下側の作用位置まで降下さ
せ、保持腕24の先端24aにより、鏡枠5の係合縁7
を受台23の開口縁23a上側に押圧挟持する。
【0030】また、この保持部20における鏡枠5の保
持操作に関連して、スライド部50のシリンダー53を
作動して、図1図示のラム54の上昇死点における不作
用状態に保持される吸着部30を、ラム54の下降によ
り降下させる。この下死点においては、吸着部30の吸
着軸37の先端部が鏡枠5内に嵌合セットされているレ
ンズ4の上側に当接される。なお、ラム54の加工時に
は後述するように、挿入カム55は図1図示の状態から
半周回転され、そのカム面55aがローラフォロアー5
8に係合する状態に操作されている。
【0031】その後、吸着軸37の先端部がレンズ4の
上側に当接されるのに関連して、吸着部30の真空吸引
装置39を作動してレンズ4を吸着軸37に吸着する。
また、吸着軸37のレンズ4の吸着動作に関連して、ス
ライド部50のシリンダー53を作動して、ラム54の
上死点への上昇により、スライドガイド32に案内され
て上昇するスライダー33、スライダー33に取り付け
られた支持枠34を介して、前記吸着部30を図1図示
の状態下に上側保持させることができ、レンズ4は図1
における点線位置に保持される。
【0032】さらに、この吸着部30の上側保持位置へ
の変位に関連して、回転部40のモーター41が作動
し、プーリー43、44を介して主軸36が回転される
のに伴い、吸着軸37が回転し、これに吸着保持される
レンズ4が一定の速度で回転される。
【0033】かつ、前記吸着部30の上側保持位置への
変位に関連して、光重合接着剤14の供給部60の供給
ノズル10側の駆動部(図示省略)が作動され、供給ノ
ズル10が前進し、その前進端位置において、供給ノズ
ル10が吸着軸37に吸着保持されるレンズ4の外周の
中心部に対して、所要の間隙を有して対向位置する(図
2参照)。さらにこの供給ノズル10の対向位置への変
位に関連して、ディスペンサー13より連結パイプ12
を介して、圧縮空気がエアーパイプ継ぎ手15に圧送さ
れ、シリンダータンク11内に充填されている光重合接
着剤14が供給ノズル10より一定時間内に一定量吐出
される。この光重合接着剤14は図2に示すように、回
転中のレンズ4の外周面4aに光重合接着剤14を供給
され、全周面に均一に光重合接着剤を塗布することがで
きる。
【0034】供給ノズル10より光重合接着剤14を吐
出する時間と量については、吸着軸37の回転によるレ
ンズ4の回転速度とディスペンサー吐出圧力とにより設
定し、レンズ4の外周面4aの中心部に、図2に示すよ
うに所定幅に盛り上がる状態に供給するとともに全周に
これが均一に塗布されるように吐出時間、量およびレン
ズ4の回転速度を調整する。
【0035】以上のようにしてレンズ4の外周面4aに
対する光重合接着剤14が塗布された後、供給部60の
供給ノズル10が後退動するとともに、スライド部50
のシリンダー53が作動し、吸着部30が下降するが、
この時すでに挿入カム55のカム面55b側がローラフ
オロアー58と当接位置に変位されている。すなわち、
前記吸着部30におけるレンズ4の吸着保持後の上側へ
の上昇動作時におけるシリンダー53の作動に関連し
て、モーター56が作動し、挿入カム55を半周回転し
て図1の状態に復帰される。
【0036】従って、吸着部30の下降工程においてシ
リンダー53のラム54が下死点に至る前に挿入カム5
5のカム面55bがローラフオロアー58に突合して、
吸着部30の下降死点への降下を阻止する。これにより
図3に示すように、吸着軸37に保持されるレンズ4
が、鏡枠5の嵌合部6内に完全に嵌合されない状態下
で、レンズ4を鏡枠5の嵌合部6内に挿入させることが
できる。
【0037】レンズ4が図3図示の状態下に鏡枠5内に
挿入され、かつ、回転部40における回転が継続されて
いることにより、レンズ4は鏡枠5内で回転し、レンズ
4の外周面4aに塗布されている光重合接着剤14は鏡
枠5の嵌合部6の内周面にも均一に塗布される。
【0038】しかる後、回転部40によるレンズ4の回
転を、図3図示の挿入状態において1〜2回転で停止す
るとともにモーター56を再度作動して、ローラフオロ
アー58に突合する挿入カム55を再度半周回転するこ
とにより、挿入カム55のローラフオロアー58との突
合カム面がカム面55bよりカム面55aに変位され
る。この変位動作に関連して、すでにシリンダー53の
ラム54が下死点まで作動してフリーな状態下に維持さ
れているので、挿入カム55の変位量だけ、低スピード
で吸着軸37が下降する。これに伴ってレンズ4も鏡枠
5の嵌合部6内にゆっくりと挿入され、吸着軸37の下
死点への降下に伴い、鏡枠5の嵌合部6内に完全に嵌合
される。
【0039】この時、主軸35に弾装した弾性部材(図
示省略)の弾性が吸着軸37を介してレンズ4に対して
微圧を与えることができ、これによって、鏡枠5の嵌合
部6およびその係止縁8と吸着軸37の先端部に設けた
ヤトイ部37aとによりレンズ4の嵌合状態を矯正する
ことができるとともに、レンズ4の光軸と鏡枠5の光軸
間における偏心が補正され、心出し作業を同時に行うこ
とができる。
【0040】その後、吸着部30における真空吸引装置
39の作動を停止した後、スライド部50のシリンダー
53を作動して、吸着部30を図1の状態に保持すると
ともに、保持部20のシリンダー25を作動して保持腕
24を上側に上昇退避して鏡枠5の保持状態を解除した
後、図4に示すように、紫外線照射装置70の光源71
からの紫外線を紫外線透過ファイバーバンドル72を介
して鏡枠5の嵌合部6の内周面とレンズ4の外周面4a
間に介在する光重合接着剤14に部分的に照射して全周
を、或いは紫外線透過ファイバーバンドル径を大きくし
て全体的に照射して光重合接着剤14を硬化することに
より、レンズ4を鏡枠5に固着することができる。
【0041】そして、レンズ4が固着された鏡枠5を、
前記供給手段を介して保持部20の受台23より所要の
搬出位置に搬出するとともに、他のレンズ4が鏡枠5内
に嵌合されたレンズ4が固着前の鏡枠5を再度供給し、
以下前述と同様の方法で、鏡枠5に対するレンズ4の固
着作業を行うことができる。
【0042】(実施の形態2)実施の形態2は、図4の
点線で示す吸着軸37の押圧保持状態下に紫外線照射装
置70による硬化作業を実施する形態である。
【0043】すなわち、この実施の形態では、実施の形
態1における光重合接着剤14が塗布されたレンズ4を
完全に鏡枠嵌合部6内に嵌合した後、これを解除した状
態で光重合接着剤14の硬化を行う実施の形態1に換え
て、吸着部30の吸着保持状態を維持した状態で、紫外
線を照射しながら硬化してレンズ4を鏡枠5内に固着す
るものである。
【0044】かかる方法によれば、レンズ4と鏡枠5と
の光学心を求めながらレンズ4を鏡枠5内に固着するこ
とができる。尚、他の方法については実施の形態1と同
様の方法により実施するため、その説明を省略する。
【0045】(実施の形態3)図5、図6は本発明の実
施の形態3における装着装置であり、その要部のみを示
してある。
【0046】この実施の形態では、前述の実施の形態お
ける1枚のレンズ4を鏡枠5内に固着するのに換えて、
2枚のレンズ4、4´を接合しながら鏡枠5´内に固着
するものである。
【0047】この実施の形態においても、図1図示の装
置を使用して実施するが、これに加えて、図5で示すよ
うに、2枚のレンズ4、4´を互いに接合する接合用光
重合接着剤14´の供給部80を有している。なお、こ
の供給部80は、他方の供給部60と同一の構成からな
るため、同一番号を付してその説明を省略する。
【0048】なお、供給部80の配設位置は、図5に示
すように、供給部60との対向側に位置し状態を示す
が、供給部60と同一側に配設し、両供給ノズル10
を、両者の操作の支障をきたすことがない範囲内におい
て、進退動できるように構成すれば足りるものである。
【0049】保持部20の受台23の受部22内には、
いまだ固着されていない2枚の凸レンズ4および凹レン
ズ4´の接合レンズのうち一方の凹レンズ4´が鏡枠5
´の嵌合部6´内に嵌合された状態で鏡枠5´とともに
供給される。他方、吸着部30の吸着軸37には、適宜
の手段にて、他方の凸レンズ4が供給され、偏心および
ズレ等のない状態で吸着保持されている。
【0050】しかる後、吸着軸37に保持されるレンズ
4に対しては、供給部60の供給ノズル10を介して、
吸着軸37の回転工程中に供給塗布される。鏡枠5´の
凹レンズ4´には供給部80の供給ノズル10を介して
接合用光重合接着剤14´を点滴供給する。従って、供
給部80における吐出圧力、供給ノズルの口径、吐出時
間等の条件を同作業の遂行に合せて、調整して実施する
ものである。
【0051】両接着剤14、14´の塗布工程後、吸着
部30の降下により、レンズ4が図6に示すように、実
施の形態1における図3と同様に状態下に鏡枠5´の嵌
合部6´内に挿入される。従って、この状態下における
吸着軸37の1〜2回転により、鏡枠5´の嵌合部6´
内周面への接着剤14の均一な塗布を完了でき、その後
の吸着部37の降下により、凸レンズ4が凹レンズ4´
の接合面に接合されながら、鏡枠5´内に完全に嵌合さ
れる。
【0052】この際の吸着部30における動作は実施の
形態1と同様に行われ、吸着軸37の先端部のヤトイ部
37aによる心出し作業も同時に行うことができるとと
もに接着剤14´を両レンズ4、4´の接合面間に均一
に広げながら塗布できる。
【0053】その後、吸着軸37による保持状態を解除
することなく、両接着剤14、14´に紫外線を照射し
て硬化することにより、両レンズ4、4´の接合並びに
鏡枠5´内への固着作業を完了することができる。
【0054】その他の方法については、図1の装着装置
を使用する実施の形態1に準じて容易に理解し得るの
で、その説明を省略する。なお、この実施の形態では、
凹レンズ4´の上側に凸レンズ4を接合する場合につい
て説明したが、逆に凸レンズ4の上側に凹レンズ4´を
接合しながら実施することもできる。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明方
法によれば、単レンズあるいは2枚レンズを鏡枠に装着
する際の光重合接着剤の塗布が均一にできるとともに、
組立後の品質において鏡枠に対する光学心が固着時に求
められ、心調整の工数をなくすことが可能であり、さら
に、レンズと鏡枠の嵌合部間の間隙に均一に光重合接着
剤を介在塗布することができるとともに、接合組立にお
いては接合用光重合接着剤が2枚レンズの接合面間にア
ワを混入させることなく装着することが可能となる。
従って、この種の製品精度並びに強度を向上かつ均一化
することができる。
【0056】特に、2枚の複合レンズの装着の場合に
は、レンズ相互間の外部における接合作業が省け、外周
部のクリーニング作業等の省略とも相まって、作業工程
を大きく低減することができる。
【0057】本発明の装着装置によれば、以上の方法の
実施に必要な構成を簡易に構成でき、所期効果を的確に
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の装着装置の一部を破断
して示す側面図である。
【図2】実施の形態1の要部の断面図である。
【図3】装着時の断面図である。
【図4】実施の形態2の要部の断面図である。
【図5】実施の形態3の断面図である。
【図6】実施の形態3の装着時の断面図である。
【図7】従来装置の正面図である。
【符号の説明】
4 レンズ 5 鏡枠 6 嵌合部 7 係合縁 8 係止縁 10 供給ノズル 14 光重合接着剤 20 保持部 30 吸着部 36 主軸 37 吸着軸 38 連結パイプ 39 真空吸引装置 40 回転部 41 モーター 42 駆動軸

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光重合接着剤を介してレンズを鏡枠内に
    固着する装着方法において、 前記レンズを吸着保持しながら回転するとともに、回転
    するレンズの外周面に所要量の光重合接着剤を塗布し、
    かつ、外周面に光重合接着剤が塗布されたレンズを回転
    しながら前記鏡枠内に嵌合し、前記光重合接着剤を鏡枠
    の内周面とレンズ外周面との間に塗布した後、当該レン
    ズを鏡枠の嵌合部内に完全に嵌合し、前記鏡枠の内周面
    とレンズ外周面との間に塗布した光重合接着剤を硬化す
    ることにより、鏡枠内にレンズを固着することを特徴と
    する鏡枠に対するレンズの装着方法。
  2. 【請求項2】 光重合接着剤を介してレンズを鏡枠内に
    固着する装着方法において、 前記レンズを吸着保持しながら回転するとともに、回転
    するレンズの外周面に所要量の光重合接着剤を塗布し、
    かつ、外周面に光重合接着剤が塗布されたレンズを回転
    しながら前記鏡枠内に嵌合し、前記光重合接着剤を鏡枠
    の内周面とレンズ外周面との間に塗布した後、当該レン
    ズを鏡枠の嵌合部内に心出ししながら完全に嵌合し、か
    つこの心出し状態を維持した状態で前記鏡枠の内周面と
    レンズ外周面との間に塗布した光重合接着剤を硬化する
    ことにより、鏡枠内にレンズを固着することを特徴とす
    る鏡枠に対するレンズの装着方法。
  3. 【請求項3】 2枚のレンズを光重合接着剤を介して鏡
    枠内に固着する装着方法において、 いずれか一方のレンズを前記鏡枠内に嵌合しながら、そ
    の接合面に所要量の接合用光重合接着剤を供給するとと
    もに他方のレンズを吸着保持しながら回転するとともに
    回転するレンズの外周面に所要量の光重合接着剤を塗布
    し、かつ外周面に光重合接着剤が塗布されたレンズを回
    転しながら鏡枠内に嵌合し、前記光重合接着剤を鏡枠の
    内周面とレンズ外周面との間に塗布した後、当該レンズ
    を前記一方のレンズの接合面上側に接合させながら鏡枠
    内に心出ししつつ完全に嵌合するとともに、この心出し
    状態を維持した状態下で前記鏡枠の内周面とレンズ外周
    面との間および両レンズの接合面間に塗布される光重合
    接着剤を硬化することにより、鏡枠内に接合レンズを固
    着することを特徴とする鏡枠に対するレンズの装着方
    法。
  4. 【請求項4】 前記レンズ外周面への光重合接着剤の塗
    布は、レンズをヤトイ部を備える吸着軸により吸着保持
    しながら回転するとともに光重合接着剤を供給ノズルを
    介してレンズの外周面に吐出しながら供給することを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の装着方法。
  5. 【請求項5】 前記レンズと鏡枠との心出しは、レンズ
    を吸着保持するヤトイ部を備える吸着軸と、前記鏡枠の
    係止縁を備える嵌合部への挿入操作に関連して心出しす
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の装
    着方法。
  6. 【請求項6】 鏡枠の受部を備えるとともに鏡枠の係合
    縁を保持する保持腕を備える保持部と、この保持部に保
    持する鏡枠の嵌合部内に固着するレンズを吸着保持する
    吸着部と、この吸着部を回転する回転部と、前記保持部
    上側において前記吸着部を上下方向間にスライドするス
    ライド部と、前記吸着部のスライド方向に対して直交方
    向に進退動自在な光重合接着剤の吐出用供給ノズルを備
    える光重合接着剤の供給部とから構成されていることを
    特徴とする鏡枠に対するレンズの装着装置。
  7. 【請求項7】 前記供給部は、前記吸着部によって吸着
    かつ回転するレンズの外周面に光重合接着剤を供給する
    供給部によりまたは/および前記保持部に保持される鏡
    枠内に嵌合されるレンズの接合面に接合用光重合接着剤
    を供給する供給部により構成したことを特徴とする請求
    項6記載の鏡枠に対するレンズの装着装置。
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