JP2014130208A - 眼鏡レンズ基材用保持装置および塗布液塗布装置 - Google Patents

眼鏡レンズ基材用保持装置および塗布液塗布装置 Download PDF

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Abstract

【課題】回転させる眼鏡レンズ基材を簡単にかつレンズ面に傷を付けることなく保持できる眼鏡レンズ基材用保持装置を提供する。
【解決手段】眼鏡レンズ基材2を囲むフレーム部6と、フレーム部6の内側の複数のレンズ押圧部7とを備える。フレーム部6は、第1の枠体11と第2の枠体12とからなる。第1の枠体11の一端部11aと第2の枠体12の一端部12aとは回動可能に連結される。第1の枠体11の他端部11bと第2の枠体12の他端部12bは、結合形態と開放形態とを切り換えることができように形成される。レンズ押圧部7は、ばね部材21と押圧子22とを有する。押圧子22は、眼鏡レンズ基材2の外周縁に接触し、ばね部材21のばね力で眼鏡レンズ基材2を中央に向けて押圧する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、眼鏡レンズ基材を回転できるように保持する眼鏡レンズ基材用保持装置およびこの保持装置を介して眼鏡レンズ基材が装填される塗布液塗布装置に関するものである。
眼鏡レンズを製造するための基材(以下、単に眼鏡レンズ基材という)に膜を形成する方法の一つとして、スピンコート法がある。このスピンコート法は、眼鏡レンズ基材を回転させるとともにレンズ面に塗布液を塗布することによって実施される。スピンコート法において、基材の支持方法として、真空チャックによる方法が最も一般的に用いられている。具体的には、スピンコート機の回転軸が中空機構になっていて、その上部の台座に基材を設置すると、ロータリーポンプなどの真空機構によって吸引され、基材が回転軸に固定されるというものである。
しかしながら、この支持方法では、基材下面と回転軸上の台座との接触部分に接触痕がしばしば残ることが知られている。眼鏡レンズにおいては、両側のレンズ面を使用するため、接触痕が残ると不良になる恐れがある。
また、スピンコート機の回転軸に保持用の突起構造、たとえば爪のようなものを取付け、眼鏡レンズ基材の外縁(いわゆるコバ)の部分を数箇所で保持する方法もある。しかしながら、この支持方法では、爪とレンズ外縁が接触する部分に塗布液が溜まり、均一な膜を得られず、外観不良を生じる恐れがある。
このように、接触痕や液だまりの発生を防ぐ目的で、例えば特許文献1に記載されているような保持具によって支持する方法が提案されている。この方法によれば、眼鏡レンズ基材は、前記保持具を介して回転式の塗布液塗布装置に装填される。
特許文献1に記載されている保持具は、円環状のフレームと、このフレームの内側に位置する複数のばね部材とを備えている。前記ばね部材は、フレームの内周部から中心側に向けて延び、先端が眼鏡レンズ基材の外周面を中心方向に押すように形成されている。
特開2007−21355号公報
特許文献1に記載されている眼鏡レンズ基材用保持具では、眼鏡レンズ基材を組み付けるときにレンズ面が傷付き易いという問題があった。この理由は、作業者が一方の手の指でばね部材をフレーム側に押して弾性変形させながら他方の手で眼鏡レンズ基材をフレーム内に挿入しなければならないからである。
すなわち、眼鏡レンズ基材をフレーム内に挿入するときに、作業者によって押さえられていない他のばね部材にレンズ面を接触させてしまうことがあり、このような場合にレンズ面が傷付けられることになる。
前記ばね部材は、高速で回転する眼鏡レンズ基材を支持するものである。眼鏡レンズ基材を前記保持具に組み付けるためには、このように固いばね部材を指で強く押す必要がある。このため、眼鏡レンズ基材を前記フレーム内に挿入する作業は、レンズ面が傷付くことがないように慎重に行うにも限界がある。
また、特許文献1に示す保持具の前記ばね部材は、作業者が手で弾性変形させることができるようなものを使用しなければならない。このため、この保持具は、各ばね部材のばね力がばらつき易く、眼鏡レンズ基材をフレームと同一軸線上に位置付けることは難しいものである。眼鏡レンズ基材がフレームと同一軸線上に位置していないと、この保持具を回転させる塗布液塗布装置の回転部が振動し易くなる。すなわち、この保持具を使用する塗布液塗布装置は、回転部を強固に形成する必要があり、製造コストが高いものとなる。
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、回転させる眼鏡レンズ基材を簡単にかつレンズ面に傷を付けることなく保持できる眼鏡レンズ基材用保持装置を提供することを第1の目的とする。また、本発明は、上記眼鏡レンズ基材用保持装置を用いて塗布液塗布装置を安価に提供することを第2の目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る眼鏡レンズ基材用保持装置は、眼鏡レンズ基材の外周面を径方向の外側から囲む形状の枠体からなるフレーム部と、前記フレーム部の内側に設けられた複数のレンズ押圧部とを備え、前記フレーム部は、前記眼鏡レンズ基材の周方向に分割された第1の枠体と第2の枠体とからなり、前記第1の枠体の一端部と前記第2の枠体の一端部とは、一方が他方に対して回動できるように互いに連結され、前記第1の枠体の他端部と前記第2の枠体の他端部とは、これらの他端部どうしが互いに結合される結合形態と、これらの他端部の一方が他方に対して離脱可能になる開放形態とを切り換えることができるように形成され、前記レンズ押圧部は、前記第1の枠体または第2の枠体に支持されて前記フレーム部の内方に延びるばね部材と、前記ばね部材の先端部に設けられた押圧子とを有し、前記押圧子は、前記第1の枠体の前記他端部と前記第2の枠体の前記他端部とが前記結合形態となる状態において、前記フレーム部の内方に挿入された前記眼鏡レンズ基材の外周縁に接触するとともに、前記外周縁を前記ばね部材のばね力で眼鏡レンズ基材の中央に向けて押圧することを特徴とするものである。
本発明は、前記発明において、前記フレーム部は、前記眼鏡レンズ基材の光軸の方向から見て円環状に形成され、前記レンズ押圧部は、眼鏡レンズ基材を前記フレーム部と同一軸線上に位置付けて保持するものであることを特徴とする。
本発明は、前記発明において、前記各レンズ押圧部の前記ばね部材は、前記眼鏡レンズ基材の周方向に離れた位置において前記フレーム部に支持された第1の板ばねと第2の板ばねとを有し、これらの第1の板ばねと第2の板ばねとは、前記フレーム部材の内方に向かうにしたがって互いに接近するように傾斜し、これらの第1の板ばねの先端部と、第2の板ばねの先端部とは、互いに接続されているとともに、この接続部において前記押圧子を支持していることを特徴とする。
本発明は、前記発明において、前記フレーム部の厚みは、このフレーム部内に保持された眼鏡レンズ基材から遠心力で飛ばされた塗布液が前記フレーム部の厚み方向の両側方を通過可能な厚みに形成され、前記押圧子における眼鏡レンズ基材と接触する部位は、前記フレーム部の厚み方向の中央に向かうにしたがって前記フレーム部に接近するように傾斜していることを特徴とする。
本発明に係る塗布液塗布装置は、前記発明に係る眼鏡レンズ基材用保持装置をこの保持装置に保持された眼鏡レンズ基材の光軸が回転軸線となるように回転させる回転部と、前記眼鏡レンズ基材の一方のレンズ面と他方のレンズ面とに向けて塗布液を噴出させる塗布部とを備えていることを特徴とする。
本発明に係る眼鏡レンズ基材用保持装置のフレーム部は、第1の枠体と第2の枠体とのうち一方の枠体を他方の枠体に対して回動させることによって、開閉できるものである。眼鏡レンズ基材は、フレーム部が開いている状態でフレーム部内に挿入することができる。また、フレーム部内に挿入された眼鏡レンズ基材は、フレーム部が閉じられることによって、複数のレンズ押圧部により押されてフレーム部内に保持される。
このため、眼鏡レンズ基材をフレーム部内に挿入する作業は、作業者が指でばね部材を押す必要はないから簡単で、レンズ面がレンズ押圧部に接触することがないように充分に慎重に行うことができる。
したがって、本発明によれば、回転させる眼鏡レンズ基材を簡単にかつレンズ面に傷を付けることなく保持できる眼鏡レンズ基材用保持装置を提供することができる。
本発明に係る眼鏡レンズ基材用保持装置のばね部材は、個々に作業者が指で弾性変形させるものではない。このため、このばね部材は、眼鏡レンズ基材が高速で回転してもフレーム部内の中央に精度よく位置付けられるようなばね力のものを用いることができる。
このため、この眼鏡レンズ基材用保持装置を使用する本発明の塗布液塗布装置は、眼鏡レンズ基材を保持装置とともに回転させる回転部が振動し難いものとなる。
すなわち、この塗布液塗布装置は、前記回転部をそれほど強固に形成しなくてよいために、低いコストで形成することが可能なものとなる。
したがって、本発明によれば、上記眼鏡レンズ基材用保持装置を用いて塗布液塗布装置を安価に提供することができる。
第1の実施の形態による眼鏡レンズ基材用保持装置の平面図である。 図1におけるII−II線断面図である。 図1におけるIII−III線断面図である。 図1におけるIV−IV線断面図である。 フレーム部の開いた状態を示す平面図である。 第1の実施の形態による眼鏡レンズ基材用保持装置の一部を拡大して示す斜視図である。 本発明に係る塗布液塗布装置の構成を示す断面図である。 眼鏡レンズ基材とフレーム部の一部を拡大して示す断面図である。 第2の実施の形態による押圧子を示す図で、同図(A)は平面図、同図(B)は図(A)におけるIX−IX線断面図である。 第3の実施の形態による眼鏡レンズ基材用保持装置の平面図である。 図10におけるXI−XI線断面図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明に係る眼鏡レンズ基材用保持装置および塗布液塗布装置の一実施の形態を図1〜図8によって詳細に説明する。
図1に示す眼鏡レンズ基材用保持装置1は、眼鏡レンズ基材2を後述する塗布液塗布装置3(図7参照)に装着するためのものである。眼鏡レンズ基材2は、円盤状に形成されている。この実施の形態で用いる眼鏡レンズ基材2は、図2に示すように、凸面2aからなるレンズ面と、凹面2bからなるレンズ面とを有するマイナスレンズである。なお、本発明に係る眼鏡レンズ基材用保持装置1は、マイナスレンズの他にプラスレンズも保持できるものである。
図1に示す眼鏡レンズ基材用保持装置1は、前記眼鏡レンズ基材2の外周面5を径方向の外側から囲む形状の枠体からなるフレーム部6と、このフレーム部6の内側に設けられた四つのレンズ押圧部7とを備えている。
この実施の形態による前記フレーム部6は、図1に示すように、前記眼鏡レンズ基材2の光軸の方向から見て円環状に形成されている。
このフレーム部6の厚み(前記光軸に沿う方向の厚み)は、図2および図8に示すように、眼鏡レンズ基材2の外周部の厚みより薄く形成されている。また、このフレーム部6には、塗布液塗布装置3の固定用ボルト8(図7参照)や位置決めピン(図示せず)などが嵌合する複数の貫通孔6aが穿設されている。この貫通孔6aは、フレーム部6を厚み方向に貫通するように形成されている。
また、このフレーム部6は、図1に示すように、前記眼鏡レンズ基材2の周方向に分割された第1の枠体11と第2の枠体12とによって構成されている。第1の枠体11と第2の枠体12は、円を周方向に2分割したような形状に形成されている。第1の枠体11と第2の枠体12は、アルカリ性の洗浄液やその他の薬品に対する耐性が高くなるように、ステンレス鋼によって形成されている。
前記第1の枠体11の一端部11aと前記第2の枠体12の一端部12aとは、図1および図3に示すように、後述する蝶番機構13によって一方が他方に対して回動できるように互いに連結されている。この実施の形態による蝶番機構13は、図3に示すように、第1の連結片14と、第2の連結片15と、支軸16とによって構成されている。前記第1の連結片14は、前記第1の枠体11の一端部11aを部分的に薄く形成したものである。
前記第2の連結片15は、前記第2の枠体12の一端部12aを部分的に薄く形成したもので、前記第1の連結片14に重ねられている。第2の連結片15を第1の連結片14に重ねる方向は、フレーム部6の厚み方向である。前記支軸16は、前記第1の連結片14と第2の連結片15とを厚み方向に貫通している。第1の連結片14と第2の連結片15は、それぞれ支軸16に対して回動できるように形成されている。前記支軸16は、第1、第2の枠体11,12と同様にステンレス鋼によって形成されている。
第1の枠体11の他端部11bと第2の枠体12の他端部12bとは、図1におよび図4に示すように、後述する結合機構17によって互いに着脱可能に連結されている。この実施の形態による結合機構17は、図4に示すように、第1の接続片18と、第2の接続片19と、ボルト20とによって構成されている。前記ボルト20は、第1、第2の枠体11,12と同様にステンレス鋼によって形成されている。
前記第1の接続片18は、前記第1の枠体11の他端部11bを部分的に薄く形成したものである。前記第2の接続片19は、前記第2の枠体12の他端部12bを部分的に薄く形成したもので、前記第1の接続片18に重ねられている。第2の接続片19を第1の接続片18に重ねる方向は、フレーム部6の厚み方向である。前記ボルト20は、第2の接続片19を貫通して第1の接続片18に螺着されている。
すなわち、第1の枠体11の他端部11bと、第2の枠体12の他端部12bとは、これらの他端部11b,12bどうしが前記ボルト20によって結合される結合形態と、前記ボルト20が取り外されて前記他端部11b,12bの一方が他方に対して離脱可能になる開放形態とを切り換えることができるように形成されている。
前記フレーム部6は、前記ボルト20によって第1、第2の接続片18,19どうしが結合されている前記結合形態においては、図1に示すように、閉じた状態になる。
一方、フレーム部6は、前記ボルト20が取り外された前記開放形態においては、図5に示すように、開くことが可能になる。眼鏡レンズ基材2は、図5に示すように、フレーム部6が開いている状態でフレーム部6の中に挿入される。そして、眼鏡レンズ基材2は、その後にフレーム部6が図1に示すように閉じられることによって、複数のレンズ押圧部7によって挟まれた状態でフレーム部6内に保持される。
前記レンズ押圧部7は、図1に示すように、前記フレーム部6に支持されたばね部材21と、このばね部材21に支持されて眼鏡レンズ基材2に接触する押圧子22とを備えている。
この実施の形態によるばね部材21は、前記第1の枠体11または第2の枠体12に支持されて前記フレーム部6の内方に延びる第1、第2の板ばね23,24と、これらの板ばね23,24の先端部に設けられた押圧子ホルダー25とによって構成されている。
前記第1の板ばね23と第2の板ばね24は、眼鏡レンズ基材2の周方向(フレーム部6の周方向)に離れた位置において、前記フレーム部6の内周面に溶接されて支持されている。この実施の形態においては、フレーム部6の第1の枠体11の2箇所に第1、第2の板ばね23,24を有するばね部材21がそれぞれ設けられ、第2の枠体12の2箇所に第1、第2の板ばね23,24を有するばね部材21がそれぞれ設けられている。
これらの第1の板ばね23と第2の板ばね24とは、前記フレーム部6の内方に向かうにしたがって互いに接近するように傾斜している。この実施の形態による第1の板ばね23と第2の板ばね24は、図1に示すように、眼鏡レンズ基材2の光軸の方向から見て、それぞれフレーム部6に向けて凸になる円弧状に湾曲している。
これらの第1の板ばね23の先端部と、第2の板ばね24の先端部とは、押圧子ホルダー25を介して互いに接続されている。押圧子ホルダー25は、後述する押圧子22を支持するためのものである。すなわち、第1の板ばね23と第2の板ばね24は、押圧子ホルダー25からなる接続部において前記押圧子22を支持している。第1の板ばね23と、第2の板ばね24と、押圧子ホルダー25とは、ステンレス鋼によって一体に形成されている。
押圧子ホルダー25は、図2および図6に示すように、フレーム部6の厚み方向に延びるように形成されており、両端部に一対の支持板25a,25aを有している。これらの支持板25aは、第1、第2の板ばね23,24の先端部よりフレーム部6の中央側に突出している。
前記押圧子22は、図2および図6に示すように、円柱状に形成され、フレーム部6の厚み方向に延びる状態で前記押圧子ホルダー25に取付けられている。この押圧子22は、前記押圧子ホルダー25の一対の支持板25a,25aどうしの間に挿入され、固定用ねじ26によって固定されている。固定用ねじ26は、一対の支持板25a,25aと押圧子22とをフレーム部6の厚み方向に貫通している。
この押圧子22は、眼鏡レンズ基材2が傷付くことを防ぐとともに、アルカリ性の洗浄液やその他の薬品に対する耐性が高くなるように、フッ素樹脂によって形成されている。
また、この実施の形態による押圧子22は、長手方向の中央部が両端部より細くなるように形成されている。すなわち、この押圧子22は、図2に示すように、長手方向の一端側に位置する第1のテーパ部22aと、長手方向の他端側に位置する第2のテーパ部22bとによって構成されている。第1のテーパ部22aと第2のテーパ部22bとは、それぞれテーパ角度が一定になるように形成されている。言い換えれば、第1のテーパ部22aと第2のテーパ部22bとは、図2に示すように、外周縁の外形を表す線が直線L1となるように形成されている。
この押圧子22は、図2に示すように、最も細くなる部位がフレーム部6の厚み方向の略中央に位置するように、フレーム部6の内側に位置付けられている。すなわち、押圧子22における眼鏡レンズ基材2と接触する部位は、図2に示すように、前記フレーム部6の厚み方向の中央に向かうにしたがって前記フレーム部6に接近するように傾斜している。
この押圧子22とフレーム部6との間隔は、フレーム部6内に挿入された眼鏡レンズ基材2の外周面に押圧子22が前記ばね部材21のばね力で押し付けられるように形成されている。詳述すると、4箇所のレンズ押圧部7の各押圧子22は、図1に示すように、前記第1の枠体11の他端部11bと前記第2の枠体12の他端部12bとが前記結合形態となる状態において、フレーム部6の内方に挿入された眼鏡レンズ基材2の外周縁に略均等に接触する。また、これらの押圧子22は、前記接触状態において、眼鏡レンズ基材2の外周縁を前記ばね部材21のばね力で眼鏡レンズ基材2の中央に向けて押圧する。
これらの押圧子22と、各押圧子22を支持するばね部材21とからなる四ヶ所のレンズ押圧部7は、眼鏡レンズ基材2を円環状のフレーム部6と同一軸線上に位置付けて保持するように形成されている。
前記フレーム部6に保持された眼鏡レンズ基材2は、保持装置1に保持された状態で必要に応じて洗浄され、保持装置1とともに後述する塗布液塗布装置3に送られる。
塗布液塗布装置3は、例えば図7に示すようなスピンコート方式のものを用いることができる。
図7に示す塗布液塗布装置3は、前記レンズ保持装置1を回転させる回転部31と、眼鏡レンズ基材2の2つのレンズ面に向けて塗布液32を噴出させる塗布部33とを備えている。
図7に示す塗布液塗布装置3の前記回転部31は、眼鏡レンズ用保持装置1を眼鏡レンズ基材2のレンズ面が上下方向を指向する状態で支持する回転ステージ34を備えている。回転ステージ34は、前記保持装置1が取付けられる取付部材35と、下方に延びる筒状軸36とが設けられており、この筒状軸36を介して回転駆動装置37に接続されている。
回転駆動装置37は、モータ38の回転をベルト39によって筒状軸36に伝達するものである。
前記取付部材35は、前記眼鏡レンズ用保持装置1のフレーム部6を筒状軸36と同一軸線上に保持するように形成されている。このため、回転ステージ34に保持装置1を装着することにより、眼鏡レンズ基材2の光軸が筒状軸36の軸線と一致するようになる。すなわち、前記回転部31は、眼鏡レンズ基材用保持装置1を眼鏡レンズ基材2の光軸が回転軸線となるように回転させる。
前記回転ステージ34の周囲には、塗布液の飛散を防ぐためにカバー40が設けられている。
図7に示す塗布液塗布装置3の前記塗布部33は、上部ノズル41と下部ノズル42とを備えている。上部ノズル41は、眼鏡レンズ基材2の上側に位置するレンズ面に塗布液を塗布するためのものである。この上部ノズル41と後述する下部ノズル42とから吐出させる塗布液33としては、プライマー膜を形成するためのプライマー液、干渉縞低減用の膜を形成するための塗布液などを用いることができる。
この上部ノズル41は、第1の昇降装置43と水平方向移動装置44とに支持されており、塗布液33が下方に向けて吐出されるように前記回転ステージ34の上方に位置付けられている。この上部ノズル41は、図示していない塗布液供給装置に接続されており、所定の塗布時期に予め定めた吐出量となるように塗布液33を噴出させる。
前記第1の昇降装置43は、上部ノズル41と眼鏡レンズ基材2との距離を調整するために上部ノズル41を上下方向に移動させるものである。
前記水平方向移動装置44は、塗布位置を変えるために上部ノズル41を水平方向に移動させるものである。
前記下部ノズル42は、前記筒状軸36の軸心部を貫通して上下方向に延びており、塗布液33が上方に向けて噴出されるように図示していないノズル支持装置に支持されている。また、下部ノズル42は、図示していない塗布液供給装置に接続されており、所定の塗布時期に予め定めた吐出量となるように塗布液33を噴出させる。
下部ノズル42には、サックバック装置45が設けられている。このサックバック装置45は、下部ノズル42の上端に塗布液33が露出して乾燥することを防ぐためのもので、塗布液塗布後に下部ノズル42内を減圧する構成が採られている。
図7に示す塗布液塗布装置3が眼鏡レンズ基材2に塗布液33を塗布するときは、先ず、所定量の塗布液33が下部ノズル42によって下側のレンズ面に塗布される。そして、眼鏡レンズ基材2が所定の回転速度で回転させられ、前記塗布液33が下側のレンズ面の全域に拡げられる。次に、眼鏡レンズ基材2が回転している状態で上部ノズル41が所定量の塗布液33を上側のレンズ面に塗布する。
この上部ノズル41による塗布は、上部ノズル41を前記第1の昇降装置43と水平方向移動装置44とによる駆動によって上下方向と水平方向に移動させながら行われる。上部ノズル41は、例えば、眼鏡レンズ基材2の外周部の上方から中央部の上方に向けて水平方向に移動するとともに、レンズ面との距離が一定になるように上下方向に移動する。なお、上部ノズル41を水平方向に移動させるときの移動方向は、眼鏡レンズ基材2の中央部の上方から外周部の上方に向かう方向でもよい。
上部ノズル41によって上側のレンズ面の全域に塗布液33が塗布された後、眼鏡レンズ基材2が高速で回転させられる。このように眼鏡レンズ基材2が高速で回転することによって、上側のレンズ面上と下側のレンズ面上の余剰な塗布液33a(図8参照)が遠心力によって飛ばされて除去される。
このように構成された塗布液塗布装置3によって塗布液33が塗布された眼鏡レンズ基材2は、保持装置1に保持されている状態で塗布液塗布装置3から取り出され、塗布液乾燥工程と、硬化工程とが実施される。硬化工程を実施する硬化装置(図示せず)から搬出された眼鏡レンズ基材2は、フレーム部6が開かれた状態で眼鏡レンズ用保持装置1から取り出される。
このように眼鏡レンズ基材2が取り出された眼鏡レンズ基材用保持装置1は、図示していない洗浄装置に送られる。塗布液33が付着して保持装置1に形成された膜は、洗浄装置内で洗浄液によって除去される。
この実施の形態による眼鏡レンズ基材用保持装置1のフレーム部6は、第1の枠体11と第2の枠体12とのうち一方の枠体を他方の枠体に対して回動させることによって、開閉できるものである。眼鏡レンズ基材2は、フレーム部6が開いている状態でフレーム部6内に挿入したりフレーム部6から取り外すことができる。また、フレーム部6内に挿入された眼鏡レンズ基材2は、フレーム部6が閉じられることによって、複数のレンズ押圧部7により押されてフレーム部6内に保持される。
このため、眼鏡レンズ基材2をフレーム部6内に挿入する作業は、作業者が指でばね部材21を押す必要はないから簡単で、レンズ面がレンズ押圧部7に接触することがないように充分に慎重に行うことができる。
したがって、この実施の形態によれば、回転させる眼鏡レンズ基材2を簡単にかつレンズ面に傷を付けることなく保持できる眼鏡レンズ基材用保持装置を提供することができる。
この実施の形態による眼鏡レンズ基材用保持装置1のばね部材21は、個々に作業者によって指で弾性変形させられるものではない。このため、このばね部材21は、眼鏡レンズ基材2が高速で回転してもフレーム部6内の中央に精度よく位置付けられるようなばね力のものを用いることができる。
このようなばね部材21を有する眼鏡レンズ基材用保持装置1が組み付けられる前記塗布液塗布装置3は、眼鏡レンズ基材2を保持装置1とともに回転させる回転部31が振動し難いものとなる。すなわち、この塗布液塗布装置3は、前記回転部31をそれほど強固に形成しなくてよいために、低いコストで製造することが可能なものとなる。
したがって、この実施の形態によれば、上述した眼鏡レンズ基材用保持装置1を用いて塗布液塗布装置3を安価に提供することができる。
この実施の形態による前記フレーム部6は、前記眼鏡レンズ基材2の光軸の方向から見て円環状に形成されている。また、前記レンズ押圧部7は、眼鏡レンズ基材2を前記フレーム部6と同一軸線上に位置付けて保持するものである。
このため、この実施の形態による眼鏡レンズ基材用保持装置1は、フレーム部6を用いて眼鏡レンズ基材2の位置決めを簡単に行うことができるものとなる。すなわち、塗布液塗布装置3に装着するときの眼鏡レンズ基材2の位置決めは、塗布液塗布装置3の回転ステージ34にフレーム部6を位置決めすることによって簡単に行うことができる。
この実施の形態による前記各レンズ押圧部7の前記ばね部材21は、前記眼鏡レンズ基材2の周方向に離れた位置において前記フレーム部6に支持された第1の板ばね23と第2の板ばね24とを有している。これらの第1の板ばね23と第2の板ばね24とは、前記フレーム部6の内方に向かうにしたがって互いに接近するように傾斜している。また、これらの第1の板ばね23の先端部と、第2の板ばね24の先端部とは、互いに接続されているとともに、この接続部において前記押圧子22を支持している。
前記第1の板ばね23と第2の板ばね24は、この眼鏡レンズ基材用保持装置1を回転させたときに互いに支え合うから、強固に眼鏡レンズ基材2を支持する。このため、この実施の形態による眼鏡レンズ基材用保持装置1は、簡単な構造でありながら、余剰な塗布液33aが遠心力でレンズ面上から除去されるような高い回転速度で眼鏡レンズ基材2を回転させることが可能なものとなる。
この実施の形態による前記フレーム部6の厚みは、眼鏡レンズ基材2の外周部の厚みより薄く形成されている。言い換えれば、このフレーム部6の厚みは、このフレーム部6内に保持された眼鏡レンズ基材2から遠心力で飛ばされた塗布液33が前記フレーム部6の厚み方向の両側方を通過可能な厚みに形成されている。また、前記押圧子22における眼鏡レンズ基材2と接触する部位は、前記フレーム部6の厚み方向の中央に向かうにしたがって前記フレーム部6に接近するように傾斜している。
このため、眼鏡レンズ基材2は、図8に示すように、押圧子22に押されることによって、フレーム部6の厚み方向の中央部に保持される。この眼鏡レンズ基材2に塗布液33が塗布され、この眼鏡レンズ基材2が高速で回転すると、余剰の塗布液33a(図8参照)が遠心力で眼鏡レンズ基材2の径方向の外側へ飛ぶ。フレーム部6の厚みは、眼鏡レンズ基材2の外周部より薄く形成されている。
このため、上述したように遠心力で飛ばされた塗布液33aは、前記フレーム部6に殆ど当たることなく、大部分がフレーム部6の外に飛ぶ。すなわち、遠心力で飛ばされた塗布液33aがフレーム部6に当たって眼鏡レンズ基材2側へ跳ね返り、眼鏡レンズ基材2に再付着することはない。
このため、この実施の形態による眼鏡レンズ基材用保持装置1は、眼鏡レンズ基材2のレンズ面に品質が高い膜を形成することができるものとなる。
この実施の形態に示す塗布液塗布装置3は、前記眼鏡レンズ基材用保持装置1を眼鏡レンズ基材2の光軸が回転軸線となるように回転させる回転部31を備えている。また、この塗布液塗布装置3は、前記眼鏡レンズ基材2の一方のレンズ面と他方のレンズ面とに向けて塗布液33を噴出させる塗布部33を備えている。
このため、この実施の形態によれば、眼鏡レンズ基材2の両面に塗布液33を塗布できる塗布液塗布装置を安価に提供することができる。
(第2の実施の形態)
レンズ押圧部の押圧子は、図9(A),(B)に示すように形成することができる。図9(A),(B)において、前記図1〜図8によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図9(A),(B)に示す押圧子22は、第1の実施の形態で示したものとは外周面の形状のみが異なっているだけで、他の部分の構成は同一のものである。
この押圧子22は、長手方向の中央部を相対的に細く形成するにあたって、外周面の外形を表す線が曲線L2となるように形成されている。この曲線L2をレンズの半径と同じRにすることで、眼鏡レンズ基材2が回転しにくく、高速回転でもより外れ難い構造となっている。
このように形成された押圧子22を使用しても第1の実施の形態を採るときと同等の効果が得られる。
(第3の実施の形態)
レンズ押圧部は図10および図11に示すように構成することができる。これらの図において、前記図1〜図8によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図10および図11に示すレンズ押圧部7は、第1の板ばね23と、第2の板ばね24と、これらの板ばね23,24の先端部に設けられた板状押圧子61とによって構成されている。第1の板ばね23と第2の板ばね24は、先端部の構造が異なる以外は、上述した第1の実施の形態を採るときと同等の構造のものである。
第1の板ばね23の先端部と第2の板ばね24の先端部とは、互いに接続されているとともに、前記板状押圧子61が接続されている。これらの部材は、互いに溶接されている。
前記板状押圧子61は、図11に示すように、ステンレス鋼製の板によって所定の形状に形成され、フレーム部6の厚み方向に延びるように第1、第2の板ばね23,24に支持されている。板状押圧子61は、図10に示すように、眼鏡レンズ基材2の光軸の方向から見てフレーム部6の中心を指向するように延びている。また、板状押圧子61における眼鏡レンズ基材2と接触する部位は、図11に示すように、前記フレーム部6の厚み方向の中央に向かうにしたがって前記フレーム部6に接近するように傾斜している。
この板状押圧子61を使用する場合であっても、第1、第2の実施の形態を採る場合と同等の効果が得られる。
上述した第1〜第3の実施の形態においては、フレーム部6の第1の枠体11と第2の枠体12とを結合させる結合機構17としてボルト20を用いる例を示した。しかし、本発明に係る保持装置は、このような限定にとらわれることない。すなわち、前記結合機構17としては、第1の枠体11の他端部11bと第2の枠体12の他端部12bとを梃子の原理で結合させるクランプ機構を用いることができる。このように結合機構17の構造が簡素化すると、例えば自動機(図示せず)によってフレーム部6の開閉を自動で行うことができるようになり、眼鏡レンズ基材2の取付け、取り外し作業を自動化することも可能になる。
1…眼鏡レンズ基材用保持装置、2…眼鏡レンズ基材、3…塗布液塗布装置、6…フレーム部、7…レンズ押圧部、11…第1の枠体、11a,12a…一端部、11b,12b…他端部、12…第2の枠体、13…蝶番機構、17…結合機構、21…ばね部材、22…押圧子、22a…第1のテーパ部、22b…第2のテーパ部、23…第1の板ばね、24…第2の板ばね、31…回転部、33…塗布部、41…上部ノズル、42…下部ノズル、51…外部ノズル、52…内部ノズル。

Claims (5)

  1. 眼鏡レンズ基材の外周面を径方向の外側から囲む形状の枠体からなるフレーム部と、
    前記フレーム部の内側に設けられた複数のレンズ押圧部とを備え、
    前記フレーム部は、前記眼鏡レンズ基材の周方向に分割された第1の枠体と第2の枠体とからなり、
    前記第1の枠体の一端部と前記第2の枠体の一端部とは、一方が他方に対して回動できるように互いに連結され、
    前記第1の枠体の他端部と前記第2の枠体の他端部とは、これらの他端部どうしが互いに結合される結合形態と、これらの他端部の一方が他方に対して離脱可能になる開放形態とを切り換えることができるように形成され、
    前記レンズ押圧部は、前記第1の枠体または第2の枠体に支持されて前記フレーム部の内方に延びるばね部材と、前記ばね部材の先端部に設けられた押圧子とを有し、
    前記押圧子は、前記第1の枠体の前記他端部と前記第2の枠体の前記他端部とが前記結合形態となる状態において、前記フレーム部の内方に挿入された前記眼鏡レンズ基材の外周縁に接触するとともに、前記外周縁を前記ばね部材のばね力で眼鏡レンズ基材の中央に向けて押圧するものであることを特徴とする眼鏡レンズ基材用保持装置。
  2. 請求項1記載の眼鏡レンズ基材用保持装置において、前記フレーム部は、前記眼鏡レンズ基材の光軸の方向から見て円環状に形成され、
    前記レンズ押圧部は、眼鏡レンズ基材を前記フレーム部と同一軸線上に位置付けて保持するものであることを特徴とする眼鏡レンズ基材用保持装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の眼鏡レンズ基材用保持装置において、前記各レンズ押圧部の前記ばね部材は、前記眼鏡レンズ基材の周方向に離れた位置において前記フレーム部に支持された第1の板ばねと第2の板ばねとを有し、
    これらの第1の板ばねと第2の板ばねとは、前記フレーム部材の内方に向かうにしたがって互いに接近するように傾斜し、
    これらの第1の板ばねの先端部と、第2の板ばねの先端部とは、互いに接続されているとともに、この接続部において前記押圧子を支持していることを特徴とする眼鏡レンズ基材用保持装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載の眼鏡レンズ基材用保持装置において、前記フレーム部の厚みは、このフレーム部内に保持された眼鏡レンズ基材から遠心力で飛ばされた塗布液が前記フレーム部の厚み方向の両側方を通過可能な厚みに形成され、
    前記押圧子における眼鏡レンズ基材と接触する部位は、前記フレーム部の厚み方向の中央に向かうにしたがって前記フレーム部に接近するように傾斜していることを特徴とする眼鏡レンズ基材用保持装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちいずれか一つに記載の眼鏡レンズ基材用保持装置をこの保持装置に保持された眼鏡レンズ基材の光軸が回転軸線となるように回転させる回転部と、
    前記眼鏡レンズ基材の一方のレンズ面と他方のレンズ面とに向けて塗布液を噴出させる塗布部とを備えていることを特徴とする塗布液塗布装置。
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