JP6129588B2 - レンズユニット - Google Patents

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Description

本発明は、接合レンズが筒状のホルダに保持されたレンズユニットに関するものである。
レンズユニットでは、レンズを筒状のホルダの内側に圧入した構造とすることがある(特許文献1参照)。この場合、レンズの傾きを防止するという観点から、レンズのホルダへの圧入部分には、光軸方向で一定以上の寸法が必要となる。その結果、特許文献1のように、レンズの凹面に対して径方向外側に圧入部分を設けることになる。
一方、本発明者は、図6(a)に示すように、第1レンズ41と第2レンズ42とを接着剤8で接合した接合レンズ(レンズ4)をホルダ5の内側に圧入してレンズユニット100を構成するにあたって、第1レンズ41および第2レンズ42のうち、一方のレンズ(例えば、第1レンズ41)の外周面において接合面40側に位置する部分をホルダ5に対する圧入部分45として利用する構造を検討している。なお、図6(a)、(b)に示すレンズユニットは、本発明に対する参考例であり、従来構造ではない。
特開平10−197772号公報の図1
しかしながら、図6(a)、(b)に示すように、第1レンズ41の外周面において接合面40側に位置する部分をホルダ5に対する圧入部分45として利用すると、以下に説明するように、温度変化によって、第1レンズ41と第2レンズ42との接合面40での剥離が発生しやすいという問題点がある。
すなわち、図6(a)、(b)に示す構造の場合、第1レンズ41において、ホルダ5への圧入部分45に対して径方向内側で重なる部分には、光軸方向の全体にわたって、第1レンズ41の凹面41cが入り込んでいる。また、温度が上昇した際、第1レンズ41の圧入部分45はホルダ5で拘束されているとともに、第1レンズ41とホルダ5とでは熱膨張係数が相違する。このため、温度上昇したとき、第1レンズ41は、光軸Lに対して直交する方向の応力を受けた状態で膨張するのに対して、第2レンズ42は外周面がフリーな状態で膨張する。その結果、第2レンズ42は等方的に膨張するが、第1レンズ41は、中心部が物体側L1に突き出るように歪み、その結果、凹面41cも同様の方向に歪む。このため、第1レンズ41と第2レンズ42との接合面40において、第1レンズ41の凹面41cの形状変化と第2レンズ42の凸面42cの形状変化とに差が発生し、図6(c)に示すように、第1レンズ41の凹面41cと第2レンズ42の凸面42cとの間隔が位置(図7の間隔a1、b1参照)によって変化し、剥離が発生しやすくなる。かかる剥離は、レンズ4に曇り、白化、破壊等の問題を発生させるため、好ましくない。
ここで、図6(c)に示すグラフは、図7に一点鎖線で模式的に示すように、温度変化が発生した後の第1レンズ41の凹面41cの中心部分と第2レンズ42の凸面42cの中心部分との間隔b2と、温度変化が発生した後の第1レンズ41の凹面41cの外周部分と第2レンズ42の凸面42cの外周部分との間隔a2との差Gをシミュレーションにより求めた結果を示すグラフである。かかるグラフにおいて、差Gの絶対値が0.005mm以上になると剥離が発生する確率が極めて高くなる。詳しくは図7に実線で示すように、温度変化が発生する前(25℃)における第1レンズ41の凹面41cの中心部分と第2レンズ42の凸面42cの中心部分との間隔b1と、温度変化が発生する前(25℃)における第1レンズ41の凹面41cの外周部分と第2レンズ42の凸面42cの外周部分との間隔a1とは等しくなるように設定されている。このため、温度変化が発生する前の25℃での上記の差Gは0になっている。従って、温度の変化により、上記の差Gの絶対値が大きくなるということは、温度変化により、間隔が不均一になるということであり、特に間隔が広がる部分においては、接着剤が剥離しやすくなることを示す。差Gの絶対値の限界値は、検討の結果、上記の0.005mmであることが経験上分かっている。
なお、圧入を採用せずに単なる挿入とする方法もあるが、この場合、公差に起因するガタ付きにより、偏芯等が発生し、光学性能を損なってしまう。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、接合レンズをレンズホルダに圧入した構造を採用した場合において、温度変化が発生しても接合レンズに剥離が発生しにくいレンズユニットを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るレンズユニットは、第1レンズの凹面と第2レンズの凸面とが接着剤により接合された接合レンズと、前記第1レンズおよび第2レンズのうちの一方のレンズのみが内側に圧入されることにより、前記接合レンズを内側に保持する筒状のホルダと、を有し、前記一方のレンズはプラスチックレンズであり、前記一方のレンズにおいて、前記ホルダへの圧入部分に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の50%以上の部分が、光軸方向に直交する方向の全体にわたって前記接合レンズの接合面から光軸方向に離間した仮想の板状部分からなることを特徴とする。
本発明では、接合レンズの一方のレンズがプラスチックレンズであり、かかる一方のレンズのみがホルダに圧入されることにより、接合レンズがホルダに保持されている。また、ホルダへの圧入部分に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の50%以上の部分が、光軸方向に直交する方向の全体にわたって接合レンズの接合面から光軸方向に離間した仮想の板状部分からなる。このため、温度が変化した際、一方のレンズは外周面がホルダで拘束されているため、ホルダへの圧入部分に対して径方向内側で重なる部分は、光軸に対して直交する方向の応力を受けた状態で変形するが、かかる部分には、接合レンズの接合面が50%未満しかかかっていない。このため、温度変化によって、接合面が大きく変形することがない。従って、第1レンズの凹面と第2レンズの凸面とが変形した際の形状変化の差が小さいので、第1レンズの凹面と第2レンズの凸面との間隔がいずれの位置でも略同等である。それ故、接合面での剥離が発生しにくい。
また、本発明では、前記一方のレンズにおいて、前記圧入部分に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の全体が前記板状部分からなる。それ故、接合面での剥離を防止する効果が大である。
本発明では、前記一方のレンズにおいて、前記圧入部分に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の50%以上の部分が光軸方向に直交する方向の全体にわたって当該一方のレンズの肉部分が占める中実部分であることが好ましい。かかる構成によれば、温度変化が発生した際、一方のレンズが、ホルダへの圧入部分から光軸に対して直交する方向の応力を受けた場合でも、中実部分が梁となって応力を受けるので、中実部分を含む一方のレンズ全体が、中心部分が周辺部分に対して光軸方向の片側に歪むような大きな変形が生じにくい。このため、一方のレンズの接合面の歪み・変形が抑えられる。従って、第1レンズの凹面と第2レンズの凸面とが変形した際の形状変化の差が小さいので、第1レンズの凹面と第2レンズの凸面との間隔がいずれの位置でも略同等となる。それ故、接合面での剥離が発生しにくい。
この場合、前記一方のレンズにおいて、前記圧入部分に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の全体が前記中実部分であることが好ましい。かかる構成によれば、温度変化が発生した際、一方のレンズが、ホルダへの圧入部分から光軸に対して直交する方向の応力を受けた場合でも、上記中実部分の梁の効果により、一方のレンズの接合面の変形がより抑えられるので、接合面での剥離はより発生しにくい。
本発明は、前記第1レンズおよび前記第2レンズの双方がプラスチックレンズである場合に適用すると効果的である。プラスチックレンズの場合、ガラスレンズに比して温度変化に伴う膨張、収縮が大であるため、本発明を適用した場合の効果が大である。
本発明は、前記一方のレンズが前記第1レンズである場合に適用すると、特に効果的である。接合面側が凹面になっている第1レンズを一方のレンズとして圧入に用いた場合、凹部が圧入部分に対して径方向内側に入り込んだ構造になりやすい分、本発明を適用した場合の効果が大である。
本発明において、前記一方のレンズの外周面では、前記圧入部分以外の部分が当該圧入部分より径方向内側に位置していることが好ましい。かかる構成によれば、温度変化が発生した際でも、圧入部分以外の部分がホルダから応力を受けにくい。
本発明において、前記接合レンズは、前記一方のレンズが物体側に向くように配置されている構成を採用することができる。
本発明において、前記ホルダの内周面には、前記一方のレンズの外周側端部を像側で支持する段部が形成されていることが好ましい。かかる構成によれば、段部によって接合レンズの光軸方向の位置や接合レンズの姿勢を適正に規定することができる。
本発明では、接合レンズの一方のレンズがプラスチックレンズであり、かかる一方のレンズのみがホルダに圧入されることにより、接合レンズがホルダに保持されている。また、ホルダへの圧入部分に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の50%以上の部分が、光軸方向に直交する方向の全体にわたって接合レンズの接合面から光軸方向に離間した仮想の板状部分からなる。このため、温度が変化した際、一方のレンズは外周面がホルダで拘束されているため、ホルダへの圧入部分に対して径方向内側で重なる部分は、光軸に対して直交する方向の応力を受けた状態で変形するが、かかる部分には、接合レンズの接合面が50%未満しかかかっていない。このため、温度変化によって、接合面が大きく変形することがなくなる。従って、第1レンズの凹面と第2レンズの凸面とが変形した際の形状変化の差が小さいので、第1レンズの凹面と第2レンズの凸面との間隔がいずれの位置でも略同等である。それ故、接合面での剥離が発生しにくい。
また、本発明では、前記一方のレンズにおいて、前記圧入部分に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の全体が前記板状部分からなる。それ故、接合面での剥離を防止する効果が大である。
本発明の実施の形態1に係るレンズユニットの説明図である。 本発明の実施の形態1に係るレンズユニットの温度変化に伴うレンズ面の変形を示すグラフである。 本発明の実施の形態1の構成例3に係るレンズユニットの接合レンズ周辺の構成を拡大して示す断面図である。 本発明の参考例に係るレンズユニットの説明図である。 本発明の参考例に係るレンズユニットの温度変化に伴うレンズ面の変形を示すグラフである。 本発明の参考例に係るレンズユニットの説明図である。 温度変化に伴うレンズ面の変形を示す説明図である。
図面を参照して、本発明を適用したレンズユニットを説明する。以下の説明において、図6を参照して説明した構成との対応が分かりやすいように、対応する部分には同一の符号を付して説明する。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に係るレンズユニットの説明図であり、図1(a)、(b)、(c)は、レンズユニットの断面図、接合レンズ周辺の構成を拡大して示す断面図、および接合レンズ周辺の別の構成を拡大して示す断面図である。図2は、本発明の実施の形態1に係るレンズユニットの温度変化に伴うレンズ面の変形を示すグラフであり、図2(a)、(b)は、実施の形態1の構成例1におけるレンズ面の変形を示すグラフ、および実施の形態1の構成例2におけるレンズ面の変形を示すグラフである。なお、図2に示すグラフは、図6および図7を参照して説明したように、温度を+25℃を基準に、接合レンズの接合面における2つのレンズ面の間隔の位置による差Gをシミュレーションにより求めた結果を示すグラフである。
(レンズユニットの全体構成)
図1に示すように、本形態のレンズユニット100は、光軸Lに沿って配置された複数のレンズ1、2、3、4を有しており、レンズ1、2、3、4は、筒状のホルダ5に保持されている。本形態において、複数のレンズ1、2、3、4は、画角が130〜190°の広角レンズを構成している。
ホルダ5は、アルミニウム等の金属製であり、ホルダ5の内側には、像側L2から物体側L1に向かって、小径部51、小径部51より内径が大の中径部52、および中径部52より内径が大の大径部53が順に形成されている。このため、小径部51と中径部52との間には、物体側L1に向く段部56が形成され、中径部52と大径部53との間には、物体側L1に向く段部57が形成されている。
ホルダ5は最も物体側L1に大径のフランジ部58を有しており、フランジ部58の外周端よりの位置から物体側L1に向けて環状凸部59が形成されている。ホルダ5は像側L2に底板部54を有しており、かかる底板部54には、レンズ1、2、3、4を透過してきた光を撮像素子(図示せず)に導く開口部54bが形成されている。
本形態において、レンズ1(第1群)は、負のパワーをもつガラスレンズからなる。具体的には、レンズ1は、物体側L1のレンズ面1aが凸状の球面であり、像側L2のレンズ面1bが凹状の球面である。レンズ1は、ホルダ5の環状凸部59の内側に嵌っている。
レンズ2(第2群)は、負のパワーをもつプラスチックレンズからなる。具体的には、レンズ2は、物体側L1のレンズ面2aが小さなパワーを有する凸面あるいは凹面からなり、像側L2のレンズ面2bは凹状の球面あるいは非球面である。レンズ2は、ホルダ5の大径部53の内側に嵌っている。
レンズ3(第3群)は、正のパワーをもつガラスレンズからなる。具体的には、レンズ3は、物体側L1のレンズ面3aが凸状の球面であり、像側L2のレンズ面3bも凸状の球面である。本形態において、レンズ3は、樹脂製のリング状のレンズ枠6に保持され、かかるレンズ枠6がホルダ5の中径部52と大径部53とに跨るように配置されている。より具体的には、レンズ枠6は、像側L2から物体側L1に向かって、小径部61、および小径部61より外径が大の大径部62が順に形成されており、小径部61がホルダ5の中径部52の内側に嵌っている。レンズ枠6の内部には、小径部61の内側に突出した受け部63が形成されており、レンズ3は受け部63によって像側L2で支持されている。また、大径部62の内側には、熱加締め加工によりレンズ3の物体側L1のレンズ面3aの外周端部に被さる係合部66が形成されており、レンズ3は係合部66によって物体側L1で支持されている。
レンズ4(第4群)は、第1レンズ41の凹面41cと第2レンズ42の凸面42cとが接着剤8により接合された接合レンズである。第1レンズ41は、負のパワーを有するプラスチックレンズであり、第2レンズ42は、正のパワーを有するプラスチックレンズである。
より具体的には、第1レンズ41は、物体側L1のレンズ面41aが凸状の球面であり、像側L2のレンズ面41bは凹状の球面(凹面41c)である。ここで、第1レンズ41の像側L2の面では、レンズ面41b(凹面41c)の外周部分が光軸Lに直交する環状の平坦面41eになっており、かかる平坦面41eとレンズ面41b(凹面41c)とは直接、繋がっている。これに対して、第1レンズ41の物体側L1の面では、レンズ面41aの外周部分に光軸Lに直交する環状の平坦面41fが形成されており、レンズ面41aの中心部分は、平坦面41fと同一平面上に位置する。このため、平坦面41fの径方向内側には、レンズ面41aに起因する凹部41gが形成されている。
第2レンズ42は、物体側L1のレンズ面42aが凸状の球面(凸面42c)であり、像側L2のレンズ面42bは凸状の球面である。かかるレンズ4は、図1(b)、(c)を参照して後述する構成をもってホルダ5の中径部52の内側に圧入されることにより、ホルダ5に保持されている。
(レンズユニット100の製造方法)
本形態のレンズユニット100を製造するにあたっては、以下に説明するように、ホルダ5の内側にレンズ4、レンズ3、レンズ2およびレンズ1を順に配置した後、外枠7でレンズ1を押さえて、レンズ1〜4をホルダ5の内部に固定する。
より具体的には、まず、ホルダ5の中径部52の内側にレンズ4を圧入固定する。その結果、レンズ4は、段部56に当接し、光軸方向で位置決めされる。次に、レンズ3を保持するレンズ枠6をホルダ5の内側に挿入し、レンズ枠6の小径部61をホルダ5の中径部52に圧入固定する。その結果、レンズ枠6の像側L2の面の外周側に形成されている凸部69がレンズ4の物体側L1の面の外周側に当接し、光軸方向で位置決めされる。次に、ホルダ5の大径部53の内側にレンズ2を圧入固定する。その結果、レンズ2は、レンズ枠6のL1側の外周面に当接し、光軸方向で位置決めされる。次に、ホルダ5の内側にレンズ1を挿入する。その際、レンズ1とホルダ5のフランジ部58との間にOリングからなるシール部材9を配置しておく。
しかる後に、レンズ1に対して物体側L1から外枠7を被せ、外枠7をホルダ5に固定する。その際、外枠7の胴部71の内周面に雌ネジを形成しておく一方、ホルダ5のフランジ部58の外周面に雄ネジを形成しておき、外枠7をホルダ5にねじ込んで固定する。その結果、レンズ1〜4は、ホルダ5の内部に固定される。
(レンズ4の圧入構造/実施の形態1の構成例1)
図1(b)に示すように、ホルダ5の内側にレンズ4を配置するにあたって、第1レンズ41および第2レンズ42のうちの一方のレンズのみがホルダ5の内側に圧入されることにより、レンズ4がホルダ5に保持されている。本形態では、第1レンズ41および第2レンズ42のうち、外径寸法の大きな第1レンズ41のみがホルダ5の中径部52の内側に圧入されることにより、レンズ4がホルダ5に保持されている。この状態で、第1レンズ41の像側L2の面が段部56に当接し、位置決めされている。また、第2レンズ42とホルダ5の小径部51との間には隙間があいている。このため、レンズ4は第1レンズ41のみでホルダ5に当接していることから、レンズ4の位置精度を確保することができる。また、第2レンズ42がホルダ5と当接している構成では、接合面40に応力がかかり、接合面40での剥離や変形が懸念されるが、第2レンズ42とホルダ5との間には隙間があいていることから、第2レンズ42からレンズ4には接合面40での剥離や変形の原因となる応力が加わらない。また、第2レンズ42とホルダ5との間には隙間があいている。このため、第2レンズ42からレンズ4には光軸方向の応力も加わらない。
このような圧入構造を採用するにあたって、本形態では、第1レンズ41の外周面のうち、物体側L1(接合面40とは反対側)に位置する部分をホルダ5に対する圧入部分45として利用する。ここで、第1レンズ41の外周面では、圧入部分45以外の部分が圧入部分45より径方向内側に位置しており、ホルダ5との間に隙間があいている。このため、圧入部分45以外の部分は、ホルダ5から応力を受けていない。
また、本形態では、第1レンズ41とホルダ5では熱膨張係数が相違することに起因する応力が原因で温度変化が発生した際に接合面40で剥がれが発生すること等を防止することを目的に、以下の構成が採用されている。まず、第1レンズ41において、ホルダ5への圧入部分45に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の50%以上が、光軸方向に直交する方向の全体にわたってレンズ4(接合レンズ)の接合面40から光軸方向に離間した仮想の板状部分46(一点鎖線L46で示す部分)からなる。
より詳しくは、本形態では、第1レンズ41において、ホルダ5への圧入部分45に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の全体が、光軸方向に直交する方向の全体にわたってレンズ4(接合レンズ)の接合面40から光軸方向に離間した仮想の板状部分46(一点鎖線L46で示す部分)からなる。仮想の板状部分46は、レンズ面41aに起因する凹部41gが内側に入り込んでいるか否かにかかわらず、接合面40(凹面41c)が入り込んでいない部分であり、本形態では、かかる板状部分46が、ホルダ5への圧入部分45に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の全体を占めている。
また、本形態では、第1レンズ41において、圧入部分45に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の50%以上の部分が光軸方向に直交する方向の全体にわたって第1レンズ41の肉部分が占める中実部分47(二点鎖線L47で囲んだ部分)である。
より詳しくは、本形態では、第1レンズ41において、圧入部分45に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の約60%が光軸方向に直交する方向の全体にわたって第1レンズ41の肉部分が占める中実部分47(二点鎖線L47で囲んだ部分)である。中実部分47は、レンズ面41aに起因する凹部41g、および接合面40(凹面41c)のいずれもが入り込んでいない部分であり、本形態では、かかる中実部分47が、ホルダ5への圧入部分45に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の60%を占めている。
このように構成したレンズユニット100では、図6および図7を参照して説明したように、温度が上昇した際、第1レンズ41の圧入部分45がホルダ5で拘束されているため、光軸に対して直交する方向の応力を受けた状態で膨張するのに対して、第2レンズ42は外周面がフリーな状態で膨張する。このような場合でも、本形態では、圧入部分45に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の全体が、接合面40から光軸方向に離間した板状部分46からなるため、応力を受けた状態での膨張の影響が接合面40(凹面41c)に及びにくい。また、上記中実部分47があるため、圧入部分45から光軸に対して直交する方向の応力を受けても、中実部分47が梁となりその応力を受けるので、中実部分47を含めたレンズ41が、表裏ともに同じ方向に大きく歪むような変形、または、中心部分が周辺部分に対して片側の方向に大きく歪むような変形は生じない。このため、第1レンズ41と第2レンズ42との接合面40において、第1レンズ41の凹面41cの形状変化と第2レンズ42の凸面42cの形状変化とに差が発生しにくい。それ故、図2(a)に示すように、温度変化が発生しても、第1レンズ41の凹面41cと第2レンズ42の凸面42cとの間隔が位置によって変化しにくい。すなわち、図2(a)に示すように、+25℃から−50℃への温度変化や、+25℃から+100℃への温度変化が発生した場合でも、第1レンズ41の凹面41cの中心部分と第2レンズ42の凸面42cの中心部分との間隔b2と、第1レンズ41の凹面41cの外周部分と第2レンズ42の凸面42cの外周部分との間隔a2との差Gの絶対値が0.005mm未満である。それ故、本形態のレンズユニット100では、温度変化が発生しても、レンズ4(接合レンズ)での剥離が発生しにくい。
(レンズ4の圧入構造/実施の形態1の構成例2)
上記構成例では、板状部分46が、ホルダ5への圧入部分45に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の全体を占めており、中実部分47が、ホルダ5への圧入部分45に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の60%を占めている構成であった。これに対して、本例では、図1(c)に示すように、図1(b)に示す構成に比して、圧入部分45の光軸方向の寸法が大となっている。このため、ホルダ5への圧入部分45に対して径方向内側で重なる部分に接合面40の一部が入り込んでいる。従って、板状部分46は、ホルダ5への圧入部分45に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の80%を占めている。また、中実部分47が、ホルダ5への圧入部分45に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の50%を占めている。
かかる構成では、図2(b)に示すように、図2(a)に示す結果と比較すれば、差Gの絶対値が大きいが、+25℃から−50℃への温度変化や、+25℃から+100℃への温度変化が発生した場合でも、第1レンズ41の凹面41cの中心部分と第2レンズ42の凸面42cの中心部分との間隔b2と、第1レンズ41の凹面41cの外周部分と第2レンズ42の凸面42cの外周部分との間隔a2との差Gの絶対値が0.005mm未満である。それ故、本形態のレンズユニット100では、温度変化が発生しても、レンズ4(接合レンズ)での剥離が発生しにくい。
(実施の形態1の構成例3)
図3は、本発明の実施の形態1の構成例3に係るレンズユニットの接合レンズ周辺の構成を拡大して示す断面図である。
図1(b)に示す構成例1では、板状部分46が、ホルダ5への圧入部分45に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の全体を占めており、中実部分47が、ホルダ5への圧入部分45に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の60%を占めている構成であった。また、図1(c)に示す構成例2では、板状部分46が、ホルダ5への圧入部分45に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の80%を占めており、中実部分47が、ホルダ5への圧入部分45に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の50%を占めている構成であった。
これに対して、本例では、図3に示すように、図1(b)、(c)に示す構成に比して、第1レンズ41の物体側L1の面から像側L2に離間した位置に圧入部分45が設けられている。このため、ホルダ5への圧入部分45に対して径方向内側で重なる部分に、レンズ面41aに起因する凹部41gが入り込んでおらず、接合面40も入り込んでいない。従って、板状部分46が、ホルダ5への圧入部分45に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の全体を占めている。また、中実部分47が、ホルダ5への圧入部分45に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の全体を占めている。
かかる構成によれば、構成例1、2と同様、+25℃から−50℃への温度変化や、+25℃から+100℃への温度変化が発生した場合でも、第1レンズ41の凹面41cの中心部分と第2レンズ42の凸面42cの中心部分との間隔b2と、第1レンズ41の凹面41cの外周部分と第2レンズ42の凸面42cの外周部分との間隔a2との差Gが0.005mm未満となる。それ故、本形態のレンズユニット100では、温度変化が発生しても、レンズ4(接合レンズ)での剥離が発生しにくい。また、中実部分47が、ホルダ5への圧入部分45に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の全体を占めているため、温度変化が発生した際、第1レンズ41の接合面40とは反対側のレンズ面41aが応力を受けた状態で変形することを緩和することができる。
(実施の形態1の他の構成例)
本発明者が繰り返し行った検討によれば、板状部分46が、ホルダ5への圧入部分45に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の50%以上を占めていれば、+25℃から−50℃への温度変化や、+25℃から+100℃への温度変化が発生した場合でも、第1レンズ41の凹面41cの中心部分と第2レンズ42の凸面42cの中心部分との間隔b2と、第1レンズ41の凹面41cの外周部分と第2レンズ42の凸面42cの外周部分との間隔a2との差Gが0.005mm未満となる。それ故、本形態のレンズユニット100では、温度変化が発生しても、レンズ4(接合レンズ)での剥離が発生しにくい。
また、中実部分47が、ホルダ5への圧入部分45に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の50%以上を占めていれば、たとえ、ホルダ5への圧入部分45に対して径方向内側で重なる部分に、レンズ面41aに起因する凹部41gが入り込んでいる場合でも、レンズ面41aが応力を受けた状態で変形することを緩和することができる。
参考例
図4は、本発明の参考例に係るレンズユニットの接合レンズ周辺の構成を拡大して示す断面図である。図5は、本発明の参考例に係るレンズユニットの温度変化に伴うレンズ面の変形を示すグラフであり、図5(a)、(b)は、参考例の構成例1におけるレンズ面の変形を示すグラフ、および参考例の構成例2におけるレンズ面の変形を示すグラフである。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付して図示し、それらの説明を省略する。
図4(a)に示すように、本形態のレンズユニット100も、実施の形態1と同様、光軸Lに沿って配置された複数のレンズ1、2、3、4を有しており、レンズ1、2、3、4は、筒状のホルダ5に保持されている。本形態において、複数のレンズ1、2、3、4は、画角が130〜190°の広角レンズを構成している。ホルダ5は、アルミニウム等の金属製である。
本形態においても、実施の形態1と同様、レンズ4は、第1レンズ41の凹面41cと第2レンズ42の凸面42cとが接着剤8により接合された接合レンズであり、第1レンズ41および第2レンズ42の双方がプラスチックレンズである。また、本形態においても、実施の形態1と同様、第1レンズ41および第2レンズ42のうちの一方のレンズのみがホルダ5の内側に圧入されることにより、レンズ4がホルダ5に保持されている。本形態では、第1レンズ41および第2レンズ42のうち、外径寸法の大きな第1レンズ41のみがホルダ5の中径部52の内側に圧入されることにより、レンズ4がホルダ5に保持されている。この状態で、第1レンズ41の像側L2の面が段部56に当接している。また、第2レンズ42とホルダ5の小径部51との間には隙間があいている。
参考例の構成例1)
このような圧入構造を採用するにあたって、本形態では、図4(b)に示すように、第1レンズ41の像側L2の面(接合面40の側の面)において、径方向でホルダ5への圧入部分45とレンズ4の接合面40とに径方向で挟まれた領域には、圧入部分45に沿って周方向に延在する溝41pが円弧状に形成されている。すなわち、第1レンズ41の像側L2の面において、レンズ面41b(凹面41c)の周りに形成されている平坦面41eには、光軸方向に凹む溝41pが形成されている。ここで、溝41pの底部の断面は、凹曲面形状を有している。かかる溝41pは、第1レンズ41と第2レンズ42とを接着剤8で接合する際の余剰な接着剤8の溜まり部として機能するとともに、以下に説明するように応力を吸収する機能を発揮する。
より具体的には、第1レンズ41の外周面のうち、像側L2(接合面40の側)に位置する部分がホルダ5への圧入部分45になっており、圧入部分45以外の部分は、圧入部分45より径方向内側に位置している。また、第1レンズ41の外周面では、圧入部分45以外の部分が圧入部分45より径方向内側に位置しており、ホルダ5との間に隙間があいている。このため、圧入部分45以外の部分は、ホルダ5から応力を受けていない。
ここで、圧入部分45の光軸方向の50%以上の部分が、溝41pに径方向外側で重なっている。本形態では、圧入部分45の光軸方向の寸法は、溝41pの深さ寸法より小であり、溝41pは、圧入部分45に径方向内側で重なる位置よりも光軸方向に深く形成されている。このため、圧入部分45の光軸方向の全体が、溝41pに径方向外側で重なっている。
このように構成したレンズユニット100では、図6および図7を参照して説明したように、温度が上昇した際、第2レンズ42は外周面がフリーな状態で膨張する。これに対して、第1レンズ41の圧入部分45はホルダ5で拘束されているため、光軸に対して直交する方向の応力を受けた状態で膨張しようとするが、かかる応力の影響は、溝41pより径方向外側の弾性によって吸収される。このため、温度変化によって、第1レンズ41の凹面41cと第2レンズ42の凸面42cとが変形した際の差が小さいので、第1レンズ41の凹面41cと第2レンズ42の凸面42cとの間隔がいずれの位置でも略同等である。それ故、図5(a)に示すように、+25℃から−50℃への温度変化や、+25℃から+100℃への温度変化が発生した場合でも、第1レンズ41の凹面41cの中心部分と第2レンズ42の凸面42cの中心部分との間隔b2と、第1レンズ41の凹面41cの外周部分と第2レンズ42の凸面42cの外周部分との間隔a2との差Gの絶対値が0.005mm未満である。それ故、本形態のレンズユニット100では、温度変化が発生しても、レンズ4(接合レンズ)での剥離が発生しにくい。また、溝41pの底部の断面は、凹曲面形状を有している。このため、溝41pより径方向外側の部分が変形しやすいので、応力の影響を溝41pより径方向外側の弾性によって吸収しやすい。また、溝41pより径方向外側の部分が変形した際、溝41pの底部の断面において、溝41pの底面部と溝41pの径方向外側の部分とでできる隅角部分に変形応力が集中して弾性破壊することを回避することができる。
(レンズ4の圧入構造/参考例の構成例2)
図4(a)に示す構成例では、圧入部分45の光軸方向の全体が、溝41pに径方向外側で重なっていた。これに対して、本形態では、図4(c)に示すように、圧入部分45の光軸方向の約60%の部分が、溝41pに径方向外側で重なっている。
かかる構成では、図5(b)に示すように、図5(a)に示す結果と比較すれば、差Gの絶対値が大きいが、+25℃から−50℃への温度変化や、+25℃から+100℃への温度変化が発生した場合でも、第1レンズ41の凹面41cの中心部分と第2レンズ42の凸面42cの中心部分との間隔b2と、第1レンズ41の凹面41cの外周部分と第2レンズ42の凸面42cの外周部分との間隔a2との差Gの絶対値が0.005mm未満である。それ故、本形態のレンズユニット100では、温度変化が発生しても、レンズ4(接合レンズ)での剥離が発生しにくい。
参考例の他の構成例)
本発明者が繰り返し行った検討によれば、圧入部分45の光軸方向の50%以上の部分が、溝41pに径方向外側で重なっていれば、+25℃から−50℃への温度変化や、+25℃から+100℃への温度変化が発生した場合でも、第1レンズ41の凹面41cの中心部分と第2レンズ42の凸面42cの中心部分との間隔b2と、第1レンズ41の凹面41cの外周部分と第2レンズ42の凸面42cの外周部分との間隔a2との差Gの絶対値が0.005mm未満となる。それ故、本形態のレンズユニット100では、温度変化が発生しても、レンズ4(接合レンズ)での剥離が発生しにくい。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、接合レンズを構成する第1レンズ41および第2レンズ42のうち、物体側L1に位置する第1レンズ41をホルダ5に圧入したが、像側L2に位置する第2レンズ42をホルダ5に圧入してもよい。
上記実施の形態では、接合レンズを構成する第1レンズ41および第2レンズ42のうち、接合面40側に凹面41cを有する第1レンズ41をホルダ5に圧入したが、接合面40側に凸面42cを有する第2レンズ42をホルダ5に圧入してもよい。
上記実施の形態では、ホルダ5が金属製であったが、ガラスやカーボンなどで強化された樹脂のホルダ5を用いた場合に本発明を適用してもよい。
1、2、3・・レンズ
4・・レンズ(接合レンズ)
5・・ホルダ
6・・レンズ枠
8・・接着剤
40・・接合面
41・・第1レンズ
41p・・溝
42・・第2レンズ
45・・圧入部分
46・・仮想の板状部分
47・・中実部分
100・・レンズユニット
L・・光軸
L1・・物体側
L2・・像側

Claims (8)

  1. 第1レンズの凹面と第2レンズの凸面とが接着剤により接合された接合レンズと、
    前記第1レンズおよび第2レンズのうちの一方のレンズのみが内側に圧入されることにより、前記接合レンズを内側に保持する筒状のホルダと、
    を有し、
    前記一方のレンズはプラスチックレンズであり、
    前記一方のレンズにおいて、前記ホルダへの圧入部分に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の50%以上の部分が、光軸方向に直交する方向の全体にわたって前記接合レンズの接合面から光軸方向に離間した仮想の板状部分からなり、
    前記一方のレンズにおいて、前記圧入部分に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の全体が前記板状部分からなることを特徴とするレンズユニット。
  2. 前記一方のレンズにおいて、前記圧入部分に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の50%以上の部分が光軸方向に直交する方向の全体にわたって当該一方のレンズの肉部分が占める中実部分であることを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
  3. 前記一方のレンズにおいて、前記圧入部分に対して径方向内側で重なる部分の光軸方向の全体が前記中実部分であることを特徴とする請求項に記載のレンズユニット。
  4. 前記第1レンズおよび前記第2レンズの双方がプラスチックレンズであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のレンズユニット。
  5. 前記一方のレンズは前記第1レンズであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のレンズユニット。
  6. 前記一方のレンズの外周面では、前記圧入部分以外の部分が当該圧入部分より径方向内側に位置していることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のレンズユニット。
  7. 前記接合レンズは、前記一方のレンズが物体側に向くように配置されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のレンズユニット。
  8. 前記ホルダの内周面には、前記一方のレンズの外周側端部を像側で支持する段部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載のレンズユニット。
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