JP2021033101A - 画像形成装置 - Google Patents

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Yuta KITABAYASHI
佑太 北林
駿策 藤井
Shunsaku Fujii
駿策 藤井
弘達 川口
Hirotatsu Kawaguchi
弘達 川口
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Abstract

【課題】定着装置の複数の発熱体が基準領域と前記基準領域の外側の領域とに区分される場合に、前記基準領域よりも幅の小さなシートが前記定着装置を通過するときの前記発熱体の温度の過度な上昇または低下を回避すること。【解決手段】基準温度センサー56は、加熱装置5の発熱部51の基準領域A1における幅方向D2の端部の温度を計測する。搬送制御部8cは、シート9のサイズが、前記基準温度センサー56の計測位置を含む領域を通過する第1サイズSz1であると判定されたときに、第1時間間隔で前記シート9をレジスト位置P1から送り出す処理をシート搬送装置3に実行させ、前記シート9のサイズが前記計測位置に対し前記幅方向D2の内側を通過する第2サイズSz2であると判定されたときに、前記第1時間間隔よりも長い第2時間間隔で前記シート9を前記レジスト位置P1から送り出す処理を前記シート搬送装置3に実行させる。【選択図】図2

Description

本発明は、幅方向に沿って並ぶ複数の発熱体を有する加熱装置を備える画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、シートに転写されたトナー像を加熱する加熱装置を含む定着装置を備える。前記加熱装置への給電量は、前記加熱装置に設けられた温度センサーの計測温度と予め設定される目標温度との比較に基づくフィードバック制御により調節される。
また、前記加熱装置が、幅方向に沿って並ぶ複数の発熱体からなる発熱部を有し、前記発熱部における前記幅方向の基準領域と前記基準領域の外側の拡張領域とに個別の給電が可能な場合がある。前記シートの幅が小さい場合に前記拡張領域の前記発熱体への給電が停止されることにより、前記加熱装置の消費電力を低減することができる。
また、前記加熱装置が、前記幅方向の異なる位置に配置された第1の温度センサーおよび第2の温度センサーを備え、前記加熱装置への給電量が、前記第1の温度センサーの計測温度のフィードバック制御により調節され、前記シートの給送間隔が、第2の温度センサーの計測温度に基づき制御されることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−80604号公報
ところで、前記加熱装置において、前記発熱部が前記基準領域と前記拡張領域とに区分されている場合に、前記加熱装置の制御に用いられる温度センサーが、前記基準領域の中央に配置されることが考えられる。
上記の場合、前記温度センサーは、前記シートの幅に関わらず、必ず前記シートの通過領域において温度を計測する。また、前記加熱装置への給電量は、前記シートの幅に関わらず、前記シートの通過領域での計測温度に基づいて調節される。
しかしながら、前記シートの幅が前記基準領域の幅よりも小さい場合に、前記基準領域における前記シートの通過領域の外側において、前記発熱体の温度が過度に上昇するおそれがある。
一方、前記温度センサーが、前記基準領域の中央とは異なる位置に配置される場合、幅の小さな前記シートが、前記温度センサーの位置に対し前記幅方向の内側を通過する可能性がある。この場合、前記加熱装置への給電量が、前記シートの通過領域の外側での計測温度により調節される。
従って、前記基準領域内における前記シートの通過領域の温度が前記目標温度を下回り、前記トナー像の定着品質が悪化するおそれがある。
本発明の目的は、定着装置の複数の発熱体が基準領域と前記基準領域の外側の領域とに区分される場合に、前記基準領域よりも幅の小さなシートが前記定着装置を通過するときの前記発熱体の温度の過度な上昇または低下を回避できる画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、シート搬送装置と、転写装置と、加熱装置と、フィルム部材と、加圧部材と、基準温度センサーと、温度制御部と、サイズ判定部と、搬送制御部と、を備える。前記シート搬送装置は、予め定められたレジスト位置から転写位置および定着位置を順次経由する搬送路に沿ってシートを搬送する。前記転写装置は、前記転写位置において前記シートにトナー像を転写する。前記加熱装置は、前記定着位置においてシート搬送方向に直交する幅方向に沿って並ぶ複数の発熱体からなる発熱部を有し、前記複数の発熱体のうち前記幅方向の予め定められた基準領域に配置された一部と前記基準領域の両外側の拡張領域に配置された他の一部とに個別に給電が可能である。前記フィルム部材は、前記発熱部の表面に対し前記シート搬送方向に沿って摺動可能な筒状の部材である。前記加圧部材は、前記発熱部へ向けて付勢された状態で回転可能に支持され、前記フィルム部材との間に前記シートが通過するニップを形成する。前記基準温度センサーは、前記発熱部の前記基準領域における前記幅方向の端部の温度を計測する。前記温度制御部は、前記基準温度センサーの計測温度と予め設定される目標温度との比較に基づくフィードバック制御により前記加熱装置への給電量を調節する。前記サイズ判定部は、搬送される前記シートの前記幅方向のサイズが、前記ニップにおける前記幅方向の前記基準温度センサーの計測位置を含む領域を通過する第1サイズであるか、前記ニップにおける前記基準領域内の前記基準温度センサーの計測位置に対し前記幅方向の内側の領域を通過する第2サイズであるかを判定する。前記搬送制御部は、複数の前記シートに前記トナー像を順次形成する連続プリント処理が行われる場合において、前記シートの前記幅方向のサイズが前記第1サイズであると判定されたときに、予め定められた第1時間間隔で前記シートを前記レジスト位置から送り出す第1搬送処理を前記シート搬送装置に実行させ、前記シートの前記幅方向のサイズが前記第2サイズであると判定されたときに、前記第1時間間隔よりも長い第2時間間隔で前記シートを前記レジスト位置から送り出す第2搬送処理を前記シート搬送装置に実行させる。
本発明によれば、定着装置の複数の発熱体が基準領域と前記基準領域の外側の領域とに区分される場合に、前記基準領域よりも幅の小さなシートが前記定着装置を通過するときの前記発熱体の温度の過度な上昇または低下を回避できる画像形成装置を提供することが可能になる。
図1は、実施形態に係る画像形成装置の構成図である。 図2は、実施形態に係る画像形成装置における定着装置の発熱部の構成図である。 図3は、実施形態に係る画像形成装置における制御装置の構成を示すブロック図である。 図4は、実施形態に係る画像形成装置における搬送定着制御の手順の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置10の構成]
実施形態に係る画像形成装置10は、シート9に画像を形成するプリント処理を行う装置である。画像形成装置10は、電子写真方式で前記プリント処理を行う。シート9は、用紙またはシート状の樹脂部材などの画像形成媒体である。
図1に示されるように、画像形成装置10は、本体部1内に設けられたシート搬送装置3およびプリント装置40と、制御装置8と、操作装置801と、表示装置802とを備える。
シート搬送装置3は、シート送出装置30および複数組の搬送ローラー対31を備える。シート送出装置30は、シート収容部2に収容されたシート9を本体部1内の搬送路300へ送り出す。複数組の搬送ローラー対31は、不図示のモーターによって回転駆動される。
複数組の搬送ローラー対31は、シート9を挟んで回転することによってシート9を搬送路300に沿って搬送する。以下の説明において、搬送路300に沿ってシート9が搬送される方向のことをシート搬送方向D1と称する。また、シート搬送方向D1に直交し、搬送路300に沿う方向のことを幅方向D2と称する。
搬送路300は、それぞれ予め定められたレジスト位置P1、転写位置P2および定着位置P3を順次経由する経路である。転写位置P2は、レジスト位置P1に対してシート搬送方向D1の下流側の位置である。定着位置P3は、転写位置P2に対してシート搬送方向D1の下流側の位置である。
プリント装置40は、シート搬送装置3によって搬送路300に沿って搬送されるシート9にトナー像を形成する。プリント装置40は、作像装置4、光走査装置46、転写装置47および定着装置48を備える。作像装置4は、ドラム状の感光体41、帯電装置42、現像装置43およびドラムクリーニング装置45などを含む。
図1に示される画像形成装置10は、タンデム式のカラー画像形成装置である。そのため、プリント装置40は、イエロー、シアン、マゼンタおよびブラックの4色のトナーに対応した4つの作像装置4を備える。さらに、転写装置47は、中間転写ベルト471と、4つの作像装置4に対応する4つのベルト転写装置472と、シート転写装置473と、ベルトクリーニング装置474とを備える。
作像装置4において、感光体41が回転し、帯電装置42が感光体41の表面を帯電させる。さらに、光走査装置46が、レーザー光の走査によって感光体41の表面に静電潜像を書き込む。感光体41は、像担持体の一例である。
さらに、現像装置43が、感光体41の表面にトナーを供給することにより、前記静電潜像をトナー像として現像する。
転写装置47は、転写位置P2において前記トナー像をシート9に転写する。転写装置47において、ベルト転写装置472は、感光体41の表面の前記トナー像を中間転写ベルト471の表面へ転写する。これにより、中間転写ベルト471の表面にカラーの前記トナー像が形成される。
シート転写装置473は、転写位置P2において、中間転写ベルト471に形成された前記トナー像をシート9に転写する。
なお、画像形成装置10が、モノクロ画像形成装置である場合、シート転写装置473が、転写位置P2において感光体41上の前記トナー像をシート9へ転写する。
ドラムクリーニング装置45は、感光体41の表面に残存するトナーを除去する。ベルトクリーニング装置474は、中間転写ベルト471に残存するトナーを除去する。
定着装置48は、定着位置P3において、シート9に転写された前記トナー像を、加熱および加圧することによってシート9に定着させる。
定着装置48は、加熱装置5および加圧部材6を備える。加熱装置5は、発熱部51、支持部材52、筒状のフィルム部材53および給電回路50を備える。
発熱部51は、電力が供給されることによって発熱するヒーターである。支持部材52は、発熱部51を支持する部材である。発熱部51および支持部材52は、長手方向が幅方向D2に沿う状態で配置されている。
フィルム部材53は、可撓性の筒状の部材である。フィルム部材53は、発熱部51および支持部材52を内包する状態で配置されている。フィルム部材53は、発熱部51および支持部材52の周囲で回転することより、発熱部51の表面に対しシート搬送方向D1に沿って摺動する。
加圧部材6は、発熱部51へ向けて付勢された状態で回転可能に支持されている。加圧部材6は、不図示のバネによって発熱部51へ向けて付勢されている。加圧部材6は、フィルム部材53との間にシート9が通過するニップを形成する。前記ニップが形成される位置が定着位置P3である。加圧部材6が、不図示のモーターによって回転駆動され、フィルム部材53は、加圧部材6に対して従動回転する。
給電回路50は、発熱部51に電力を供給する。給電回路50は、制御装置8からの給電制御指令に従って、発熱部51への給電量を調節する。
複数組の搬送ローラー対31は、レジスト位置P1に配置されたレジストローラー対31aを含む。レジストローラー対31aは、シート9をレジスト位置P1で一時停止させた後、さらにシート9をレジスト位置P1から転写位置P2へ送り出す。
さらに、複数組の搬送ローラー対31は、搬送路300の出口に配置された排出ローラー対31bを含む。排出ローラー対31bは、シート9を搬送路300から排出トレイ101上へ排出する。
図2に示されるように、発熱部51は、定着位置P3において幅方向D2に沿って並ぶ複数の発熱体510によって構成されている。発熱体510各々は、電力が供給されることによって発熱する。
複数の発熱体510は、幅方向D2において給電系統が複数に区分されている。少なくとも、複数の発熱体510のうち幅方向D2の予め定められた基準領域A1に配置された一部と、基準領域A1の両外側の拡張領域A2に配置された他の一部とに個別に給電が可能である。
図2に示される例では、複数の発熱体510のうち拡張領域A2に配置された一部は、基準領域A1の両隣の領域である第1拡張領域A21に配置された一部と、第1拡張領域A21の両外側に配置された他の一部とに個別に給電可能である。
従って、加熱装置5は、複数の発熱体510のうち基準領域A1に配置された一部と電気的に接続された第1給電ライン54aと、複数の発熱体510のうち第1拡張領域A21に配置された一部と電気的に接続された第2給電ライン54bと、複数の発熱体510のうち第2拡張領域A22に配置された一部と電気的に接続された第3給電ライン54cとを備える。さらに、加熱装置5は、全ての発熱体510と電気的に接続された接地ライン55も備える。
給電回路50は、制御装置8からの加熱領域選択指令に従って、4つの状態のうちの1つに選択的に切り替わる。前記4つの状態は、第1給電ライン54aにのみ電流を供給する第1給電状態と、第1給電ライン54aおよび第2給電ライン54bにのみ電流を供給する第2給電状態と、第1給電ライン54a、第2給電ライン54bおよび第3給電ライン54cの全てに電流を供給する第3給電状態と、発熱部51への電力供給を停止する給電停止状態とを含む。
また、加熱装置5は、発熱部51の温度を計測する温度センサー56,57をさらに備える。本実施形態において、温度センサー56,57は、基準温度センサー56と、制限温度センサー57とを含む。基準温度センサー56および制限温度センサー57は、例えばサーミスタである。
基準温度センサー56は、発熱部51の温度を予め定められた目標温度に維持するためのフィードバック制御に用いられる。制限温度センサー57は、発熱部51の温度が予め定められた上限温度を超える状態が継続することを回避するための温度制限制御に用いられる。制限温度センサー57は、発熱部51における幅方向D2の端部の温度を計測する。
操作装置801は、人の操作を受け付ける装置であり、例えば、操作ボタンおよびタッチパネルを含む。表示装置802は、情報を表示する装置であり、例えば、液晶表示ユニットなどのパネル表示装置を含む。
制御装置8は、各種のデータ処理と、シート搬送装置3、プリント装置40および表示装置802などの機器の制御とを実行する。
図3に示されるように、制御装置8は、CPU(Central Processing Unit)81と、RAM(Random Access Memory)82、二次記憶装置83および信号インターフェイス84などの周辺機器とを備える。
CPU81は、コンピュータープログラムを実行することにより、各種のデータ処理および制御を実行するプロセッサーである。RAM82は、コンピューター読み取り可能な揮発性の記憶装置である。RAM82は、CPU81が実行する前記コンピュータープログラムおよびCPU81が各種の処理を実行する過程で出力および参照するデータを一次記憶する。
CPU81は、前記コンピュータープログラムを実行することにより実現される複数の処理モジュールを含む。前記複数の処理モジュールは、主制御部8a、温度制御部8b、搬送制御部8cおよびプリント制御部8dなどを含む。
主制御部8aは、操作装置801に対する操作に応じて各種の処理を開始させる開始制御、および、表示装置802の制御などを実行する。
温度制御部8bは、基準温度センサー56の計測温度と予め設定される目標温度との比較に基づくフィードバック制御により加熱装置5への給電量を調節する。温度制御部8bは、給電回路50を制御することにより、加熱装置5への給電量を調節する。
搬送制御部8cは、シート搬送装置3を制御する。例えば、搬送制御部8cは、複数のシート9に前記トナー像を順次形成する連続プリント処理が行われる場合に、間欠搬送処理をシート搬送装置3に実行させる。
前記間欠搬送処理は、シート9をシート収容部2からレジスト位置P1まで順次搬送し、さらに、予め定められた時間間隔でシート9をレジスト位置P1から転写位置P2へ送り出し、続いてシート9を排出トレイ101まで搬送する処理である。
また、搬送制御部8cは、前記間欠搬送処理が行われているときに、制限温度センサー57の計測温度が予め設定される上限温度を超える場合に、予め定められた制限搬送処理をシート搬送装置3に実行させる。
前記制限搬送処理は、通常よりも長い時間間隔でシート9をレジスト位置P1から転写位置P2へ送り出す前記間欠搬送処理である。前記上限温度は、加熱装置5の破損の防止のために管理される温度である。
通常、制限温度センサー57の計測温度が前記上限温度を超える状況は、シート9が定着位置P3における制限温度センサー57の位置の内側を通過する状況下で前記間欠搬送処理が行われているときに発生する。
前記制限搬送処理が行われることにより、発熱部51からシート9への放熱量が低減し、温度制御部8bの前記フィードバック制御によって発熱部51への給電量が低減する。これにより、発熱部51におけるシート9が通過しない領域の温度が低下し、制限温度センサー57の計測温度も低下する。
プリント制御部8dは、シート9の搬送に同期して、プリント装置40に前記プリント処理を実行させる。
二次記憶装置83は、コンピューター読み取り可能な不揮発性の記憶装置である。二次記憶装置83は、前記コンピュータープログラムおよび各種のデータの記憶および更新が可能である。例えば、フラッシュメモリーまたはハードディスクドライブの一方または両方が、二次記憶装置83として採用される。
信号インターフェイス84は、基準温度センサー56および制限温度センサー57などの各種のセンサーが出力する信号をデジタルデータへ変換し、変換後のデジタルデータをCPU81へ伝送する。さらに、信号インターフェイス84は、CPU81が出力する制御指令を制御信号へ変換し、前記制御信号を制御対象の機器へ伝送する。
ところで、加熱装置5において、発熱部51が基準領域A1と拡張領域A2とに区分されている場合に、加熱装置5の制御に用いられる基準温度センサー56が、基準領域A1の中央に配置されることが考えられる。
上記の場合、基準温度センサー56は、シート9の幅に関わらず、必ずシート9の通過領域において温度を計測する。また、加熱装置5の発熱部51への給電量は、シート9の幅に関わらず、シート9の通過領域での計測温度に基づいて調節される。
しかしながら、シート9の幅が基準領域A1の幅よりも小さい場合に、基準領域A1におけるシート9の通過領域の外側において、発熱部51の温度が過度に上昇するおそれがある。
一方、基準温度センサー56が、基準領域A1の中央とは異なる位置に配置される場合、幅の小さなシート9が、基準温度センサー56の位置に対し幅方向D2の内側を通過する可能性がある。この場合、発熱部51への給電量が、シート9の通過領域の外側での計測温度により調節される。
従って、基準領域A1内における前記シートの通過領域の温度が前記目標温度を下回り、前記トナー像の定着品質が悪化するおそれがある。
そこで、画像形成装置10において、基準温度センサー56が、発熱部51における図2に示される特定の位置に配置され、さらに、CPU81が後述する搬送定着制御を実行する。これにより、画像形成装置10は、基準領域A1よりも幅の小さなシート9が定着装置48を通過するときの発熱部51の温度の過度な上昇または低下を回避できる。
図2に示されるように、画像形成装置10において、基準温度センサー56は、発熱部51の基準領域A1における幅方向D2の端部の温度を計測する。以下の説明において、画像形成装置10の基準温度センサー56が温度を計測する位置のことを基準計測位置P31と称する。
画像形成装置10において、CPU81により実現される前記複数の処理モジュールは、さらにサイズ判定部8eも含む。温度制御部8b、搬送制御部8cおよびサイズ判定部8eが、前記搬送定着制御を実行する。
[搬送定着制御]
以下、図4に示されるフローチャートを参照しつつ、前記搬送定着制御の手順の一例について説明する。
主制御部8aは、プリントジョブを他装置から不図示の通信装置を通じて受信した場合に、前記搬送定着制御を開始させる。前記プリントジョブは、前記プリント処理の実行を要求するデータである。
以下の説明において、S1,S2,…は、前記搬送定着制御における複数の工程の識別符号を表す。
<工程S1>
まず、サイズ判定部8eが、予め入力されるシートサイズ情報に従って設定シート幅を判定する。前記シートサイズ情報は、シート収容部2に収容されているシート9のサイズを表す情報であり、予め操作装置801を通じて入力される。
画像形成装置10が複数のシート収容部2を備える場合、サイズ判定部8eは、前記プリントジョブに含まれるシート収容部2を指定する情報であるシート供給元指定情報と、そのシート供給元指定情報に対応する前記シートサイズ情報とに基づいて、前記設定シート幅を判定する。
本実施形態において、サイズ判定部8eは、前記プリント処理における1枚目のシート9の幅方向D2のサイズを、前記設定シート幅として判定する。
<工程S2>
次に、温度制御部8bが、前記設定シート幅の判定結果に応じて、加熱装置5による加熱領域、即ち、発熱部51への給電を行う領域を選択し、選択結果に従って給電回路50を制御する。
即ち、温度制御部8bは、前記設定シート幅が、基準領域A1の幅と同じ、または、それより小さい場合に、給電回路50を前記第1給電状態に切り替える前記加熱領域選択指令を出力する。
また、温度制御部8bは、前記設定シート幅が、基準領域A1の幅よりも大きく、基準領域A1および第1拡張領域A21に亘る領域の幅と同じ、または、それより小さい場合に、給電回路50を前記第2給電状態に切り替える前記加熱領域選択指令を出力する。
また、温度制御部8bは、前記設定シート幅が、基準領域A1および第1拡張領域A21に亘る領域の幅よりも大きい場合に、給電回路50を前記第3給電状態に切り替える前記加熱領域選択指令を出力する。
<工程S3>
さらに、温度制御部8bは、基準温度センサー56の計測温度に基づく温度制御を開始する。
具体的には、温度制御部8bは、基準温度センサー56の計測温度および前記目標温度の比較に基づくフィードバック制御により、発熱部51への給電量を制御する。これにより、温度制御部8bは、基準温度センサー56の計測温度が前記目標温度に近づくように、発熱部51への給電量を制御する。
<工程S4>
次に、サイズ判定部8eが、基準温度センサー56の計測温度が昇温完了状態であるか否かを随時判定する。前記昇温完了状態は、基準温度センサー56の計測温度が前記目標温度に対して予め定められた許容範囲内に到達した状態である。
サイズ判定部8eは、基準温度センサー56の計測温度が前記昇温完了状態であると判定する場合に、次の工程S5の処理を実行する。
<工程S5>
工程S5において、サイズ判定部8eは、1枚目のシート9が定着位置P3へ搬送される前の加熱装置5の発熱部51への給電量、および、基準温度センサー56の計測温度のデータを取得する。
<工程S6>
続いて、搬送制御部8cが、1枚目のシート9の搬送をシート搬送装置3に実行させる。これにより、シート9がレジスト位置P1から転写位置P2へ送り出される。
なお、シート9をシート収容部2からレジスト位置P1まで搬送する処理は、工程S6において実行されても、それより前に実行されてもよい。
また、プリント制御部8dは、シート9の搬送に同期して、プリント装置40に前記プリント処理を実行させる。これにより、前記トナー像が、転写位置P2においてシート9に転写される。
<工程S7>
次に、工程S7において、サイズ判定部8eが、1枚目のシート9が定着位置P3へ搬送された後の加熱装置5の発熱部51への給電量、および、基準温度センサー56の計測温度のデータを取得する。
サイズ判定部8eは、工程S7で得られる発熱部51への給電量、および、基準温度センサー56の計測温度のデータと、工程S5で得られる前記給電量および前記計測温度のデータとの差を計算する。これにより、サイズ判定部8eは、1枚目のシート9が定着装置48の前記ニップを通過する前後における、加熱装置5への給電量の変化および基準温度センサー56の計測温度の変化を算出する。
以下の説明において、1枚目のシート9が定着装置48の前記ニップを通過する前後における、加熱装置5への給電量の変化、および、基準温度センサー56の計測温度の変化のことを、それぞれ給電量変化および基準温度変化と称する。
<工程S8>
さらに、サイズ判定部8eは、前記給電量変化および前記基準温度変化の一方または両方に基づいて、実際に定着位置P3の前記ニップを通過するシート9の幅方向D2のサイズである通過シート幅を判定する。
工程S8の処理は、前記シートサイズ情報が誤って設定されている可能性を考慮して実行される処理である。
本実施形態において、サイズ判定部8eは、前記給電量変化および前記基準温度変化の両方に基づいて、前記通過シート幅が第1サイズSz1であるか第2サイズSz2であるかを判定する(図2参照)。
第1サイズSz1は、前記ニップにおける幅方向D2の基準温度センサー56の位置を含む領域を通過するサイズである。第2サイズSz2は、前記ニップにおける基準計測位置P31に対し幅方向D2の内側の領域を通過するサイズである。
一般に、前記ニップを通過するシート9の幅が第1サイズSz1である場合、シート9が前記ニップを通過したときに、発熱部51からシート9への放熱により、以下の第1の現象および第2の現象の一方または両方が現れる。
前記第1の現象は、基準温度センサー56の計測温度に基づく前記フィードバック制御によって発熱部51への給電量が増大する現象である。前記第2の現象は、前記フィードバック制御が間に合わずに基準温度センサー56の計測温度が低下する現象である。
一方、前記ニップを通過するシート9の幅が第2サイズSz2である場合、発熱部51からシート9への放熱による基準温度センサー56の計測温度への影響が小さい。その結果、前記第1の現象および前記第2の現象が顕著には現れない。
例えば、サイズ判定部8eは、前記給電量変化の無次元化により得られる給電量変化指数と、前記基準温度変化の無次元化により得られる基準温度変化指数との合計値または平均値が、予め定められた下限値を下回る場合に、前記通過シート幅が第2サイズSz2であると判定し、そうでない場合に前記通過シート幅が第1サイズSz1であると判定する。
そして、サイズ判定部8eは、前記通過シート幅が第1サイズSz1であると判定する場合に処理を工程S9へ移行させ、そうでない場合に処理を工程S10へ移行させる。
<工程S9>
工程S9において、搬送制御部8cが、シート搬送装置3に第1搬送処理を実行させる。前記第1搬送処理は、予め定められた第1時間間隔でシート9をレジスト位置P1から転写位置P2へ送り出す処理を含む前記間欠搬送処理である。
搬送制御部8cは、工程S6および工程S9で搬送されるシート9の合計枚数が前記プリントジョブにおいて指定されるプリント枚数に達するまで前記第1搬送処理をシート搬送装置3に繰り返し実行させる。その後、搬送制御部8cは、前記搬送定着制御を終了させる。
<工程S10>
一方、工程S10において、搬送制御部8cが、シート搬送装置3に第2搬送処理を実行させる。前記第2搬送処理は、前記第1時間間隔よりも長い第2時間間隔でシート9をレジスト位置P1から転写位置P2へ送り出す処理を含む前記間欠搬送処理である。
例えば、搬送制御部8cは、シート9の幅方向D2のサイズが第2サイズSz2であると判定されるときの前記給電量変化および前記基準温度変化の一方または両方に応じて、前記第2時間間隔を設定する。
搬送制御部8cが、前記給電量変化指数と前記基準温度変化指数との合計値または平均値が大きいほど、前記第1時間間隔に近い前記第2時間間隔を設定することが考えられる。
搬送制御部8cは、工程S6および工程S10で搬送されるシート9の合計枚数が前記プリントジョブにおいて指定される前記プリント枚数に達するまで前記第2搬送処理をシート搬送装置3に繰り返し実行させる。その後、搬送制御部8cは、前記搬送定着制御を終了させる。
以上に示されるように、サイズ判定部8eは、搬送されるシート9の幅方向D2のサイズが、第1サイズSz1であるか第2サイズSz2であるかを判定する(工程S8)。
具体的には、サイズ判定部8eは、1枚目のシート9が前記ニップを通過する前後における、加熱装置5への給電量の変化および基準温度センサー56の計測温度の変化、の一方または両方に応じて2枚目以降のシート9の幅方向D2のサイズを判定する。
さらに、搬送制御部8cは、複数のシート9に前記トナー像を順次形成する前記連続プリント処理が行われる場合において、シート9の幅方向D2のサイズが第1サイズSz1であると判定されたときに、前記第1搬送処理をシート搬送装置3に実行させ、シート9の幅方向D2のサイズが前記第2サイズであると判定されたときに、前記第2搬送処理をシート搬送装置3に実行させる(工程S9,S10)。
シート9の幅が第2サイズSz2である場合に、基準温度センサー56の計測温度および前記目標温度の比較に基づく前記フィードバック制御が正常に行われていても、前記ニップにおけるシート9の通過領域の温度が、前記目標温度を基準にした適正な温度範囲を下回るおそれがある。
しかしながら、シート9の幅が第2サイズSz2である場合でも、前記第2搬送処理が実行されることにより、前記ニップにおけるシート9の通過領域の温度の低下が回避される。
即ち、画像形成装置10が採用されることにより、定着装置48の複数の発熱体510が基準領域A1と基準領域A1の外側の拡張領域A2とに区分される場合に、基準領域A1よりも幅の小さなシート9が定着装置48を通過するときの発熱部51の温度の過度な上昇または低下を回避できる。その結果、加熱装置5の熱疲労破損、および、前記トナー像の定着品質の悪化が回避される。
[第1応用例]
次に、図4を参照しつつ、画像形成装置10の第1応用例について説明する。
本応用例の工程S3〜S9において、温度制御部8bは、基準温度センサー56の計測温度と予め設定される第1目標温度との比較に基づくフィードバック制御により加熱装置5への給電量を調節する。
一方、本応用例の工程S10において、温度制御部8bは、基準温度センサー56の計測温度と前記第1目標温度よりも高い第2目標温度との比較に基づくフィードバック制御により加熱装置5への給電量を調節する。但し、前記第2目標温度は、前記上限温度よりも低い。
本応用例によれば、前記第2時間間隔が、前記第1時間間隔に近い時間に設定されても、前記ニップにおけるシート9の通過領域の温度の低下が回避される。その結果、シート9の幅が第2サイズSz2であると判定される場合における印刷物の生産性を、シート9の幅が第1サイズSz1であると判定される場合の生産性に近づけることができる。
[第2応用例]
次に、図4を参照しつつ、画像形成装置10の第2応用例について説明する。
本応用例の工程S3〜S9において、温度制御部8bは、基準温度センサー56の計測温度と予め設定される第1目標温度との比較に基づくフィードバック制御により加熱装置5への給電量を調節する。
一方、本応用例の工程S10において、温度制御部8bは、基準温度センサー56の計測温度と前記第1目標温度よりも高い第2目標温度との比較に基づくフィードバック制御により加熱装置5への給電量を調節する。但し、前記第2目標温度は、前記上限温度よりも低い。
さらに、本応用例の工程S10において、搬送制御部8cは、前記第1搬送処理をシート搬送装置3に実行させる。即ち、本応用例において、工程S8におけるシート9の幅の判定結果に関わらず、前記間欠搬送処理におけるシート9の送り出しの時間間隔は変更されない。
本応用例によれば、シート9の幅が第2サイズSz2であると判定される場合でも、前記ニップにおけるシート9の通過領域の温度の低下が回避される。さらに、シート9の幅が第2サイズSz2であると判定される場合における印刷物の生産性の低下を回避することができる。
[第3応用例]
次に、図4を参照しつつ、画像形成装置10の第3応用例について説明する。
本応用例の工程S8において、サイズ判定部8eが、予め入力される前記シートサイズ情報に従って前記通過シート幅を判定する。このような応用例が採用されることも考えられる。
1 :本体部
2 :シート収容部
3 :シート搬送装置
4 :作像装置
5 :加熱装置
6 :加圧部材
8 :制御装置
8a :主制御部
8b :温度制御部
8c :搬送制御部
8d :プリント制御部
8e :サイズ判定部
9 :シート
10 :画像形成装置
30 :シート送出装置
31 :搬送ローラー対
31a :レジストローラー対
31b :排出ローラー対
40 :プリント装置
41 :感光体
42 :帯電装置
43 :現像装置
45 :ドラムクリーニング装置
46 :光走査装置
47 :転写装置
48 :定着装置
50 :給電回路
51 :発熱部
52 :支持部材
53 :フィルム部材
54a :第1給電ライン
54b :第2給電ライン
54c :第3給電ライン
55 :接地ライン
56 :基準温度センサー
57 :制限温度センサー
81 :CPU
82 :RAM
83 :二次記憶装置
84 :信号インターフェイス
101 :排出トレイ
300 :搬送路
471 :中間転写ベルト
472 :ベルト転写装置
473 :シート転写装置
474 :ベルトクリーニング装置
510 :発熱体
801 :操作装置
802 :表示装置
A1 :基準領域
A2 :拡張領域
A21 :第1拡張領域
A22 :第2拡張領域
D1 :シート搬送方向
D2 :幅方向
P1 :レジスト位置
P2 :転写位置
P3 :定着位置
P31 :基準計測位置
Sz1 :第1サイズ
Sz2 :第2サイズ

Claims (3)

  1. 予め定められたレジスト位置から転写位置および定着位置を順次経由する搬送路に沿ってシートを搬送するシート搬送装置と、
    前記転写位置において前記シートにトナー像を転写する転写装置と、
    前記定着位置においてシート搬送方向に直交する幅方向に沿って並ぶ複数の発熱体からなる発熱部を有し、前記複数の発熱体のうち前記幅方向の予め定められた基準領域に配置された一部と前記基準領域の両外側の拡張領域に配置された他の一部とに個別に給電が可能な加熱装置と、
    前記発熱部の表面に対し前記シート搬送方向に沿って摺動可能な筒状のフィルム部材と、
    前記発熱部へ向けて付勢された状態で回転可能に支持され、前記フィルム部材との間に前記シートが通過するニップを形成する加圧部材と、
    前記発熱部の前記基準領域における前記幅方向の端部の温度を計測する基準温度センサーと、
    前記基準温度センサーの計測温度と予め設定される目標温度との比較に基づくフィードバック制御により前記加熱装置への給電量を調節する温度制御部と、
    搬送される前記シートの前記幅方向のサイズが、前記ニップにおける前記幅方向の前記基準温度センサーの計測位置を含む領域を通過する第1サイズであるか、前記ニップにおける前記基準領域内の前記基準温度センサーの計測位置に対し前記幅方向の内側の領域を通過する第2サイズであるかを判定するサイズ判定部と、
    複数の前記シートに前記トナー像を順次形成する連続プリント処理が行われる場合において、前記シートの前記幅方向のサイズが前記第1サイズであると判定されたときに、予め定められた第1時間間隔で前記シートを前記レジスト位置から送り出す第1搬送処理を前記シート搬送装置に実行させ、前記シートの前記幅方向のサイズが前記第2サイズであると判定されたときに、前記第1時間間隔よりも長い第2時間間隔で前記シートを前記レジスト位置から送り出す第2搬送処理を前記シート搬送装置に実行させる搬送制御部と、を備える画像形成装置。
  2. 前記サイズ判定部は、1枚目の前記シートが前記ニップを通過する前後における、前記加熱装置への給電量の変化および前記基準温度センサーの計測温度の変化、の一方または両方に応じて2枚目以降の前記シートのサイズを判定する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記搬送制御部は、前記シートの前記幅方向のサイズが前記第2サイズであると判定されるときの前記加熱装置への給電量の変化および前記基準温度センサーの計測温度の変化、の一方または両方に応じて、前記第2時間間隔を設定する、請求項2に記載の画像形成装置。
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