JP2021030561A - インクジェット記録シート - Google Patents
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Abstract
【課題】発色性と耐水性が良好で、且つ生分解し易いインクジェット記録シートを提供することにある。【解決手段】基紙の少なくとも一方の面に生分解性樹脂層を有する支持体の該生分解性樹脂層上に、平均二次粒子径500nm以下の無機顔料微粒子を主成分とするインク受容層を少なくとも有するインクジェット記録シート。【選択図】図1
Description
本発明は、発色性と耐水性が良好で、且つ生分解し易いインクジェット記録シートに関する。
インクジェット記録方式に使用される記録シートとして、通常の紙支持体上に非晶質シリカ等の顔料とポリビニルアルコール等の親水性バインダーからなる多孔質のインク受容層を設けてなる記録材料が知られている。
また特開平3−56552号公報、特開平2−188287号公報、同平10−81064号公報、同平10−119423号公報、同平10−175365号公報、同10−203006号公報、同平10−217601号公報、同平11−20300号公報、同平11−20306号公報、同平11−34481号公報等には、インク受容層に用いる顔料として気相法による合成シリカ微粒子(以降、気相法シリカと称す)を用いた記録シートが開示されている。また、特開平11−321079号公報、特開2001−80204号公報(特許文献1)には、気相法シリカをカチオン性化合物の存在下で分散したスラリーを用いることが開示されている。
このようなインクジェット記録シートは、家庭でのプリント用途以外に、ポスターや植物用のタグ、ラベルに代表されるような、屋外で使用される用途にも使用される場合が増えてきた。このような用途においては、記録シートの発色性だけでなく印字面の耐水性が必要であるため、支持体として合成樹脂フィルムや、基紙の少なくとも一方をポリエチレンなどの合成樹脂フィルムで被覆した支持体を使用し、その上に耐水性の高いインク受容層を設けたインクジェット記録シートが一般的に使用されている。
ところで、このような合成樹脂フィルムを使用したインクジェット記録シートを使用後に廃棄する際には、一般的には焼却処分または廃棄物として埋め立て等によって処分されている。しかしながら、合成樹脂フィルムのような合成樹脂をメインに含む支持体を用いたインクジェット記録シートは、焼却による焼却温度の高熱化が起こり、焼却炉の耐久性の問題、燃焼ガス等の公害の問題が発生する場合があり、支持体として部分的に合成樹脂フィルムを使用したインクジェット記録シートであっても、埋め立て処分の場合や、特に前記のような屋外で使用される用途においては、万が一ゴミとして自然環境中に放出された場合には、合成樹脂フィルムがそのままの形で残るため半永久的にゴミとなり、自然環境への影響が問題となる。
このため、合成樹脂フィルムによる自然環境への影響問題を防止するため、最近、日光/風雨暴露状態または地中等の自然環境下で分解可能な合成樹脂フィルム、いわゆる、生分解性樹脂フィルムを使用したインクジェット記録シートが検討されている。例えば、特開平6−239014号公報(特許文献2)には、基材とインク受容層を少なくとも有する記録媒体において、該基材が生分解性を有する高分子物質である記録媒体が、また特開2003−89988号公報(特許文献3)には、生分解性を有する画像記録基材に、電子写真方式又はインクジェット方式により画像情報を記録することを特徴とする画像記録方法が、また特開2000−272225号公報(特許文献4)には、基材の少なくとも一方の表面を生分解性樹脂膜で被覆したことを特徴とする記録媒体が、また特開平11−198522号公報(特許文献5)には、紙基材の少なくとも片面にポリ乳酸等の脂肪族ポリエステルがコーティングされてあり、該支持体上にインク受容層が設けられていることを特徴とするインクジェット記録媒体が、また特開2011−62927号公報(特許文献6)には、生分解性樹脂で表面が被覆された繊維を含んで構成される支持体上に、インク溶媒吸収層と気相法シリカなどの無機微粒子などを含むインク受容層を有するインクジェット記録媒体が開示されている。
しかしながら、特許文献2の記録媒体は、生分解性を有する基材自体が厚いため生分解するまでに時間がかかる。特許文献3及び6の記録媒体は、基材が生分解性を有する繊維であるため、また特許文献4の記録媒体は生分解性樹脂にそのままインクジェット印刷を施しているため、発色性に改善の余地がある。特許文献5のインクジェット記録媒体は、インク受像層の主成分がポリビニルアルコールであるため耐水性が低い問題がある。以上のように、発色性、耐水性、生分解性を満足するインクジェット記録シートはなく、改善が求められていた。
本発明の課題は、発色性と耐水性が良好で、且つ生分解し易いインクジェット記録シートを提供することにある。
本発明の上記課題は、以下の発明によって達成される。
基紙の少なくとも一方の面に生分解性樹脂層を有する支持体の該生分解性樹脂層上に、平均二次粒子径500nm以下の無機顔料微粒子を主成分とするインク受容層を少なくとも有するインクジェット記録シート。
基紙の少なくとも一方の面に生分解性樹脂層を有する支持体の該生分解性樹脂層上に、平均二次粒子径500nm以下の無機顔料微粒子を主成分とするインク受容層を少なくとも有するインクジェット記録シート。
本発明により、発色性と耐水性が良好で、且つ生分解し易いインクジェット記録シートを提供することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。本発明におけるインクジェット記録シート100は、図1及び図2のように、基紙1の少なくとも一方の面に生分解性樹脂層2を有する支持体10の生分解性樹脂層2上に、平均二次粒子径500nm以下の無機顔料微粒子を主成分とするインク受容層3を少なくとも有する。
本発明における支持体は、基紙の少なくとも一方の面に生分解性樹脂層を有する。
本発明における基紙は、特に制限はなく、一般に用いられている紙が使用できるが、より好ましくは、例えば、写真用支持体に用いられているような平滑な原紙が好ましい。基紙を構成するパルプとしては天然パルプ、再生パルプ、合成パルプ等を1種もしくは2種以上混合して用いられる。この基紙には一般に製紙で用いられているサイズ剤、紙力増強剤、填料、帯電防止剤、蛍光増白剤、染料等の添加剤が配合される。更に、表面サイズ剤、表面紙力剤、蛍光増白剤、帯電防止剤、染料、アンカー剤等が表面塗布されていてもよい。
本発明における基紙は、特に制限はなく、一般に用いられている紙が使用できるが、より好ましくは、例えば、写真用支持体に用いられているような平滑な原紙が好ましい。基紙を構成するパルプとしては天然パルプ、再生パルプ、合成パルプ等を1種もしくは2種以上混合して用いられる。この基紙には一般に製紙で用いられているサイズ剤、紙力増強剤、填料、帯電防止剤、蛍光増白剤、染料等の添加剤が配合される。更に、表面サイズ剤、表面紙力剤、蛍光増白剤、帯電防止剤、染料、アンカー剤等が表面塗布されていてもよい。
基紙の厚みに関しては特に制限はないが、紙を抄造中または抄造後カレンダー等にて圧力を印加して圧縮するなどした表面平滑性のよいものが好ましく、その坪量は30〜250g/m2が好ましい。
基紙の含水率に関しては特に限定しないが、カール性の観点から、好ましくは5〜9%の範囲であり、より好ましくは6〜9%の範囲である。含水率は、任意の水分測定法を用いて測定することができる。例えば、赤外線水分計、絶乾重量法、誘電率法、カールフィッシャー法等を用いることができる。
本発明における生分解性樹脂層は生分解性樹脂を含有する。生分解性樹脂としては、化学合成脂肪族ポリエステル樹脂、微生物合成ポリエステル樹脂、天然高分子系化合物など公知の生分解性樹脂を使用することが可能である。化学合成脂肪族ポリエステル樹脂としては、例えば、ポリ乳酸(PLA)(例えば、富士ケミカル(株)製ラクリエ(登録商標)、三井化学(株)製レイシア(登録商標)、(株)島津製作所製ラクティ等)、ポリ−ε−カプロラクトン(PCL)(例えば、(株)ダイセル製プラクセル(登録商標)等)、ポリブチレンサクシネート(PBS)(例えば、PTT MCC Biochem社製BioPBS(登録商標)等)、ポリブチレンサクシネート/アジペートランダム共重合体(PBSA)(例えば、昭和電工(株)製ビオノーレ(登録商標)等)等が挙げられる。
微生物合成ポリエステル化合物としては、例えば、β−ヒドロキシ酪酸(HB)と3−ヒドロキシ吉草酸(HV)のランダム共重合体(例えば、日本モンサント(株)製バイオポール等)、ポリヒドロキシ酪酸(PHB)(例えば、三菱ガス化学(株)製ビオグリーン(登録商標)等)、(R)−3−ヒドロキシ酪酸と(R)−3−ヒドロキシヘキサン酸の共重合体(PHBH)(例えば、(株)カネカ製カネカ生分解性ポリマーPHBH(登録商標)等)が挙げられる。
天然高分子系化合物としては、例えば、ベンジル化木材、エステル化木材、プルラン、アルギン酸、キチン、キトサン、カラギーナン、デンプン等が挙げられる。その他、ポリビニルアルコール(PVA)も使用できる。これら生分解性樹脂は、1種または2種以上混合して使用してもよい。
これら生分解性樹脂の中でも、ポリブチレンサクシネート(PBS)が、耐久性と生分解性のバランスが良く、以下に述べる溶融押出コーティング法での生産性の観点から好ましい。
生分解性樹脂層には、生分解性を損なわない程度に、酸化チタン、酸化亜鉛、タルク、炭酸カルシウム等の白色顔料、ステアリン酸アミド、アラキジン酸アミド等の脂肪酸アミド、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム等の脂肪酸金属塩、コバルトブルー、群青、セシリアンブルー、フタロシアニンブルー等のブルーの顔料や染料、コバルトバイオレット、ファストバイオレット、マンガン紫等のマゼンタの顔料や染料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤等の各種の添加剤を適宜組み合わせて加えることができる。
基紙に生分解性樹脂層を有する支持体の主な製造方法としては、公知の製造方法を用いることができるが、走行する基紙上に生分解性樹脂を加熱溶融した状態で流延する、いわゆる溶融押出コーティング法を用いることが生産性の観点より好ましい。これにより、基紙の少なくとも一方の面が生分解性樹脂により均一に被覆される。また、生分解性樹脂を基紙に被覆する前に、基紙への樹脂の接着のため、基紙にコロナ放電処理、火炎処理等の活性化処理を施すことが好ましい。生分解性樹脂層の厚みとしては、耐水性と生分解性の観点より、5〜80μmが好ましく、より好ましくは10〜50μm、更に好ましくは10〜30μmである。
インク受容層が塗設される支持体の生分解性樹脂層上には、下塗り層を設けることができる。この下塗り層は、インク受容層が塗設される前に、予め支持体の生分解性樹脂層上に塗布乾燥されたものである。この下塗り層は、皮膜形成可能な水溶性ポリマーやポリマーラテックス等を主体に含有する。好ましくは、ゼラチン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、水溶性セルロース等の水溶性ポリマーであり、特に好ましくはゼラチンである。これらの水溶性ポリマーの付着量は、10〜500mg/m2が好ましく、20〜300mg/m2がより好ましい。更に、下塗り層には、他に界面活性剤や硬膜剤を含有するのが好ましい。支持体に下塗り層を設けることによって、インク受容層塗布時のひび割れ防止に有効に働き、均一な塗布面が得られる。
本発明におけるインク受容層は、平均二次粒子径500nm以下の無機顔料微粒子を主成分とする。これによりインク受容層自体の生分解性が良化するだけでなく、生分解に必要な水分を効果的にインク受容層の下に届けることができるため、インク受容層の下の生分解性樹脂層の生分解性も良化する。また、インク受容層は透明となるため発色性が良好となる。
本発明において、無機顔料微粒子を主成分とするとは、インク受容層の50質量%以上が無機顔料微粒子であることであり、好ましくは70質量%以上である。
本発明における無機顔料微粒子としては、非晶質合成シリカ、アルミナもしくはアルミナ水和物が好ましい。非晶質合成シリカは製造法によって湿式法シリカ、気相法シリカ及びその他に大別することができる。
湿式法シリカは、更に製造方法によって沈降法シリカ、ゲル法シリカ、ゾル法シリカに分類される。沈降法シリカは珪酸ソーダと硫酸をアルカリ条件で反応させて製造され、粒子成長したシリカ粒子が凝集・沈降し、その後濾過、水洗、乾燥、粉砕・分級の工程を経て製品化される。沈降法シリカとしては、例えば東ソー・シリカ(株)からニップシール(登録商標)として、丸尾カルシウム(株)からトクシール(登録商標)、ファインシール(登録商標)として、水澤化学工業(株)からミズカシル(登録商標)として市販されている。ゲル法シリカは珪酸ソーダと硫酸を酸性条件下で反応させて製造する。熟成中に微小粒子は溶解し、他の一次粒子同士を結合するように再析出するため、明確な一次粒子は消失し、内部空隙構造を有する比較的硬い凝集粒子を形成する。例えば、東ソー・シリカ(株)からニップゲル(登録商標)として、グレースジャパン(株)からシロイド(登録商標)、シロジェット(登録商標)として、水澤化学工業(株)からミズカシルとして市販されている。本発明において沈降法シリカあるいはゲル法シリカを用いることが好ましく、沈降法シリカがより好ましい。
本発明に用いられる湿式法シリカとしては、平均一次粒子径が50nm以下、好ましくは3〜40nmであり、且つ粉体状態での平均凝集粒子径は1〜50μmであることが好ましい。
本発明において湿式法シリカは、平均二次粒子径500nm以下に分散して使用する。分散された湿式法シリカの平均二次粒子径は、より好ましくは10〜300nmであり、更に好ましくは20〜200nmである。分散方法としては、水性媒体中に分散したシリカを機械的に粉砕する湿式分散法が好ましく使用され、これにはビーズミルなどのメディアミルを用いることが好ましい。ビーズミルは密閉されたベッセル内に充填されたビーズとの衝突により顔料粉砕を行うものであり、ウィリー・エ・バッコーフェン社よりダイノーミルとして、淺田鉄工(株)よりグレンミル(登録商標)として、アシザワ・ファインテック(株)よりスターミル(登録商標)として市販されている。メディアミル等を用いて分散した後、更に高圧ホモジナイザー、超高圧ホモジナイザー等の圧力式分散機、超音波分散機、及び薄膜旋回型分散機等を用いて分散することが好ましい。
ここで、本発明でいう平均一次粒子径とは、微粒子の電子顕微鏡観察により一定面積内に存在する100個の一次粒子各々の投影面積に等しい円の直径を粒子径として平均粒子径を求めたものである。また平均二次粒子径とは、透過型電子顕微鏡による写真撮影で求めることができるが、簡易的にはレーザー回折/散乱式粒度分布測定装置(例えば、(株)堀場製作所製LA910)を用いて、個数メジアン径として測定することができる。また、平均凝集粒子径とは、粉体として供給される湿式法シリカの平均粒子径を示し、例えばコールターカウンター法で求めることができる。
気相法シリカは、湿式法に対して乾式法とも呼ばれ、一般的には火炎加水分解法によって作られる。具体的には四塩化ケイ素を水素及び酸素と共に燃焼して作る方法が一般的に知られているが、四塩化ケイ素の代わりにメチルトリクロロシランやトリクロロシラン等のシラン類も、単独または四塩化ケイ素と混合した状態で使用することができる。気相法シリカは日本アエロジル(株)からアエロジル(登録商標)、(株)トクヤマからレオロシール(登録商標)として市販されている。
本発明において気相法シリカを用いた場合においても、湿式法シリカと同様に、平均二次粒子径500nm以下に分散して使用する。分散された気相法シリカの平均二次粒子径は、より好ましくは10〜300nmであり、更に好ましくは20〜200nmである。分散方法としては、通常のプロペラ撹拌、タービン型撹拌、ホモミキサー型撹拌等で気相法シリカと水を主体とする分散媒を予備混合し、次にボールミル、ビーズミル、サンドグラインダー等のメディアミル、高圧ホモジナイザー、超高圧ホモジナイザー等の圧力式分散機、超音波分散機、及び薄膜旋回型分散機等を使用して分散を行うことが好ましい。
平均二次粒子径500nm以下の湿式法シリカあるいは気相法シリカのスラリーを製造する際に、スラリーの高濃度化や分散安定性を向上させるため、公知の種々の方法を用いても良い。例えば、特開2002−144701号公報、特開2005−1117号公報に記載されているが如くアルカリ性化合物の存在下で分散する方法、カチオン性化合物の存在下で分散する方法、シランカップリング剤存在下で分散する方法等を挙げることができ、カチオン性化合物の存在下で分散する方法がより好ましい。
上記湿式法シリカあるいは気相法シリカの分散に使用するカチオン性化合物としては、ポリエチレンイミン、ポリジアリルアミン、ジアリルアミン誘導体由来の構造単位を有する重合物、ポリアリルアミン、アルキルアミン重合物、1〜3級アミノ基や4級アンモニウム塩基を有するポリマーが好ましく用いられる。特にジアリルアミン誘導体由来の構造単位を有する重合物が好ましく用いられる。分散性および分散液粘度の面で、これらのカチオンポリマーの分子量は、2,000〜10万程度が好ましく、特に2,000〜3万程度が好ましい。
本発明に使用するアルミナとしては、酸化アルミニウムのγ型結晶であるγ−アルミナが好ましく、中でもδグループ結晶が好ましい。γ−アルミナは一次粒子を10nm程度まで小さくすることが可能であるが、通常は数千から数万nmの二次粒子結晶を超音波や高圧ホモジナイザー、対向衝突型ジェット粉砕機等で平均二次粒子径を500nm以下に分散して使用する。より好ましくは20〜300nm程度まで粉砕したものが使用できる。
本発明に使用するアルミナ水和物はAl2O3・nH2O(n=1〜3)の構成式で表される。アルミナ水和物は、一般にアルミニウムイソプロポキシド等のアルミニウムアルコキシドの加水分解、アルミニウム塩のアルカリによる中和、アルミン酸塩の加水分解等の公知の製造方法により得られる。本発明に使用されるアルミナ水和物の平均二次粒子径は500nm以下に分散して使用する。好ましくは20〜300nmである。
本発明に用いられる上記のアルミナ及びアルミナ水和物は、酢酸、乳酸、ぎ酸、硝酸等の公知の分散剤によって分散された分散液の形態から使用される。
本発明におけるインク受容層には、堅牢な層を構成するために無機顔料微粒子と共に樹脂バインダーを含有することが好ましい。用いられる樹脂バインダーとしては、例えば、ポリビニルアルコール、シラノール変性ポリビニルアルコール、酸化澱粉、エーテル化澱粉、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースなどのセルロース誘導体、カゼイン、ゼラチン、大豆蛋白など、スチレン−ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体などの共役ジエン系共重合体ラテックス、あるいはこれらの各種重合体のカルボキシル基などの官能基含有単量体による官能基変性重合体ラテックス、メラミン樹脂、尿素樹脂などの熱硬化合成樹脂系などの水性接着剤、ポリメチルメタクリレート、ポリウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー、ポリビニルブチラール、アルキッド樹脂などの合成樹脂系接着剤等を挙げることができ、これらを単独あるいは混合して用いることができる。この他、公知の天然樹脂あるいは合成樹脂バインダーを単独であるいは混合して用いることは特に限定されない。
これらの内、生分解性と発色性の観点より、ポリビニルアルコールあるいはシラノール変性ポリビニルアルコールが好ましく、特に好ましいのは、ケン化度が80%以上の部分ケン化または完全ケン化したポリビニルアルコールあるいはシラノール変性ポリビニルアルコールである。平均重合度は200〜5000のものが好ましい。
微粒子に対する樹脂バインダーの含有量は特に限定されないが、無機顔料微粒子に対して、好ましくは80質量%以下、より好ましくは3〜80質量%の範囲であり、更に好ましくは5〜60質量%の範囲であり、特に好ましくは10〜40質量%の範囲である。
本発明では、インク受容層を構成する上記樹脂バインダーと共に必要に応じ硬膜剤を用いることもできる。硬膜剤の具体的な例としては、ホルムアルデヒド、グルタルアルデヒドの如きアルデヒド系化合物、ジアセチル、クロルペンタンジオンの如きケトン化合物、ビス(2−クロロエチル)尿素、2−ヒドロキシ−4,6−ジクロロ−1,3,5−トリアジン、米国特許第3,288,775号記載の如き反応性のハロゲンを有する化合物、米国特許第3,635,718号記載の如き反応性のオレフィンを持つ化合物、米国特許第2,732,316号記載の如きN−メチロール化合物、米国特許第3,103,437号記載の如きイソシアナート類、米国特許第3,017,280号、同2,983,611号記載の如きアジリジン化合物類、米国特許第3,100,704号記載の如きカルボジイミド系化合物類、米国特許第3,091,537号記載の如きエポキシ化合物、ジヒドロキシジオキサンの如きジオキサン誘導体、ホウ砂、ホウ酸、ホウ酸塩類の如き無機架橋剤等があり、これらを1種または2種以上組み合わせて用いることができる。硬膜剤の使用量は特に限定されないが、樹脂バインダーに対して、50質量%以下が好ましく、より好ましくは40質量%以下であり、特に好ましくは30質量%以下である。
樹脂バインダーとしてケン化度が80%以上の部分ケン化または完全ケン化したポリビニルアルコールあるいはシラノール変性ポリビニルアルコールを用いる場合には、硬膜剤としては、ホウ砂、ホウ酸、ホウ酸塩類が好ましく、ホウ酸が特に好ましく、使用量はポリビニルアルコールに対し、40質量%以下が好ましく、より好ましくは30質量%以下であり、特に好ましくは20質量%以下である。
その他、インク受容層には必要に応じ、防腐剤、界面活性剤、着色染料、紫外線吸収剤、酸化防止剤、微粒子の分散剤、消泡剤、レベリング剤、粘度安定剤、pH調節剤などを添加することができる。
インク受容層は2層以上から構成されていてもよく、この場合、それらのインク受容層の構成はお互いに同じであっても異なっていても良い。例えば湿式法シリカによるインク受容層の上に、アルミナ水和物によるインク受容層が形成されていても良い。
インク受容層の層厚(乾燥時)は、一般に1〜100μmが好ましく、5〜50μmがより好ましい。
インク受容層は、無機顔料微粒子と樹脂バインダー等を適当な溶媒に溶解または分散させて塗布液を調製し、該塗布液をスライドカーテン方式、スライドビード方式、スロットダイ方式、ダイレクトグラビアロール方式、リバースグラビアロール方式、スプレー方式、エアナイフ方式、ブレードコーティング方式、ロッドバーコーティング方式、スピンコート方式等による塗布、スクリーン印刷、インクジェット印刷、ディスペンサー印刷、オフセット印刷、反転オフセット印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷等による印刷等、公知の各種塗布あるいは印刷方法を利用して、支持体表面の全面、あるいは必要とされる部位への選択的な塗布を行い、形成することができる。また、塗布を行った後、鏡面ロールに圧接するキャスト処理を行い、表面を平滑にすることや、カレンダー処理を行い、表面を平滑にすることもできる。
(実施例1)
<基紙の作製>
広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)と広葉樹晒サルファイトパルプ(LBSP)の1:1混合物をカナディアンスタンダードフリーネスで300mlになるまで叩解し、パルプスラリーを調製した。これにサイズ剤とアルキルケテンダイマーを対パルプ0.5質量%、強度剤としてポリアクリルアミドを対パルプ1質量%、カチオン化澱粉を対パルプ2質量%、ポリアミドエピクロロヒドリン樹脂を対パルプ0.5質量%添加し、水で希釈して固形分濃度0.2質量%スラリーとした。このスラリーを長網抄紙機で坪量170g/m2になるように抄造し、乾燥・カレンダー処理・調湿して基紙とした。
<基紙の作製>
広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)と広葉樹晒サルファイトパルプ(LBSP)の1:1混合物をカナディアンスタンダードフリーネスで300mlになるまで叩解し、パルプスラリーを調製した。これにサイズ剤とアルキルケテンダイマーを対パルプ0.5質量%、強度剤としてポリアクリルアミドを対パルプ1質量%、カチオン化澱粉を対パルプ2質量%、ポリアミドエピクロロヒドリン樹脂を対パルプ0.5質量%添加し、水で希釈して固形分濃度0.2質量%スラリーとした。このスラリーを長網抄紙機で坪量170g/m2になるように抄造し、乾燥・カレンダー処理・調湿して基紙とした。
<支持体の作製>
基紙の片面に、高周波コロナ放電処理を施した後、溶融押出コーティング法を用いて、ポリブチレンサクシネート(PBS)(PTT MCC Biochem社製BioPBS FZ91PM)を、250℃で溶融し、50m/分の速度で、厚さ30μmになるように押出し、微粗面加工されたクーリングロールで冷却しながら被覆して生分解性樹脂層を設けた。その後、反対面側も同様にして、厚さ40μmになるように被覆して生分解性樹脂層を設け実施例1の支持体を作製した。
基紙の片面に、高周波コロナ放電処理を施した後、溶融押出コーティング法を用いて、ポリブチレンサクシネート(PBS)(PTT MCC Biochem社製BioPBS FZ91PM)を、250℃で溶融し、50m/分の速度で、厚さ30μmになるように押出し、微粗面加工されたクーリングロールで冷却しながら被覆して生分解性樹脂層を設けた。その後、反対面側も同様にして、厚さ40μmになるように被覆して生分解性樹脂層を設け実施例1の支持体を作製した。
上記支持体のインク受容層塗布面(厚さ30μmの生分解性樹脂層側)に高周波コロナ放電処理を施した後、下記組成のインク受容層塗布液を固形分量が25g/m2になるようにメイヤーバーで塗布し、5℃で30秒間冷却後、40℃10%RHで乾燥終了点まで乾燥し、実施例1のインクジェット記録シートを得た。
<気相法シリカ分散液>
水にジメチルジアリルアルミニウムクロライドホモポリマー(分子量:9000)3質量部と気相法シリカ(平均一次粒子径7nm、比表面積300m2/g)100質量部を添加し予備分散液を作製した後、高圧ホモジナイザーで処理して、固形分濃度20質量%の気相法シリカ分散液を作製した。なお、レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置での測定による気相法シリカの平均二次粒子径は80nmであった。
水にジメチルジアリルアルミニウムクロライドホモポリマー(分子量:9000)3質量部と気相法シリカ(平均一次粒子径7nm、比表面積300m2/g)100質量部を添加し予備分散液を作製した後、高圧ホモジナイザーで処理して、固形分濃度20質量%の気相法シリカ分散液を作製した。なお、レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置での測定による気相法シリカの平均二次粒子径は80nmであった。
<インク受容層塗布液>
気相法シリカ分散液 (固形分として) 103質量部
ホウ酸 5質量部
ポリビニルアルコール 23質量部
(ケン化度88%、平均重合度3500)
固形分濃度が12質量%になるように水で調整した。
気相法シリカ分散液 (固形分として) 103質量部
ホウ酸 5質量部
ポリビニルアルコール 23質量部
(ケン化度88%、平均重合度3500)
固形分濃度が12質量%になるように水で調整した。
(実施例2)
実施例1の支持体の生分解性樹脂層の厚みを、インク受容層塗布面側を15μm、反対側を20μmとした以外は実施例1と同様にして、実施例2のインクジェット記録シートを作製した。
実施例1の支持体の生分解性樹脂層の厚みを、インク受容層塗布面側を15μm、反対側を20μmとした以外は実施例1と同様にして、実施例2のインクジェット記録シートを作製した。
(比較例1)
実施例1の支持体の作製に用いたPBS樹脂を、生分解性樹脂ではない低密度ポリエチレン樹脂に変更し、溶融押出コーティング法を用いて、300℃で溶融し、30m/分の速度で、インク受容層塗布面側に厚さ30μmの樹脂層を設け、反対側に厚さ40μmの樹脂層を設けた以外は実施例1と同様にして、比較例1のインクジェット記録シートを作製した。
実施例1の支持体の作製に用いたPBS樹脂を、生分解性樹脂ではない低密度ポリエチレン樹脂に変更し、溶融押出コーティング法を用いて、300℃で溶融し、30m/分の速度で、インク受容層塗布面側に厚さ30μmの樹脂層を設け、反対側に厚さ40μmの樹脂層を設けた以外は実施例1と同様にして、比較例1のインクジェット記録シートを作製した。
(比較例2)
実施例1の基紙に生分解性樹脂層を設けず、その片面にインク受容層を塗布した以外は実施例1と同様にして、比較例2のインクジェット記録シートを作製した。
実施例1の基紙に生分解性樹脂層を設けず、その片面にインク受容層を塗布した以外は実施例1と同様にして、比較例2のインクジェット記録シートを作製した。
(比較例3)
基紙の片面に、高周波コロナ放電処理を施さずに、溶融押出コーティング法を用いて、ポリブチレンサクシネート(PBS)(PTT MCC Biochem社製BioPBS FZ91PM)を、250℃で溶融し、20m/分の速度で、厚さ120μmになるように押出し、微粗面加工されたクーリングロールで冷却しながら被覆した。その後、厚さ120μmのPBSフィルムを基紙から剥離して、比較例3に用いる支持体とした。支持体のクーリングロールに接した側の面に、実施例1と同様にしてインク受容層を塗布・乾燥して、比較例3のインクジェット記録シートを作製した。
基紙の片面に、高周波コロナ放電処理を施さずに、溶融押出コーティング法を用いて、ポリブチレンサクシネート(PBS)(PTT MCC Biochem社製BioPBS FZ91PM)を、250℃で溶融し、20m/分の速度で、厚さ120μmになるように押出し、微粗面加工されたクーリングロールで冷却しながら被覆した。その後、厚さ120μmのPBSフィルムを基紙から剥離して、比較例3に用いる支持体とした。支持体のクーリングロールに接した側の面に、実施例1と同様にしてインク受容層を塗布・乾燥して、比較例3のインクジェット記録シートを作製した。
(比較例4)
実施例1の気相法シリカ分散液の作製において、高圧ホモジナイザー処理条件を変更して作製した、レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置での測定による気相法シリカの平均二次粒子径が600nmの気相法シリカ分散液を使用した以外は、実施例1と同様にして、比較例4のインクジェット記録シートを作製した。
実施例1の気相法シリカ分散液の作製において、高圧ホモジナイザー処理条件を変更して作製した、レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置での測定による気相法シリカの平均二次粒子径が600nmの気相法シリカ分散液を使用した以外は、実施例1と同様にして、比較例4のインクジェット記録シートを作製した。
得られた実施例1、2および比較例1〜4のインクジェット記録シートに関し、以下の評価を実施した。
<発色性>
セイコーエプソン(株)製インクジェットプリンターSC−PX5VIIを用いて、カラー画像を印字し、印字した画像の発色性を下記基準で目視評価した。
○ :画像の発色性が非常に良好。
△ :上記○と比較して、画像の濃度がやや低く発色性が劣る。
× :上記○と比較して、画像の濃度が著しく低く発色性が明らかに劣る。
セイコーエプソン(株)製インクジェットプリンターSC−PX5VIIを用いて、カラー画像を印字し、印字した画像の発色性を下記基準で目視評価した。
○ :画像の発色性が非常に良好。
△ :上記○と比較して、画像の濃度がやや低く発色性が劣る。
× :上記○と比較して、画像の濃度が著しく低く発色性が明らかに劣る。
<耐水性>
セイコーエプソン(株)製インクジェットプリンターSC−PX5VIIを用いて、カラー画像を印字し、印字した画像を純水に24時間浸漬した後、下記基準で目視評価した。
○ :記録シートの平滑性が保たれ、画像の状態も変化なし。
△ :上記○と比較して、やや記録シートが波打つものの画像の状態はほとんど変化ないレベル。
× :記録シートの明らかな波打ちが見られ、画像も歪んで見えるレベル。
セイコーエプソン(株)製インクジェットプリンターSC−PX5VIIを用いて、カラー画像を印字し、印字した画像を純水に24時間浸漬した後、下記基準で目視評価した。
○ :記録シートの平滑性が保たれ、画像の状態も変化なし。
△ :上記○と比較して、やや記録シートが波打つものの画像の状態はほとんど変化ないレベル。
× :記録シートの明らかな波打ちが見られ、画像も歪んで見えるレベル。
<生分解性>
セイコーエプソン(株)製インクジェットプリンターSC−PX5VIIを用いて、カラー画像を印字し、画像が印字された各インクジェット記録シートを土壌に埋設し、2か月後にその分解状態を観察した。
◎ :印字部がかなりの範囲で脱落し、樹脂層が部分的に基紙から剥離し明らかに分解が進んでいる。
○ :上記◎程ではないが、印字部が脱落し、樹脂層の一部が基紙から剥離し分解が進んでいる。
△ :一部印字部が脱落しているが分解はあまり進んでいない。
△×:一部印字部が脱落しているが、上記△よりも分解は進んでいない。
× :ほとんど印字部の脱落や樹脂層の剥離もなく分解がほとんど進んでいない。
セイコーエプソン(株)製インクジェットプリンターSC−PX5VIIを用いて、カラー画像を印字し、画像が印字された各インクジェット記録シートを土壌に埋設し、2か月後にその分解状態を観察した。
◎ :印字部がかなりの範囲で脱落し、樹脂層が部分的に基紙から剥離し明らかに分解が進んでいる。
○ :上記◎程ではないが、印字部が脱落し、樹脂層の一部が基紙から剥離し分解が進んでいる。
△ :一部印字部が脱落しているが分解はあまり進んでいない。
△×:一部印字部が脱落しているが、上記△よりも分解は進んでいない。
× :ほとんど印字部の脱落や樹脂層の剥離もなく分解がほとんど進んでいない。
表1の結果から、本発明のインクジェット記録シートにより、発色性と耐水性が良好で、且つ生分解し易いインクジェット記録シートの得られることが判る。
1 基紙
2 生分解性樹脂層
3 インク受容層
10 支持体
100 インクジェット記録シート
2 生分解性樹脂層
3 インク受容層
10 支持体
100 インクジェット記録シート
Claims (1)
- 基紙の少なくとも一方の面に生分解性樹脂層を有する支持体の該生分解性樹脂層上に、平均二次粒子径500nm以下の無機顔料微粒子を主成分とするインク受容層を少なくとも有するインクジェット記録シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019152907A JP2021030561A (ja) | 2019-08-23 | 2019-08-23 | インクジェット記録シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019152907A JP2021030561A (ja) | 2019-08-23 | 2019-08-23 | インクジェット記録シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021030561A true JP2021030561A (ja) | 2021-03-01 |
Family
ID=74674719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019152907A Pending JP2021030561A (ja) | 2019-08-23 | 2019-08-23 | インクジェット記録シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021030561A (ja) |
-
2019
- 2019-08-23 JP JP2019152907A patent/JP2021030561A/ja active Pending
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