JP2021028102A - 棒材切断機 - Google Patents

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Takashi Okamoto
隆志 岡本
克幸 桝家
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克幸 桝家
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Abstract

【課題】棒材の後端に発生する端末材を可及的に薄く且つ安定的に切断することができる棒材切断機を提供する。【解決手段】主バイス装置30により挟持された鉄筋BLの後端が切断される間、鉄筋BLの後端面を吸着により保持しつつ鉄筋BLの反送り方向へ付勢する端末材保持チャック60を備えているので、鉄筋BLの後端を薄く且つ安定的に切断することが可能である。これにより、端末材BLPの切断中に丸鋸20が破損し難く、また、薄切りした端末材BLPが意図しない方向へ転がったり、倒れたりし難いため、安定的に機外へ排出することができる。【選択図】図4

Description

本発明は、外周面に凹凸のある異径の棒材を所望の長さに自動的に切断する棒材切断機に関するものである。
棒材を所望の長さに切断する棒材切断機が提案されている。たとえば、特許文献1に記載の棒材切断機がそれである。このような棒材切断機では、棒材の所定寸法の切断に先立って、棒材の先端部を可及的に薄く切断して、端末材を小さくすることが行なわれている。
特開2011−240463号公報
ところで、棒材の一種に、外周面に連続または不連続に連なる凹凸、たとえば円環条に連なる凸条や螺旋状に連なる凸条が形成された異径の鉄筋など、外周形状が安定していない異径の棒鋼や丸鋼がある。このような棒材を丸鋸によって所定寸法で切断を繰り返すとき、棒材の最後端に端末材が発生する。製品歩留りを高めるためには端末材の厚みをできるだけ薄くすることが望まれるが、端末材を薄く切断するに際しては、外周形状が安定しておらず外周形状が一様でない棒材の端末材の安定把持が難しく、切断材のあばれによって丸鋸が破損するという可能性があった。また、薄切りした端末材は、バランスが悪く、意図しない方向へ転がったり、倒れたりするため、安定的に機外へ排出することができない場合があった。
本発明は以上の事情を背景としてなされたものであり、その目的とするところは、棒材の後端部に発生する端末材を薄く且つ安定的に切断することができる棒材切断機を提供することにある。
本発明の要旨とするところは、(a)円板状の丸鋸を回転させつつ長手状の棒材に切り込ませることにより、前記棒材を所定の長さ寸法に切断するに際して、前記丸鋸が前記棒材に切り込まれる切断部付近の前記棒材を挟持する位置固定の主バイス装置と、前記棒材の前記切断部よりも反送り方向側を挟持し、前記棒材を前記切断部側へ送り込む送り方向に駆動される搬送バイス装置とを備えた棒材切断機であって、(b)前記主バイス装置により挟持された前記棒材の反送り方向側端部である後端部が切断される間、前記棒材の後端面を吸着により保持しつつ反送り方向へ付勢する端末材保持チャックを、備えることにある。
本発明の棒材切断機によれば、前記主バイス装置により挟持された前記棒材の反送り方向側端部である後端部が切断される間、前記棒材の後端面を吸着により保持しつつ反送り方向へ付勢する端末材保持チャックを、備えることから、棒材の後端部が薄く且つ安定的に切断される。これにより、棒材の後端部の切断中に丸鋸が破損し難く、また、薄切りされた端末材が意図しない方向へ転がったり、倒れたりし難いため、安定的に機外へ排出することができる。
好適には、前記端末材保持チャックは、負圧に基づいて前記棒材の後端面を吸着する吸着盤を有するものであることから、その吸着盤によって棒材の後端面が保持された状態で丸鋸によって棒材の後端部が切断されるので、端末材が薄く且つ安定的に切断される。
好適には、前記端末材保持チャックは、磁気に基づいて前記棒材の後端面を吸着する吸着盤を有するものであることから、その吸着盤によって棒材の後端面が保持された状態で丸鋸によって棒材の後端部が切断されるので、端末材が薄く且つ安定的に切断される。
好適には、前記端末材保持チャックは、前記吸着盤を前記棒材の送り方向および前記送り方向とは反対の方向へ移動させる第1アクチュエータと、前記棒材が前記搬送バイス装置により送られるときに前記吸着盤が前記棒材に干渉しないように前記吸着盤を前記棒材の送り方向と交差する方向へ移動させる第2アクチュエータとを、有する。このため、前記端末材保持チャックを備えても、棒材を所定寸法に繰り返し切断する切断作動が阻害されない利点がある。
本発明の一実施例の棒材切断機を示す正面図である。 図1の棒材切断機の側面を、丸鋸切断装置を取り外して示す側面図である。 図1の棒材切断機を平面視で示す平面図である。 図1の棒材切断機に備えられている端末材保持チャックを示す斜視図である。 図4の端末材保持チャックに備えられた吸着盤を移動可能に支持する支持構造を示す図である。 図4の端末材保持チャックに備えられた他の実施例の吸着盤を移動可能に支持する支持構造を示す図である。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明の一実施例のスイング式の棒材切断機10を示す正面図、図2は、図1の棒材切断機10の側面を、丸鋸切断装置14を取り外して示す側面図、図3は、図1の棒材切断機10の平面を示す平面図である。
図1から図3において、棒材切断機10は、基台12上において水平な第1軸線C1まわりに回動可能に設けられた丸鋸切断装置14を備えている。丸鋸切断装置14は、第1軸線C1まわりに回動可能に設けられた回動フレーム16と、回動フレーム16に固定された電動機18と、電動機18によって回転駆動される円板状の丸鋸20と、基台12上に設けられ、回動フレーム16に設けられたナット22に螺合するねじ軸24を回転駆動することにより回動フレーム16を第1軸線C1まわりに回動させる電動アクチュエータ26とを、備えている。丸鋸20は、第1軸線C1と平行な第2軸線C2まわりに回転可能に回動フレーム16に支持されている。
基台12上には、丸鋸切断装置14の丸鋸20を切り込ませる鉄筋BLの切断位置近傍において棒材すなわち鉄筋BLを挟持して固定する把持する主バイス装置30が位置固定に設けられている。主バイス装置30は、上記切断位置近傍における鉄筋BLを横方向から挟持する横バイス31と、上記切断位置近傍における鉄筋BLを縦方向から挟持する縦バイス34とを、備えている。本実施例では、横バイス31と縦バイス34との間の丸鋸20の下方に切断部10aが設けられている。言い換えると、主バイス装置は、横バイス31と縦バイス34とにより、丸鋸20が鉄筋BLに切り込まれる切断部10a付近の鉄筋BLを挟持する。
横バイス31は、図3に示すように、位置固定に設けられた出側横方向固定爪32aと、出側横方向固定爪32aに対して接近離隔可能に設けられた出側横方向可動爪32bと、鉄筋BLを横方向から挟持するために出側横方向可動爪32bを出側横方向固定爪32aに向かって駆動する出側横バイス油圧シリンダ32cとを有している。また、横バイス31は、出側横方向固定爪32aに対して丸鋸20の通過スペースを隔てて位置する入り側横方向固定爪33aと、出側横方向可動爪32bに対して丸鋸20の通過スペースを隔てて位置する入り側横方向可動爪33bと、鉄筋BLを横方向から挟持するために入り側横方向可動爪33bを入り側横方向固定爪33aに向かって駆動する入り側横バイス油圧シリンダ33cとを、さらに有している。
縦バイス34は、図2に示すように、位置固定に設けられた縦方向固定爪34aと、縦方向固定爪34aに対して接近離隔可能に設けられた縦方向可動爪34bと、鉄筋BLを縦方向から挟持するために縦方向可動爪34bを縦方向固定爪34aに向かって駆動する縦バイス油圧シリンダ34cとを有している。
また、図3に示すように、基台12上には、鉄筋BLを長手方向の移動可能に支持するローラコンベア38と、ローラコンベア38に沿って移動可能に設けられ、鉄筋BLの前記切断位置側とは反対側の端部を挟持して、鉄筋BLを切断位置側へ予め設定された長さ毎に前方へ送り込む搬送バイス装置40とが、設けられている。搬送バイス装置40は、ローラコンベア38に沿って設けられたレール42に支持されて移動可能に設けられた搬送バイス台44と、搬送バイス台44をねじ軸46を介して位置決めする搬送バイス台駆動装置48と、搬送バイス台駆動装置48に固定された固定爪40aと、固定爪40aに対して接近離隔可能に設けられた可動爪40bと、鉄筋BLの端を挟持するために可動爪40bを固定爪40aへ向かって駆動する搬送バイス開閉装置40cとを備え、鉄筋BLを予め設定された長さ寸法に切断するために切断部10aへ間欠的に送り込む。言い換えると、搬送バイス装置40は、鉄筋BLにおいて切断部10aよりも反送り方向D2側を挟持し、鉄筋BLを切断部10a側へ送り込む送り方向D1に搬送バイス台駆動装置48により駆動される。
鉄筋BLが搬送バイス装置40により予め設定された長さ寸法だけ送り込まれると、棒材切断機10の丸鋸20が電動アクチュエータ26によって下降させられ、鉄筋BLの先端部が切断される。切断された所定の長さ寸法の鉄筋BLは、基台12に設けられた製品シュート52上に落下し、製品シュート52により図示しない製品収容箱内に案内される。
図4は、図1の棒材切断機10に備えられている端末材保持チャック60を示す斜視図である。図5は、第1アクチュエータ66により支持された保持チャック本体64およびそれに設けられた吸着盤62を示す図である。鉄筋BLの後端部BLtの切断時には、予め設定された長さ寸法よりも短い厚みを有する端末材BLPが発生する。製品歩留りを高めるためには端末材BLPの厚みをできるだけ薄くすることが望まれるが、鉄筋BLの表面には、環状或いは螺旋状の凸条が所定間隔で形成されているため、従来では、端末材BLPを薄く切断するに際しては、鉄筋BLの安定把持が難しく、端末材BLPのあばれによって丸鋸20が破損するという可能性があった。また、薄切りした端末材BLPは、バランスが悪く、意図しない方向へ転がったり、倒れたりするため、安定的に機外へ排出することができない場合があった。
これに対して、本実施例の棒材切断機10には、主バイス装置により挟持された鉄筋BLの後端部BLtの端末材BLPが切断される間、鉄筋BLの後端面BLmを吸着により保持しつつ鉄筋BLをその送り方向D1とは反対の反送り方向D2すなわち後方へ付勢する端末材保持チャック60が、備えられている。本実施例では、送り方向D1と反送り方向D2とは、鉄筋BLの長手方向A1とそれぞれ平行な方向である。
図4に詳しく示すように、端末材保持チャック60は、保持チャック本体64および第2アクチュエータ68を備えている。保持チャック本体64には、真空ポンプ或いはブロア等の負圧源PSから供給される負圧に基づいて鉄筋BLの後端面BLmを吸着する吸着盤62が鉄筋BLの長手方向A1に移動可能に設けられている。第1アクチュエータ66は、第2アクチュエータ68により支持され、保持チャック本体64を鉄筋BLの長手方向A1に移動可能に支持している。第2アクチュエータ68は、基台12により支持され、鉄筋BLが搬送バイス装置40により送られるときに保持チャック本体64が鉄筋BLに干渉しないように、保持チャック本体64および第1アクチュエータ66を、鉄筋BLの長手方向A1と交差する直交方向A2たとえば上方の退避位置へ移動させる。上記の端末材保持チャック60は、端末材BLPの切断時には負圧に基づいて鉄筋BLの後端面BLmを吸着しつつ、吸着盤62を鉄筋BLの後方すなわち反送り方向D2へ付勢する。
保持チャック本体64には、図5に示すように、吸着盤62が設けられている。そして、保持チャック本体64には、吸着盤62を鉄筋BLの送り方向D1に平行な方向に移動可能に収容する収容穴70が形成され、収容穴70内には電磁弁72を介して負圧源PSに接続された比較的気密な空気室74が形成されている。吸着盤62には、空気室74に連通し且つ吸着面76に開口する吸引孔78が貫通して形成されており、吸着面76には、吸着盤62を吸着面76に向かって付勢するスプリング80が設けられている。
棒材切断機10において、鉄筋BLの繰り返しの所定長さの切断が最終段階に至ると、鉄筋BLの後端部BLtは主バイス装置30の横バイス31のうちの出側横方向固定爪32aおよび出側横方向可動爪32bに挟持される。この状態となると、第2アクチュエータ68によって保持チャック本体64が下降させられ、第1アクチュエータ66によって保持チャック本体64が鉄筋BLの後端面BLmに接近させられる。このときには、電磁弁72を介して空気室74が負圧源PSに接続されているので、保持チャック本体64が鉄筋BLの後端面BLmに接近させられると、吸着盤62の吸着面76が負圧によって鉄筋BLの後端面BLmに吸着し、空気室74内の負圧によって吸着盤62がスプリング80の付勢力に抗して鉄筋BLの後端面BLmを鉄筋BLの後端方向すなわち反送り方向D2へ付勢する。丸鋸20による前記最終段階の切断中はこの状態が維持される。このような切断中において、端末材BLPは主バイス装置30の縦バイス34と、横バイス31のうちの入り側横方向固定爪33aおよび入り側横方向可動爪33bによって挟持されていなくても暴れないので、丸鋸20の破損などが防止される。丸鋸20による切断が完了すると、切り離された端末材BLPは、吸着盤62と共に空気室74側へ移動し、その後、電磁弁72によって空気室74内の負圧が大気圧に切り換えられると、端末材BLPは端末材シュート82の上に落下させられ、端末材シュート82により図示しない端末材収容箱内に案内される。
本実施例によれば、円板状の丸鋸20を回転させつつ長手状の鉄筋(棒材)BLに切り込ませることにより、鉄筋BLを所定の長さ寸法に切断するに際して、丸鋸20が鉄筋BLに切り込まれる切断部10a付近の鉄筋BLを挟持する位置固定の主バイス装置30と、鉄筋BLの切断部10aよりも反送り方向D2側を挟持し、鉄筋BLを切断部10a側へ送り込む送り方向D1に駆動される搬送バイス装置40とを備えた棒材切断機であって、主バイス装置30により挟持された鉄筋BLの反送り方向D2側端部である後端部BLtが切断される間、鉄筋BLの後端面BLmを吸着により保持しつつ鉄筋BLの反送り方向D2へ付勢する端末材保持チャック60を、備えている。このため、鉄筋BLの後端部BLtが薄く且つ安定的に切断される。これにより、後端部BLtの切断中に丸鋸20が破損し難く、また、薄切りされた端末材BLPが意図しない方向へ転がったり、倒れたりし難いため、安定的に機外へ排出することができる。
本実施例によれば、端末材保持チャック60は、負圧に基づいて鉄筋BLの後端面BLmを吸着する吸着盤62を有するものであることから、その吸着盤62によって鉄筋BLの後端面BLmが保持された状態で丸鋸20によって鉄筋BLの後端部BLtが切断されるので、鉄筋BLの端末材BLPが薄く且つ安定的に切断される。
本実施例によれば、端末材保持チャック60は、吸着盤62を鉄筋BLの長手方向A1へ移動させる第1アクチュエータ66と、鉄筋BLが前記搬送バイス装置40により送られるときに吸着盤62が鉄筋BLに干渉しないように吸着盤62を鉄筋BLの長手方向A1と交差する方向A2へ移動させる第2アクチュエータ68とを、有する。このため、端末材保持チャック60を備えても、棒材切断機10において鉄筋BLを所定寸法に繰り返し切断する切断作動が阻害されない利点がある。
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の説明において、前述の実施例と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図6は、本発明の他の例の端末材保持チャック160を示す図5に相当する図である。端末材保持チャック160の保持チャック本体164には、吸着盤162を鉄筋BLの送り方向D1に平行な方向に移動可能に収容する収容穴170が形成されている。吸着盤162には、コイル94が巻回された磁芯96から構成される電磁石98が固設されている。電磁石98の一端は、吸着盤162の吸着面176と面一とされて吸着面176の一部を構成している。収容穴170内には、吸着盤162を吸着面176側に向かって付勢するスプリング180が設けられている。
棒材切断機10において、鉄筋BLの繰り返しの所定長さの切断が最終段階に至ると、鉄筋BLの後端部BLtは主バイス装置30の横バイス31のうちの出側横方向固定爪32aおよび出側横方向可動爪32bに挟持される。この状態となると、第2アクチュエータ68によって保持チャック本体64が下降させられ、第1アクチュエータ66によって保持チャック本体64が鉄筋BLの後端面BLmに接近させられる。このとき、電磁石98が励磁されると、吸着盤162の吸着面176が磁力によって鉄筋BLの後端面BLmに吸着させられる。同時に、電磁石98の他面も収容穴170の内壁面に対応しているので、鉄筋BLの後端面BLmを鉄筋BLの後端方向へ付勢する。丸鋸20による前記最終段階の切断中はこの状態が維持される。このような切断中において、端末材BLPは主バイス装置30の縦バイス34と、横バイス31のうちの入り側横方向固定爪33aおよび入り側横方向可動爪33bによって挟持されていなくても暴れないので、丸鋸20の破損などが防止される。丸鋸20による切断が完了すると、切り離された端末材BLPは、吸着盤162と共にスプリング180の付勢力に抗して移動し、その後、電磁石98が励磁が解除されると、端末材BLPは端末材シュート82の上に落下させられ、端末材シュート82により図示しない端末材収容箱内に案内される。
本実施例によれば、端末材保持チャック160は、磁力に基づいて鉄筋BLの後端面BLmを吸着する吸着盤162を有するものであることから、その吸着盤162によって鉄筋BLの後端面BLmが保持された状態で丸鋸20によって鉄筋BLの後端部BLtが切断されるので、端末材BLPが薄く且つ安定的に切断される。
以上、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、別の態様でも実施され得る。
たとえば、前述の実施例において、主バイス装置30は、横バイス31および縦バイス34から構成されていたが、横バイス31或いは縦バイス34のみから構成されていてもよい。
また、前述の実施例において、棒材として鉄筋BLが用いたれていたが、L字鋼などの異型断面材など様々な断面形状の棒材であってもよい。
また、前述の実施例において、棒材切断機10は、丸鋸20を水平な第1軸線C1まわりに回動させるスイング式の丸鋸切断装置14を備えたものであったが、これに限らず、丸鋸切断装置14は、例えば、丸鋸20を水平方向に平行移動させる横スライド方式、又は丸鋸20を垂直方向に平行移動させる縦スライド方式のもの等であってもよい。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、その他一々例示はしないが、本発明は、その主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づいて種々変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10:棒材切断機
10a:切断部
14:丸鋸切断装置
20:丸鋸
30:主バイス装置
40:搬送バイス装置
60:端末材保持チャック
62、162:吸着盤
64、164:保持チャック本体
66:第1アクチュエータ
68:第2アクチュエータ
70、170:収容穴
BL :鉄筋(棒材)
BLt:後端部
BLm:後端面
A1:長手方向
A2:長手方向と交差する方向
D1:送り方向
D2:反送り方向

Claims (4)

  1. 円板状の丸鋸を回転させつつ長手状の棒材に切り込ませることにより、前記棒材を所定の長さ寸法に切断するに際して、前記丸鋸が前記棒材に切り込まれる切断部付近の前記棒材を挟持する位置固定の主バイス装置と、前記棒材の前記切断部よりも反送り方向側を挟持し、前記棒材を前記切断部側へ送り込む送り方向に駆動される搬送バイス装置とを備えた棒材切断機であって、
    前記主バイス装置により挟持された前記棒材の反送り方向側端部である後端部が切断される間、前記棒材の後端面を吸着により保持しつつ反送り方向へ付勢する端末材保持チャックを、備える
    ことを特徴とする棒材切断機。
  2. 前記端末材保持チャックは、負圧に基づいて前記棒材の後端面を吸着する吸着盤を有する
    ことを特徴とする請求項1の棒材切断機。
  3. 前記端末材保持チャックは、磁力に基づいて前記棒材の後端面を吸着する吸着盤を有する
    ことを特徴とする請求項1の棒材切断機。
  4. 前記端末材保持チャックは、前記吸着盤を前記棒材の長手方向へ移動させる第1アクチュエータと、前記棒材が前記搬送バイス装置により送られるときに前記吸着盤が前記棒材に干渉しないように前記吸着盤を前記棒材の長手方向と交差する方向へ移動させる第2アクチュエータとを、有する
    ことを特徴とする請求項2または3の棒材切断機。
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