JP2021023607A - 履物及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納ボックス等を用いることなく屋外に置いた状態であっても、履く人の足と接する面の濡れや汚れをより一層確実に防ぐことにより、当該面を拭いたり干したりする手間のかからない履物を提供する。【解決手段】足全体Fを包み込む履物100であって、本体30が発砲ゴムで作られており、発砲ゴムで作られた本体の底の踵側に、合成ゴム20が本体を掘り込んで埋め込まれ、埋め込まれる部分は、本体の底のつま先から踵までの中央から踵部分とし、発砲ゴムと合成ゴムの比重が、それぞれ0.38g/cm3、1.03g/cm3であり、両者の比重の差から、履物の重心を踵側に移すことで、逆さまにしたとき、履物が倒れないように安定性を増すようにして、更に、履物を逆さまにしたときに、履き口1を接地面Cに対してフラットに形成したことを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、履物及び履物の製造方法に関する。
ベランダや庭先などの屋外に置かれたサンダルは、雨に濡れたり埃が付着して汚れたりしてしまう。このため、このようなサンダルを履く際には、その都度、サンダルの中面を乾燥させたり雑巾などで拭いたりしなければならず、面倒である。また、サンダルを収納する収納ボックスやカバーケースを使用して未然に雨埃から防ぐことも考えられるが、この場合、収納ボックス等を置く場所が必要となる上、サンダルの収納及び取り出しが面倒である。
そこで、下記特許文献1において、収納ボックス等を用いることなく、雨埃によるサンダル中面の濡れや汚れを未然に防ぐことにより、拭いたり干したりする手間のかからない立て置きサンダルの構成が提案されている。
特開2013−90919号公報
しかし、上述した立て置きサンダルは、立て置きにされた場合であっても、履く人の足と接する面である内側面は露出したままの状態となっている。このため、サンダルの内側面の雨等による濡れや埃の付着等による汚れを完全に防ぐことは困難である。すなわち、上述した立て置きサンダルは、特に、立て置きされた状態でその履き口側から横風が吹きつけるといった状況下では、履く人の足と接する面(特に踵部分の領域)が濡れたり汚れたりする可能性を有している。
上記の点に鑑み、本発明では、収納ボックス等を用いることなく屋外に置いた状態であっても、履く人の足と接する面の濡れや汚れをより一層確実に防ぐことにより、当該面を拭いたり干したりする手間のかからない履物、並びに、このような履物の製造方法を提供することを目的とする。
本発明では、足全体を包み込む履物であって、本体が発砲ゴムで作られており、発砲ゴムで作られた本体の底の踵側に、合成ゴムが本体を掘り込んで埋め込まれ、埋め込まれる部分は、本体の底のつま先から踵までの中央から踵部分とし、発砲ゴムと合成ゴムの比重が、それぞれ0.38g/cm3 、1.03g/cm3であり、両者の比重の差から、履物の重心を踵側に移すことで、逆さまにしたとき、履物が倒れないように安定性を増すようにして、更に、履物の履き口が逆さまにしたときに、接地面に対してフラットに形成したことを特徴とする。
また、履物の側面に受ける横風に対して安定させるために履物の履き口を横方向に広げてもよい。また、上記合成ゴムは、滑り止めのためにエンボス加工が施されてもよい。
また、本発明では、履物の内側が雨や埃で汚れるのを防ぐために、逆さまにして履物を置くことができる足全体を包み込む履物を作る方法であって、履物の履き口がフラットになる形状の履物を、比重が0.38g/cm3である発砲ゴムで製造する工程、次に、発砲ゴムで製造された履物の底の部分であって、つま先から踵までの中央から踵部分を掘り込む工程、次に、掘り込まれた溝の中に、比重が1.03g/cm3の合成ゴムをはめ込む工程、からなる比重差を利用して履物の重心を踵方向にすることを特徴とする。
本発明の履物は、その履き口が接地面に対してフラットに形成されかつその重心が踵側に位置するので、上下逆さまにすることで、履き口を塞ぐようにかつ安定した姿勢で置くことができる。したがって、本発明によれば、上下逆さまに置くだけで、内側面の濡れや汚れを未然にかつ確実に防止し、使用の都度内側面を拭いたり干したりする手間のかからない履物を提供することができる。また、このような履物を容易に製造することができる。
実施形態に係る履物の一例を示し、(a)は斜視図、(b)は(a)の履物の使用状態の一例を示す図である。 図1の履物を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線に沿った断面図、(c)は底面図である。 図1の履物を示し、(a)は斜視図、(b)は逆さにして置いた状態を示す側面図である。 図1の履物の要部を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 図1の履物の製造工程の一例を示すフローチャートである。 図1の履物の製造工程の一部の工程を説明するための図である。 変形例を示す平面図である。 変形例を示す断面図である。 変形例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。ただし、本発明はこれに限定されるものではない。また、図面においては、一部分を大きくまたは強調して記載するなど適宜縮尺を変更して表現した部分を含んでいる。また、図面においては、左右一対で使用される履物のうちの一方のみを表し、他方については同様の構成であるため図示を省略する。図1は、実施形態に係る履物100の一例を示し、(a)は斜視図、(b)は(a)の履物の使用状態の一例を示す図である。
履物100は、人が屋外に出る際などに使用される履物である。図1(a)に示すように、履物100は、履き口1と、人の足Fを収容する内部空間2と、を有する。履物100は、人が素足や靴下を履いた状態などでそのまま直接履いて使用され、図1(b)に示すように人の足F全体を包み込んだ状態で使用される。履物100は、一般的なサンダルなどと同様に、人がベランダに出る時や勝手口から庭先へ出る時など、遠出しない時に使われ、不使用時には、ベランダの出入り口や勝手口の外側などの屋外の場所に逆さまにした状態で置かれることを想定した構成となっている。なお、図1の履物100は右足用であるが、履物100と対をなす左足用の不図示の履物についても、履物100と同様の構成であり、例えば、履物100と左右対称に構成されている。
図2は、図1の履物100を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線に沿った断面図、(c)は底面図である。図2に示すように、履物100は、発砲ゴム製の発砲ゴム部10と、合成ゴム製の合成ゴム部20と、を含み構成されている。
発砲ゴム部10は、履物の形状を呈し、履物100における主要な部位を構成している。発砲ゴム部10は、上述したように履き口1及び内部空間2をを備え、これらを構成する、履物100の底の部位である底部11と、履物100の甲の部位である甲部12と、履物100のつま先の部位であるつま先部13と、履物100の踵の部位である踵部14と、を有している。
履き口1は、人の足Fが内部空間2に挿脱可能に形成される。履き口1の左右方向の幅W1は、当該幅W1方向に対して垂直方向の幅W2よりも小さく(短く)設定されている。
底部11の下面11aには、その一部の領域が凹んだ形状の凹部11bが形成されている(図6(b)参照)。凹部11bは、合成ゴム部20を内部に配置可能に形成され、所定の深さを有している。したがって、底部11の下面11aにおける凹部11bの形成領域や、凹部11bの形状、深さについては、合成ゴム部20の下面11aにおける位置や、合成ゴム部20の形状や厚さに応じて形成される。図2の凹部11bは、つま先部13側から踵部14側に向かう方向Lにおいて、下面11aの踵部14側の領域に形成される。凹部11bは、後述する合成ゴム部20の形状に対応するように、直線部分をつま先部13側に、円弧部分を踵部14側に配置した状態の略半円形状に形成されている。
図3は、履物100を示し、(a)は若干斜め方向から見た場合の図、(b)は逆さにして置いた状態を示す側面図である。図3に示すように、履き口1の端面(履き口端面)15は、履物100を逆さまにした状態で置いた場合に、その置かれた面Cに当接することで履物100全体を安定して支持可能に形成される。履物100が逆さまに置かれると、履き口端面15は全面的に上記面Cに当接する。この状態で、履物100のつま先部13は、上記面Cに対して所定間隔を保持した状態で安定する。なお、本明細書では、履物100を逆さまにした状態で置かれた面Cを「接地面」と定義して用いる。接地面Cは、主に地面であるが、ベランダ床面なども含まれる。履き口端面15の具体的な構成は次のとおりである。
履き口端面15は、上述したように接地面Cに対して全面的に当接するように形成された平面である。すなわち、履き口端面15は、接地面Cに相当する平面と平行な同一の平面となっている。図4(a)は、履物100の履き口端面15を示し、若干斜めの方向から見た図である。履物100を一般的な履物と同じように置いた場合(すなわち甲部12を上側、底部11を下側にして置いた場合)、履き口端面15は、図4(a)に示すように、踵部14側から甲部12側にかけて徐々に高くなるように水平面Hに対して傾斜している。このため、履物100を逆さまに置いた場合、履き口端面15が水平面の場合に比べて、履物100の重心の位置が、つま先部13側から踵部14側に向かう方向に移動する。したがって、履き口端面15をこのような傾斜面とすることで、逆さまに置かれた状態の履物100の安定性を向上させ、逆さまの履物100がつま先部13側に倒れることを防止している。
水平面Hと履き口端面15とのなす角度(傾斜角)θは、つま先部13や甲部12の形状や重さなどに応じて設定されるが、角度θが比較的小さく傾斜が緩い場合(例えば角度θが10°未満の場合)、上記傾斜による有意な効果が得られず、逆さまの状態で置かれた履物100はそのつま先部13側に倒れやすく安定しない。他方、角度θが比較的大きく傾斜が急の場合(例えば角度θが30°を超える場合)、逆さまの状態の履物100の重心の位置が高くなることで逆に不安定になってしまう。すなわち、この場合、逆さまの状態で置かれた履物100の重心位置をつま先部13側から踵部14側に向かう方向に移動させることによる効果よりも、その重心位置が上方に移動してしまうことに起因する安定性の低下の問題の方が大きくなる。そこで、角度θは、例えば10°〜30°に設定される。この場合、逆さまの状態の履物100の重心位置が高くなることに起因する安定性の低下を抑制しつつ、上記傾斜による有意な効果を奏することができる。なお、履き口端面15は、履物100を一般的な履物と同じように置いた場合に、水平面Hに対して傾斜する平面であることに限定されず、水平面Hに対して平行な平面であってもよい。
図4(b)は、履き口端面15を示す平面図である。図4(b)に示すように、履き口端面15は、所定幅で履き口1に沿って形成される略円環状の領域を有する。これにより、逆さまに置いた履物100の履き口端面15と接地面Cとの接触面をバランスよく分散させ、かつ接触面積を確保することにより、履物100を逆さまの状態で安定して支持するようにしている。
また、履き口端面15の左右方向の幅W3は、当該幅W3方向に対して直交する方向の幅W4(図4(a)参照)よりも小さく(狭く)設定されている。すなわち、幅W4は、左右方向の幅W3よりも大きく(広く)設定されている。また、履き口端面15の左右方向の幅W3は、甲部12及びつま先部13の左右方向の幅W5よりも大きく(広く)設定されている。このような構成としたことで、逆さまの状態の履物100が、つま先部13側に倒れるのをより一層確実に防止している。
発砲ゴム部10は、発砲ゴムにより一体形成されている。発砲ゴム部10を構成する発砲ゴムは、軟質泡入りのゴムであり、内部に多数の空隙を有する軟質のゴムである。このような軟質のゴムとしては、例えばエチレン酢酸ビニルゴムや、ポリエチレンゴム、シリコンゴムなどが用いられる。発砲ゴム部10の比重は0.38g/cm3に設定される。
図2(b)に戻り、合成ゴム部20は、履物100の底面(下側の面)に配置されており、凹部11bに対して嵌め込まれるように、その一部を凹部11bに収容した状態で設けられている。合成ゴム部20は、発砲ゴム部10の下面11aにおいて、つま先部13側から踵部14側に向かう方向Lにおける踵部14側の領域に設けられる。すなわち、発砲ゴム部10の下面11aにおいて、合成ゴム部20の設けられる位置は、踵部14からつま先部13までの中央T(図2(c)参照)の位置よりも、踵部14側の位置である。
合成ゴム部20は、履物100の底面に対して略平行な板状の部材であり、その主面である上面21は、凹部11bの底面11cに接合される接合面となっている。合成ゴム部20の厚さは、凹部11bの深さよりも若干大きく(若干長く)設定されている。このため、履物100において、合成ゴム部20の下面(上面21の反対側の主面)22は、発砲ゴム部10の下面11aから下方に若干突出した状態となっている。合成ゴム部20の下面22は、発砲ゴム部10の下面11aとともに、履物100の底面を構成する。なお、合成ゴム部20は、板状に限定されず、例えばブロック状や膜状などであってもよい。
図2(c)に示すように、合成ゴム部20は、略半円形状に形成され、その直線部分をつま先部13側に、その円弧部分を踵部14側に配置した状態で設けられている。合成ゴム部20の下面22は、エンボス加工が施されており、エンボス加工により下面22上に浮かび上がるように形成された複数の格子状の凸部23を有している。合成ゴム部20の下面22は、このような凸部23により滑りにくくなっている。なお、エンボス加工によって下面22上に浮かび上がるように形成される凸部23の形状は、格子状に限定されず任意であり、例えば、履物100の左右方向や前後方向に延びる複数の線状や点状であってもよいし、図形や記号を浮かび上がらせた形状などであってもよい。このように合成ゴム部20の下面22にエンボス加工が施されることで、履物100は、使用時の滑り止め効果を奏する。なお、合成ゴム部20の下面22は、エンボス加工が施されるか否かは任意であり、エンボス加工が施されない場合には、例えば平面や曲面などであってもよいし、溝を有してもよいし、波形形状などであってもよい。
合成ゴム部20は、合成ゴムにより一体形成されている。この合成ゴム部20を構成する合成ゴムは、石油・ナフサなどから人工的に作られるゴムである。この合成ゴムとしては、例えば、シリコンゴムや、アクリルゴム、ウレタンゴムなどが用いられる。合成ゴム部20の比重は1.03g/cm3に設定される。
なお、合成ゴム部20は上記した形状に限定されず、例えば、合成ゴム部20は、板状に代えてブロック状などであってもよいし、履物100の底面に対して略垂直な板状の部材であってもよい。この場合、凹部11bは、上述したように、これらの合成ゴム部20の形状に応じた形状に形成される。例えば、合成ゴム部20が履物100の底面に対して略垂直な板状である場合には、凹部11bは、このような板状の合成ゴム部20をその幅方向(厚さ方向に直交する方向)から挿し込み可能な溝状に形成されるとともに、合成ゴム部20の幅方向の一端面にエンボス加工が施される。
以上説明した履物100は、足全体を包み込む履物であって、その本体30(図6(a)参照)が発砲ゴムで作られており、発砲ゴムで作られた本体30の底31の踵側に、合成ゴムが本体30を掘り込んで埋め込まれ、埋め込まれる部分は、本体30の底31のつま先から踵までの中央Tから踵部分となっている。そして、発砲ゴム部10と合成ゴム部20の比重が、それぞれ0.38g/cm3 、1.03g/cm3であり、両者の比重の差から、履物100の重心の位置を踵部14側に移すことで、逆さまにしたとき、履物100がそのつま先部13側に倒れないように安定性を増すようにしている。また、履物100の履き口は、逆さまにしたときに、接地面Cに対してフラットに形成されている。
このような履物100は、逆さまの状態で置かれた場合、内部空間2を塞ぐように、履き口端面15が接地面Cに当接するとともに、倒れずに安定した状態となる。このため、履物100では、ユーザが、収納ボックス等を用いることなく屋外に逆さまにした状態で置くことで、雨や埃が内部空間2に侵入するのを未然にかつ確実に防止することができる。したがって、履物100によれば、ユーザは、履物100を使用しないときには、履物100を逆さまにするだけで、履物100の内側面2a(図2(b)参照)が濡れたり汚れたりするのを容易かつ確実に防ぐことができ、ひいては、使用の都度内側面2aを拭いたり干したりするといった手間がかからない。
次に、履物100の製造方法の一例について、図面を用いて説明する。図5は、履物100の製造方法の一例を説明するためのフローチャートである。図6は、履物100の製造工程の一部の工程を説明するための図であり、図6(a)は本体30を示す断面図、図6(b)は発砲ゴム部10を示す断面図、図6(c)は発砲ゴム部10及び合成ゴム部20を示す断面図である。なお、図6(a)〜(c)の各断面図は、図2(a)のA−A線に相当する線に沿った断面図である。以下では、履物100の製造方法の一例を、図5のフローチャートに即して説明する。
図5に示すように、本体30を作製する(ステップS01)。ここで、本体30とは、図6(a)に示すように、その下面31において凹部11bが設けられていない点を除き、発砲ゴム部10と同一の構成である。
本工程は、例えば射出成形により行われる。本工程では、先ず、本体30の形状を有する型(例えば金型)が用意され、次いで、溶融樹脂を型内に射出充填する。その後、型を取り外す。これにより、気泡構造を持った発砲ゴム製の本体30が作製される。
次に、本体30の底31を掘り込む(ステップS02)。
本工程では、図6(b)に示すように、本体30の底31の所定領域を掘り込み、凹部11bを形成する。この底31の掘り込みの工程は、例えば、切削加工などの機械的加工や、熱や薬品などを付与し溶融させて除去するなどの加工により行われる。これにより、図6(b)に示すように発砲ゴム部10が完成する。
また、上述したステップS01及びステップS02とは別途に、不図示の合成ゴム本体を作製する(ステップS11)。ここで、合成ゴム本体とは、下面22において上述したエンボス加工が施されていない点を除き、合成ゴム部20と同一の構成である。すなわち、合成ゴム本体は、合成ゴム部20のエンボス加工前の状態のものに相当する。
本工程は、例えば射出成形により行われる。本工程では、先ず、合成ゴム本体の形状を有する型(例えば金型)が用意され、次いで、溶融樹脂を型内に射出充填する。その後、型を取り外す。これにより、合成ゴム本体が作製される。
また、ステップS11に引き続き、エンボス加工を行う(ステップS12)。
本工程では、合成ゴム本体において合成ゴム部20の下面22となる面に対して、エンボス加工が行われる。ここでは、例えば、当該面22において、複数の格子状の凸部23となる部分を除く領域を削除するなどの加工により行われる。上記したステップS11及びステップS12の工程により、合成ゴム部20が作製されて用意される。
なお、上記のステップS11及びステップS12は、ステップS01及びステップS02の工程と同時に平行して行われてもよいし、ステップS01及びステップS02の工程の前後の期間において行われてもよい。
続いて、発砲ゴム部10に合成ゴム部20を嵌め込む(ステップS03)。
本工程では、図6(c)に示すように、合成ゴム部20が、発砲ゴム部10の凹部11bに嵌め込まれる。そして、合成ゴム部20が発砲ゴム部10に接合される。この際、凹部11bと合成ゴム部20との間に接着剤が配置されて、接着剤を介して互いが接合されてもよい。
以上の工程により、履物100が完成する。
以上説明した製造方法は、履物100の内側が雨や埃で汚れるのを防ぐために、逆さまにして履物100を置くことができる足全体を包み込む履物100を作る方法であって、履物100の履き口1がフラットになる形状の本体30を、比重が0.38g/cm3である発砲ゴムで製造する工程、次に、発砲ゴムで製造された本体30の底31の部分であって、つま先から踵までの中央Tから踵部分14までを掘り込む工程、次に、掘り込まれた凹部(溝)11bの中に、比重が1.03g/cm3の合成ゴムをはめ込む工程、からなる比重差を利用して履物100の重心を踵方向にする履物100の製造方法を用いるものであり、履物100を容易に作製することができる。
なお、履物100は、上述した方法で製造されることに限定されず、例えば以下の方法で製造されてもよい。すなわち、上述した履物100の製造方法では、本体30を作製し(ステップS01)、その後、本体30に対して凹部11bを形成し(ステップS02)、これにより発砲ゴム部10が作製されるが、このような工程に代えて、凹部11bに対応する形状を備える発砲ゴム部10の形状を有する型を用意し、当該型を用いて射出成形することにより発砲ゴム部10が作製されてもよい。また、上述した履物100の製造方法では、合成ゴム本体を作製し(ステップS11)、その後にエンボス加工を施すが(ステップS12)、これに代えて、エンボス加工後の形状を備えた合成ゴム部20の形状を有する型を用意し、当該型を用いて射出成形することにより合成ゴム部20が作製されてもよい。
続いて、上述した履物100の変形例について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、実施形態と同一または同等の構成部分については同一符号を付けて説明を省略または簡略化する。なお、以下に説明する変形例に係る履物200,300,400,500の製造方法は、上記した履物100の製造方法と同様である。
上述した実施形態に係る履物100では、履き口端面15の左右方向の幅W3は、甲部12及びつま先部13の左右方向の幅W5よりも大きく設定されていたが、これに限定されず、次のような構成とすることも可能である。図7(a)は第1変形例に係る履物200を示す平面図であり、図7(b)は第2変形例に係る履物300を示す平面図である。図7に示す履物200,300は、その左右方向の幅の構成を除いて、上述した履物100と同一の構成である。図7(a)に示すように、履物200では、履き口端面15の左右方向の幅W3は、甲部212及びつま先部213の左右方向の幅W25よりも小さく(狭く)設定される。また、図7(b)に示すように、履物300では、履き口端面15の左右方向の幅W3は、甲部312及びつま先部313の左右方向の幅W35と同一の長さに設定される。これらの履物200,300についても、上述した傾斜面である履き口端面15を有するので、実施形態に係る履物100と同様に、逆さまに置いた場合であっても、安定した状態とすることができる。
また、上述した実施形態に係る履物100では、合成ゴム部20の下面22は、発砲ゴム部10の下面11aから下方に突出した状態となっていたが、次のような構成とすることも可能である。図8は、第3変形例に係る履物400を示す断面図である。かかる図は、図2(a)のA−A線に相当する線に沿った断面図である。図8に示す履物400は、合成ゴム部20の厚さを除き、上述した履物100と同一の構成であり、合成ゴム部420の下面422は、発砲ゴム部10の下面11aと面一になるよう形成されている。
さらに、上述した実施形態に係る履物100では、履き口1の左右方向の幅W1が、当該幅W1の方向に対して垂直方向の幅W2よりも小さく(短く)設定されるとともに、履き口端面15の左右方向の幅W3が、当該幅W3の方向に対して垂直方向の幅W4よりも小さく(狭く)設定されていたが、次のような構成とすることも可能である。図9は、第4変形例に係る履物500を示し、(a)は平面図、(b)は、図2(a)のA−A線に相当する線に沿った断面図である。図9に示す履物500は、履き口1及び履き口端面15の構成を除き、上述した履物100と同一の構成である。履物500において、履き口51の左右方向の幅W51は、当該幅W51の方向に対して垂直方向の幅W52よりも大きく(長く)設定され、かつ、履き口端面515の左右方向の幅W53は、当該幅W53の方向に対して直交する方向の幅W54よりも大きく(広く)設定されている。このような履物500のように、実施形態に係る履物100の履き口1を横方向(左右方向)に広げた構成することも可能である。このような履物500の構成によれば、履物500の側面に受ける横風に対して安定させることができる。すなわち、第4変形例に係る履物500によれば、実施形態に係る履物100の履き口1及び履き口端面15を横方向に広げるようにしたことで、逆さまの状態にして置かれた履物500が側面側(左側又は右側)に倒れるのをより一層確実に防止することができる。
また、実施形態にかかる履物100において、履き口1の左右方向の幅W1は、これに直交する方向の幅W2と同一の長さに設定されてもよいし、履き口端面15の左右方向の幅W3は、これに直交する方向の幅W4と同一の長さに設定されてもよい。
以上、本発明の履物100、その製造方法、及び変形例200等について説明したが、本発明の技術範囲は、上記の実施形態あるいは変形例に限定されるものではない。例えば、上記の実施形態あるいは変形例で説明した要件の一つ以上は、省略されることがある。また、上記の実施形態あるいは変形例で説明した要件は、適宜組み合わせることができる。
1,51 履き口
10 発砲ゴム部(発砲ゴム)
11 履物の底部
13,213,313 つま先部(つま先)
14 踵部(踵)
20 合成ゴム部(合成ゴム)
30 本体
31 本体の底
100,200,300,400,500 履物
C 接地面
また、履物の側面に受ける横風に対して安定させるために、履物の履き口について、その左右方向の幅を、左右方向と垂直な方向の幅よりも広げてもよい。また、上記合成ゴムは、滑り止めのためにエンボス加工が施されてもよい。

Claims (4)

  1. 足全体を包み込む履物であって、
    本体が発砲ゴムで作られており、
    前記発砲ゴムで作られた本体の底の踵側に、
    合成ゴムが前記本体を掘り込んで埋め込まれ、
    埋め込まれる部分は、前記本体の底のつま先から踵までの中央から踵部分とし、
    前記発砲ゴムと前記合成ゴムの比重が、それぞれ0.38g/cm3 、1.03g/cm3であり、
    両者の比重の差から、前記履物の重心を踵側に移すことで、
    逆さまにしたとき、履物が倒れないように安定性を増すようにして、
    更に、前記履物の履き口が逆さまにしたときに、接地面に対してフラットに形成したことを特徴とする履物。
  2. 前記履物の側面に受ける横風に対して安定させるために前記履物の履き口を横方向に広げたことを特徴とする請求項1に記載の履物。
  3. 前記合成ゴムは、滑り止めのためにエンボス加工としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の履物。
  4. 履物の内側が雨や埃で汚れるのを防ぐために、
    逆さまにして履物を置くことができる足全体を包み込む履物を作る方法であって、
    履物の履き口がフラットになる形状の履物を、比重が0.38g/cm3である発砲ゴムで製造する工程、
    次に、前記発砲ゴムで製造された履物の底の部分であって、
    つま先から踵までの中央から踵部分を掘り込む工程、
    次に、掘り込まれた溝の中に、比重が1.03g/cm3の合成ゴムをはめ込む工程、
    からなる比重差を利用して履物の重心を踵方向にする履物の製造方法。
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