JP3204799U - スリッパ - Google Patents

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Abstract

【課題】段差で躓きにくく、複数を同時に移送する際、あるいは製造元から配送する場合において、かさばることがないスリッパを提供する。【解決手段】インソールとインソールの下側に位置するアウトソールから成るソール部と、ソール部に設けられ、足の甲が侵入されるアーチ部とから成るスリッパであって、アーチ部は、足を挿入したときに、爪先側に開口部が形成されるとともに、アーチ部の中央部に所定押力でたわむ前後方向に延びる凹状の溝部8からなる脆弱部が設けられている。また爪先側開口部の前方のソール部に、上方へ傾斜する傾斜部が形成されている。【選択図】図1

Description

旅館・ホテル・病院等で宿泊客や入院患者が使用する為のスリッパに関するものである。
温泉宿泊施設や病院で使われているスリッパは、使い回しのスリッパという方法と、一人のお客様が使用後に廃却する、いわゆる使い捨てスリッパがほとんどである。
現在、日本の温泉宿泊施設や病院で使われているスリッパは、使い回しが大半を占めているが、現実問題は水虫の温床となっていると考えられる。温泉宿泊施設に限っては、昨日まで誰が履いていたか分からないスリッパを大浴場に履いていき、入浴後は誰が履いてきたものか分からない使い回しのスリッパを履き、館内を移動しなければならない。
また、着慣れない浴衣での歩行は膝を上げての普段通りの歩行が出来ない傾向がある。その為、摺り足に近い歩行になり、少しの段差でも躓き易くなってしまう。また今後、日本における問題の一つが高齢化社会である。加齢が進むと当然、歩行にも難を要する事にもなる。より安全に期するスリッパが必要となる。そして、もう一つの大きな問題はゴミ問題である。限りある資源と向き合っていく事が大切である。
また、ソール部にアーチ部を形成したスリッパにおいては、複数のスリッパを同時に移送する際、あるいはスリッパの製造元から配送する場合などにおいて、重ねた場合にかさばってしまうという問題がある。例えば、量産するにあたりコストを削減しようと海外等で製造する事はよくある。そこで完成品を移送手段として段ボールに箱詰めする際、多くの数を積み込んでしまうと、少なからず押し潰され不自然に変形してしまう。勿論、その形で長時間にわたり固定してしまうと商品価値を下げかねない。
上記の問題を解決する為に、インソールと該インソールの下側に位置するアウトソールから成るソール部と、該ソール部に設けられ、足の甲が侵入されるアーチ部とから成るスリッパであって、前記アーチ部は、足を挿入したときに、爪先側に開口部が形成されるとともに、前記アーチ部には、該アーチ部の中央部に所定押力でたわむ脆弱部が設けられていることを特徴とする。
また本考案においては、前記脆弱部は、前後方向に延びる凹状の溝とされていることを特徴とする。
また本考案においては、前記アーチ部の開口部より前方のソール部の前部は、前方に向かって上方へ傾斜する傾斜部が形成されていることを特徴とする。
さらに本考案においては、前記傾斜部には、前記アーチ部の開口で両側の、ソール部への接続部は前方に延びて、縦壁状のリブ部が形成されていることを特徴とする。
本考案は、上記説明した構成とした事によって、スリッパの完成品を移送手段として段ボールに箱詰めする際に、スリッパのアーチ部に設けた所定押力でたわむ脆弱部によって、アーチ部が下方にたわむ為、より多くスリッパを積み込む事が出来る。
また前記脆弱部は、前後方向に延びる凹状の溝としたことでスリッパのアーチ部の変形が極めて容易となる。
また前記アーチ部の開口部より前方のソール部の前部は、前方に向かって上方へ傾斜する傾斜部としたことで、スリッパのつま先が、つっかかることがなくなり、転倒などを防止することができる。
前記傾斜部には、前記アーチ部の開口で、両側のソール部への接続部は前方に延びて、縦壁状のリブ部が形成されているため、前記傾斜部の傾斜状態の形状が保持されるという効果がある。
本考案のスリッパの実施例を示す斜視図である。 本考案のスリッパの実施例を示す側面図である。 本考案のスリッパの実施例を示す平面図である。 図3のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 本考案のスリッパのアーチ部がたわんだ状態を示す斜視図である。
本考案のスリッパについて、図面に基づいて説明する。図1、図2に示すように本考案のスリッパは足裏が載置されるインソール1と、このインソール1の裏面側で床面に接するアウトソール2とからなるソール部3と、前記ソール部3に設けられ、足の甲が挿入されるアーチ部4とから構成されている。
このソール部3及びアーチ部4から成るスリッパSは、樹脂素材を射出成型することで一体成形されている。前記ソール部3の先端部1aは、前側に向かって上方に傾斜する傾斜部6が形成されている。
前記アーチ部4は、前記した傾斜部6の上方への立ち上がり部分から後側に設けられている。そして、アーチ部4の両側には所定幅の凸部5が前後方向に延びている。この凸部は、その突出した部分が平坦状とされている。
前記したように、本考案の構成によれば、アーチ部4の凸部の平坦状部分にペン等で文字を記載することができる。これによって、他人との差別化が図れてスリッパの履き違いがなくなるようになる。また、凸部5の平坦状部分に例えば旅館であるいはホテルなどのネームを入れることも可能である。さらには、宣伝用の文言などを入れることも可能である。
また、スリッパ本体3の先端部に曲げ部6を形成し傾斜された構成としているため、段差があるようなところでの躓きが防止できる。スリッパの先端を地面より20度から30度程度に湾曲させ、つま先をバンド部から出ないよう先端を狭く設計し、またアーチ部4の側面に印を記入できるお凹凸を作ったスリッパを樹脂金型での1工程で製造する。これによりゴミを出さず、他人のスリッパを履き間違える事がなくなる。
なお、本考案の実施例においては、スリッパSを樹脂素材で一体成形しているが、このスリッパSはいわゆる使い捨てのタイプとすることを可能であり、この際には使用後のスリッパSを回収して再利用を図ることもできる。
そして、アーチ部4の左右の前方から1aの曲げ部6に向けて、曲げ部を20度から30度程度の湾曲を保たせるために補強リブ部7を設けてある。
前記に加えて、アーチ部4の中心部辺りに前後方向に向け図4に示す凹状の溝部(脆弱部)8を3本、形成している。なお、この溝の本数はこれに限られるものではなく2本でも良いものである。
上方からの押力がかかった際に、アーチ部に設けられた溝部(脆弱部)がたわみ変形することで、このアーチ部が変形してより多くのスリッパを箱詰めする事ができる。その際、補強リブを設けているので前記アーチ部が変形しにくく、必要以上に型崩れせず、押力が解除されたときもアーチの形状が元の形状に復帰し易くなるものである。
1 インソール
2 アウトソール
3 ソール部
4 アーチ部
5 凸部
6 曲げ部
7 補強リブ部
8 凹状の溝部

Claims (4)

  1. インソールと該インソールの下側に位置するアウトソールから成るソール部と、該ソール部に設けられ、足の甲が挿入されるアーチ部とから成るスリッパであって、前記アーチ部は、足を挿入したときに、爪先側に開口部が形成されるとともに、前記アーチ部には、該アーチ部の中央部に所定押力でたわむ脆弱部が設けられていることを特徴とするスリッパ。
  2. 前記脆弱部は、前後方向に延びる凹状の溝とされていることを特徴とする請求項1記載のスリッパ。
  3. 前記アーチ部の開口部より前方のソール部の前部は、前方に向かって上方へ傾斜する傾斜部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のスリッパ。
  4. 前記傾斜部には、前記アーチ部の開口で両側の、ソール部への接続部は前方に延びて、縦壁状のリブ部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3記載のスリッパ。
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