JP2021023175A - 香味改善剤 - Google Patents

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【課題】本発明の課題は汎用性のある新しい香料素材を提供することである。【解決手段】2,6−ジメチルアニソールを有効成分とする香味改善剤。当該香味改善剤は、使用対象の飲食品の香気又は香気及び呈味、香粧品の香気に悪影響を及ぼすことなく、当該飲食品の香気又は香気及び呈味、香粧品の香気を改善することができる。【選択図】なし

Description

本発明は香味改善剤に関する。
香りの文化は歴史が古く、現代においても様々な香料原料が人々の生活を豊かにしている。しかし、近年消費者の嗜好性は多様化しており、より良いものを求めて要求が高度化している。事実、「本物のフルーツのような果実感」や「新鮮な海の幸を再現した加工食品」「使う人を驚かせるフレッシュノートをもつシャンプー」等、消費者のニーズを満たす新しい付加価値が常に求められ、それらをもたらす香料原料は産業上非常に重要である。
一方、2,6−ジメチルアニソールは、有機EL素子用インキおよび有機EL素子の製造方法(特許文献1)をはじめとした香料用途以外で公知の物質であるが、香料化合物としての有用性については報告されていない。また、2,6−ジメチルアニソール自体の香気については、クロロアニソール類をメチルアニソールにした場合にカビ臭が軽減し溶媒様の香調が付加される(非特許文献1)との報告がなされているが、実際にはシャープな土臭さが特徴でカビ臭もあり、おおよそ香料開発者の創作意欲につながる香気ではない。
特開2006−332406号公報
Chemical Senses & Flavour Volume2 Issue4 Pages487−91 Journal 1977 CODEN:CSFLA4 ISSN:0302−2471
本発明の課題は、汎用性のある新しい香料素材を提供することにある。
鋭意研究の結果、本発明者らは2,6−ジメチルアニソールが香味改善効果を有することを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下のとおりである。
(1)2,6−ジメチルアニソールを有効成分とする香味改善剤。
(2)2,6−ジメチルアニソールを1ppt以上含有する(1)に記載の香味改善剤。
(3)(1)又は(2)に記載の香味改善剤を添加してなる飲食品又は香粧品。
(4)(1)又は(2)に記載の香味改善剤を添加することにより、2,6−ジメチルアニソールを0.01ppt〜100ppb含有する(3)に記載の飲食品又は香粧品。
(5)(1)又は(2)に記載の香味改善剤を添加する、飲食品又は香粧品の香味改善方法。
(6)2,6−ジメチルアニソールを0.01ppt〜100ppb添加する、(5)に記載の香味改善方法。
本発明の2,6−ジメチルアニソールを有効成分とする香味改善剤は、使用対象の飲食品の香気又は香気及び呈味、香粧品の香気に悪影響を及ぼすことなく、当該飲食品の香気又は香気及び呈味、香粧品の香気を改善することができる。
本発明は、2,6−ジメチルアニソールを有効成分とする香味改善剤、当該香味改善剤を含有する飲食品又は香粧品、当該香味改善剤を使用することによる飲食品又は香粧品の香味改善方法である。
本発明の香味改善剤に用いられる2,6−ジメチルアニソールは公知の方法で製造できる他、市販品を購入して使用することができる。
本発明の香味改善剤は飲食品や香粧品に添加することで、飲食品については香気又は香気及び呈味、香粧品については香気を改善することができる。本発明における香味とは、飲食品については香気又は香気及び呈味のことを指し、香粧品については香気のことを指す。また、本発明における香味改善とは、飲食品や香粧品への好ましい香味の付与、飲食品や香粧品の有する好ましい香味の増強、飲食品や香粧品の有する香味の好ましい方向への変調などの効果により、総合的に嗜好性を向上させることを指す。
例えば、果物の香味を有する飲食品や香粧品への添加であれば果実感の付与又は増強などにより嗜好性を高めることができ、水産加工品への添加であれば当該水産加工品の香味と相性の良い特徴的な香味の付与などにより嗜好性を高めることができるが、本発明品使用時の効果はこれらに限定されない。なお、本発明の有効成分である2,6−ジメチルアニソールは、単独ではシャープな土臭さやカビ臭を発するため、本発明を使用する場合、本発明の香味改善剤以外に香味を有するものが共存している必要がある。
ここで、前述の果実感とは、本物の果実が有する果肉感、果皮感、果汁感、フレッシュ感などの要素を総合的に捉えた要素のことを示す。この果実感には、加工過程を経た果実の香味を想起させる要素も含まれる。この加工過程を経た果実の香味とは、人によってはそれが本物の果実の香味と認識していることもある缶詰の果実などの香味のことを指す。よって、果実感の付与や増強は、対象の飲食品や香粧品が有する果実香味の本物らしさの向上をもたらし、全体的な嗜好性の向上につながる。
また、前述の水産加工品の香味と相性の良い特徴的な香味とは、例えば、磯の香り、添加対象の水産加工品に使用されている水産物と同類の水産物の香味、添加対象の水産加工品に使用されている水産物と相性の良い水産物の香味などが挙げられる。本発明品の添加によりこれらの香味がもたらされると、添加対象の水産加工品自体の香味と合わさって香味が複雑化し、結果として旨味やコクの増加などをもたらし、全体的な嗜好性の向上につながる。
本発明の香味改善剤が適用される飲食品としては、例えば、果実飲料、果汁入り飲料、野菜ジュース、発泡性飲料、濃縮ジュース、凍結ジュース、スポーツドリンク、栄養ドリンク、その他の機能性ドリンク、フレーバードティー、乳飲料、乳酸菌飲料、豆乳類などの飲料一般、ヨーグルト、ゼリー、ムース、デザート類、アイスクリーム、ラクトアイス、アイスミルク、シャーベットなどの冷菓並びに氷菓、ケーキ、クッキー、ビスケット、パイ、煎餅、その他の米菓などといった洋菓子及び和菓子を含む焼菓子や蒸菓子などの菓子類、パン、スナック類、チューインガム、ハードキャンディ、ソフトキャンディー、ゼリービーンズ、グミ、錠菓などを含む糖菓一般、クリーム、果実フレーバーソース、ジャムやマーマレード、甘味料、シロップ、缶詰、ハンバーグ、ピザ、グラタン類などの冷凍食品、つゆ、粉末だし、ソース、ケチャップ、ドレッシングなどの調味料、袋麺、カップ麺やレトルトカレー等のインスタント食品類、ハム、ソーセージ等の加工肉類、かまぼこ、竹輪等のねり製品、スープ、カレー等の液状食品などが挙げられ、口腔衛生製品としては、口内清涼剤、うがい剤、歯磨きなどの医薬品部外品、シロップ剤などの医薬品を挙げることができるが、これらに限定はされない。
また、本発明の香味改善剤が適用される香粧品としては、例えば、香水、コロン、オードトワレ、化粧水、基礎化粧料、シャンプー、リンス、ヘアトリートメント剤、整髪料、洗顔剤、身体洗浄剤、食器用洗剤、洗濯用洗剤、柔軟剤、清掃用品、芳香剤、消臭剤、線香、インセンス、皮膚外用剤、インク、匂い付き文具、玩具などを挙げることができるが、これらに限定はされない。
本発明の香味改善剤の好適な添加量は添加対象の飲食品や香粧品によって異なるため目的に応じて適宜調整すればよいが、香味改善効果が得られ、かつ、2,6−ジメチルアニソール自体の香気が飲食品の香気又は香気及び呈味、香粧品の香気に悪影響を与えないよう、有効成分である2,6−ジメチルアニソールが飲食品や香粧品に対し質量比で0.01ppt〜100ppb含まれるのが好ましい。なお、本発明においてppt、ppb、ppmとは、特に記載の無い限り質量比のことを示す。
本発明の香味改善剤は、単独で使用してもよいが、使用時の利便性のため適宜溶剤などで希釈されてもよい。希釈に用いる溶剤などは香料組成物に常用されるものであれば特に制限はない。また、あらかじめ香料製剤とすることもでき、香味に悪影響のない範囲であれば、香料以外の成分として常用される他の添加物や添加剤を加えた組成物としてもよい。さらに、本発明においては香料一般に適用される製剤化技術の適用も可能であり、粉末化、カプセル化など、状況により所望の形態に調製することもできる。なお、香味改善効果が得られるよう、いずれの形態でも、有効成分である2,6−ジメチルアニソールを1ppt以上含有するよう調製するのが好ましい。
本発明の香味改善剤は、飲食品や香粧品中に均等に混合することができれば、製造工程のどの時点で添加しても構わない。
(実施例1)
グラニュー糖12質量%、クエン酸0.12質量%となるよう調製した糖酸液に、一般的な処方で調製したアップルフレーバー又はピーチフレーバーを0.1質量%添加し、アップル風味飲料ベース、ピーチ風味飲料ベースをそれぞれ調製した。また、レモンオイル10gに95%エタノール67.6gと水32.4gを加えて調製した溶液をマイナス3℃で18時間静置後に濾過することでレモンフレーバーを調製し、このレモンフレーバーをグラニュー糖7質量%、クエン酸0.12質量%となるよう調製した糖酸液に0.1質量%添加して、レモン風味飲料ベースを調製した。
これらの各飲料ベースに2,6−ジメチルアニソールを表1に記載の濃度となるよう添加して評価用サンプルを調製し、無添加の飲料ベースと比較した官能評価を行った。官能評価は、果実感が変わらないものを1点、果実感が最も強くなったものを5点とした1〜5点の5段階評価とし、訓練された社内パネル4名で行った。結果を表1に示した。官能評価の結果、果実感付与又は増強効果が認められ、嗜好性が向上し香味の改善につながった。
Figure 2021023175
(実施例2)
表2に記載の市販の飲食品に2,6−ジメチルアニソールを表2に記載の濃度となるよう添加し、無添加品と比較した官能評価を行った。かにかまぼこについては、輪切りにしてほぐしたものを2,6−ジメチルアニソールの0.1質量%エタノール溶液で和えたものを評価用サンプルとした。官能評価は訓練された社内パネル4名で行い、結果を表2に示した。官能評価の結果、添加対象の飲食品によって多様な香味が付与又は増強され、嗜好性が向上し香味の改善につながった。
Figure 2021023175
(比較例)
2,6−ジメチルアニソール以外のジメチルアニソール類を、前述のアップル風味飲料ベース、市販のかつおだし、市販の帆立だしにそれぞれ100ppbの濃度となるよう添加し、無添加品と比較した官能評価を行った。官能評価は訓練された社内パネル4名で行い、結果を表3に示した。官能評価の結果、2,6−ジメチルアニソール以外のジメチルアニソール類には本発明の香味改善効果が確認されなかった。
Figure 2021023175
(実施例3)
本発明の2,6−ジメチルアニソールを含むローズ様香料組成物を表4に記載の処方で調製し、2,6−ジメチルアニソールを含まない無添加品と比較した官能評価を行った。官能評価はこれらを含浸させた匂い紙を用い、訓練された社内パネル4名で行った。官能評価の結果、2,6−ジメチルアニソールの添加により、好ましいナチュラルなグリーン感が付与された。
Figure 2021023175
(実施例4)
本発明の2,6−ジメチルアニソールを含むジャスミン様香料組成物を表5に記載の処方で調製し、2,6−ジメチルアニソールを含まない無添加品と比較した官能評価を行った。官能評価はこれらを含浸させた匂い紙を用い、訓練された社内パネル4名で行った。官能評価の結果、2,6−ジメチルアニソールを添加することにより、好ましいナチュラルなグリーン感が付与された。
Figure 2021023175
(実施例5)
本発明の2,6−ジメチルアニソールを含むミュゲ様香料組成物を表6に記載の処方で調製し、2,6−ジメチルアニソールを含まない無添加品と比較した官能評価を行った。官能評価はこれらを含浸させた匂い紙を用い、訓練された社内パネル4名で行った。官能評価の結果、2,6−ジメチルアニソールを添加することにより、好ましいナチュラルなグリーン感が付与された。
Figure 2021023175

Claims (6)

  1. 2,6−ジメチルアニソールを有効成分とする香味改善剤。
  2. 2,6−ジメチルアニソールを1ppt以上含有する請求項1に記載の香味改善剤。
  3. 請求項1又は2に記載の香味改善剤を添加してなる飲食品又は香粧品。
  4. 請求項1又は2に記載の香味改善剤を添加することにより、2,6−ジメチルアニソールを0.01ppt〜100ppb含有する請求項3に記載の飲食品又は香粧品。
  5. 請求項1又は2に記載の香味改善剤を添加する、飲食品又は香粧品の香味改善方法。
  6. 2,6−ジメチルアニソールを0.01ppt〜100ppb添加する、請求項5に記載の香味改善方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Title
CHEMICAL SENSES AND FLAVOR,1977年,VOL.2,PP.487-491, JPN6023006642, ISSN: 0004995001 *
INDUSTRIAL CROPS AND PRODUCTS,2015年,VOL.63,PP.147-151, JPN6023006641, ISSN: 0004995000 *

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