JP2021020427A5 - 記録装置およびその制御方法 - Google Patents

Description

上記課題を解決するため、本発明に係る記録装置は、液体を吐出する複数の吐出口が配列された吐出口面を有する記録ヘッドを搭載して第１方向に移動するキャリッジと、前記記録ヘッドが第１位置に位置する状態で前記吐出口面をワイピングする第１ワイピング動作と、前記記録ヘッドが記録を行う記録領域に対して前記第１方向において前記第１位置よりも近い第２位置に前記記録ヘッドが位置する状態で前記吐出口面をワイピングする第２ワイピング動作と、を実行可能なワイパと、を備え、前記ワイパは、前記第１ワイピング動作、前記第２ワイピング動作及び前記第１ワイピング動作の順に実行することを特徴とする。

Claims (11)

1. 液体を吐出する複数の吐出口が配列された吐出口面を有する記録ヘッドを搭載して第１方向に移動するキャリッジと、
   前記記録ヘッドが第１位置に位置する状態で前記吐出口面をワイピングする第１ワイピング動作と、前記記録ヘッドが記録を行う記録領域に対して前記第１方向において前記第１位置よりも近い第２位置に前記記録ヘッドが位置する状態で前記吐出口面をワイピングする第２ワイピング動作と、を実行可能なワイパと、を備え、
   前記ワイパは、前記第１ワイピング動作、前記第２ワイピング動作及び前記第１ワイピング動作の順にワイピングシーケンスを実行することを特徴とする記録装置。
2. 前記ワイパは、前回の前記ワイピングシーケンス実行後に前記記録ヘッドから吐出した液体の量が閾値を超えた場合に、前記ワイピングシーケンスを実行することを特徴とする請求項１に記載の記録装置。
3. 前記ワイパは、前回の前記ワイピングシーケンス実行後に前記記録ヘッドにより記録された記録媒体の枚数が閾値を超えた場合に、前記ワイピングシーケンスを実行することを特徴とする請求項１または２に記載の記録装置。
4. 前記記録ヘッドは、前記第１方向において前記吐出口面の外側に配される第１ノズルカバー、及び、前記第１ノズルカバーより前記第１方向において外側に配された第２ノズルカバーを有し、
   前記第２ノズルカバーは前記第１方向において前記第１ノズルカバーより前記記録領域の近くに配されていることを特徴とする請求項１から３のいずれか１項に記載の記録装置。
5. 前記第１ワイピング動作では、前記第２ノズルカバーをワイピングして前記第１ノズルカバーをワイピングせず、
   前記第２ワイピング動作では、前記第１ノズルカバーをワイピングして前記第２ノズルカバーをワイピングしないことを特徴とする請求項４に記載の記録装置。
6. 前記記録ヘッドは、前記吐出口面と前記第２ノズルカバーの間に段差部があり、
   前記ワイパは、前記第２ワイピング動作を実行する場合に前記段差部と対向する切欠きが設けられていることを特徴とする請求項４または５に記載の記録装置。
7. 前記第１ノズルカバーと前記第２ノズルカバーは、前記吐出口面より下方に突出していることを特徴とする請求項４から６のいずれか１項に記載の記録装置。
8. 前記ワイパは、前記第１方向と交差する第２方向に移動して前記吐出口面をワイピングすることを特徴とする請求項１から７のいずれか１項に記載の記録装置。
9. 前記記録ヘッドへ供給される液体を収容する収容部を備え、
   前記収容部は、液体が注入される注入部を有することを特徴とする請求項１から８のいずれか１項に記載の記録装置。
10. 前記記録ヘッドを備えることを特徴とする請求項１から９のいずれか１項に記載の記録装置。
11. 液体を吐出する複数の吐出口が配列された吐出口面を有する記録ヘッドを搭載して第１方向に移動するキャリッジと、前記吐出口面をワイピングするワイパと、を備える記録装置の制御方法であって、
    前記記録ヘッドが第１位置に位置する状態で前記ワイパにより前記吐出口面をワイピングする第１ワイピング工程と、
    前記第１ワイピング工程の後に、前記記録ヘッドが記録を行う記録領域に対して前記第１方向において前記第１位置よりも近い第２位置に前記記録ヘッドが位置する状態で前記ワイパにより前記吐出口面をワイピングする第２ワイピング工程と、
    前記第２ワイピング工程の後に、前記第１ワイピング工程を再度行う第３ワイピング工程と、を有することを特徴とする制御方法。