JP5259458B2 - インクジェット記録装置及び記録ヘッドのメンテナンス方法 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェット記録装置が備える記録ヘッドのメンテナンスに関するものである。
近年、記録媒体へ記録する装置として、インクジェット方式の記録装置(インクジェット記録装置)が知られている。インクジェット記録装置は、記録ヘッドに形成されたノズルからインクを吐出して、記録を行うもので、高精度な画像を高速で記録することが容易に行えるという利点を有している。
インクジェット記録装置は、ノズルからインクを吐出する際に、ノズル面(インク吐出面)に結露を生じたり、飛散したインク滴や吐出したインクの記録媒体からの跳ね返りインクが付着したりする。また、ノズル面に空気中のゴミが付着することもある。
ノズル面に、このような結露、インク(滴)又はゴミ等が付着すると、吐出したインク滴の吐出方向や吐出速度にバラツキが生じ、画像品質の低下につながる。そのため、ノズル面に付着したインク等の付着物を取り除く動作(作業)が必要となる。このような動作として、付着物を、例えば、ブレードで拭き取ったり(ワイピングしたり)、ポンプ吸引を行ったりする方法が知られている。特に、ブレードで拭き取る方法は、構成が容易であり、効果も高いことからよく行われている。
しかしながら、例えば、ブレードで付着物を拭き取る方法は、ブレードの先端にインク等の付着物が残った状態で、更にノズル面を拭き取ると、逆にノズル面に付着物を押し込んでしまい、ノズルがつまり、つまったノズルからインクが吐出できずに吐出不良が発生して、画像品質の低下を招くことになるという問題がある。
そこで、この問題を解決するために、ブレードに付着したインク等をインク吸収体等の別部材で除去するクリーニング手法が採用されている。このようなクリーニング手法は、ブレードの端面にインク吸収体を接触させて、付着物の除去を行うものである。ここで、インク吸収体の形状や取付形態、また双方を接触させる方法等について、各種の技術が提案されている(例えば、特許文献1〜特許文献5参照)。
特開2006−312241号公報 特開2007−106036号公報 特開2008−68601号公報 特開2008−162034号公報 特開平7−256887号公報
インクジェット記録装置による記録媒体への記録にあたり、記録される画像の品質を確保することは、実現されるべき重要な事項の一つである。そして、優れた品質の画像記録(画像形成)は、高速に実施される必要があり、記録ヘッドのメンテナンス(ノズル面に付着したインク等を取り除くとともに、インク等を取り除くための部材のクリーニング)によって、これが阻害されてはならない。
本発明は、記録ヘッドのメンテナンスを確実に実現しつつ、高速かつ大量に画像を記録可能なインクジェット記録装置及び記録ヘッドのメンテナンス方法を提供することを目的とする。
上記課題に鑑みなされた本発明は、インクジェット記録装置が備える記録ヘッドのノズル面のワイピング部によるワイピングが終了した場合、記録ヘッドを記録ヘッド待機位置に移動する記録ヘッド移動部と、ワイピング部に付着したインクを除去するインク除去部を、ワイピング部側に移動するインク除去移動部と、を備え、記録ヘッドとインク除去部とを各々の移動部にて移動することとしたものである。
本発明を反映した第1の課題解決手段は、ノズルからインクを吐出し、記録媒体に画像を記録可能な記録ヘッドと、前記記録ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンスステーションと、前記記録ヘッドを、前記メンテナンスステーションに対して接近離間移動する記録ヘッド移動部と、を備えたインクジェット記録装置であって、前記メンテナンスステーションは、前記記録ヘッドのノズル面をワイピングするワイピング部と、前記ワイピング部によってワイピングされたインクを受けるインクトレイと、前記ワイピング部に付着したインクを除去するインク除去部と、前記インク除去部を、前記ワイピング部に対し接触離間移動するインク除去移動部と、を備え、前記ワイピング部は、前記記録ヘッド移動部によって前記メンテナンスステーションに移動した前記記録ヘッドのノズル面をワイピングし、前記記録ヘッド移動部は、前記ワイピング部による前記ノズル面のワイピングが終了した場合、前記メンテナンスステーションから離間する方向に、前記記録ヘッドを移動し、前記インク除去移動部は、前記ワイピング部による前記ノズル面のワイピングが終了した場合、前記ワイピング部側に前記インク除去部を移動し、前記インク除去部は、前記ワイピング部側に移動し、前記ワイピング部に接触して前記インクを除去し、前記インク除去移動部による前記ワイピング部側への前記インク除去部の移動は、前記記録ヘッド移動部による前記メンテナンスステーションから離間する方向への前記記録ヘッドの移動とともに実行されることを特徴とするインクジェット記録装置である。
これによれば、ワイピング部によるノズル面のワイピングが終了した場合、記録ヘッド移動部によって、メンテナンスステーションから離間する方向に記録ヘッドを移動させ、かつ記録ヘッド移動部とは異なる移動部であるインク除去移動部によって、ワイピング部側にインク除去部を移動させ、ワイピング部に付着したインクを除去することができる。メンテナンスステーションから離間する方向に移動した記録ヘッドは、メンテナンス後の動作を早期に実現することができる。なお、例えば、記録ヘッドとインク除去部とが、同一の移動部によって移動する構成を採用する場合、記録ヘッドがメンテナンスステーションから離間する方向に移動すると、インク除去部も連動して同一方向に移動することとなり、インク除去部でワイピング部に付着したインクを除去することができない。
第2の課題解決手段は、第1の課題解決手段のインクジェット記録装置であって、前記インクジェット記録装置は、カラー画像を記録可能で、前記記録ヘッドは、各色毎の小記録ヘッドを複数含み、前記ワイピング部は、前記小記録ヘッドの配列方向に直交する方向に移動して、前記ノズル面をワイピングし、前記インク除去部は、前記ワイピング部と並列に配置され、前記インク除去移動部は、前記ワイピング部の移動方向と同一又は反対方向に、前記インク除去部を移動することを特徴とする。
これによれば、ワイピングによって、ノズル面におけるインクの混色を防止することができる。また、インク除去部がワイピング部に並列に配置されるため、単一のインク除去部で混色を防ぎつつ、ワイピング部に付着した複数色のインクを拭き取ることができる。
第3の課題解決手段は、第1又は第2の課題解決手段のインクジェット記録装置であって、前記インク除去部は、ローラー形状で、前記メンテナンスステーションにローラー形状の周方向に回転可能に保持されるとともに、回転した状態で前記ワイピング部に接触し、前記インク除去移動部は、前記ワイピング部側に、回転した状態の前記インク除去部を移動することを特徴とする。
これによれば、インク除去部がローラー形状で、回転しながらローラー面全体でワイピング部に接触し、インクを除去するため、インク除去に要する接触面積を十分取れ、ワイピング部を効果的にクリーニング(インク除去)することができる。なお、インク除去部を頻繁に交換する手間が省け、ランニングコストが節約できる。
第4の課題解決手段は、第1乃至第3の課題解決手段のいずれか1つのインクジェット記録装置であって、前記メンテナンスステーションは、前記インクトレイの上面を開閉するカバーを備え、前記インク除去移動部は、前記インク除去部と前記カバーとを移動するとともに、前記カバーを移動することによって、前記インクトレイの上面が開閉されることを特徴とする。
これによれば、カバーはインク除去部と移動機構を共通にするため、インクジェット記録装置の構造を簡略化することが可能で、経済的にも有効である。また、カバーとインク除去部との移動を共通して制御することが可能で、制御も簡略化でき、操作性も向上する。さらに、インクトレイの上面はカバーで覆われることになるため、ホコリ等の侵入を防ぐことができる。なお、紫外線等の光線により硬化するインクについては、カバーによって、光線の入射を防止することが可能で、インクを液状に保つことができる。インクトレイに付着したインクが液状であればインクトレイの清掃も容易に行うことができる。
本発明を反映した第5の課題解決手段は、ノズルからインクを吐出し、記録媒体に画像を記録可能な、インクジェット記録装置が備える記録ヘッドのノズル面を、ワイピング部によってワイピングし、前記ワイピング部に付着したインクをインク除去部によって除去する前記記録ヘッドのメンテナンス方法であって、記録ヘッド移動部を介して、前記ワイピング部によるワイピングを行うメンテナンスステーションに、前記記録ヘッドを移動するメンテナンスステーション側移動工程と、前記メンテナンスステーションに移動した前記記録ヘッドのノズル面を、前記ワイピング部でワイピングするワイピング工程と、前記ワイピング工程が終了した場合、前記記録ヘッド移動部を介して、前記メンテナンスステーションから離間する方向に、前記記録ヘッドを移動する記録ヘッド待機位置側移動工程と、前記ワイピング工程が終了した場合、インク除去移動部を介して、前記ワイピング部側に、前記ワイピング部に対して離間した位置に配置されていた前記インク除去部を移動し、前記ワイピング部側への前記インク除去部の移動の途中で、前記ワイピング部と前記インク除去部とを接触させ、前記ワイピング部に付着したインクを除去するインク除去工程と、を含み、前記インク除去工程は、前記記録ヘッド待機位置側移動工程とともに実行されることを特徴とするメンテナンス方法である。
これによれば、記録ヘッドの移動が記録ヘッド移動部によって行われ、インク除去部の移動が、記録ヘッド移動とは異なる移動部であるインク除去移動部によって行われるため、ワイピング部によるノズル面のワイピングが終了した場合、記録ヘッドの移動とともに、ワイピング部側にインク除去部を移動させ、ワイピング部に付着したインクを除去することができる。メンテナンスステーションから離間する方向に移動した記録ヘッドは、メンテナンス後の動作を早期に実現することができる。メンテナンスに要する時間を短縮することもできる。
本発明によれば、記録ヘッドのメンテナンスを確実に実現しつつ、高速かつ大量に画像を記録可能なインクジェット記録装置及び記録ヘッドのメンテナンス方法を得ることができる。
本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置の外観を示す図 本発明の実施形態に係る色毎の記録ヘッドの配列を示す図 本発明の実施形態に係るメンテナンス装置の側面を示す図 本発明の実施形態に係る記録ヘッドのワイピング動作を説明する図 本発明の実施形態に係るワイピング後のブレード先端の状態を示す図 本発明の実施形態に係るワイピング動作終了後のメンテナンス装置を示す図 本発明の実施形態に係るブレード先端の付着物を除去する状態を示す図 (a)及び(b)は、本発明の実施形態に係るインクトレイがカバーで覆われた状態のメンテナンス装置を示す図
本発明を反映した上記課題解決手段を実施するための実施形態について、図面を用いて以下に詳細に説明する。上記課題解決手段は以下に記載の構成に限定されるものではなく、同一の技術的思想において種々の構成を採用することができる。
(インクジェット記録装置の概要)
図1は、インクジェット記録装置の全体(正面)を示す図である。インクジェット記録装置1は、キャリッジ10と搬送装置20とインク供給装置30とメンテナンス装置40とを備える。なお、インクジェット記録装置1は、いわゆる走査型の記録装置であって、キャリッジ待機位置(記録ヘッド待機位置)に配置されたキャリッジ10を、記録媒体300の搬送方向に対し垂直方向に、所定の範囲、移動させながら、記録媒体300に画像を記録する。
キャリッジ10は、タイミングベルト等のキャリッジ駆動機構100により水平方向(図1のキャリッジ10内に記載の矢印(移動方向)参照)に移動可能に設置されている。キャリッジ10は、布帛その他の記録媒体300に、画像を記録する記録手段としての記録ヘッド50(例えば、図2及び図3参照)を備える。記録ヘッド50には、インクが吐出されるノズルが等間隔に配列されている。記録ヘッド50は、等間隔に配列されたノズルから、例えば、紫外線等の光線により硬化するインクを吐出し、これにより、記録媒体300に画像を記録する。キャリッジ10は、図2に示すように、例えば、シアン(Cyan)、マゼンダ(Magenta)、イエロー(Yellow)、ブラック(blacK)の色毎に、記録ヘッド50C、50M,50Y,50Kを備える。記録ヘッド50C、50M,50Y,50Kは、キャリッジ10の移動方向、換言すれば、後述するワイピング動作時のブレード210の移動方向に直交する方向に配列されている。
搬送装置20は、ベルトコンベアやフリーローラーのような回転体により構成され、記録媒体300を搬送する。具体的には、記録媒体300が、搬送装置20の上面(図1においてキャリッジ10に対向する面)に積載され、搬送装置20は、キャリッジ10直下に記録媒体300を搬送する。そして、記録ヘッド50から吐出されたインクによって画像が記録された後、搬送装置20は、記録媒体300を所定の位置まで搬送する。
インク供給装置30は、その内部に設置され、各色のインクを各々収容したメインタンク(図示せず)を含み、メインタンクからチューブ110を介して、キャリッジ10内の記録ヘッド50までインクを送る送液機構を備えている。
メンテナンス装置(メンテナンスステーション)40は、キャリッジ10がメンテナンス装置40の上部へ移動してきた際に、記録ヘッド50のノズル面を清掃(ワイピング)し、ノズルのリフレッシュを行う機能等を有する装置である。
図3は、メンテナンス装置40の側面を示す図である。メンテナンス装置40は、記録ヘッド50から吐出されたインクを受けるインクトレイ60と、記録ヘッド50のノズル面をワイピングするためのブレード210と、ブレード210を保持するブレード保持部材90と、ブレード210の上下動作を行うためのブレード昇降機構70と、ブレード210を記録ヘッド50のノズル面に対して直交して移動させるためのブレード移動機構80とを備える。ブレード210は、外圧により(例えば、後述するインク吸収体260と接触することにより)、たわむように構成されている。例えば、ゴム等の弾性体で形成されている。ブレード昇降機構70は、例えば、シリンダーのようなアクチュエータによって構成され、また、ブレード移動機構80は、タイミングベルト等によって構成されている。
ここで、ブレード210によるワイピング動作中又は動作後、ブレード210によって記録ヘッド50のノズル面から取り除かれた(払拭された)インク等の付着物(例えば、図5の付着物220参照)が、ブレード210を伝って垂れ落ちることがある。そこで、メンテナンス装置40は、インクトレイ60内にブレード210を収納(配置)し、インクトレイ60内を所定の方向に移動できるようにした構成を採用する。なお、図3においてインクトレイ60は、その一部を断面として表している(後述する図4,6及び図8(a)において同じ)。
また、メンテナンス装置40は、ホコリ等の侵入を防ぐよう、インクトレイ60の上面に配置されるカバー250を備える。また、カバー250は、記録ヘッド50から吐出されるインクが紫外線等の光線により硬化するインクについて、インクを液状に保つための、光線遮断手段として機能する。これにより、インクトレイ60内の清掃を容易に行うことができる。なお、メンテナンス装置40は、キャリッジ10がメンテナンス装置40の上部へ移動してきた場合、カバー250がキャリッジ10に接触しない位置に退避できるようにするための移動機構(後述する、インク吸収体移動機構270)を備える。
カバー250は、ブレード210に付着したインク等の付着物を除去するインク吸収体(インク除去部)260を、ブレード210に対して並列に取り付けるための支持部(図8(b)正面図の符号Z,Z’部分参照)を備える。換言すれば、インク吸収体260は、支持部を介しカバー250に取り付けられ、カバー250に取り付けられた状態で、ブレード210に対して並列に配置される。インク吸収体260は、他の機構を構成する部材を着脱せずに、支持部に対して着脱することができる。このように、インク吸収体260をカバー250が備える支持部に取り付けることで、インク吸収体260は、メンテナンスステーション内を、カバー250の移動に連動して移動する。カバー250及びインク吸収体260は、インク吸収体移動機構270によって移動する。カバー250及びインク吸収体260の移動方向は、キャリッジ10の移動方向と直交した方向である。
ここで、インク吸収体260は、回転軸とインクを吸収する円筒状の弾性体(吸収体)とによって、ローラー形状に形成され、回転軸(図8(b)正面図の符号Z,Z’部分参照)を中心に回転自在に支持部に取り付けられる。インク吸収体260の支持部への取付けは、ベアリングを介して行われる。これにより、インク吸収体260に対し所定方向から押付力が作用した場合、インク吸収体260は所定方向に回転する。例えば、カバー250の移動に連動してインク吸収体260がメンテナンス装置40内を移動し、ブレード210がインク吸収体260に所定の方向から接触した場合、インク吸収体260には、ブレード210の反力である押付力が作用し、これにより、インク吸収体260は所定の方向に回転する。なお、メンテナンス装置40において、ブレード210とインク吸収体260との位置関係(高さ方向)は、ブレード210の先端がインク吸収体260に接触するように設定されている(例えば、図7参照)。
(記録ヘッドのワイピング動作)
図4は、記録ヘッドのワイピング動作(ノズル面のワイピング動作)を説明する図である。また、図5は、ワイピング後のブレード210の状態を示す図である。なお、図4は、図3同様、図1に示すインクジェット記録装置1を側面視した場合におけるメンテナンス装置40を示すものである。
このワイピング動作は、インクジェット記録装置1を構成し、この装置の制御を司る制御装置(図1において、図示を省略)によって実行(制御)される。ここで、制御装置は、例えば、演算処理を実行するCPUと、各種処理のためのプログラムを記憶するROMと、演算処理を実行するための作業領域としてのRAMにより構成され、CPUが、ROMに記憶された、例えば、ワイピング動作のためのプログラムをRAM上で実行することで、インクジェット記録装置1を構成する各部(機構)が動作し、以下に説明するワイピング動作が実行される。ワイピング動作は、所定の状況(例えば、一定間隔毎、又は、所定量の印刷が実行された場合)において開始される。
制御装置によってワイピング動作が開始されると、キャリッジ駆動機構100が動作し、キャリッジ10がメンテナンス装置40側に移動する。そして、キャリッジ10がメンテナンス装置40の上部へ移動すると、ブレード昇降機構70でブレード保持部材90が上昇し、ブレード210が記録ヘッド50のノズル面に接触する(図4の状態)。その後、ブレード移動機構80により、ブレード210がノズル面を、ノズル面に付着したインクを拭き取りながら略水平移動する(図4の矢印参照)。
ブレード210が、記録ヘッド50の他側端(カバー250側端)まで移動し(破線で描画したブレード210参照)、ノズル面のワイピングが終了すると、ブレード昇降機構70の降下に合わせ、ブレード210が降下(ブレード210の先端がノズル面に非接触の状態に変化)し、次に、ブレード移動機構80が動作することで、ブレード210は、ワイピング開始時の位置側方向に移動を開始する。そして、ブレード210がワイピング開始時の位置に戻り、記録ヘッド50のワイピング動作は終了する。なお、本実施形態のワイピング動作においてブレード210は、ノズル面の範囲のみを移動する。これにより、ワイピング時間を最小限にできる。
上記では、ブレード210が、記録ヘッド50の他側端(カバー250側端)まで移動した後、ブレード昇降機構70がブレード210を降下させ、降下した状態で、ブレード210をワイピング開始時の位置に戻す構成について説明した。ワイピング開始時の位置にブレード210を戻した後、降下させる構成(以下、「比較構成」という。)を採用することもできる。しかしながら、ブレード210を降下させた状態で、ワイピングの開始位置に戻す本実施形態の構成は、ノズルつまりの点において、比較構成に対し有用である。以下、この点について、説明する。
図5は、ワイピング後(図4において、ブレード210が破線の位置にある場合)のブレード先端の状態を示す図である。ブレード210の先端には、ノズル面を拭き取った際に付着したインク等の付着物220が、下に垂れずに残存している。この状態で、再度、ノズル面を拭き取る、換言すれば、付着物220が残存したブレード210の先端をノズル面に接触させ、移動させると、ブレード210先端の付着物220が、ノズル面(ノズル内)に押し込まれ、ノズルつまりの原因となる。つまったノズルからは、インクが吐出されず、その結果、吐出不良が発生し、画像品質の低下を招くことになるが、本実施形態の構成によれば、このような現象の発生を防止することができる。
(ブレードのクリーニング動作)
次に、ワイピング動作終了後に実行される、ブレードのクリーニング動作について、図6及び図7を用いて説明する。ここで、図6は、ワイピング動作終了後のメンテナンス装置を示す図である。図7は、ブレード先端の付着物を除去する状態を示す図である。なお、クリーニング動作についても、上述したワイピング動作同様、制御装置によって実行される。すなわち、制御装置を構成するCPUが、ROMに記憶されたクリーニング動作のためのプログラムをRAM上で実行することで、インクジェット記録装置1を構成する各部(機構)が動作し、以下に説明するクリーニング動作が実行される。
ワイピング動作終了後、キャリッジ10は、キャリッジ駆動機構100(図1参照)によりキャリッジ待機位置(記録ヘッド待機位置)へ戻る。なお、キャリッジ10がキャリッジ待機位置に移動した場合、記録ヘッド50のノズルからインクを吐出し、画像の記録を開始することができる。キャリッジ10の移動とともに、より詳細には、キャリッジ10の移動と同時、又は、その移動途中に、所定のアクチュエータにより構成されるインク吸収体移動機構270が動作を開始し、カバー250がインクトレイ60の上面へ略水平移動する(図6の矢印参照。図4に記載のブレード210の移動方向と反対方向へ水平移動する。)。その際、カバー250に支持部を介して取り付けられたインク吸収体260が、カバー250とともに移動する。
カバー250の移動途中で、インク吸収体260の一部が、ブレード210の先端部に接触する(図7参照)。カバー250の移動に連動してインク吸収体260が移動し、インク吸収体260がブレード210の先端に接触すると、ブレード210は弾性体で形成されているため、インク吸収体260の押付力でたわみ、先端に付着したインク等の付着物220はインク吸収体260によって除去される。具体的には、ブレード210の先端部に残存している付着物220が、インク吸収体260によって拭き取られる。
インク吸収体260は、自身を構成する回転軸に装着されたベアリングを介して回転自在にカバー250の支持部に支持されているため、ブレード210からの反力である押付力によって回転しながら、ブレード210の上部(先端部)を移動し、通過する。インク吸収体260が回転しながらブレード210の上部を移動することにより、ブレード210との接触面積を十分確保することができる。したがって、インク吸収体260のインク等の付着物220(図5参照)が一か所に集中せず、ブレード210を効率的にクリーニングすることができる。なお、効率的なクリーニングによって、インク吸収体260を頻繁に交換する手間が省け、ランニングコストを節約できる。
図8は、インクトレイがカバーで覆われた状態のメンテナンス装置を示す図である。図8において(a)はメンテナンス装置の側面を示し、(b)は正面を示す。なお、図8(b)では、ブレード保持部材90等の図示を省略している。
この図8から明らかなとおり、カバー250が、インク吸収体移動機構270によって、最終位置まで移動した状態で、ブレード210とインク吸収体260とは、相互に非接触の状態(離間した状態)で配置される。このような位置関係は、ブレード210の製品寿命を考慮したものであり、非接触の状態とすることで、ブレード210の変形を防ぎ、製品寿命を長くすることができる。また、インク吸収体260によって除去されたインク等の付着物220(例えば、図7参照)が、ブレード210に接触し、再付着することを防止することができる。
また、ブレード210とカバー250とも、相互に非接触の状態で配置される。このような位置関係も、上記同様、ブレード210の製品寿命を考慮したものであって、ブレード210がカバー250によって押し潰され、変形等することを防止できる。
なお、図8の状態にあるメンテナンス装置40が、ワイピング動作に合わせ、例えば、図6の状態、すなわち、インクトレイ60の上部が開放状態となる場合、インク吸収体260は、ブレード210に接触し、その上部を移動し、さらに、ブレード210に対し離間移動する。
(本実施形態の構成による有利な効果)
本実施形態では、ワイピング動作においてブレード210は、ノズル面の範囲のみを移動し、ワイピング動作終了後、キャリッジ10の移動とともにカバー250が移動を開始する構成を採用した。これにより、記録ヘッド50のノズル面のメンテナンス(ワイピング動作及びクリーニング動作)を短時間で完了でき、その結果、高速かつ大量の画像記録が可能となり、生産性を向上させることができる。なお、キャリッジ待機位置に移動したキャリッジ10は、画像の記録を早期に開始(再開)することができる。
(変形例)
本実施形態の構成は、各種の点を考慮し、次のような構成とすることもできる。
(1)上記では、走査型のインクジェット記録装置1を例に説明したが、ライン型のインクジェット記録装置とすることもできる。なお、ライン型のインクジェット記録装置は、記録媒体300への画像の記録に際し、キャリッジ10は、記録媒体300の搬送方向に対して垂直方向に移動しない。
(2)上記では、ワイピング動作終了後、キャリッジ10の移動とともにカバー250が移動を開始する構成について説明した。これは、上述のとおり、メンテナンスに要する作業時間の短縮が目的であるが、例えば、作業時間を考慮しなくてもよい状況であれば、キャリッジ10がキャリッジ待機位置に移動後、又は、キャリッジ待機位置に移動し、キャリッジ待機位置において画像の記録中(記録開始後)に、カバー250が移動を開始する構成を採用することもできる。キャリッジ駆動機構100及びインク吸収体移動機構270を各々備えるインクジェット記録装置1においては、このような移動のタイミングについても、制御装置による制御を変更するだけで、実現することができる。
(3)上記では、ワイピング動作終了後、インク吸収体260が回転自在に支持されたカバー250が、ブレード210が記録ヘッド50のノズル面をワイピングする際の移動方向(図4の矢印参照)と反対方向(図6の矢印参照)に移動することで、ブレード210のクリーニングが実行され、インクトレイ60の上面が覆われる(閉じられる)構成について説明した。しかし、これ以外の構成を採用することもできる。具体的には、インク吸収体移動機構270を、インクジェット記録装置1の正面側(ブレード移動機構80が設置されている側)に配置し、ワイピングの際のブレード210の移動方向(図4の矢印参照)に、カバー250を移動させて、ブレード210のクリーニング等を実行する構成を採用することもできる。
なお、ワイピングの際のブレード210の移動方向(図4の矢印参照)と、クリーニングの際のカバー250(インク吸収体260)の移動方向(図6の矢印参照)とを反対方向とする本実施形態の構成は、インク等の付着物220(例えば、図7参照)を、より確実に除去するという観点において、好適である。すなわち、インク吸収体260を、ブレード210がインクを除去する面側から接触させることが可能で、この面に残存しているインク等の付着物220を効率的に除去することができる。
(4)上記では、インク吸収体260が静止しているブレード210の方向に移動し、インク吸収体260がブレード210に接触する構成について説明した。しかし、これ以外の構成を採用することもできる。例えば、ブレード210がインク吸収体260側に移動し、両者が接触する構成を採用することもできる。
(5)上記では、ワイピング動作終了後、キャリッジ10がキャリッジ待機位置(記録ヘッド待機位置)に戻る構成について説明した。ワイピング動作終了後、キャリッジ10は、キャリッジ待機位置以外に移動する構成を採用することもできる。例えば、ワイピング動作終了後、キャリッジ10がキャリッジ待機位置を通過した位置、具体的には、図1に示すインクジェット記録装置1の左側部分まで移動する構成とすることもできる。メンテナンス動作終了後、直ちに画像の記録を開始しない場合に、このような構成を採用することができる。なお、インクジェット記録装置1の左側部分まで移動した場合であっても、ワイピング動作終了後にキャリッジ10の移動を開始する本実施形態の構成によれば、この左側部分までの移動が迅速に実行される。そのため、この左側部分から早期に画像の記録を再開することが可能で、その結果、大量の画像を記録することができる。
(6)上記では、ブレード210がワイピング開始時の位置に戻った時点を、記録ヘッド50のワイピング動作の終了とし、その後、キャリッジ10等が移動する構成について説明した。しかし、これ以外の構成を採用することもできる。例えば、ブレード210によるノズル面のワイピングが終了した時点で、キャリッジ10等の移動を開始する構成を採用することもできる。なお、この場合、キャリッジ10とブレード210とインク吸収体260を備えるカバー250とは、例えば、同時(同時期)に移動する。
(7)上記では、インク吸収体260が、回転軸とインクを吸収する円筒状の弾性体(吸収体)とによってローラー形状に形成され、カバー250の支持部に回転自在に取り付けられた構成を例に説明した。しかし、これ以外の構成を採用することもできる。例えば、弾性体の外形形状を直方体とすることもできる。また、布製の薄いシート形状とすることもできる。
1 インクジェット記録装置
10 キャリッジ
40 メンテナンス装置(メンテナンスステーションに対応)
50 記録ヘッド
60 インクトレイ
100 キャリッジ駆動機構(記録ヘッド移動部に対応)
210 ブレード(ワイピング部に対応)
260 インク吸収体(インク除去部に対応)
270 インク吸収体移動機構(インク除去移動部に対応)

Claims (5)

  1. ノズルからインクを吐出し、記録媒体に画像を記録可能な記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンスステーションと、
    前記記録ヘッドを、前記メンテナンスステーションに対して接近離間移動する記録ヘッド移動部と、を備えたインクジェット記録装置であって、
    前記メンテナンスステーションは、
    前記記録ヘッドのノズル面をワイピングするワイピング部と、
    前記ワイピング部によってワイピングされたインクを受けるインクトレイと、
    前記ワイピング部に付着したインクを除去するインク除去部と、
    前記インク除去部を、前記ワイピング部に対し接触離間移動するインク除去移動部と、を備え、
    前記ワイピング部は、前記記録ヘッド移動部によって前記メンテナンスステーションに移動した前記記録ヘッドのノズル面をワイピングし、
    前記記録ヘッド移動部は、前記ワイピング部による前記ノズル面のワイピングが終了した場合、前記メンテナンスステーションから離間する方向に、前記記録ヘッドを移動し、
    前記インク除去移動部は、前記ワイピング部による前記ノズル面のワイピングが終了した場合、前記ワイピング部側に前記インク除去部を移動し、
    前記インク除去部は、前記ワイピング部側に移動し、前記ワイピング部に接触して前記インクを除去し、
    前記インク除去移動部による前記ワイピング部側への前記インク除去部の移動は、前記記録ヘッド移動部による前記メンテナンスステーションから離間する方向への前記記録ヘッドの移動とともに実行されることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記インクジェット記録装置は、カラー画像を記録可能で、
    前記記録ヘッドは、各色毎の小記録ヘッドを複数含み、
    前記ワイピング部は、前記小記録ヘッドの配列方向に直交する方向に移動して、前記ノズル面をワイピングし、
    前記インク除去部は、前記ワイピング部と並列に配置され、
    前記インク除去移動部は、前記ワイピング部の移動方向と同一又は反対方向に、前記インク除去部を移動することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記インク除去部は、ローラー形状で、前記メンテナンスステーションにローラー形状の周方向に回転可能に保持されるとともに、回転した状態で前記ワイピング部に接触し、
    前記インク除去移動部は、前記ワイピング部側に、回転した状態の前記インク除去部を移動することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記メンテナンスステーションは、
    前記インクトレイの上面を開閉するカバーを備え、
    前記インク除去移動部は、前記インク除去部と前記カバーとを移動するとともに、前記カバーを移動することによって、前記インクトレイの上面が開閉されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  5. ノズルからインクを吐出し、記録媒体に画像を記録可能な、インクジェット記録装置が備える記録ヘッドのノズル面を、ワイピング部によってワイピングし、前記ワイピング部に付着したインクをインク除去部によって除去する前記記録ヘッドのメンテナンス方法であって、
    記録ヘッド移動部を介して、前記ワイピング部によるワイピングを行うメンテナンスステーションに、前記記録ヘッドを移動するメンテナンスステーション側移動工程と、
    前記メンテナンスステーションに移動した前記記録ヘッドのノズル面を、前記ワイピング部でワイピングするワイピング工程と、
    前記ワイピング工程が終了した場合、前記記録ヘッド移動部を介して、前記メンテナンスステーションから離間する方向に、前記記録ヘッドを移動する記録ヘッド待機位置側移動工程と、
    前記ワイピング工程が終了した場合、インク除去移動部を介して、前記ワイピング部側に、前記ワイピング部に対して離間した位置に配置されていた前記インク除去部を移動し、前記ワイピング部側への前記インク除去部の移動の途中で、前記ワイピング部と前記インク除去部とを接触させ、前記ワイピング部に付着したインクを除去するインク除去工程と、を含み、
    前記インク除去工程は、前記記録ヘッド待機位置側移動工程とともに実行されることを特徴とするメンテナンス方法。
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