JP2021018807A - 制御装置 - Google Patents

制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021018807A
JP2021018807A JP2020099537A JP2020099537A JP2021018807A JP 2021018807 A JP2021018807 A JP 2021018807A JP 2020099537 A JP2020099537 A JP 2020099537A JP 2020099537 A JP2020099537 A JP 2020099537A JP 2021018807 A JP2021018807 A JP 2021018807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
content
control device
determination unit
satisfied
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020099537A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021018807A5 (ja
Inventor
貢司 大山
Koji Oyama
貢司 大山
猛 羽藤
Takeshi Hado
羽藤  猛
靖 作間
Yasushi Sakuma
靖 作間
しおり 間根山
Shiori MANEYAMA
しおり 間根山
一輝 小島
Kazuteru Kojima
一輝 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to PCT/JP2020/027665 priority Critical patent/WO2021015090A1/ja
Publication of JP2021018807A publication Critical patent/JP2021018807A/ja
Publication of JP2021018807A5 publication Critical patent/JP2021018807A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】他の車両等に対するドライバの注意を喚起することができる制御装置を提供すること。【解決手段】制御装置21は、ヘッドアップディスプレイ装置19を制御する。制御装置は、交差点判断ユニットと、右左折判断ユニットと、物標検出ユニットと、条件判断ユニットと、コンテンツ表示ユニットとを備える。交差点判断ユニットは、車両の位置が交差点領域の中にあるか否かを判断する。右左折判断ユニットは、車両が右折又は左折する予定であるか否かを判断する。条件判断ユニットは、所定の条件が充足されるか否かを判断する。コンテンツ表示ユニットは、所定の条件が充足されると判断することを必要条件として、物標の将来の走行経路に沿って配置されたコンテンツを表示する。【選択図】図1

Description

本開示は、ヘッドアップディスプレイ装置を制御する制御装置に関する。
特許文献1には、ヘッドアップディスプレイ装置を用いてオブジェクトを重畳表示することが記載されている。オブジェクトは、進入禁止等を表現している。
特開2018−200626号公報
車両が交差点で右左折しようとするとき、他の車両等に対するドライバの注意を喚起する必要がある。本開示の1つの局面では、他の車両等に対するドライバの注意を喚起することができる制御装置を提供することが好ましい。
本開示の1つの局面は、車両(3)に搭載され、コンテンツ(115、119)を前方の風景に重畳表示するヘッドアップディスプレイ装置(19)を制御する制御装置(21)であって、前記車両の位置が交差点(81)を含む交差点領域(99)の中にあるか否かを判断するように構成された交差点判断ユニット(47)と、前記車両が右折又は左折する予定であるか否かを判断するように構成された右左折判断ユニット(49)と、物標(79)を検出するように構成された物標検出ユニット(51)と、以下の(a)〜(c)が充足されるか否かを判断するように構成された条件判断ユニット(53)と、前記(a)〜(c)が充足されると前記条件判断ユニットが判断することを必要条件として、前記ヘッドアップディスプレイ装置を用いて、前記物標の将来の走行経路に沿って配置された前記コンテンツ(115)を表示するコンテンツ表示ユニット(55)と、を備える制御装置である。
(a)前記車両の位置が前記交差点領域の中にあると前記交差点判断ユニットが判断したこと。
(b)前記車両が右折又は左折する予定であると前記右左折判断ユニットが判断したこと。
(c)前記車両が右折又は左折した場合の将来の走行経路(103)と、前記物標検出ユニットが検出した前記物標の将来の走行経路(105)とが交差すること。
前記(a)〜(c)が充足される場合は、物標に対するドライバの注意を喚起する必要性が高い場合である。本開示の1つの局面である制御装置は、前記(a)〜(c)を含む条件が充足される場合、コンテンツを表示することで、物標に対するドライバの注意を喚起することができる。
車両システム1の構成を表すブロック図である。 車両3及びHUD装置19の構成を表す説明図である。 制御装置21の機能的構成を表すブロック図である。 制御装置21が実行する処理を表すフローチャートである。 交差点81における車両3、他の車両79、障害物111等の位置を表す説明図である。 交差点81における車両3、他の車両79、障害物111、先行車109等の位置を表す説明図である。 第1コンテンツ115を表す説明図である。 メータ23に表示された画像を表す説明図である。 第1コンテンツ115及び第2コンテンツ119を表す説明図である。 二輪車に対応する第1コンテンツ115を表す説明図である。 制御装置21の機能的構成を表すブロック図である。 制御装置21が実行する処理を表すフローチャートである。 交差点81における車両3、他の車両79、障害物111、横断歩道123、歩行者125等の位置を表す説明図である。
本開示の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
1.車両システム1の構成
車両システム1の構成を、図1〜図3に基づき説明する。図1に示す車両システム1は、図2に示す車両3に搭載されている。図1に示すように、車両システム1は、HMI(Human Machine Interface)システム5、ADASロケータ7、周辺監視センサ9、車両制御ECU11、運転支援ECU13、及び通信機15を備える。車両システム1の各構成要素は、車内LAN17により接続されている。
図1に示すように、HMIシステム5は、HUD(Head Up Display)装置19、制御装置21、メータ23、操作デバイス25、及びDSM(Driver Status Monitor)27を備える。
図2に示すように、HUD装置19は、車両3のインストルメンタルパネル29に設けられる。HUD装置19はプロジェクタ31を備える。プロジェクタ31は、画像データに基づく表示画像32を形成する。プロジェクタ31は、例えば、液晶式又は走査式のプロジェクタである。画像データは制御装置21から出力される。
HUD装置19は光学系33を備える。表示画像32は、光学系33を経て、フロントウインドシールド35に投影される。ドライバ37は、フロントウインドシールド35によって車室内側に反射された表示画像32の光束39を知覚する。また、ドライバ37は、車両3の前方の風景からの光束も知覚する。
そのため、ドライバ37は、フロントウインドシールド35の前方にて結像する表示画像32の虚像41を、前方の風景の一部と重ねて視認する。よって、HUD装置19は、虚像41を前方の風景に重畳表示する。後述する第1コンテンツ115及び第2コンテンツ119は、虚像41の一部である。
制御装置21は、CPU43と、例えば、RAM又はROM等の半導体メモリ(以下、メモリ45とする)と、を有するマイクロコンピュータを備える。
制御装置21の各機能は、CPU43が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリ45が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。なお、制御装置21は、1つのマイクロコンピュータを備えてもよいし、複数のマイクロコンピュータを備えてもよい。
制御装置21は、図3に示すように、交差点判断ユニット47と、右左折判断ユニット49と、物標検出ユニット51と、条件判断ユニット53と、コンテンツ表示ユニット55と、障害物検出ユニット57と、領域算出ユニット59と、信号機状態取得ユニット61と、先行車判断ユニット63と、表示デバイス制御ユニット65と、を備える。
メータ23は、図2に示すように、インストルメンタルパネル29に設けられている。メータ23は、画像を表示可能な表示デバイスである。メータ23が表示する画像は、車両3の前方の風景に重畳されない。
操作デバイス25は、ドライバ37により操作されるスイッチ群である。DSM27は、ドライバ37の顔を含む範囲を撮影し、画像を生成する。
図1に示すように、ADASロケータ7は、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機67、慣性センサ69、及び地図DB71を備える。GNSS受信機67は、複数の人工衛星から測位信号を受信する。慣性センサ69は、例えば、3軸ジャイロセンサ及び3軸加速度センサを備える。ADASロケータ7は、GNSS受信機67で受信する測位信号と、慣性センサ69の計測結果とを組み合わせることにより、車両3の位置を検出する。
地図DB71は不揮発性メモリである。地図DB71は地図情報を記憶している。地図情報は、交差点の位置、車線の種別等を含む。車線の種別として、例えば、直進の車線、右折の車線、左折の車線等がある。
周辺監視センサ9は、前方カメラ73と、ミリ波レーダ75と、を含む。周辺監視センサ9は、車両の周囲に存在する他の車両79、障害物111等を検出する。
車両制御ECU11は、ドライバ37の運転操作等に応じて車両3を制御する。運転支援ECU13は、周辺監視センサ9の検出結果等に応じて運転支援を行う。通信機15は、インフラ77及び他の車両79と無線通信を行うことができる。
2.制御装置21が実行する処理
制御装置21が実行する処理を図4〜図9に基づき説明する。以下では、図5に示す事例を挙げて説明する。図5に示す事例は、車両3が交差点81に存在する事例である。交差点81は、道路83と道路85とにより構成される。
道路83は、車線87、89、91、93を備える。車線87は、図5において上方向に走行する車線であって、交差点81を直進する車線である。車線89は、図5において上方向に走行する車線であって、交差点81において右折する車線である。車線91は、図5において下方向に走行する車線であって、交差点81を直進する車線である。車線93は、図5において下方向に走行する車線であって、交差点81において右折する車線である。
道路85は、車線95、97を備える。車線95は、図5において右方向に走行する車線であって、交差点81を直進する車線である。車線97は、図5において左方向に走行する車線であって、交差点81を直進する車線である。図5に示す事例は、左側通行の国又は地域における事例である。
図4のステップ1では、車両3の位置が交差点81を含む交差点領域99の中にあるか否かを、交差点判断ユニット47が判断する。図5に示すように、交差点領域99は、例えば、交差点81の手前の停止線101により囲まれる領域である。停止線101は、車線87、91、95、97にそれぞれ設けられている。
交差点判断ユニット47は、例えば、インフラ77を利用して、車両3の位置が交差点領域99の中にあるか否かを判断することができる。インフラ77は、交差点領域99の中にのみ、特有の信号を送っている。特有の信号を通信機15が受信した場合、交差点判断ユニット47は、車両3の位置が交差点領域99の中にあると判断する。また、特有の信号を通信機15が受信しない場合、交差点判断ユニット47は、車両3の位置が交差点領域99の中にないと判断する。
また、交差点判断ユニット47は、例えば、ADASロケータ7を使用して、車両3の位置が交差点領域99の中にあるか否かを判断することもできる。
車両3の位置が交差点領域99の中にあると判断した場合、本処理はステップ2に進む。車両3の位置が交差点領域99の中にないと判断した場合、本処理は終了する。
ステップ2では、車両3が右折する予定であるか否かを、右左折判断ユニット49が判断する。右左折判断ユニット49は、例えば、車両3のウインカーの状態を利用して、車両3が右折する予定であるか否かを判断することができる。右折のウインカーが点滅している場合、右左折判断ユニット49は、車両3が右折する予定であると判断する。右折のウインカーが点滅していない場合、右左折判断ユニット49は、車両3が右折する予定ではないと判断する。
また、右左折判断ユニット49は、例えば、車両3が走行中の車線の種類に応じて、車両3が右折する予定であるか否かを判断することができる。車両3が右折専用の車線を走行している場合、右左折判断ユニット49は、車両3が右折する予定であると判断する。車両3が右折専用以外の車線を走行している場合、右左折判断ユニット49は、車両3が右折する予定ではないと判断する。
車両3が右折する予定であると判断した場合、本処理はステップ3に進む。車両3が右折する予定ではないと判断した場合、本処理は終了する。なお、右側通行の道路の場合、右左折判断ユニット49は、車両3が左折する予定であるか否かを判断する。車両3が左折する予定であるか否かの判断方法は、右折する予定であるかの判断方法と同様である。
ステップ3では、物標検出ユニット51が物標を検出する。物標とは、例えば、図5に示すように、他の車両79である。物標検出ユニット51は、例えば、周辺監視センサ9を用いて他の車両79を検出する。また、物標検出ユニット51は、例えば、通信機15を用いて他の車両79の位置情報を受信することで、他の車両79を検出する。他の車両79の位置情報は、例えば、インフラ77、他の車両79等により送信される。
ステップ4では、走行経路の交差が生じるか否かを、条件判断ユニット53が判断する。走行経路の交差とは、図5に示すように、車両3が右折した場合の将来の走行経路103と、前記ステップ3で検出した他の車両79の将来の走行経路105とが交差することである。
条件判断ユニット53は、例えば、ADASロケータ7を用いて、車両3が右折した場合の将来の走行経路103を算出することができる。条件判断ユニット53は、例えば、他の車両79がそのまま直進すると仮定して、他の車両79の将来の走行経路105を算出することができる。
走行経路の交差が生じると判断した場合、本処理はステップ5に進む。走行経路の交差が生じないと判断した場合、本処理は終了する。
ステップ5では、道路83に関する信号機107の状態を、信号機状態取得ユニット61が取得する。信号機107の状態として、赤、青、右折のみ可等がある。インフラ77は、信号機107の状態を表す信号を送信している。信号機状態取得ユニット61は、例えば、通信機15を用いてインフラ77から信号を受信することで、信号機107の状態を取得する。また、信号機状態取得ユニット61は、周辺監視センサ9を用いて信号機107の状態を取得してもよい。
ステップ6では、前記ステップ5で取得した信号機107の状態について、条件判断ユニット53が判断を行う。信号機107の状態が、赤、及び、右折のみ可のいずれでもない場合、本処理はステップ7に進む。赤、及び、右折のみ可のいずれでもない場合とは、例えば、青である場合である。信号機107の状態が、赤、又は、右折のみ可である場合、本処理は終了する。
ステップ7では、図6に示す先行車109が存在するか否かを、先行車判断ユニット63が判断する。先行車109とは、車両3の前方を、車両3と同じ方向に走行中の車両である。先行車109は、例えば、車両3と同様に右折する予定であり、現時点では右折を開始していない車両である。図5に示す事例では先行車109は存在しない。
先行車判断ユニット63は、例えば、周辺監視センサ9を用いて先行車109を検出することができる。また、先行車判断ユニット63は、例えば、先行車109が送信する信号を通信機15で受信することで、先行車109を検出することができる。
先行車109が存在しないと判断した場合、本処理はステップ8に進む。先行車109が存在すると判断した場合、本処理は終了する。
ステップ8では、障害物検出ユニット57が、図5、図6に示す障害物111を検出する。障害物111とは、車両3の周囲に存在する物標である。障害物111として、例えば、他の車両79、固定物等が挙げられる。障害物検出ユニット57は、例えば、周辺監視センサ9を用いて障害物111を検出することができる。
ステップ9では、図5に示す隠された領域113を、領域算出ユニット59が算出する。隠された領域113は、ドライバ37から見て、障害物111により隠された領域である。領域算出ユニット59は、DSM27を用いて、ドライバ37の目の位置を検出する。DSM27は、車両3の位置、ドライバ37の目の位置、障害物111の位置、及び障害物111の大きさに基づき、隠された領域113を算出する。
ステップ10では、前記ステップ3で検出した物標が、前記ステップ9で算出した隠された領域113の中にあるか否かを条件判断ユニット53が判断する。図5に示す事例では、物標に対応する他の車両79が、隠された領域113の中にある。
隠された領域113の中に物標がある場合、本処理はステップ11に進む。隠された領域113の中に物標がない場合、本処理は終了する。
ステップ11では、コンテンツ表示ユニット55が、HUD装置19を用いて、図7に示す第1コンテンツ115を表示する。図7は、ドライバ37の視点から見た前方の風景を表す。117は、HUD装置19の表示範囲である。
第1コンテンツ115は、ドライバ37の視点から見て、車線91のうち、他の車両79が将来走行する部分に沿って配置されている。車線91のうち、他の車両79が将来走行する部分は、他の車両79の将来の走行経路に対応する。第1コンテンツ115は、車線91と車線89との境界付近に表示される。そのため、ドライバ37は、第1コンテンツ115が車線91への進入を禁止していることを理解することができる。
第1コンテンツ115は、ドライバ37の視点から見て、鉛直方向に延びる形態を有する。そのため、水平方向に延びる形態である場合と比べて、限られた画角内において第1コンテンツ115を大きく表示し、第1コンテンツ115の視認性を高めることができる。第1コンテンツ115は、例えば、他の車両79の走行方向に動くように表示される。第1コンテンツ115は、例えば、他の車両79との間に一定の距離を維持する。第1コンテンツ115は、例えば、他の車両79よりも先行して、他の車両79の走行方向に動く。その場合、ドライバ37から他の車両79が見えていなくても、ドライバ37は、第1コンテンツ115を見ることにより、対向車である他の車両79が直進してくることを認識できる。
第1コンテンツ115の形態は、例えば、他の車両79の種類に応じて異なる。例えば、他の車両79の種類が四輪車である場合、第1コンテンツ115の形態は、図7に示すV字型の形態である。他の車両79の種類が二輪車である場合、第1コンテンツ115の形態は、例えば、図10に示すように、円弧状である。第1コンテンツ115の形態は、例えば、四輪車や二輪車を模した形態であってもよい。
前記ステップ4において、走行経路の交差が生じると判断した他の車両79が複数存在する場合、コンテンツ表示ユニット55は、それぞれの他の車両79に対応する第1コンテンツ115を表示する。
また、ステップ11では、表示デバイス制御ユニット65が、メータ23に画像を表示する。画像は、例えば、図8に示すものである。画像は、車両3、走行中の車線89、及び第1コンテンツ115を表す。車両3に対する第1コンテンツ115の相対位置は、HUD装置19による表示と、メータ23による表示とで同一である。
ステップ12では、車両3のブレーキがオフであるか否かを条件判断ユニット53が判断する。車両3のブレーキがオフである場合、本処理はステップ13に進む。車両3のブレーキがオンである場合、本処理は終了する。
ステップ13では、コンテンツ表示ユニット55が、HUD装置19を用いて、図9に示す第2コンテンツ119を表示する。ドライバ37の視点から見て、第2コンテンツ119は車両3の前方に位置する。第2コンテンツ119は、例えば、車線91へ進入することへの注意を喚起する表示である。第2コンテンツ119は、他の車両79が交差点81内に進入してくることをドライバ37が視認できない状態で車両3が右折を開始してしまうことを抑制できる。
3.制御装置21が奏する効果
(1A)制御装置21は、以下の(a)〜(c)が充足されることを必要条件として、HUD装置19を用いて、第1コンテンツ115を表示する。
(a)車両3の位置が交差点領域99の中にあると交差点判断ユニット47が判断したこと。
(b)車両3が右折する予定であると右左折判断ユニット49が判断したこと。
(c)車両3が右折した場合の将来の走行経路103と、他の車両79の将来の走行経路105とが交差すること。
前記(a)〜(c)が充足される場合は、他の車両79に対するドライバ37の注意を喚起する必要性が高い場合である。制御装置21は、前記(a)〜(c)を含む条件が充足される場合、第1コンテンツ115を表示することで、他の車両79に対するドライバ37の注意を喚起することができる。
(1B)制御装置21は、他の車両79の走行方向に動く第1コンテンツ115を表示する。そのため、他の車両79に対するドライバ37の注意を喚起する効果が一層高い。
(1C)制御装置21は、前記(a)〜(c)に加えて以下の(d)が充足されることを必要条件として、HUD装置19を用いて、第1コンテンツ115を表示する。
(d)他の車両79は、ドライバ37から見て、隠された領域113の中にあること。
前記(d)が充足される場合は、ドライバ37が他の車両79を直接視認することができないため、他の車両79に対するドライバ37の注意を喚起する必要性が一層高い場合である。制御装置21は、他の車両79に対するドライバ37の注意を喚起する必要性が一層高い場合に限り、第1コンテンツ115を表示することができる。
(1D)制御装置21は、他の車両79の種類に応じて異なる形態の第1コンテンツ115を表示する。ドライバ37は、第1コンテンツ115の形態に基づき、他の車両79の種類を理解することができる。
(1E)制御装置21は、前記(c)を充足する他の車両79が複数存在する場合、それぞれの他の車両79に対応する第1コンテンツ115を表示する。そのため、制御装置21は、それぞれの他の車両79に対するドライバ37の注意を喚起することができる。
(1F)制御装置21は、前記(a)〜(c)に加えて以下の(e)が充足されることを必要条件として、HUD装置19を用いて、第1コンテンツ115を表示する。
(e)信号機状態取得ユニット61が取得した信号機107の状態は、赤、及び、右折のみ可のいずれでもないこと。
前記(e)が充足される場合は、車両3及び他の車両79が走行可能な場合であるため、他の車両79に対するドライバ37の注意を喚起する必要性が一層高い場合である。制御装置21は、他の車両79に対するドライバ37の注意を喚起する必要性が一層高い場合に限り、第1コンテンツ115を表示することができる。
(1G)制御装置21は、前記(a)〜(c)に加えて以下の(f)が充足されることを必要条件として、HUD装置19を用いて、第1コンテンツ115を表示する。
(f)先行車109が存在しないと先行車判断ユニット63が判断したこと。
前記(f)が充足される場合は、車両3の右折を開始できる場合であるため、他の車両79に対するドライバ37の注意を喚起する必要性が一層高い場合である。制御装置21は、他の車両79に対するドライバ37の注意を喚起する必要性が一層高い場合に限り、第1コンテンツ115を表示することができる。
(1H)交差点領域99は、停止線101により囲まれる領域である。そのため、交差点領域99を設定することが容易である。
(1I)制御装置21は、図8に示す画像をメータ23に表示する。そのため、他の車両79に対するドライバ37の注意を一層喚起することができる。
<第2実施形態>
1.第1実施形態との相違点
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
図11に示すように、制御装置21は、第1実施形態での構成に加えて、報知ユニット121をさらに備える。
2.制御装置21が実行する処理
次に、第2実施形態の制御装置21が実行する処理について、図12のフローチャートを用いて説明する。また、以下では、図13に示す事例を挙げて説明する。図13に示す事例は、図5に示す事例と基本的には同様である。ただし、図13に示す事例では、横断歩道123が存在する。横断歩道123は、道路85を横断する。車両3が交差点81において右折した場合、車両3は横断歩道123を通過する。
図12のステップ21、22の処理は、第1実施形態におけるステップ1、2の処理と同様である。
ステップ23では、図6に示す先行車109が存在するか否かを、先行車判断ユニット63が判断する。先行車109の意味、及び先行車109の検出方法は、第1実施形態と同様である。図13に示す事例では先行車109は存在しない。先行車109が存在しないと判断した場合、本処理はステップ24に進む。先行車109が存在すると判断した場合、本処理は終了する。
ステップ24では、以下の(h)が充足されるか否かを条件判断ユニット53が判断する。
(h)車両3が交差点領域99に入ったときは先行車109が存在し、その後、先行車109が存在しなくなったと先行車判断ユニット63が判断したこと。
(h)が充足されると条件判断ユニット53が判断した場合、本処理はステップ25に進む。(h)が充足されないと条件判断ユニット53が判断した場合、本処理はステップ26に進む。
ステップ25では、報知ユニット121が、HUD装置19又はメータ23を用いて、車両3のドライバ37に報知を行う。
ステップ26、27の処理は、第1実施形態におけるステップ3、4の処理と同様である。ステップ27において走行経路の交差が生じると判断した場合、本処理はステップ30に進む。走行経路の交差が生じないと判断した場合、本処理はステップ28に進む。
ステップ28では、前記ステップ26の処理において、横断歩道123の上又はその周囲にいる歩行者125を物標検出ユニット51が検出したか否かを判断する。歩行者125を検出した場合、本処理はステップ30に進む。歩行者125を検出しなかった場合、本処理はステップ29に進む。
ステップ29では、コンテンツ表示ユニット55が、HUD装置19を用いて、第3コンテンツを表示する。第3コンテンツは、右折可能であることを示すコンテンツである。
ステップ30〜32の処理は、第1実施形態におけるステップ5、6、8の処理と同様である。
ステップ33では、前記ステップ32の処理において障害物111を検出したか否かを障害物検出ユニット57が判断する。障害物111を検出した場合、本処理はステップ34に進む。障害物111を検出しなかった場合、本処理はステップ35に進む。
ステップ34では、コンテンツ表示ユニット55が、HUD装置19を用いて、第1コンテンツ115Aを表示する。
第1コンテンツ115Aとして、車両用のコンテンツと、歩行者用のコンテンツとがある。車両用のコンテンツは、第1実施形態における第1コンテンツ115と基本的には同様のコンテンツである。歩行者用のコンテンツは、車両用のコンテンツとは異なる。前記ステップ27の処理で肯定判断した場合、コンテンツ表示ユニット55は、車両用のコンテンツを表示する。前記ステップ26の処理で歩行者125を検出した場合、コンテンツ表示ユニット55は、歩行者用のコンテンツを表示する。
前記ステップ27の処理で肯定判断し、且つ、前記ステップ26の処理で歩行者125を検出した場合、コンテンツ表示ユニット55は、車両用のコンテンツと、歩行者用のコンテンツとの両方を同時に表示する。
ステップ35では、コンテンツ表示ユニット55が、HUD装置19を用いて、第1コンテンツ115Bを表示する。
第1コンテンツ115Bとして、車両用のコンテンツと、歩行者用のコンテンツとがある。車両用のコンテンツは、第1実施形態における第1コンテンツ115と基本的には同様のコンテンツである。歩行者用のコンテンツは、車両用のコンテンツとは異なる。前記ステップ27の処理で肯定判断した場合、コンテンツ表示ユニット55は、車両用のコンテンツを表示する。前記ステップ26の処理で歩行者125を検出した場合、コンテンツ表示ユニット55は、歩行者用のコンテンツを表示する。
前記ステップ27の処理で肯定判断し、且つ、前記ステップ26の処理で歩行者125を検出した場合、コンテンツ表示ユニット55は、車両用のコンテンツと、歩行者用のコンテンツとの両方を同時に表示する。
第1コンテンツ115Aと第1コンテンツ115Bとは、基本的には同様のコンテンツである。ただし、第1コンテンツ115Aの態様は、第1コンテンツ115Bの態様に比べて、強調された態様である。強調された態様として、例えば、輝度が高い態様、表示物が大きい態様、目立ち易い色で表された態様、表示物の動きが激しい態様等が挙げられる。
ステップ36では、車両3のブレーキがオフであるか否かを条件判断ユニット53が判断する。車両3のブレーキがオフである場合、本処理はステップ38に進む。車両3のブレーキがオンである場合、本処理は終了する。
ステップ37では、車両3のブレーキがオフであるか否かを条件判断ユニット53が判断する。車両3のブレーキがオフである場合、本処理はステップ39に進む。車両3のブレーキがオンである場合、本処理は終了する。
ステップ38では、コンテンツ表示ユニット55が、HUD装置19を用いて、第2コンテンツ119Aを表示する。
第2コンテンツ119Aとして、車両用のコンテンツと、歩行者用のコンテンツとがある。車両用のコンテンツは、第1実施形態における第2コンテンツ119と基本的には同様のコンテンツである。歩行者用のコンテンツは、車両用のコンテンツとは異なる。前記ステップ27の処理で肯定判断した場合、コンテンツ表示ユニット55は、車両用のコンテンツを表示する。前記ステップ26の処理で歩行者125を検出した場合、コンテンツ表示ユニット55は、歩行者用のコンテンツを表示する。
前記ステップ27の処理で肯定判断し、且つ、前記ステップ26の処理で歩行者125を検出した場合、コンテンツ表示ユニット55は、車両用のコンテンツと、歩行者用のコンテンツとの両方を同時に表示する。
ステップ39では、コンテンツ表示ユニット55が、HUD装置19を用いて、第2コンテンツ119Bを表示する。
第2コンテンツ119Bとして、車両用のコンテンツと、歩行者用のコンテンツとがある。車両用のコンテンツは、第1実施形態における第2コンテンツ119と基本的には同様のコンテンツである。歩行者用のコンテンツは、車両用のコンテンツとは異なる。前記ステップ27の処理で肯定判断した場合、コンテンツ表示ユニット55は、車両用のコンテンツを表示する。前記ステップ26の処理で歩行者125を検出した場合、コンテンツ表示ユニット55は、歩行者用のコンテンツを表示する。
前記ステップ27の処理で肯定判断し、且つ、前記ステップ26の処理で歩行者125を検出した場合、コンテンツ表示ユニット55は、車両用のコンテンツと、歩行者用のコンテンツとの両方を同時に表示する。
第2コンテンツ119Aと第2コンテンツ119Bとは、基本的には同様のコンテンツである。ただし、第2コンテンツ119Aの態様は、第2コンテンツ119Bの態様に比べて、強調された態様である。強調された態様として、例えば、輝度が高い態様、表示物が大きい態様、目立ち易い色で表された態様、表示物の動きが激しい態様等が挙げられる。
3.制御装置21が奏する効果
以上詳述した第2実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果を奏し、さらに、以下の効果を奏する。
(2A)制御装置21は、以下の(a)、(b)、及び(g)が充足されることを必要条件として、HUD装置19を用いて、歩行者用のコンテンツを表示する。
(a)車両3の位置が交差点領域99の中にあると交差点判断ユニット47が判断したこと。
(b)車両3が右折する予定であると右左折判断ユニット49が判断したこと。
(g)物標検出ユニット51が、横断歩道123に歩行者125を検出したこと。
(a)、(b)、及び(g)が充足される場合は、歩行者125に対するドライバ37の注意を喚起する必要性が高い場合である。制御装置21は、(a)、(b)、及び(g)を含む条件が充足される場合、歩行者用のコンテンツを表示することで、歩行者125に対するドライバ37の注意を喚起することができる。
(2B)制御装置21は、車両用のコンテンツと、歩行者用のコンテンツとの両方を表示する場合、両方のコンテンツを同時に表示する。制御装置21は、他の車両79及び歩行者125に対するドライバ37の注意を同時に喚起することができる。
(2C)制御装置21は、(a)、(b)、及び(h)が充足されることを必要条件として、ドライバ37に報知を行う。ドライバ37は、先行車109が存在しなくなり、車両3が先頭となったことを報知によって知ることができる。
<他の実施形態>
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)道路が右側通行の国又は地域で使用される車両システム1では、第1、第2実施形態における左右を入れ替える。
(2)第1実施形態において、前記ステップ5、6の処理は省略してもよい。前記ステップ4で肯定判断した場合、本処理は、前記ステップ7、10、11のいずれかに進むことができる。
(3)第1実施形態において、前記ステップ7の処理は省略してもよい。前記ステップ6で肯定判断した場合、本処理は、前記ステップ10、11のいずれかに進むことができる。
(4)第1実施形態において、前記ステップ8〜10の処理は省略してもよい。前記ステップ7で肯定判断した場合、本処理は、前記ステップ11に進むことができる。
(5)第1、第2実施形態において、交差点領域99は、停止線101よりも外側の領域を含んでいてもよい。
(6)第1、第2実施形態において、メータ23以外の表示デバイスに図8に示す画像を表示してもよい。
(7)第2実施形態において、前記ステップ33で否定判断した場合は、第1コンテンツ115B及び第2コンテンツ119Bを表示しなくてもよい。
(8)第2実施形態において、前記ステップ32、33の判断は行わなくてもよい。この場合、前記ステップ31で肯定判断したときは、同一の第1コンテンツ115を表示することができる。
(9)第2実施形態において、歩行者用のコンテンツを表示するタイミングは、車両3のブレーキを離したタイミングであってもよい。
(10)第1、第2実施形態において、制御装置21は、右左折速度が閾値以上である場合に警告コンテンツをさらに表示してもよい。警告コンテンツは、例えば、アイコンである。
(11)本開示に記載の制御装置21及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の制御装置21及びその手法は、一つ以上の専用ハードウェア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の制御装置21及びその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリと一つ以上のハードウェア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されてもよい。制御装置21に含まれる各部の機能を実現する手法には、必ずしもソフトウェアが含まれている必要はなく、その全部の機能が、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現されてもよい。
(12)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。
(13)上述した制御装置21の他、当該制御装置21を構成要素とするシステム、当該制御装置21としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、HUD装置の制御方法等、種々の形態で本開示を実現することもできる。
3…車両、19…HUD装置、21…制御装置、23…メータ、37…ドライバ、47…交差点判断ユニット、49…右左折判断ユニット、51…物標検出ユニット、53…条件判断ユニット、55…コンテンツ表示ユニット、79…他の車両、81…交差点、99…交差点領域、103、105…走行経路、115…第1コンテンツ、119…第2コンテンツ

Claims (12)

  1. 車両(3)に搭載され、コンテンツ(115、119)を前方の風景に重畳表示するヘッドアップディスプレイ装置(19)を制御する制御装置(21)であって、
    前記車両の位置が交差点(81)を含む交差点領域(99)の中にあるか否かを判断するように構成された交差点判断ユニット(47)と、
    前記車両が右折又は左折する予定であるか否かを判断するように構成された右左折判断ユニット(49)と、
    物標(79)を検出するように構成された物標検出ユニット(51)と、
    以下の(a)〜(c)が充足されるか否かを判断するように構成された条件判断ユニット(53)と、
    前記(a)〜(c)が充足されると前記条件判断ユニットが判断することを必要条件として、前記ヘッドアップディスプレイ装置を用いて、前記物標の将来の走行経路に沿って配置された前記コンテンツ(115)を表示するコンテンツ表示ユニット(55)と、
    を備える制御装置。
    (a)前記車両の位置が前記交差点領域の中にあると前記交差点判断ユニットが判断したこと。
    (b)前記車両が右折又は左折する予定であると前記右左折判断ユニットが判断したこと。
    (c)前記車両が右折又は左折した場合の将来の走行経路(103)と、前記物標検出ユニットが検出した前記物標の将来の走行経路(105)とが交差すること。
  2. 請求項1に記載の制御装置であって、
    前記コンテンツ表示ユニットは、前記物標の走行方向に動く前記コンテンツを表示するように構成された制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の制御装置であって、
    障害物(111)を検出するように構成された障害物検出ユニット(57)と、
    前記車両のドライバ(37)から見て前記障害物により隠された領域(113)を算出するように構成された領域算出ユニット(59)と、
    をさらに備え、
    前記条件判断ユニットは、前記(a)〜(c)に加えて以下の(d)が充足されるか否かを判断するように構成され、
    前記コンテンツ表示ユニットは、前記(a)〜(d)が充足されると前記条件判断ユニットが判断することを必要条件として、前記コンテンツを表示する制御装置。
    (d)前記物標は、前記車両のドライバから見て前記障害物により隠された領域の中にあること。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御装置であって、
    前記コンテンツ表示ユニットは、前記物標の種類に応じて異なる形態の前記コンテンツを表示するように構成された制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の制御装置であって、
    前記(c)を充足する前記物標が複数存在する場合、前記コンテンツ表示ユニットは、それぞれの前記物標に対応する前記コンテンツを表示する制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の制御装置であって、
    前記車両が走行中の道路に関する信号機(107)の状態を取得するように構成された信号機状態取得ユニット(61)をさらに備え、
    前記条件判断ユニットは、前記(a)〜(c)に加えて以下の(e)が充足されるか否かを判断するように構成され、
    前記コンテンツ表示ユニットは、前記(a)〜(c)及び前記(e)が充足されると前記条件判断ユニットが判断することを必要条件として、前記コンテンツを表示する制御装置。
    (e)信号機状態取得ユニットが取得した前記信号機の状態は、赤、及び、右折のみ可のいずれでもないこと。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の制御装置であって、
    前記車両の前方を、前記車両と同じ方向に走行中の先行車(109)が存在するか否かを判断するように構成された先行車判断ユニット(63)をさらに備え、
    前記条件判断ユニットは、前記(a)〜(c)に加えて以下の(f)が充足されるか否かを判断するように構成され、
    前記コンテンツ表示ユニットは、前記(a)〜(c)及び前記(f)が充足されると前記条件判断ユニットが判断することを必要条件として、前記コンテンツを表示する制御装置。
    (f)前記先行車が存在しないと前記先行車判断ユニットが判断したこと。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の制御装置であって、
    前記交差点領域は、交差点の手前の停止線(101)により囲まれる領域である制御装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の制御装置であって、
    前記車両、前記車両が走行中の車線、及び前記コンテンツを表す画像を、前記車両に搭載された表示デバイス(23)に表示するように構成された表示デバイス制御ユニット(65)をさらに備える制御装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の制御装置であって、
    前記条件判断ユニットは、前記(a)〜(c)に加えて以下の(g)が充足されるか否かを判断するように構成され、
    前記コンテンツ表示ユニットは、前記(a)、前記(b)、及び前記(g)が充足されると前記条件判断ユニットが判断することを必要条件として、歩行者用のコンテンツを表示する制御装置。
    (g)前記物標検出ユニットが、前記車両が右折又は左折するときに通過する横断歩道に歩行者を検出したこと。
  11. 請求項10に記載の制御装置であって、
    前記コンテンツ表示ユニットは、前記物標の将来の走行経路に沿って配置された前記コンテンツと、前記歩行者用のコンテンツとの両方を表示する場合、前記物標の将来の走行経路に沿って配置された前記コンテンツと、前記歩行者用のコンテンツとを同時に表示する制御装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の制御装置であって、
    前記車両の前方を、前記車両と同じ方向に走行中の先行車(109)が存在するか否かを判断するように構成された先行車判断ユニット(63)をさらに備え、
    前記条件判断ユニットは、前記(a)〜(c)に加えて以下の(h)が充足されるか否かを判断するように構成され、
    前記(a)、前記(b)、及び前記(h)が充足されると前記条件判断ユニットが判断することを必要条件として、前記車両のドライバに報知を行う報知ユニット(121)をさらに備える制御装置。
    (h)前記車両が前記交差点領域に入ったときは前記先行車が存在し、その後、前記先行車が存在しなくなったと前記先行車判断ユニットが判断したこと。
JP2020099537A 2019-07-19 2020-06-08 制御装置 Pending JP2021018807A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2020/027665 WO2021015090A1 (ja) 2019-07-19 2020-07-16 制御装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019133833 2019-07-19
JP2019133833 2019-07-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021018807A true JP2021018807A (ja) 2021-02-15
JP2021018807A5 JP2021018807A5 (ja) 2021-05-06

Family

ID=74566029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020099537A Pending JP2021018807A (ja) 2019-07-19 2020-06-08 制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021018807A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004157735A (ja) * 2002-11-06 2004-06-03 Natl Inst For Land & Infrastructure Management Mlit 交通情報伝達装置
JP2004326579A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Fuji Heavy Ind Ltd 情報提供システムおよび情報提供方法
JP2006072830A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Aisin Aw Co Ltd 運転支援システム及び運転支援モジュール
WO2016181618A1 (ja) * 2015-05-11 2016-11-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 監視対象領域設定装置および監視対象領域設定方法
JP2018147111A (ja) * 2017-03-02 2018-09-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 運転支援方法およびそれを利用した運転支援装置、自動運転制御装置、車両、プログラム、運転支援システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004157735A (ja) * 2002-11-06 2004-06-03 Natl Inst For Land & Infrastructure Management Mlit 交通情報伝達装置
JP2004326579A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Fuji Heavy Ind Ltd 情報提供システムおよび情報提供方法
JP2006072830A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Aisin Aw Co Ltd 運転支援システム及び運転支援モジュール
WO2016181618A1 (ja) * 2015-05-11 2016-11-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 監視対象領域設定装置および監視対象領域設定方法
JP2018147111A (ja) * 2017-03-02 2018-09-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 運転支援方法およびそれを利用した運転支援装置、自動運転制御装置、車両、プログラム、運転支援システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11008016B2 (en) Display system, display method, and storage medium
JP6354776B2 (ja) 車両の制御装置
JP4807263B2 (ja) 車両用表示装置
US20220130296A1 (en) Display control device and display control program product
JP2019011017A (ja) 表示システム、情報提示システム、表示システムの制御方法、プログラム、及び移動体
JP6460019B2 (ja) 車両の制御装置
JP6443716B2 (ja) 画像表示装置、画像表示方法及び画像表示制御プログラム
JP2015210644A (ja) 車両用表示システム
JP2009009446A (ja) 車両用情報表示装置
JP2017166913A (ja) 表示制御装置及び表示制御方法
JP6748947B2 (ja) 画像表示装置、移動体、画像表示方法及びプログラム
JP2010146459A (ja) 運転支援装置
US11643008B2 (en) Display device and display method for display device
JP2019027996A (ja) 車両用表示方法及び車両用表示装置
JP4277678B2 (ja) 車両運転支援装置
WO2020189238A1 (ja) 車両用表示制御装置、車両用表示制御方法、車両用表示制御プログラム
JP6790522B2 (ja) 車両の制御装置
JP2020095044A (ja) 表示制御装置及び表示制御方法
WO2021015090A1 (ja) 制御装置
JP7301898B2 (ja) 車両用表示装置
JP2021018807A (ja) 制御装置
JP2021103369A (ja) 警報制御装置、警報制御方法、プログラム、記録媒体
JP2021037916A (ja) 表示制御装置及び表示制御プログラム
JP2020199839A (ja) 表示制御装置
JP2020118545A (ja) 表示制御装置及び表示制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210323

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220927

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230328