JP2021018346A - 光沢処理装置を有する画像形成システム - Google Patents
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Abstract
【課題】媒体に定着されたトナーを、加熱及び加圧することで再溶融させ、さらに、平滑なベルト面に密着した状態で冷却することで、トナー表面を平滑化する画像形成システムの提供。【解決手段】媒体を搬送する無端ベルトと、無端ベルトを加熱する加熱部と、加熱部に対して無端ベルトを押し付ける加圧部と、無端ベルトの少なくとも非直線部分において当該無端ベルトと接触する対流制御装置80であって、非直線部分が当該対流制御装置に部分的に巻き付く対流制御装置と、を備え、対流制御装置は、無端ベルトを冷却するための内部通風部分84を含む。【選択図】図2
Description
画像形成システムには、画像を光沢処理するものがある。このような画像形成システムでは、媒体に定着されたトナーを、加熱及び加圧することで再溶融させ、さらに、平滑なベルト面に密着した状態で冷却することで、トナー表面を平滑化する。
以下、図面を参照して、画像形成システムの一例について説明する。画像形成システムは、プリンタ等の画像形成装置であってもよく、画像形成装置等に用いられる光沢処理装置であってもよく、画像形成装置等とは別個に設けられる光沢処理装置であってもよい。なお、図面に基づいて説明するにあたり、同一の要素又は同一の機能を有す類似する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図1は、例示的な画像形成システムの概略構成を示す図である。図1に示す画像形成システム1は、例えば、マゼンタ、イエロー、シアン、ブラックの各色を用いてカラー画像を形成する装置である。画像形成システム1は、例えば、記録媒体である用紙Pを搬送する搬送装置10と、静電潜像を現像する現像装置20と、トナーを用紙Pに二次転写する転写装置30と、表面(周面)に静電潜像が形成される像担持体40と、トナーを用紙Pに定着させる定着装置50と、用紙Pを排出する排出装置60と、を備える。
搬送装置10は、例えば、画像が形成される記録媒体としての用紙Pを搬送経路R1上で搬送する。用紙Pは、例えば、カセットKに積層されて収容され、給紙ローラ11によりピックアップされて搬送される。搬送装置10は、例えば、用紙Pに転写されるトナーが転写ニップ部R2に到達するタイミングで、搬送経路R1を介して転写ニップ部R2に用紙Pを到達させる。
現像装置20は、例えば、色ごとに4個設けられる。各現像装置20は、例えば、トナーを像担持体40に担持させる現像剤担持体24を備える。現像装置20では、例えば、現像剤として、トナー及びキャリアを含む二成分現像剤を用いる。つまり、現像装置20では、トナーとキャリアを所望の混合比になるように調整し、トナー及びキャリアを混合撹拌してトナーを均一に分散させる。これにより、最適な帯電量が付与された現像剤が調整される。この現像剤は、現像剤担持体24に担持される。現像剤担持体24は、回転することにより現像剤を像担持体40と対向する領域まで搬送する。そして、現像剤担持体24に担持された現像剤のうちのトナーが像担持体40の周面上に形成された静電潜像に移動し、静電潜像が現像される。
転写装置30は、例えば、現像装置20で形成されたトナーを用紙Pに二次転写する転写ニップ部R2に搬送する。転写装置30は、例えば、像担持体40からトナーが一次転写される転写ベルト31と、転写ベルト31を懸架する懸架ローラ34,35,36,37と、像担持体40と共に転写ベルト31を挟持する一次転写ローラ32と、懸架ローラ37と共に転写ベルト31を挟持する二次転写ローラ33と、を備える。
転写ベルト31は、例えば、懸架ローラ34,35,36,37により循環移動する無端状のベルトである。懸架ローラ34,35,36,37は、それぞれの軸線周りに回転可能なローラである。懸架ローラ37は、例えば、軸線周りに回転駆動する駆動ローラである。懸架ローラ34,35,36は、例えば、懸架ローラ37の回転駆動により従動回転する従動ローラである。一次転写ローラ32は、例えば、転写ベルト31の内周側から像担持体40を押圧するように設けられる。二次転写ローラ33は、例えば、転写ベルト31を挟んで懸架ローラ37と平行に配置されて、転写ベルト31の外周側から懸架ローラ37を押圧するように設けられる。これにより、二次転写ローラ33は、転写ベルト31との間に転写ニップ部R2を形成する。
像担持体40は、静電潜像担持体、感光体ドラム等とも呼ばれる。像担持体40は、例えば、色ごとに4個設けられる。各像担持体40は、例えば、転写ベルト31の移動方向に沿って設けられる。像担持体40の周上には、例えば、現像装置20と、帯電ローラ41と、露光ユニット42と、クリーニング装置43と、が設けられる。
帯電ローラ41は、例えば、像担持体40の表面を所定の電位に均一に帯電させる帯電手段である。帯電ローラ41は、例えば、像担持体40の回転に追従して動く。露光ユニット42は、例えば、帯電ローラ41によって帯電した像担持体40の表面を、用紙Pに形成する画像に応じて露光する。これにより、像担持体40の表面のうち露光ユニット42により露光された部分の電位が変化し、静電潜像が形成される。4個の現像装置20は、例えば、それぞれの現像装置20に対向して設けられたトナータンクNから供給されたトナーによって像担持体40に形成された静電潜像を現像し、トナーを生成する。各トナータンクN内には、それぞれ、例えば、マゼンタ、イエロー、シアン及びブラックのトナーが充填される。クリーニング装置43は、例えば、像担持体40上に形成されたトナーが転写ベルト31に一次転写された後に像担持体40上に残存するトナーを回収する。
定着装置50は、例えば、加熱及び加圧する定着ニップ部R3に用紙Pを通過させることで、転写ベルト31から用紙Pに二次転写されたトナーを用紙Pに付着させ、定着させる。定着装置50は、例えば、用紙Pを加熱する加熱ローラ52と、加熱ローラ52を押圧して回転駆動する加圧ローラ54と、を備える。加熱ローラ52及び加圧ローラ54は、例えば、円筒状に形成されており、加熱ローラ52は内部にハロゲンランプ等の熱源を備える。加熱ローラ52と加圧ローラ54との間には接触領域である定着ニップ部R3が設けられ、定着ニップ部R3に用紙Pを通過させることにより、トナーを用紙Pに溶融定着させる。
排出装置60は、例えば、定着装置50によりトナーが定着された用紙Pを装置外部へ排出するための排出ローラ62,64を備える。
続いて、画像形成システム1による印刷工程の一例について説明する。画像形成システム1に被記録画像の画像信号が入力されると、画像形成システム1の制御部は、給紙ローラ11を回転させて、カセットKに積層された用紙Pをピックアップして搬送する。そして、帯電ローラ41により像担持体40の表面を所定の電位に均一に帯電させる(帯電工程)。その後、受信した画像信号に基づいて、露光ユニット42により像担持体40の表面にレーザ光を照射して静電潜像を形成する(露光工程)。
現像装置20では、静電潜像が現像されてトナーが形成される(現像工程)。こうして形成されたトナーは、像担持体40と転写ベルト31とが対向する領域において、像担持体40から転写ベルト31へ一次転写される(転写工程)。転写ベルト31には、4個の像担持体40上に形成されたトナーが順次積層されて、1つの積層トナーが形成される。そして、積層トナーは、懸架ローラ37と二次転写ローラ33とが対向する転写ニップ部R2において、搬送装置10から搬送された用紙Pに二次転写される。
積層トナーが二次転写された用紙Pは、定着装置50へ搬送される。そして、定着装置50は、用紙Pが定着ニップ部R3を通過する際に、用紙Pを加熱ローラ52と加圧ローラ54との間で加熱及び加圧することにより、積層トナーを用紙Pへ溶融定着させる(定着工程)。その後、用紙Pは、排出ローラ62,64によって画像形成システム1の外部へ排出される。
画像形成システム1は、さらに光沢処理装置70を備える。光沢処理装置70は、定着装置50によりトナーが定着された用紙Pを再度溶融することにより光沢処理を実施する。光沢処理装置70は、用紙Pの搬送経路(搬送方向)における定着装置50と排出装置60との間に配置されるが(図1参照)、排出装置60に装着されてもよく、画像形成装置(画像形成システム1の構成であって図1に示す光沢処理装置70以外の各構成)とは別個に設けられてもよい。画像形成システム1は、例えば、光沢印刷モードと通常印刷モードとを有する。光沢印刷モードは、定着装置50によりトナーが定着された用紙Pを光沢処理装置70に供給するモードである。通常印刷モードは、定着装置50によりトナーが定着された用紙Pを光沢処理装置70に供給せずに排出するモードである。光沢印刷モードと通常印刷モードとは、例えば、ユーザの設定により切り替えることができる。
図2及び図3は、例示的な光沢処理装置70の斜視図である。図3では、搬送ベルト72を省略している。図2及び図3に示すように、光沢処理装置70は、例えば、搬送ベルト72と、加熱ローラ74と、加圧ローラ76と、対流制御装置80と、空調装置90と、導入部材95と、を備えている。
搬送ベルト72は、用紙Pを搬送する無端ベルトである。搬送ベルト72は、その外周面上を用紙の搬送経路として、用紙を搬送する。搬送ベルト72の外周面は、用紙のトナーを平滑化するために平滑面となっている。搬送ベルト72の搬送速度は、例えば5〜200mm/sec程度とされてもよい。
搬送ベルト72は、2層以上の構造により形成されており、基材及び離形層からなる構造、又は、基材、弾性層、及び離形性からなる構造とされている。搬送ベルト72が第一及び第二の基材、並びに、離形層からなる構造である場合の材料等の一例は以下のとおりである。すなわち、第一の基材は、PI、PEEK、又はPAI等の樹脂基材を少なくとも一つ含む組成物により形成されており、その厚みが30〜150μm又は50〜100μm、熱伝導率が0.1〜2W/mk又は0.2〜1.6W/mkとされている。第二の基材は、SUS、Cu、又はNi等を少なくとも一つ含む合金により形成されており、その厚みが5〜70μm又は10〜50μm、熱伝導率が10〜600W/mk又は15〜400W/mkとされている。離形層は、PFA又はPTFE等のフッ素系樹脂により形成されており、その厚みが5〜100μm又は10〜50μm、表面粗さ(Ra)が0.3μm以下又は0.1μm以下とされている。
加熱ローラ74は、搬送ベルト72を加熱する加熱部材である。加熱ローラ74は、用紙Pに定着されたトナーTNを、例えばハロゲンランプ74aのような加熱部材により加熱して再溶融するための加熱要素である(図4参照)。詳細には、用紙Pに定着されたトナーTNは、加熱ローラ74によって加熱された搬送ベルト72によって加熱される。加熱ローラ74は、図4に示すように、対流制御装置80と共に搬送ベルト72の搬送経路を画定するため、搬送ベルト72を懸架するように配置される。加熱ローラ74は、例えば画像形成システム1におけるフレームに固定されている。加熱ローラ74と加圧ローラ76との間には、用紙を加熱及び加圧するためのニップ部R4が形成されている。ニップ部R4においては、搬送ベルト72が加熱ローラ74及び加圧ローラ76の両方に接触している。加熱ローラ74は、駆動ローラである。なお、加熱ローラ74は従動ローラであってもよい。
加熱ローラ74は、例えばアルミニウム又は鉄等の金属材料により形成されており、その外径φは例えば20〜60mm程度とされている。また、加熱ローラ74は、金属材料からなる基材と、離形層とを含む2層以上の構造とされていてもよい。
加圧ローラ76は、加熱ローラ74に対して搬送ベルト72を押し付け、搬送ベルト72によって搬送されてニップ部R4を通過する用紙Pに圧力を加える加圧部材である。加圧ローラ76は、用紙Pに圧力を加えるために、搬送ベルト72に隣接して配置される。つまり、加圧ローラ76は、搬送ベルト72に対して加熱ローラ74とは反対側に配置されて、図示しない押圧機構により搬送ベルト72を介して加熱ローラ74に押圧される。押圧機構は、例えば、加圧ローラ76を加熱ローラ74に向かって付勢する付勢機構、加圧ローラ76が加熱ローラ74に押圧された状態を維持するように加圧ローラ75を支持する支持機構である。加圧ローラ76は、従動ローラである。なお、加圧ローラ76は、駆動ローラであってもよい。
加圧ローラ76は、例えば基材、弾性層、及び離形層からなる3層構造とされている。加圧ローラ76の内部には、例えばハロゲンランプ76aのような加熱部材が設けられていてもよい。加圧ローラ76の基材76cは、例えばアルミニウム又は鉄等の金属材料により形成されている。加圧ローラ76の弾性層76bは、例えばシリコーンゴム等により形成されており、その厚みが0.1〜20mm、材料硬度が5〜60(JIS−A)とされている。加圧ローラ76の離形層は、例えばPFA又はPTFE等のフッ素系樹脂により形成されており、その厚みは5〜100μm又は10〜50μmとされている。加圧ローラ76は、全体としての製品硬度が、例えば40〜80(AskerC)とされている。このように、加熱ローラ74及び加圧ローラ76を比較すると、加熱ローラ74が加圧ローラ76よりも硬度が高い材質(具体的には金属材料)で形成されている。このため、ニップ部R4においては、加圧ローラ76が加熱ローラ74に押圧されて潰れた(凹んだ)形状となっている。
対流制御装置80は、加熱ローラ74により再溶融されたトナーTNを冷却固化して、トナー表面を平滑化するための装置である。対流制御装置80は、搬送経路における加熱ローラ74の下流側に配置され、懸架ローラとしても機能する。即ち、搬送ベルト72は加熱ローラ74と対流制御装置80とによって弛まないように懸架されている。懸架されるローラまたは部材は1軸目を加熱ローラ74とし2軸目を対流制御装置80とする。3軸目以上を懸架する場合は搬送経路における対流制御装置80の下流側に配置され、加熱ローラ74の上流側に配置される。対流制御装置80は、例えば搬送ベルト72の内周側に、搬送ベルト72を懸架するように、配置される。対流制御装置80は、冷却エアーを流すことが可能な内部通風部分84をその内部に有しており、内部通風部分84を流れる冷却エアーを用いて搬送ベルト72を冷却する。対流制御装置80による冷却方法については後述する。トナーTNは、対流制御装置80によって冷却された搬送ベルト72によって冷却される。
空調装置90は、導入部材95を介して対流制御装置80内に冷却エアーを送るための装置である。空調装置90は、例えば、冷却用の軸流仕様のエアーファンである。空調装置90は、ブロアファンであってもよい。導入部材95は、対流制御装置80に向かって内径が狭まるテーパ状の内孔を有する部材であり、対流制御装置80の内部通風部分84及び空調装置90と気密に接続されている。空調装置90からの冷却エアーは、導入部材95を介して対流制御装置80の内部通風部分84内に流れこみ、対流制御装置80の長手方向全体にエアフローが行き渡ると共に、対流制御装置80に設けられたスリット86から搬送ベルト72の内周面72c(図4参照)に向けて冷却エアーが放出される。これにより、搬送ベルト72が冷却される。
次に、図4〜図6を参照して、対流制御装置80を含む対流制御機構の詳細について説明する。図4は、例示的な光沢処理装置の一部を模式的に示す断面図である。図5は、例示的な光沢処理装置の対流制御機構の斜視図である。図6は、図5に示す対流制御機構を別の角度から視た斜視図である。図4〜図6に示すように、対流制御装置80は、平坦部分81と、曲面部分82と、一対のベルトローラ83と、内部通風部分84と、誘導壁85と、スリット86と、を備えている。
平坦部分81は、ニップ部R4と用紙Pが搬送ベルト72から剥離される剥離点R5との間を延びる搬送ベルト72の直線部分72aに、剥離点R5に近い領域で接触する部分である。平坦部分81は、その外表面が平坦形状である。平坦部分81は、冷却エアーが流される内部通風部分84の外壁の一部を構成し、内部通風部分84に冷却エアーが流される。平坦部分81は、搬送方向に沿った所定の長さを有しており、また搬送ベルト72の回転軸方向の長さより長くなるように構成されている。
曲面部分82は、剥離点R5から加熱ローラ74に戻る搬送ベルト72の曲面部分である非直線部分72bと接触する部分である。曲面部分82は、その外表面が曲面状である。搬送ベルト72の非直線部分72bが曲面部分82に巻き付くことにより、加熱ローラ74への懸架と共に搬送ベルト72に適切な張力が付与される。つまり、曲面部分82と接線で接続される平坦部分81とにより、対流制御装置80は一方の懸架ローラとして機能する。曲面部分82は、半円形の断面を有しているが、外表面が曲面形状であることにより、搬送ベルト72から用紙Pを分離して用紙Pをスムーズに搬送させることができ、また搬送ベルト72に対する裂けなどの損傷を低減できる。
曲面部分82の内部通風部分84内であって、搬送ベルト72と用紙Pとが分離する近傍に、冷却部材82aを設けてもよい。これにより、再溶融されたトナーTNと搬送ベルト72とは、両者が接着された状態から、冷却部材82aによる急冷に伴う接着界面の収縮差により、効率よく分離することができる。冷却部材82aは、例えばペルチェ素子またヒートパイプであってもよい。
平坦部分81及び曲面部分82は、例えばアルミニウム又は鉄等の金属材料により形成されている。平坦部分81及び曲面部分82の表面は、PFA又はPTFE等のフッ素系樹脂により形成されていてもよい。平坦部分81及び曲面部分82は、熱伝導率が0.5W/mk以上又は1.0W/mk以上の樹脂などから形成されていてもよく、炭素繊維やセラミックで形成されていてもよい。
一対のベルトローラ83は、曲面部分82の長手方向の両端に回転可能に設けられたローラであり、搬送ベルト72の搬送を補助する。ベルトローラ83は、金属部材の上にフッ素系樹脂をコーティングしたものを用いてもよいし、PFA等のフッ素系樹脂により構成されたものを用いてもよい。
内部通風部分84は、平坦部分81及び曲面部分82により対流制御装置80の内部に設けられる空隙であり、対流制御装置80の長手方向に延びる内部部分である。内部通風部分84には、導入部材95を介して対流制御装置80に気密に接続される空調装置90からの冷却エアーが長手方向に沿って流れるように構成されている。内部通風部分84には、空調装置90からの冷却エアーが長手方向に沿って流れるように誘導する誘導壁85を設けてもよい。誘導壁85は、対流制御装置80の長手方向に沿って延びており、空調装置90から導入された冷却エアーがスリット86のうち手前の部分(空調装置90に隣接する領域)で無風状態になることを防止する。これにより搬送ベルト72やその上の用紙Pの幅方向(長手方向)における冷却を均一なものにできる。誘導壁85は長手方向に沿って延びる板状の部材であってもよいし、その途中にエアーを通す孔が設けられた部材であってもよい。なお、図5及び図6では、対流制御装置80の空調装置90が接続されていない端部が開口されているが、当該開口は閉じられるようにしてもよいし、または別の空調装置を設けて、両端から内部通風部分84内に冷却エアーを導入してもよい。この構成によれば、冷却効率を上げることが可能となる。
スリット86は、対流制御装置80の平坦部分81よりも加熱ローラ74に近接した位置、より具体的には角部に設けられ、長手方向に沿って延びる孔である。内部通風部分84に導入された冷却エアーは、このスリット86から対流制御装置80の外部に放出され、図4の矢印Aで示すように、搬送ベルト72に内周面72cに向けられて、搬送ベルト72を冷却する。スリット86は、搬送ベルト72の内周面72cにエアーが向かうように形成されており、スリット86からの放出される冷却エアーにより搬送ベルト72及びその上の用紙Pが急冷される。
このような構成の対流制御装置80と加熱ローラ74との間には、図4に示すように、更にリフレクター100が設けられてもよい。リフレクター100は、対流制御装置80から搬送ベルト72に向けられた冷却エアーが加熱ローラ74に向かうことを防止する防風壁として機能する板状部材である。リフレクター100は、第1表面100a及び反対の第2表面100bを有して長手方向に沿って延びる板状の部材であり、長手方向においてスリット86と略同じ長さを有することができる。リフレクター100は、第1表面100aが対流制御装置80に対面し、第2表面100bが加熱ローラ74に対面するように、配置される。リフレクター100は、対流制御装置80や加熱ローラ74と対面する主部101と、主部101から加熱ローラ74に向かって折り曲げられた形状の傾斜部102とを有する。傾斜部102と搬送ベルト72との間が加熱ローラ74(ニップ部R4)に向かって狭くなるように構成されており、対流制御装置80のスリット86から放出された冷却エアーがより多く搬送ベルト72に吹き付けられるように構成してもよい。
ここで、上述した構成の光沢処理装置70での光沢処理及び対流制御装置80を含む対流制御機構による冷却方法について説明する。まず光沢印刷モードが選択され、用紙Pの光沢処理を行う場合、図4に示すように、用紙Pがニップ部R4に供給され、加熱ローラ74等により加熱されて、その表面上のトナーTNが再溶融される。そして、ニップ部R4を通過した用紙Pは、搬送ベルト72の直線部分72aにより下流側に搬送される。この際、空調装置90から導入された冷却エアーが対流制御装置80内の内部通風部分84に供給され、誘導壁85に沿って長手方向に向かう。一方、内部通風部分84に供給された冷却エアーは、長手方向の全体において誘導壁85の隙間からスリット86に向かい、スリット86から対流制御装置80の外部に放出され、搬送ベルト72の内周面72cを順次、冷却する。これにより、加熱ローラ74で加熱された搬送ベルト72とその上の用紙Pが急冷される。一例としては、この急冷により、搬送ベルト72の表面温度が平坦部分81に到達する前で55℃以下まで冷却される。なお、スリット86に近接する領域にはリフレクター100が設けられており、スリット86から放出された冷却エアーが加熱ローラ74を冷却して、その加熱温度を不均一にしてしまうことは防止されている。
このように光沢処理装置70では、対流制御装置80が搬送ベルト72の非直線部分72bにおいて接触し、非直線部分72bが対流制御装置80に部分的に巻き付く対流制御装置80を備えており、対流制御装置80が搬送ベルト72を懸架するローラとして機能する。しかもこの対流制御装置80が、搬送ベルトを冷却するための内部通風部分を含むようにもなっている。対流制御装置80で搬送ベルト72の一方を懸架することにより、個別の懸架ローラが不要になり、光沢処理装置70を小型化することができる。また、光沢処理装置70の全体を小型化できると、搬送ベルト72をより小径のベルトから構成することができるので、製造コストを低減することができる。例えば、本実施形態によれば、これに限定されるものではないが、搬送ベルト72を内径70mm以下のベルトから構成することが可能となる。更に、光沢処理装置70を小型化できるので、これに限定されるものではないが、家庭用の小型プリンタに光沢処理機能を搭載することができ、写真等の高画質の印刷物を家庭において生成することも可能となる。
光沢処理装置70は、対流制御装置80の内部通風部分84を通るエアフローである冷却エアーを生成する空調装置90を備えており、対流制御装置80の長手方向が搬送ベルト72の搬送方向に対して直交して延びている。そして、この冷却エアーは、対流制御装置80を通って搬送ベルト72の内周面72cに向けられるようになっている。この構成によれば、搬送ベルト72及び搬送ベルト72によって搬送される用紙Pの冷却を直接的に行うことができる。また、対流制御装置80は、長手方向に沿って延びるスリット86を有し、スリット86を介して冷却エアーを搬送ベルト72の内周面72cに向けている。このような長手方向に延びるスリット86を介して冷却エアーを供給しているため、搬送ベルト72及び搬送ベルト72によって冷却される用紙Pは、長手方向において均一に冷却され、均一な光沢処理が施された用紙Pを得ることができる。なお、スリット86は簡易な構成であるため、対流制御装置80を形成することが容易である。
光沢処理装置70では、対流制御装置80は、冷却エアーを長手方向に沿って誘導する誘導壁85を内部通風部分84に有している。この構成により、対流制御装置80の長手方向で部分的な無風状態を生じさせてしまうことを防止でき、スリット86から外部に供給される冷却エアーの量を長手方向において均等なものとすることができる。
光沢処理装置70は、対流制御装置80と加熱ローラ74との間に設けられるリフレクター100を更に備えている。リフレクター100は対流制御装置80から搬送ベルト72に向けられる冷却エアーが加熱ローラ74に向かうことを防止する。この構成により、対流制御装置80からの冷却エアーで加熱ローラ74の熱を下げてしまうといったことが抑制され、加熱ローラ74の熱をより均一なものとすることができる。また、余分な加熱処理を減らすことができるため、使用電力を低減できる。
光沢処理装置70では、搬送ベルト72の内周面72cが対流制御装置80の外周面に接触し、伝導により搬送ベルト72から対流制御装置80に熱を移動させ、且つ、対流により対流制御装置80の内部通風部分84から熱を無くすように移動させている。この構成により、搬送ベルト72によって搬送される用紙Pをより確実に搬送ベルト72から分離させることができる。一例としては、対流制御装置80のスリット86からの冷却エアーにより搬送ベルト72及び用紙Pを急冷し、その後、搬送ベルト72及び用紙Pを所定の温度(例えばトナーTNが他に付着しない温度等)まで更に冷却するといった処理が可能となる。
光沢処理装置70では、対流制御装置80は、搬送ベルト72の搬送方向への動きに従って回転する一対のベルトローラ83を備えている。回転可能なベルトローラ83により、搬送ベルト72の搬送を補助し、搬送ベルト72に不要な張力が係らないようにすることができる。搬送ベルト72に不要な張力が係らないことにより、搬送ベルト72が裂けてしまうといったことが抑制される。
光沢処理装置70は、空調装置90と対流制御装置80との間に設けられ、空調装置90から対流制御装置80に向かって径が狭まるテーパ状の内孔がその中に設けられている導入部材95を備えている。内部がテーパ形状の導入部材95により、冷却エアーをより強い風量で対流制御装置80の内部通風部分84に導入することが可能となり、これにより搬送ベルト72及び用紙Pの冷却をより効率的に行うことができる。また、冷却速度を高めることにより、搬送ベルト72による用紙Pの搬送速度を高めることが可能となり、光沢処理速度を上げることができる。
以上、本明細書に記載の全ての側面、利点及び特徴が、必ずしも、いずれか一つの特定の例及び実施形態によって達成される又は含まれるわけではないことは理解されたい。実際、本明細書において様々な例を示したが、これらの例の配置及び詳細を修正することができることは明らかである。ここに請求される保護主題の精神及び範囲に包含される全ての修正及び変形を請求する。
例えば、図7は、変形例に係る光沢処理装置170の斜視図である。図7では、説明を容易にするため、搬送ベルト72は省略している。図7に示されるように、光沢処理装置170は、スリット86に代えて曲面部分182に多数の孔186を設けた対流制御装置180を備えている。その他の構成は、上述した実施形態と同様である。多数の孔186は、対流制御装置180の長手方向に沿って設けられている。光沢処理装置170では、内部通風部分84に導入された冷却エアーを多数の孔186から外部に放出し、これにより、搬送ベルト72及び搬送ベルト72によって搬送される用紙Pを冷却する。この変形例の構成では、周方向に沿って多数の孔186を設けることができるため、冷却エアーを放出できる領域をより広くとることが可能となり、搬送ベルト72の冷却を促進することができる。なお、この変形例において、スリット86を更に設けてもよい。
図8は、別の変形例に係る光沢処理装置270の斜視図である。図8では、説明を容易にするため、搬送ベルト72は省略している。図8に示されるように、光沢処理装置270では、スリット86等の構成は上記の実施形態と同様であるが、一対のベルトローラ83ではなく、曲面部分282全体が回転可能なローラになっている。この回転可能なローラは加熱ローラ74等の軸に平行な軸に沿って回転する。この構成により、搬送ベルト72の搬送をよりスムーズに行うことが可能となる。搬送がスムーズなことにより、搬送ベルト72に亀裂等が更に発生しにくくなる。なお、この変形例では、ローラ機能を有する曲面部分282の上に平坦部分81が覆い被さるように平坦部分81が配置され、また曲面部分282と平坦部分81との間から冷却エアーが漏れない構成を採用することができる。
Claims (15)
- 媒体を搬送する無端ベルトと、
前記無端ベルトを加熱する加熱部と、
前記加熱部に対して前記無端ベルトを押し付ける加圧部と、
前記無端ベルトの少なくとも非直線部分において当該無端ベルトと接触する対流制御装置であって、前記非直線部分が当該対流制御装置に部分的に巻き付く、対流制御装置と、を備え、
前記対流制御装置は、前記無端ベルトを冷却するための内部通風部分を含む、
画像形成システム。 - 前記無端ベルトの前記非直線部分は、前記媒体が剥離される剥離点を含み、
前記加圧部は、ニップ部において前記加熱部に対して前記無端ベルトを押しつけ、
前記ニップ部と前記剥離点との間に形成される前記無端ベルトの直線部分は、前記対流制御装置において前記無端ベルトの前記非直線部分に連なっている、
請求項1に記載の画像形成システム。 - 前記対流制御装置は、前記無端ベルトの前記直線部分に接する平坦部分を有する、
請求項2に記載の画像形成システム。 - 前記対流制御装置は、前記無端ベルトの前記非直線部分に接する曲面部分を有する、
請求項1に記載の画像形成システム。 - 前記対流制御装置の前記内部通風部分を通るエアフローを生成する空調装置を更に備え、前記対流制御装置の長手方向が前記無端ベルトの搬送方向に対して直交して延びる、
請求項1に記載の画像形成システム。 - 前記エアフローが前記長手方向に沿って前記内部通風部分を通る、
請求項5に記載の画像形成システム。 - 前記エアフローは、前記対流制御装置を通って前記無端ベルトの内周面に向けられる、請求項5に記載の画像形成システム。
- 前記対流制御装置は、前記長手方向に沿って延びるスリットを有し、前記スリットを介して前記エアフローを前記無端ベルトの前記内周面に向ける、
請求項7に記載の画像形成システム。 - 前記対流制御装置は、前記長手方向に沿って配置される複数の孔を有し、前記複数の孔を介して前記エアフローを前記無端ベルトの前記内周面に向ける、
請求項7に記載の画像形成システム。 - 前記対流制御装置は、前記エアフローを前記長手方向に沿って誘導する誘導壁を前記内部通風部分に有している、
請求項7に記載の画像形成システム。 - 前記対流制御装置と前記加熱部との間に設けられる防風壁を更に備え、前記防風壁は前記対流制御装置から前記無端ベルトに向けられる前記エアフローが前記加熱部に向かうことを防止する、
請求項7に記載の画像形成システム。 - 前記防風壁は、第1表面及び反対の第2表面を有して前記長手方向に沿って延びる板状部材であり、前記第1表面が前記対流制御装置に対面し、前記第2表面が前記加熱部に対面する、
請求項11に記載の画像形成システム。 - 前記対流制御装置の前記平坦部分は、その長手方向における長さが前記無端ベルトの幅よりも長くなるように構成されている、
請求項3に記載の画像形成システム。 - 前記対流制御装置は、前記無端ベルトの搬送方向への動きと共に回転する、少なくとも1つのベルトローラを更に備える、
請求項1に記載の画像形成システム。 - 媒体を搬送する無端ベルトと、
前記無端ベルトを加熱する加熱部と、
前記加熱部に対して前記無端ベルトを押し付ける加圧部と、
前記無端ベルトの非直線部分及び直線部分において当該無端ベルトと接触する対流制御装置と、を備え、
前記対流制御装置は、前記搬送する方向に交差する長手方向に延びる空隙をその内部に画定する、
画像形成システム。
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