JP2021013465A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価で、且つ装置の小型化を可能とする加熱調理器を実現すること。【解決手段】本発明の加熱調理器は、撹拌装置を2回転数ずつ正回転と逆回転とを繰り返すように回転制御するために、内鍋内を回転して内容物を撹拌する撹拌装置の回転制御するための、駆動モータの駆動軸に接続されたロック当て部材(51)と、回転可能に軸支され、ロック当て部材(51)に当接して2回転した後、回転停止するロック部材(61)とを備えている。【選択図】図8

Description

本発明は、食品を撹拌しながら加熱調理する加熱調理器に関する。
従来、特許文献1に示すように、内鍋の内部に収容した食材を例えばヒータにて加熱して調理する加熱調理器が多用されている。この種の加熱調理器は、調理器本体と蓋体とを備え、調理器本体が内鍋を有し、蓋体が内蓋および外蓋を有している。内鍋は、調理器本体に対して蓋体を閉じることにより、内蓋によって蓋をされる。
特許文献1に記載の加熱調理器は、内鍋の内部の食材を撹拌しながら加熱することができる加熱調理器である。撹拌に用いられる撹拌装置は、例えば蓋体の内蓋の表面側(蓋を閉じたときに内鍋に対向する面)に設けられ、回転体および2本の撹拌アームを有し、2本の撹拌アームが回転体から下方へ延びた状態となり、撹拌装置自体を回転させることによって、当該2本の撹拌アームが回転して内鍋の内部の食材を撹拌するようになっている。
特開2013−223705号公報
ところで、内鍋の食材を効果的に撹拌するには、撹拌装置の回転方向を適宜変更することが好ましい。例えば正方向に所定回数回転した後、逆方向に所定回数回転し、再び、正方向に所定回数回転するということを繰り返し行うことで、食材を効果的に撹拌することが可能となる。
通常、撹拌装置の回転方向を上記のように正逆切替えるには、当該撹拌装置を回転させる駆動モータとしてDCモータを用いて、DCモータの回転をプログラムにより制御する方法が考えられる。
しかしながら、DCモータは高価であり、また、DCモータからの駆動力を伝えて撹拌装置の回転方向を切替えるにはギヤを用いた複雑な機構が必要となり、撹拌装置を駆動するための機構全体が大型化し、加熱調理器の大型化を招来するという問題がある。
本発明の一態様は、安価なモータを使用し、且つ、撹拌装置の回転方向を切替えるための機構を簡素なものとすることで、安価で、且つ装置の小型化を可能とする加熱調理器を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る加熱調理器は、内鍋と、前記内鍋に蓋をする蓋体と、前記蓋体に設けられ、当該蓋体が前記内鍋に蓋をしたときに、当該内鍋内を回転して内容物を撹拌する回転体と、前記回転体を同じ回転数ずつ正回転と逆回転とを繰り返すように回転制御する回転制御部と、を備えていることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、安価で、且つ装置の小型化を可能とする加熱調理器を実現することができる。
本発明の実施形態1に係る加熱調理器の斜視図である。 図1に示す加熱調理器が備える撹拌ユニットの斜視図である。 図2に示す撹拌ユニットの別の角度から見たときの斜視図である。 図1に示す加熱調理器において蓋が閉じた状態を真上から見た平面図である。 図4に示す加熱調理器のAA線矢視断面図である。 図1に示す加熱調理器において蓋が開いた状態を真上から見た平面図である。 図6に示す加熱調理器のBB線矢視断面図である。 図1に示す加熱調理器における撹拌装置の回転制御を説明するための図である。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。なお、本実施形態では、本発明の自動調理器の例として加熱調理器について説明する。図1は、本実施形態の加熱調理器を示す斜視図である。
(加熱調理器101の構造)
図1に示すように、加熱調理器101は、調理器本体部(筐体)11と蓋体12とを備えている。調理器本体部11と蓋体12とは後部の回転支持部13によって連結されている。したがって、蓋体12は回転支持部13を中心として回転し、調理器本体部11に対して開閉自在となっている。
調理器本体部11は内鍋(食材収容部)14を有し、内鍋14は、調理器本体部11の内部の凹部に出し入れ自在に収納されている。
蓋体12は、外蓋15と内蓋16とを有する。外蓋15は、蓋体12の筐体部となっており、主として樹脂にて形成されている。内蓋16は、例えばアルミニウムやステンレス等の金属材料により円板状に形成され、蓋体12を閉じたときに、内鍋14の蓋となり、内鍋14の上面を塞ぐようになっている。内蓋16は、外蓋15の内面に設けられ、例えば外周部分を外蓋15に嵌合させることにより、外蓋15に対して着脱自在となっている。内蓋16の表面(内鍋14を内蓋16で蓋をしたときに当該内鍋14に対向する面)16aには、内鍋14に収容された食材を撹拌するための1本の撹拌アーム22を有する撹拌装置(回転体)21が設けられている。撹拌装置21の詳細について以下に説明する。
(撹拌装置21の構成)
図2は、撹拌装置21の表面21aから見た斜視図、図3は、撹拌装置21の裏面21bから見た斜視図である。
撹拌装置21は、図3に示すように、裏面21bに後述する駆動モータ31の駆動軸(回転駆動軸)32が接続される接続部24が設けられている。接続部24は、撹拌装置21の裏面21bの一端部に設けられており、先端部に切り欠き24aが形成され、駆動軸32の突起と係合するようになっている。これにより、駆動モータ31の駆動力が駆動軸32を伝わり、当該駆動軸32に係合状態で接続している接続部24に伝わり、当該接続部24を中心に撹拌装置21自体が回転する。
また、撹拌装置21が備える撹拌アーム22は、一端部が接続部24の形成位置から離れた側面21cで軸支され、回動自在となっている。なお、撹拌アーム22は、自重により回動するようになっている。つまり、撹拌アーム22は、図2に示すように、撹拌装置21の表面21aが上を向いている間は回動せず、図3に示すように、撹拌装置21の裏面21bが上を向いている間は下側に回動する。このように、撹拌アーム22が自重により回動する構成となっているため、撹拌装置21内には、撹拌アーム22を駆動するためのモータやモータの駆動力を伝達するためのギヤ等は設けられていない。
従って、撹拌装置21の軽量化、且つ小型化を実現することができるため、撹拌装置21を備えた加熱調理器101の小型化を図ることができる。
(撹拌アーム22の動作)
図4は、加熱調理器101の蓋体12を閉めた状態を示す平面図であり、図5は、図4に示す加熱調理器101のAA線矢視断面図である。図6は、加熱調理器101の蓋体12を開いた状態を示す平面図であり、図7は、図6に示す加熱調理器101のBB線矢視断面図である。
撹拌アーム22は、自重によって、図6および図7に示すように、蓋体12が開いている場合には、内蓋16の表面16a側に回動し、また、図4および図5に示すように、蓋体12が閉じている場合には、内鍋14側に回動する。但し、撹拌アーム22は、内鍋14側の回動は規制されている。ここでは、撹拌アーム22は、内鍋14の中心X線上に位置するまで回動すると、その先に回動しないように規制されている。規制手段としては、支持軸23に突起(図示せず)を設けて、撹拌アーム22が所定の位置まで回動したときに、当該支持軸23の突起が撹拌装置21内に設けられた係合部(図示せず)に係合することで、当該撹拌アーム22の回転を規制する。すなわち、撹拌アーム22は、蓋体12の内蓋16の表面16aに沿った第1位置から、当該第1位置とは異なる第2位置まで回動するように、回動範囲が設定されている。撹拌アーム22の第1位置から、当該第1位置とは異なる第2位置までの回動範囲とは、図5に示すように、矢印で示した範囲となる。すなわち、撹拌アーム22の長手方向が、内蓋16の表面16aに対して平行になる位置(第1位置)から内鍋14の底面14aに対してほぼ垂直な位置(第2位置)になるまでの範囲が当該撹拌アーム22の回動範囲となる。
従って、撹拌装置21の撹拌アーム22は、自重によって、蓋体12が内鍋14に蓋をしたときに当該内鍋14の内容物を撹拌可能な状態となり、蓋体12が内鍋14を開放したときに当該内鍋14から完全に離脱した状態となる。これにより、撹拌アーム22は、撹拌時には確実に内鍋14内の内容物を撹拌し、内鍋14の開放時には、当該内鍋14から内容物を取り出す際の邪魔にならないようにできる。
(撹拌装置21の回転)
撹拌装置21は、図5に示すように、蓋体12が閉じた状態のとき、接続部24に接続された駆動軸32の中心を通る線Yを回転中心として回転する。撹拌装置21は、内鍋14内の撹拌位置にある撹拌アーム22が内蓋16側に回動しない方向に回転するようになっている。これにより、撹拌アーム22によって内鍋14内の食材を撹拌することができる。
また、撹拌装置21による内鍋14内の撹拌後の、当該撹拌装置21の回転停止位置は、蓋体12を開けたときに、図1に示すように、内蓋16の表面16aに撹拌アーム22が自重により回動できる位置に設定されている。具体的には、加熱調理器101は、蓋体12が内鍋14を開放する際に、撹拌アーム22が撹拌装置21の回転面(表面21a)側に回動するように、当該撹拌装置21を所定の位置で停止させる停止部材を有している。つまり、撹拌装置21は、予め設定された位置で停止するように停止部材によって駆動制御されている。このように、撹拌装置21を所定の位置で停止させるには、例えばステッピングモータ等の回転角を特定できるモータで撹拌装置21を回転させることで実現できる。ここでは、撹拌装置21に設けられた接続部24の予め設定された位置に形成された切り欠き24aに、挿入された駆動軸32に形成された突起部(図示せず)が係合することで、常に撹拌装置21の取付け位置を同じに位置にすることが可能となる。また、他の方法としては、撹拌装置21の接続部24の断面形状をD型にして、駆動モータ31の軸32の断面形状をD型にすることで、当該撹拌装置21を内蓋16に装着する際に常に同じ位置に装着できるようにすることでも実現できる。
なお、撹拌アーム22の長さは、撹拌装置21が所定の位置に停止した状態で、蓋体12を開放させて、撹拌アーム22を回動させた場合に、当該撹拌アーム22が内鍋14に接触しない長さに設定されている。
また、内鍋14内の食材を効果的に撹拌するため、撹拌装置21は、一方の方向(正方向)に所定回数回転した後、他方の方向(逆方向)に所定回数回転する。つまり、撹拌装置21は、同じ回転数ずつ正回転と逆回転とを繰り返すように回転するように回転制御されている。このように、撹拌装置21は、調理を行っている間、正逆方向の回転を切替えながら行うことで、内鍋14内の食材を効果的に撹拌するようになっている。所定回転数は1回転でもよし、正方向の回転数と、逆方向の回転数とを異ならせてもよい。
本実施形態では、回転制御プログラムを用いたDCモータによる撹拌装置21の正逆回転を制御する方法ではなく、安価なAC同期モータを使用して撹拌装置21の正逆回転を制御する。AC同期モータは、電源を入れた瞬間に回転方向が決まり、回転を止めると、ロック解除され、逆回転する使用となっている。具体的な撹拌装置21の回転制御部について以下に説明する。
(撹拌装置21の回転制御部)
図8は、図1に示す加熱調理器101における撹拌装置21の回転制御を説明するための図である。
撹拌装置21の回転制御部は、図8に示すように、ロック当て部材51、ロック部材61、第1係止部材62a、第2係止部材62bを含んでいる。
ロック当て部材51は、駆動モータ31の駆動軸32に接続され、駆動軸32に連動して回転する。ロック当て部材51の外縁部には、後述するロック部材61の第1ロック部61a、第2ロック部61bに当接するロック当て部51aが形成されている。
ロック部材61は、回転可能に軸支されている。ロック部材61には、外周部に、ロック当て部材51のロック当て部51aに当接する第1ロック部61aと第2ロック部61bが形成されている。
第1ロック部61aと第2ロック部61bとは、ロック部材61の回転軸の軸方向に直交する方向に突出し、ロック部材61が回転することで、第1係止部材62a、第2係止部材62bに当接するようになっている。ここで、第1ロック部61aと第2ロック部61bとがなす角度はほぼ90°となっている。これにより、ロック当て部材51が2回転した後、回転がロックされる。
すなわち、図8の符号81に示すように、ロック部材61の第1ロック部61aがロック当て部材51のロック当て部51aに当接し、ロック部材61の第2ロック部61bが第1係止部材62aに当接し、ロック当て部材51の時計回り(図示の矢印方向(反時計回り)と反対方向)の回転が規制された状態となれば、AC同期モータのロックが解除され、ロック当て部材51は、図示の矢印方向(反時計回り)に回転を開始する。
その後、ロック当て部材51が反時計回りにほぼ1回転すると、図8の符号82に示すように、ロック当て部材51のロック当て部51aが再びロック部材61の第1ロック部61aに当接する。今回、図8の符号81で示した状態とは反対側で、ロック当て部材51のロック当て部51aは第1ロック部61aに当接する。
更に、ロック当て部材51が回転をすると、図8の符号83〜84に示すように、ロック当て部51aに当接していた第1ロック部61aが押され、ロック部材61が時計回りに回転する。
ロック当て部材51がほぼ1回転(2回転目)すると、図8の符号85に示すように、ロック当て部51aがロック部材61の第2ロック部61bに当接する。さらに、ロック当て部材51が回転すると、第2ロック部61bも時計回りに回転し、図8の符号86に示すように、第2ロック部61bと連動して時計回りに回転した第1ロック部61aが第2係止部材62bに当接する。これにより、ロック当て部材51の反時計回りの回転が規制され、AC同期モータが逆回転を開始し、ロック当て部材51は時計回りに回転し始める。そして、ロック当て部材51は、時計回りに2回転した後、再び、図8の符号81に示す状態となり、反時計回りに回転し始める。
以上のように、上記構成の撹拌装置21の回転制御機構では、ロック当て部材51は、反時計回りを2回転、時計回りを2回転することを繰り返すように回転制御している。
なお、撹拌装置21を同一方向に2回連続回転させる例について説明したが、これに限定されるものではなく、同一方向に1回転でもよいし、同一方向に3回転でもよいし、さらに多くの回数を同一方向に回転させてよい。この同一方向への回転数は、内鍋14の大きさ、撹拌対象となる食材の種類等に応じて適宜設定すればよい。
例えば、図8において、同一方向に1回転させる場合、ロック当て部51aを180°毎に2個設ければよいし、同一方向に3回転以上させる場合は、ロック部材61のロック部の間隔(角度)や個数等を適宜設定すればよい。
また、撹拌装置21の回転制御機構として、AC同期モータを使用した例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、負荷を掛けて止めることで反転させるような機構であれば、どのような機構であってもよい。
更に、本実施形態では、撹拌アーム22が1本の撹拌装置21を例に説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、2本の撹拌アーム22の場合であってもよい。
(効果)
上記構成の加熱調理器101によれば、撹拌装置21による内鍋14内での撹拌方向を正逆両方向とし、同じ回転数を繰り返して正逆回転させている。これにより、撹拌アーム22が正回転時と、逆回転時で内鍋14内の被撹拌物である食材に刺さる位置が異なる、すなわち、撹拌アーム22が毎回違う位置で食材に作用するようになるため、より効果的に食材全体を撹拌できる。
しかも、撹拌装置21の回転制御機構は、安価なAC同期モータを使用し、撹拌装置21の正逆回転の切替えるために複雑なギヤを組み合わせたものではなく、ロック当て部材51、ロック部材61、第1係止部材62a、第2係止部材62bといった簡素な構成である。従って、撹拌装置21を駆動するための機構全体を小型化できるので、加熱調理器101全体の小型化も可能とする。よって、安価で、且つ装置の小型化を可能とする加熱調理器を実現できる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る加熱調理器は、内鍋14と、前記内鍋14に蓋をする蓋体12と、前記蓋体12に設けられ、当該蓋体12が前記内鍋14に蓋をしたときに、当該内鍋14内を回転して内容物を撹拌する回転体(撹拌装置21)と、前記回転体(撹拌装置21)を同じ回転数ずつ正回転と逆回転とを繰り返すように回転制御する回転制御部(ロック当て部材51、ロック部材61、第1係止部材62a、第2係止部材62b)と、を備えていることを特徴としている。
上記構成によれば、回転体が同じ回転数ずつ正回転と逆回転とを繰り返すことで、内容物に対する回転体が作用する位置を、回転方向が切り替る毎に異ならせることができるため、内容物全体を効果的に撹拌することができる。
本発明の態様2に係る加熱調理器は、上記態様1において、前記回転制御部(ロック当て部材51、ロック部材61、第1係止部材62a、第2係止部材62b)は、前記回転体(撹拌装置21)を回転させるAC同期モータと、前記AC同期モータを正回転および逆回転に少なくとも2回転させて停止させるロック機構(ロック当て部材51、ロック部材61、第1係止部材62a、第2係止部材62b)と、を有する構成としてもよい。
上記の構成によれば、回転制御部が、前記回転体を回転させるAC同期モータと、前記AC同期モータを正回転および逆回転に少なくとも2回転させて停止させるロック機構と、を有することで、AC同期モータが正回転または逆回転に少なくとも2回転した後、逆回転または正回転に少なくとも2回転する。これにより、回転体を少なくとも2回転以上同じ回転数ずつ正回転と逆回転とを繰り返すことができるので、内容物全体をさらに効果的に撹拌することができる。
しかも、回転体を回転させるモータとしてAC同期モータを使用して、回転体を正逆回転させているため、回転体を回転させるモータとしてDCモータを使用した場合のように、回転体を正逆回転させる機構が複雑にならずに済む。
本発明の態様3に係る加熱調理器は、上記態様2において、前記ロック機構(ロック当て部材51、ロック部材61、第1係止部材62a、第2係止部材62b)は、前記AC同期モータの駆動軸に接続されたロック当て部材51と、回転可能に軸支され、前記ロック当て部材51に当接して当該ロック当て部材51を少なくとも2回転して回転停止させるロック部材61と、を有する構成としてもよい。
上記構成によれば、ロック機構が、AC同期モータの駆動軸に接続されたロック当て部材と、回転可能に軸支され、ロック当て部材に当接して当該ロック当て部材を少なくとも2回転して回転停止させるロック部材と、を有することで、ギヤを用いた複雑な構成でなく、ロック部材を回転させるという簡素な構成でロック当て部材の回転方向を切替えることができる。
本発明の態様4に係る加熱調理器は、上記態様1〜3の何れか1態様において、前記回転体(撹拌装置21)は、自重により回動する撹拌アーム22を有していてもよい。
上記構成によれば、撹拌アーム22を回動させるための機構を設ける必要がないので、撹拌装置21の構成を軽量、且つ小型にできる。これにより、撹拌装置を備えた加熱調理器の小型化を図ることができる。
本発明の態様5に係る加熱調理器は、上記態様4において、前記撹拌アーム22は、前記蓋体12の前記内鍋14に対向する面に対して平行な第1位置から、当該第1位置とは異なる第2位置まで回動するように、回動範囲が設定されていてもよい。
上記構成によれば、撹拌装置21の撹拌アーム22は、自重によって、蓋体12が内鍋14に蓋をしたときに当該内鍋14の内容物を撹拌可能な状態となり、蓋体12が内鍋14を開放したときに当該内鍋14から完全に離脱した状態となる。これにより、撹拌アーム22は、撹拌時には確実に内鍋14内の内容物を撹拌し、内鍋14の開放時には、当該内鍋14から内容物を取り出す際の邪魔にならないようにできる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
11 調理器本体部
12 蓋体
13 回転支持部
14 内鍋
14a 底面
15 外蓋
16 内蓋
16a 表面
21 撹拌装置(回転体)
21a 表面
21b 裏面
21c 側面
22 撹拌アーム
23 支持軸
24 接続部
31 駆動モータ
32 駆動軸
51 ロック当て部材
61 ロック部材
61a 第1ロック部
61b 第2ロック部
62a 第1係止部材
62b 第2係止部材
101 加熱調理器

Claims (5)

  1. 内鍋と、
    前記内鍋に蓋をする蓋体と、
    前記蓋体に設けられ、当該蓋体が前記内鍋に蓋をしたときに、当該内鍋内を回転して内容物を撹拌する回転体と、
    前記回転体を同じ回転数ずつ正回転と逆回転とを繰り返すように回転制御する回転制御部と、を備えていることを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記回転制御部は、
    前記回転体を回転させるAC同期モータと、
    前記AC同期モータを正回転および逆回転に少なくとも2回転させて停止させるロック機構と、を有することを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記ロック機構は、
    前記AC同期モータの駆動軸に接続されたロック当て部材と、
    回転可能に軸支され、前記ロック当て部材に当接して当該ロック当て部材を少なくとも2回転して回転停止させるロック部材と、
    を有することを特徴とする請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 前記回転体は、自重により回動する撹拌アームを含んでいることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の加熱調理器。
  5. 前記撹拌アームは、前記蓋体の前記内鍋に対向する面に沿った第1位置から、当該第1位置とは異なる第2位置まで回動するように、回動範囲が設定されていることを特徴とする請求項4に記載の加熱調理器。
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