JP2021007698A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者に対する注意喚起を充分に行うことが可能な遊技機10を提供する。【解決手段】表示手段における演出映像を表示する表示領域の大きさを変更可能に形成し、表示領域の大きさを広い状態から狭い状態に変更した場合、広い状態の表示領域に表示される演出映像に対応するとともに、表示領域の大きさの差に基づく縮小演出映像を狭い状態の表示領域に表示可能に形成され、所定時間、遊技が実行されなかった場合、待機状態に移行可能に形成され、演出映像は、待機状態中に表示される遊技者に注目させたい注目演出映像Cを含み、少なくとも注目演出映像Cについて、表示領域の大きさが狭い状態の場合でも、縮小演出映像が表示されないように形成されていることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、遊技に関する演出及び情報の表示を行う遊技機に関する。
スロットマシン等の遊技機では、遊技者に映像等を用いて、遊技内容の種々の演出を行ったり、また、種々の情報を報知するための具体的には例えば液晶表示装置等を用いた表示装置が備えられ、遊技者に対して、種々の情報を報知したりしている。
近年、このスロットマシンの表示装置において、遊技者の注目を集めるためや、効果的な演出とするために表示装置に表示される表示領域の大きさを変更する場合がある。
具体的には、例えば、液晶表示装置としての表示装置の前面側に可動シャッターを配置して、表示装置の表示領域を意図的に狭くして隠したりするような場合である。
また、表示装置としての液晶表示装置をスロットマシンの前面側に複数個(例えば2個)以上、配置して、その中から情報を表示する液晶表示装置を変更するような場合がある(特許文献1参照。)。
具体的には、例えば、通常時において、表示装置の狭い領域や、複数の液晶表示装置のうち1つの液晶表示装置だけで、演出表示を行う。
そして、ボーナス遊技や、いわゆる押し順ナビが実行されるAT(アシストタイム遊技)状態等の遊技者にとって有利な状態のときには、表示装置の広い領域や、複数の液晶表示装置で演出表示を行うように表示領域の大きさを変更可能とすることが考えられる。
そのように表示領域の大きさを変更した場合は、表示領域の大きさを縮小する表示、また、複数の液晶表示装置を有しているような場合に表示する液晶表示装置の個数を減らす(例えば、2個の液晶表示装置を用いて、2つの液晶表示装置で表示演出を実行していたものを、1個の液晶表示装置だけを用いて、1画面で表示演出を実行する)ような場合、すなわち、表示装置における表示領域の大きさを広い状態から狭い状態へ変更するような場合には、広い表示領域に表示されていた内容を、狭い表示領域に縮小して表示を行っている。また、複数の表示装置を有しているような場合には、例えば、表示領域が2画面から1画面に変更されるような場合、2画面分の表示内容を縮小して、1画面分の表示内容に収まるようにしている。
また、スロットマシン等の遊技機では、遊技者が所定時間、遊技が実行されなかった場合、待機状態に移行可能に設定され、当該待機状態では、表示装置において、いわゆるデモ画面が表示されていた。
また、スロットマシン等の遊技機を置いている遊技ホールでは、遊技者が所定時間、遊技を行っておらずに、表示装置にデモ画面が表示されているような場合、表示装置の表示領域の変更が可能な遊技機において、デモ画面の表示領域の大きさを広い表示領域や、複数の液晶表示装置を使用するか、或いは、表示領域を狭い領域や、複数の液晶表示装置を有している場合に1つの液晶表示装置を用いて表示するか、いずれを選択するかは、遊技ホール側で選択可能であった。
特開2006−341013号公報
ここで、待機状態等におけるデモ画面において、パチンコ、スロットマシンの遊技へのめり込み防止や、液晶表示装置が遊技機の前面側において、突出する(液晶表示装置が筺体から突出するように設定されている場合)等の待機状態中に表示されて遊技者に注目させたい(注意喚起させたい)注目演出映像があるが、デモ中のデモ画面の表示を、表示領域の大きさを狭い領域に設定している場合や、複数の液晶表示装置の1つの液晶表示装置だけの使用に設定していた場合でも、そのような待機状態中に表示される注目演出映像も同様に縮小させて表示させてしまうと、遊技者に対する注意喚起が充分に行えなくなるという問題点があった。
上記の問題点に鑑み、本願発明は、待機状態中に表示される遊技者に注目させたい注目演出映像について、表示領域の大きさが狭い状態の場合でも、表示領域の大きさの差に基づく縮小演出映像が表示されないようにして、縮小演出映像ではない注目演出映像が含まれることで、遊技者に対する注意喚起を充分に行うことが可能な遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、次の点を特徴とする。すなわち、演出映像を表示可能な表示手段(具体的には、例えば表示装置16)を備えた遊技機10において、
前記表示手段における前記演出映像を表示する表示領域の大きさを変更可能に形成し、
前記表示領域の大きさを広い状態から狭い状態に変更した場合、前記広い状態の表示領域に表示される演出映像に対応するとともに、前記表示領域の大きさの差に基づく縮小演出映像を前記狭い状態の表示領域に表示可能に形成され、
所定時間、遊技が実行されなかった場合、待機状態に移行可能に形成され、
前記演出映像は、前記待機状態中に表示される遊技者に注目させたい注目演出映像Cを含み、
少なくとも前記注目演出映像Cについて、前記表示領域の大きさが狭い状態の場合でも、前記縮小演出映像が表示されないように形成されていることを特徴とする。
ここで、「縮小演出映像が表示されない」とは、表示領域の大きさを広い状態から狭い状態に変更した場合、広い状態の表示領域に表示される演出映像に対応するとともに、表示領域の大きさの差に基づく縮小演出映像が狭い状態の表示領域に表示されないことを意味しているものであって、演出映像が縮小された縮小演出映像ではない、例えば、広い状態の表示領域に表示されていたサイズから縮小されていない同一サイズの演出映像が表示されるようなものが含まれる。
本発明によれば、待機状態中に表示される遊技者に注目させたい注目演出映像Cについて、表示領域の大きさが狭い状態の場合でも、表示領域の大きさの差に基づく縮小演出映像が表示されない。このため、待機状態中に表示される演出映像は、縮小演出映像ではない注目演出映像Cが含まれることとなり、縮小演出映像ではない注目演出映像Cが表示されることで、遊技者に対して、縮小されていない通常の大きさの注目演出映像Cを見せることができ、遊技者に対する注意喚起を充分に行うことが可能な遊技機10を提供することができる。
また、本発明に係る遊技機10は、さらに、前記注目演出映像Cは、前記表示領域の大きさに関わらず、同一のサイズで表示されることを特徴とする。
本発明によれば、注目演出映像Cは、表示領域の大きさに関わらず、同一のサイズで表示される。これにより、例えば、表示領域の大きさが狭い状態になっても、注目演出映像Cも狭い領域に表示されてしまうようなことを回避することができ、注目演出映像Cに関しては、表示領域の大きさが変更されても、常に同一のサイズで表示されることで遊技者が見落としてしまうことが無く、注目演出映像Cで表示される内容を、遊技者に対して注目させることができ、遊技者に当該内容を認識させることができる。
また、本発明に係る遊技機10は、さらに、正面側が開口する開口部を有する筐体10aと、前記開口部を開閉可能な前扉10dとを備え、
前記表示手段は、前記筐体10a及び前記前扉10dが当初に占有する領域(以下、「初期占有領域S」とする。)から外方に向かって突出可能に形成され、
前記注目演出映像Cは、前記表示手段が前記初期占有領域Sから外方に向かって突出することを遊技者に注意喚起する注意喚起映像Kであることを特徴とする。
本発明によれば、注目演出映像Cは、表示手段が初期占有領域Sから外方に向かって突出することを遊技者に注意喚起する注意喚起映像Kである。表示手段が初期占有領域Sから外方に向かって突出する状況は、遊技機10の前に座っている遊技者にとって、その突出する表示手段が遊技者に衝突する可能性もあり、当該遊技機10の前にいる遊技者に注意を喚起させる必要があり、当該遊技者には必ず報知すべき情報である。
そのような重要な情報を、注目演出映像Cとしていることで、表示領域の変動にもかかわらず縮小演出映像として表示されないことで、そのような重要な情報を確実に遊技者に周知させることが可能となる。
また、本発明に係る遊技機10は、さらに、前記表示手段は、複数の表示装置16により形成され、
前記表示領域の大きさが狭い状態は、前記複数の表示装置16の表示領域が重なっている状態であり、
前記表示領域の大きさが広い状態は、前記複数の前記表示装置16の表示領域が重ならない方向に移動させた状態であることを特徴とする。
本発明によれば、表示領域の大きさが狭い状態は、複数の表示装置16の表示領域が重なっている状態であり、最も正面側(遊技者側)に位置する表示装置16の表示領域を遊技者は見ることができても、その背面側に位置する表示装置16の表示領域に表示されている表示内容を遊技者は見ることできない。
一方、表示領域の大きさが広い状態では、複数の表示装置16の表示領域が重ならない状態であるため、全ての表示装置16の表示領域を遊技者に表示させることができ、遊技者は、当該内容を認識することが可能となる。
また、本発明に係る遊技機10は、さらに、前記表示手段は、複数の表示装置16により形成され、
前記複数の表示装置16の前記表示領域により表示される映像により、一つのまとまりのある映像となるように形成されたことを特徴とする。
本発明によれば、複数の表示装置16の表示領域により表示される映像により、一つのまとまりのある映像となるように形成されている。これにより、複数の表示装置を用いて、より効果的な演出映像の表示を行うことができ、表示領域が存在していない領域においても、見る側の想像により、一つのまとまりのある映像を効果的に認識することが可能となる。
また、本発明に係る遊技機10は、さらに、前記表示手段の前記表示領域の大きさの変更は、所定の操作スイッチ(具体的には、変更スイッチ43)の所定の操作により実行可能としたことを特徴とする。
本発明によれば、所定の操作スイッチを操作することにより、表示手段の表示領域の大きさを変更することができる。これにより、遊技者や、遊技ホールの管理者等が、遊技状態に応じて、都合のよいタイミングで、表示領域を変更することができる。
本発明の第1の実施の形態であって、遊技機を示す外観斜視図である。 本発明の第1の実施の形態であって、(A)は左右2つの表示装置が折りたたまれている状態を示す平面図、(B)は左右2つの表示装置が正面側に回転している状態を示す平面図、(C)は、左右2つの表示装置が正面側に回転して表示領域が最も広い状態を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態であって、(A)は「液晶の突出に注意」の注意喚起を行う注目演出映像を示す表示装置、(B)は「のめり込みに注意」の注意喚起を行う注目演出映像を示す表示装置、(C)は、「闇スロットで遊技することは、賭博罪になります。」の注意喚起を行う注目演出映像を示す表示装置である。 本発明の第1の実施の形態であって、(A)は通常遊技において、収納状態の表示装置における演出映像、(B)は有利状態(AT)において、展開状態の表示装置における演出映像、(C)は、収納状態の表示装置における縮小演出映像である。 本発明の第1の実施の形態であって、(A)は通常遊技において、収納状態の表示装置における演出映像、(B)は有利状態(AT)において、展開状態の表示装置における演出映像、(C)は、収納状態の表示装置における縮小演出映像である。 本発明の第1の実施の形態であって、(A)は待機状態において、展開状態の表示装置における注意喚起映像が表示された場合の演出映像、(B)は、待機状態において、収納状態の表示装置における注意喚起映像が表示された場合の縮小演出映像である。 本発明の第1の実施の形態であって、(A)は待機状態において、展開状態の表示装置における注意喚起映像が表示された場合の演出映像、(B)は、待機状態において、収納状態の表示装置における注意喚起映像が表示された場合の演出映像である。 本発明の第2の実施の形態であって、(A)は表示装置を筺体に収納している状態の平面図、(B)は、筺体から表示装置の一部が突出している状態を示す平面図である。 本発明の第2の実施の形態であって、(A)は表示装置が筺体から突出している状態の平面図、(B)は、筺体から突出した表示装置が所定角度だけ回転して展開している状態を示す平面図である。 本発明の第3の実施の形態であって、(A)は3つの表示装置が展開した状態の正面図、(B)は、左右2つの表示装置が中央側にスライド移動している状態を示す正面図、(C)は、表示領域が最も狭い状態の表示装置を示す正面図である。 本発明の第4の実施の形態であって、(A)は3つの表示装置が筺体内部に収納されている状態を示す平面図、(B)は左右2つの表示装置の一部が正面側に突出している状態を示す平面図、(C)は、左右2つの表示装置の全てが正面側に突出して表示領域が最も広い状態を示す平面図である。 本発明の第5の実施の形態であって、(A)は左右2つの表示装置が折りたたまれている状態を示す平面図、(B)は左側の表示装置が正面側に回転している状態を示す平面図である。 本発明の第5の実施の形態であって、(C)は、左右2つの表示装置が正面側に回転して展開し、表示領域が最も広い状態を示す平面図である。 本発明の第6の実施の形態であって、(A)は前後2つの表示装置が重なっている状態を示す断面図、(B)は前側の表示装置の一部が上側にスライド移動している状態の断面図、(C)は前側の表示装置が上側にスライド移動した状態の断面図、(D)は前側の表示装置の上部が前側に回転移動してい状態を示す断面図である。 本発明の第6の実施の形態であって、(A)は通常遊技において、収納状態の表示装置における演出映像、(B)は有利状態(AT)において、展開状態の表示装置における演出映像、(C)は、収納状態の表示装置における縮小演出映像である。 本発明の第6の実施の形態であって、(A)は待機状態において、展開状態の表示装置における演出映像、(B)は、待機状態において、収納状態の表示装置における演出映像である。 本発明の第7の実施の形態であって、(A)は前後2つの表示装置が重なっている状態を示す断面図、(B)は前側の表示装置の一部が上側にスライド移動している状態の断面図、(C)は前側の表示装置が上側に回転しながらスライド移動している状態の断面図、(D)は前側の表示装置が上側に回転しながらスライド移動した状態を示す断面図である。 本発明の第8の実施の形態であって、上下2つの表示装置の表示領域により表示される映像により、一つのまとまりのある映像が表示されている状態を示す正面図である。 本発明の第8の実施の形態であって、上下2つの表示装置の表示領域で演出映像を表示させている状態を示す正面図である。 本発明の第8の実施の形態であって、上下2つの表示装置のうち、下1つの表示装置の表示領域で演出映像を表示させている状態を示す正面図である。 本発明の第8の実施の形態であって、待機状態において、上下2つの表示装置の表示領域で演出映像を表示させている状態を示す正面図である。 本発明の第8の実施の形態であって、待機状態において、上下2つの表示装置のうち、下1つの表示装置の表示領域で演出映像を表示させている状態を示す正面図である。
(第1の実施の形態)
本明細書では、各説明箇所において、遊技機10の正面に向かって位置している遊技者、すなわち、当該遊技機10の前に設置してある椅子に座っている遊技者から見て、遊技機10から遊技者の手前側に向かう方向を「前」方向とし、その逆方向を「後」方向とし、同様に、「左」や「右」等の左右方向及び「上」や「下」等の上下方向も、遊技機10の前に座っている遊技者から見た場合の左方向や右方向、又は上方向や下方向を意味する。
本実施の形態に係る遊技機10としてのスロットマシンを、以下、図1、図2及び図3を参照しながら説明する。本実施の形態に係る遊技機10としてのスロットマシンは、前方向に向かって開口する正面開口を有する四角箱状に形成された筐体10aと、ヒンジ機構を用いて、この筐体10aの正面開口を開閉自在に覆うとともに閉鎖状態で正面開口を閉塞する前扉10dとを備えている。
ここで、ヒンジ機構は、特に図示していないが筐体10aの左側に設けられている。
前扉10dの上部には、薄板樹脂からなる中パネル27aを備えている。この中パネル27aの略中央には、3個のリール26(正面から向かって左側の左リール13、中央の中リール14、右側の右リール15)の円周上の図柄を見ることができる透過可能な図柄表示窓部10eが形成されている。この図柄表示窓部10eは、3個全てのリール26の回転が停止した際には、縦3列横3行に配置した合計9個の図柄を遊技者に見せるように形成されている。この図柄表示窓部10eは、リール26の正面側に設けられて、リール26の回転が停止した際、有効ライン26a上に停止している複数の図柄を視認するためのものである。リール26は、図柄表示窓部10eを介して複数の図柄を変動表示可能なものである。
前記図柄表示窓部10eの後方向(奥方向)には、3個のステッピングモータ(図示せず)と、この各ステッピングモータによってそれぞれ回転させられる合計3個の前記リール26と、前記ステッピングモータ及び前記リール26を保持するユニットホルダー(図示せず)とを有するリールユニット35が配置されている。また、リールユニット35には、リール26の回転位置が基準となる位置(基準位置)であることを検出するためのリール位置センサー(図示せず)が設けられている。このステッピングモータは、メイン制御手段(図示せず)から出力されるステッピングモータを駆動するための駆動信号に基づき駆動する。
前記図柄表示窓部10eの下方には、特に図示していないが、クレジットメダルの貯留枚数であるクレジットメダル枚数を表示するクレジット表示器と、このクレジット表示器の左側に配置され、遊技機10から払い出されたメダルの総数を表示する払出枚数表示器とが設けられている。これらの表示器は、2個の7セグメントLED表示器で構成されている。7セグメントLED表示器は、10進法のアラビア数字等の1文字を表現するために、それぞれ個別に点灯・消灯が可能な7つのセグメント(LED)から構成されているものである。2個の7セグメントLED表示器を有することにより、クレジット表示器は2桁の貯留枚数、払出枚数表示器は2桁の払出枚数が表示可能になっている。
前記前扉10dの下部には下パネル27bが設けられている。そして、前扉10dには下パネル27bの上部に位置して前扉10dの前方向へ向けて突出する操作部28を備えている。
本実施の形態に係る遊技機10には、遊技開始の条件として投入するためのメダルを後述するメダル投入口11からあらかじめ投入して、最大50枚までクレジットメダルとして内部に貯留可能なクレジット機能(投入枚数を電子データとして電子的に記憶し管理する機能)を有している。なお、このクレジットメダルとして貯留可能な最大枚数である50枚を最大クレジットメダル枚数とする。
前記操作部28の上面右側には、遊技媒体としてのメダルを投入するためのメダル投入口11が設けられている。
筐体10a内部であって、前記メダル投入口11の近傍には、メダル投入口11に投入されたメダルが正規のものか否かを選別して、正規のメダルのみをホッパーユニット(図示せず)に導くメダルセレクタ(図示せず)が設けられている。このメダルセレクタには、メダル投入口11に投入されたメダルを1枚ずつ検出する投入センサー(図示せず)が設けられている。
なお、筐体10a内部にはメダル通路が設けられており、メダルセレクタにおいて非正規のメダルとして排除されたメダルや、ホッパーユニットから払い出されたメダルが、このメダル通路を通過して後述するメダル払出口12から払い出される。
具体的には、メダルセレクタには、電磁石を用いたキャンセルコイルの作動により、メダル投入口11から投入されたメダルをホッパーユニット内に貯留させる通路と、メダル払出口12から後述するメダル受け皿37へ進ませる通路との切り換えが可能に形成されている。これにより、メダル投入口11から投入されたメダルをクレジットメダルとして貯留するか、メダル受け皿37へ払い出すかの切り換えをすることができる。
遊技機10正面の左端側には、クレジット機能によりクレジットしたメダルの全てを払い出すための精算スイッチ11bが設けられている。
前記操作部28の中央には、操作により対応するリール26の回転を停止させるため、3個のリール26のそれぞれに対応する3個のストップスイッチ50が設けられている。このストップスイッチ50は、左リール13を停止させるための左ストップスイッチ21と、中リール14を停止させるための中ストップスイッチ22と、右リール15を停止させるための右ストップスイッチ23とを有している。すなわち、これらのストップスイッチ50は、複数のリール26それぞれに対応して設けられ、複数のリール26の図柄の変動表示の開始後、遊技者の操作によりリール26の図柄の変動表示を個別に停止させるためのものである。
このストップスイッチ50の左側には、メダルの投入又は後述するベットスイッチ40の操作を条件にリール26の回転を開始させるためのスタートスイッチ20が設けられている。すなわち、このスタートスイッチ20は、遊技者の操作によりリール26の図柄の変動表示を開始させるためのものである。
このスタートスイッチ20の上側には、遊技を開始するためのメダルの賭け数を設定するために予め貯留したメダルをベット可能なベットスイッチ40が設けられている。
このスタートスイッチ20の上方には、ベットスイッチ40として、貯留されたメダル枚数(クレジットされたメダル枚数)から最大投入枚数(具体的には例えば3枚)に達するまでのメダル枚数を貯留されたクレジットメダル枚数から減じて最大投入枚数のメダル投入に代えるマックスベットスイッチ18と、クレジットメダル枚数から投入枚数1枚に達するまでのメダル枚数を貯留されたクレジットメダル枚数から減じて1枚のメダル投入に代える1ベットスイッチ19とが設けられている。
このベットスイッチ40の操作により設定された賭け数が規定数に達している状態で、スタートスイッチ20が操作されることにより、当該賭け数が確定し、役抽選により、複数の役のいずれかに当選したか又はハズレかの抽選(役抽選)が行われる。また、役抽選とほぼ同時に、前回の遊技でのリール26の回転開始時から所定の時間(いわゆる4.1秒のウェイト時間)が経過しているか否かが判定され、当該所定の時間が経過するまではリール26が回転を開始せず、当該所定の時間が経過すると、3個全てのリール26が回転を開始することができるように形成されている。
メダル投入口11の左側には、所定の演出において遊技者が操作可能なチャンスボタン24が設けられている。
また、本実施の形態では、前記前扉10dには、遊技者に役抽選の当選等の種々の情報を音や光や映像等で報知させるための演出装置が形成されている。この演出装置は、後述するサブ制御手段に基づいて演出を行うものであって、スピーカー17と、演出用ランプ38と、表示手段としての表示装置16とを備えている。
特に図示していないが、本実施の形態に係る遊技機10では、前扉10dの背面側に設定変更スイッチが設けられてあり、この設定変更スイッチは、メイン制御基板ユニットの設定キースイッチとともに設定変更を行うためのものである。なお、この設定変更スイッチは、リセットスイッチとしても兼用される。
また、特に図示していないが、本実施の形態に係る遊技機10では、設定表示器が設けられてあり、この設定表示器は、7セグメントの小型のLEDにより、当選確率の後述する設定値を設定する際に、当該設定値を表示する。設定表示器には、当該遊技機10の設定値が表示されるが、外部から視認できないようにすべく、前扉10dの背面に設けられており、設定値の設定後、その表示は解除される。
前記前扉10dの下部に相当する筐体10aの内部には、メダルを貯留することができるとともに、メダルを払い出すことができるホッパーユニット(図示せず)と、各部品に電力を供給するための電源ユニット(図示せず)とが配置されている。
この電源ユニットには、特に図示していないが、電源投入又は電源遮断のための操作が可能な電源スイッチが設けられている。
前記前扉10dの下部には、所定の場合にホッパーユニットからメダルが払い出されるメダル払出口12が形成されている。このメダル払出口12の下方には、メダル払出口12から払い出されたメダルを貯留するため、上方に向かって開口する皿状のメダル受け皿37が形成されている。なお、クレジットされているメダル枚数が最大クレジットメダル枚数である50枚未満の場合は、50枚に到達するまで、獲得したメダルはメダル払出口12から払い出されずにクレジットメダル枚数に加算される。
本実施の形態に係る遊技機10は、ベットスイッチ40の操作又はメダル投入により所定枚数(具体的には、3枚)のメダルを投入することで遊技の開始を可能とするものである。そして、スタートスイッチ20の押下操作により、リール26の回転を開始させて遊技が開始されるとともに、複数の役のいずれかに当選か又はハズレかの役抽選が行われる。そして、当該遊技機10は、各リール26に対応するストップスイッチ50の操作タイミング及び役抽選の結果に基づいて、リール26の回転を役抽選の結果に適合するように停止させる。当該遊技機10は、停止時の図柄の組み合わせによって、当選した役を構成する図柄の組み合わせが有効ライン26a上に停止した場合に、入賞等となり、所定枚数のメダルを払い出す等の所定の利益を遊技者に付与する。これにより、1回の遊技が終了するものである。
この有効ライン26aは、具体的には3個のリール26にそれぞれ表示されている図柄のうち図柄表示窓部10eから視認可能な図柄を各リール26につき1個ずつ繋いでできる、複数のリール26の全てを貫くラインのうち、入賞等するために有効となる図柄の組み合わせの並びを規定したラインである。このラインは、規定の賭け数(予め定められた数であって本実施の形態では3)のメダルをベットすることにより有効ライン26aになる。
前扉10dのうち、特に図示していないが、クレジット表示器と払出枚数表示器との間には、現在の演出状態がいわゆる「有利区間」であることを報知する区間報知ランプが設けられている。
この区間報知ランプは、有利区間中において、有利区間に移行してから、所定の出玉率を超え、かつ、ストップスイッチ50の押し順が表示されるまでの任意の契機、例えば、AT状態への移行時のスタートスイッチ20操作後に点灯するようにしており、「非有利区間」に移行したことを契機に消灯される。
なお、本実施の形態に係る区間報知ランプは、「有利区間」である間、常時点灯するようにしても良い。
また、区間報知ランプは、上述したものに限定されるものではなく、例えば、払出枚数表示器や、クレジット表示器の2桁の7セグメントが表示される領域内の一つのドットや点灯ランプ等により実施しても良い。
前記スピーカー17は、前扉10dの上部左右と、前扉10dの下部左右とに配置されている。
前記演出用ランプ38は、前扉10dの上部と、前扉10dの下部の左右とに配置されている。
前記表示装置16は、表示手段として、その画面に種々の映像を表示するための液晶表示装置である。
本実施の形態に係る表示装置16は、前扉10dの上部中央に配置された中表示装置16Cと、この中表示装置16Cの右側に配置された右表示装置16Rと、中表示装置16Cの左側に配置された左表示装置16Lとの3つの液晶表示装置からなる。
本実施の形態に係る表示装置16は、図2(A)に示すように、中表示装置16Cの前側に左表示装置16Lと、右表示装置16Rとが折りたたまれた収納状態に変更可能となるように形成されている。特に図示していないが、左表示装置16Lの左端側と、右表示装置16Rの右端側には、前扉10dの正面側において回動可能となるような回転軸が設けられており、当該回転軸を介して軸支されている。これにより、図2(B)に示すように、所定のタイミングにおいて、左表示装置16Lと、右表示装置16Rとを前記回転軸の周りに回転させて、図2(C)に示すように所定角度まで回転させて展開した状態とし、その後は、所定の状態中において、その展開状態のままで使用することが可能となる。
本実施の形態に係る表示装置16は、図2(A)に示すように折りたたまれて重なった状態において、左表示装置16L及び右表示装置16Rは、透過液晶となって、背面側を見ることが可能な透明状態となり、背面側の中表示装置16Cの表示画面を透過液晶となって透明状態となった左表示装置16L及び右表示装置16Rを介して、正面側から(遊技者側から)見ることができるように形成されている。
すなわち、本実施の形態では、前記回転軸に対して、回転駆動モータ等の回転駆動装置を設けて、所定の遊技状態の変更等のタイミングや、バトル演出が開始されるタイミング等で図2(A)の折りたたまれて重ねた状態から、図2(B)に示すように、回転軸の周りに各表示装置16(左表示装置16L、右表示装置16R)を回転移動させて、図2(C)に示すように自動的に展開状態に変更させて、また、当該バトル演出が終了したり、他の遊技状態の変更等のタイミングで折りたたまれた収納状態に変更できるように形成されている。
具体的には、遊技開始状態等において、図2(A)に示すように、左右2つの表示装置(左表示装置16L、右表示装置16R)は折りたたまれた状態で維持され、遊技開始した後、ボーナス遊技状態やAT状態等の遊技者に対して有利な遊技状態へ移行するタイミングで、図2(B)に示すように、左右の表示装置16が回転移動して、当該有利な状態中は、図2(C)に示すような展開状態にして、効果的な演出を行うことができる。すなわち、図2(A)に示すような、左右の表示装置16が折りたたまれた状態と、図2(C)に示すような左右の表示装置16が回転移動した展開状態とが、遊技状態の所定のタイミングや、所定のバトル演出の開始や終了等のタイミング等により自由に変更可能に形成されている。
上述した表示装置16は、演出映像を表示可能な表示手段として機能するものである。
本実施の形態では、表示手段(表示装置16)における演出映像を表示する表示領域の大きさを変更可能に形成している。
表示領域の大きさを広い状態(図2(C)に示す展開状態)から狭い状態(図2(A)に示す収納状態)に変更した場合、広い状態の表示領域に表示される演出映像に対応するとともに、表示領域の大きさの差に基づく縮小演出映像を狭い状態の表示領域に表示可能に形成されている。
上記内容を具体的に説明すると、本実施の形態において、表示領域の大きさが狭い状態とは、図2(A)に示すような状態であって、中表示装置16Cの表示画面に表示される表示領域が遊技者が見ることができる大きさとなる。また、本実施の形態において、表示領域の大きさが広い状態とは、図2(C)に示すような状態であって、左表示装置16Lと、中表示装置16Cと、右表示装置16Rとの3つの表示領域の合計が、遊技者が見ることができる表示領域となるものである。
また、別の見方をすると、表示手段としての表示装置16は、複数の表示装置(左表示装置16L、中表示装置16C、右表示装置16R)により形成されている。
そして、表示領域の大きさが狭い状態(図2(A)の収納状態)は、複数の表示装置(左表示装置16L、中表示装置16C、右表示装置16R)の表示領域が重なっている状態である。また、表示領域の大きさが広い状態(図2(C)の展開状態)は、複数の表示装置の表示領域が重ならない方向に移動させた状態である。
例えば、この図2(C)に示すような表示領域の大きさが広い状態において、左表示装置16Lに演出映像αが表示され、中表示装置16Cに演出映像βが表示され、右表示装置16Rに演出映像γが表示されているとする。
この図2(C)に示すような表示領域の大きさを広い状態(展開状態)から図2(A)に示すような表示領域の大きさを狭い状態(収納状態)に変更した場合、図2(C)で表示される広い状態(展開状態)の表示領域に表示される演出映像α、β、γが、図2(A)で表示される狭い状態の表示領域に変更された場合、中表示装置16Cの1つの表示領域に演出映像α、β、γが縮小されて、透過液晶となった前側の2つの表示装置16(16L、16R)を通して、表示されることになるものである。この中表示装置16Cに演出映像α、β、γが縮小された状態で表示される映像が、上述した「縮小演出映像」になるものである。
すなわち、表示領域の大きさを広い状態(図2(C)の状態)から狭い状態(図2(A)の状態)に変更した場合、広い状態の表示領域に表示される演出映像(演出映像α、β、γ)に対応するとともに、表示領域の大きさの差に基づく縮小演出映像を狭い状態(図2(A)の状態)の表示領域(具体的には、中表示装置16Cの表示領域)に表示可能に形成されている。
また、本実施の形態に係る遊技機10において、予め定めた所定時間(具体的には数分間)、遊技が実行されなかった場合(いずれの操作スイッチ等も操作されなかった場合)、待機状態に移行可能に形成されている。
そして、表示装置16に表示される演出映像は、待機状態中に表示される遊技者に注目させたい注目演出映像Cを含んでいる。
この注目演出映像Cとは、具体的には、図3(A)(B)(C)に示すようなものが含まれる。
この注目演出映像Cには、図3(A)に示すように、表示装置16が仮に所定のタイミングで自動的に可動して、筺体10a及び前扉10dが当初に占有する領域(初期占有領域S)から外方に向かって突出可能に形成されているため、表示装置16が初期占有領域Sから遊技者側に向かって移動することで、遊技者に衝突したりするようなことを回避するために、遊技者に注意を喚起させる「注意喚起映像K」が含まれる。
すなわち、前記注目演出映像Cには、表示手段としての表示装置16が初期占有領域Sから外方に向かって突出することを遊技者に注意喚起する「液晶の突出に注意!」と表示する注意喚起映像Kを有している。
本実施の形態では、図3(A)(B)(C)に示す注目演出映像Cについては、図2(A)に示す収納状態で表示領域の大きさが狭い状態の場合でも、図3(A)(B)(C)の注目演出映像Cは、縮小された映像とならずに縮小演出映像としては表示されないように形成されている。
すなわち、図3(A)(B)(C)に示す注目演出映像Cに関しては、表示装置16の展開状態及び収納状態の表示領域の大きさに関わらず、サイズが3分の1以下に縮小されるようなことなく、演出映像の表示を所定時間間隔で切り変えることにより、同一のサイズ(寸法形状)で表示されるものである。なお、その所定時間間隔は、表示される内容や、遊技者に報知する重要度を考慮して、重要度の高いものほど長時間に表示するように設定してもよい。
本実施の形態では、表示装置16に表示される管理者メニュー(図示せず)を用いて入力することで、待機状態の表示装置16を展開状態にするか、縮小状態にするかを設定することができるように形成されている。
本実施の形態では、上述したように所定の遊技状態の所定のタイミングにおいて、収納状態から展開状態へ変更され、また、展開状態から収納状態へ変更されるように形成されているものであるが、展開状態において、表示手段としての表示装置16の表示領域の大きさの変更が、所定の操作スイッチ、具体的には、変更スイッチ43の操作により、実行可能に形成されている。具体的には、展開状態において、遊技者又は遊技ホールの管理者等が、所定の手順に沿って、変更スイッチ43を操作することで、展開状態から収納状態へ変更可能に形成されている。これにより、遊技者や、遊技ホールの管理者等が、遊技状態に応じて、都合のよいタイミングで、表示領域を変更することができる。これにより、現在の遊技状態を表示装置16が展開状態になっていることで周囲に知られてしまうことを嫌がる遊技者の希望を叶えることができる。また、遊技店(遊技ホールの管理者)が遊技ホールの混み具合や、遊技ホールのイベント等の内容を考慮した管理都合上、表示装置16の収納状態と展開状態とのいずれかに管理したい場合に都合のよいタイミングで、表示領域の変更を行うことができる。
ここで、図4(A)(B)(C)を用いて、表示装置16の表示領域の大きさによって表示装置16に表示される画像の変化の一例について説明する。
図4(A)に示すように、表示装置16が収納状態であって、表示領域の大きさが中表示装置16Cに相当する場合、演出映像では、楕円内にVが表示されている。
そして、上述したように所定の遊技状態の所定のタイミングにおいて、表示装置16が図4(B)に示すように、展開状態となると、左表示装置16Lでは円内にαが入る演出映像αが表示され、右表示装置16Rでは四角内にγが入る演出映像γが表示され、中表示装置16Cでは三角内にβが入る演出映像βが表示される。
そして、所定の操作スイッチの操作により、表示装置16が収納状態になると、図4(C)に示すように、中表示装置16Cの表示領域の範囲に図4(B)で表示されていた演出映像α、β、γが略1/2に縮小表示される。なお、その際、図4(B)の演出映像を縮小して図4(C)に表示させたことにより、図4(C)に示すように中表示装置16Cの表示領域の上端及び下端には、長方形状の黒色からなる領域(図中の長方形状の斜線領域I)が発生するように形成されている。具体的には、表示装置16の液晶表示装置に黒色部分の領域として表示されるものである。これにより、演出映像を縮小した場合の縮小演出映像を、表示領域の大きさの差に基づく正確な縮小演出映像を狭い状態の表示領域に正確に表示することができる。
本実施の形態では、上述したように図2(C)のように表示装置16の展開状態において、例えば、上述したように3つの表示装置16に演出映像α、β、γが表示されるようなものが含まれる。ここで、この演出映像α、β、γの内容は、この3つの表示装置16の表示領域により表示される演出映像α、β、γにより、一つのまとまりのある映像となるように形成されるものが含まれる。
ここで、「一つのまとまりのある映像」について説明する。
具体的には、例えば、図5(A)に示すように、表示装置16が収納状態において、通常遊技では、楕円内にVが入る映像演出が表示されており、有利状態(AT)になって、図5(B)に示すように、左表示装置16L、中表示装置16C、右表示装置16Rに表示される演出映像α、γ、βで、連続した丘からなる背景画像が表示され、演出映像αと演出映像βの一部(演出映像αに隣接する部分)に味方キャラクターRが表示され、演出映像βの一部(演出映像γに隣接する部分)と、演出映像γとにより、敵キャラクターSが表示されるようなものが含まれる。
すなわち、図5(B)に示すように、演出映像α、β、γにより、味方キャラクターRと、敵キャラクターSとが丘のある丘陵地帯で対峙して、いまにも味方キャラクターRと、敵キャラクターSとの間でバトルが繰り広げられるような状態を醸しだし、全体として一つのまとまりのある映像となるように形成されているようなものが含まれるものである。
そして、この状態において、所定の操作スイッチの操作により、表示装置16が収納状態となると、演出映像α、β、γは、図5(C)に示すように、表示装置16の表示領域は、中表示装置16C相当の大きさとなり、演出映像α、β、γの大きさも全体として、略1/2の大きさに縮小表示されるものである。
なお、その際、図5(B)の演出映像を縮小して図5(C)に表示させたことにより、図5(C)に示すように中表示装置16Cの表示領域の上端及び下端には、長方形状の黒色からなる領域(図中の長方形状の斜線領域I)が発生するように形成されている。具体的には、表示装置16の液晶表示装置に黒色部分の領域として表示されるものである。これにより、演出映像を縮小した場合の縮小演出映像を、表示領域の大きさの差に基づく正確な縮小演出映像を狭い状態の表示領域に正確に表示することができる。
また、特に図示していないが、「一つのまとまりのある映像」の他の例として、具体的には、例えば、当該遊技機10で実行される演出に登場する1つのキャラクターの部分が演出映像α、β、γに表示されて、表示されていない部分は、それを見た遊技者が想像で把握することで、全体として、一つのキャラクターのまとまりのある映像となるようなものが含まれるものである。具体的には、例えば、左表示装置16Lに所定のキャラクターの左目が拡大表示され、右表示装置16Rに当該キャラクターの右目が拡大表示され、中表示装置16Cに当該キャラクターの顔の中央部分(具体的には、例えば鼻や口)が拡大表示され、それを見た遊技者は全体として、当該キャラクターの顔の拡大表示を類推することができて、全体として当該キャラクターの顔という1つのまとまりのある映像として捉えることができるようなものが含まれる。
また、図6(A)(B)を用いて、表示装置16に表示される注目演出映像Cの注意喚起映像Kが、展開状態の表示装置16から、収納状態の表示装置16へ変化した際、縮小表示されない状態となる一例について具体的に説明する。
具体的には、例えば、図6(A)は、展開時に演出映像として注意喚起映像Kが表示された場合を示すものである。展開状態の表示装置16において、表示装置16に所定の演出映像が表示された状態から、注意喚起映像Kが表示されるタイミングになると、図6(A)に示すように左表示装置16Lでは円の中にαが入る演出映像が表示され、右表示装置16Rでは四角の中にγが入る演出映像が表示される。
中表示装置16Cでは、「液晶の突出に注意!」の注意喚起映像Kが表示される状態となる。
図6(B)は収納時に演出映像として注意喚起映像Kが表示された場合を示すものである。図6(B)の収納状態に表示装置16において、表示装置16に所定の演出映像が表示された状態から、注意喚起映像Kが表示されるタイミングになると、図6(B)に示すように、展開時に左表示装置16L、右表示装置16Rで表示されるべく円の中のαの演出映像と、四角の中のγの演出映像は、それらの大きさが略1/2の大きさに縮小された状態で中表示装置16Cに表示される。一方、注意喚起映像Kの「液晶の突出に注意!」の演出映像は、大きさは、縮小表示されずに、そのままの大きさで表示されるものである。
これにより、注意喚起映像Kにより表示される内容を遊技者に見落とされることなく、確実に報知することができる。
図6(B)に示すように、「液晶の突出に注意!」の注意喚起映像Kは、縮小されないが、円の中のαの演出映像と、四角の中のγの演出映像とは、図6(A)に表示された大きさの略1/2の大きさに縮小され、注意喚起映像Kに重畳された状態で表示される。
上述したように図6(A)(B)に示すように、注目演出映像C(ここでは、注意喚起映像K)について、表示装置16の表示領域の大きさが図6(B)のように狭い状態の場合でも、注意喚起映像Kについては、縮小演出映像とならずに、縮小演出映像が表示されないように形成されている。すなわち、注目演出映像Cの注意喚起映像Kは、表示領域の大きさに関わらず、同一のサイズで表示されているものである。
なお、ここで、上述した「同一のサイズ」には、いわゆる元の画像の正確な1.0倍の大きさのものに限定されるものではなく、「略同一のサイズ」に見えるようなものでもよいものである。演出映像を表示する際に、表示装置16に表示させる際の技術的な都合により、また便宜上、例えば、元の画像の大きさの0.9倍等のわずかに全体として縮小されるものや、1.1倍等のわずかに全体として拡大されるが、遊技者から見ると略同一のサイズに表示されるようなものも含まれるものである。
また、ここで、本実施の形態では、図6(A)(B)に示す様に、展開状態の表示装置16から、収納状態の表示装置16に変更した際、注目演出映像Cの注意喚起映像Kは、上述した「同一のサイズ」で表示されるが、左表示装置16Lや、右表示装置16Rに表示されていた円内のαや、四角内のγの演出映像は、収納状態の表示装置16においては、表示領域の大きさの差に基づく縮小演出映像(略1/2の大きさ)に縮小表示されていたが、特にこれに限定されるものではない。
具体的には、例えば、図7(A)は、図6(A)と同様に展開時に演出映像として注意喚起映像Kが表示された場合を示すものであり、図7(B)は収納時に演出映像として注意喚起映像Kが表示された場合を示すものである。
図7に示すように、展開状態の表示装置16において、図7(A)で図6(A)と同様の演出映像が表示されている。そして、収納状態の表示装置16において、図7(B)では、図6(B)で示したように展開時に左表示装置16Lや、右表示装置16Rに表示されるべき円内のαや、四角内のγの演出映像α、γは縮小した映像とせずに、「液晶の突出に注意!」という注目演出映像C(具体的には、注意喚起映像K)に関する演出映像βのみ表示されるようにしてもよいものである。これにより、左表示装置16Lや、右表示装置16Rに表示されていた円内のαや、四角内のγの演出映像α、γは縮小した映像とせずに、注目演出映像C(具体的には、注意喚起映像K)に関する演出映像だけが表示されることで、注意喚起映像Kを、より強調させることができ、遊技者に対して、より強く報知させることができて、注意喚起を強く印象づけさせることができる。
なお、本実施の形態では、3つの表示装置16を有し、表示領域の大きさが広い状態は、図2(C)に示すように3つの表示装置16の全ての表示領域で表示される状態であり、表示領域の大きさが狭い状態は、図2(A)に示すように3つの表示装置16のうちの1つである中表示装置16Cで表示される領域となるものであるが、特にこのように表示装置16の個数が変化するものに限定されるものではない。具体的には、例えば、1つの大きな表示装置16の表示領域が、その表示装置16の前側に移動する可動シャッターにより、表示領域の大きさが広い状態から狭い状態へ変更されるようなものも含まれる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。
本実施の形態では、以上のような構成を有することで、下記に示すような作用及び効果を奏する。
本実施の形態によれば、待機状態中に表示される遊技者に注目させたい注目演出映像Cについて、表示領域の大きさが狭い状態の場合でも、表示領域の大きさの差に基づく縮小演出映像が表示されない。このため、待機状態中に表示される演出映像は、縮小演出映像ではない注目演出映像Cが含まれることとなり、縮小演出映像ではない注目演出映像Cが表示されることで、遊技者に対して、縮小されていない通常の大きさの注目演出映像Cを見せることができ、遊技者に対する注意喚起を充分に行うことが可能な遊技機10を提供することができる。
本実施の形態によれば、注目演出映像Cは、表示領域の大きさに関わらず、同一のサイズで表示可能となる。これにより、例えば、表示領域の大きさが狭い状態になっても、注目演出映像Cも狭い領域に表示されてしまうようなことを回避することができ、注目演出映像Cに関しては、表示領域の大きさが変更されても、常に同一のサイズで表示されることで遊技者が見落としてしまうことが無く、注目演出映像Cで表示される内容を、遊技者に対して注目させることができ、遊技者に当該内容を認識させることができる。
本実施の形態によれば、注目演出映像Cは、表示手段が初期占有領域Sから外方に向かって突出することを遊技者に注意喚起する注意喚起映像Kである。表示手段が初期占有領域Sから外方に向かって突出する状況は、遊技機10の前に座っている遊技者にとって、その突出する表示手段が遊技者に衝突する可能性もあり、当該遊技機10の前にいる遊技者に注意を喚起させる必要があり、当該遊技者には報知した方がよい情報である。
そのような重要な情報を、注目演出映像Cとしていることで、表示領域の変動にもかかわらず縮小演出映像として表示されないことで、そのような重要な情報を確実に遊技者に周知させることが可能となる。
本実施の形態によれば、表示領域の大きさが狭い状態は、複数の表示装置16の表示領域が重なっている状態であり、最も正面側(遊技者側)に位置する表示装置16の表示領域を遊技者は見ることができても、その背面側に位置する表示装置の表示領域に表示されている表示内容を遊技者は見ることできない。
一方、表示領域の大きさが広い状態では、複数の表示装置の表示領域が重ならない状態であるため、全ての表示装置の表示領域を遊技者に表示させることができ、遊技者は、当該内容を認識することが可能となる。
本実施の形態によれば、複数の表示装置16の表示領域により表示される映像により、一つのまとまりのある映像となるように形成されている。これにより、複数の表示装置16を用いて、より効果的な演出映像の表示を行うことができ、表示領域が存在していない領域においても、見る側の想像により、一つのまとまりのある映像を効果的に認識することが可能となる。
本実施の形態によれば、所定の操作スイッチ(具体的には、変更スイッチ43)を操作することにより、表示手段の表示領域の大きさを変更することができる。これにより、遊技者や、遊技ホールの管理者等が、遊技状態に応じて、都合のよいタイミングで、表示領域を変更することができる。
(第2の実施の形態)
図8及び図9を用いて、第2の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態では、図2に示すように、左右の表示装置16が折りたたまれた収納状態と、左右端部の回転軸(図示せず)の周りに回転移動して開いた展開状態とにより、表示領域の大きさを狭い状態と、広い状態とに変更していた。本実施の形態では、左表示装置16L及び右表示装置16Rが、図8(A)に示すように筺体10a内部に収納された収納状態から、図8(B)に示すように前側に向かって、スライド移動し、図8(C)に示すように前側に突出した状態において、左右の表示装置16の奥側に位置する回転軸(図示せず)の周りに左右の表示装置16が回転可能に形成され、図8(D)に示すように、所定角度だけ回転移動することで、左表示装置16L及び右表示装置16Rが左右に開いた展開状態となるように形成されているものである。
第1の実施の形態では、左表示装置16L及び右表示装置16Rが、中表示装置16Cの前で折りたたまれた状態となるため、中表示装置16Cの表示画像を正面側から見るためには、左表示装置16L及び右表示装置16Rが透過液晶となって、透明の状態となる必要があったが、本実施の形態では、左表示装置16L及び右表示装置16Rが筺体10a内部に収納された状態となるため、そのまま中表示装置16Cに表示される演出映像を正面側の遊技者から見ることができるため、透過液晶となる必要はない。
また、第1の実施の形態では、左右の表示装置16が観音開き状となるため、左表示装置16L及び右表示装置16Rの左右方向の長さは、中表示装置16Cの半分となる制約があるが、本実施の形態では、左右の表示装置16が筺体10a内部に収納されるため、そのような制約はなく、左右の表示装置16の左右方向の長さを、第1の実施の形態よりも長くすることが可能となる。
その他の構成は、第1の実施の形態で説明した構成及び作用効果と同様であるため、それらの説明を省略する。
(第3の実施の形態)
図10を用いて、第3の実施の形態を説明する。
本実施の形態では、収納状態と、展開状態とにおける左表示装置16L及び右表示装置16Rの位置は、第1の実施の形態と同一の位置となっているが、収納状態と展開状態との間で、左表示装置16L及び右表示装置16Rの移動態様が異なるものである。
第1の実施の形態では、左表示装置16L及び右表示装置16Rは、所定の回転軸(図示せず)の周りに回転移動することで、収納状態と展開状態との間を変更していたが、本実施の形態では、左表示装置16L及び右表示装置16Rが、特に図示しない所定のレール等を用いることで、前方に突出した展開状態と、中表示装置16Cの前に重なって位置する収納状態との間を左右方向にスライド移動することで変更可能としているものである。
本実施の形態では、収納状態において、中表示装置16Cの前に左表示装置16L及び右表示装置16Rが重なって位置するため、第1の実施の形態と同様に、その収納状態では、左表示装置16L及び右表示装置16Rは透過液晶となるように形成されている。
なお、ここで、左表示装置16L及び右表示装置16Rを用いて表示させるため透過液晶にすることに限定されるものではない。収納状態の表示装置16において、収納した左表示装置16L及び右表示装置16R自体の正面側に映像を表示させるようにしてもよいものである。
また、図10(A)に示すように、中表示装置16Cの上端及び下端側に長方形状の黒色からなる領域(図中の長方形状の斜線領域I)や、左表示装置16L及び右表示装置16Rの上端及び下端側に三角形状の黒色からなる領域(図中の斜線領域H)を表示させるようにしてもよい。このように表示させると、左表示装置16L及び右表示装置16Rを立体的に手前側に突出している状態をより強調させることができる。また、上述したように表示装置16において斜線領域Hや、斜線領域Iを黒色に表示させる代わりに、表示装置16の斜線領域Hや、斜線領域Iの正面側に装飾部品を配置することで同様の効果を得るようにしてもよい。また、中表示装置16Cの高さを左表示装置16Lや右表示装置16Rよりも短くして斜線領域Iには、中表示装置16Cを設けずに表示領域が無いようにしてもよい。
その他の構成は、第1の実施の形態で説明した構成及び作用効果と同様であるため、それらの説明を省略する。
(第4の実施の形態)
図11を用いて、第4の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態では、図2に示すように、左右の表示装置16が折りたたまれた収納状態と、左右端部の回転軸(図示せず)の周りに回転移動して開いた展開状態とにより、表示領域の大きさを狭い状態と、広い状態とに変更していた。本実施の形態では、左表示装置16L及び右表示装置16Rが、図11(A)に示すように筺体10a内部に斜めに収納された収納状態から、図11(B)に示すように前側に向かって、スライド移動し、図11(C)に示すように前側斜め方向に突出した状態となるように形成されているものである。筺体10a内部に収納されている状態において、左表示装置16L及び右表示装置16Rが斜め方向に収納されているため、第2の実施の形態のように、前方に突出させた後、左表示装置16L及び右表示装置16Rを所定の回転軸の周りに回転移動させる必要はないように形成されている。
本実施の形態においても、第2の実施の形態と同様に、収納状態において、左表示装置16L及び右表示装置16Rが筺体10a内部に収納された状態となるため、そのまま中表示装置16Cに表示される演出映像を正面側の遊技者から見ることができるため、左表示装置16L及び右表示装置16Rが透過液晶となる必要はない。
その他の構成は、第1の実施の形態で説明した構成及び作用効果と同様であるため、それらの説明を省略する。
(第5の実施の形態)
図12及び図13を用いて、第5の実施の形態を説明する。
本実施の形態では、第1の実施の形態と比べて、収納状態と、展開状態とにおける左表示装置16L及び右表示装置16Rの位置は、中表示装置16Cの前側になっているが、第1の実施の形態のように、左表示装置16L及び右表示装置16Rが中表示装置16Cの半分の領域からなり、移動態様も観音開きではなく、図12(A)に示すように、左表示装置16L及び右表示装置16Rが中表示装置16Cの全面の領域からなり、左表示装置16L及び右表示装置16Rのそれぞれが中表示装置16C全体を覆うように形成されている。これにより、左右の表示装置16の表示領域の大きさを第1の実施の形態よりも大きくすることができる。
本実施の形態では、左表示装置16L及び右表示装置16Rが、左右一方の端部に回転可能に軸支する回転軸を有することで、図12(B)に示すように、各表示装置16を当該回転軸の周りに回転移動させることで、図13に示すように前方に突出した展開状態と、図12(A)に示すように中表示装置16Cの前に重なって位置する収納状態との間で表示領域の大きさの変更等を可能としているものである。
本実施の形態では、収納状態において、中表示装置16Cの前に左表示装置16L及び右表示装置16Rが重なって位置するため、第1の実施の形態と同様に、その収納状態では、左表示装置16L及び右表示装置16Rは透過液晶となるように形成されている。
なお、ここで、左表示装置16L及び右表示装置16Rを上述したように透過液晶にすることに限定されるものではない。収納状態の表示装置16において、収納した状態の左表示装置16Lの正面側に映像を表示させるようにしてもよいものである。
その他の構成は、第1の実施の形態で説明した構成及び作用効果と同様であるため、それらの説明を省略する。
(第6の実施の形態)
図14、図15、図16を用いて、第6の実施の形態を説明する。
第1〜第5の実施の形態では、複数の表示装置16の個数が3個であり、左表示装置16L、中表示装置16C及び右表示装置16Rから構成されていたが、本実施の形態では、複数の表示装置16の個数が2個であり、筺体10aの前側に位置する前表示装置16Fと、この前表示装置16Fの後ろ側(背面側)に位置する後表示装置16Bとから構成されているものである。
さらに、本実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、収納状態は、複数の表示装置16が前後に重なった状態であるが、展開状態は、第1の実施の形態と異なり、前表示装置16Fが上方に向かってスライド移動しているものである。また、前表示装置16Fは、上方に向かって突出した後、下部に設けた回転軸(図示せず)の周りに回転移動させることで、前表示装置16Fに傾斜角度を設けて表示画面を遊技者側の方向に向けるようにして、正面側の遊技者に対して、視認性が良好となるように形成されている。
本実施の形態では、収納状態において、前表示装置16Fに表示される演出映像により表示領域が狭い状態の表示を行うことができる。このため、前表示装置16Fを透過液晶にする必要はないが、前表示装置16Fを透過液晶にして、後表示装置16Bに表示される演出映像を遊技者に見せることができるようにしてもよい。
図15を用いて、表示装置16に表示される演出映像の一例について説明する。
図15(A)に示すように、通常状態において、前表示装置16Fでは楕円内にVが入る演出映像が表示される。
図15(B)に示すように、有利状態(AT)等において、表示装置16が展開状態となり、前表示装置16Fには、円内にαが入る演出映像αが表示され、後表示装置16Bには、三角形にβが入る演出映像βが表示される。
図15(C)に示すように、所定の操作スイッチの操作により、表示装置16が収納状態になると、図15(B)に表示されていた演出映像α及びβの大きさがそれぞれ略1/2の大きさに縮小された縮小演出映像が表示される。
なお、その際、図15(B)の演出映像を縮小して図15(C)に表示させたことにより、図15(C)に示すように中表示装置16Cの表示領域の右端及び左端には、長方形状の黒色からなる領域(図中の長方形状の斜線領域J)が発生するように形成されている。具体的には、表示装置16の液晶表示装置に黒色部分の領域として表示されるものである。これにより、演出映像を縮小した場合の縮小演出映像を、表示領域の大きさの差に基づく正確な縮小演出映像を狭い状態の表示領域に正確に表示することができる。
次に、図16を用いて待機状態における表示装置16の演出映像の表示の一例について説明する。
具体的には、図16(A)は、展開時に演出映像として注意喚起映像Kが表示された場合を示すものである。図16(B)は、収納時に演出映像として注意喚起映像Kが表示された場合を示すものである。
図16(A)に示すように、表示装置16が展開時に演出映像として注意喚起映像Kが表示された場合、前表示装置16Fには、図16(B)と同様に円内にαが入る演出映像αが表示され、後表示装置16Bには、「液晶の突出に注意!」という注目演出映像Cである注意喚起映像Kが表示される。
そして、表示装置16が収納状態に戻ると、図16(A)の前表示装置16Fに表示されていた演出映像αの大きさは約1/2の大きさになって表示されるとともに、図16(A)の後表示装置16Bに表示されていた注意喚起映像Kの大きさは変わらずに略同一のサイズで前表示装置16Fに、演出映像αと一緒に表示されることになる。
なお、図16(B)において、第1の実施の形態で説明した図7(C)のように、演出映像αを表示しないようにしてもよい。
具体的に説明すると、本実施の形態では、図16(A)(B)に示す様に、展開状態の表示装置16から、収納状態の表示装置16に変更した際、注目演出映像Cの注意喚起映像Kは、上述した「同一のサイズ」で表示されるが、前表示装置16Fに表示されていた円内のαの演出映像は、収納状態の表示装置16Fにおいては、表示領域の大きさの差に基づく縮小演出映像(略1/2の大きさ)に縮小表示されていたが、この縮小表示自体も表示しないようにしてもよいものである。
具体的には、例えば、展開時においては、図16(A)と同様に展開時に演出映像として注意喚起映像Kが表示され、収納時においては、特に図示していないが図16(B)とは異なり、演出映像として注意喚起映像Kだけが表示されるような場合を示すものである。
すなわち、展開状態の表示装置16において、図16(A)と同様の演出映像が表示される。そして、収納状態の表示装置16において、図16(B)とは異なり、展開時に上表示装置16Fに表示されるべき円内のαの演出映像αは縮小した映像も表示せずに、「液晶の突出に注意!」という注目演出映像C(具体的には、注意喚起映像K)に関する演出映像のみ表示されるようにするものである。これにより、上表示装置16Fに表示されていた円内のαの演出映像αは縮小した映像とせずに全く表示されず、注目演出映像C(具体的には、注意喚起映像K)に関する演出映像だけが表示されることで、注意喚起映像Kを、より強調させることができ、遊技者に対して、より強く報知させることができて、注意喚起を強く印象づけさせることができる。
さらに、展開時に前表示装置16Fに演出映像αが表示され、後表示装置16Bに注目演出映像Cの注意喚起映像Kが表示されるように構成したが、前表示装置16Fに注目演出映像Cの注意喚起映像Kが表示され、後表示装置16Bに演出映像αが表示されるようにしてもよい。 その他の構成は、第1の実施の形態で説明した構成及び作用効果と同様であるため、それらの説明を省略する。
(第7の実施の形態)
図17を用いて、第7の実施の形態を説明する。
第1〜第5の実施の形態では、複数の表示装置16の個数が3個であり、左表示装置16L、中表示装置16C及び右表示装置16Rであったが、本実施の形態では、第6の実施の形態と同様に複数の表示装置16の個数が2個であり、筺体10aの前側に位置する前表示装置16Fと、この前表示装置16Fの後ろ側(背面側)に位置する後表示装置16Bとからなるものである。
さらに、本実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、収納状態は、複数の表示装置16が前後に重なった状態であるが、展開状態は、第1の実施の形態と異なり、第6の実施の形態と同様に前表示装置16Fが上方に向かってスライド移動しているものである。
また、第6の実施の形態と比べて、第6の実施の形態では、前表示装置16Fは、上方に向かって突出した後、下部に設けた回転軸(図示せず)の周りに回転移動させることで、前表示装置16Fの傾斜角度を設けて、正面側の遊技者に対して、視認性が良好となるように形成されていた。本実施の形態では、上方に向かってスライド移動する途中において、特に図示していないスライドレールに沿って、移動しながら、前方側に傾斜する方向に回転させているものである。
本実施の形態においても、第6の実施の形態と同様に、展開状態において、前表示装置16Fが前側に向かって傾斜していることで、遊技者からの視認性を良好なものにすることができる。
また、本実施の形態においても、収納状態において、前表示装置16Fに表示される演出映像により表示領域が狭い状態の表示を行うことができる。このため、前表示装置16Fを透過液晶にする必要はないが、前表示装置16Fを透過液晶にして、後表示装置16Bに表示される演出映像を遊技者に見せることができるようにしてもよい。
本実施の形態では、表示装置16に表示される演出映像は、第6の実施の形態の図15及び図16で示したものと同様であるため、それらの説明を省略する。
その他の構成は、第1の実施の形態で説明した構成及び作用効果と同様であるため、それらの説明を省略する。
(第8の実施の形態)
図18〜図22を用いて、第8の実施の形態を説明する。
図18に示す態様は、本実施の形態は、複数の表示装置16の表示領域により表示される映像により、一つのまとまりのある映像となるように形成されているものの一例である。
遊技機10正面側の上側の表示装置16である上表示装置16Uと、下側の表示装置16である下表示装置16Dとの2つの表示装置16の表示領域により表示される映像により、キャラクターSの上部と下部とを分割して表示することで、一つのまとまりのある映像となっているものである。
本実施の形態では、図18に示すように、複数の表示装置16(2個の表示装置16)の表示領域により表示されるキャラクターSの映像により、一つのまとまりのある映像となるように形成されている。これにより、複数の表示装置16を用いて、より効果的な演出映像の表示を行うことができ、表示領域が存在していない領域においても、見る側の想像により、キャラクターSの一つのまとまりのある映像を効果的に認識することが可能となる。
本実施の形態においても、複数の表示装置16を有し、いずれか一方の表示装置16のみを表示領域とする表示領域の大きさを狭い状態と、全ての表示装置16を表示領域とする表示領域の大きさの広い状態との間で変更することができるように形成されているものである。
図19に示すように、上下2つの表示装置(上表示装置16U、下表示装置16D)の両方で演出映像の表示を行っているものであって、表示領域の大きさが広い状態になっているものである。上表示装置16Uでは、円形の中にαが入る演出映像αが表示され、下表示装置16Dでは、三角形の中にβが入る演出映像βが表示されている。
図20に示すように、上下2つの表示装置(上表示装置16U、下表示装置16D)のうち、下側の下表示装置16Dの1つのみで演出映像の表示を行っているものであって、表示装置16の表示領域の大きさが小さい状態になっているものであり、図19で表示されていた演出映像αとβとは、下表示装置16Dにおいて、大きさが約1/2の大きさとなって、両方一緒に表示される。
図21に示すように、待機状態において、上下2つの表示装置16(具体的には、上表示装置16U及び下表示装置16D)の両方の表示領域で演出映像を表示しているものである。具体的には、上表示装置16Uでは、円形の中にαを入れた演出映像αが表示され、下表示装置16Dでは、「のめり込みに注意。スロットは適度に楽しむものです。」という注目演出映像Cが表示されている。
図22に示すように、待機状態において、上下2つの表示装置16の一方(下表示装置16D)の表示領域で演出映像を表示しているものであって、図21の演出映像αは、大きさが1/3の大きさとなって表示されているが、「のめり込みに注意。スロットは適度に楽しむものです。」という注目演出映像Cは、図21の表示態様と略同一サイズの大きさで表示されているものである。
なお、上記「大きさが1/3になる」のは、上表示装置16U及び下表示装置16Dの表示領域の合計の大きさに対して、下表示装置16Dのみの表示領域の大きさが1/3になっていることによるものである。すなわち、縮小演出映像の元の映像に対する縮小率(上述した1/3)は、表示領域の大きい場合の表示面積に対する表示領域の小さい場合の表示面積の比率になっている。すなわち、上述した上表示装置16U及び下表示装置16Dの表示領域の面積の合計の大きさに対する下表示装置16Dの表示領域の面積の大きさの比率(上述した1/3)と整合するように形成されている。これにより、表示領域が元の表示領域に対してかなり小さいような場合であっても、また、その割合が種々異なるような場合であっても、縮小演出映像を、常に当該表示領域においてバランスよく配置することが可能となる。
その他の構成及び作用効果は、第1の実施の形態で説明したものと略同様であるため、それらの説明を省略する。
10 遊技機 10a 筐体
10d 前扉 10e 図柄表示窓部
11 メダル投入口 11b 精算スイッチ
12 メダル払出口 13 左リール
14 中リール 15 右リール
16 表示装置
16L 左表示装置 16C 中表示装置
16R 右表示装置 16F 前表示装置
16B 後表示装置 16U 上表示装置
16D 下表示装置 17 スピーカー
18 マックスベットスイッチ 19 1ベットスイッチ
20 スタートスイッチ 21 左ストップスイッチ
22 中ストップスイッチ 23 右ストップスイッチ
24 チャンスボタン
26 リール 26a 有効ライン
27a 中パネル 27b 下パネル
28 操作部 35 リールユニット
36 ホッパーユニット 37 メダル受け皿
38 演出用ランプ
40 ベットスイッチ 43 変更スイッチ
50 ストップスイッチ S 初期占有領域
C 注目演出映像 K 注意喚起映像
本発明は、次の点を特徴とする。すなわち、正面側が開口する開口部を有する筐体と、前記開口部を開閉可能な前扉と、
演出映像を表示可能な表示手段(具体的には、例えば表示装置)を備え
前記表示手段は、少なくとも2つの表示装置により形成されるとともに、前記筐体及び前記前扉が当初に占有する領域(以下、「初期占有領域」とする。)から外方に向かって突出可能に形成され、
前記表示装置は、一方の表示装置と他方の表示装置とを並べた表示領域の大きさが広い状態と、一方の表示装置を他方の表示装置と重ねた表示領域の大きさが狭い状態とに変形可能であり、
前記表示領域の大きさを広い状態から狭い状態に変更した場合、前記広い状態の表示領域に表示される演出映像に対応するとともに、前記表示領域の大きさの差に基づく縮小演出映像を前記狭い状態の表示領域に表示可能に形成され、
所定時間、遊技が実行されなかった場合、待機状態に移行可能に形成され、
前記演出映像は、前記待機状態中に表示される遊技者に注目させたい注目演出映像を含み、
前記待機状態中に表示される前記注目演出映像は、
前記表示領域の大きさが前記広い状態、前記狭い状態に関係なく、同一のサイズで表示されるように形成されていることを特徴とする遊技機。
本発明によれば、注目演出映像Cは、表示領域の大きさに関わらず、同一のサイズで表示される。これにより、例えば、表示領域の大きさが狭い状態になっても、注目演出映像Cも狭い領域に表示されてしまうようなことを回避することができ、注目演出映像Cに関しては、表示領域の大きさが変更されても、常に同一のサイズで表示されることで遊技者が見落としてしまうことが無く、注目演出映像Cで表示される内容を、遊技者に対して注目させることができ、遊技者に当該内容を認識させることができる。
また、本発明に係る遊技機10は、さらに、前記待機状態中の前記表示領域の大きさが前記狭い状態の場合は、前記注目演出映像以外の映像は表示せず、前記注目演出映像は、前記表示領域の前記広い状態で表示されるサイズから縮小されず、同一のサイズで表示されるように形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る遊技機10は、さらに前記注目演出映像Cは、前記表示手段が前記初期占有領域Sから外方に向かって突出することを遊技者に注意喚起する注意喚起映像Kであることを特徴とする。
また、本発明に係る遊技機10は、さらに前記少なくとも2つの表示装置16の前記表示領域により表示される映像により、一つのまとまりのある映像となるように形成されたことを特徴とする。

Claims (6)

  1. 演出映像を表示可能な表示手段を備えた遊技機において、
    前記表示手段における前記演出映像を表示する表示領域の大きさを変更可能に形成し、
    前記表示領域の大きさを広い状態から狭い状態に変更した場合、前記広い状態の表示領域に表示される演出映像に対応するとともに、前記表示領域の大きさの差に基づく縮小演出映像を前記狭い状態の表示領域に表示可能に形成され、
    所定時間、遊技が実行されなかった場合、待機状態に移行可能に形成され、
    前記演出映像は、前記待機状態中に表示される遊技者に注目させたい注目演出映像を含み、
    少なくとも前記注目演出映像について、前記表示領域の大きさが狭い状態の場合でも、前記縮小演出映像が表示されないように形成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記注目演出映像は、前記表示領域の大きさに関わらず、同一のサイズで表示されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 正面側が開口する開口部を有する筐体と、前記開口部を開閉可能な前扉とを備え、
    前記表示手段は、前記筐体及び前記前扉が当初に占有する領域(以下、「初期占有領域」とする。)から外方に向かって突出可能に形成され、
    前記注目演出映像は、前記表示手段が前記初期占有領域から外方に向かって突出することを遊技者に注意喚起する注意喚起映像であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記表示手段は、複数の表示装置により形成され、
    前記表示領域の大きさが狭い状態は、前記複数の表示装置の表示領域が重なっている状態であり、
    前記表示領域の大きさが広い状態は、前記複数の前記表示装置の表示領域が重ならない方向に移動させた状態であることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の遊技機。
  5. 前記表示手段は、複数の表示装置により形成され、
    前記複数の表示装置の前記表示領域により表示される映像により、一つのまとまりのある映像となるように形成されたことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の遊技機。
  6. 前記表示手段の前記表示領域の大きさの変更は、所定の操作スイッチの所定の操作により実行可能としたことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の遊技機。
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