JP2020535404A - 統合型放射線検出器デバイス - Google Patents

統合型放射線検出器デバイス Download PDF

Info

Publication number
JP2020535404A
JP2020535404A JP2020516817A JP2020516817A JP2020535404A JP 2020535404 A JP2020535404 A JP 2020535404A JP 2020516817 A JP2020516817 A JP 2020516817A JP 2020516817 A JP2020516817 A JP 2020516817A JP 2020535404 A JP2020535404 A JP 2020535404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
photodiode
heat sink
ray
chip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020516817A
Other languages
English (en)
Inventor
ペッテリ ヘイッキネン
ペッテリ ヘイッキネン
ミッコ マティッカラ
ミッコ マティッカラ
Original Assignee
ディテクション テクノロジー オイ
ディテクション テクノロジー オイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ディテクション テクノロジー オイ, ディテクション テクノロジー オイ filed Critical ディテクション テクノロジー オイ
Publication of JP2020535404A publication Critical patent/JP2020535404A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14643Photodiode arrays; MOS imagers
    • H01L27/14658X-ray, gamma-ray or corpuscular radiation imagers
    • H01L27/14661X-ray, gamma-ray or corpuscular radiation imagers of the hybrid type
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14643Photodiode arrays; MOS imagers
    • H01L27/14658X-ray, gamma-ray or corpuscular radiation imagers
    • H01L27/14663Indirect radiation imagers, e.g. using luminescent members
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/20Measuring radiation intensity with scintillation detectors
    • G01T1/2018Scintillation-photodiode combinations
    • G01T1/20182Modular detectors, e.g. tiled scintillators or tiled photodiodes
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/20Measuring radiation intensity with scintillation detectors
    • G01T1/2018Scintillation-photodiode combinations
    • G01T1/20184Detector read-out circuitry, e.g. for clearing of traps, compensating for traps or compensating for direct hits
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/36Selection of materials, or shaping, to facilitate cooling or heating, e.g. heatsinks
    • H01L23/367Cooling facilitated by shape of device
    • H01L23/3677Wire-like or pin-like cooling fins or heat sinks

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)

Abstract

一実施形態によれば、デバイスは、X線またはガンマ線の光子を可視光の光子に変換するように構成されたシンチレータ層と、シンチレータ層によって生成された可視光を電流に変換するように構成されたフォトダイオード層と、フォトダイオード層の下に位置し、電流を受け取って処理するように構成されたIC(集積回路)層と、を備え、IC層の電気接点は、ワイヤボンディングを使用して前記フォトダイオード層の電気接点に接続され、IC層の底部が少なくとも部分的に露出されたままである間、ワイヤボンディングは保護材料で覆われている。他の実施形態は、デバイスによるタイルのアレイを備える検出器、ならびにX線源および検出器を備える撮像システムに関する。【選択図】図1

Description

本発明は、放射線検出器モジュールで使用される検出器構造に関する。
シンチレータベースの検出器および検出器アレイは、例えばX線またはガンマ線の光子などの高エネルギー放射線を電荷に変換するために、放射線イメージングにおいて利用される。それらは通常、シンチレータ層、基板に取り付けられたフォトダイオード層、および、フォトダイオード層のピクセルによって生成された電流を分析および処理する集積回路(IC)を備える。このICは、単純なA/Dコンバータまたはより複雑な特定用途向け集積回路(ASIC)である。
性能を向上させ、コストを削減し、物理的サイズをより小さくするために、ICをフォトダイオード層に物理的に近くに配置することが望ましい場合がある。これは通常、ICをフォトダイオード層と同じ基板の反対側に取り付けることにより達成される。この取り付けを行う簡単な方法は、パッケージされた表面マウントICを基板のはんだパッド上にはんだ付けすることである。ただし、このプロセスには不要なステップが含まれ、材料が無駄になる。なぜなら、例えば、ICのパッケージにはすでにICが取り付けられる基板が含まれ、この基板にはICを検出器基板上にはんだ付けするために使用されるコンタクトパッドが含まれるからである。
この概要は、詳細な説明で以下にさらに説明される、選択された概念を簡略化された形態で紹介するために提供される。この概要は、クレームされた主題の主要な特徴または本質的な特徴を特定することを意図したものではなく、クレームされた主題の範囲を制限するために使用されることを意図したものでもない。
検出器デバイスを提供することが目的である。この目的は、独立請求項の特徴によって達成される。いくつかの実施形態は、従属請求項に記載される。一実施形態によれば、デバイスは、X線またはガンマ線の光子を可視光の光子に変換するように構成されたシンチレータ層と、シンチレータ層によって生成された可視光を電流に変換するように構成されたフォトダイオード層と、フォトダイオード層の下に位置し、電流を受け取って処理するように構成されたIC(集積回路)層と、を備え、IC層の電気接点は、ワイヤボンディングを使用して前記フォトダイオード層の電気接点に接続され、IC層の底部が少なくとも部分的に露出されたままである間、ワイヤボンディングは保護材料で覆われている。2つの層のワイヤボンディングにより、追加の基板の必要性が回避される。さらに、IC層の下部を露出したままにすると、デバイスからの熱伝導が大幅に改善され得る。
第1の態様の別の実施形態では、デバイスは、熱放散を改善するためにIC層の下にヒートシンクをさらに備える。
第1の態様の他の実施形態では、IC層の底面は、IC層からヒートシンクへの熱伝導をさらに改善するためにヒートシンクと直接接触している。
さらに、第1の態様の別の実施形態では、ヒートシンクは、補強材として構成されてよく、これは、他の支持構造または厚い剛性基板の必要性を除去する。
第1の態様のさらに別の実施形態では、デバイスは、IC層内部の電子部品を保護するために、フォトダイオード層とIC層との間にX線遮断層を含んでよい。
第1の態様のさらに別の実施形態では、IC層の電気接点は、フォトダイオード層の電気接点に直接接続され、これにより、デバイスのサイズを縮小することができる。
第1の態様の他の実施形態では、フォトダイオード層は、再分配層をさらに含み、これにより、層の接続をより簡単にすることができ、デバイスの製造を簡略化することができる。
第1の態様の別の実施形態では、ワイヤボンディングは、フィルム支援成形を使用して覆われ、これにより、保護材料の分布をより細かく制御することができる。
さらに、第1の態様の別の実施形態では、IC層は、積み重ねられたICチップの複数の層を含み、これにより、デバイスをよりコンパクトにすることができる。
他の実施形態は、デバイスによるタイルのアレイを備える検出器、ならびにX線源および検出器を備える撮像システムに関する。
付随する特徴の多くは、添付図面に関連して考慮される以下の詳細な説明を参照することにより、よりよく理解されるにつれて、より容易に理解されるであろう。
本説明は、添付図面に照らして読まれる以下の詳細な説明からよりよく理解されるであろう。
図1は、一実施形態による、シンチレータ層、フォトダイオード層、基板、X線阻止層、読み出し集積回路、およびワイヤボンドを示す、放射線検出器デバイスの断面側面図の概略図を示す。 図2は、保護材料がワイヤボンドを覆う、検出器デバイスの別の実施形態の概略図を示す。 図3は、保護材料がワイヤボンドを覆い、デバイスがICチップと直接接触するヒートシンクをさらに含む、検出器デバイスの別の実施形態の概略図を示す。 図4は、IC層が積み重ねられたICチップの複数の層を含む、検出器デバイスの別の実施形態の概略図を示す。 図5は、X線遮断層、IC層、およびワイヤボンドが保護材料で覆われている、放射線検出器デバイスの別の実施形態の概略図を示す。 図6は、デバイスがヒートシンクをさらに含む、検出器デバイスの別の実施形態の概略図を示す。 図7は、一実施形態に構成されたフィルム支援成形プロセスの概略図を示す。 図8は、複数の放射線検出器デバイスを含む放射線検出器アレイの一実施形態の概略図を示す。
同様の参照は、添付図面において同様の部品を示すために使用される。
添付図面に関連して以下に提供される詳細な説明は、実施形態の説明として意図されており、実施形態が構築または利用され得る唯一の形態を表すことは意図されていない。しかしながら、同じまたは同等の機能および構造は、異なる実施形態によって達成されてもよい。
以下の説明において、下、上、および垂直などの方向を示す用語は、デバイスが添付図面に描かれている方向におけるデバイスのさまざまなコンポーネントの相対的な配置を明確に指すためにのみ使用されている。
一実施形態によれば、検出器は、シンチレータ層、フォトダイオード層、基板、および集積回路(IC)層を含む。シンチレータ層は、入射する高エネルギー電磁放射を可視光に変換し、フォトダイオード層は、可視光を電流に変換する。これらの電流は、導体を使用して基板を通ってIC層に送られ、これらの電流の分析は、IC層のICチップによって処理される。ICチップは、別個に製造された独立したICデバイスを指す場合がある。たとえば、これらのチップは、単純なA/Dコンバータまたはより複雑な特定用途向け集積回路(ASIC)であり得る。
ICチップのコネクタは、ワイヤボンディングを使用して基板層の導体に接続される。ワイヤボンドは、保護材料で覆うことにより、腐食、機械的ひずみ、および短絡から保護される。ただし、フォトダイオード層およびICチップによって生成される熱の放散を妨げないように、保護材料は、ワイヤボンドを十分に保護しながら、ICチップの一部をできるだけ小さくカバーする。IC層の一部が露出しているため、ヒートシンクは、IC層の底面と直接接触することができる。さらに、ヒートシンクは、デバイス全体に構造的支持を提供し、デバイスを平坦に保つ補強材として構成することができる。
パッケージ化されたICチップが伝統的に基板にはんだ付けされるときに、パッケージングは、実際のICがワイヤボンドされる基板を含み、この基板は、はんだ付けに使用されるコンタクトパッドを含む。ICチップがワイヤボンディングを使用してフォトダイオード層のピクセルに直接接続されるので、いかなる追加の基板も必要ない。したがって、製造に必要な材料が少なくなり、デバイスのコストおよびサイズを削減できる。さらに、ワイヤボンドを保護しながらICチップの表面を露出したままにすることができるので、デバイスの放熱能力を向上させることができる。最後に、ヒートシンクが補強材として使用されるので、追加の支持構造または剛性のあるセラミック基板が不要になり、デバイスのコストおよびサイズをさらに削減できる。
図1は、一実施形態による、シンチレータ層11、フォトダイオード層1、基板2、X線遮断層3、2つのICチップ4、およびワイヤボンド5を示す、部分的に組み立てられた放射線検出器デバイスの断面側面図の概略図を示す。
シンチレータ層11は、X線またはガンマ線などの高エネルギー電磁放射を可視光に変換するように構成される。次に、フォトダイオード層1は、これらの可視光の光子を電荷に変換するように構成される。フォトダイオード層1に垂直方向にバイアス電圧を印加すると、発生した電荷がバイアスに沿って移動し、電流が発生する。電荷の生成率は入射する電磁放射の強度に依存するので、生成される電流は、フォトダイオード層1の異なる部分で異なる。したがって、フォトダイオード層1の下に導電体のアレイを導入することにより、電流分布を測定することができ、この情報を使用して、各導電体の電流量が画像のピクセルとして機能する入射高エネルギー放射の画像を作成することができる。
フォトダイオード層1が堆積される基礎であることに加えて、フォトダイオード層1の下の基板2はまた、導体をフォトダイオード層1のピクセルから基板2の底側の電気接点に経路指定する再分配層として機能する。これらの接点は、IC層内のICチップ4の接点の位置と互換性があるように配置される。さらに、ICチップ4からの出力信号は、例えば、基板2を覆うICチップがない基板2の底面領域に追加のコネクタを導入することにより、基板層2を使用してデバイスから経路指定することもできる。ICチップがフォトダイオード層のピクセルに電気的に接続されるように、ICチップ4の電気接点は、ワイヤボンド5を使用して基板の底面の接点に接続される。2つのICチップ4のみが図示されているが、これは単なる例であり、ICチップの数は一般に著しく多くなり得ることに留意されたい。ワイヤボンド5も同様である。各ICチップに対して2つのワイヤボンド5のみが示されているが、一般に、単一のICチップ4をフォトダイオード層のピクセルに接続するためには、はるかに多くのワイヤボンドが必要である。さらに、ICチップ内部の電子機器を高エネルギー電磁放射から保護するために、基板2とICチップ4との間にX線遮断層3がある。この層は、例えば、タングステンを含むことができる。
図2は、一実施形態による、図1のものと同様のさらに組み立てられた放射線検出器デバイスの断面側面図の概略図を示す。しかしながら、今やワイヤボンド5は保護材料6で覆われている。
保護材料6は、腐食、機械的ひずみ、および短絡からワイヤボンド5を保護する。材料6は、ワイヤボンド5と、ワイヤボンド5の近くにある基板2、X線遮断層3、およびICチップ4の一部のみを覆い、基板2およびICチップ4の表面領域のほとんどは露出したままである。保護材料の分布のこのタイプの正確な制御は、例えば、フィルム支援成形(film−assisted moulding,FAM)を使用することにより達成できる。
図3は、一実施形態による、完全な放射線検出器デバイスの断面側面図の概略図を示す。図2の装置と比較して、このデバイスは、ヒートシンク7をさらに含む。
保護材料6はICチップ表面のごく一部を覆うだけなので、ヒートシンク7は、ICチップ4の表面と直接接触することができる。このようにして、ICチップからヒートシンクへの改善された熱伝達が可能であり、したがって、デバイス全体の熱放散が改善される。さらに、ヒートシンクは、デバイスに構造的支持を提供してデバイスをフラットに保つ補強材として機能するように構成することができ、これにより、剛性の高いセラミック基板などのいかなる追加の構造的支持も不要になる。
図4は、一実施形態による、複数のICチップ4’が互いの上に積み重ねられ、各積み重ねられたチップのペア間のスペーサ8を使用してチップ4’が互いに分離している、放射線検出器デバイスの断面側面図の概略図を示す。
単一のICチップと同様に、積み重ねられたICチップ4’の各々は、基板2の底側の電気接点にワイヤボンディングされる。さらに、単一のX線遮断層3のみが、ICチップ4’のスタックと基板2との間に使用される。図では2つの積み重ねられたICチップ4’のみが示されているが、これは単なる例であり、積み重ねられたICチップ4’の数はより多くあり得る。
複数のICチップを互いに積み重ねることにより、積み重ねられていない構成と比較して、チップが占める総表面積を減らすことができる。したがって、例えば、使用する必要がある保護材料はより少量であり、基板のサイズをより小さくすることができ、それにより、製造コストを削減することができ、より小さいデバイスを可能にすることができる。
図5は、一実施形態による、ワイヤボンド5に加えて、ICチップ4の全表面領域を保護材料6が覆う、部分的に組み立てられた放射線検出器デバイスの代替実施形態の断面側面図の概略図を示す。
ICチップ4全体が保護材料で覆われているので、保護材料の分布は、図3に示された実施形態のように正確に制御される必要はない。したがって、製造プロセスは、以前に示された実施形態よりも大幅に単純化することができる。
図6は、一実施形態による、保護材料6がICチップ4の全表面領域を覆い、デバイスがヒートシンク7をさらに含む、放射線検出器デバイスの代替実施形態の断面側面図の概略図を示す。
保護材料6がICチップ4の全面を覆っているので、ヒートシンク7は、ICチップ4と直接接触することができない。したがって、このデバイスの熱放散は、図3に示される実施形態よりも悪い。しかしながら、上述の保護材料の成形がより容易であることに加えて、ヒートシンク7を平坦な表面上に取り付けることは著しく容易であり得て、それは製造プロセスをさらに単純化することができる。また、ヒートシンク7の上面も平坦にすることができ、ヒートシンクの製造を単純化することができる。
図7は、一実施形態による、フィルム支援成形(FAM)プロセスの概略図を示す。このプロセスには、基板2、ICチップ4、ワイヤボンド5、保護材料6、2つのテフロン(登録商標)ベースのフィルム8、2つの金型9、および動的インサート10が含まれる。
FAMプロセスでは、テフロン(登録商標)ベースのフィルム8は、金型9の内面に吸い込まれる。動的インサート10をICチップ4に押し付け、インサートの圧力を継続的に監視および調整しながら、金型に保護材料を充填する。その過程で、保護材料6が硬化し、動的インサート10に起因して、ICチップ4の上面は露出したままとなる。
図8は、一実施形態による、放射線検出器デバイス100のアレイの概略図を示す。アレイのデバイス100の数およびアレイの形状は異なり得ることに留意されたい。
上述の利益および利点は、一実施形態に関係する場合もあれば、いくつかの実施形態に関係する場合もあることが理解されよう。実施形態は、述べられた問題のいずれかまたはすべてを解決するもの、または述べられた利益および利点のいずれかまたはすべてを有するものに限定されない。「an」アイテムへの言及は、それらのアイテムのうちの1つまたは複数を指すことがさらに理解されよう。
本明細書に記載される方法のステップは、任意の適切な順序で、または必要に応じて同時に実行されてもよい。さらに、本明細書で説明する主題の精神および範囲から逸脱することなく、方法のいずれかから個々のブロックを削除してもよい。求められる効果を失うことなく、さらなる例を形成するために、上記の例のいずれかの態様を、記載された他の例のいずれかの態様と組み合わせてもよい。
「含む」という用語は、ここでは、識別された方法、ブロックまたは要素を含むことを意味するために使用されるが、そのようなブロックまたは要素は排他的なリストを含まず、方法または装置は追加のブロックまたは要素を含み得る。
上記の説明は例としてのみ与えられたものであり、当業者によってさまざまな修正がなされ得ることが理解されるであろう。上記の仕様、例、およびデータは、例示的な実施形態の構造および使用の完全な説明を提供する。さまざまな実施形態をある程度の特殊性を用いて、または1つまたは複数の個々の実施形態を参照して上記で説明したが、当業者は、本明細書の精神または範囲から逸脱することなく、開示された実施形態に多数の変更を加えることができる。

Claims (12)

  1. デバイスであって、
    X線またはガンマ線の光子を可視光の光子に変換するように構成されたシンチレータ層と、
    前記シンチレータ層によって生成された可視光を電流に変換するように構成されたフォトダイオード層と、
    前記フォトダイオード層の下に位置し、電流を受け取って処理するように構成されたIC(集積回路)層と、
    を備え、
    前記IC層の電気接点は、ワイヤボンディングを使用して前記フォトダイオード層の電気接点に接続され、
    前記IC層の底部が少なくとも部分的に露出されたままである間、前記ワイヤボンディングは保護材料で覆われている、デバイス。
  2. 前記デバイスは、前記IC層の下にヒートシンクをさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記IC層の底面は、ヒートシンクと直接接触している、請求項1または2に記載のデバイス。
  4. ヒートシンクは、補強材としてさらに構成される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の、デバイス。
  5. 前記デバイスは、前記フォトダイオード層と前記IC層との間にX線遮断層をさらに備える、請求項1〜4のいずれか1項に記載のデバイス。
  6. 前記IC層の電気接点は、前記フォトダイオード層の電気接点に直接接続される、請求項1〜5のいずれか1項に記載のデバイス。
  7. 前記フォトダイオード層は、再分配層をさらに含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載のデバイス。
  8. 前記ワイヤボンディングは、フィルム支援成形を使用して覆われる、請求項1〜7のいずれか1項に記載のデバイス。
  9. 前記IC層は、積み重ねられたICチップの複数の層を含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載のデバイス。
  10. 前記デバイスはタイルを含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載のデバイス。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載のタイルのアレイを含む検出器。
  12. 高エネルギー放射線源と、
    請求項1〜11のいずれか1項に記載の検出器と、
    を含む、イメージングシステム。
JP2020516817A 2017-09-29 2018-09-24 統合型放射線検出器デバイス Pending JP2020535404A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP17193925.9 2017-09-29
EP17193925.9A EP3462494B1 (en) 2017-09-29 2017-09-29 Integrated radiation detector device
PCT/EP2018/075774 WO2019063473A1 (en) 2017-09-29 2018-09-24 INTEGRATED RADIATION DETECTOR DEVICE

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020535404A true JP2020535404A (ja) 2020-12-03

Family

ID=60009459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020516817A Pending JP2020535404A (ja) 2017-09-29 2018-09-24 統合型放射線検出器デバイス

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11362132B2 (ja)
EP (1) EP3462494B1 (ja)
JP (1) JP2020535404A (ja)
CN (1) CN111149208A (ja)
WO (1) WO2019063473A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113933324B (zh) * 2020-06-29 2023-07-14 京东方科技集团股份有限公司 平板探测器及其制造方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09306941A (ja) * 1996-05-20 1997-11-28 Hitachi Ltd 半導体装置及びその製造方法並びにその実装方法
JP2004215911A (ja) * 2003-01-15 2004-08-05 Hitachi Medical Corp X線検出器及びそれを用いたx線装置
JP2006202791A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Hitachi Medical Corp Icパッケージ及びそれを用いたx線ct装置
JP2009532676A (ja) * 2006-03-30 2009-09-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 放射線検出器配列
JP2012044016A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Renesas Electronics Corp 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP2016505222A (ja) * 2013-02-01 2016-02-18 インヴェンサス・コーポレイション ワイヤボンドビアを有するマイクロ電子パッケージ、その製造方法、およびそのための補強層

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5464984A (en) * 1985-12-11 1995-11-07 General Imaging Corporation X-ray imaging system and solid state detector therefor
JP4237966B2 (ja) 2002-03-08 2009-03-11 浜松ホトニクス株式会社 検出器
IT1402806B1 (it) * 2010-11-29 2013-09-18 St Microelectronics Srl Dispositivo fotomoltiplicatore incapsulato di materiale semiconduttore, in particolare per l'utilizzo in macchine per l'esecuzione della tomografia ad emissione di positroni.

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09306941A (ja) * 1996-05-20 1997-11-28 Hitachi Ltd 半導体装置及びその製造方法並びにその実装方法
JP2004215911A (ja) * 2003-01-15 2004-08-05 Hitachi Medical Corp X線検出器及びそれを用いたx線装置
JP2006202791A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Hitachi Medical Corp Icパッケージ及びそれを用いたx線ct装置
JP2009532676A (ja) * 2006-03-30 2009-09-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 放射線検出器配列
JP2012044016A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Renesas Electronics Corp 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP2016505222A (ja) * 2013-02-01 2016-02-18 インヴェンサス・コーポレイション ワイヤボンドビアを有するマイクロ電子パッケージ、その製造方法、およびそのための補強層

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019063473A1 (en) 2019-04-04
CN111149208A (zh) 2020-05-12
EP3462494A1 (en) 2019-04-03
EP3462494B1 (en) 2021-03-24
US11362132B2 (en) 2022-06-14
US20210384249A1 (en) 2021-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6132328B2 (ja) 大面積x線検出器
US8373132B2 (en) Radiation detector with a stack of scintillator elements and photodiode arrays
US8859975B2 (en) Radiation detector module
US9000388B2 (en) Connection substrate
EP1459384B1 (en) Sensor arrangement consisting of light-sensitive and/or x-ray sensitive sensors
JPWO2004105137A1 (ja) 光検出装置
CN102544032A (zh) 晶片规模x射线检测器及其制造方法
JP2014183084A (ja) 撮像装置
CN109223015B (zh) 具有中间单元和评估层级的x射线检测器
JP2020535404A (ja) 統合型放射線検出器デバイス
KR102609264B1 (ko) 센서 유닛, 방사선 검출기 및 센서 유닛 제조 방법
JP2005520346A (ja) 画素センサーのアレーとその製造方法
JP4494745B2 (ja) 半導体装置
JP7213951B2 (ja) イメージセンサ、イメージセンサ装置、及び、これらを含むコンピュータ断層撮影装置
JP2005101332A (ja) 半導体装置
EP3485514A1 (en) Detector module, detector, imaging apparatus and method of manufacturing a detector module
JP3937455B2 (ja) 基本要素の集合によって放射線検出装置を製造する方法および当該方法によって製造した放射線検出装置
JP2002257936A (ja) 放射線検出器モジュール
JP7491923B2 (ja) シールドされた一体型デバイスパッケージ
US20220310690A1 (en) Mosaic focal plane array
JP2023117516A (ja) 放射線の検出器
JP2023548706A (ja) X線放射の検出のためのモジュールアセンブリ

Legal Events

Date Code Title Description
A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A529

Effective date: 20200520

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220719

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221025

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230523