JP2020517808A - 着色剤化合物およびこれを含む着色組成物 - Google Patents

着色剤化合物およびこれを含む着色組成物 Download PDF

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Abstract

本発明は、着色剤およびこれを含む着色組成物に関する。より詳細には、優れた色特性および耐熱性を示してカラーフィルター製造用として使用可能な新規な構造の着色剤およびこれを含む着色組成物に関する。

Description

[関連出願の相互参照]
本出願は、2017年5月2日付韓国特許出願第10−2017−0056456号に基づいた優先権の利益を主張し、当該韓国特許出願の文献に開示されたすべての内容は本明細書の一部として含まれる。
本発明は、着色剤化合物およびこれを含む着色組成物に関する。より詳細には、優れた色特性および耐熱性を示す新規な構造の着色剤化合物およびこれを含む着色組成物に関する。
液晶表示装置(LCD)および有機発光ダイオード(OLED)などに利用されるカラーフィルターは、表示装置でカラー画像を実現するために用いられるもので、基本になる基板に色素を多様な方法を用いてコーティング、硬化し、パターン化する工程を経て製作され得る。
カラーフィルターは、ガラスのような透明基板上に赤色、緑色、青色である三色の各画素部が形成されたもので、画像表示装置や固体撮像素子に用いられるカラーフィルターは、通常、赤色(R)、緑色(G)および青色(B)の三原色の着色パターンを有しており、通過する光を着色したり三原色に分離する役割を果たす。
前記赤色、緑色、青色を表示する色素は、微細な粒子、つまり、顔料(pigment)または染料からなり、このような色素は所望の領域の色表示特性を得るために単独で用いられるよりは類似する色を示す色素を混合して赤色、緑色、青色を表示するようになる。
色素として用いられる物質は、共通に色再現性上、好ましい吸収特性を有すること、用いられる条件下における耐光性、耐熱性、オゾンなどの酸化性ガスに対する耐性が良好であること、などが要求される。
最近、液晶ディスプレイの大画面化および高鮮明化の技術開発が進められている。このような状況において液晶ディスプレイなどに用いるカラーフィルターは、高い色純度を有することが要求される。カラーフィルターの製造に用いられ得る多様な色素または着色剤が知られているが、公知の色材料だけを利用して色純度、輝度、明暗比を向上させる方法は漸次に限界点に到達している。
また色純度向上のためには、カラーフィルター用感光性樹脂組成物の固形分に対する色素の含有率を増加させる方法があるが、カラーフィルターの薄膜化のためには色素の使用量を減らすことが要求されるため、このような問題点を克服し、大画面化および高鮮明化の要求条件を満たすための新規な色素の開発が要求されている。
本発明の目的は、前記のような課題を解決するためのもので、色再現性、色特性、耐熱性、耐光性などに優れてカラーフィルター用色剤として用いることができる新規な構造の着色剤化合物およびこれを含む着色組成物を提供することにある。
前記のような問題を解決するために、本発明の一実施形態によると、下記化学式1で表される着色剤化合物を提供する。
[化学式1]
前記化学式1で、
は−SOM(Mは水素、アルカリ金属、または第4級アンモニウム塩)または−SONHR'(R'は水素または炭素数1から20のアルキル基)であり、
nは0から4の整数を示し、nが2以上の整数である場合、複数のRは同一でも異なっていてもよく、
からRのうちのいずれか一つ以上は下記化学式1aで表され、
からRのうちの下記化学式1aで表されない残りは、互いに独立に、水素、置換もしくは非置換のC1−C20アルキル基;置換もしくは非置換のC1−C20アルコキシ基;置換もしくは非置換のC1−C20ヒドロキシアルキル基;置換もしくは非置換のC6−C30アリール基;置換もしくは非置換のC7−C30アリールアルキル基;置換もしくは非置換のC7−C30アルキルアリール基であり;または置換もしくは非置換のC2−C30ヘテロアリール基であり、
[化学式1a]
前記化学式1aで、
11は直接結合またはC1−C10アルキレン基であり;
Qは−COO−、または−OCO−であり;
12は直接結合またはC1−C10アルキレン基であり;
Aは一つ以上のヒドロキシ基で置換されたC6−C30アリール基、または一つ以上のヒドロキシ基で置換されたC7−C30アルキルアリール基である。
また、本発明は、前記着色剤化合物、バインダー樹脂、重合性化合物、および光開始剤を含む着色組成物を提供する。
本発明のカラーフィルター用着色剤化合物は、従来に知られていない新規な構造の化合物であって、特定のグループ(moiety)を含み、安定した色再現性と優れた耐熱性および耐光性を示すことができる。
したがって、本発明の着色剤化合物を含む着色組成物を利用してカラーフィルターを製造する場合、優れた色再現性、色特性、耐熱性、耐光性を示す高解像度のカラーフィルターを製造することができる。
本発明の一実施例による樹脂組成物を利用したカラーパターン基板の波長による透過率スペクトルを示すグラフである。 本発明の一実施例による樹脂組成物を利用したカラーパターン基板の波長による透過率スペクトルを示すグラフである。 本発明の一実施例による樹脂組成物を利用したカラーパターン基板の波長による透過率スペクトルを示すグラフである。 本発明の一実施例による樹脂組成物を利用したカラーパターン基板の波長による透過率スペクトルを示すグラフである。 本発明の比較例による樹脂組成物を利用したカラーパターン基板の波長による透過率スペクトルを示すグラフである。 本発明の比較例による樹脂組成物を利用したカラーパターン基板の波長による透過率スペクトルを示すグラフである。
本発明は、多様な変更を加えることができ、様々な形態を有することができるところ、特定の実施例を例示して下記で詳細に説明する。しかし、これは本発明を特定の開示形態に対して限定しようとするのではなく、本発明の思想および技術範囲に含まれる全ての変更、均等物または代替物を含むものと理解されなければならない。
以下、本発明の着色剤化合物およびこれを含む着色組成物についてより詳細に説明する。
着色剤化合物
本発明の一実施形態に係る着色剤化合物は下記化学式1で表される。
[化学式1]
前記化学式1で、
は−SOM(Mは水素、アルカリ金属、または第4級アンモニウム塩)または−SONHR'(R'は水素または炭素数1から20のアルキル基)であり、
nは0から4の整数を示し、nが2以上の整数である場合、複数のRは同一でも異なっていてもよく、
からRのうちのいずれか一つ以上は下記化学式1aで表され、
からRのうちの下記化学式1aで表されない残りは、互いに独立に、水素、置換もしくは非置換のC1−C20アルキル基;置換もしくは非置換のC1−C20アルコキシ基;置換もしくは非置換のC1−C20ヒドロキシアルキル基;置換もしくは非置換のC6−C30アリール基;置換もしくは非置換のC7−C30アリールアルキル基;置換もしくは非置換のC7−C30アルキルアリール基;または置換もしくは非置換のC2−C30ヘテロアリール基であり、
[化学式1a]
前記化学式1aで、
11は直接結合またはC1−C10アルキレン基であり;
Qは−COO−、または−OCO−であり;
12は直接結合またはC1−C10アルキレン基であり;
Aは一つ以上のヒドロキシ基で置換されたC6−C30アリール基、または一つ以上のヒドロキシ基で置換されたC7−C30アルキルアリール基である。
一方、本明細書で、
は他の置換基に連結される結合を意味する。
本明細書で「置換もしくは非置換された」という用語は、重水素;ハロゲン基;ニトリル基;ニトロ基;ヒドロキシ基;カルボニル基;エステル基;イミド基;アミノ基;ホスフィンオキシド基;アルコキシ基;アリールオキシ基;アルキルチオキシ基;アリールチオキシ基;アルキルスルホキシ基;アリールスルホキシ基;シリル基;ホウ素基;アルキル基;シクロアルキル基;アルケニル基;アリール基;アルアルキル基;アルアルケニル基;アルキルアリール基;アルキルアミン基;アラルキルアミン基;ヘテロアリールアミン基;アリールアミン基;アリールホスフィン基;−SOH、−SOX(この時、前記Xは金属陽イオン、またはオニウム陽イオン)、−SONHR(この時、前記RはHまたは炭素数1から20のアルキル基);またはN、OおよびS原子のうちの1個以上を含むヘテロ環基からなる群より選択された1個以上の置換基で置換もしくは非置換されるか、前記例示した置換基のうちの2以上の置換基が連結された置換もしくは非置換されたことを意味する。例えば、「2以上の置換基が連結された置換基」は、ビフェニル基であってもよい。つまり、ビフェニル基は、アリール基であってもよく、2個のフェニル基が連結された置換基に解釈されてもよい。
本発明の一実施例によると、前記置換基は、−SOXであってもよく、この時、Xは金属陽イオン、またはオニウム陽イオンなどが挙げられる。金属陽イオンとしては、例えばリチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオンなどの1価の金属陽イオン、マグネシウムイオン、カルシウムイオンなどの2価の金属陽イオンが挙げられる。オニウム陽イオンとしては、アンモニウム陽イオン、ホスホニウム陽イオンなどが挙げられる。前記アンモニウム陽イオンとしては、例えば、テトラメチルアンモニウム、テトラエチルアンモニウム、モノステアリルトリメチルアンモニウム、ジステアリルジメチルアンモニウム、トリステアリルモノメチルアンモニウム、セチルトリメチルアンモニウム、トリオクチルメチルアンモニウム、ジオクチルジメチルアンモニウム、モノラウリルトリメチルアンモニウム、ジラウリルジメチルアンモニウム、トリラウリルメチルアンモニウム、トリアミルベンジルアンモニウム、トリヘキシルベンジルアンモニウム、トリオクチルベンジルアンモニウム、トリラウリルベンジルアンモニウム、ベンジルジメチルステアリルアンモニウム、ベンジルジメチルオクチルアンモニウム、ジアルキル(アルキルがC14からC18)ジメチルアンモニウムなどが挙げられる。前記ホスホニウム陽イオンとしては、例えばメチルトリオクチルホスホニウム、オクチルトリブチルホスホニウム、ドデシルトリブチルホスホニウム、ヘキサデシルトリブチルホスホニウム、ジヘキシルジオクチルホスホニウムなどのテトラアルキルホスホニウム、ベンジルトリブチルホスホニウムなどのアリールトリアルキルホスホニウム、ジブチルジフェニルホスホニウムなどのジアルキルジアリールホスホニウム、ブチルトリフェニルホスホニウムなどのアルキルトリフェニルホスホニウム、ベンジルトリフェニルホスホニウムなどのテトラアリールホスホニウムなどが挙げられる。
本明細書において、アリール基は、炭素数6から30、または炭素数6から20、または炭素数6から12の単環式アリール基または多環式アリール基であってもよい。前記単環式アリール基としては、フェニル基、ビフェニル基、テルフェニル基などになることができるが、これに限定されるのではない。前記多環式アリール基としては、ナフチル基、アントラセニル基、フェナントリル基、ピレニル基、ペリレニル基、クリセニル基、フルオレニル基などになることができるが、これに限定されるのではない。
本明細書において、ヘテロアリール基は、異種元素としてO、N、およびSのうちの1個以上を含むヘテロアリール基であって、炭素数は特に限定されないが、炭素数2から30であることが好ましい。ヘテロアリール基の例としては、チオフェン基、フラン基、ピロール基、イミダゾール基、チアゾール基、オキサゾール基、オキサジアゾール基、ピリジル基、ビピリジル基、ピリミジル基、トリアジン基、トリアゾール基、アクリジル基、ピリダジン基、ピラジニル基、キノリニル基、キナゾリン基、キノキサリニル基、フタラジニル基、ピリドピリミジニル基、ピリドピラジニル基、ピラジノピラジニル基、イソキノリン基、インドール基、カルバゾール基、ベンゾオキサゾール基、ベンゾイミダゾール基、ベンゾチアゾール基、ベンゾカルバゾール基、ベンゾチオフェン基、ジベンゾチオフェン基、ベンゾフラニル基、フェナントロリン基(phenanthroline)、チアゾリル基、イソオキサゾリル基、オキサジアゾリル基、チアジアゾリル基、ベンゾチアゾリル基、フェノチアジニル基およびジベンゾフラニル基などがあるが、これらにだけ限定されるのではない。
本明細書において、アルキル基は、炭素数1から20、または炭素数1から10、または炭素数1から5の直鎖または分枝鎖のアルキル基であってもよい。アルキル基の具体的な例としては、メチル、エチル、プロピル、n−プロピル、イソプロピル、ブチル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、sec−ブチル、1−メチル−ブチル、1−エチル−ブチル、ペンチル、n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、tert−ペンチル、ヘキシル、n−ヘキシル、1−メチルペンチル、2−メチルペンチル、4−メチル−2−ペンチル、3,3−ジメチルブチル、2−エチルブチル、ヘプチル、n−ヘプチル、1−メチルヘキシル、オクチル、n−オクチル、tert−オクチル、1−メチルヘプチル、2−エチルヘキシル、2−プロピルペンチル、n−ノニル、2,2−ジメチルヘプチル、1−エチル−プロピル、1,1−ジメチル−プロピル、イソヘキシル、2−メチルペンチル、4−メチルヘキシル、5−メチルヘキシルなどがあるが、これらに限定されない。
本明細書において、アリールアルキル基、アルキルアリール基のうちのアリール基は、前述したアリール基の例示のとおりである。本明細書において、アリールアルキル基、アルキルアリール基のうちのアルキル基は、前述したアルキル基の例示のとおりである。
前記化学式1の着色剤化合物は、キサンテン(xanthene)系誘導体化合物であって、RからRのうちのいずれか一つ以上は下記化学式1aで表される新規な構造を有する。
[化学式1a]
前記化学式1aで、
11は直接結合またはC1−C10アルキレン基であり;
Qは−COO−、または−OCO−であり;
12は直接結合またはC1−C10アルキレン基であり;
Aは一つ以上のヒドロキシ基で置換されたC6−C30アリール基、または一つ以上のヒドロキシ基で置換されたC7−C30アルキルアリール基である。
本発明の一実施例によると、前記RからRのうちの一つまたは二つが前記化学式1aで表されるものであってもよい。
本発明の一実施例によると、前記化学式1aで、R11は直接結合またはC1−C5アルキレン基であり;Qは−COO−、または−OCO−であり;R12は直接結合またはC1−C5アルキレン基であってもよい。
本発明の一実施例によると、前記化学式1でRからRのうちの下記化学式1aで表されない残りは、メチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、2−ヒドロキシエチル基、3−ヒドロキシプロピル基、ベンジル基、メチルベンジル基、ジメチルベンジル基、トリメチルベンジル基、エチルベンジル基、ジエチルベンジル基、トリエチルベンジル基、プロピルベンジル基、ジプロピルベンジル基、トリプロピルベンジル基、メトキシベンジル基、またはエトキシベンジル基などになることができるが、本発明はこれに限定されるのではない。
本発明の一実施例によると、前記Aは下記化学式1bで表されるものであってもよい。
[化学式1b]
前記化学式1bで、
、R、R、R、およびRのうちのいずれか一つ以上はヒドロキシ基(−OH)であり、残りは、互いに独立に、水素、C1−C20の直鎖アルキル基、またはC3−C20の分枝鎖アルキル基である。
本発明の一実施例によると、前記化学式1bで、Rはヒドロキシ基であり、R、およびRは、互いに独立に、C3−C20、またはC3−C10、またはC3−C6の分枝鎖アルキル基であり、RおよびRは水素であってもよい。
前記のような化学式1aの構造によって、これを含む化学式1の着色剤化合物は従来の着色剤化合物またはキサンテンと比較して色純度が向上し、優れた色再現性、高輝度、および高明暗比を示すことができる。
本発明の一実施例によると、前記化学式1で、Rは−SOM(Mは水素、アルカリ金属、または第4級アンモニウム塩)または−SONHR'(R'は水素または炭素数1から20のアルキル基)であり、より具体的にRは−SOLi、−SONa、または−SOKであってもよい。
本発明の一実施例によると、前記化学式1で表される化合物は、下記から構成される群より選択されるいずれか一つであってもよいが、本発明はこれに限定されるのではない。
前記構造式で、Xは金属陽イオン、またはオニウム陽イオンであり、RはHまたは炭素数1から20のアルキル基である。前記Xに関する詳細な説明は前述した−SOXで説明したとおりである。
本発明の一実施例によると、Rは炭素数1から20、または炭素数1から10の直鎖アルキル基、または炭素数2から20、または炭素数2から10の分枝鎖アルカリ基であってもよい。より具体的に、前記Rはメチル、エチル、プロピル、n−プロピル、イソプロピル、ブチル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、sec−ブチル、1−メチル−ブチル、1−エチル−ブチル、ペンチル、n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、tert−ペンチル、ヘキシル、n−ヘキシル、1−メチルペンチル、2−メチルペンチル、4−メチル−2−ペンチル、3,3−ジメチルブチル、2−エチルブチル、ヘプチル、n−ヘプチル、1−メチルヘキシル、オクチル、n−オクチル、tert−オクチル、1−メチルヘプチル、2−エチルヘキシル、2−エチルヘプチル、2−プロピルペンチルなどであってもよいが、これらに限定されない。
前記化学式1の着色剤化合物は、下記化学式2の化合物と化学式3の化合物とのエステル化反応により製造することができる。前記製造方法は後述する合成例でより具体化され得る。
[化学式2]
前記化学式2で、
は−SOM(Mは水素、アルカリ金属、または第4級アンモニウム塩)または−SONHR'(R'は水素または炭素数1から20のアルキル基)であり、
nは0から4の整数を示し、nが2以上の整数である場合、複数のRは同一でも異なっていてもよく、
20からR50のうちのいずれか一つ以上は−R11−OHであり、この時、R11は直接結合またはC1−C10アルキレン基であり、
20からR50のうちの−R11−OHではない残りは、互いに独立に、水素、置換もしくは非置換のC1−C20アルキル基;置換もしくは非置換のC1−C20アルコキシ基;置換もしくは非置換のC1−C20ヒドロキシアルキル基;置換もしくは非置換のC6−C30アリール基;置換もしくは非置換のC7−C30アリールアルキル基;置換もしくは非置換のC7−C30アルキルアリール基;または置換もしくは非置換のC2−C30ヘテロアリール基である。
[化学式3]
前記化学式3で、
12は直接結合またはC1−C10アルキレン基であり;
Aは一つ以上のヒドロキシ基で置換されたC6−C30アリール基、または一つ以上のヒドロキシ基で置換されたC7−C30アルキルアリール基である。
着色組成物
本発明の他の一実施形態によると、下記化学式1の着色剤化合物、バインダー樹脂、重合性化合物、および光開始剤を含む着色剤組成物を提供する。
[化学式1]
前記化学式1で、
は−SOM(Mは水素、アルカリ金属、または第4級アンモニウム塩)または−SONHR'(R'は水素または炭素数1から20のアルキル基)であり、
nは0から4の整数を示し、nが2以上の整数である場合、複数のRは同一でも異なっていてもよく、
からRのうちのいずれか一つ以上は下記化学式1aで表され、
からRのうちの下記化学式1aで表されない残りは、互いに独立に、水素、置換もしくは非置換のC1−C20アルキル基;置換もしくは非置換のC1−C20アルコキシ基;置換もしくは非置換のC1−C20ヒドロキシアルキル基;置換もしくは非置換のC6−C30アリール基;置換もしくは非置換のC7−C30アリールアルキル基;置換もしくは非置換のC7−C30アルキルアリール基;または置換もしくは非置換のC2−C30ヘテロアリール基であり、
[化学式1a]
前記化学式1aで、
11は直接結合またはC1−C10アルキレン基であり;
Qは−COO−、または−OCO−であり;
12は直接結合またはC1−C10アルキレン基であり;
Aは一つ以上のヒドロキシ基で置換されたC6−C30アリール基、または一つ以上のヒドロキシ基で置換されたC7−C30アルキルアリール基である。
前記化学式1の着色剤化合物に関する詳細な説明および具体的な例は前述したとおりである。
前記着色剤化合物は、前記着色組成物に含まれる固形分(solid contents)100重量部に対して、約10重量部以上、または約15重量部以上であり、または約20重量部以上であり、約50重量部以下、または約40重量部、または約30重量部以下で含まれてもよい。前記着色剤化合物の含有量が過度に少なければ色純度が低下することがあり、過度に高い場合、樹脂組成物の硬化反応が良好に起きないことがあるため、このような観点で前記範囲に含まれることが好ましい。
本発明の着色組成物において前記化学式1の着色剤化合物は、単独でまたは2種以上を混合して用いることができる。
また、本発明の着色組成物は、必要に応じて前記化学式1の着色剤化合物に加えて他の公知の着色剤を任意にさらに含むこともできる。
前記高分子樹脂としては特に制限されず、本発明が属する技術分野における一般に用いられるものを用いることができ、好ましくはアルカリ可溶性である樹脂を用いることができる。
具体的には、アルカリ可溶性樹脂として(メト)アクリル系樹脂、アクリルアミド系樹脂、ノボラック系樹脂などを用いることができ、好ましくは重量平均分子量(Mw)が3,000から150,000g/molであることを用いることができるが、本発明がこれに制限されるのではない。
前記高分子樹脂の含有量は、前記着色組成物に含まれる固形分100重量部に対して、約3重量部以上、または約5重量部以上、または約10重量部以上であり、約30重量部以下、または約20重量部、または約15重量部以下で含まれてもよいが、本発明がこれに限定されるのではない。
前記重合性化合物は特に制限されず、本発明が属する技術分野における一般に用いられるものが用いることができ、好ましくはエチレン性不飽和基を有する化合物を用いることができる。前記エチレン性不飽和基を有する化合物は、アクリレート系化合物であってもよい。
より具体的に、前記重合性化合物の例としては、ペンタエリスリトールトリ(メト)アクリレート、ジペンタエリスリトールトリ(メト)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メト)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メト)アクリレート、エチレングリコールジ(メト)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メト)アクリレートなどから選択される1種以上の化合物が用いられてもよいが、本発明がこれに限定されるのではない。
前記重合性化合物の含有量は、前記着色組成物に含まれる固形分100重量部に対して、約30重量部以上、または約40重量部以上、または約50重量部以上であり、約80重量部以下、または約70重量部、または約60重量部以下で含まれてもよいが、本発明がこれに限定されるのではない。
本明細書の一実施形態によると、前記光重合開始剤としては、2,4−トリクロロメチル−(4'−メトキシフェニル)−6−トリアジン、2,4−トリクロロメチル−(4'−メトキシスチリル)−6−トリアジン、2,4−トリクロロメチル−(フィプロニル)6−トリアジン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル(2−ヒドロキシ)プロピルケトン、ベンゾフェノン、2,4,6−トリメチルアミノベンゾフェノンなどから選択される1種以上の化合物が用いられてもよいが、これに限定されるのではない。
前記光重合開始剤の含有量は、前記着色組成物に含まれる固形分100重量部に対して、約0.1から約10重量部であってもよいが、本発明がこれに限定されるのではない。
本発明の着色組成物は、塗布性および作業性を高めるために溶媒をさらに含むことができる。
本明細書の一実施形態によると、前記溶媒としては、メチルエチルケトン、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、2−エトキシプロパノール、2−メトキシプロパノール、3−メトキシブタノール、シクロヘキサノン、シクロペンタノン、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールエチルエーテルアセテート、3−メトキシブチルアセテート、エチル3−エトキシプロピオネート、エチルセロソルブアセテート、メチルセロソルブアセテート、ブチルアセテート、またはジプロピレングリコールモノメチルエーテルなどから選択される1種以上の化合物が用いられてもよいが、これに限定されるのではない。
前記溶媒の含有量は、塗布性および作業性を考慮して調節可能であるため、特に制限されないが、例えば前記着色組成物に含まれる固形分100重量部に対して、約50から約500重量部で含まれてもよい。
本発明の一実施例によると、前記着色組成物は、前述した成分に加えて、硬化促進剤、熱重合抑制剤、分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、レベリング剤、光増感剤、可塑剤、接着促進剤、充填剤、または界面活性剤など従来のカラーフィルター用着色組成物に含まれ得る添加剤をさらに含むことができる。
前記硬化促進剤としては、例えば2−メルカプトベンゾイミダゾール、2−メルカプトベンゾチアゾール、2−メルカプトベンゾオキサゾール、2,5−ジメルカプト−1,3,4−チアジアゾール、2−メルカプト−4,6−ジメチルアミノピリジン、ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトプロピオネート)、ペンタエリスリトールトリス(3−メルカプトプロピオネート)、ペンタエリスリトールテトラキス(2−メルカプトアセテート)、ペンタエリスリトールトリス(2−メルカプトアセテート)、トリメチロールプロパントリス(2−モカプトアセテート)、トリメチロールプロパントリス(3−メルカプトプロピオネート)、トリメチロールエタントリス(2−メルカプトアセテート)、およびトリメチロールエタントリス(3−メルカプトプロピオネート)からなる群より選択された1種以上を含むことができるが、これらだけに限定されるのではなく、本発明が属する技術分野における一般に知られているものなどを含むことができる。
一方、本発明の一実施形態に係る着色組成物は、本発明が属する技術分野における一般に知られた方法、例えば印刷法またはフォトリソグラフィ法によりカラーフィルターを製造することに用いられてもよい。
例えばフォトリソグラフィ法によると、前記着色組成物を透明基板上にスプレーコーティング、スピンコーティング、スリットコーティング、ロールコーティング、浸漬などの方法により塗布する。塗布膜に所定のパターンを有するマスクを通じて選択的に露光(exposure)工程を行う。一方、前記露光前熱処理(pre bake)および/または露光後熱処理(post bake)工程をさらに行うこともできる。露光後、前記着色組成物を現像(development)して望むフォトレジストパターンを形成する。現像された基板を洗浄して乾燥させると目的とする形態のフォトレジストパターンが形成されたカラーフィルターを得ることができる。
前記のように説明した本発明のカラーフィルター用着色剤およびこれを含む着色組成物によると、着色剤化合物の新規な構造により優れた色特性を有することができる。
また、本発明のカラーフィルター用着色剤は、従来の着色剤化合物と比較した時、透過度、色純度、および保存安定性の低下なしに耐熱性を改善させることができる。
したがって、本発明の着色組成物を利用する場合、高信頼性、高解像度のカラーフィルターを製造することができる。
以下、本発明の具体的な実施例を通じて、発明の作用および効果をより詳述する。ただし、このような実施例は、発明の例示として提示されたものに過ぎず、これによって発明の権利範囲が決められるのではない。
<実施例>
<着色剤化合物の合成実施例>
合成例1:化合物1の合成
メチレンクロライド50gに化合物B−1 1.084g(4.330mmol)を入れて攪拌した。アイスバス(ice bath)を設置して0℃に作り、以降、N−(3−Dimethylaminopropyl)−N'−ethylcarbodiimide hydrochloride(EDC−HCl)0.830g(4.330mmol)を添加して15分間攪拌した。少量のジメチルホルムアミド、4−ジメチルアミノピリジン0.141g(1.155mmol)を添加、化合物A−1 0.737g(1.443mmol)を入れ、0℃で2時間反応させ、常温で一晩(overnight)反応させた。蒸溜水100ml、メチレンクロライド50mlを追加的に添加して抽出し、有機層をNaSOに通過させて水分を除去して溶媒を減圧下で除去させた。以降、析出物をカラムクロマトグラフィーを通じて分離させた(Eluent−メチレンクロライド:メタノール)。その結果、表題の化合物1(0.422g、0.433mmol)を得、収率は30%であった。
イオン化モード=:APCI+:m/z=975.4[M+H]+、Exact Mass:974.4
合成例2:化合物2の合成
メチレンクロライド100gに化合物B−1 1.084g(4.330mmol)を入れて攪拌した。アイスバス(ice bath)を設置して0℃に作り、以降、N−(3−Dimethylaminopropyl)−N'−ethylcarbodiimide hydrochloride(EDC−HCl)0.830g(4.330mmol)を添加して15分間攪拌した。少量のジメチルホルムアミド、4−ジメチルアミノピリジン0.141g(1.155mmol)を添加、化合物A−1 2.211g(4.330mmol)を入れ、0℃で2時間反応させ、常温で一晩(overnight)反応させた。蒸溜水100ml、メチレンクロライド50gを追加的に添加して抽出し、有機層をNaSOに通過させて水分を除去して溶媒を減圧下で除去させた。以降、析出物をカラムクロマトグラフィーを通じて分離させた。(Eluent−メチレンクロライド:メタノール)。その結果、表題の化合物2(0.804g、1.083mmol)を得、収率は25%であった。
イオン化モード=:APCI+:m/z=743.3[M+H]+、Exact Mass:742.3
合成例3:化合物3の合成
合成例1で化合物B−1の代わりに化合物B−2 1.205g(4.33mmol)を用いたことを除いては、合成例1と同一に合成した。その結果、表題の化合物3(0.670g、0.650mmol)を得、収率は45%であった。
イオン化モード=:APCI+:m/z=1031.5[M+H]+、Exact Mass:1030.5
合成例4:化合物4の合成
合成例2で化合物B−1の代わりに化合物B−2 1.205g(4.330mmol)を用いたことを除いては、合成例2と同一に合成した。その結果、表題の化合物4(1.168g、1.516mmol)を得、収率は35%であった。
イオン化モード=:APCI+:m/z=741.3[M+H]+、Exact Mass:740.3
合成例5:化合物5の合成
合成例1で化合物A−1の代わりに化合物A−2 0.996g(1.443mmol)を用いたことを除いては、合成例1と同一に合成した。その結果、表題の化合物5(0.411g、0.361mmol)を得、収率は21.5%であった。
イオン化モード=:APCI+:m/z=1139.5[M+H]+、Exact Mass:1138.5
合成例6:化合物6の合成
合成例2で化合物A−1の代わりに化合物A−2 2.991g(4.33mmol)を用いたことを除いては、合成例2と同一に合成した。その結果、表題の化合物6(0.720g、0.792mmol)を得、収率は18.3%であった。
イオン化モード=:APCI+:m/z=909.4[M+H]+、Exact Mass:908.4
合成例7:化合物7の合成
合成例1で化合物A−1の代わりに化合物A−2 0.996g(1.443mmol)を用い、化合物B−1の代わりに化合物B−2 1.205g(4.330mmol)を用いたことを除いては、合成例1と同一に合成した。その結果、表題の化合物7(0.320g、0.264mmol)を得、収率は18.3%であった。
イオン化モード=:APCI+:m/z=909.4[M+H]+、Exact Mass:908.4
合成例8:化合物8の合成
合成例2で化合物A−1の代わりに化合物A−2 2.991g(4.33mmol)を用い、化合物B−1の代わりに化合物B−2 1.205g(4.330mmol)を用いたことを除いては、合成例2と同一に合成した。その結果、表題の化合物8(0.437g、0.459mmol)を得、収率は10.6%であった。
イオン化モード=:APCI+:m/z=909.4[M+H]+、Exact Mass:908.4
合成例9:化合物9の合成
合成例1で化合物A−1の代わりに化合物A−3を用いたことを除いては、合成例1と同一に合成して表題の化合物9を得た。
イオン化モード=:APCI+:m/z=1211.6[M+H]+、Exact Mass:1210.6
合成例10:化合物10の合成
合成例2で化合物A−1の代わりに化合物A−3を用いたことを除いては、合成例2と同一に合成して表題の化合物10を得た。
イオン化モード=:APCI+:m/z=979.4[M+H]+、Exact Mass:978.4
合成例11:化合物11の合成
合成例3で化合物A−2の代わりに化合物A−3を用いたことを除いては、合成例3と同一に合成して表題の化合物11を得た。
イオン化モード=:APCI+:m/z=1267.6[M+H]+、Exact Mass:1266.6
合成例12:化合物12の合成
合成例4で化合物A−2の代わりに化合物A−3を用いたことを除いては、合成例4と同一に合成して表題の化合物12を得た。
イオン化モード=:APCI+:m/z=1007.5[M+H]+、Exact Mass:1006.5
合成例13:化合物13の合成
合成例1で化合物A−1の代わりに化合物A−4を用いたことを除いては、合成例1と同一に合成して表題の化合物13を得た。
イオン化モード=:APCI+:m/z=1099.5[M+H]+、Exact Mass:1098.5
合成例14:化合物14の合成
合成例2で化合物A−1の代わりに化合物A−4を用いたことを除いては、合成例2と同一に合成して表題の化合物14を得た。
イオン化モード=:APCI+:m/z=895.3[M+H]+、Exact Mass:894.3
合成例15:化合物15の合成
合成例3で化合物A−1の代わりに化合物A−4を用いたことを除いては、合成例3と同一に合成して表題の化合物15を得た。
イオン化モード=:APCI+:m/z=1155.5[M+H]+、Exact Mass:1154.5
合成例16:化合物16の合成
合成例4で化合物A−1の代わりに化合物A−4を用いたことを除いては、合成例4と同一に合成して表題の化合物16を得た。
イオン化モード=:APCI+:m/z=895.3[M+H]+、Exact Mass:894.3
合成例17:化合物17の合成
合成例1で化合物A−1の代わりに化合物A−5を用いたことを除いては、合成例1と同一に合成して表題の化合物17を得た。
イオン化モード=:APCI+:m/z=1267.6[M+H]+、Exact Mass:1266.6
合成例18:化合物18の合成
合成例2で化合物A−1の代わりに化合物A−5を用いたことを除いては、合成例2と同一に合成して表題の化合物18を得た。
イオン化モード=:APCI+:m/z=1035.5[M+H]+、Exact Mass:1034.5
合成例19:化合物19の合成
合成例3で化合物A−1の代わりに化合物A−5を用いたことを除いては、合成例3と同一に合成して表題の化合物19を得た。
イオン化モード=:APCI+:m/z=1323.7[M+H]+、Exact Mass:1322.7
合成例20:化合物20の合成
合成例4で化合物A−1の代わりに化合物A−5を用いたことを除いては、合成例4と同一に合成して表題の化合物20を得た。
イオン化モード=:APCI+:m/z=1063.5[M+H]+、Exact Mass:1062.5
合成例21:化合物21の合成
合成例1で化合物A−1の代わりに化合物A−6を用いたことを除いては、合成例1と同一に合成して表題の化合物21を得た。
イオン化モード=:APCI+:m/z=1183.6[M+H]+、Exact Mass:1182.6
合成例22:化合物22の合成
合成例2で化合物A−1の代わりに化合物A−6を用いたことを除いては、合成例2と同一に合成して表題の化合物22を得た。
イオン化モード=:APCI+:m/z=951.4[M+H]+、Exact Mass:950.4
合成例23:化合物23の合成
合成例3で化合物A−1の代わりに化合物A−6を用いたことを除いては、合成例3と同一に合成して表題の化合物23を得た。
イオン化モード=:APCI+:m/z=1239.6[M+H]+、Exact Mass:1238.6
合成例24:化合物24の合成
合成例4で化合物A−1の代わりに化合物A−6を用いたことを除いては、合成例4と同一に合成して表題の化合物24を得た。
イオン化モード=:APCI+:m/z=979.4[M+H]+、Exact Mass:978.4
合成例25:化合物25の合成
合成例1で化合物A−1の代わりに化合物A−7を用いたことを除いては、合成例1と同一に合成して表題の化合物25を得た。
イオン化モード=:APCI+:m/z=1159.5[M+H]+、Exact Mass:1158.5
合成例26:化合物26の合成
合成例2で化合物A−1の代わりに化合物A−7を用いたことを除いては、合成例2と同一に合成して表題の化合物26を得た。
イオン化モード=:APCI+:m/z=927.3[M+H]+、Exact Mass:926.3
合成例27:化合物27の合成
合成例3で化合物A−1の代わりに化合物A−7を用いたことを除いては、合成例3と同一に合成して表題の化合物27を得た。
イオン化モード=:APCI+:m/z=1215.5[M+H]+、Exact Mass:1214.5
合成例28:化合物28の合成
合成例4で化合物A−1の代わりに化合物A−7を用いたことを除いては、合成例4と同一に合成して表題の化合物28を得た。
イオン化モード=:APCI+:m/z=955.4[M+H]+、Exact Mass:954.4
比較例化合物1
下記構造式の着色剤(Basic blue 7)をTCI Chemicalsから入手して比較例化合物1として用いた。
比較例化合物2
下記構造式の着色剤(rhodamine 6G)をSigma−Aldrichから入手して比較例化合物2として用いた。
<樹脂組成物の製造実施例>
実施例1
合成例1の着色剤化合物5.554g、バインダー樹脂としてベンジルメタクリレートとメタクリル酸の共重合体(モル比70:30、酸価は113KOHmg/g、GPCで測定した重量平均分子量20,000g/mol、分子量分布(PDI)2.0、固形分(S.C)25%、溶媒PGMEAを含む)10.376g、重合性化合物としてDPHA(dipentaerythritol hexaacrylate)(日本化薬)12.443g、光開始剤としてI−369(BASF社)2.018g、添加剤としてF−475(DIC社)1.013g、および溶媒PGMEA(Propylene Glycol Monomethyl Ether Acetate)68.593gを混合して総100gの樹脂組成物を製造した。
実施例2
合成例1の着色剤化合物5.554gの代わりに合成例5の着色剤化合物5.554gを用いたことを除いては、実施例1と同一にして樹脂組成物を製造した。
実施例3
合成例1の着色剤化合物5.554gの代わりに合成例9の着色剤化合物5.554gを用いたことを除いては、実施例1と同一にして樹脂組成物を製造した。
実施例4
合成例1の着色剤化合物5.554gの代わりに合成例17の着色剤化合物5.554gを用いたことを除いては、実施例1と同一にして樹脂組成物を製造した。
比較例1
合成例1の着色剤化合物5.554gの代わりに比較例化合物1 5.554gを用いたことを除いては、実施例1と同一にして樹脂組成物を製造した。
比較例2
合成例1の着色剤化合物5.554gの代わりに比較例化合物2 5.554gを用いたことを除いては、実施例1と同一にして樹脂組成物を製造した。
<実験例>
光透過度および耐熱性評価
記実施例および比較例の着色組成物に対して下記のような方法で光透過度および耐熱性を評価した。
具体的に、前記実施例1から4、比較例1および2の樹脂組成物をガラス(5x5cm)の上にスピンコーティング(spin coating)して100℃で100秒間前熱処理(pre bake、prB)を実施してフィルムを形成させた。フィルムを形成させた基板とフォトマスク(photo mask)間の間隔を300μmにし、露光器を利用して基板前面に40mJ/cm露光量を照射した。
露光された基板を現像液(KOH、0.05%)に60秒間現像し、230℃で20分間後熱処理(post bake、PB)して、カラーパターンが形成された基板を得た。
光透過度および耐熱性評価のために、前熱処理(pre bake、prB)を実施した状態の基板を分光器(MCPD OTSUKA社)を利用して380nmから780nmの範囲の可視光領域の吸収スペクトルを得た。また、後熱処理(post bake、PB)を実施した基板に対しても同一の装備と測定範囲で透過率スペクトルを得た。
実施例1の樹脂組成物を利用して形成したカラーパターン基板に対して、それぞれ前熱処理(prB)および後熱処理(PB)後に測定した波長による透過率スペクトルを図1に示した。
実施例2の樹脂組成物を利用して形成したカラーパターン基板に対して、それぞれ前熱処理(prB)および後熱処理(PB)後に測定した波長による透過率スペクトルを図2に示した。
実施例3の樹脂組成物を利用して形成したカラーパターン基板に対して、それぞれ前熱処理(prB)および後熱処理(PB)後に測定した波長による透過率スペクトルを図3に示した。
実施例4の樹脂組成物を利用して形成したカラーパターン基板に対して、それぞれ前熱処理(prB)および後熱処理(PB)後に測定した波長による透過率スペクトルを図4に示した。
比較例1の樹脂組成物を利用して形成したカラーパターン基板に対して、それぞれ前熱処理(prB)および後熱処理(PB)後に測定した波長による透過率スペクトルを図5に示した。
比較例2の樹脂組成物を利用して形成したカラーパターン基板に対して、それぞれ前熱処理(prB)および後熱処理(PB)後に測定した波長による透過率スペクトルを図6に示した。
また、前熱処理および後熱処理の際に得られた吸収スペクトルとC光源バックライトを利用して得られた値E(L*、a*、b*)を利用して下記式1によりΔEab計算し、その結果を表1に示した。
[式1]
ΔEab(L*、a*、b*)={(ΔL*)+(Δa*)+(Δb*)1/2
図1から6および表1を参照すると、本発明の実施例の樹脂組成物を利用して形成したカラーパターン基板は、従来の知られた色素を利用して形成したカラーパターン基板より色安定性が高く、後熱処理と後熱処理後の透過率スペクトルの差(ΔEab)が非常に少なく、耐熱性に優れたことが示された。

Claims (7)

  1. 下記の化学式1で表される
    着色剤化合物:
    [化学式1]
    前記化学式1で、
    は−SOM(Mは水素、アルカリ金属、または第4級アンモニウム塩)または−SONHR'(R'は水素または炭素数1から20のアルキル基)であり、
    nは0から4の整数を示し、nが2以上の整数である場合、複数のRは同一でも異なっていてもよく、
    からRのうちのいずれか一つ以上は下記の化学式1aで表され、
    からRのうちの下記の化学式1aで表されない残りは、互いに独立に、水素、置換もしくは非置換のC1−C20アルキル基;置換もしくは非置換のC1−C20アルコキシ基;置換もしくは非置換のC1−C20ヒドロキシアルキル基;置換もしくは非置換のC6−C30アリール基;置換もしくは非置換のC7−C30アリールアルキル基;置換もしくは非置換のC7−C30アルキルアリール基;または置換もしくは非置換のC2−C30ヘテロアリール基であり、
    [化学式1a]
    前記化学式1aで、
    11は直接結合またはC1−C10アルキレン基であり;
    Qは−COO−、または−OCO−であり;
    12は直接結合またはC1−C10アルキレン基であり;
    Aは一つ以上のヒドロキシ基で置換されたC6−C30アリール基、または一つ以上のヒドロキシ基で置換されたC7−C30アルキルアリール基である。
  2. 前記Aは下記の化学式1bで表される、
    請求項1に記載の着色剤化合物:
    [化学式1b]
    前記化学式1bで、
    、R、R、R、およびRのうちのいずれか一つ以上はヒドロキシ基(−OH)であり、残りは、互いに独立に、水素、C1−C20の直鎖アルキル基、またはC3−C20の分枝鎖アルキル基である。
  3. およびRは水素であり、
    はヒドロキシ基であり、
    、およびRは、互いに独立に、C3−C20の分枝鎖アルキル基である、
    請求項2に記載の着色剤化合物。
  4. は−SOLi、−SONa、または−SOKである、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の着色剤化合物。
  5. 前記化学式1で表される化合物は、
    下記の構造式から構成される群より選択されるいずれか一つで表わされる化合物である、
    請求項1に記載の着色剤化合物:
    前記構造式で、
    Xは金属陽イオン、またはオニウム陽イオンであり、
    RはHまたは炭素数1から20のアルキル基である。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の着色剤化合物、
    バインダー樹脂、
    重合性化合物、および
    光重合開始剤
    を含む
    着色組成物。
  7. 前記着色組成物に含まれる固形分(solid contents)100重量部に対して、
    前記着色剤化合物を10から50重量部、
    前記バインダー樹脂を3から30重量部、
    前記重合性化合物を30から80重量部、
    前記光重合開始剤を0.1から10重量部
    で含む、
    請求項6に記載の着色組成物。
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