JP2020510723A5 - - Google Patents
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Description
本開示によるポリウレタンエラストマーフォームは、好ましくは、密閉金型、有利には加熱金型で低圧または高圧技術を使用するワンショットプロセスによって製造される。本開示によるポリウレタンエラストマーフォームはまた、公知のように、注湯機または注型機を使用して開放金型で製造することもできる。金型は通常、金属(例えばアルミニウムまたは鋼)である。これらの手順は、例えば、Piechota and Rohr,「Integral」,Carl Hanser Verlag,Munich,Vienna,1975、または「Plastics Handbook」,Volume7,Polyurethane,3rd Edition,1993,Chapter7に記載されている。任意選択で、フォームは、アウターソールまたはミッドソールの一部等の靴底の他の部分をすでに含んでいてもよい。
本願発明には以下の態様が含まれる。
項1.
DIN53420に従って測定された100〜500g/Lの密度およびDIN53505に従って測定された40〜55のショアA硬度を有するポリウレタンエラストマーフォームであって、
前記ポリウレタンエラストマーフォームは、60〜50重量パーセント(wt%)のポリオール配合物および40〜50wt%のイソシアネートプレポリマーを含む混合物を反応させることにより形成され、wt%は、前記混合物の総重量を基準とし;
前記ポリオール配合物は、
1900〜2100の重量平均分子量(MWw)および約53〜約60のヒドロキシル価を有する85〜92wt%のポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMEG)、ならびに4〜10wt%のモノエチレングリコールからなる、グリコール混合物と;
少なくとも1種の発泡剤と;
少なくとも1種の触媒と;
少なくとも1種の界面活性剤とを含み、
前記ポリオール配合物のwt%値は、前記ポリオール配合物の総重量を基準とし、少なくとも1種の前記発泡剤、少なくとも1種の前記触媒および少なくとも1種の前記界面活性剤をまとめて、前記ポリオール配合物のwt%を100wt%にし;
前記イソシアネートプレポリマーは、
少なくとも90wt%の4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートを有する55〜70wt%のイソシアネートブレンドと;
30〜45wt%の前記PTMEGとを含み、前記イソシアネートプレポリマーは、前記イソシアネートプレポリマーの総重量を基準として16〜21wt%のイソシアネート含有量を有し、前記ポリウレタンエラストマーフォームは、10mm厚の試験プレート上でASTM D3574に従って測定された少なくとも50%のボール反発性を有する、
ポリウレタンエラストマーフォーム。
項2.
前記ポリオール配合物が、6〜8wt%のモノエチレングリコールを含む、項1に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項3.
前記ポリオール配合物が、88〜91wt%の前記PTMEGを含む、項1または2に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項4.
前記ポリオール配合物が、7wt%の前記モノエチレングリコールおよび0.7wt%の前記少なくとも1種の発泡剤を含む、項3に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項5.
前記ポリオール配合物が、7.7wt%の前記モノエチレングリコールおよび0.75wt%の前記少なくとも1種の発泡剤を含む、項3に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項6.
前記イソシアネートブレンドが、94〜99wt%の4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートおよび6〜1wt%の2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートを含む、項1〜5のいずれか一項に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項7.
前記イソシアネートブレンドが、97〜98wt%の4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートおよび3〜2wt%の2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートを含む、項1〜5のいずれか一項に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項8.
前記混合物の前記イソシアネートプレポリマーが、26〜29のヒドロキシル価を有する1〜3wt%のエチレンオキシド/プロピレンオキシドジオールと;3〜5wt%のウレトンイミン変性メチレンジフェニルジイソシアネートとをさらに含む、項1〜7のいずれか一項に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項9.
前記混合物の前記イソシアネートプレポリマーが、2wt%の前記エチレンオキシド/プロピレンオキシドジオールと;4wt%の前記ウレトンイミン変性メチレンジフェニルジイソシアネートとを含む、項8に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項10.
前記ポリウレタンエラストマーフォームが、10mm厚の試験プレート上でASTM D3574に従って測定された55%〜65%のボール反発性を有する、項1〜9のいずれか一項に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項11.
前記発泡剤が、水である、項1〜10のいずれか一項に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項12.
前記ポリウレタンエラストマーフォームが、DeMattia機器を使用して、Texonおよびカットにより23℃でDIN53543に従って測定した少なくとも30,000サイクルの屈曲疲労を有する、項1〜11のいずれか一項に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項13.
前記イソシアネートプレポリマーが、ジフェニルメタンジイソシアネートに基づく第2のイソシアネートプレポリマーと、前記第2のイソシアネートプレポリマーの総重量を基準として17.9wt%から18.9wt%の平均NCO含有量を有するポリエーテルジオールおよびポリエーテルトリオールとをさらに含む、項1〜12のいずれか一項に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項14.
前記イソシアネートプレポリマーが、前記イソシアネートプレポリマーの総重量を基準として18〜20wt%のイソシアネート含有量を有する、項1〜13のいずれか一項に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項15.
項1〜14のいずれか一項に記載のポリウレタンエラストマーフォームから形成された靴底、ミッドソールまたはインソール。
項16.
ポリウレタンエラストマーフォームを形成する方法であって、
1900〜2100の重量平均分子量(MWw)および約53〜約60のヒドロキシル価を有する85〜92wt%のポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMEG)、ならびに4〜10wt%のモノエチレングリコールからなるグリコール混合物と;
少なくとも1種の発泡剤と;
少なくとも1種の触媒と;
少なくとも1種の界面活性剤とを含むポリオール配合物を提供することであって、
前記ポリオール配合物のwt%値は、前記ポリオール配合物の総重量を基準とし、少なくとも1種の前記発泡剤、少なくとも1種の前記触媒および少なくとも1種の前記界面活性剤は、一緒になって前記ポリオール配合物部分のwt%を100wt%とする、ポリオール配合物を提供することと;
65℃の温度で混合物を提供することであって、前記混合物は、
少なくとも90wt%の4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートを有する55〜70wt%のイソシアネートブレンドと;
30〜45wt%の前記PTMEGと;
26〜29のヒドロキシル価を有する1〜3wt%のエチレンオキシド/プロピレンオキシドジオールとを有する、混合物を提供することと;
前記混合物を85℃の温度に加熱することと;
前記混合物を85℃で2時間混合することと;
2時間混合した後、前記混合物を70℃に冷却することと;
3〜5wt%のウレトンイミン変性メチレンジフェニルジイソシアネートを前記混合物と混合し、前記イソシアネートプレポリマーの総重量を基準として16〜21wt%のイソシアネート含有量を有するイソシアネートプレポリマーを形成することと;
60〜50wt%の前記ポリオール配合物および40〜50wt%の前記イソシアネートプレポリマーを混合して、反応混合物を形成することであって、wt%は、前記混合物の総重量を基準とし;
前記反応混合物を反応させて、ポリウレタンエラストマーフォームを形成することとを含むポリウレタンエラストマーフォームを形成する方法。
項17.
3〜5wt%のウレトンイミン変性メチレンジフェニルジイソシアネートを前記混合物と混合して、前記イソシアネートプレポリマーの総重量を基準として18〜20wt%のイソシアネート含有量を有するイソシアネートプレポリマーを形成する、項16に記載の方法。
項18.
前記反応混合物を反応させて前記ポリウレタンエラストマーフォームを形成することが、60〜85℃の金型温度で行われる、項16または17に記載の方法。
本願発明には以下の態様が含まれる。
項1.
DIN53420に従って測定された100〜500g/Lの密度およびDIN53505に従って測定された40〜55のショアA硬度を有するポリウレタンエラストマーフォームであって、
前記ポリウレタンエラストマーフォームは、60〜50重量パーセント(wt%)のポリオール配合物および40〜50wt%のイソシアネートプレポリマーを含む混合物を反応させることにより形成され、wt%は、前記混合物の総重量を基準とし;
前記ポリオール配合物は、
1900〜2100の重量平均分子量(MWw)および約53〜約60のヒドロキシル価を有する85〜92wt%のポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMEG)、ならびに4〜10wt%のモノエチレングリコールからなる、グリコール混合物と;
少なくとも1種の発泡剤と;
少なくとも1種の触媒と;
少なくとも1種の界面活性剤とを含み、
前記ポリオール配合物のwt%値は、前記ポリオール配合物の総重量を基準とし、少なくとも1種の前記発泡剤、少なくとも1種の前記触媒および少なくとも1種の前記界面活性剤をまとめて、前記ポリオール配合物のwt%を100wt%にし;
前記イソシアネートプレポリマーは、
少なくとも90wt%の4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートを有する55〜70wt%のイソシアネートブレンドと;
30〜45wt%の前記PTMEGとを含み、前記イソシアネートプレポリマーは、前記イソシアネートプレポリマーの総重量を基準として16〜21wt%のイソシアネート含有量を有し、前記ポリウレタンエラストマーフォームは、10mm厚の試験プレート上でASTM D3574に従って測定された少なくとも50%のボール反発性を有する、
ポリウレタンエラストマーフォーム。
項2.
前記ポリオール配合物が、6〜8wt%のモノエチレングリコールを含む、項1に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項3.
前記ポリオール配合物が、88〜91wt%の前記PTMEGを含む、項1または2に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項4.
前記ポリオール配合物が、7wt%の前記モノエチレングリコールおよび0.7wt%の前記少なくとも1種の発泡剤を含む、項3に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項5.
前記ポリオール配合物が、7.7wt%の前記モノエチレングリコールおよび0.75wt%の前記少なくとも1種の発泡剤を含む、項3に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項6.
前記イソシアネートブレンドが、94〜99wt%の4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートおよび6〜1wt%の2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートを含む、項1〜5のいずれか一項に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項7.
前記イソシアネートブレンドが、97〜98wt%の4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートおよび3〜2wt%の2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートを含む、項1〜5のいずれか一項に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項8.
前記混合物の前記イソシアネートプレポリマーが、26〜29のヒドロキシル価を有する1〜3wt%のエチレンオキシド/プロピレンオキシドジオールと;3〜5wt%のウレトンイミン変性メチレンジフェニルジイソシアネートとをさらに含む、項1〜7のいずれか一項に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項9.
前記混合物の前記イソシアネートプレポリマーが、2wt%の前記エチレンオキシド/プロピレンオキシドジオールと;4wt%の前記ウレトンイミン変性メチレンジフェニルジイソシアネートとを含む、項8に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項10.
前記ポリウレタンエラストマーフォームが、10mm厚の試験プレート上でASTM D3574に従って測定された55%〜65%のボール反発性を有する、項1〜9のいずれか一項に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項11.
前記発泡剤が、水である、項1〜10のいずれか一項に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項12.
前記ポリウレタンエラストマーフォームが、DeMattia機器を使用して、Texonおよびカットにより23℃でDIN53543に従って測定した少なくとも30,000サイクルの屈曲疲労を有する、項1〜11のいずれか一項に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項13.
前記イソシアネートプレポリマーが、ジフェニルメタンジイソシアネートに基づく第2のイソシアネートプレポリマーと、前記第2のイソシアネートプレポリマーの総重量を基準として17.9wt%から18.9wt%の平均NCO含有量を有するポリエーテルジオールおよびポリエーテルトリオールとをさらに含む、項1〜12のいずれか一項に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項14.
前記イソシアネートプレポリマーが、前記イソシアネートプレポリマーの総重量を基準として18〜20wt%のイソシアネート含有量を有する、項1〜13のいずれか一項に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
項15.
項1〜14のいずれか一項に記載のポリウレタンエラストマーフォームから形成された靴底、ミッドソールまたはインソール。
項16.
ポリウレタンエラストマーフォームを形成する方法であって、
1900〜2100の重量平均分子量(MWw)および約53〜約60のヒドロキシル価を有する85〜92wt%のポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMEG)、ならびに4〜10wt%のモノエチレングリコールからなるグリコール混合物と;
少なくとも1種の発泡剤と;
少なくとも1種の触媒と;
少なくとも1種の界面活性剤とを含むポリオール配合物を提供することであって、
前記ポリオール配合物のwt%値は、前記ポリオール配合物の総重量を基準とし、少なくとも1種の前記発泡剤、少なくとも1種の前記触媒および少なくとも1種の前記界面活性剤は、一緒になって前記ポリオール配合物部分のwt%を100wt%とする、ポリオール配合物を提供することと;
65℃の温度で混合物を提供することであって、前記混合物は、
少なくとも90wt%の4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートを有する55〜70wt%のイソシアネートブレンドと;
30〜45wt%の前記PTMEGと;
26〜29のヒドロキシル価を有する1〜3wt%のエチレンオキシド/プロピレンオキシドジオールとを有する、混合物を提供することと;
前記混合物を85℃の温度に加熱することと;
前記混合物を85℃で2時間混合することと;
2時間混合した後、前記混合物を70℃に冷却することと;
3〜5wt%のウレトンイミン変性メチレンジフェニルジイソシアネートを前記混合物と混合し、前記イソシアネートプレポリマーの総重量を基準として16〜21wt%のイソシアネート含有量を有するイソシアネートプレポリマーを形成することと;
60〜50wt%の前記ポリオール配合物および40〜50wt%の前記イソシアネートプレポリマーを混合して、反応混合物を形成することであって、wt%は、前記混合物の総重量を基準とし;
前記反応混合物を反応させて、ポリウレタンエラストマーフォームを形成することとを含むポリウレタンエラストマーフォームを形成する方法。
項17.
3〜5wt%のウレトンイミン変性メチレンジフェニルジイソシアネートを前記混合物と混合して、前記イソシアネートプレポリマーの総重量を基準として18〜20wt%のイソシアネート含有量を有するイソシアネートプレポリマーを形成する、項16に記載の方法。
項18.
前記反応混合物を反応させて前記ポリウレタンエラストマーフォームを形成することが、60〜85℃の金型温度で行われる、項16または17に記載の方法。
Claims (10)
- DIN53420に従って測定された100〜500g/Lの密度およびDIN53505に従って測定された40〜55のショアA硬度を有するポリウレタンエラストマーフォームであって、
前記ポリウレタンエラストマーフォームは、60〜50重量パーセント(wt%)のポリオール配合物および40〜50wt%のイソシアネートプレポリマーを含む混合物を反応させることにより形成され、wt%は、前記混合物の総重量を基準とし;
前記ポリオール配合物は、
1900〜2100の重量平均分子量(MWw)および約53〜約60のヒドロキシル価を有する85〜92wt%のポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMEG)、ならびに4〜10wt%のモノエチレングリコールからなる、グリコール混合物と;
少なくとも1種の発泡剤と;
少なくとも1種の触媒と;
少なくとも1種の界面活性剤とを含み、
前記ポリオール配合物のwt%値は、前記ポリオール配合物の総重量を基準とし、少なくとも1種の前記発泡剤、少なくとも1種の前記触媒および少なくとも1種の前記界面活性剤は、一緒になって前記ポリオール配合物のwt%を100wt%とし;
前記イソシアネートプレポリマーは、
少なくとも90wt%の4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートを有する55〜70wt%のイソシアネートブレンドと;
30〜45wt%の前記PTMEGとを含み、前記イソシアネートプレポリマーは、前記イソシアネートプレポリマーの総重量を基準として16〜21wt%のイソシアネート含有量を有し、前記ポリウレタンエラストマーフォームは、10mm厚の試験プレート上でASTM D3574に従って測定された少なくとも50%のボール反発性を有する、
ポリウレタンエラストマーフォーム。 - 前記ポリオール配合物が、6〜8wt%のモノエチレングリコールを含む;または
前記ポリオール配合物が、88〜91wt%の前記PTMEGを含む、請求項1に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。 - 前記ポリオール配合物が、7wt%の前記モノエチレングリコールおよび0.7wt%の少なくとも1種の前記発泡剤を含む;または
前記ポリオール配合物が、7.7wt%の前記モノエチレングリコールおよび0.75wt%の少なくとも1種の前記発泡剤を含む、請求項2に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。 - 前記イソシアネートブレンドが、94〜99wt%の4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートおよび6〜1wt%の2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートを含む;または
前記イソシアネートブレンドが、97〜98wt%の4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートおよび3〜2wt%の2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートを含む;または
前記混合物の前記イソシアネートプレポリマーが、26〜29のヒドロキシル価を有する1〜3wt%のエチレンオキシド/プロピレンオキシドジオールと;3〜5wt%のウレトンイミン変性メチレンジフェニルジイソシアネートとをさらに含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。 - 前記混合物の前記イソシアネートプレポリマーが、2wt%の前記エチレンオキシド/プロピレンオキシドジオールと;4wt%の前記ウレトンイミン変性メチレンジフェニルジイソシアネートとを含む、請求項4に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。
- 前記ポリウレタンエラストマーフォームが、10mm厚の試験プレート上でASTM D3574に従って測定された55%〜65%のボール反発性を有する;または
前記発泡剤が、水である;または
前記ポリウレタンエラストマーフォームが、DeMattia機器を使用して、Texonおよびカットにより23℃でDIN53543に従って測定した少なくとも30,000サイクルの屈曲疲労を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。 - 前記イソシアネートプレポリマーが、ジフェニルメタンジイソシアネートに基づく第2のイソシアネートプレポリマーと、前記第2のイソシアネートプレポリマーの総重量を基準として17.9wt%から18.9wt%の平均NCO含有量を有するポリエーテルジオールおよびポリエーテルトリオールとをさらに含む;または
前記イソシアネートプレポリマーが、前記イソシアネートプレポリマーの総重量を基準として18〜20wt%のイソシアネート含有量を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載のポリウレタンエラストマーフォーム。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載のポリウレタンエラストマーフォームから形成された靴底、ミッドソールまたはインソール。
- ポリウレタンエラストマーフォームを形成する方法であって、
1900〜2100の重量平均分子量(MWw)および約53〜約60のヒドロキシル価を有する85〜92wt%のポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMEG)、ならびに4〜10wt%のモノエチレングリコールからなるグリコール混合物と;
少なくとも1種の発泡剤と;
少なくとも1種の触媒と;
少なくとも1種の界面活性剤とを含むポリオール配合物を提供することであって、
前記ポリオール配合物のwt%値は、前記ポリオール配合物の総重量を基準とし、少なくとも1種の前記発泡剤、少なくとも1種の前記触媒および少なくとも1種の前記界面活性剤は、一緒になって前記ポリオール配合物部分のwt%を100wt%とする、ポリオール配合物を提供することと;
65℃の温度で混合物を提供することであって、前記混合物は、
少なくとも90wt%の4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートを有する55〜70wt%のイソシアネートブレンドと;
30〜45wt%の前記PTMEGと;
26〜29のヒドロキシル価を有する1〜3wt%のエチレンオキシド/プロピレンオキシドジオールとを有する、混合物を提供することと;
前記混合物を85℃の温度に加熱することと;
前記混合物を85℃で2時間混合することと;
2時間混合した後、前記混合物を70℃に冷却することと;
3〜5wt%のウレトンイミン変性メチレンジフェニルジイソシアネートを前記混合物と混合し、イソシアネートプレポリマーの総重量を基準として16〜21wt%のイソシアネート含有量を有する前記イソシアネートプレポリマーを形成することと;
60〜50wt%の前記ポリオール配合物および40〜50wt%の前記イソシアネートプレポリマーを混合して、反応混合物を形成することであって、wt%は、前記混合物の総重量を基準とし;
前記反応混合物を反応させて、ポリウレタンエラストマーフォームを形成することとを含むポリウレタンエラストマーフォームを形成する方法。 - 3〜5wt%のウレトンイミン変性メチレンジフェニルジイソシアネートを前記混合物と混合して、前記イソシアネートプレポリマーの総重量を基準として18〜20wt%のイソシアネート含有量を有するイソシアネートプレポリマーを形成する;または
前記反応混合物を反応させて前記ポリウレタンエラストマーフォームを形成することが、60〜85℃の金型温度で行われる、
請求項9に記載の方法。
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